JP2002101401A - 光送信機、光受信機、光送受信機、及びcatvシステム - Google Patents

光送信機、光受信機、光送受信機、及びcatvシステム

Info

Publication number
JP2002101401A
JP2002101401A JP2000287126A JP2000287126A JP2002101401A JP 2002101401 A JP2002101401 A JP 2002101401A JP 2000287126 A JP2000287126 A JP 2000287126A JP 2000287126 A JP2000287126 A JP 2000287126A JP 2002101401 A JP2002101401 A JP 2002101401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
upstream
optical
transmitted
transmission line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000287126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4598936B2 (ja
Inventor
Toshihiro Sugiura
敏博 杉浦
Tatsuji Katsuyama
達司 勝山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP2000287126A priority Critical patent/JP4598936B2/ja
Publication of JP2002101401A publication Critical patent/JP2002101401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4598936B2 publication Critical patent/JP4598936B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上りLと上りHの二種類の上り信号を光伝送
路を介してCATVセンターへ伝送するCATVシステ
ムにおいて、システムを効率的に構築してそのコストを
低減する。 【解決手段】 端末側から電気信号として出力され、幹
線接続端子T4から入力された上り信号(下り信号より
低い周波数帯域の上りLと下り信号より高い周波数帯域
の上りH)が、HPF24a及びLPF24bにて夫々
分離され、上りLは更にLPF23bを通過することに
より下り信号と分離される。これらの各上り信号は、H
PF26a及びLPF26bにて再び混合され、レーザ
ダイオード27にて光信号に変換された後、上り光出力
端子T3からCATVセンターへ出力される。このた
め、上りL・上りHを別々に光変換して伝送するのに比
べ、CATVシステム全体を効率的且つ経済的に構築す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末側から出力さ
れる、下り信号より低い周波数帯域の上り信号と下り信
号より高い周波数帯域の上り信号とを光信号に変換し、
各上り信号を光伝送路を介してCATVセンターへ伝送
するCATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CATVセンターのヘッドエ
ンドから端末側へ映像信号等の下り信号を伝送すると共
に、端末側からも各種データをCATVセンターへ伝送
することができる双方向CATVシステムが知られてい
る。このような双方向CATVシステムでは、下り信号
として例えば70〜602MHzの周波数帯域を使用
し、上り信号として、下り信号より低い周波数帯域(例
えば10〜55MHz)を使用したものが一般的であ
る。
【0003】そして、CATVセンターと端末側との間
で上り・下り各信号を伝送するための伝送媒体は、従来
から主に同軸ケーブルが使用されているが、同軸ケーブ
ルでは、伝送する信号の周波数が高いほど伝送ロスが大
きくなりやすいことや、減衰した信号を増幅するために
例えば数百mごとに増幅器等の中継器を設置する必要も
あることなどから、近年になって、光ファイバケーブル
が使用されるケースが多くなってきている。
【0004】この場合、端末装置を備える各家庭(加入
者宅)まで光ファイバケーブルを敷設しようとすると、
各加入者にて光・電気変換装置等の機器を個々に用意す
る必要があり、加入者の経済的負担が大きくなってしま
う。そのため、CATVセンターからの下り信号を、加
入者宅の近辺までは光ファイバ(下り用)で伝送し、光
・電気変換装置にて電気信号に変換した後、同軸ケーブ
ルにて各加入者宅まで伝送すると共に、加入者宅からの
上り信号も同じ同軸ケーブルにて伝送し、光・電気変換
装置にて光信号に変換した後、光ファイバ(上り用)で
CATVセンターまで伝送する、所謂HFC(Hibrid F
iber coax)伝送方式が考えられている。
【0005】このようなHFC伝送方式でCATVシス
テムを構成すれば、CATVセンターから光・電気変換
装置(加入者宅近辺)までは光ファイバケーブルによっ
て無中継で伝送することもでき、しかも光・電気変換装
置から各加入者宅までは従来通り同軸ケーブルにて伝送
されるため、同軸ケーブルのみによる伝送方式に比べ、
伝送信号の高品質化や広帯域化が可能になると共に、シ
ステムの信頼性の向上やサービスエリアの拡大も実現で
きる。
【0006】ところで、近年のケーブルテレビは、その
双方向性や高速性を活かし,多チャンネル化や高速・大
容量伝送が可能なCATVインターネット,CATV電
話など通信サービスへの展開・拡大が進んでいるため、
端末側からの上り信号の伝送量も増加する傾向にある。
そのため、上記のような上り信号の周波数帯域(10〜
55MHz)だけでは、端末側からの各種データをCA
TVセンターへ十分に伝送することができなくなるおそ
れがある。
【0007】そこで、上り信号として、上記のような下
り信号より低い周波数帯域の上り信号(以下「上りL」
と称す)に加え、下り信号より高い周波数帯域(例えば
650〜770MHz)を、上り信号(以下「上りH」
と称す)として使用することも考えられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
HFC伝送方式において、上りLに加えて更に上りHを
伝送しようとすると、上り用の光ファイバが増えて、結
果として、CATVセンターと一つの光・電気変換装置
との間の上り信号伝送につき、2本(上りL用、上りH
用)の光ファイバが必要になる。
【0009】また、光信号と電気信号の相互変換を行う
光・電気変換装置内においても、上りLを光信号に変換
するための変換部に加えて、新たに上りHを光信号に変
換するための変換部も必要となり、結果として上り信号
変換用に二系統の変換部が必要となる。そのため、電気
信号を光信号に変換するために中核となる部品(例えば
光発振用のレーザダイオード、以下「LD」と略す)
も、上りH用として1個増加することになる。
【0010】そのため、上り信号が上りLだけの場合に
比べて、上り信号伝送用の光ファイバが2倍に増えるた
め、その分、光ファイバ収納本数の多い光ファイバケー
ブルを使用しなければならない。また、光・電気変換装
置も、上りH用の変換部が新たに増えることから大型化
してしまう。そして、このような光ファイバの使用量増
加や光・電気変換装置の大型化等により、CATVシス
テム全体のコストも増加してしまう。
【0011】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、上りLと上りHの二種類の上り信号を光伝送路を介
してCATVセンターへ伝送するCATVシステムにお
いて、システムを効率的に構築してそのコストを低減す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するためになされた請求項1記載の光送信機は、
CATVセンターから端末側へ下り信号を伝送すると共
に、端末側からCATVセンターへ、下り信号より低い
周波数帯域のL帯域上り信号及び下り信号より高い周波
数帯域のH帯域上り信号を伝送するCATVシステムに
おいて、端末側から電気信号として出力され、電気信号
伝送路を介して伝送されてきた各上り信号を、上り用光
伝送路を介してCATVセンターへ伝送するために光信
号に変換して、上り用光伝送路上へ送出すると共に、C
ATVセンターから下り用伝送路を介して伝送されてき
た下り信号を電気信号伝送路上へ送出するためのもので
ある。
【0013】そして、本発明の光送信機では、端末側か
らの各上り信号(L帯域上り信号及びH帯域上り信号)
が第一上下信号分離手段にて夫々分離され、このうちL
帯域上り信号は第二上下信号分離手段を経て上り混合手
段に入力され、H帯域上り信号はそのまま上り混合手段
に入力される。そして、上り混合手段にて、入力された
各上り信号を再び混合する。この上り混合手段で混合さ
れた各上り信号は、第一光電変換手段で光信号に変換さ
れ、上り用光伝送路上へ送出される。
【0014】一方、CATVセンターから下り用伝送路
を介して伝送されてきた下り信号は、まず第二上下信号
分離手段に入力され、そこから第一上下信号分離手段側
へ出力される。そして、第一上下信号分離手段を経て電
気信号伝送路上へ送出される。
【0015】尚、電気信号伝送路としては、例えば同軸
ケーブルを用いるなど、高周波帯の電気信号を良好に伝
送できるものであれば何でもよく、一本の電気信号伝送
路上を、L帯域上り信号、H帯域上り信号、及び下り信
号の三種類の信号が伝送される。また、上り用光伝送路
としては例えば光ファイバを用いればよく、一本の上り
用光伝送路上を、光信号に変換された上記各上り信号が
伝送される。
【0016】つまり、本発明では、電気信号伝送路から
の各上り信号と、電気信号伝送路上へ送出される下り信
号とを夫々分離するために、まず第一上下信号分離手段
にて、H帯域上り信号とそれ以外の信号(L帯域上り信
号及び下り信号)とを分離する。そして、L帯域上り信
号及び下り信号はさらに、第二上下信号分離手段にて分
離され、L帯域上り信号は上り混合手段へ入力される。
【0017】このように分離されたL帯域上り信号及び
H帯域上り信号は、従来は個々に光信号に変換されて、
夫々光ファイバ等の光伝送路へ送出されていたが、本発
明では、分離されたL帯域上り信号とH帯域上り信号を
再び上り混合手段にて混合し、その混合された各上り信
号を第一光電変換手段にて光信号に変換する。即ち、二
種類の上り信号(L帯域上り信号及びH帯域上り信号)
をまとめて光信号に変換するのである。そして、光信号
に変換された各上り信号は、そのまま上り用光伝送路を
介してCATVセンターへ伝送される。
【0018】従って、本発明の光送信機によれば、二種
類の上り信号を上り混合手段にて混合した上で光信号に
変換しているため、L帯域上り信号及びH帯域上り信号
を別々に光信号に変換する必要がなく、その分光送信機
を構成する部品(特に電気信号を光信号に変換するため
の例えばレーザダイオード等の部品)を低減することが
でき、光送信機の小型化、低コスト化が可能となる。ま
た、光信号に変換された各上り信号はそのまま一本の上
り用光伝送路を介してCATVセンターへ伝送できるた
め、各上り信号を別々の光伝送路にて伝送するのに比
べ、上り信号伝送用の光伝送路の数を半分に低減するこ
とができ、そのコストも低減することができる。
【0019】次に、請求項2記載の光受信機は、請求項
1と同様のCATVシステムにおいて、端末側から電気
信号として出力され、一旦光信号に変換されて上り用光
伝送路上を伝送されてきたL帯域上り信号及びH帯域上
り信号を、再び電気信号に変換するためのものである。
【0020】そして、本発明の光受信機では、上り用光
伝送路を介して光信号として伝送されてきた各上り信号
を、まず、第二光電変換手段にて電気信号に変換する。
その後、電気信号に変換された各上り信号を、上り信号
分離手段にて夫々分離する。従って、本発明の光受信機
によれば、一本の上り用光伝送路上を伝送されてきた二
種類の上り信号(L帯域上り信号及びH帯域上り信号)
を夫々電気信号として確実に分離できると共に、従来の
ように二種類の上り信号が別々の光伝送路を伝送され、
別々に電気信号に変換する場合に比べて、光受信機を構
成する部品(特に光信号を電気信号に変換するための例
えばフォトダイオード等の部品)を低減することがで
き、光受信機の小型化、低コスト化が可能となる。
【0021】次に、請求項3記載の光送受信機は、請求
項1又は2と同様のCATVシステムにおいて、端末側
から電気信号として出力され、電気信号伝送路を介して
伝送されてきたL帯域上り信号及びH帯域上り信号を、
上り用光伝送路を介してCATVセンターへ伝送するた
めに光信号に変換して、その上り用光伝送路上へ送出す
ると共に、CATVセンターにて電気信号から一旦光信
号に変換されて、下り用光伝送路上を伝送されてきた下
り信号を、再び電気信号に変換して電気信号伝送路上へ
送出するためのものである。
【0022】そして、本発明の光送受信機では、端末側
からの各上り信号が第一上下信号分離手段にて夫々分離
され、このうちL帯域上り信号は第二上下信号分離手段
を経て上り混合手段に入力され、H帯域上り信号はその
まま上り混合手段に入力される。そして、上り混合手段
にて、入力された各上り信号を再び混合する。この上り
混合手段で混合された各上り信号は、第一光電変換手段
で光信号に変換され、上り用光伝送路上へ送出される。
【0023】一方、CATVセンターから下り用光伝送
路を介して伝送されてきた下り信号は、第三光電変換手
段にて電気信号に変換された後、第二上下信号分離手段
に入力され、そこから第一上下信号分離手段側へ出力さ
れる。そして、第一上下信号分離手段を経て電気信号伝
送路上へ送出される。
【0024】つまり、本発明では、光信号として伝送さ
れてきた下り信号は、第三光電変換手段にて電気信号に
変換された後、第二上下信号分離手段及び第一上下信号
分離手段を経て、電気信号伝送路上に送出される。各上
り信号については、請求項1記載の光送信機の場合と全
く同様であり、まず第一上下信号分離手段にて、H帯域
上り信号とそれ以外の信号(L帯域上り信号及び下り信
号)とを分離し、L帯域上り信号及び下り信号はさら
に、第二上下信号分離手段にて分離され、L帯域上り信
号は上り混合手段へ入力される。そして、このように分
離された各上り信号は再び上り混合手段にて混合され、
第一光電変換手段にて光信号に変換されて、上り用光伝
送路を介してCATVセンターへ伝送される。
【0025】従って、本発明の光送受信機によれば、請
求項1記載の発明と同等の作用効果を奏するのに加え、
上り信号と同じように光信号として伝送されてきた下り
信号も、電気信号に変換され、電気信号伝送路を介して
確実に端末側へ伝送される。そのため、上り、下り両信
号共に光信号として伝送する双方向型の光CATVシス
テムを効率的に構築できると共にそのコストを低減する
ことも可能となる。
【0026】次に、請求項4記載のCATVシステム
は、請求項1記載の光送信機と請求項2記載の光受信機
とを備えたものである。そして、端末側から電気信号と
して出力され、電気信号伝送路上を伝送されてきた各上
り信号は、光送信機にて光信号に変換されて、上り用光
伝送路を介してCATVセンターへ伝送される。CAT
Vセンターでは、各上り信号を光受信機にて再び電気信
号に変換する。そのため、請求項4記載のCATVシス
テムによれば、二種類の周波数帯域の上り信号(L帯域
上り信号及び下り信号)を光信号としてCATVセンタ
ーへ伝送するシステムを効率的且つ経済的に構築するこ
とができる。
【0027】また、請求項5記載のCATVシステム
は、請求項3記載の光送受信機を備えると共に、CAT
Vセンターにおいて、請求項2記載の光受信機と、電気
信号として出力された下り信号を一旦光信号に変換して
下り用光伝送路へ送出する下り用光送信機を備えたもの
である。そして、下り用光送信機から出力された下り信
号は、光送受信機にて再び電気信号に変換されて端末側
へ送出される。端末側から電気信号として出力された各
上り信号は、光送受信機にて光信号に変換されて、上り
用光伝送路を介してCATVセンターへ伝送され、光受
信機にて再び電気信号に変換される。そのため、請求項
5記載のCATVシステムによれば、二種類の周波数帯
域の上り信号(L帯域上り信号及び下り信号)を光信号
としてCATVセンターへ伝送すると共に下り信号も光
信号としてCATVセンターから端末側へ伝送する双方
向型の光CATVシステムを、効率的且つ経済的に構築
することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態のCA
TVシステムの全体構成を示す概略ブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のCATVシステムは、
CATVセンター11からの下り信号(光信号)を下り
主光ファイバ12a及び下り副光ファイバ12bを介し
て光送受信機13まで伝送し、この光送受信機13で電
気信号に変換した後、同軸ケーブルからなる幹線14及
び幹線分岐増幅器TBA等の各種中継機器を介して図示
しない加入者宅の端末装置へ伝送すると共に、加入者宅
の端末装置から出力された上り信号(電気信号)を光送
受信機13で光信号に変換し、上り光ファイバ12cを
介してCATVセンター11へ伝送するものである。
【0029】本実施形態では、下り信号として例えば7
0〜602MHzの周波数帯域の信号を伝送し、上り信
号として例えば、10〜55MHzの周波数帯域の信号
(本発明のL帯域上り信号に相当、以下「上りL」と称
す)と650〜770MHzの周波数帯域の信号(本発
明のH帯域上り信号に相当、以下「上りH」と称す)を
伝送するようにしている。このように、上り信号として
上りLと上りHの二種類の周波数帯域を使用することに
より、大容量の双方向サービスを可能としているのに加
え、特に上りHは上りLに比べて流合雑音の影響を受け
にくい周波数帯域であるため、高品位な双方向サービス
の提供を可能にしている。
【0030】また、光信号に変換された下り信号を、主
回線としての下り主光ファイバ12a及び副回線として
の下り副光ファイバ12bの二系統の光ファイバにて伝
送するのは、光ファイバの断線或いはCATVセンター
11からの下り信号が何らかの原因で停波してしまった
場合に、加入者宅へ下り信号が全く伝送されなくなるこ
とを防ぐためである。本実施形態では、CATVセンタ
ー11から下り主光ファイバ12a及び下り副光ファイ
バ12bを介して光送受信機13へ伝送されてきた下り
信号のうち、通常は下り主光ファイバ12aを伝送され
てきた下り信号を受信して電気信号に変換し、端末側へ
送出するようにしているが、この主回線としての下り主
光ファイバ12aから下り信号が伝送されなくなる等の
異常が生じた場合は、その異常を光送受信機13内で検
出し、副回線としての下り副光ファイバ12bからの下
り信号を受信するように切り換えている。この主回線と
副回線の切り換えについては後述する。
【0031】尚、CATVセンター11と光送受信機1
3との間は、一本の多芯光ファイバケーブル12にて相
互に接続されており、その複数の芯線(光ファイバ)の
うち三本を、それぞれ下り主光ファイバ12a、下り副
光ファイバ12b、上り光ファイバ12cとして使用し
ている。また、幹線分岐増幅器TBAは、幹線14から
入力された下り信号を増幅して出力すると共に、出力の
一部は図示しない分岐出力端子(本実施形態では四つ)
からも分岐出力される。
【0032】そして、幹線分岐増幅器TBAからの各出
力は、加入者宅までの伝送距離等に応じて、更に、図示
しない他の幹線分岐増幅器や延長増幅器、タップオフ等
の各種中継機器を介して、適宜増幅されつつ、各加入者
宅まで伝送される。一方、加入者宅から出力される上り
信号は、これらの各種伝送中継機器を介して幹線14上
を伝送され、光送受信機13へ入力される。
【0033】次に、CATVセンター11は、アンテナ
11aにて受信した地上のテレビ放送や衛星放送、或い
は通信衛星からのデータ放送などの各種放送を加入者側
へ送出するためのヘッドエンド装置HEを備えており、
各種放送等の下り信号は、二つの系統でヘッドエンド装
置HEから電気信号として出力され、それぞれ光送信機
16a,16bに入力される。そして、各光送信機16
a,16bにて光信号に変換された下り信号は、それぞ
れ下り主光ファイバ12a及び下り副光ファイバ12b
を介して光送受信機13へ伝送される。
【0034】また、CATVセンター11には、インタ
ーネットへ接続するためのセンターモデム17a、ルー
タ17b、及びサーバ群17cも備えられている。サー
バ群17cは、IPアドレスを管理するためのDNS
(ドメインネームシステム)サーバやメールサーバ、W
ebサーバ、ニュースサーバなどの各種サーバにて構成
されている。そして、インターネットから入力された各
種データは、ルータ17b及びセンターモデム17aを
介してヘッドエンド装置HEに入力され、ここから他の
信号(テレビ放送など)と共に下り信号として出力され
る。
【0035】一方、上り光ファイバ12cを介して伝送
されてきた上りL及び上りHの各上り信号は、CATV
センター11内で光受信機18に入力され、ここで電気
信号に変換された後、各上り信号ごとに分離されて、ヘ
ッドエンド装置HEに入力される。光受信機18の詳細
な構成については後で述べる。
【0036】更に、CATVセンター11はステイタス
モニタ19を備えており、CATVセンター11と端末
側(各加入者宅)との間の伝送経路上に設けられた光送
受信機13や幹線分岐増幅器TBAなどの各種伝送中継
機器の作動状態を監視すると共に、後述するように、こ
のステイタスモニタ19からのステイタス信号により光
送受信機13における下り信号の系統を主回線から副回
線へ(或いはその逆)切り換えできるようにしている。
【0037】次に、本実施形態のCATVシステムで用
いられる光送受信機13の構成を、図2に基づいて説明
する。図2に示すように、光送受信機13には、下り信
号伝送用の各光ファイバ12a,12bのうち、下り主
光ファイバ12aを接続するための第一光入力端子T1
と、下り副光ファイバ12bを接続するための第二光入
力端子T2と、上り信号伝送用の上り光ファイバ12c
を接続するための光出力端子T3と、端末側の幹線14
を接続するための幹線接続端子T4とが備えられてい
る。
【0038】そして、下り主光ファイバ12aを介して
第一光入力端子T1に入力された下り信号は、下り光電
変換部20aにて電気信号に変換され、増幅器21aに
て増幅された後、下り回線選択スイッチ22へ入力され
る。同様に、下り副光ファイバ12bを介して第二光入
力端子T2に入力された下り信号も、下り光電変換部2
0bにて電気信号に変換され、増幅器21bにて増幅さ
れた後、下り回線選択スイッチ22へ入力される。尚、
本実施形態の二つの下り光電変換部20a,20bは共
に、受光素子としてフォトダイオードを使用している。
【0039】そして、通常は下り回線選択スイッチ22
によって主回線側(つまり第一光入力端子T1側)が選
択されているため、第一光入力端子T1から入力された
下り信号のみが、ハイパスフィルタ(以下「HPF」と
称す)23a及びローパスフィルタ(以下「LPF」と
称す)24bを介して幹線接続端子T4へ出力される。
【0040】尚、二系統の下り回線のうちどちらを主回
線として使用するかは任意に決めることができ、通常は
光送受信機13の設置時に、その設置場所における光受
信レベル等の諸条件を考慮した上で、図示しない手動の
選択スイッチにていずれかを選択(本実施形態では第一
光入力端子T1側を選択)するようにしている。そし
て、第一光入力端子T1から入力される光信号の受信レ
ベルは、図示しない光センサ等により常に監視されてお
り、万一受信レベルが所定のレベルを下回ったときは、
下り回線選択スイッチ22を第二光入力端子T2側へ自
動的に切り換えるようにしている。また、既に述べた通
りCATVセンター11からのステイタス信号によって
も下り回線選択スイッチ22を切り換えることができ
る。
【0041】一方、幹線接続端子T4から入力された二
種類の上り信号のうち、上りLはLPF24b及びLP
F23bを経て増幅器25aに入力され、上りHはHP
F24aを介して増幅器25bに入力される。HPF2
4aは、上りH(650〜770MHz)を通過させる
と共に、上りL(10〜55MHz)及び下り信号(7
0〜602MHz)が増幅器25b側へ流出するのを阻
止するためのものであり、カットオフ周波数が例えば6
50MHzに設定されている。一方、LPF24bは、
上りL及び下り信号を通過させると共に、上りHを阻止
するためのものであり、カットオフ周波数が例えば60
2MHzに設定されている。
【0042】また、HPF23aは、下り信号を通過さ
せると共に、上りLが下り回線選択スイッチ22側へ流
出するのを阻止するためのものであり、カットオフ周波
数が例えば70MHzに設定されている。一方、LPF
23bは、上りLを通過させると共に、下り信号が増幅
器25a側へ流出するのを阻止するためのものであり、
カットオフ周波数が例えば55MHzに設定されてい
る。
【0043】そして、増幅器25aにて増幅された上り
L及び増幅器25bにて増幅された上りHは、それぞれ
HPF26a、LPF26bを経て上り光電変換部27
に入力され、ここで光信号に変換された後、光出力端子
T3からCATVセンターへ送出される。つまり、本実
施形態では、各増幅器25a,25bからの各上り信号
(上りL、上りH)を別々に光信号に変換するのではな
く、HPF26a及びLPF26bにて各上り信号を混
合した後、光信号に変換するようにしている。
【0044】尚、上り光電変換部27にて使用されてい
る発光素子は、本実施形態ではレーザダイオードであ
る。また、HPF26aは、上り信号のうち上りHのみ
を通過させると共に上りLが増幅器25b側へ流出する
のを阻止するためのものであり、カットオフ周波数が例
えば650MHzに設定されている。また、LPF26
bは、上り信号のうち上りLのみを通過させると共に上
りHが増幅器25a側へ流出するのを阻止するためのも
のであり、カットオフ周波数が例えば55MHzに設定
されている。
【0045】このように光信号に変換されて出力された
上りL,上りHは、上り光ファイバ12c上を伝送さ
れ、CATVセンター11内の光受信機18に入力され
る。光受信機18は、図3に示すように、上り光ファイ
バ12cを接続するための光入力端子T5と、上りLを
ヘッドエンド装置HEへ送出するための上りL出力端子
T6と、上りHをヘッドエンド装置HEへ送出するため
の上りH出力端子T7とを備えたものである。
【0046】光入力端子T5に入力された上りL及び上
りH(いずれも光信号)は、上り光電変換部31にて電
気信号に変換され、このうち上りLはLPF32aを経
て増幅器33aに入力され、上りHはHPF32bを経
て増幅器33bに入力される。そして、増幅器33aに
て増幅された上りLは上りL出力端子T6からヘッドエ
ンド装置HEへ送出され、増幅器33bにて増幅された
上りHは上りH出力端子T7からヘッドエンド装置HE
へ送出される。
【0047】尚、上り光電変換部31にて使用されてい
る受光素子は、本実施形態ではフォトダイオードであ
る。また、LPF32aは、上り信号のうち上りLのみ
を通過させると共に上りHが増幅器33a側へ流出する
のを阻止するためのものであり、カットオフ周波数が例
えば55MHzに設定されている。また、HPF32b
は、上り信号のうち上りHのみを通過させると共に上り
Lが増幅器33b側へ流出するのを阻止するためのもの
であり、カットオフ周波数が例えば650MHzに設定
されている。
【0048】以上詳述したように、本実施形態のCAT
Vシステムでは、端末側から電気信号として伝送されて
きた上りL、上りHの各上り信号を、光送受信機13に
て一旦分離する(各上り信号の周波数帯域に挟まれた下
り信号を分離するため)が、分離した各上り信号をその
まま別々に光信号に変換するのではなく、再び混合した
後に、上り光電変換部27にて光信号に変換している。
これにより、各上り信号が一本の上り光ファイバ12c
上を伝送されるため、CATVセンター11の光受信機
18では、この上り信号を一つの上り光電変換部31に
て電気信号に変換でき、変換後の信号を夫々上りL、上
りHに分離してヘッドエンド装置HEに出力している。
【0049】従って、本発明の光送受信機13によれ
ば、上りLび上りHを別々に光信号に変換する必要がな
く、その分光送受信機13を構成する部品(特に電気信
号を光信号に変換するための発光素子としてのレーザダ
イオード)を低減することができ、光送受信機13の小
型化、低コスト化が可能となる。また、光信号に変換さ
れた各上り信号はそのまま一本の上り光ファイバ12c
を介してCATVセンター11へ伝送できるため、各上
り信号を別々の光ファイバにて伝送するのに比べ、上り
信号伝送用の光ファイバの数を半分に低減することがで
き、そのコストも低減することができる。
【0050】また、CATVセンター11内の光受信機
18では、一本の上り光ファイバ12c上を伝送されて
きた二種類の上り信号(上りL及び上りH)を夫々電気
信号として確実に分離できると共に、従来のように二種
類の上り信号が別々の光ファイバを伝送され、別々に電
気信号に変換する場合に比べて、光受信機18を構成す
る部品(特に光信号を電気信号に変換するための受光素
子としてのフォトダイオード)を低減することができ、
光受信機18の小型化、低コスト化が可能となる。
【0051】更に、CATVセンター11から光信号と
して伝送される下り信号も、光送受信機13にて電気信
号に変換され、幹線14を介して確実に端末側へ伝送さ
れる。そのため、二種類の周波数帯域の上り信号を光信
号としてCATVセンター11へ伝送すると共に下り信
号も光信号としてCATVセンター11から端末側へ伝
送する双方向型の光CATVシステムを、効率的且つ経
済的に構築することが可能となる。
【0052】しかも、従来の光送受信機は、上りLと上
りHを夫々別々に光信号に変換していたため上りL用・
上りH用・下り用のあわせて三系統(三つのユニット)
の構成となっており、信頼性向上のために下り信号を主
・副の二回線にて伝送するシステムを構築する場合、光
送受信機を二台設置する必要があった。しかしながら、
本実施形態の光送受信機13では、上りL、上りHをま
とめて一つの系統で済むようになり、その分、空いたス
ペースを利用して、上り用・下り主回線用・下り副回線
用の三系統の構成をとることができるため、下り信号を
主・副の二回線にて伝送するシステムにおいても、光送
受信機13は一台設置するだけでよく、その経済的効果
は大きい。
【0053】ここで、本実施形態の構成要素と本発明の
構成要素の対応関係を明らかにする。本実施形態におい
て、幹線14は本発明の電気信号伝送路に相当し、上り
光ファイバ12cは本発明の上り用光伝送路に相当し、
上り光電変換部27は本発明の第一光電変換手段に相当
し、下り光電変換部20a,20bはいずれも本発明の
第三光電変換手段に相当し、上り光電変換部31は本発
明の第二光電変換手段に相当し、HPF24a及びLP
F24bにより本発明の第一上下信号分離手段に相当す
るものが構成され、HPF26a及びLPF26bによ
り本発明の上り混合手段に相当するものが構成され、H
PF23a及びLPF23bにより本発明の第二上下信
号分離手段に相当するものが構成され、HPF32b及
びLPF32aにより本発明の上り信号分離手段に相当
するものが構成される。
【0054】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態では、光送受信機13におい
て、端末側から幹線14を介して伝送されてきた各上り
信号を、まずHPF24aにて上りHのみを分離し、上
りLは、LPF24bで分離した後さらにLPF23b
にて下り信号と分離するようにしたが、逆に、まず上り
Lのみを、上りH及び下り信号から分離し、そのあと上
りHと下り信号とをフィルタで分離するようにしてもよ
い。但しこの場合、周波数帯域の高い上りHが二つのフ
ィルタを通過することになって、伝送ロスが大きくなる
おそれがあるため、上記実施形態のように、上りHをま
ず単独で分離し、上りLを二つのフィルタで分離するの
が好ましい。
【0055】また、上記実施形態では、第一光入力端子
T1から入力される下り信号を主回線として通常受信す
るようにし、この主回線に異常が生じたときに下り回線
選択スイッチ22を切り換えて、第二光入力端子T2か
らの下り信号を端末側へ伝送するようにしたが、逆に、
通常は第二光入力端子T2からの下り信号を端末側へ伝
送するようにし、異常が生じたときに第一光入力端子T
1からの下り信号を端末側へ伝送するようにしてもよ
い。この場合も、第二光入力端子T2から入力される下
り信号の光レベルを図示しない光センサによって検出
し、所定のレベル以下になったら切り換えればよい。
【0056】更に、上記実施形態では、光送受信機13
からCATVセンター11への上り信号の伝送を、一本
の光ファイバ(上り光ファイバ12c)を介して伝送す
るようにしたが、上り信号を光カプラ等で分離・混合す
ることにより、二本の光ファイバにて上り信号を伝送す
るようにしてもよい。このようにすれば、光ファイバの
使用量が増加するものの、仮に一方の光ファイバに異常
が生じても他方が正常である限り上り信号の伝送を継続
できるため、より信頼性の高いCATVシステムを構築
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のCATVシステムの全体構成を
示す概略ブロック図である。
【図2】 本実施形態の光送受信機を示す概略ブロック
図である。
【図3】 本実施形態のCATVセンター内に設けられ
る光受信機を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
11…CATVセンター、11a…アンテナ、12…光
ファイバケーブル、12a…下り主光ファイバ、12b
…下り副光ファイバ、12c…上り光ファイバ、13…
光送受信機、14…幹線、16a,16b…光送信機、
17a…センターモデム、17b…ルータ、17c…サ
ーバ群、18…光受信機、19…ステイタスモニタ、2
0a,20b…下り光電変換部、21a,21b,25
a,25b,33a,33b…増幅器、22…下り回線
選択スイッチ、27,31…上り光電変換部、23a,
24a,26a,32b…HPF(ハイパスフィル
タ)、23b,24b,26b,32a…LPF(ロー
パスフィルタ)、HE…ヘッドエンド装置、TBA…幹
線分岐増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA06 AA10 BA25 BA28 DA01 DA05 5C064 BA01 BB05 BC14 BC16 BC21 BD01 BD07 5K002 AA05 BA13 CA16 DA04 FA01 GA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATVセンターから端末側へ下り信号
    を伝送すると共に、前記端末側から前記CATVセンタ
    ーへ、前記下り信号より低い周波数帯域のL帯域上り信
    号及び前記下り信号より高い周波数帯域のH帯域上り信
    号を伝送するCATVシステムにおいて、 前記端末側から電気信号として出力され、電気信号伝送
    路を介して伝送されてきた前記各上り信号を、上り用光
    伝送路を介して前記CATVセンターへ伝送するために
    光信号に変換して、該上り用光伝送路上へ送出すると共
    に、前記CATVセンターから下り用伝送路を介して伝
    送されてきた前記下り信号を前記電気信号伝送路上へ送
    出するための光送信機であって、 前記端末側から伝送されてきた前記各上り信号を夫々分
    離すると共に、前記下り信号を前記電気信号伝送路上へ
    送出する第一上下信号分離手段と、 前記第一上下信号分離手段にて夫々分離された前記各上
    り信号を再び混合する上り混合手段と、 前記第一上下信号分離手段と前記上り混合手段との間に
    おける、前記L帯域上り信号の伝送経路上に設けられ、
    前記第一上下信号分離手段にて分離された前記L帯域上
    り信号を前記上り混合手段側へそのまま通過させると共
    に、前記CATVセンターから伝送されてきた前記下り
    信号を前記第一上下信号分離手段へ出力する第二上下信
    号分離手段と、 前記上り混合手段によって混合された前記各上り信号を
    光信号に変換して前記上り用光伝送路上へ送出する第一
    光電変換手段とを備えたことを特徴とする光送信機。
  2. 【請求項2】 CATVセンターから端末側へ下り信号
    を伝送すると共に、前記端末側から前記CATVセンタ
    ーへ、前記下り信号より低い周波数帯域のL帯域上り信
    号及び前記下り信号より高い周波数帯域のH帯域上り信
    号を伝送するCATVシステムにおいて、 前記端末側から電気信号として出力され、一旦光信号に
    変換されて上り用光伝送路上を伝送されてきた前記各上
    り信号を、再び電気信号に変換する光受信機であって、 光信号として伝送されてきた前記各上り信号を電気信号
    に変換する第二光電変換手段と、 前記第二光電変換手段によって電気信号に変換された前
    記各上り信号を夫々分離する上り信号分離手段とを備え
    たことを特徴とする光受信機。
  3. 【請求項3】 CATVセンターから端末側へ下り信号
    を伝送すると共に、前記端末側から前記CATVセンタ
    ーへ、前記下り信号より低い周波数帯域のL帯域上り信
    号及び前記下り信号より高い周波数帯域のH帯域上り信
    号を伝送するCATVシステムにおいて、 前記端末側から電気信号として出力され、電気信号伝送
    路を介して伝送されてきた前記各上り信号を、上り用光
    伝送路を介して前記CATVセンターへ伝送するために
    光信号に変換して、該上り用光伝送路上へ送出すると共
    に、前記CATVセンターにて電気信号から一旦光信号
    に変換されて、下り用光伝送路上を伝送されてきた前記
    下り信号を、再び電気信号に変換して前記電気信号伝送
    路上へ送出するための光送受信機であって、 前記CATVセンターから前記下り用光伝送路を介して
    伝送されてきた前記下り信号を電気信号に変換する第三
    光電変換手段と、 前記端末側から伝送されてきた前記各上り信号を夫々分
    離すると共に、電気信号に変換された前記下り信号を前
    記電気信号伝送路上へ送出する第一上下信号分離手段
    と、 前記第一上下信号分離手段にて夫々分離された前記各上
    り信号を再び混合する上り混合手段と、 前記第一上下信号分離手段と前記上り混合手段との間に
    おける、前記L帯域上り信号の伝送経路上に設けられ、
    前記第一上下信号分離手段にて分離された前記L帯域上
    り信号を前記上り混合手段側へそのまま通過させると共
    に、前記第三光電変換手段にて電気信号に変換された前
    記下り信号を前記第一上下信号分離手段へ送出する第二
    上下信号分離手段と、 前記上り混合手段によって混合された前記各上り信号を
    光信号に変換して前記上り用光伝送路上へ送出する第一
    光電変換手段とを備えたことを特徴とする光送受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光送信機と請求項2記載
    の光受信機とを備え、 前記端末側から電気信号として出力され、前記電気信号
    伝送路上を伝送されてきた前記各上り信号は、前記光送
    信機にて光信号に変換されて、前記上り用光伝送路を介
    して前記CATVセンターへ伝送され、 前記CATVセンターでは、前記上り用光伝送路を介し
    て伝送されてきた前記各上り信号を、前記光受信機にて
    再び電気信号に変換することを特徴とするCATVシス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の光送受信機を備えると共
    に、前記CATVセンターには、請求項2記載の光受信
    機に加え、電気信号として出力された前記下り信号を一
    旦光信号に変換して前記下り用光伝送路へ送出する下り
    用光送信機を備え、 前記下り用光送信機から出力され、前記下り用光伝送路
    上を伝送されてきた前記下り信号は、前記光送受信機に
    て再び電気信号に変換されて前記端末側へ送出され、 前記端末側から電気信号として出力され、前記電気信号
    伝送路上を伝送されてきた前記各上り信号は、前記光送
    受信機にて光信号に変換されて、前記上り用光伝送路を
    介して前記CATVセンターへ伝送され、前記光受信機
    にて再び電気信号に変換されることを特徴とするCAT
    Vシステム。
JP2000287126A 2000-09-21 2000-09-21 光送信機、光送受信機、及びcatvシステム Expired - Fee Related JP4598936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000287126A JP4598936B2 (ja) 2000-09-21 2000-09-21 光送信機、光送受信機、及びcatvシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000287126A JP4598936B2 (ja) 2000-09-21 2000-09-21 光送信機、光送受信機、及びcatvシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002101401A true JP2002101401A (ja) 2002-04-05
JP4598936B2 JP4598936B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=18770929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000287126A Expired - Fee Related JP4598936B2 (ja) 2000-09-21 2000-09-21 光送信機、光送受信機、及びcatvシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4598936B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208839A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Hochiki Corp 光伝送装置
JP2007318340A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Hochiki Corp 光送信制御装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02127824A (ja) * 1988-11-08 1990-05-16 Nec Corp 双方向catv中継増幅器
JPH0818514A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Fujitsu Ltd 光加入者系同一波長双方向伝送方式
JPH1155648A (ja) * 1997-07-30 1999-02-26 Maspro Denkoh Corp 双方向catvシステム
JP2000151477A (ja) * 1998-11-12 2000-05-30 Maspro Denkoh Corp 双方向catvシステムの中継増幅器
JP2000152200A (ja) * 1998-11-11 2000-05-30 Maspro Denkoh Corp 双方向catvシステムの中継増幅器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02127824A (ja) * 1988-11-08 1990-05-16 Nec Corp 双方向catv中継増幅器
JPH0818514A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Fujitsu Ltd 光加入者系同一波長双方向伝送方式
JPH1155648A (ja) * 1997-07-30 1999-02-26 Maspro Denkoh Corp 双方向catvシステム
JP2000152200A (ja) * 1998-11-11 2000-05-30 Maspro Denkoh Corp 双方向catvシステムの中継増幅器
JP2000151477A (ja) * 1998-11-12 2000-05-30 Maspro Denkoh Corp 双方向catvシステムの中継増幅器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208839A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Hochiki Corp 光伝送装置
JP2007318340A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Hochiki Corp 光送信制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4598936B2 (ja) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101755410B (zh) 一种用于提供双向射频服务的无源光网络系统
JP3256457B2 (ja) 通信ネットワーク用の中央ノード変換装置及び方法
JP5228225B2 (ja) 光catvシステム
US6654958B1 (en) Reference signal generator for return path aligning
US7616890B2 (en) System, device and method of expanding the operational bandwidth of a communication infrastructure
JP5400918B2 (ja) ノード装置、信号伝送システム、及び、信号伝送システムの変更方法
EP1235434B1 (en) Two-way network for distributing catv signals to premises by means of optical fibers
JP4598936B2 (ja) 光送信機、光送受信機、及びcatvシステム
KR101190339B1 (ko) 수동광통신망과 광동축혼합망을 결합한 하이브리드 방송 및 통신 전송 장치 및 방법
KR100773469B1 (ko) 광 동축 혼합망을 이용한 전력선 통신 시스템 및 상기전력선 통신 시스템에서 사용되는 통신 장비
US10250353B2 (en) Electromagnetic signal transport and distribution systems
KR100678662B1 (ko) 멀티 채널 다이플렉서를 이용한 간선분기 증폭기
JP4347001B2 (ja) Catv監視システムおよびcatv監視方法
JP3756039B2 (ja) 光ファイバケーブルを用いたネットワークシステム
US20030030871A1 (en) Diversley routed fault tolerant optical node
JP2006115014A (ja) 棟内catvシステム
EP1119968A1 (en) Cable television system for transmitting unmodulated data
US20010015967A1 (en) Wireless LAN system
JP4215728B2 (ja) Catvシステム及びそのcatvシステムに用いられる接続器
WO2018020728A1 (ja) 同軸通信システム、ponシステム、局側装置、及び帯域制限方法
JP2016025589A (ja) Catvシステムおよび加入者光受信装置
KR200380894Y1 (ko) 통신 및 방송 신호 통합 광전송 시스템
KR101460206B1 (ko) 통신 방송 결합 이중화 절체 시스템 및 그 방법
TW202349892A (zh) 具有舊有上游支援之全雙工docsis放大器
JP2010183309A (ja) 混合器内蔵型受信機及び受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees