JP2002101958A - 折り畳みテーブル - Google Patents

折り畳みテーブル

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JP2002101958A
JP2002101958A JP2000302475A JP2000302475A JP2002101958A JP 2002101958 A JP2002101958 A JP 2002101958A JP 2000302475 A JP2000302475 A JP 2000302475A JP 2000302475 A JP2000302475 A JP 2000302475A JP 2002101958 A JP2002101958 A JP 2002101958A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーテーションと机の機能を一体化し、その
搬送、設置を容易にするとともに保管時において省スペ
ース化を図れる折り畳みテーブルを提供すること。 【解決手段】 前記折り畳みテーブルは、天板3が垂直
状態で収納状態にあり、天板3が略水平な位置まで回動
すると使用状態となる。すなわち、天板3がパネル1に
支持されているため、パーテーションを構成する各パネ
ルとして比較的大きなものを利用できるとともに、不使
用時には後パネル1と対向するように略垂直となるた
め、運搬が容易でありかつ保管場所をとらず、天板3を
略水平にするのみで机の使用状態となり、設置も楽なも
のとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーテーションと
天板をユニット化した折り畳みテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個室の執務空間を確保するため
に、パーテーションと机を別個に用意することが常識で
あり(特願昭50−44618号公報)、そのためパー
テーションと机とをそれぞれ個別にその設置場所に搬送
し設置していた。また、机にパーテーションを固定する
技術も知られている(実願昭58−159024号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】これらパーテーシ
ョンと机とをそれぞれ別個に搬送し設置するタイプのも
のにあっては、その搬送や設置の管理が二重に発生し、
管理に手間取るばかりか、パーテーションと机とを一体
化したものにあっては、机がパーテーションを支えるた
め、十分な執務閉空間を作るような大きなパーテーショ
ンを備える機構にはできず、また不使用時に机自体が水
平平面を大きく占めるため、無駄な空間を放置しておく
ことになる。
【0004】本発明は、パーテーションと机の機能を一
体化し、その搬送、設置を容易にするとともに保管時に
おいて省スペース化を図れる折り畳みテーブルを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の折り畳みテーブルは、後パネルと、この後
パネルの両側縁の少なくとも一方から前方に延設される
側パネルとでパーテーションを構成し、天板を、後パネ
ルに対して略水平な使用状態と、後パネルに対して対向
しかつ床面に対して略垂直な折り畳み状態との間で回動
可能となるようパネルに支持したことを特徴としてい
る。この特徴によれば、前記折り畳みテーブルは、天板
が垂直状態で収納状態にあり、天板が略水平な位置まで
回動すると使用状態となる。すなわち、天板がパネルに
支持されているため、パーテーションを構成する各パネ
ルとして比較的大きなものを利用できるとともに、不使
用時には後パネルと対向するように略垂直となるため、
運搬が容易でありかつ保管場所をとらず、天板を略水平
にするのみで机の使用状態となり、設置も楽なものとな
る。
【0006】上記折り畳みテーブルにおいて、後パネル
と、この後パネルの両側縁の少なくとも一方から前方に
延設される側パネルとを備えるパーテーションを設け、
前記パネルの内面に支持手段の一方が連結し、支持手段
の他方が天板の下面に連結し、前記支持手段により、天
板を前記後パネルに対して天板の表面側が近接して対向
するほぼ垂直な折り畳み状態となるようにするのが好ま
しい。このようにすれば、天板の支持は、パネル、即ち
後パネル、側パネルの少なくともいずれかの内面に支持
手段の一方が連結され、支持手段の他方が天板の下面に
連結されているため、この支持手段は収納状態時にはパ
ネルで隠蔽され、使用状態時においては天板とパネルに
より隠蔽され見栄えを向上できる。
【0007】上記折り畳みテーブルにおいて、支持手段
は、メインリンクとサブリンクを有し、メインリンクに
は、ガイド溝が設けられ、ガイド溝にはサブリンクの一
方端に設けたガイドピンが係合し、メインリンクの一方
端は天板又はパネルのいずれかに軸着し、メインリンク
及びサブリンクの他方端はパネル又は天板のいずれかに
軸着し、サブリンクのガイドピンはガイド溝に沿って移
動し、天板が略水平な使用状態と後パネルに対して天板
の表面側が近接して対向するほぼ垂直な折り畳み状態と
に移動するように案内支持することが好ましい。このよ
うにすれば、支持手段は、メインリンクとサブリンクを
有し、メインリンクには、ガイド溝が設けられ、サブリ
ンクのガイドピンがガイド溝に沿って移動し、天板が略
水平な使用状態と後パネルに対して天板の表面側が近接
して対向する垂直な折り畳み状態とに移動するように案
内支持するので、簡単な機構で確実に天板を回動支持で
きることになる。
【0008】上記折り畳みテーブルにおいて、天板は、
前記天板に連結された支持手段が、天板を略垂直状態に
移動する際、この天板を下降移動させる機能を有するこ
とが好ましい。このようにすれば、天板は、略垂直状態
の天板を床面方向に対して天板の上端部を低くでき、天
板を外部から見えにくくできる。従って下降移動できる
ため、天板収納時にパネルに奥行きの長い天板であって
も、パネルから飛び出て周囲から見えにくくできる。
【0009】上記折り畳みテーブルにおいて、支持手段
が天板を垂直な折り畳み状態から使用状態に向かう方向
に、付勢する弾性手段を備えることが好ましい。このよ
うにすれば、支持手段には、天板を垂直な折り畳み状態
から使用状態に向かう方向に、付勢する弾性手段を備え
ているので、天板を支えるのに必要な力を小さくするこ
とができ、また回動時に発生する天板の支持手段の打音
等の発生を防止することができる。
【0010】上記折り畳みテーブルにおいて、支持手段
が天板の上下移動の間で上方向に付勢する弾性手段を備
えることが好ましい。このようにすれば、天板の上下移
動の間で上方向に付勢する弾性手段を備えているので、
天板の下降移動を穏やかにし、移動の際の騒音が発生す
るのを防止できる。またこの付勢力が天板を上昇させる
ときの補助力として働くため、軽い力で天板を上昇でき
ることになる。
【0011】上記折り畳みテーブルにおいて、前記側パ
ネルに、この側パネルの延長方向となる展開状態と、前
記後パネルと対向する間で回動可能な延長パネルを備え
ることが好ましい。このようにすれば、側パネルに回動
可能な延長パネルを備え、天板収納時に折り畳めるので
天板を周囲から見えないように遮蔽できるばかりか、延
長パネルの延長時にパーテーションによる執務閉空間が
構築でき、折り畳み時はコンパクトなパーテーションと
なる。また延長パネルを展開した使用時においても、延
長パネルを側パネルの一方に設けるか、両方に設けるか
により、またそれらのパネル幅を設定することにより種
々の使用形態に対応できる。
【0012】上記折り畳みテーブルにおいて、前記後パ
ネル、前記側パネル又は前記延長パネルのいずれかのパ
ネルの底部に、キャスターが設けられることが好まし
い。このようにすれば、折り畳みテーブルの設置時や執
務室のレイアウト変更時、パネルに設けたキャスターに
より、移動をスムーズに行うことができる。
【0013】上記折り畳みテーブルにおいて、前記後パ
ネル、前記側パネル、又は前記延長パネルのいずれかの
パネルには、天板が略水平な使用状態となったときに下
降して床面に接地する脚部が設けられていることが好ま
しい。このようにすれば、天板が後パネルに対して略水
平な使用状態となったとき、下降して床面に接地する脚
部が設けられているので、天板の使用時に天板やパネル
の移動を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0015】図1,図2は、本発明の折り畳みテーブル
の使用時の概観図である。この外観図について概要を説
明すると、図1は折り畳みテーブルの使用状態であり、
図2はこの折り畳みテーブルの収納状態を表している。
すなわち、後パネル1の両端の少なくとも一方には、側
パネル2、2が後パネル1に対してほぼ直角に連結され
ている。また天板3が側パネル2に固定された支持手段
によって支持されており、この天板3の前端を手で押し
上げることにより、図2に示されるように天板3は、そ
の表面が後パネルに対して対向し、かつ床面に対して略
垂直な折り畳み状態となり、収納管理に便利な状態にな
るようになっている。図1の状態から図2の状態に変化
するまでの移動経過が、図3、図4に示されている。
【0016】この側パネル2には延長パネル5が連結さ
れており、この連結の構造は、回動自在であり、この延
長パネル5は、天板3収納時、天板3の前方を覆う位置
まで延び、図1に示されるようにテーブル使用時には天
板3を側面から覆うプレートとしても機能する。両側に
設けられた側パネル2は、後パネル1と延長パネル5と
を連結し、又天板を閉鎖する機能を有するばかりか、パ
ーテーションを自立させるための矩形の水平断面を形成
する機能を有する。
【0017】また後パネル1、側パネル2、延長パネル
5には、キャスター4が設けられており、移動可能にな
っている。このキャスターは、移動を防止するロック機
構を備えたものが望ましい。
【0018】図5、図6、図7に基づいて前述の天板3
の支持手段の第1実施例を説明すると、この支持手段
は、天板3をこの側パネル2に対して折り畳み自在に支
持するものである。すなわち支持手段は、支持リンク
6、ガイド部材11、ガイドピン13、ガスサスペンシ
ョン15を有しており、支持リンク6は、その一方端が
側パネル2の内側の面に支軸142により枢着され、他
端は天板3の略中央の下面に支軸141されている。
【0019】すなわち、天板3の後パネル側にはガイド
ピン13が設けられており、このガイドピン13は、側
パネル2の内側の面に設けたガイド部材11に形成され
たガイド溝12に係合している。さらに支持リンク6の
略中間にガスサスペンション15の一方端が支軸143
により枢着されており、ガスサスペンション15の他方
端は側パネル2に支軸142により枢着されている。
【0020】支持リンク6、ガイド部材11、及びガス
サスペンション15は、側パネル2側ではなく、後パネ
ル側に設けても良い。このようにすると、側パネル2を
取外し自在又は回動自在にすることができ、この折り畳
みテーブルのレイアウトの自由度が高まる。
【0021】ここで、支持手段で支持された天板3と支
持手段の動きを図5、図6、図7に基づき説明すると、
まず天板3の図5及び図1の右端を手で持ち上げると、
ガイドピン13は、ガイド溝12に沿って移動し、天板
が略水平な使用状態から図6、図7のように天板3の表
面側が後パネル1に対して近接して対向する垂直な折り
畳み状態に移動する。天板3が、図5に示す略水平状態
の使用状態から、図6及び図7に示す後パネル1に対し
てその表面が対向していくが、ここで天板3が床面に対
して略垂直な折り畳み状態に回動する間、ガスサスペン
ション15は、特に天板3が垂直位置に近くなるに従
い、この天板3が急激に回動しないように支持するダン
パーの働きをする弾性手段となる。これにより、ガイド
ピン13とガイド溝12との打音や振動音等の発生を少
なくできる。この弾性手段としてはガスサスペンション
の外に、ばねやゴム部材でもよい。
【0022】更に、天板3が床面に対して垂直の折り畳
み状態になった位置で、天板3はガイドピン13が係合
するガイド溝12に沿って下降する。この時、ガスサス
ペンション15は、天板3が下降する動きが穏やかにす
るダンパーの働きにより、天板3が下降する際の騒音が
発生するのを防止できる。
【0023】なお、第1実施例では1つのガスサスペン
ション15により前記2つのダンパー作用を行わせるよ
うにしたが、2つのガスサスペンションを設けて2のダ
ンパー作用を互いに分担させるか又は共同して行わせる
ようにすることもできる。
【0024】このように、天板3を折り畳んだ後、図2
に示されるように延長パネル5を側パネル2に対し垂直
に、即ち後パネル1に平行となるまで回動し終えると、
折り畳んだ天板3は、後パネル1と側パネル2と延長パ
ネル5により囲まれて閉鎖され、周囲から見えなくなる
のでこの折り畳みテーブルを使用しない保管時の見栄え
が良くなる。次に延長パネル5の側端部には、ロック機
構30が設けられており(図2)、延長パネル5はこの
ロック機構30を介して側パネル2の端部と結合し、閉
鎖状態の延長パネル5が勝手に開放しないようにでき
る。また延長パネル5の側端部に延長パネル5が回動し
やすいようするための周知の把手7を設けることも可能
である。
【0025】図8、図9、図10は、本発明の支持手段
についての第2実施例である。第2実施例の支持手段
は、メインリンク26とサブリンク27を有し、メイン
リンク26には、ガイド溝12’が設けられ、ガイド溝
12’にはサブリンク27の一方端に設けたガイドピン
13’が係合し、メインリンク26の一方端は天板3に
支軸141’で枢着され、メインリンク26及びサブリ
ンク27の他方端は側パネル22に支軸142’で枢着
されている。そのため、サブリンク27のガイドピン1
3’は、ガイド溝12’に沿って移動し、天板3が略水
平な使用状態と、後パネル1に対して天板3の表面側が
近接して対向する垂直な折り畳み状態とに自在に変化で
きるように案内支持されている。
【0026】またスプリング18’は、メインリンク2
6に対し支軸141’を中心として天板3を回動するよ
うに引張力を与えている。またその反対端の支軸14
2’に設けたスプリング18’’が、メインリンク26
を回動するように付勢し、またスプリング18は、軸1
43’を中心にサブリンク27が回動するように付勢し
ており、これらのスプリングの作用によりメインリンク
26、サブリンク27、天板取付フレーム間にガタが発
生することを防止している。
【0027】メインリンク26の中央部には、ガスサス
ペンション15の一方端が枢着され、ガスサスペンショ
ン15の他方端は、側パネル22に枢着されている。こ
れらメインリンク26、サブリンク27、ガスサスペン
ション15等はカバー20により覆われている。
【0028】次に支持手段の第2実施例の作用を説明す
ると、図8の使用状態すなわち略水平状態にある天板3
の右端を手で持ち上げることにより、ガイドピン13’
は、ガイド溝12’に沿って下方に移動し、天板が略水
平な使用状態から図9のように天板3の表面側が斜めに
傾斜する。更に図10のように天板3が後パネル1に近
接して対向する垂直な折り畳み状態に移動する。この
時、ガスサスペンション15は、天板が垂直位置に近く
なるに従い天板が急激に回動しないように支持するダン
パーの働きをし、また天板を支えるのに必要な力を小さ
くすることができる。
【0029】更に天板3を垂直状態に移動させると、図
10のように、天板3の先端は下降し、後パネル1に設
けた天板受け17に当接して停止する。ここで前記ガス
サスペンション15のダンパー作用により天板3の先端
が天板受け17に急激に当たり騒音が発生するのを防止
できる。
【0030】図11、図12は、折り畳みテーブルの変
形例が示され、図11には延長パネル5の内側下方に昇
降可能なパネル状の脚16が設けられている。この脚1
6は延長パネル5に取り外し可能に係止しておくか、ほ
ぼ脚16の重量を上回る弾性付勢力が与えられて、自由
に昇降できるようにしていてもよい。
【0031】本例では脚16に上方向に弾性付勢力が与
える場合について説明すると、延長パネル5を展開し、
図11のように次第に天板3を水平方向に倒し、図12
に示される水平位置まで天板3を移動すると、この天板
3の重量が脚16に加わり、この重量が前述の弾性付勢
力を上回ることにより、脚16が下降し床に接地する。
脚16が床に接地されると、キャスター4によるパーテ
ーションの自由な移動が規制され、机が安定することに
なる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0033】(a)請求項1に記載の発明によれば、前
記折り畳みテーブルは、天板が垂直状態で収納状態にあ
り、天板が略水平な位置まで回動すると使用状態とな
る。すなわち、天板がパネルに支持されているため、パ
ーテーションを構成する各パネルとして比較的大きなも
のを利用できるとともに、不使用時には後パネルと対向
するように略垂直となるため、運搬が容易でありかつ保
管場所をとらず、天板を略水平にするのみで机の使用状
態となり、設置も楽なものとなる。
【0034】(b)請求項2に記載の発明によれば、天
板の支持は、パネル、即ち後パネル、側パネルの少なく
ともいずれかの内面に支持手段の一方が連結され、支持
手段の他方が天板の下面に連結されているため、この支
持手段は収納状態時にはパネルで隠蔽され、使用状態時
においては天板とパネルにより隠蔽され見栄えを向上で
きる。
【0035】(c)請求項3に記載の発明によれば、支
持手段は、メインリンクとサブリンクを有し、メインリ
ンクには、ガイド溝が設けられ、サブリンクのガイドピ
ンがガイド溝に沿って移動し、天板が略水平な使用状態
と後パネルに対して天板の表面側が近接して対向する垂
直な折り畳み状態とに移動するように案内支持するの
で、簡単な機構で確実に天板を回動支持できることにな
る。
【0036】(d)請求項4に記載の発明によれば、天
板は、略垂直状態の天板を床面方向に対して天板の上端
部を低くでき、天板を外部から見えにくくできる。従っ
て下降移動できるため、天板収納時にパネルに奥行きの
長い天板であっても、パネルから飛び出て周囲から見え
にくくできる。
【0037】(e)請求項5に記載の発明によれば、支
持手段には、天板を垂直な折り畳み状態から使用状態に
向かう方向に、付勢する弾性手段を備えているので、天
板を支えるのに必要な力を小さくすることができ、また
回動時に発生する天板の支持手段の打音等の発生を防止
することができる。
【0038】(f)請求項6に記載の発明によれば、天
板の上下移動の間で上方向に付勢する弾性手段を備えて
いるので、天板の下降移動を穏やかにし、移動の際の騒
音が発生するのを防止できる。またこの付勢力が天板を
上昇させるときの補助力として働くため、軽い力で天板
を上昇できることになる。
【0039】(g)請求項7に記載の発明によれば、側
パネルに回動可能な延長パネルを備え、天板収納時に折
り畳めるので天板を周囲から見えないように遮蔽できる
ばかりか、延長パネルの延長時にパーテーションによる
執務閉空間が構築でき、折り畳み時はコンパクトなパー
テーションとなる。また延長パネルを展開した使用時に
おいても、延長パネルを側パネルの一方に設けるか、両
方に設けるかにより、またそれらのパネル幅を設定する
ことにより種々の使用形態に対応できる。
【0040】(h)請求項8に記載の発明によれば、折
り畳みテーブルの設置時や執務室のレイアウト変更時、
パネルに設けたキャスターにより、移動をスムーズに行
うことができる。
【0041】(i)請求項9に記載の発明によれば、天
板が後パネルに対して略水平な使用状態となったとき、
下降して床面に接地する脚部が設けられているので、天
板の使用時に天板やパネルの移動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例の折り畳みテーブ
ルの概観図である。
【図2】図1の収納状態を表す概観図である。
【図3】図1から図2に変化するまでの概観図である。
【図4】図1から図2に変化するまでの概観図である。
【図5】第1実施例の支持手段の機構図である。
【図6】第1実施例の支持手段の機構図である。
【図7】第1実施例の支持手段の機構図である。
【図8】第2実施例の支持手段の機構図である。
【図9】第2実施例の支持手段の機構図である。
【図10】第2実施例の支持手段の機構図である。
【図11】図3に対応する折り畳みテーブルの変形例で
ある。
【図12】図1に対応する折り畳みテーブルの変形例で
ある。
【符号の説明】
1 後パネル 2 側パネル 3 天板 4 キャスター 5 延長パネル 6 支持リンク 7 把手 11 ガイド部材 12、12’ ガイド溝 13、13’ ガイドピン 141、141’ 支軸 142、142’ 支軸 143、143’ 支軸 15 ガスサスペンション 16 脚 17 天板受け 18、18’、18’’ スプリング 20 カバー 26 メインリンク 27 サブリンク 30 ロック機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B053 GA11 GA13 GA18 SA01 SA06 SA07 3B069 CA03 CA04 CA07 3J105 AA02 AA12 AB46 AC10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後パネルと、この後パネルの両側縁の少
    なくとも一方から前方に延設される側パネルとでパーテ
    ーションを構成し、天板を、後パネルに対して略水平な
    使用状態と、後パネルに対して対向しかつ床面に対して
    略垂直な折り畳み状態との間で回動可能となるようパネ
    ルに支持したことを特徴とする折り畳みテーブル。
  2. 【請求項2】 後パネルと、この後パネルの両側縁の少
    なくとも一方から前方に延設される側パネルとを備える
    パーテーションを設け、前記パネルの内面に支持手段の
    一方が連結し、支持手段の他方が天板の下面に連結し、
    前記支持手段により、天板を前記後パネルに対して天板
    の表面側が近接して対向するほぼ垂直な折り畳み状態と
    なるようにした請求項1に記載の折り畳みテーブル。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、メインリンクとサブリ
    ンクを有し、前記メインリンクには、ガイド溝が設けら
    れ、前記ガイド溝には前記サブリンクの一方端に設けた
    ガイドピンが係合し、前記メインリンクの一方端は天板
    又はパネルのいずれかに軸着し、前記メインリンク及び
    前記サブリンクの他方端はパネル又は天板のいずれかに
    軸着し、前記サブリンクのガイドピンは前記ガイド溝に
    沿って移動し、天板が略水平な使用状態と記後パネルに
    対して天板の表面側が近接して対向するほぼ垂直な折り
    畳み状態とに移動するように案内支持する請求項2に記
    載の折り畳みテーブル。
  4. 【請求項4】 前記天板に連結された支持手段が、天板
    を略垂直状態に移動する際、この天板を下降移動させる
    機能を有している請求項2または3に記載の折り畳みテ
    ーブル。
  5. 【請求項5】 前記支持手段が、天板を垂直な折り畳み
    状態から使用状態に向かう方向に付勢する弾性手段を備
    えている請求項2ないし4のいずれかに記載の折り畳み
    テーブル
  6. 【請求項6】 前記支持手段が、天板の上下移動の間、
    上方向に付勢する弾性手段を備えている前記請求項3な
    いし5のいずれかに記載の折り畳みテーブル。
  7. 【請求項7】 前記側パネルに、この側パネルの延長方
    向となる展開状態と、前記後パネルと対向する間で回動
    可能な延長パネルを備えた請求項1ないし6のいずれか
    に記載の折り畳みテーブル。
  8. 【請求項8】 前記後パネル、前記側パネル又は前記延
    長パネルのいずれかのパネルの底部に、キャスターが設
    けられた請求項1ないし7のいずれかに記載の折り畳み
    テーブル。
  9. 【請求項9】 前記後パネル、前記側パネル、又は前記
    延長パネルのいずれかのパネルには、天板が略水平な使
    用状態となったときに下降して床面に接地する脚部が設
    けられている請求項8に記載の折り畳みテーブル。
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