JP2002104488A - 躯体梁ラック - Google Patents

躯体梁ラック

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JP2002104488A
JP2002104488A JP2000302105A JP2000302105A JP2002104488A JP 2002104488 A JP2002104488 A JP 2002104488A JP 2000302105 A JP2000302105 A JP 2000302105A JP 2000302105 A JP2000302105 A JP 2000302105A JP 2002104488 A JP2002104488 A JP 2002104488A
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Masayoshi Araki
政義 荒木
Tetsufumi Tsutsumi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接合金物を取り付けた躯体梁をまとめて積載し
て現場に搬送することができる躯体梁ラックを提供す
る。 【解決手段】躯体梁5を積載するラック1であって、一
方から他方に貫通する角パイプ状の梁受部21、31の
両端に、この梁受部21、31に対して直交する一方向
または二方向に接続部22、32が延設されて略コ字状
または略H字状となされた端部用ラック本体2または中
間用ラック本体3と、上記ラック本体2、3の梁受部2
1、31、に挿通される締結バンド4とを具備し、ラッ
ク本体2、3の梁受部21、31間に躯体梁5を挟持し
た状態で、ラック本体21、31の接続部22、32同
士が一段または多段に受け挿し接続可能となされ、この
躯体梁5を挟持した接続状態が、ラック本体2、3の梁
受部21、31に挿通される締結バンド4で締結固定で
きるようになされたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建物における
木製の躯体梁を積載するラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅建物における木製の躯体梁
は、あらかじめ工場で所定寸法に切断加工した後、現場
に搬送することで、現場作業の軽減が図られている。
【0003】従来より、この躯体梁を搬送する場合は、
単に所定寸法に切断された躯体梁を数本まとめて紐など
で締結し、これをパレットに載せて搬送するか、直接荷
台に載せて現場に搬送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように搬送された
躯体梁によって躯体を構成するにあたり、現場では、躯
体梁の一本毎に接合金物を取り付ける作業を行わなけれ
ばならず、施工作業が煩わしくなるといった不都合を生
じていた。
【0005】そのため、躯体梁に接合金物を取り付ける
作業を工場で行うことが考えられるが、この場合、躯体
梁から接合金物が出っ張ることとなるので、現場に搬送
する際に、単純に紐などで締結して数本をまとめて搬送
するといったことが困難になる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、接合金物を取り付けた躯体梁をまとめて積載
して現場に搬送することができる躯体梁ラックを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の躯体梁ラックは、住宅建物における木製の躯
体梁を積載するラックであって、一方から他方に貫通す
る角パイプ状に形成された梁受部の両端に、この梁受部
に対して直交する一方向または二方向に接続部が延設さ
れて略コ字状または略H字状となされたラック本体と、
上記ラック本体の梁受部に挿通される締結バンドとを具
備し、ラック本体の梁受部間に躯体梁を挟持した状態
で、ラック本体の接続部同士が一段または多段に受け挿
し接続可能となされ、この躯体梁を挟持した接続状態
が、ラック本体の梁受部に挿通される締結バンドで締結
固定できるようになされたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は本発明に係る躯体梁ラック1の全体
構成の概略を示し、図2は同躯体梁ラック1の使用状態
を示している。
【0010】すなわち、この躯体梁ラック1は、端部用
ラック本体2と、中間用ラック本体3と、締結バンド4
とを具備している。
【0011】端部用ラック本体2は、約1〜2m程度の
長さの角パイプからなる梁受部21の両端に、同じく短
尺の角パイプからなる接続部22を、梁受部21に対し
て直交するように溶接固定して形成されている。端部用
ラック本体2は、梁受部21に対して接続部22が一方
向に溶接されて略コ字状となされている。
【0012】また、このラック本体2は、接続部22に
カギ形のフック23が溶接固定されている。このフック
23は、躯体梁ラック1に躯体梁5を積載した状態で、
全体を吊り上げる際に使用される。
【0013】中間用ラック本体3は、約1〜2m程度の
長さの角パイプからなる梁受部31の両端に、同じく短
尺の角パイプからなる接続部32を、梁受部31に対し
て直交するように溶接固定して形成される。この中間用
ラック本体3は、梁受部31に対して接続部32が二方
向に溶接されて略H字状となされている。
【0014】上記端部用ラック本体2の接続部22と中
間用ラック本体3の接続部32は、それぞれ自由に組み
合わせて受け挿し接続できるように、受径サイズとなさ
れたものと、挿径サイズとなされたものとの二種類がそ
れぞれ用意されている。
【0015】締結バンド4は、受挿接続される端部用ラ
ック本体2と中間用ラック本体3との梁受部21、31
内に挿通され、これら端部用ラック本体2および中間用
ラック本体3を締結することができるようになされてい
る。
【0016】このようにして構成される躯体梁ラック1
に躯体梁5を積載するには、まず、適宜の間隔を存して
配置した二本の端部用ラック本体2の上に躯体梁5を並
べる。
【0017】ついで、それぞれの端部用ラック本体2の
接続部22の上方から中間用ラック本体3の接続部32
を受け挿し接続させる。
【0018】つぎに、この中間用ラック本体3の梁受部
31上に躯体梁5を並べる。以下、同様にしてこの中間
用ラック本体3の接続部32の上方から端部用ラック本
体2の接続部22を受け挿し接続させる。
【0019】この状態で、躯体梁5は、端部用ラック本
体2の梁受部21と中間用ラック本体3の梁受部31と
の間に挟持されることとなるので、これら端部用ラック
本体2の梁受部21内に締結バンド4を通して、これら
を締結する。これにより、躯体梁5は、端部用ラック本
体2と中間用ラック本体3とに挟持固定されることとな
る。
【0020】これにより、躯体梁5は、二段に積載した
状態にすることができる。
【0021】このように、この躯体梁ラック1による
と、躯体梁5は、端部用ラック本体2と中間用ラック本
体3との間で上下から挟持固定しているだけなので、隣
接する躯体鍼5同士に間隔を設けておけば、あらかじめ
接合金物6などを接合した躯体梁5であっても、この躯
体梁ラック1に積載することができる。
【0022】また、このように躯体梁5を積載した躯体
梁ラック1は、端部用ラック本体2の接続部22に設け
たフック23にロープなどを掛け、ホイストやクレーン
などで吊り上げて容易にトラックの荷台に載せることが
できる。したがって、住宅一邸分の躯体梁5をまとめて
この躯体梁ラック1に積載しておけば、ひとまとめのま
ま、これら躯体梁5を現場へ搬送することができる。
【0023】なお、本実施の形態において、端部用ラッ
ク本体2と中間用ラック本体3とは、上下の端部用ラッ
ク本体2の梁受部21だけに締結バンド4を挿通させて
二段ごとまとめて締結するようになれているため、中間
用ラック本体3としては、梁受部31内に締結バンド4
が挿通できるようになされていないものであってもよ
い。また、中間用ラック本体3として、梁受部31内に
締結バンド4を挿通できるようになれたものを使用した
場合には、中間用ラック本体3の梁受部31内に締結バ
ンド4を挿通させて各段毎に、躯体梁5を締結するもの
であってもよい。
【0024】また、本実施の形態において、躯体梁ラッ
ク1は、躯体梁5を二段に積載するようになされている
が、図3に示すように、端部用ラック本体2の接続部2
2同士を受け挿し接続して躯体梁5を一段だけ積載する
ようになされたものであってもよいし、中間用ラック本
体3を二個使用して躯体梁5を三段に積載するようにな
されたものであってもよい。
【0025】さらに、本実施の形態では、端部用ラック
本体2の梁受部21または中間用ラック本体3の梁受部
31に、直接躯体梁5を載せるようになされているが、
この躯体梁5が当たることとなる梁受部21、31の部
分に、ゴムやスポンジなどからなる緩衝材を貼設してお
いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、ラ
ック本体間に躯体梁を挟持した状態で、この躯体梁を挟
持するラック本体の接続部間を受け挿し接続し、この接
続状態を締結バンドで締結することで、躯体梁をラック
本体間に挟持固定することができる。したがって、接合
金物を取り付けた躯体梁であっても、このラック本体間
に挟持固定してひとまとめに積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る躯体梁ラックの全体構成の概略を
示す分解斜視図である。
【図2】(a)および(b)は、本発明に係る躯体梁ラ
ックによって躯体梁を積載した状板を示す斜視図および
正面図である。
【図3】(a)および(b)は、本発明に係る躯体梁ラ
ックの他の使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 躯体梁ラック 2 端部用ラック本体 21 梁受部 22 接続部 3 中間用ラック本体 31 梁受部 32 接続部 4 締結バンド 5 躯体梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 哲文 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 3E085 AA09 AC02 AC06 AD02 AD06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅建物における木製の躯体梁を積載す
    るラックであって、 一方から他方に貫通する角パイプ状に形成された梁受部
    の両端に、この梁受部に対して直交する一方向または二
    方向に接続部が延設されて略コ字状または略H字状とな
    されたラック本体と、 上記ラック本体の梁受部に挿通される締結バンドとを具
    備し、 ラック本体の梁受部間に躯体梁を挟持した状態で、ラッ
    ク本体の接続部同士が一段または多段に受け挿し接続可
    能となされ、この躯体梁を挟持した接続状態が、ラック
    本体の梁受部に挿通される締結バンドで締結固定できる
    ようになされたことを特徴とする躯体梁ラック。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241668A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nakatsu:Kk 車両の多段積載支持構造
CN104803054A (zh) * 2015-04-16 2015-07-29 上海振华重工集团(南通)有限公司 一种轮胎吊支腿打包装置
CN105600179A (zh) * 2015-10-20 2016-05-25 张跃 梁运组

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JP2009241668A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nakatsu:Kk 車両の多段積載支持構造
CN104803054A (zh) * 2015-04-16 2015-07-29 上海振华重工集团(南通)有限公司 一种轮胎吊支腿打包装置
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