JP2002102095A - 浴用成形品 - Google Patents
浴用成形品Info
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- JP2002102095A JP2002102095A JP2000299254A JP2000299254A JP2002102095A JP 2002102095 A JP2002102095 A JP 2002102095A JP 2000299254 A JP2000299254 A JP 2000299254A JP 2000299254 A JP2000299254 A JP 2000299254A JP 2002102095 A JP2002102095 A JP 2002102095A
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- JP
- Japan
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- bath
- present
- molded article
- bathroom
- water repellent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Bathtub Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】浴室のような高温多湿の環境に於いても、細
菌、水垢、黴によって汚染され難い浴用成形品を提供す
る。 【解決手段】原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯電
防止剤が配合されている。
菌、水垢、黴によって汚染され難い浴用成形品を提供す
る。 【解決手段】原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯電
防止剤が配合されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は入浴時に浴室内で使
用される浴用成形品に関する。
用される浴用成形品に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、入浴時に浴室内で使用される湯桶
等の浴用成形品としては、ポリプロピレン（ＰＰ）を射
出成形したものが使用されていた。
等の浴用成形品としては、ポリプロピレン（ＰＰ）を射
出成形したものが使用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな浴用成形品は、浴室のような高温、多湿の環境に於
いては、大腸菌等の細菌、水垢、黒麹黴等の黴が付着し
て、汚染され易いという問題があった。
うな浴用成形品は、浴室のような高温、多湿の環境に於
いては、大腸菌等の細菌、水垢、黒麹黴等の黴が付着し
て、汚染され易いという問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、浴
室のような高温、多湿の環境に於いても、細菌、水垢、
黴によって汚染され難い浴用成形品を提供することを目
的とする。
室のような高温、多湿の環境に於いても、細菌、水垢、
黴によって汚染され難い浴用成形品を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の浴用成形品は、
原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯電防止剤が配合
されていることを特徴とする。
原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯電防止剤が配合
されていることを特徴とする。
【０００６】本発明の浴用成形品としては、入浴時に浴
室内で使用されるものであれば、特に限定されず、例え
ば、湯桶、手桶、洗面器、風呂椅子、石鹸箱、石鹸皿
（石鹸入れ）、石鹸受け、シャンプー棚等が挙げられ
る。
室内で使用されるものであれば、特に限定されず、例え
ば、湯桶、手桶、洗面器、風呂椅子、石鹸箱、石鹸皿
（石鹸入れ）、石鹸受け、シャンプー棚等が挙げられ
る。
【０００７】本発明の浴用成形品に於いて、原料樹脂
は、特に限定されず、酸性乃至塩基性洗剤の何れに対し
ても高耐久性を有する非極性のＰＰもしくは高密度ポリ
エチレン（ＨＤＰＥ）等のオレフィン系樹脂が好適に用
いられる。
は、特に限定されず、酸性乃至塩基性洗剤の何れに対し
ても高耐久性を有する非極性のＰＰもしくは高密度ポリ
エチレン（ＨＤＰＥ）等のオレフィン系樹脂が好適に用
いられる。
【０００８】本発明の浴用成形品に於いて、原料樹脂に
配合される抗菌剤は、特に限定されず、金属イオンを生
ずる銀、銅、亜鉛、ニッケル、鉛等の金属を燐酸ジルコ
ニウム、ゼオライト、シリカゲル、シリカ／アルミナ、
ガラス等の無機担持体に担持させたものが挙げられる。
抗菌剤の配合量は、０．１〜１．０重量％とされるのが
好ましい。
配合される抗菌剤は、特に限定されず、金属イオンを生
ずる銀、銅、亜鉛、ニッケル、鉛等の金属を燐酸ジルコ
ニウム、ゼオライト、シリカゲル、シリカ／アルミナ、
ガラス等の無機担持体に担持させたものが挙げられる。
抗菌剤の配合量は、０．１〜１．０重量％とされるのが
好ましい。
【０００９】本発明の浴用成形品に於いて、原料樹脂に
配合される防黴剤は、特に限定されず、例えば、アルコ
ール系防黴剤、フェノール系防黴剤、沃素系防黴剤、イ
ソチアゾリン系防黴剤、トリアゾール系防黴剤、有機金
属系防黴剤等が挙げられる。防黴剤の配合量は、０．１
〜１．０重量％とされるのが好ましい。
配合される防黴剤は、特に限定されず、例えば、アルコ
ール系防黴剤、フェノール系防黴剤、沃素系防黴剤、イ
ソチアゾリン系防黴剤、トリアゾール系防黴剤、有機金
属系防黴剤等が挙げられる。防黴剤の配合量は、０．１
〜１．０重量％とされるのが好ましい。
【００１０】本発明の浴用成形品に於いて、原料樹脂に
配合される撥水剤は、特に限定されず、例えば、反応性
ポリオルガノシロキサンをグラフト重合させたシリコン
系液状撥水剤、分子内にパーフルオロアルキル基もしく
はフルオロアルキル基を有する弗素系撥水剤等が挙げら
れる。撥水剤の配合量は、０．１〜１．０重量％とされ
るのが好ましい。
配合される撥水剤は、特に限定されず、例えば、反応性
ポリオルガノシロキサンをグラフト重合させたシリコン
系液状撥水剤、分子内にパーフルオロアルキル基もしく
はフルオロアルキル基を有する弗素系撥水剤等が挙げら
れる。撥水剤の配合量は、０．１〜１．０重量％とされ
るのが好ましい。
【００１１】本発明の浴用成形品に於いて、原料樹脂に
配合される帯電防止剤は、特に限定されず、例えば、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリ（オキシエチレン）アル
キルエーテル、Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）
アルキルアミン、ポリ（オキシエチレン）アルキルアミ
ン、ポリ（オキシエチレン）ジアミン等の低分子型帯電
防止剤、ポリエチレンオキシド、ポリエーテルエステル
アミド、４級アンモニウム塩、ポリエーテルアミドイミ
ド、ポリエーテル・ポリオレフィンブロックポリマー等
の高分子型帯電防止剤等が挙げられる。帯電防止剤の配
合量は、０．１〜０．５重量％とされるのが好ましい。
配合される帯電防止剤は、特に限定されず、例えば、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリ（オキシエチレン）アル
キルエーテル、Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）
アルキルアミン、ポリ（オキシエチレン）アルキルアミ
ン、ポリ（オキシエチレン）ジアミン等の低分子型帯電
防止剤、ポリエチレンオキシド、ポリエーテルエステル
アミド、４級アンモニウム塩、ポリエーテルアミドイミ
ド、ポリエーテル・ポリオレフィンブロックポリマー等
の高分子型帯電防止剤等が挙げられる。帯電防止剤の配
合量は、０．１〜０．５重量％とされるのが好ましい。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の浴用成形品を実施
例に基づいて詳細に説明するが、本発明は実施例に限定
されるものではない。
例に基づいて詳細に説明するが、本発明は実施例に限定
されるものではない。
【００１３】銀をガラス担持体に担持させた無機系抗菌
剤０．６重量％、イソチアゾリン系防黴剤０．６重量
％、シリコン系撥水剤０．６重量％、帯電防止剤である
Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）アルキルアミン
０．３重量％を練り込み配合したＰＰを用いて、射出成
形法により湯桶を得た。
剤０．６重量％、イソチアゾリン系防黴剤０．６重量
％、シリコン系撥水剤０．６重量％、帯電防止剤である
Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）アルキルアミン
０．３重量％を練り込み配合したＰＰを用いて、射出成
形法により湯桶を得た。
【００１４】この湯桶は、浴室のような高温、多湿の環
境に於いても、細菌の発生、水垢の付着、黴の発育、塵
埃の付着が抑止され、従来品に比して顕著な防汚効果が
認められた。
境に於いても、細菌の発生、水垢の付着、黴の発育、塵
埃の付着が抑止され、従来品に比して顕著な防汚効果が
認められた。
【００１５】
【発明の効果】本発明の浴用成形品は、叙上の通り構成
されているので、浴室のような高温、多湿の環境に於い
ても、細菌、水垢、黴によって汚染され難い。
されているので、浴室のような高温、多湿の環境に於い
ても、細菌、水垢、黴によって汚染され難い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０８Ｋ 3/00 Ｃ０８Ｋ 3/00 5/00 5/00 Ｃ０８Ｌ 23/06 Ｃ０８Ｌ 23/06 23/12 23/12 101/00 101/00 Ｆターム(参考） 2D005 FA00 2D032 DA01 4F071 AA16 AA20 AA26 AA51 AA57 AA60 AA67 AA75 AA77 AB07 AB08 AB10 AB25 AB26 AB28 AC03 AC05 AC10 AC11 AC12 AC18 AC19 AE16 AE22 AH19 BB05 BC04 BC07 4J002 BB031 BB121 BD122 CH023 CH053 CL083 CM043 CP172 DA076 DA086 DA106 EC007 EJ007 EN128 EN138 EU167 EV327 FB296 FD103 FD108 FD186 FD187 FD202 GC00
Claims (1)
- 【請求項１】 原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯
電防止剤が配合されていることを特徴とする浴用成形
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000299254A JP2002102095A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 浴用成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000299254A JP2002102095A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 浴用成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002102095A true JP2002102095A (ja) | 2002-04-09 |
Family
ID=18781091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000299254A Pending JP2002102095A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 浴用成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002102095A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008104708A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Takehiko Oki | 浴槽用椅子 |
| JP2011037982A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Ceramics Craft Co Ltd | 樹脂成型部材 |
| JP2018111683A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | Toto株式会社 | 樹脂成形体および水まわり部材 |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000299254A patent/JP2002102095A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008104708A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Takehiko Oki | 浴槽用椅子 |
| JP2011037982A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Ceramics Craft Co Ltd | 樹脂成型部材 |
| JP2018111683A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | Toto株式会社 | 樹脂成形体および水まわり部材 |
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