JP2002104510A - 複合容器 - Google Patents

複合容器

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Publication number
JP2002104510A
JP2002104510A JP2000298739A JP2000298739A JP2002104510A JP 2002104510 A JP2002104510 A JP 2002104510A JP 2000298739 A JP2000298739 A JP 2000298739A JP 2000298739 A JP2000298739 A JP 2000298739A JP 2002104510 A JP2002104510 A JP 2002104510A
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JP
Japan
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paper cylinder
restored
composite container
bellows
synthetic resin
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Pending
Application number
JP2000298739A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Yamanaka
伸夫 山中
Yoshio Akiyama
善男 秋山
Shinji Shimada
伸治 嶋田
Takao Kurosawa
孝雄 黒沢
Shigeru Hayakawa
早川  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製壜体を容易に、かつ復元可能に減
容化変形できるようにすると共に、薄壁化を押し進める
ことを技術的課題とし、もって成形されてから内容液充
填までの過程および廃棄処理過程における取扱いを容易
で効率の良いものとし、コストを低減させる。 【解決手段】 胴部4の少なくとも主体部分を、縦方向
に伸縮して折畳みおよび復元可能な薄肉状の蛇腹部5に
形成した合成樹脂製の壜本体1と、蛇腹部5が復元した
状態の胴部4に、容易に抜け出し不能に外嵌して、その
復元した形状を保持する紙筒体8と、から構成し、紙筒
部8の剛性により、壜本体1の薄壁化を促進させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復元可能に減容化
変形できる合成樹脂製壜本体に、紙筒体を外装組付けし
て構成した複合容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の液状内容物の容器として、ブロー
成形もしくは2軸延伸ブロー成形手段により成形された
合成樹脂製壜体が多用されている。
【0003】このように、合成樹脂製壜体は多用されて
いるのであるが、最近は省資源化の要望に答えて、薄壁
化および軽量化が促進されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この合
成樹脂製薄壁壜体は、嵩張って占有スペースが大きいこ
とには変化がなく、このため容器メーカーで成形されて
から商品メーカーに納入され、内容液を充填されるまで
の過程において、その保管コストや輸送コストが高くな
っており、また、その胴部が容易に撓み変形するので、
取り扱いも面倒になっている、と云う問題があった。
【0005】また、使用後においては、その廃棄処理を
容易にするために、通常、手や足で押し潰して減容化変
形させるに際して、容器として実用されるに必要な最低
限の剛性は持っているので、その押し潰しを誰でもが簡
単にかつ確実に達成できるとは限らない、と云う問題が
あった。
【0006】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、合成樹脂製
壜体を容易に、かつ復元可能に減容化変形できるように
し、かつ安定した握持状態を得ることができる剛性を発
揮させることを技術的課題とし、もって成形されてから
内容液充填までの過程および廃棄処理過程における取扱
いを容易で効率の良いものとし、コストを低減させるこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、胴部の上
端部と下端部を除く主体部分を、縦方向に伸縮して折畳
みおよび復元可能な薄肉状の蛇腹部に形成した合成樹脂
製の壜本体を有すること、蛇腹部が復元した状態の胴部
に外嵌して、その復元状態を保持する紙筒体を有するこ
と、にある。
【0008】容器メーカーで成形された壜本体は、縦方
向に圧縮して蛇腹部を折畳み状態とすることにより減容
化変形させ、以後、この減容化させた状態で取扱い、商
品メーカーに納品する。
【0009】商品メーカーにおいては、減容化変形して
いる壜本体を縦方向に伸ばして、蛇腹部を成形時の原形
に復元させた後、その胴部に紙筒体を外嵌してその復元
形状を保時させ、その後、内容液を充填して商品に供さ
れる。
【0010】容器の使用後においては、破断等により紙
筒体を取外した後、壜本体を再び圧縮して蛇腹部を折畳
み状態とすることにより減容化し、廃棄処理を行う。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に、胴部の上端部と下端部の一方の外周面に、紙筒体
の端面が突き当る段部を形成すると共に、他方の外周面
に、紙筒体の端部に開設した係止孔に係止する係止突起
を設けた、ことを加えたものである。
【0012】この請求項2記載の発明にあっては、紙筒
体による壜本体の胴部の復元形状の保持を、外嵌組付き
に伴う、突き当たりと係止とにより達成するので、簡単
な構成および操作で確実に安定して達成することができ
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明に、壜本体の重量よりも、紙筒体の重量を大きくし
た、ことを加えたものである。
【0014】この請求項3記載の発明にあっては、壜本
体よりも紙筒体の重量を大きくしたので、紙筒体の剛性
を充分に高めることが可能となり、紙筒体の剛性を高め
ることにより、容器としての機能を安定的に発揮するこ
とになる。
【0015】また、容器に要求される剛的な機能は紙筒
体が発揮するので、壜本体は内容液の収納機能だけを発
揮すれば良く、その分、壜本体に要する合成樹脂材料量
を少なくすることができるので、容器の廃棄処理が容易
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
を参照しながら説明する。壜本体1は、適宜の合成樹脂
材料のブロー成形等により、有底円筒形状の胴部4の上
端に肩部3を介して口部2を立設して構成されている。
【0017】胴部4の、上端部と下端部を除いた主体部
分は、縦方向に伸縮可能、すなわち圧縮による折畳み
(図2参照)および引張りによる原形への復元(図1参
照)が可能な薄肉状の蛇腹部5に形成されている。
【0018】肩部3の下端部周縁を、胴部4の外周面よ
りもわずかに突出させて、その下面に段部6を形成す
る、すなわち胴部4の上端部外周面上端に、下向きの段
部6を形成すると共に、胴部4の下端部外周面には、係
止突起7が周方向の等分四箇所に形成されている。
【0019】紙筒体8は、壜本体1の胴部4に外嵌し
て、壜本体1の復元形状を保持するに充分な強度と、高
い自己形状保持能力とを発揮すべく、紙材料を充分に使
用して高い剛性を有する円筒形状に形成されていて、そ
の下端部には、壜本体1の各係止突起7に係止可能な係
止孔9が、周方向の等分四箇所に開設されている。
【0020】この紙筒体8は、蛇腹部5を原形に復元さ
せた壜本体1の底部方向から胴部4に外嵌させて、その
上端面を前記段部6に突き当てると共に、各係止孔9を
各係止突起7に係止させることにより、壜本体1に容易
に抜け出し不能に組み付けられる。
【0021】なお、図示実施例は、胴部4の上端部に段
部6を、そして下端部に係止突起7を設けた例を示した
が、段部6および係止突起7の形成箇所は反対であって
もよく、この場合、紙筒体8の係止孔9は上端部に設け
られる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。容器メーカーで成形され
た壜本体は、縦方向に圧縮して蛇腹部を折畳み状態とす
ることにより減容化変形させ、以後、この減容化させた
状態で取り扱うことができるので、その占有スペースを
大幅に減少させることができ、もって、内容液が充填さ
れるまでの過程における保管、輸送等のコストを低減化
することができると共に、取り扱いを容易に効率良く行
なうことができる。
【0023】容器の使用後においては、破断等により紙
筒体を取外した後、壜本体を再び圧縮して蛇腹部を折畳
み状態とすることにより減容化し、廃棄処理を行なうこ
とができるので、使用後の壜本体の減容化変形を誰でも
簡単にかつ確実に達成することができ、もって、その廃
棄処理を容易に円滑に行なうことができる。
【0024】安定した握持状態を得ることのできる剛性
を、壜本体ではなく紙筒体により得ることが可能である
ので、壜本体の省資源化をより進めることができると共
に、人手による減容化処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、半縦断全体側面図。
【図2】図1に示した実施例における、壜本体の減容化
状態を示す半縦断側面図。
【符号の説明】
1 ; 壜本体 2 ; 口部 3 ; 肩部 4 ; 胴部 5 ; 蛇腹部 6 ; 段部 7 ; 係止突起 8 ; 紙筒体 9 ; 係止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 伸治 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 (72)発明者 黒沢 孝雄 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 (72)発明者 早川 茂 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 Fターム(参考) 3E061 AA24 AB09 DA06 DA09 DB11 3E067 AA03 AB26 BA01B BA14B BB02B BB14B BC03B BC03C BC07B CA30 EA18 EB27 ED03 EE45 FA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部(4) の上端部と下端部を除く主体部
    分を、縦方向に伸縮して折畳みおよび復元可能な肉薄状
    の蛇腹部(5) に形成した合成樹脂製の壜本体(1) と、前
    記蛇腹部(5) が復元した状態の胴部(4) に外嵌して、そ
    の復元状態を保持する紙筒体(8) と、から成る複合容
    器。
  2. 【請求項2】 胴部(4) の上端部と下端部の一方の外周
    面に、紙筒体(8) の端面が突き当る段部(6) を形成する
    と共に、他方の外周面に、前記紙筒体(8) の端部に開設
    した係止孔(9) に係止する係止突起(7) を設けた請求項
    1記載の複合容器。
  3. 【請求項3】 壜本体(1) の重量よりも、紙筒体(8) の
    重量を大きくした請求項1または2記載の複合容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235197A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 液体容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010235197A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 液体容器

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