JP2002102087A - 台所用成形品 - Google Patents
台所用成形品Info
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- JP2002102087A JP2002102087A JP2000299256A JP2000299256A JP2002102087A JP 2002102087 A JP2002102087 A JP 2002102087A JP 2000299256 A JP2000299256 A JP 2000299256A JP 2000299256 A JP2000299256 A JP 2000299256A JP 2002102087 A JP2002102087 A JP 2002102087A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kitchen
- sink
- molded article
- fungicide
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- Prior art date
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- Pending
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】流し台のシンク周辺のような多湿で食材の残滓
に触れ易い環境に於いても、細菌、水垢、黴によって汚
染され難い台所用成形品を提供する。 【解決手段】原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯電
防止剤が配合されている。
に触れ易い環境に於いても、細菌、水垢、黴によって汚
染され難い台所用成形品を提供する。 【解決手段】原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯電
防止剤が配合されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は流し台のシンク周辺
のような水回りで使用される台所用成形品に関する。
のような水回りで使用される台所用成形品に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、流し台のシンク周辺のような水回
りで使用される洗い桶等の台所用成形品としては、ポリ
プロピレン（ＰＰ）を射出成形したものが使用されてい
た。
りで使用される洗い桶等の台所用成形品としては、ポリ
プロピレン（ＰＰ）を射出成形したものが使用されてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな台所用成形品は、流し台のシンク周辺のような多湿
で食材の残滓に触れ易い環境に於いては、大腸菌等の細
菌、水垢、黒麹黴等の黴が付着して、汚染され易いとい
う問題があった。
うな台所用成形品は、流し台のシンク周辺のような多湿
で食材の残滓に触れ易い環境に於いては、大腸菌等の細
菌、水垢、黒麹黴等の黴が付着して、汚染され易いとい
う問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、流
し台のシンク周辺のような多湿で食材の残滓に触れ易い
環境に於いても、細菌、水垢、黴によって汚染され難い
台所用成形品を提供することを目的とする。
し台のシンク周辺のような多湿で食材の残滓に触れ易い
環境に於いても、細菌、水垢、黴によって汚染され難い
台所用成形品を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の台所用成形品
は、原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯電防止剤が
配合されていることを特徴とする。
は、原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯電防止剤が
配合されていることを特徴とする。
【０００６】本発明の台所用成形品としては、流し台の
シンク周辺のような水回りで使用されるものであれば、
特に限定されず、例えば、洗い桶、水切り籠、調理用ざ
る、調理用バット、調理用ボウル、石鹸入れ、たわし入
れ等が挙げられる。
シンク周辺のような水回りで使用されるものであれば、
特に限定されず、例えば、洗い桶、水切り籠、調理用ざ
る、調理用バット、調理用ボウル、石鹸入れ、たわし入
れ等が挙げられる。
【０００７】本発明の台所用成形品に於いて、原料樹脂
は、特に限定されず、酸性乃至塩基性洗剤の何れに対し
ても高耐久性を有する非極性のＰＰもしくは高密度ポリ
エチレン（ＨＤＰＥ）等のオレフィン系樹脂が好適に用
いられる。
は、特に限定されず、酸性乃至塩基性洗剤の何れに対し
ても高耐久性を有する非極性のＰＰもしくは高密度ポリ
エチレン（ＨＤＰＥ）等のオレフィン系樹脂が好適に用
いられる。
【０００８】本発明の台所用成形品に於いて、原料樹脂
に配合される抗菌剤は、特に限定されず、金属イオンを
生ずる銀、銅、亜鉛、ニッケル、鉛等の金属を燐酸ジル
コニウム、ゼオライト、シリカゲル、シリカ／アルミ
ナ、ガラス等の無機担持体に担持させたものが挙げられ
る。抗菌剤の配合量は、０．１〜１．０重量％とされる
のが好ましい。
に配合される抗菌剤は、特に限定されず、金属イオンを
生ずる銀、銅、亜鉛、ニッケル、鉛等の金属を燐酸ジル
コニウム、ゼオライト、シリカゲル、シリカ／アルミ
ナ、ガラス等の無機担持体に担持させたものが挙げられ
る。抗菌剤の配合量は、０．１〜１．０重量％とされる
のが好ましい。
【０００９】本発明の台所用成形品に於いて、原料樹脂
に配合される防黴剤は、特に限定されず、例えば、アル
コール系防黴剤、フェノール系防黴剤、沃素系防黴剤、
イソチアゾリン系防黴剤、トリアゾール系防黴剤、有機
金属系防黴剤等が挙げられる。防黴剤の配合量は、０．
１〜１．０重量％とされるのが好ましい。
に配合される防黴剤は、特に限定されず、例えば、アル
コール系防黴剤、フェノール系防黴剤、沃素系防黴剤、
イソチアゾリン系防黴剤、トリアゾール系防黴剤、有機
金属系防黴剤等が挙げられる。防黴剤の配合量は、０．
１〜１．０重量％とされるのが好ましい。
【００１０】本発明の台所用成形品に於いて、原料樹脂
に配合される撥水剤は、特に限定されず、例えば、反応
性ポリオルガノシロキサンをグラフト重合させたシリコ
ン系液状撥水剤、分子内にパーフルオロアルキル基もし
くはフルオロアルキル基を有する弗素系撥水剤等が挙げ
られる。撥水剤の配合量は、０．１〜１．０重量％とさ
れるのが好ましい。
に配合される撥水剤は、特に限定されず、例えば、反応
性ポリオルガノシロキサンをグラフト重合させたシリコ
ン系液状撥水剤、分子内にパーフルオロアルキル基もし
くはフルオロアルキル基を有する弗素系撥水剤等が挙げ
られる。撥水剤の配合量は、０．１〜１．０重量％とさ
れるのが好ましい。
【００１１】本発明の台所用成形品に於いて、原料樹脂
に配合される帯電防止剤は、特に限定されず、例えば、
グリセリン脂肪酸エステル、ポリ（オキシエチレン）ア
ルキルエーテル、Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチ
ル）アルキルアミン、ポリ（オキシエチレン）アルキル
アミン、ポリ（オキシエチレン）ジアミン等の低分子型
帯電防止剤、ポリエチレンオキシド、ポリエーテルエス
テルアミド、４級アンモニウム塩、ポリエーテルアミド
イミド、ポリエーテル・ポリオレフィンブロックポリマ
ー等の高分子型帯電防止剤等が挙げられる。帯電防止剤
の配合量は、０．１〜０．５重量％とされるのが好まし
い。
に配合される帯電防止剤は、特に限定されず、例えば、
グリセリン脂肪酸エステル、ポリ（オキシエチレン）ア
ルキルエーテル、Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチ
ル）アルキルアミン、ポリ（オキシエチレン）アルキル
アミン、ポリ（オキシエチレン）ジアミン等の低分子型
帯電防止剤、ポリエチレンオキシド、ポリエーテルエス
テルアミド、４級アンモニウム塩、ポリエーテルアミド
イミド、ポリエーテル・ポリオレフィンブロックポリマ
ー等の高分子型帯電防止剤等が挙げられる。帯電防止剤
の配合量は、０．１〜０．５重量％とされるのが好まし
い。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の台所用成形品を実
施例に基づいて詳細に説明するが、本発明は実施例に限
定されるものではない。
施例に基づいて詳細に説明するが、本発明は実施例に限
定されるものではない。
【００１３】銀をガラス担持体に担持させた無機系抗菌
剤０．６重量％、イソチアゾリン系防黴剤０．６重量
％、シリコン系撥水剤０．６重量％、帯電防止剤である
Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）アルキルアミン
０．３重量％を練り込み配合したＰＰを用いて、射出成
形法により洗い桶を得た。
剤０．６重量％、イソチアゾリン系防黴剤０．６重量
％、シリコン系撥水剤０．６重量％、帯電防止剤である
Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）アルキルアミン
０．３重量％を練り込み配合したＰＰを用いて、射出成
形法により洗い桶を得た。
【００１４】この洗い桶は、流し台のシンク周辺のよう
な多湿で食材の残滓に触れ易い環境に於いても、細菌の
発生、水垢の付着、黴の発育、塵埃の付着が抑止され、
従来品に比して顕著な防汚効果が認められた。
な多湿で食材の残滓に触れ易い環境に於いても、細菌の
発生、水垢の付着、黴の発育、塵埃の付着が抑止され、
従来品に比して顕著な防汚効果が認められた。
【００１５】
【発明の効果】本発明の台所用成形品は、叙上の通り構
成されているので、流し台のシンク周辺のような多湿で
食材の残滓に触れ易い環境に於いても、細菌、水垢、黴
によって汚染され難い。
成されているので、流し台のシンク周辺のような多湿で
食材の残滓に触れ易い環境に於いても、細菌、水垢、黴
によって汚染され難い。
フロントページの続き Ｆターム(参考） 4B066 DD54 DD90 4F071 AA20 AA67 AB06 AC12 AC13 AE16 AE22 AF04 AF37 AF52 AH05 AH19 BA01 BB05 BC07 4J002 BB031 BB121 CH023 CH053 CP172 DA076 DA086 DA106 EC007 EH049 EJ017 EN029 EN139 EV167 EV327 EZ007 FB296 FD103 FD109 FD186 FD187 FD202 FD208 GC00 GL00
Claims (1)
- 【請求項１】 原料樹脂に抗菌剤、防黴剤、撥水剤、帯
電防止剤が配合されていることを特徴とする台所用成形
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000299256A JP2002102087A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 台所用成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000299256A JP2002102087A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 台所用成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002102087A true JP2002102087A (ja) | 2002-04-09 |
Family
ID=18781093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000299256A Pending JP2002102087A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 台所用成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002102087A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7494205B2 (en) | 2004-06-29 | 2009-02-24 | Ricoh Company, Ltd | Maintenance/recovery device for liquid discharge device and image forming device |
| JP2018111683A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | Toto株式会社 | 樹脂成形体および水まわり部材 |
| JP2018197489A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-12-13 | Toto株式会社 | 排水部構造 |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000299256A patent/JP2002102087A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7494205B2 (en) | 2004-06-29 | 2009-02-24 | Ricoh Company, Ltd | Maintenance/recovery device for liquid discharge device and image forming device |
| JP2018111683A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | Toto株式会社 | 樹脂成形体および水まわり部材 |
| JP2018197489A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-12-13 | Toto株式会社 | 排水部構造 |
| JP2023057125A (ja) * | 2017-02-28 | 2023-04-20 | Toto株式会社 | 排水部構造 |
| JP7473038B2 (ja) | 2017-02-28 | 2024-04-23 | Toto株式会社 | 排水部構造 |
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