JPS61233602A - 抗菌性フイルムを形成することができる液体組成物 - Google Patents

抗菌性フイルムを形成することができる液体組成物

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JPS61233602A
JPS61233602A JP61051585A JP5158586A JPS61233602A JP S61233602 A JPS61233602 A JP S61233602A JP 61051585 A JP61051585 A JP 61051585A JP 5158586 A JP5158586 A JP 5158586A JP S61233602 A JPS61233602 A JP S61233602A
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ester
copolymer
film
methacrylate
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JP61051585A
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ダニエル ジエイ.フレツシヤー
ロバート テイー.ホール
リチヤード シー.クロメセク
マイケル シー.ブラウン
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    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/24Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing ingredients to enhance the sticking of the active ingredients

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は延長された抗菌性を有する接着性であり、透
明であり且つ耐摩耗性であるポリマーフィルムを形成す
ることができる液体組成物f関する。
〔従来の技術〕
潜在的に病原性である量の細菌による湿った家庭用具の
表面及び乾燥した家庭用具の表面の汚染が拡がっている
ことが最近の研究により示された。
200戸の家庭における細菌叢の研究の結果、5cot
t等、 J、 Hyg、 Camb、 Vot、89.
279(1982)は、流し、水切り板、トイレ、スト
ーブ、洗濯機等の表面のごとき、反復して湿る部分にお
いては特に、改良された消毒方法が必要であると結論し
た。しかしながら、台所及び浴室における、薄い水性洗
剤を用いるコントロールされた使用試験は微生物汚染の
観察可能な低下を達成せず、他方水性次亜塩素酸組成物
又はフェノール性消毒組成物の適用は3〜6時間にわた
って汚染レベルの有意な低下をもたらすのみでちった。
家庭環境における消毒剤の評価において、5cott等
、 J、 H)rg。
Camb、、 Vot、 92. 193(1984)
は、トイレのごとき表面の再使用及び流しのごとき反復
して湿る部位における残存コロニーの局所的増加、の両
者に基いて急速な再汚染が生ずると仮定した。。
安定化された親水性ポリマーのフィルムからの消毒剤の
制御された放出のために意図された組成物が米国特許A
3,966,902に開示されている。
重合混合物への無機アルミニウム、ジルコニウム又は亜
鉛塩、例えばアルミニウムクロロハイトロールの添加に
よりポリマー錯体が金属錯体として安定化される。水と
接触した際に単純なヒドロダルのフィルムは非常に膨潤
しそしてその添付物を急速に溶出するため、安定化助剤
が必要である。
さらに、単純なヒドロダル及び金属錯体にされたヒドロ
ダルの両者は陶器表面及び他の硬質表面に良好に接着せ
ずそして湿った場合その接着性を完全に失う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、第四アンモニウム塩又はフェノール性消毒剤の
ごとき殺菌性物質を担持することができるポリマー性フ
ィルムを陶器、ガラス、ホルミカ、プラスチック、金属
等の表面に形成することができる消毒組成物の必要性が
存在する。さらに、基材表面への強い接着性及び通常用
いられる洗浄操作の間の高い耐摩耗除去性を有する透明
フィルムをもたらすことができる組成物の必要性が存在
する。さらに、微生物汚染に対する延長された保護をも
たらすことができる消毒フィルムの必要性が存在する7 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、多孔性又は非多孔性の硬質表面に塗布され
そして乾燥された場合に接着性耐水性ポリマーフィルム
をもたらす液体消毒組成物を提供する。この液体組成物
は、あらかじめ存在する微生物のコロニーを破壊するの
に有効でありそして付着1−たフィルムに延長された抗
菌性を付与する消毒剤を含んで成る。
この液体消毒組成物は、(&)親水性基を有するモノマ
ー、及び(b)芳香族エステル、シクロアルキルエステ
ル及びこれらの混合物から成る群から選択されたα、β
−不飽和カルボン酸エステルルム形成性コポリマーを含
んで成る。好ましくは、このコポリマーは約20〜99
.5%の親水性エステルモノマー、及ヒ約0.5〜80
モル係のシクロアルキル又は芳香族エステルモノマーを
含んで成り、後者は場合によっては約1〜909Jのα
、β−不飽和酸のアルキル又はアルコキシ(アルキル)
エステルで置き換えることができる。このコポリマーは
、米国特許43,966,902に開示されているよう
な無機金属塩錯化剤を実質上含有しない。
これらのコ、t? IJママ−、硬質表面に接着性であ
りそして水及び穏和な摩擦に暴露された場合に耐除去性
であるフィルムを形成することが驚く程可能である改質
されたヒドロデルと見ることができる。
このフィルムは、揮発性溶剤系中コポリマーの希溶液又
は分散体から容易に付着することができる。
これらの液体系はまた、殺菌剤、例えばフェノール類又
は第四アンモニウム塩を含有する。この殺菌剤は乾燥し
たポリマーフィルム中に捕捉され、そして塗布された表
面が湿気と接触した場合次第に放出され得る。大気中湿
度との接触は、処理された表面を実質上微生物が存在し
ない状昨に維持するのに役立ち、他方、表面が雑巾、食
品残物、皿洗い水等によりぬれた場合、増加した着の消
毒剤の放出を導く。ポリマーフィルムは清浄で肚つベト
ベトしない状帽で維持され、そしてそれが適用された表
面の外観を損わ々い。
〔作用〕
理論に拘束されるわけではないが、この発明の組成物の
好ましい性質はコポリマーの親水性及び疎水性のバラン
スに基くと信じられる。得られたフィルムの親水性は、
殺菌剤の保持と、外部的に適用された水によるその露出
及び活性化に役立つであろう。芳香族及び/又はシクロ
アルキルニスf)’Iyモノマーによりフィルムに付与
される疎水性は必要な接着性及び耐摩耗性を乾燥したフ
ィルムに付与すると考えられる。
〔具体的な説明〕
抗菌作用又(dこの発明のフィルムからの殺菌剤の放出
に関してこの明細書において使用する場合、1延長され
た”なる語は、実験室試験法において少なくとも2回、
そして最も好ましくは少なくとも5〜10回の水洗浄の
後に実質的な抗菌活性が維持されることを意味する。
この発明の組成物の活性成分のキャリヤーとして使用さ
れる溶剤に関してこの明細書において使用する場合、“
揮発性”なる語は、周囲条件、例えば約15℃〜35℃
において硬質表面に薄膜として適用された場合に容易に
揮発する溶剤又は溶剤系を意味する。
この発明の組成物により処理される表面についてこの明
細書において使用する場合、“硬質”なる語は、耐火性
材料、例えば艶付きの(glazed)又は艶付きでな
いタイル、レンガ、磁器、陶器、金属、ガラス等からな
る表面について向けられ、そして硬質プラスチック、例
えばデコラ、ポリスfV’4J脂、ビニル樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂の表面を包含する。
材料のノや−センテージは、特にことわらない限り重量
係である。
この発明の消毒組成物は少量のフィルム形成性コ4リマ
ーの溶液を含んで成り、このコポリマーは(a)親水性
基を有するモノマーと、(b)該コポリマーの約0.5
〜80モル係の、芳香族エステル、シクロアルキルエス
テル及びこれらの混合物から成る群から選ばれたα、β
−不飽和カルボン酸エステル成る。このコポリマーは多
量の揮発性溶剤中に溶解しており、この溶剤はさらに、
前記組成物の被膜から溶剤を除去した後に形成されるフ
ィルムに延長された抗菌性を付与するのに有効な量の殺
菌剤を含有する。コポリマーのモノマー(b)は好まし
くは、α、β−不飽和酸のシクロアルキルエステル又は
芳香族エステルと、このシクロアルキルエステル又は芳
香族エステルの約1〜90モA/ 4のα、β−不飽和
酸のアルキルエステル又は(アルコキシ)アルキルエス
テルとの組合わせを含んで成る。
この発明に従って使用される親水性モノマー材料は好ま
しくは、α、β−不飽和カルゲン酸、例えばメタクリル
酸、アクリル酸、イタコン酸、アコニット酸、樹皮酸、
クロトン酸、メサコン酸、カル?キシエチルアクリル酸
、マレイン酸、フマル酸等のエステルである。例えば、
好ましいヒドロキシアルキルエステルには、これらの酸
とエチレングリコール、ノー、トリー、テトラ−9及び
〔ポリ〕エチレングリコール、ソロピレングリコール及
びジゾロピレングリコール;1,3−又は、4−ブチレ
ングリコール;1,6−へキサメチレングリコール等と
のエステルが包含される。
好オしい不飽和カル)ぜン酸にはC,−C4゜−カル♂
ン酸、すなわちアクリル酸、メタクリル酸、及びイタコ
ン酸が含まれる。
官能基としてアミン基を含有する適当な親水性モノマー
には、ジエチルアミノエチルアクリレート又はメタクリ
レート、ジメチルアミノエチルアクリレート又はメタク
リレート、モノエチルアミノエチルアクリレート又はメ
タクリレート、tert−ブチルアミノエチルメタクリ
レート、ビ4リッツエチルメタクリレート、モルホリノ
エチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリ
レート及びメタクリレート、2−ピロリジノエチルメタ
クリレート、3−ジメチルアミノエチル−2−ヒドロキ
シノロビルアクリレート又はメタクリレート、2−アミ
ノエチルアクリレート又はメタクリレート、N−メチル
アクリルアミド又はメタクリルアミド、2−ヒドロキシ
エチルアクリルアミド又はメタクリルアミド、イソゾロ
2ルー、1−ブチル−及びt−オクチルアクリルアミド
又はメタクリルアミド、ノアセトンアクリルアミド等が
包含される。
好ましくは、この発明のフィルム形成性コーリマーは約
20〜99.5モル係、最も好ましくは約50〜95モ
ル係の親水性モノマー成分を含有する。
この発明に従えば、親水性モノマーと、少なくとも1種
類の、シクロアルキルエステル、芳香族エステル及びこ
れらの混合物から成る群から選ばれたα、β−不飽和カ
ルぜン酸エステルとの共重合が、硬質表面へのコポリマ
ーフィルムの接着を改良する。好ましくは、コポリマー
は約0.5〜80モル係、最も好ましくは約1〜50モ
ル係の少なくとも1種類のこれらの改質コモノマーを含
有する。
“シクロアルキルエステル”なる語は、この明細書にお
いてビー及びトリーシクロアルキルエステルを含み、そ
して“芳香族エステル”なる語はへテロー芳香族エステ
ルを含む。特に好ましいシクロアルキル及び芳香族エス
テルは、アクリル酸、メタクリル酸又はイタコン酸のエ
ステルである。
これらの酸の有用な芳香族エステルにはフェニルエステ
ル、ペンシルエステル、テトラヒドロフルフリルエステ
ル、及びフェノキシエチルエステルが含まれる。有用な
シクロアルキルエステルには、これらの酸の05〜C1
2シクロアルギルエステル、シクロヘキシルエステル、
イラン1ζルニルエステル及びアダマンチルエステルが
含まれる二α、β−不飽和カル、ビン酸のアルキルエス
テル及びアルコキシ(アルキルエステル)を芳香族エス
テル及び/又はシクロアルキルエステルと組み合わせて
使用することができる。好ましくは、アルキルエステル
は高級アルキルエステル、例えば炭素原子数約5〜22
個、最も好ましくは炭素原子数約5〜12個のアルキル
エステルから選択することができる。アルキルエステル
及びアルコキシ(アルキル)エステルは改質コモノマー
の合計型酸の約1〜90モル係の範囲で使用することが
できる。好ましくは、シクロアルキルエステル又は芳香
族エステルとアルキルエステルとのモル係比率は約2:
1−1:2である。
アクリル酸、メタクリル酸及びイタコン酸のアルキルエ
ステル及ヒ(アルコキシ)アルキルエステルがこの発明
のコモノマー混合物において使用するために好ましい。
シクロアルキル及び/又は芳香族エステルモノマーと組
み合わせて使用することができるこれらの脂肪アルキル
エステルモノマーの例にはミリスチル−1・母ルミチル
−及びステアリル−アクリレート、−メタクリレート及
び−イタコネートが含まれる。
有用なC5−C12化合物の例には、ヘキシル−、オク
チル−、エチル(ヘキシル)−、インデシル−及びラウ
リル−アクリレート、−メタクリレート及び−イタコネ
ートが含まれる。直鎖ではなく分枝鎖成分を有するアル
キルエステルもまたこの発明のコポリマーにおいて使用
するのに好ましい。
コモノマーとして有用な(アルコキシ)アルキルエステ
ルには、アクリル酸、メタクリル酸又はイタコン酸の(
cl−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキルエステ
ル、例えば(メトキシ)エチルエステル、(エトキシ〕
エチルエステル、(メトキシ)プロピルエステル、(エ
トキン)fロピルエステル等が含まれる。
重合反応 溶剤又は溶剤混合物中でそして生ずるコポリマーが溶液
として維持される濃度においてモノマーの重合を行うこ
とによりフィルム形成性コIリマーを製造することがで
きる。好ましい溶剤には、低級アルコール、例えばエタ
ノール;ケトン、グリコールエステル又ハニーチル、低
級(アルキル)アセテート;テトラヒドロフラン、ジメ
チルホルムアミド等が含まれる。モノマー出発材料は、
典型的には溶剤中に所望の濃度に、例えば約15〜30
重1係の合計濃度に溶解される。但し、幾つかの場合に
はより高い又はより低い濃度を用いることができる。
重合反応は常法に従って、そして好ましくはラジカル形
成開始剤を使用することにより開始する。
適当な開始剤の例にはジペンゾイルペルオキンド、ta
rt−プチルベルオク)エート、クメンヒドロ(ルオキ
シド、ジアゾジイソブチロジニトリル、ジイソゾロビル
ペルカーぜネート、アンモニウム(ルサルフェート等が
含まれ、これらはそれ自体ととして、又は還元剤と組合
わせて、すなわち酸化還元系の形で使用される。
反応中、反応混合物を好ましくは密閉系にふ=いて攪拌
し、そして約50℃〜100℃に、そして好ましくは約
75℃〜95℃に加熱することができる。重合反応の完
了後、コポリマーの溶液が生じ、これはさらに精製又は
濃縮することなく、この発明の消毒組成物中に使用する
ことができる。
殺菌剤 この発明の液体組成物は、接触の際に表面を消毒しそし
てそれから生成したポリマーフィルムに延長された抗菌
作用を付与するのに効果的な量の1種又は複数種の殺菌
剤を含有する。広範囲の種類の抗菌剤を、組成物の多量
成分と不所望の相互作用又は化学反応を誘導しない有効
量において使用することができる。このような薬剤とし
て、クロルヘキシジン、クロルヘキシジングルコネート
、グルコネート、ハラシン、ヘキサクロロフェン、ニト
ロフラゾン、ニトロメルゾール、ポビドン−インティン
、チメロソール、C4−C5〕+5ペン、次亜塩素In
 LM 、クロッカルパン、クロロフェン、ポロキサマ
ー−インディン、フェノール類、マフェニドアセテート
、アミナクリン塩酸塩、第四アンモニウム塩、オキシク
ロロセン、メタブロムサラン、メルゾロミン、ジブロム
サラン、グリセリルラウレート、ナトリウム及び/又は
亜鉛ピリチオン、(ドデシル)(ジエチレンジアミン)
グリシン及び/又は(ドデシル)(アミノゾロビル)グ
リシン等を挙げることができる。
フェノール性化合物はこの発明の組成物中に使用するた
めに特に好ましい殺菌剤である。有用なフェノール性殺
菌剤には、フェノール、m−クレゾール、0−クレゾー
ル、p−クレゾール、〇−フェニルーフェノール、4−
クロロ−m−クレゾール、クロロキシフェノール、6−
n−アミル−m −クレゾール、レゾルシノール、レソ
ルシ/ −ルモノアセテート、p −tert−ブチル
−フェノール及びO−ベンジル−p−クロロフェノール
が含まれる。これらの化合物の生物学的に活性な水溶性
塩、例えばアルカリ金属塩も使用することができる。こ
れらの化合物の内、0−ベンジル−p−クロロフェノー
ルがその高い殺菌活性の故に好ましい。
第四アンモニウム塩もまたこの発明で使用するのに好ま
しい殺菌剤であり、そしてこれには、水可溶化イオン、
例えばハロゲンイオン、例えば塩素イオン、臭素イオン
又はヨウ素イオンを含んで成るN−(高級)C14−C
24アルキル−N−ベンジル第四アンモニウム塩、及び
複素環イミド、例えばイミダゾリニウム塩が含まれる。
便宜上、脂肪族第四アンモニウム塩は構造的に次のよう
に定義され: (R)(R,)CR2)CR5)N+X一式中、Rはベ
ンジル又は低級(アルキル)ベンジルであり;R4は炭
素原子数10〜24個、好ましくは12〜22個のアル
キルであり;R2はCl0−Cアルキル、C−Cアルキ
ル又はC,−C4ヒドロキシアルキルであり;R5は炭
素原子数1〜4個の低級アルキル又はヒドロキシアルキ
ルであり;そしてXは水溶性又は分散性を付与すること
ができる陰イオンであって、前記の塩素イオン、臭素イ
オン、ヨウ素イオン、硫酸イオン及びメタンスルホン酸
イオンが含まれる。これらの脂肪族第四級アンモニウム
塩の内特に好ましい種類には、n”” 12−C1B 
アルキル−ジメチルベンジルアンモニウムクロリド(ミ
リサルコニウムクロリド)、n −C1□−C24アル
キル−ジメチル(エチルベンジル)アンモニウムクロリ
ド(クアテルニウム14)、ジメチル(ヘンシル)アン
モニウムクロリド、及びこれらの混合物が含まれる。こ
れらの化合物は0nyx Chemical Co、、
 シャーシーシティ−、ニューシャーシーからBTCシ
リーズとして市販されている。例えば、BTC2125
Mはミリサルコニウムクロリドとクアテルニウム−14
との混合物である。
他の有用な脂肪族第四アンモニウム化合物には、N、N
−ジー(高級)−〇、。−C24アルキル−N、N−ノ
(低級)−C1−C4アルキル第四アンモニウム塩、例
えばジステアリル(ジメチル)アンモニウムクロリド、
セチル(ジメチル)エチルアンモニウムプロミド、ジコ
コ(ジメチル〕アンモニウムクロリド、ジ水素化タロウ
(ジメチル)アンモニウムクロリド、シータロウ−(ジ
メチル)アンモニウムクロリド、ジステアリル(ジメチ
ル)アンモニウムメトサルフェートセチル(トリメチル
)アンモニウムゾロミド、及びジー水軍化−タロウ(ジ
メチル)アンモニウムメタサルフェートが含まれる。
他の有用な窒素含有殺菌剤にはベンゼトニウムクロリド
、セチルピリジニウムクロリド、メチルベンゼトニウム
クロリド、ドミフェンブロミド、ゲンチアンバイオレッ
ト等が含まれる。
この発明の液体組成物の殺菌成分の合計濃度は、その抗
菌活性、溶解性、安定性等に依存して広範囲に異ること
ができる。殺菌剤とコポリマーとの高い重量比、例えば
2〜3:1が満足すべき消毒フィルムをもたらすことが
できるが、一般には殺菌剤の濃度は溶解しているコポリ
マーの濃度を超えない。例えば、この発明の消毒組成物
は好ましくは約0.01〜10重量係、最も好ましくけ
約0、。5〜5重量8./−ヤ性殺菌剤又は第四アンモ
ニウム塩を含有する。組成物中の殺菌剤の合計濃度が溶
解しているコポリマーの約0,01〜50重量係、好ま
しくは約0.25〜20重量係、そして最も好ましくは
約0.5〜5重Inである場合、高い持続性で耐摩耗性
のフィルムが達成され得るO この発明のフィルム形成性液体組成物は、周囲条件下で
攪拌しながら殺菌剤をコIリマ一の溶液中にm解し、次
に得られた溶液を揮発性キャリヤー溶剤又は溶剤系によ
り適当な濃度に稀釈することにより、容易に製造するこ
とができる。コポリマーは一般に低級アルカノール又は
低級アルキルアセテートのごとき揮発性溶剤中で製造さ
れるから、この溶液を相溶性有機溶剤により稀釈するこ
とができる。この有機溶剤として、アルコール、特に低
級脂肪族飽和アルコール、例えばエチルアルコール、イ
ソゾロビルアルコール、プロピルアルコール、クリコー
ル、例エハエチレングリコール、ジエチレングリコール
、フ?ロ□ζ0レンゲリコール及びジプロピレングリコ
ール、エチレングリコールメチルエーテル、エチレンク
リコールエチルエーテル、n−プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、n−ゾロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、イソノロピレングリコールモノメチルエー
テル、イソプロピレングリコールモノエチルエーテル、
m−ビロール及び酢酸エチルを使用することができる。
コポリマー及び殺菌剤の均一な溶液が維持される量の水
とこれらの溶剤との混合物も使用することができる。例
えばコポリマーのエタノール性溶液に殺菌剤を溶解する
ことにより形成される溶液は相溶性溶剤又は溶剤系、例
えばイソグロノ9ノール、又はイソプロ・9ノール/水
により稀釈することができる。このタイプの有用な組成
物はイソゾロ・母ノール及び水の混合物約85幅以上を
含んで成ることができる。
従って、この発明の好ましい液体消毒剤組成物は約0.
25〜10悌、好ましくは約0.5〜5係のフィルム形
成性コIリマー;約0.10〜10壬、好ましくは約0
.05〜5係の、最も好ましくはフェノール性殺菌剤又
は第四アンモニウム塩から選択された殺菌剤;組成物の
残余部の揮発性溶剤又は溶剤系を含んで成る。
好ましくは、フィルム形成性コポリマー中、約50〜9
5モル係の親脂性モノマー、最も好ましく fd 2−
ヒドロキシエチルメタクリレート又は2−ヒドロキシエ
チルアクリレート;及び約10〜35モル係の05〜C
8−シクロアルキルアクリレートもしくはメタクリレー
ト、芳香族アクリレートもしくはメタクリレート、又は
これらの混合物を含有する。場合によっては、シクロア
ルキル及び/又は芳香族モノマーに代えて約25〜75
モル係の酸で高級(アルキル)アクリレート又はメタク
リレートモノマーをコポリマー中に含有せしめることも
できる。少敏の添加剤、例えば殺菌剤レベルの指示剤、
香料、界面活性剤、染料等を、これらがフィルム形成過
程と適合する限りにおいて、この発明の組成物に導入す
ることもできる。
例えば、この発明の組成物の洗浄力を増強するために、
約0.5〜5係の相溶性界面活性剤を該組成物に導入す
ることができる。
最終消毒組成物は均一な液体であって、このものは浸漬
、噴霧、ブラシ塗布、ローラー塗布、・臂ッド塗布によ
り、又はこれらと類似の塗布法により表面に適用するこ
とができる。家庭用品のためには手動式ポンプ又は加圧
式エーロゾル噴霧機が効果的である。この発明の組成物
は硬質表面に接着するのに特に適するが、スポンジ、柔
軟性プラスチック、布、木等の材料を被覆し又は処理す
るために使用することもできる。一般に、周囲条件のも
とで透明で均一なポリマーフィルムに急速に乾燥する量
の液体組成物を与えるのに必要な程度まで塗布工程を続
ける。例えば約25〜100ηハn2の液体組成物がタ
イル表面を消毒し、そして延長された抗微生物的保護を
付与するために一般に効果的である。この殺菌性フィル
ムは光沢を有し、穏和な摩擦に対して耐性であり、そし
て反復する湿潤により破壊されず又は殺菌剤を実質上涸
渇させない。液体組成物を反復して適用する場合、存存
スる溶剤が前に適用されたフィルムを溶解シ、そして均
一にするので、これによりフィルムの蓄積が生じない。
次に、例によりこの発明をさらに詳細に説明する。
シクロヘキシルメタクリレート5モル% (2,46g
)、インデシルメタクリレート5モル% (3,31g
)及び2−ヒドロキシエチルメタクリレート90モル%
(34,23g)’&160m#)95%エタノール中
に溶解し、そして0.11のジベンゾイルミ9−オキシ
ド9を加えた。この溶液に10分間にわたり窒素を泡立
たせ、そしてこれを密閉系(圧力ビン)中で80℃にて
8時間加熱した。コポリマーの得られた溶液を消毒組成
物の製造のために使用した。
例1の方法によりコポリマーを調製した。但し、3.0
モル係のシクロヘキシルメタクリレート、7モル係のイ
ンデシルメタクリレート及び90モル係の2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートを共重合せしめた。
例1の方法によりコポリマー溶液を調製した。
但し、7.0モル係のシクロヘキシルメタクリレート、
3モル係のイソデシルメタクリレート及び90モル係の
2−ヒドロキシエチルメタクIJL/−トを用いた。
艶付の陶器製浴室タイル及びホルミカ上に、例1〜3に
従って調製された溶液からコポリマ〜のフィルムを形成
した。周囲温度及び湿度において乾燥した後、光沢フィ
ルムの歇を試験した。被覆された基材を水中に45分間
浸漬した後に湿った4−パータオルを適用することによ
り生ずる摩耗及びフィルムの外観を視覚的に評価した。
以下余白 第1表 フィルムの評価 コポリマー   タイル上   ホルミカ上側1   
透明 なし  透明 なし 例2   透明 なし  透明 なし 例3   透明 なし  透明 なし 第1表に要約した結果は、例1〜3のコポリマーのアル
コール/水(95:5)溶液から形成されたポリマーフ
ィルムは、硬質表面に適用されそして次に湿りに暴露さ
れた場合、満足すべき物理性を示すことを明らかにして
いる。
例4−2゜ 例1の方法に従って、次の疎水性環状及び脂肪族メタク
リレートを含有するコ」ゼリマーを調製することができ
る。
ベンジルメタクリレート テトラヒドロフルフリルメタクリレート2−エチルへキ
シルメタクリレート イソデシルメタクリレート ラウリルメタクリレート ステアリルメタクリレート ヘキシルメタクリレート フェノキシエチルメタクリレート イソは?ルニルメタクリレート 5〜50モルチのこれらのモノマー及び/はこのような
モル限界内のこれらの組合わせを95〜50モル係の親
水性モノマー、例えば2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、2−又は3−ヒドロキシ−!ロビルメタクリレー
ト、及びジアセトンアクリルアミドと重合せしめること
ができる。芳香族モノマーが単独で又はアルキルエステ
ルモノマーと混合して使用される各場合において、陶器
タイル及びホルミカへの接着が達成される。
例1の方法に準じて、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ートと、シクロアルキル、アルキル又は芳香族メタクリ
レートとのみを含有するコポリマー溶液を調製し、そし
てタイル又はホルミカ上でのそれらのフィルムを例4の
方法により評価した。
第2表 コポリマーフィルム THIvW/20−f(M/80   CN   j 
 CS■BOM/1O−HWi/90CN:C8IBO
M/20−Hg/80   CN   ’、   CP
BEWVlO−Hg/90    CN   :   
CPBEVi/20−Hg/80    CN   ’
  CPCHM/110−H/90    CN   
:  CPCHVV20−Hg/80    CN  
 ’   CPtM/1o−Hy9o    c   
s、p  :   c   sLM/2O−H1’&8
0    CS、P  I   CSSTEM/110
−H/90   CS、P  j   CPSTE34
/20−Hg/80  C8,P−CpISDM/11
0−1(/90   CS、P  :CNISDM/2
0−Hg/80   CS、P  ;  CNHEXM
/1O−HV90   CS、P  j   CNHE
XP4/20−Hg/80   、CS、P  ICN
モノマーの略号 DAA  ジアセトンアクリルアミド 8M2−ヒドロキシエチルメタクリレートHPM  2
−ヒドロキシプロピルメタクリレートSTM  ステア
リルメタクリレート LM  ラウリルメタクリレート ISDMイソデシルメタクリレート THFMテトラヒドロフルフリルメタクリレートIBO
Mイソデルニルメタクリレート BEM  ベンジルメタクリレート CI(M  シクロヘキシルメタクリレートHEXMヘ
キシルメタクリレート 凧 メタクリル酸 ■  曇り C透明 P  剥離 S  軟い、掻きず N  なし。
シクロアルキル又は芳香族エステルコモノマーのみを含
有するコポリマーはタイル上では良好に機能するが、ホ
ルミカ上には弱く接着するのみであった。C1,−01
8アルキルコモノマーを含んで成るコポリマーはホルミ
カに対して満足すべき接着性を示すが、タイル上では貧
弱に機能した。コモノマーとしてC−又はC10−エス
テルのみを含んで成るコポリマーはこの評価において貧
弱に機能した。
例6. ヒドロダルフィルム 例1の方法に準じて重合した親水性モノマーのみを含有
する溶液を調製し、他のモノマーの除去の効果を評価し
た。フィルムを形成し、そして部付タイル及びホルミカ
へのそれらの接着性及び耐摩耗性を、水中に45分間浸
漬した後に評価した。
以下余白 第3表 DAA/100       HP HM/100       HP HPM/100       I(P MA/100       0          P
第3表に要約するデータにより示されるように、DAA
及びHMのごとき典型的な親水性4リマーは高い膨潤性
を示し、基材から剥離する健りたフィルムをしばしばも
たらす。
例1のコポリマー溶液と、第四アンモニウム塩殺菌剤(
I ” Quat ” S ミリスチル(ジメチル)(
ベンジル)アンモニウムクロリドとドデシル(ジメチル
)(p−エチル−ベンジル〕アンモニウムクo IJ 
rトノ混合物: BTC2125PP−80係活性、 
0nyx Ch*m1eal Coos ジャーシーシ
テイー、ニューシャーシー)又は2−ベンジル−4−ク
ロロフェノール(phenol )のいずれか、及びイ
ンプロパツールとを第4表に示すように混合することに
より、2種類のフィルム形成性液体消毒溶液を製造した
。液体組成物をタイルに噴霧しそして次に湿った被覆物
を空気乾燥することにより、消毒剤組成物のフィルムを
部付タイル及び結付されていないタイル上に、表に示さ
れた程度に形成した。透明な耐摩耗性Iリマーフィルム
が得られた。
第4表 コポリマー溶液  Quat  Phenol  i 
−PrOH9,63,886,6 9,6−3,886,6 9,63,886,6 9,6−3,886,6 4,90,49−43,9(+) 被覆されたタイルの状態 部付 0.7  16 in”  44.0 、3艶付
 0.7  16 in”  44.0 、7多孔質 
  0.9    1、4in279.0  2.4多
孔質   0.8    1、4in”  79.0 
 2.7注(+):Mi成酸物さらに49.411の水
及び、3係のノノキシノール−9(非イオン性界面 活性剤)を含有する。
第4表に示した4種類の組成物により被覆された5個ず
つのタイルのそれぞれにl atの細菌接種物[E、ニ
アす(L cal i ) 、 2.6 X 10’ 
CFU/i/)を噴霧した。対照として、5個の被覆さ
れていなり部付陶器製タイル及び5個の被覆されていな
い多孔質(w3付されてい々い)陶器製タイルを用いた
。各タイルに5日間にわたり毎日水を噴霧しそして空気
乾燥した。乾燥したとき、まだサンプリングしていない
1個の“新しい”タイルのロダック(rgduc )接
触寒天プレートサン!リングを行った。すでにサンプリ
ングされたタイルの再サンプリングも行った。こうして
、5日目の試験においては、1つのタイルは5回サンプ
リングされており、1つは4回、1つは3回等サンプリ
ングされている。この試験結果を第5表に要約する。
以下余白 第5表に要約した結果は、第4表の配合物から調製され
たフィルムは、その後に導入された細菌集団の減少のた
めに有効であることを示している。
対照タイルからの細菌の回収は1日目から5日目まで続
いた。処理されたタイルからの回収は観察されないか、
又は常に低く、静止した活性状態が示された。
C0制細菌作用の評価 多回接種 第6表に要約するフィルム形成性組成物を調製し、そし
て例7(〜に記載したのと同様にして結付したタイル上
に消毒フィルムを形成した。
第 6 表 配合(重量係)       タイルの被覆コポリマー
                     (η/i
n”)9、d*)−3,886,6B  44.0 、
6s、cJ+)3.6 −  86.6  0 38.
0 、19.4(+)−3,786,6038,01,
4(*)例1の溶液。
(+)例2の溶液。
処理されたタイル及び処理されていない(対照)タイル
にE、コリ又はS、アウレウス(S、 aureua 
)(18〜24時間液体培養物10  CFU /ml
 )を接種し、そして空気乾燥した。1平方インチの無
菌布スワッチを無菌塩溶液中で湿し、そしてタイルの表
面を前後に動かして4回ふいた。布をレセーン(Let
heen )プロスに入れて生存している生物を計数し
た。タイルを14日間にわたり毎日洗浄(サンプリング
)シ、この間、5日、7日、9日、及び111日目再接
種した。この評価の結果を第第7表に要約した結果は、
少なくとも5回の接種及び14回の水洗浄の後、第6表
の配合物から調製された消毒フィルムはなお接着性であ
り、微生物感染に対して耐性であり、そして延長された
殺菌作用を有することを示している。
例8.液体消毒組成物の殺菌スプレーとしての有効性 第8表に示す個々の成分を混合することにより液体消毒
組成物を調製した。
第8表 配  合 変法を行々うととかでλよう。
←)  BTC2125M (−1−)2−ベンジル−4−クロロフェノール。
配合物1及び■をスプレー消毒剤として、S。
アウレウスを接種したガラススライド上で、AOAC法
4−033−4−035 、 AOACMethods
 of Amalyalg(第13版1980)  に
従って2分間暴露することにより評価した。30個すべ
ての接種されquat配合物Iが噴霧されたスライドは
その後の増殖に関して陰性であり、接種されpheno
l性配合物Iが噴霧された21個のスライドの内16個
も同様であった。これらの結果は、この発明のフィルム
形成性液体組成物が、硬質表面と組成物との接触におい
て汚染した該表面を衛生的にし、又は実質上消毒するの
に有効であることを示している3例7に示したように、
生じたフィルムは次に、反復する水洗及び微生物感染の
後でさえ、その処理された表面に延長された残留抗菌性
を付与するように作用する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、錯体化された無機金属塩を実質上含有しない抗菌性
    フィルムを形成することができる液体組成物であって、
    多量の揮発性溶剤中少量のフィルム形成性水不溶性コポ
    リマー、及び該フィルムに延長された殺菌性を付与する
    のに有効な量の殺菌剤を含んで成り、該コポリマーが(
    a)親水性官能基を有するモノマー、及び(b)該コポ
    リマーの約0.5〜80モル%の、芳香族エステル、シ
    クロアルキルエステル及びこれらの混合物から成る群か
    ら選ばれたα,β−不飽和カルボン酸エステルを含んで
    成る、ことを特徴とする組成物。 2、成分(b)が、α,β−不飽和酸のシクロアルキル
    エステル又は芳香族エステルと組合わされた、α,β−
    不飽和酸のアルキル又は(アルコキシ)アルキルエステ
    ル約1〜90モル%を含んで成る特許請求の範囲第1項
    に記載の組成物。 3、前記アルキルエステルがC_5〜C_2_2アルキ
    ルエステルであり、そして前記(アルコキシ)アルキル
    エステルが(C_1−C_4)アルコキシ(C_1−C
    _4)アルキルエステルである特許請求の範囲第2項に
    記載の組成物。 4、前記コポリマーが成分(a)のモノマー約20〜9
    9.5%を含んで成る特許請求の範囲第1項に記載の組
    成物。 5、成分(a)の前記モノマーがα,β−不飽和カルボ
    ン酸のヒドロキシアルキルエステルを含んで成る特許請
    求の範囲第4項に記載の組成物。 6、前記ヒドロキシアルキルエステルがヒドロキシアル
    キルアクリレート又はヒドロキシアルキルメタクリレー
    トを含んで成る特許請求の範囲第5項記載の組成物。 7、前記α,β−不飽和カルボン酸がアクリル酸、メタ
    クリル酸又はイタコン酸を含んで成る特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の組成物。 8、前記コポリマーが前記組成物の約0.25〜10%
    を占める特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 9、前記殺菌剤がフェノール性化合物又は第四アンモニ
    ウム塩を含んで成る特許請求の範囲第1項に記載の組成
    物。 10、前記組成物が約0.01〜10%の殺菌剤を含ん
    で成る特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 11、前記殺菌剤が溶解したコポリマーの約0.01〜
    50重量%を占める特許請求の範囲第1項に記載の組成
    物。 12、前記溶剤が、C_1−C_4アルカノール、又は
    水とC_1−C_4アルカノールとの混合物を含んで成
    る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 13、錯体化された無機金属イオンを実質上含有しない
    抗菌性フィルムを形成することができる液体消毒組成物
    であって、多量の揮発性溶剤中少量のフィルム形成性コ
    ポリマー、及び該フィルムに延長された抗菌性を付与す
    るのに有効な量の殺菌剤から本質上成り、そして該コポ
    リマーが(a)約50〜95モル%の、2−ヒドロキシ
    エチル−メタクリレート、2−ヒドロキシプロピル−メ
    タクリレート、3−ヒドロキシプロピル−メタクリレー
    ト及びジアセトンアクリルアミドから成る群から選択さ
    れた親水性モノマー、(b)該コポリマーの約1〜10
    モル%の、α,β−不飽和酸の芳香族又はシクロアルキ
    ルエステル、並びに(c)該コポリマーの約1〜10モ
    ル%の、α,β−不飽和酸のC_5−C_2_0アルキ
    ルエステル又は(アルコキシ)アルキルエステルから成
    る、ことを特徴とする組成物。 14、前記フィルム形成性コポリマーが組成物の約0.
    5〜5%の濃度で存在する特許請求の範囲第13項に記
    載の組成物。 15、前記不飽和酸がメタクリル酸、アクリル酸又はイ
    タコン酸である特許請求の範囲第13項記載の組成物。 16、前記芳香族エステルがフェニルエステル、ベンジ
    ルエステル又はテトラヒドロフルフリルエステルである
    特許請求の範囲第15項に記載の組成物。 17、前記シクロアルキルエステルがシクロヘキシルエ
    ステル、イソボルニルエステル又はアダマンチルエステ
    ルである特許請求の範囲第13項に記載の組成物。 18、前記殺菌剤が、組成物の約0.05〜5%の濃度
    で存在し、そして殺菌性フェノール性化合物又は第四ア
    ンモニウム塩である特許請求の範囲第13項に記載の組
    成物。 19、前記第四アンモニウム塩がC_1_0−C_2_
    0−n−アルキル(ジメチル)ベンジルアンモニウム塩
    である特許請求の範囲第18項に記載の組成物。 20、前記フェノール性化合物が2−ベンジル−4−ク
    ロロフェノールである特許請求の範囲第18項に記載の
    組成物。 21、前記殺菌剤が前記殺菌剤の約0.25〜20重量
    %を含んで成る特許請求の範囲第13項に記載の組成物
    。 22、前記溶剤が水−アルコール混合物である特許請求
    の範囲第13項に記載の組成物。 23、溶剤が低級アルカノールであり、そして組成物の
    約85%の濃度で存在する特許請求の範囲第13項に記
    載の組成物。 24、組成物の約85重量%以上がアルコールと水との
    混合物である特許請求の範囲第13項に記載の組成物。 25、硬質多孔性又は非多孔性表面を消毒しそしてそれ
    に延長された殺菌性を付与する方法であって、該表面に
    、錯体化された無機金属塩を実質上含有しない抗菌性フ
    ィルムを形成することができる液体組成物であって、多
    量の揮発性溶剤中少量のフィルム形成性水不溶性コポリ
    マー、及び該フィルムに延長された殺菌性を付与するの
    に有効な量の殺菌剤を含んで成り、該コポリマーが(a
    )親水性官能基を有するモノマー、及び(b)該コポリ
    マーの約0.5〜80モル%の、芳香族エステル、シク
    ロアルキルエステル及びこれらの混合物から成る群から
    選ばれたα,β−不飽和カルボン酸エステルを含んで成
    る、ことを特徴とする組成物又は錯体化された無機金属
    イオンを実質上含有しない抗菌性フィルムを形成するこ
    とができる液体消毒組成物であって、多量の揮発性溶剤
    中少量のフィルム形成性コポリマー、及び該フィルムに
    延長された抗菌性を付与するのに有効な量の殺菌剤から
    本質上成り、そして該コポリマーが(a)約50〜95
    モル%の、2−ヒドロキシエチル−メタクリレート、2
    −ヒドロキシプロピル−メタクリレート、3−ヒドロキ
    シプロピル−メタクリレート及びジアセトンアクリルア
    ミドから成る群から選択された親水性モノマー、(b)
    該コポリマーの約1〜10モル%の、α,β−不飽和酸
    の芳香族又はシクロアルキルエステル、並びに(c)該
    コポリマーの約1〜10モル%の、α,β−不飽和酸の
    C_5−C_2_0アルキルエステル又は(アルコキシ
    )アルキルエステルから成る、ことを特徴とする組成物
    を塗布し、そしてこの塗布物から溶剤を除去して殺菌性
    耐水性ポリマーフィルムを形成することを含んで成る方
    法。 26、表面1平方インチ当り約10〜100mgの組成
    物を適用する特許請求の範囲第25項に記載の方法。
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