JP2002105923A - 魚巣兼用鋼製護岸構造物 - Google Patents
魚巣兼用鋼製護岸構造物Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば洪水時に魚類の待避空間となって魚類
を保護できる魚巣兼用鋼製護岸構造物を提供する。 【解決手段】 前後の柱材21、22、上下の奥行梁材
23、24、上下の前部梁材、上下の後部梁材、斜め材
33、スクリーン材等の鋼材を連結して構成した鋼製立
体枠12の内部に石13を充填した後部の石詰め構造部
14と、前記石詰め構造部14の前面に連接された鋼製
枠組みの魚巣用中空構造部15とを備えるとともに、前
記魚巣用中空構造部15の前面部を、流下する石礫を遮
るが魚類が通過可能な隙間16aを持つスクリーン16
とする。43は魚巣部柱材、15は間隔材である。洪水
・土石流発生時に、水とともに土石礫も流下してきて
も、魚巣用中空構造部15の前面のスクリーン16が石
礫の侵入を遮断し、一方、魚類はスクリーン16の隙間
16aから魚巣用中空構造部15の安全な内部空間Sに
逃げ込めるので、石礫で傷付くことを防止でき、魚類を
有効に保護できる。
を保護できる魚巣兼用鋼製護岸構造物を提供する。 【解決手段】 前後の柱材21、22、上下の奥行梁材
23、24、上下の前部梁材、上下の後部梁材、斜め材
33、スクリーン材等の鋼材を連結して構成した鋼製立
体枠12の内部に石13を充填した後部の石詰め構造部
14と、前記石詰め構造部14の前面に連接された鋼製
枠組みの魚巣用中空構造部15とを備えるとともに、前
記魚巣用中空構造部15の前面部を、流下する石礫を遮
るが魚類が通過可能な隙間16aを持つスクリーン16
とする。43は魚巣部柱材、15は間隔材である。洪水
・土石流発生時に、水とともに土石礫も流下してきて
も、魚巣用中空構造部15の前面のスクリーン16が石
礫の侵入を遮断し、一方、魚類はスクリーン16の隙間
16aから魚巣用中空構造部15の安全な内部空間Sに
逃げ込めるので、石礫で傷付くことを防止でき、魚類を
有効に保護できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、川岸等に沿って
護岸として連続的に設置される魚巣兼用鋼製護岸構造物
に関し、特に、洪水や土石流の発生時に魚類の待避空間
となって魚類を保護することのできる魚巣兼用鋼製護岸
構造物に関する。
護岸として連続的に設置される魚巣兼用鋼製護岸構造物
に関し、特に、洪水や土石流の発生時に魚類の待避空間
となって魚類を保護することのできる魚巣兼用鋼製護岸
構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】河川等の護岸は、コンクリートブロック
を配置したり、コンクリートパネルを敷設したり、場所
打ちコンクリートを打設したりして構成するのが一般的
であるが、水生生物にとって良好な棲息環境にする目的
等から、金網の籠の内部に石を詰めた石詰め構造物を配
置することも行われている。図6にこの種の石詰め構造
物の一例(実開平7−31946号参照)を示す。この
例では、前面部を単なる金網でなく、図7に正面図を示
すように空隙部(通孔)1aのある板状コンクリート版
(図示例のものは擬木からなる)1で構成し、この板状
コンクリート版1と下部金網2と背面金網3と補強のブ
レース4とで構成した空間に石5を詰め(なお図示例で
は最上段は土砂6)、この単位構造体を組積している。
この石詰め構造物では、内部の石5が十分大きい場合、
魚類が板状コンクリート版1の空隙部1aを通って内部
の石5の隙間に出入れできるので、この石詰め部が魚巣
となるとされる。
を配置したり、コンクリートパネルを敷設したり、場所
打ちコンクリートを打設したりして構成するのが一般的
であるが、水生生物にとって良好な棲息環境にする目的
等から、金網の籠の内部に石を詰めた石詰め構造物を配
置することも行われている。図6にこの種の石詰め構造
物の一例(実開平7−31946号参照)を示す。この
例では、前面部を単なる金網でなく、図7に正面図を示
すように空隙部(通孔)1aのある板状コンクリート版
(図示例のものは擬木からなる)1で構成し、この板状
コンクリート版1と下部金網2と背面金網3と補強のブ
レース4とで構成した空間に石5を詰め(なお図示例で
は最上段は土砂6)、この単位構造体を組積している。
この石詰め構造物では、内部の石5が十分大きい場合、
魚類が板状コンクリート版1の空隙部1aを通って内部
の石5の隙間に出入れできるので、この石詰め部が魚巣
となるとされる。
【0003】また、図示は省略するが、空隙部(通孔)
を形成した擬石パネル(表面を石垣風にしたコンクリー
トパネル)を前面部に持つ中空のコンクリート枠体の内
部に石を詰めたコンクリートブロックを設置したり(特
開平9−195247号参照)、鋼材を連結して構成し
た鋼製立体枠の内部に石を充填した鋼製の石詰構造物を
配置することも行なわれている。
を形成した擬石パネル(表面を石垣風にしたコンクリー
トパネル)を前面部に持つ中空のコンクリート枠体の内
部に石を詰めたコンクリートブロックを設置したり(特
開平9−195247号参照)、鋼材を連結して構成し
た鋼製立体枠の内部に石を充填した鋼製の石詰構造物を
配置することも行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば河川
で洪水や土石流が発生すると、中上流域では、水ととも
に土石礫が流下してきて、この流下してくる石礫が、棲
息する魚類を傷つける恐れがあるが、上記従来の各石詰
め構造物では、このような場合の魚類の保護は考慮され
ていない。内部の石の隙間が待避場所になり得るとも言
えるが、石の隙間程度では小さ過ぎて、実際上有効な待
避場所にはならない。また、図6の石詰め構造物や前述
のコンクリートブロックにおける前面部の空隙部(1
a)も、やはり空間として小さ過ぎて、魚類の待避場所
として有効でない。
で洪水や土石流が発生すると、中上流域では、水ととも
に土石礫が流下してきて、この流下してくる石礫が、棲
息する魚類を傷つける恐れがあるが、上記従来の各石詰
め構造物では、このような場合の魚類の保護は考慮され
ていない。内部の石の隙間が待避場所になり得るとも言
えるが、石の隙間程度では小さ過ぎて、実際上有効な待
避場所にはならない。また、図6の石詰め構造物や前述
のコンクリートブロックにおける前面部の空隙部(1
a)も、やはり空間として小さ過ぎて、魚類の待避場所
として有効でない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、主として河川で洪水・土石流等が発生した時に、棲
息する魚類を有効に保護することのできる魚巣兼用鋼製
護岸構造物を提供することを目的とする。
で、主として河川で洪水・土石流等が発生した時に、棲
息する魚類を有効に保護することのできる魚巣兼用鋼製
護岸構造物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、岸に沿って護岸として連続的に設置される魚巣兼
用鋼製護岸構造物であって、鋼材を連結して構成した鋼
製立体枠の内部に石を充填した後部の石詰め構造部と、
前記石詰め構造部の前面に連接された鋼製枠組みの魚巣
用中空構造部とを備えるとともに、前記魚巣用中空構造
部の前面部を、魚類が通過可能な隙間を持つスクリーン
としたことを特徴とする。
明は、岸に沿って護岸として連続的に設置される魚巣兼
用鋼製護岸構造物であって、鋼材を連結して構成した鋼
製立体枠の内部に石を充填した後部の石詰め構造部と、
前記石詰め構造部の前面に連接された鋼製枠組みの魚巣
用中空構造部とを備えるとともに、前記魚巣用中空構造
部の前面部を、魚類が通過可能な隙間を持つスクリーン
としたことを特徴とする。
【0007】請求項2は、請求項1の魚巣兼用鋼製護岸
構造物におけるスクリーンを、複数の棒状のスクリーン
材を上下に間隔をあけて略水平に取り付けて構成したこ
とを特徴とする。
構造物におけるスクリーンを、複数の棒状のスクリーン
材を上下に間隔をあけて略水平に取り付けて構成したこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3は、請求項2の魚巣兼用鋼製護岸
構造物におけるスクリーン材が丸パイプであることを特
徴とする。
構造物におけるスクリーン材が丸パイプであることを特
徴とする。
【0009】請求項4は、請求項1の魚巣兼用鋼製護岸
構造物における鋼製立体枠が、岸に沿ってそれぞれ複数
立設される前後の柱材と、前後の柱材間をそれぞれ上下
部で連結する上下の奥行梁材と、前部の柱材間をそれぞ
れ上下部で連結する上下の前部梁材と、後部の柱材間を
それぞれ上下部で連結する上下の後部梁材と、これら柱
材および梁材からなる枠体の前面および後面に取り付け
られるスクリーン材とを備えたことを特徴とする。
構造物における鋼製立体枠が、岸に沿ってそれぞれ複数
立設される前後の柱材と、前後の柱材間をそれぞれ上下
部で連結する上下の奥行梁材と、前部の柱材間をそれぞ
れ上下部で連結する上下の前部梁材と、後部の柱材間を
それぞれ上下部で連結する上下の後部梁材と、これら柱
材および梁材からなる枠体の前面および後面に取り付け
られるスクリーン材とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項5は、請求項1または4の魚巣兼用
鋼製護岸構造物における魚巣用中空構造部が、石詰め構
造部の前部の各柱材の少なくとも上下部からそれぞれ前
方に延出する間隔材と、この間隔材の前端に取り付けら
れて、石詰め構造部前面から一定の間隙をもって立設さ
れた魚巣部柱材と、この魚巣部柱材間に取り付けられた
複数のスクリーン材とを備えたことを特徴とする。
鋼製護岸構造物における魚巣用中空構造部が、石詰め構
造部の前部の各柱材の少なくとも上下部からそれぞれ前
方に延出する間隔材と、この間隔材の前端に取り付けら
れて、石詰め構造部前面から一定の間隙をもって立設さ
れた魚巣部柱材と、この魚巣部柱材間に取り付けられた
複数のスクリーン材とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項6は、請求項5の魚巣兼用鋼製護岸
構造物において、石詰め構造部の上下部の奥行梁材と、
魚巣用中空構造部の上下部の間隔材とを一体部材で構成
したことを特徴とする。
構造物において、石詰め構造部の上下部の奥行梁材と、
魚巣用中空構造部の上下部の間隔材とを一体部材で構成
したことを特徴とする。
【0012】請求項7は、請求項1の魚巣兼用鋼製護岸
構造物において、石詰め構造部の前部に、魚巣用中空構
造部の内部空間の流れを淀ませるための障害物を設けた
ことを特徴とする。
構造物において、石詰め構造部の前部に、魚巣用中空構
造部の内部空間の流れを淀ませるための障害物を設けた
ことを特徴とする。
【0013】請求項8は、請求項7の魚巣兼用鋼製護岸
構造物における障害物として、複数の魚巣用中空構造部
のうちの一部の魚巣用中空構造部に代えて、鋼製立体枠
の内部に石を詰めた前部石詰部を設けたことを特徴とす
る。
構造物における障害物として、複数の魚巣用中空構造部
のうちの一部の魚巣用中空構造部に代えて、鋼製立体枠
の内部に石を詰めた前部石詰部を設けたことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
の魚巣兼用鋼製護岸構造物11の模式的な斜視図、図2
は図1のA−A断面図、図3は図1の魚巣兼用鋼製護岸
構造物11の一ユニット部分について、石を除いた鋼製
構造部分のみを示した拡大図である。これらの図に示す
ように、この魚巣兼用鋼製護岸構造物11は、例えば、
河川の岸に沿って護岸として連続的に設置されるもの
で、鋼材を連結して構成した鋼製立体枠12の内部に石
13を充填した後部の石詰め構造部14と、前記石詰め
構造部14の前面に連接された鋼製枠組みの魚巣用中空
構造部15とを備えるとともに、前記魚巣用中空構造部
15の前面部を、魚類が通過可能な隙間16aを持つス
クリーン16とした構成である。この魚巣兼用鋼製護岸
構造物11の高さは、設置箇所の水深に応じて適宜設定
する。
〜図5を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
の魚巣兼用鋼製護岸構造物11の模式的な斜視図、図2
は図1のA−A断面図、図3は図1の魚巣兼用鋼製護岸
構造物11の一ユニット部分について、石を除いた鋼製
構造部分のみを示した拡大図である。これらの図に示す
ように、この魚巣兼用鋼製護岸構造物11は、例えば、
河川の岸に沿って護岸として連続的に設置されるもの
で、鋼材を連結して構成した鋼製立体枠12の内部に石
13を充填した後部の石詰め構造部14と、前記石詰め
構造部14の前面に連接された鋼製枠組みの魚巣用中空
構造部15とを備えるとともに、前記魚巣用中空構造部
15の前面部を、魚類が通過可能な隙間16aを持つス
クリーン16とした構成である。この魚巣兼用鋼製護岸
構造物11の高さは、設置箇所の水深に応じて適宜設定
する。
【0015】前記魚巣兼用鋼製護岸構造物11における
石13を除いた鋼製構造部分の詳細を図3に示す。前記
石詰め構造部14の鋼製立体枠12は、岸に沿ってそれ
ぞれ複数立設される前後の柱材21、22と、前後の柱
材21、22間をそれぞれ上下部で連結する上下の奥行
梁材23、24と、前部の柱材21間をそれぞれ上下部
で連結する上下の前部梁材25、26と、後部の柱材2
2間をそれぞれ上下部で連結する上下の後部梁材27、
28と、これら柱材21、22および梁材23、24、
25、26、27、28からなる枠体29の前面および
後面に上下に間隔をあけて水平に取り付けられた複数の
スクリーン材31、32と、補強用の斜め材33とを備
えた構成である。斜め材33は、前後の柱材21、22
と上下の奥行梁材23、24とからなる台形枠の対角線
上に取り付けられる。これらに使用する鋼材の種類は特
に限定されないが、例えば柱材21、22にはH形鋼、
各梁23、24、25、26、27、28やスクリーン
材31、32や斜め材33には溝形鋼ないし山形鋼を用
いるのが好適である。また、底部に複数の底部スクリー
ン材35を間隔をあけて取り付け、石を詰めた後の天面
部に複数の蓋スクリーン材36を間隔をあけて取り付け
る。底部スクリーン材35、蓋スクリーン材36は、例
えばフラットバーを用いるとよい。また、図示は省略す
るが、岸に沿って連続設置される鋼製立体枠12のうち
の最端部のものについては、外側面に例えば溝形鋼等に
よる複数のスクリーン材を間隔をあけて取り付ける。
石13を除いた鋼製構造部分の詳細を図3に示す。前記
石詰め構造部14の鋼製立体枠12は、岸に沿ってそれ
ぞれ複数立設される前後の柱材21、22と、前後の柱
材21、22間をそれぞれ上下部で連結する上下の奥行
梁材23、24と、前部の柱材21間をそれぞれ上下部
で連結する上下の前部梁材25、26と、後部の柱材2
2間をそれぞれ上下部で連結する上下の後部梁材27、
28と、これら柱材21、22および梁材23、24、
25、26、27、28からなる枠体29の前面および
後面に上下に間隔をあけて水平に取り付けられた複数の
スクリーン材31、32と、補強用の斜め材33とを備
えた構成である。斜め材33は、前後の柱材21、22
と上下の奥行梁材23、24とからなる台形枠の対角線
上に取り付けられる。これらに使用する鋼材の種類は特
に限定されないが、例えば柱材21、22にはH形鋼、
各梁23、24、25、26、27、28やスクリーン
材31、32や斜め材33には溝形鋼ないし山形鋼を用
いるのが好適である。また、底部に複数の底部スクリー
ン材35を間隔をあけて取り付け、石を詰めた後の天面
部に複数の蓋スクリーン材36を間隔をあけて取り付け
る。底部スクリーン材35、蓋スクリーン材36は、例
えばフラットバーを用いるとよい。また、図示は省略す
るが、岸に沿って連続設置される鋼製立体枠12のうち
の最端部のものについては、外側面に例えば溝形鋼等に
よる複数のスクリーン材を間隔をあけて取り付ける。
【0016】前記魚巣用中空構造部15は、石詰め構造
部14の前部の各柱材21の上下部からそれぞれ前方に
延出する上下の間隔材41、42と、これら間隔材4
1、42の前端に取り付けられて、石詰め構造部14の
前面から一定の間隙をもって立設された魚巣部柱材43
と、左右の魚巣部柱材43間に上下に間隔(隙間16
a)をあけて水平に取り付けられてスクリーン16を形
成する、例えば丸パイプによる複数のスクリーン材44
とを備えた構成である。なお、魚巣用中空構造部15の
天面部に補強用のブレース47を設けるとよい。
部14の前部の各柱材21の上下部からそれぞれ前方に
延出する上下の間隔材41、42と、これら間隔材4
1、42の前端に取り付けられて、石詰め構造部14の
前面から一定の間隙をもって立設された魚巣部柱材43
と、左右の魚巣部柱材43間に上下に間隔(隙間16
a)をあけて水平に取り付けられてスクリーン16を形
成する、例えば丸パイプによる複数のスクリーン材44
とを備えた構成である。なお、魚巣用中空構造部15の
天面部に補強用のブレース47を設けるとよい。
【0017】この実施形態では、後部の石詰め構造部1
4の前面側をすべて魚巣用中空構造部15とするのでな
く、図1に示すように、一部の魚巣用中空構造部15に
代えて、鋼製立体枠46aの内部に石45を詰めた前部
石詰部46を設けている。この前部石詰部46は、後述
するように、主として魚巣用中空構造部15の内部の流
れを淀ませる障害物として機能するものである。前記前
部石詰部46の鋼製立体枠46aの構造は特に限定され
ないが、魚巣用中空構造部15の鋼製枠組みと同じ構造
でもよいし、後部の石詰め構造部14の鋼製立体枠12
と同様な構造でもよい。
4の前面側をすべて魚巣用中空構造部15とするのでな
く、図1に示すように、一部の魚巣用中空構造部15に
代えて、鋼製立体枠46aの内部に石45を詰めた前部
石詰部46を設けている。この前部石詰部46は、後述
するように、主として魚巣用中空構造部15の内部の流
れを淀ませる障害物として機能するものである。前記前
部石詰部46の鋼製立体枠46aの構造は特に限定され
ないが、魚巣用中空構造部15の鋼製枠組みと同じ構造
でもよいし、後部の石詰め構造部14の鋼製立体枠12
と同様な構造でもよい。
【0018】上記の魚巣兼用鋼製護岸構造物11の作用
について説明する。本来の護岸機能は当然に果たす。河
川で洪水・土石流が発生した場合、特に中上流域では、
水とともに土石礫も流下してきて、この流下してくる石
礫が棲息する魚類を傷つける恐れがある。しかし、この
魚巣兼用鋼製護岸構造物11を施工した河川では、その
前部の魚巣用中空構造部15の前面の水平な複数の丸パ
イプ(スクリーン材44)からなるスクリーン16が、
流下してくる水、土、石礫のうち一定以上の大きさの石
礫の侵入を遮断し、一方、魚類はスクリーン16の隙間
16aを通過できるので、魚類は魚巣用中空構造部15
の安全な内部空間Sに逃げ込んで、傷付くことを回避で
きる。この場合、スクリーン16の隙間16aは十分広
く、魚類は容易に内部に逃げ込める。また、スクリーン
材44として丸パイプを用いているので、出入れする魚
類を傷つけることがない。
について説明する。本来の護岸機能は当然に果たす。河
川で洪水・土石流が発生した場合、特に中上流域では、
水とともに土石礫も流下してきて、この流下してくる石
礫が棲息する魚類を傷つける恐れがある。しかし、この
魚巣兼用鋼製護岸構造物11を施工した河川では、その
前部の魚巣用中空構造部15の前面の水平な複数の丸パ
イプ(スクリーン材44)からなるスクリーン16が、
流下してくる水、土、石礫のうち一定以上の大きさの石
礫の侵入を遮断し、一方、魚類はスクリーン16の隙間
16aを通過できるので、魚類は魚巣用中空構造部15
の安全な内部空間Sに逃げ込んで、傷付くことを回避で
きる。この場合、スクリーン16の隙間16aは十分広
く、魚類は容易に内部に逃げ込める。また、スクリーン
材44として丸パイプを用いているので、出入れする魚
類を傷つけることがない。
【0019】魚巣用中空構造部15の前面の上下のスク
リーン材44間の間隔は、設置箇所の河川状況によって
適宜設定するが、例えば、設置箇所の上流側の河床の石
礫の平均径に等しい隙間16aが形成されるように設定
すると適切である。また、魚巣用中空構造部15の前面
のスクリーン16は棒状のスクリーン材44を水平に配
置して構成しているので、魚巣用中空構造部15の内部
空間に侵入した石礫は、水の流れにより内部空間の下流
で容易に外部に排出される。したがって、内部空間に石
礫が堆積して埋まってしまう恐れはなく、長期にわたっ
て魚類の避難空間を確保できる。
リーン材44間の間隔は、設置箇所の河川状況によって
適宜設定するが、例えば、設置箇所の上流側の河床の石
礫の平均径に等しい隙間16aが形成されるように設定
すると適切である。また、魚巣用中空構造部15の前面
のスクリーン16は棒状のスクリーン材44を水平に配
置して構成しているので、魚巣用中空構造部15の内部
空間に侵入した石礫は、水の流れにより内部空間の下流
で容易に外部に排出される。したがって、内部空間に石
礫が堆積して埋まってしまう恐れはなく、長期にわたっ
て魚類の避難空間を確保できる。
【0020】後部の石詰め構造部14の前部の、一部の
魚巣用中空構造部15に代えて設置された前部石詰部4
6は、その下流側の魚巣用中空構造部15の内部の流れ
を淀ませる障害物として機能して、水溜り部を形成し、
魚巣用中空構造部15の内部空間Sが魚類にとって好ま
しい待避空間となる。なお、魚巣用中空構造部15と前
部石詰部46との配列は、交互でもよいし、あるいは、
適宜の間隔毎に配列させてもよい。
魚巣用中空構造部15に代えて設置された前部石詰部4
6は、その下流側の魚巣用中空構造部15の内部の流れ
を淀ませる障害物として機能して、水溜り部を形成し、
魚巣用中空構造部15の内部空間Sが魚類にとって好ま
しい待避空間となる。なお、魚巣用中空構造部15と前
部石詰部46との配列は、交互でもよいし、あるいは、
適宜の間隔毎に配列させてもよい。
【0021】上述の実施形態では魚巣用中空構造部15
の上下の間隔材41、42と後部の石詰め構造部14の
上下の奥行梁材23、24とそれぞれ別部材で構成した
が、図4に示すように、両者に共通の一体部材51、5
2で構成してもよい。この場合、一体部材51、52の
前部が間隔材部41’、42’となり後部が奥行梁材部
23’、24’となる。
の上下の間隔材41、42と後部の石詰め構造部14の
上下の奥行梁材23、24とそれぞれ別部材で構成した
が、図4に示すように、両者に共通の一体部材51、5
2で構成してもよい。この場合、一体部材51、52の
前部が間隔材部41’、42’となり後部が奥行梁材部
23’、24’となる。
【0022】また、図5に示すように、魚巣用中空構造
部15の間隔材として、上下部の間隔材41、42だけ
でなく、中間部にも間隔材48を設けてもよい。
部15の間隔材として、上下部の間隔材41、42だけ
でなく、中間部にも間隔材48を設けてもよい。
【0023】また、実施形態では、石詰め構造部14の
前部の一部に前部石詰部46を設置して、これを魚巣用
中空構造部15の内部空間Sに淀みをつくるための障害
物としたが、淀みを作るための障害物はこの構造に限ら
ず、種々考えられる。また、前面にスクリーン16を持
つ鋼製枠組みである魚巣用中空構造部15自体も若干は
流速を緩和する作用をするので、必ずしも前部石詰部4
6等の障害物を別途設けるものに限定されない。
前部の一部に前部石詰部46を設置して、これを魚巣用
中空構造部15の内部空間Sに淀みをつくるための障害
物としたが、淀みを作るための障害物はこの構造に限ら
ず、種々考えられる。また、前面にスクリーン16を持
つ鋼製枠組みである魚巣用中空構造部15自体も若干は
流速を緩和する作用をするので、必ずしも前部石詰部4
6等の障害物を別途設けるものに限定されない。
【0024】また、本発明における石詰め構造部14の
鋼製立体枠12の構造は、実施形態のものに限らず、種
々設計変更可能である。要するに、鋼材を連結して、内
部に詰めた石を保持できるように構成した鋼製立体枠で
あればよい。また、魚巣用中空構造部15の鋼製枠組み
も、実施形態のものに限らず、種々設計変更可能であ
る。要するに、魚類が通過可能な隙間を持つスクリーン
を前面に備えた鋼製枠組みであればよい。
鋼製立体枠12の構造は、実施形態のものに限らず、種
々設計変更可能である。要するに、鋼材を連結して、内
部に詰めた石を保持できるように構成した鋼製立体枠で
あればよい。また、魚巣用中空構造部15の鋼製枠組み
も、実施形態のものに限らず、種々設計変更可能であ
る。要するに、魚類が通過可能な隙間を持つスクリーン
を前面に備えた鋼製枠組みであればよい。
【0025】また、本発明の魚巣兼用鋼製護岸構造物
は、上述した河川の岸に限らず、海や湖の岸の護岸構造
物として施工する場合にも適用できる。
は、上述した河川の岸に限らず、海や湖の岸の護岸構造
物として施工する場合にも適用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、洪水・土石流発生時
に、水とともに土石礫も流下してきても、魚巣用中空構
造部の前面のスクリーンが一定以上の大きさの石礫の侵
入を遮断し、一方、魚類はスクリーンの隙間から魚巣用
中空構造部の安全な内部に逃げ込めるので、魚類が石礫
で傷付くことを防止でき、魚類の保護が図られる。この
場合、鋼製枠組みである魚巣用中空構造部の前面のスク
リーンに、魚が通過し得る十分広い隙間を設けることは
容易であり、かつ、内部に十分大きな待避空間を確保で
きるので、洪水・土石流時の魚類の保護が有効に図られ
る。
に、水とともに土石礫も流下してきても、魚巣用中空構
造部の前面のスクリーンが一定以上の大きさの石礫の侵
入を遮断し、一方、魚類はスクリーンの隙間から魚巣用
中空構造部の安全な内部に逃げ込めるので、魚類が石礫
で傷付くことを防止でき、魚類の保護が図られる。この
場合、鋼製枠組みである魚巣用中空構造部の前面のスク
リーンに、魚が通過し得る十分広い隙間を設けることは
容易であり、かつ、内部に十分大きな待避空間を確保で
きるので、洪水・土石流時の魚類の保護が有効に図られ
る。
【0027】請求項2によれば、構成魚巣用中空構造部
の前面のスクリーンを、複数の棒状のスクリーン材を水
平に配置して構成しているので、小さな石礫が内部空間
に侵入しても、下流で容易に外部に排出することがで
き、内部空間に石礫が堆積して埋まってしまう恐れはな
く、長期にわたって魚類の避難空間を確保できる。
の前面のスクリーンを、複数の棒状のスクリーン材を水
平に配置して構成しているので、小さな石礫が内部空間
に侵入しても、下流で容易に外部に排出することがで
き、内部空間に石礫が堆積して埋まってしまう恐れはな
く、長期にわたって魚類の避難空間を確保できる。
【0028】請求項3によれば、スクリーン材が丸パイ
プなので、出入れする魚類を傷つけることがない。
プなので、出入れする魚類を傷つけることがない。
【0029】請求項4のような鋼製立体枠を用いて後部
の石詰め構造部を構成するものでは、あるいは請求項5
のように魚巣用中空構造部を構成するもでは、施工現場
に個々の部材の状態で搬入できるので、材料運搬が容易
であり、また、現場で組み立てることができかつその組
み立ても極めて容易なので、魚巣兼用鋼製護岸構造物を
能率的にかつ安価に施工できる。
の石詰め構造部を構成するものでは、あるいは請求項5
のように魚巣用中空構造部を構成するもでは、施工現場
に個々の部材の状態で搬入できるので、材料運搬が容易
であり、また、現場で組み立てることができかつその組
み立ても極めて容易なので、魚巣兼用鋼製護岸構造物を
能率的にかつ安価に施工できる。
【0030】請求項7のように石詰め構造部の前部に、
魚巣用中空構造部の内部空間の流れを淀ませるための障
害物を設けると、魚類にとって魚巣用中空構造部の内部
空間がさらに良好な待避場所となる。
魚巣用中空構造部の内部空間の流れを淀ませるための障
害物を設けると、魚類にとって魚巣用中空構造部の内部
空間がさらに良好な待避場所となる。
【0031】請求項8のように、鋼製立体枠の内部に石
を詰めた前部石詰部を障害物として設けた場合、内部空
間の流れを淀ませる効果が十分高く、待避空間として良
好な上、洪水が引いた通常の状態でも、魚巣用中空構造
部の内部空間が魚類にとって良好な棲息環境となる。
を詰めた前部石詰部を障害物として設けた場合、内部空
間の流れを淀ませる効果が十分高く、待避空間として良
好な上、洪水が引いた通常の状態でも、魚巣用中空構造
部の内部空間が魚類にとって良好な棲息環境となる。
【図1】本発明の一実施形態の魚巣兼用鋼製護岸構造物
の模式的な斜視図である。
の模式的な斜視図である。
【図2】図1の魚巣兼用鋼製護岸構造物のA−A断面図
である。
である。
【図3】図1の魚巣兼用鋼製護岸構造物の一ユニット部
分について、石を除いた鋼製構造部分のみを示した拡大
図である。
分について、石を除いた鋼製構造部分のみを示した拡大
図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す魚巣兼用鋼製護岸
構造物の断面図であり、図2に対応する図である。
構造物の断面図であり、図2に対応する図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態を示す魚巣兼用鋼
製護岸構造物の断面図であり、図2に対応する図であ
る。
製護岸構造物の断面図であり、図2に対応する図であ
る。
【図6】従来の魚巣兼用鋼製護岸構造物の断面図であ
る。
る。
【図7】図6における前面のコンクリート版の正面図で
ある。
ある。
11 魚巣兼用鋼製護岸構造物 12 鋼製立体枠 13 石 14 石詰め構造部 15 魚巣用中空構造部 16 スクリーン 16a 隙間 21、22 柱材 23、24 奥行梁材 25、26 前部梁材 27、28 後部梁材 29 枠体 31、32 (石詰め構造部の前後面の)スクリーン材 33 斜め材 35 底部スクリーン材 36 蓋スクリーン材 41、42 (上下部の)間隔材 43 魚巣部柱材 44 (魚巣用中空構造部前面の)スクリーン材 45 (前部石詰部の)石 46 前部石詰部 46a (前部石詰部の)鋼製立体枠 47 ブレース 48 (中間の)間隔材 51、52 一体部材
Claims (8)
- 【請求項1】 岸に沿って護岸として連続的に設置され
る魚巣兼用鋼製護岸構造物であって、 鋼材を連結して構成した鋼製立体枠の内部に石を充填し
た後部の石詰め構造部と、前記石詰め構造部の前面に連
接された鋼製枠組みの魚巣用中空構造部とを備えるとと
もに、前記魚巣用中空構造部の前面部を、魚類が通過可
能な隙間を持つスクリーンとしたことを特徴とする魚巣
兼用鋼製護岸構造物。 - 【請求項2】 前記スクリーンを、複数の棒状のスクリ
ーン材を上下に間隔をあけて略水平に取り付けて構成し
たことを特徴とする請求項1記載の魚巣兼用鋼製護岸構
造物。 - 【請求項3】 前記スクリーン材が丸パイプであること
を特徴とする請求項2記載の魚巣兼用鋼製護岸構造物。 - 【請求項4】 前記鋼製立体枠は、岸に沿ってそれぞれ
複数立設される前後の柱材と、前後の柱材間をそれぞれ
上下部で連結する上下の奥行梁材と、前部の柱材間をそ
れぞれ上下部で連結する上下の前部梁材と、後部の柱材
間をそれぞれ上下部で連結する上下の後部梁材と、これ
ら柱材および梁材からなる枠体の前面および後面に取り
付けられるスクリーン材とを備えたことを特徴とする請
求項1記載の魚巣兼用鋼製護岸構造物。 - 【請求項5】 前記魚巣用中空構造部は、石詰め構造部
の前部の各柱材の少なくとも上下部からそれぞれ前方に
延出する間隔材と、この間隔材の前端に取り付けられ
て、石詰め構造部前面から一定の間隙をもって立設され
た魚巣部柱材と、この魚巣部柱材間に取り付けられた複
数のスクリーン材とを備えたことを特徴とする請求項1
または4記載の魚巣兼用鋼製護岸構造物。 - 【請求項6】 石詰め構造部の上下部の奥行梁材と、魚
巣用中空構造部の上下部の間隔材とを一体部材で構成し
たことを特徴とする請求項5記載の魚巣兼用鋼製護岸構
造物。 - 【請求項7】 前記石詰め構造部の前部に、魚巣用中空
構造部の内部空間の流れを淀ませるための障害物を設け
たことを特徴とする請求項1記載の魚巣兼用鋼製護岸構
造物。 - 【請求項8】 前記障害物として、複数の魚巣用中空構
造部のうちの一部の魚巣用中空構造部に代えて、内部に
石を詰めた前部石詰部を設けたことを特徴とする請求項
7記載の魚巣兼用鋼製護岸構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000295937A JP2002105923A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 魚巣兼用鋼製護岸構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000295937A JP2002105923A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 魚巣兼用鋼製護岸構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002105923A true JP2002105923A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18778285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000295937A Withdrawn JP2002105923A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 魚巣兼用鋼製護岸構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002105923A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110485368A (zh) * | 2019-08-05 | 2019-11-22 | 上海市政工程设计研究总院(集团)有限公司 | 一种圆柱互锁式阶梯生态框护岸结构及其施工方法 |
CN110863469A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-06 | 黑龙江省水利科学研究院 | 一种预制装配式渠槽鱼巢构件 |
KR102549900B1 (ko) * | 2022-09-06 | 2023-07-03 | (유)신일 | 어도 기능을 탑재한 수문 |
-
2000
- 2000-09-28 JP JP2000295937A patent/JP2002105923A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110485368A (zh) * | 2019-08-05 | 2019-11-22 | 上海市政工程设计研究总院(集团)有限公司 | 一种圆柱互锁式阶梯生态框护岸结构及其施工方法 |
CN110863469A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-06 | 黑龙江省水利科学研究院 | 一种预制装配式渠槽鱼巢构件 |
KR102549900B1 (ko) * | 2022-09-06 | 2023-07-03 | (유)신일 | 어도 기능을 탑재한 수문 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |