JP5400918B2 - ノード装置、信号伝送システム、及び、信号伝送システムの変更方法 - Google Patents

ノード装置、信号伝送システム、及び、信号伝送システムの変更方法 Download PDF

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本発明は、ケーブルテレビジョンなどの信号伝送システムの伝送路網に組み込まれるノード装置、このノード装置が組み込まれた信号伝送システム、及び、信号伝送システムの変更方法に関する。
従来からCATV(ケーブルテレビジョン)の信号伝送システムとして、光伝送路網と同軸伝送路網とを併用するHFC(Hybrid Fiber Coaxial)方式の伝送システムが広く用いられている。CATVの各サービスエリアにはそれぞれ光ノード装置が設けられ、通信局舎側のヘッドエンドから光ノード装置までは光ファイバによる上り/下り双方向光伝送を行っている。各サービスエリアは、光ノード装置から加入者端末までの間が同軸ケーブルによって信号が伝送されている。
例えば、特許文献1には、このような従来のHFCシステムにFTTH(Fiber To The Home)システムを増設する光伝送システムの発明が記載されている。具体的に、特許文献1には、上述したHFC方式の伝送システムの光ノード装置内にWDMフィルタを設け、WDMフィルタを介してFTTHシステムを構築する発明が記載されている。
特開2006−5595号公報
上述した特許文献1に記載された伝送システムでは、従来のHFCシステムにFTTHシステムを増設することが可能である。しかしながら、このような伝送システムでは、サービスエリア内にFTTHシステムが増設されるため、サービスエリア内のHFC方式の設備を有効に活用しつつ、加入者の要求に応じて柔軟にFTTHシステムを構築することができなかった。
具体的に、電波障害により地上放送波の再送信のみを受信する加入者や、同軸ケーブルにより伝送可能な770MHz帯域までの多チャンネルを視聴する加入者は、既存のHFCシステムの設備で対応可能である。一方、高速インターネット通信を希望する加入者や770MHz以上の帯域のBS−IF信号などの受信を希望する加入者に対しては、光ファイバを用いたFTTHシステムでのサービス提供が必要となる。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、サービスエリアにおいて予め運用されているHFCシステムの設備を活用しつつ、加入者が要求するサービスに応じて柔軟にFTTHシステムに構築可能な、信号伝送システムの信号伝送路網に組み込まれるノード装置を提供することを目的とする。また、本発明は、このノード装置が組み込まれた信号伝送システム、及び、信号伝送システムの変更方法を提供することを目的とする。
本発明に係るノード装置は、通信局舎側の伝送路網と、同軸ケーブルを介して接続される第1の同軸ケーブル接続部と、同軸ケーブルを介して加入者宅側の伝送路網と接続され、通信局舎側の伝送路網から伝送されてくる下り電気信号を加入者宅側の伝送路網に出力する1つ以上の第2の同軸ケーブル接続部と、通信局舎側の伝送路網から第1の同軸ケーブル接続部に入力された下り電気信号を分波するとともに、加入者宅側の伝送路網から第2の同軸ケーブル接続部に入力された上り電気信号を合波して第1の同軸ケーブル接続部を介して前記通信局舎側の伝送路網に出力する合分波部と、合分波部により分波された下り電気信号を増幅して第2の同軸ケーブル接続部に出力する第1の増幅器と、合分波部の接続先を、第1の増幅器から、信号線の終端抵抗器に切り替える第1の切替部と、通信局舎側の伝送路網と光ファイバを介して接続される光ファイバ接続部と、光ファイバ接続部に入力された下り光信号を下り電気信号に変換する光受信部と、を備え、前記第2の同軸ケーブル接続部は、前記第1の選択部により前記合分波部の接続先として前記第1の増幅器を選択した場合には、前記通信局舎側の伝送路網から伝送されてくる下り電気信号を前記加入者宅側の伝送路網に出力し、前記第1の選択部により前記合分波部の接続先として信号線の終端抵抗器を選択した場合には、前記光受信部により変換された下り電気信号を前記加入者宅側の伝送路網に出力する。
また、本発明に係る信号伝送システムは、同軸伝送路を有する伝送システムとFTTHシステムとを備えた信号伝送システムであって、FTTHシステムの光伝送路と、同軸伝送路とに接続された通信局舎と、通信局舎と、同軸伝送路の同軸ケーブルを介して接続された本発明に係るノード装置と、FTTHシステムの光伝送路又は同軸伝送路と接続された1つ以上の加入者端末とから構成されることを特徴とする。
また、本発明に係る信号伝送システムの変更方法は、同軸伝送路を有する伝送システムから、FTTHシステムに変更する信号伝送システムの変更方法であって、同軸伝送路が構築されているサービスエリアに、FTTHシステムの光伝送路を構築する第1のステップと、通信局舎と同軸伝送路を介して接続されている第1の加入者宅のうち、1つ以上の加入者宅を、通信局舎とFTTHシステムの光伝送路を介して接続される加入者宅に変更する第2のステップと、同軸伝送路を伝送する信号を増幅する同軸増幅器のうち1つ以上の同軸増幅器を、1つ以上の本発明に係るノード装置に変更する第3のステップと、各ノード装置の光受信部を、光ファイバを介して、通信局舎の伝送路網又はクロージャと光信号を伝送可能に接続し、前記第1の切替部により前記合分波部の接続先を終端抵抗器に切り替える第4のステップとを有する。
本発明は、通信局舎側の光伝送路網に設けられたクロージャと光ファイバを介して接続されたノード装置を利用して、既存の同軸ケーブルを介して電気信号を加入者宅に伝送される伝送システムを部分化する。このようにして、本発明は、エリアサービス内で予め運用されている同軸伝送設備や、HFC方式の設備を有効に活用しつつ、加入者の要求に応じて柔軟にFTTHシステムを構築することができる。
サービスエリアに予め構築されているHFC伝送システムの構成について説明するための図である。 サービスエリアにFTTHシステムの幹線網を構築するステップについて説明するための図である。 既存のHFCシステムエリアを縮小して、残りのエリアにFTTHシステムエリアを構築するステップについて説明するための図である。 HFCシステムエリアに配置されている同軸増幅器を、本発明が適用されたノード装置に変換するステップについて説明するための図である。 本発明が適用された第1の実施例に係るノード装置の構成について説明するための図である。 本発明が適用された第2の実施例に係るノード装置の構成について説明するための図である。 本発明が適用された第3の実施例に係るノード装置の構成について説明するための図である。 本発明が適用された第4の実施例に係るノード装置の構成について説明するための図である。 本発明が適用されたノード装置を用いて伝送路網を構築するステップについて説明するための図である。 本発明が適用されたノード装置を用いて伝送路網を構築するステップの他の例について説明するための図である。 FTTHシステムが構築されていないエリアに、新たなFTTHシステムを構築するステップについて説明するための図である。
本発明は、信号伝送システムの伝送路網に組み込まれるノード装置、このノード装置が組み込まれた信号伝送システム、及び、信号伝送システムの変更方法に関する。
具体的に、本発明は、図1に示すような光伝送路網と同軸伝送路網とを併用する既存のHFC方式の伝送システムが構築されているサービスエリア1を、加入者が要求するサービスに応じて柔軟にFTTH方式のシステムに部分的に変更する。ここで、加入者が要求するサービスとしては、既存のHFCシステムで提供可能なサービスと、FTTHシステムの構築が要求されるサービスの2つに分けられる。既存のHFCシステムで提供可能なサービスは、地上放送波の再送信や、770MHz帯域までの多チャンネルを送信するサービスである。また、FTTHシステムの変更が要求されるサービスは、高速インターネット通信や、770MHz以上の帯域のBS−IF信号を送信するサービスである。HFCシステムの同軸ケーブルでは、伝送帯域が70MHzから770MHzまでであり、より広帯域の信号伝送には、光ファイバが必要となるからである。
まず、図1を参照して、サービスエリア1に構築されている既存のHFC伝送システム100について説明する。例えば、HFC伝送システム100は、通信局舎2と光ファイバ3を介して接続された光ノード110と、光ノード110と同軸ケーブル120を介して接続された1つ以上の同軸増幅器130と、同軸ケーブル120に設けられたタップ140を介して接続された1つ以上の有料加入者宅150と、1つ以上の電障加入者宅160とから構成される。
通信局舎2は、光ファイバ3を介して、サービスエリア1内の光ノード110と光信号を伝送可能に接続されている。具体的に、通信局舎2には、デジタル放送用のヘッドエンド装置21と、ケーブルモデム終端装置22と、複数の光送信器24と、複数の光受信器25とが設けられている。
光送信器24は、デジタル放送用のヘッドエンド装置21から供給される下り電気信号と、ケーブルモデム終端装置22から分配器22aを介して供給される下り電気信号とを多重して光信号に変換した下り光信号を、光ファイバ3を介して、サービスエリア1内の光ノード110に出力する。
光受信器25は、サービスエリア1内の光ノード110から、光ファイバ3を介して伝送されてくる上り光信号を上り電気信号に変換して、ケーブルモデム終端装置22に供給する。
このような構成からなる通信局舎2と光ファイバ3を介して光信号を伝送可能に接続された光ノード110は、例えば図1に示すように、同軸ケーブル120を介して2つの同軸増幅器130と接続されている。光ノード110は、例えばAC60Vの電源供給装置111を有し、この電源供給装置111からの電源供給によって次のような動作を行う。すなわち、光ノード110は、通信局舎2からの下り光信号を下り電気信号に変換する。また、光ノード110は、同軸増幅器130から同軸ケーブル120を介して伝送されてくる上り電気信号を上り光信号に変換して、通信局舎2に出力する。なお、電源供給装置111は、AC60Vに限定されず、AC30V又は90Vなど、交流電源電圧を供給できる装置であればよい。
光ノード110により下り光信号から変換された下り電気信号は、1つ以上の同軸増幅器130により増幅され、同軸ケーブル120に設けられたタップ140により分配されて、有料加入者宅150及び電障加入者宅160に供給される。また、有料加入者宅150から出力された上り電気信号は、タップ140を介して同軸ケーブル120に混合され、光ノード110により上り光信号に変換されて、通信局舎2に送信される。
有料加入者宅150は、有料加入者端末として、セットトップボックス151と、ケーブルモデム152と、組込型マルチメディアターミナルアダプタ153とを有し、タップ140を介して電気信号の送受信を行う。
また、電障加入者宅160は、例えば電波障害により地上デジタル放送波のサイマル放送のみ受信する加入者宅である。この電障加入者宅160は、タップ140を介して下り電気信号の受信のみを行う電障加入者端末161を有する。
このような構成からなるHFC伝送システム100においては、サービスエリア1内のHFC方式の設備を有効に活用しつつ、加入者の要求に応じて柔軟にHFCシステムからFTTHシステムを構築することが望まれる。より具体的には、電障加入者宅160は受信のみのサービスであるため、有料加入者宅150よりHFCシステムからFTTHシステムを構築する優先度が低い。また、電障加入者宅160は、概して、有料加入者宅150と比較して、サービスに対する費用が無償又は低廉である場合があり、このような場合には、FTTHシステムに係わる費用回収が見込めない。
さらに、電障加入者や、同軸ケーブルにより伝送可能な770MHz帯域までの多チャンネルを視聴する加入者は、既存のHFCシステムの設備で対応可能である。一方、高速インターネット通信を要求する加入者や770MHz以上の帯域のBS−IFなどの受信を希望する加入者に対しては、光ファイバを用いたFTTHシステムを用いたサービス提供が必要となる。
そこで、本発明が適用された信号伝送システムの変更方法では、次のようなステップ1からステップ5に従って、部分的にFTTHシステムを構築する。
ステップ1において、図2に示すように、サービスエリア1に、FTTHシステムの幹線網を構築する。例えば、通信局舎2から、サービスエリア1内の一部の地区に、複数のクロージャ210を介して光ファイバ4を敷設する。また、通信局舎2に、外部変調型光送信器26と、EDFA27と、複数のOLT281、282、283、284と設置する。更に、EDFA27と、複数のOLT281、282とを光ファイバ4にそれぞれ接続する。
ステップ2において、図3に示すように、ステップ1において設けたクロージャ210に近接する有料加入者宅150の加入者端末を、放送用光端末装置154とデータ通信用光端末装置155とに変更する。そして、放送用光端末装置154とデータ通信用光端末装置155とを、光ファイバ4を介してクロージャ210に接続する。このようにして、サービスエリア1のうち、既存のHFCシステムエリアを縮小しつつ、残りのエリアにFTTHシステムエリアを構築する。
ステップ3において、古くなり交換が必要になった既存のHFCシステムを改修しながら、サービスエリア1内を部分的にFTTHシステムに順次切り替えるサイマル運用を行うため、図4に示すように、複数の同軸増幅器130のうち、一部の同軸増幅器130を、本発明が適用された第1の実施例に係るノード装置300に交換する。すなわち、図4に示すシステム構成では、サイマル運用により同軸伝送路とFTTHとを共用する。
第1の実施例のノード装置300は、図5に示すような構成を有する。すなわち、ノード装置300は、入力同軸ケーブル接続部301と、出力同軸ケーブル接続部302、303と、光ファイバ接続部304と、交流電源線接続部305とを備える。入力同軸ケーブル接続部301は、下り信号が入力される接続部であって、通信局舎2側の伝送路網と、同軸ケーブル120を介して接続される。出力同軸ケーブル接続部302、303は、下り信号が出力される接続部であって、有料加入者宅150又は電障加入者宅160側の伝送路網と、同軸ケーブル120を介して接続される。光ファイバ接続部304は、通信局舎2側の伝送路網と、光ファイバ4又は後述する光ファイバ5を介して接続される。
なお、本発明が適用されたノード装置では、出力同軸ケーブル接続部の数が、上述した2つに限定されず、当該ノード装置300が組み込まれる使用形態に応じた数であってもよい。
また、ノード装置300は、入力同軸ケーブル接続部301に接続された電源分離フィルタ311と、電源分離フィルタ311に接続された合分波器312と、下り信号増幅器331と、合分波器332と、スプリッター333と、2つの電源分離フィルタ334、335と、上り信号増幅器337と、合分波器312に接続された2つの選択部350、360とを備える。
下り信号増幅器331は、選択部350又は後述する光受信ユニットからの下り電気信号を増幅して、合分波器332に出力する。合分波器332は、下り信号増幅器331から入力した下り電気信号をスプリッター333に出力するとともに、スプリッター333から入力した上り電気信号を上り信号増幅器337に出力する。スプリッター333は、合分波器332から入力した下り電気信号を分波して電源分離フィルタ334、335に出力するとともに、電源分離フィルタ334、335から入力した上り電気信号を合波して合分波器332に出力する。電源分離フィルタ334、335は、交流電源の送受電を目的とした帯域制限フィルタであり、それぞれ出力同軸ケーブル接続部302、303と接続されている。上り信号増幅器337は、スプリッター333からの上り電気信号を増幅して、選択部360又は後述する光送信ユニットに出力する。
選択部350は、合分波部312の接続先として、下り信号増幅器331、又は、入力同軸ケーブル接続部301の信号経路の終端抵抗として機能する終端抵抗器を選択する。また、選択部360は、合分波部312の接続先として、上り信号増幅器337、又は、入力同軸ケーブル接続部301の信号経路の終端抵抗として機能する終端抵抗器を選択する。
合分波部312の接続先として、下り信号増幅器331及び上り信号増幅器337を選択する場合には、選択部350、360の内部に減衰器と等化器/疑似伝送網とを設ける。そして、選択部350において、合分波部312と下り信号増幅器331と信号経路に、減衰器と等化器/疑似伝送網とを接続する。同様にして、選択部360において、合分波部312と上り信号増幅器337と信号経路に、減衰器と等化器/疑似伝送網とを接続する。
合分波部312の接続先として終端抵抗器を選択する場合には、選択部350、360の内部に終端抵抗器を設ける。この終端抵抗器により、入力同軸ケーブル接続部301に接続された同軸ケーブル側に信号の反射、信号の乱れを生じさせないようにすることができる。
さらに、合分波部312の接続先として終端抵抗器を選択する場合には、WDMフィルタと光受信ユニットと光送信ユニットとを、ノード装置300に組み込む。具体的に、ノード装置300内部において、光ファイバ接続部304にWDMフィルタを接続し、このWDMフィルタに光受信ユニットと光送信ユニットとを接続する。WDMフィルタは、光ファイバ接続部304に入力される下り光信号を光受信ユニットに出力するとともに、光送信ユニットから入力される上り光信号を光ファイバ接続部304から外部に出力する。光受信ユニットは、WDMフィルタから出力された下り光信号を下り電気信号に変換する。光送信ユニットは、出力同軸ケーブル接続部302、303から伝送されてくる上り電気信号に対応した上り光信号をWDMフィルタに出力する。
なお、光ファイバ4、5では、同軸ケーブル120と異なり、周波数帯域が770MHz以上の信号、例えばBS−IF信号では周波数帯域が1GHz以上の信号が、CS信号では周波数帯域が2GHz以上の信号が伝送される。このため、光受信ユニットに接続される下り信号増幅器331と、光送信ユニットに接続される上り信号増幅器337は、光ファイバ4、5に伝送される信号の周波数帯域でも所望の増幅処理が可能な特性を有することが特に好ましい。また、ノード装置300は、下り信号増幅器331と上り信号増幅器337として、増幅対象となる信号の周波数帯域に応じた増幅器を入れ替えるような構成としてもよい。
また、ノード装置300は、交流電源線接続部305と接続されたAC/DC変換器340を備える。AC/DC変換器340は、交流電源線接続部305により外部から供給される交流電圧を交流電源配線341を介して入力し、直流電圧に変換して、直流電源配線342を介してノード装置300の各部に電力を供給する。また、交流電源配線341は、電源分離フィルタ311、334、335と接続されている。
このような構成からなるノード装置300は、入力同軸ケーブル接続部301に接続された同軸ケーブル120側に信号の反射、信号の乱れを生じさせないようにすることができる。また、ノード装置300は、光ファイバ接続部304から入力した下り光信号を下り電気信号に変換して出力同軸ケーブル接続部302、303から外部に出力するとともに、出力同軸ケーブル接続部302、303に入力された上り電気信号を上り光信号に変換して光ファイバ接続部304から外部に出力することができる。
このようにして、ノード装置300は、例えば電障加入者が多い場合には、選択部350、360により、合分波器312の接続先として下り信号増幅器331及び上り信号増幅器337を選択することで、同軸増幅器130と同様の機能を実現できる。また、ノード装置300は、有料加入者宅150が多くなってきてFTTHシステムへの切り替えが必要になった場合には、選択部350、360により、合分波器312の接続先として終端抵抗器を選択することで、容易にHFCシステムからFTTHシステムに変更することができる。
また、本発明が適用されたノード装置は、例えば図6に示すような第2の実施例に係るノード装置300aを用いることができる。第2の実施例のノード装置300aは、図6に示すような構成を有する。すなわち、ノード装置300aは、入力同軸ケーブル接続部301と、出力同軸ケーブル接続部302、303と、光ファイバ接続部304と、交流電源線接続部305とを備える。入力同軸ケーブル接続部301は、下り信号が入力される接続部であって、通信局舎2側の伝送路網と、同軸ケーブル120を介して接続される。出力同軸ケーブル接続部302、303は、下り信号が出力される接続部であって、有料加入者宅150又は電障加入者宅160側の伝送路網と、同軸ケーブル120を介して接続される。光ファイバ接続部304は、通信局舎2側の伝送路網と、光ファイバ4又は後述する光ファイバ5を介して接続される。
また、ノード装置300aは、入力同軸ケーブル接続部301に接続された電源分離フィルタ311と、電源分離フィルタ311に接続された合分波器312と、合分波器312に接続された2つの終端抵抗器313、314とを備える。終端抵抗器313、314は、入力同軸ケーブル接続部301の信号経路の終端抵抗として機能する。このようにして、ノード装置300aは、2つの終端抵抗器313、314により、入力同軸ケーブル接続部301に接続された同軸ケーブル側に信号の反射、信号の乱れを生じさせないようにすることができる。
また、ノード装置300aは、光ファイバ接続部304に接続されたWDMフィルタ321と、WDMフィルタ321に接続された光受信ユニット322と、WDMフィルタ321に接続された光送信ユニット323とを備える。WDMフィルタ321は、光ファイバ接続部304に入力される下り光信号を光受信ユニット322に出力するとともに、光送信ユニット323から入力される上り光信号を光ファイバ接続部304から外部に出力する。光受信ユニット322は、WDMフィルタ321から出力された下り光信号を下り電気信号に変換する。光送信ユニット323は、出力同軸ケーブル接続部302、303から伝送されてくる上り電気信号に対応した常時発光の上り光信号をWDMフィルタ321に出力する。このように常時発光が可能なのは、上り光信号の送信先と1対1で接続される場合である。よって、上り光信号の送信先が複数のノード装置と接続される場合には、上り光信号の波長を違う波長としたり、RFoG(RF over Glass)システムのONU(Optical Network Unit)として機能する後述する第3の実施例のノード装置300bを用いる。
なお、ノード装置300aは、WDMフィルタ321の代わりに、光カプラを用いて上り光信号と下り光信号とを分波してもよい。また、上り光信号及び下り光信号とで別々の光ファイバにより伝送される場合には、WDMフィルタ321を備えなくてよい。
また、ノード装置300aは、下り信号増幅器331と、合分波器332と、スプリッター333と、2つの電源分離フィルタ334、335と、上り信号増幅器337とを備える。下り信号増幅器331は、光受信ユニット322により変換された下り電気信号を増幅して、合分波器332に出力する。合分波器332は、下り信号増幅器331から入力した下り電気信号をスプリッター333に出力するとともに、スプリッター333から入力した上り電気信号を上り信号増幅器に出力する。スプリッター333は、合分波器332から入力した下り電気信号を分波して電源分離フィルタ334、335に出力するとともに、電源分離フィルタ334、335から入力した上り電気信号を合波して合分波器332に出力する。電源分離フィルタ334、335は、交流電源の送受電を目的とした帯域制限フィルタであり、それぞれ出力同軸ケーブル接続部302、303と接続されている。上り信号増幅器337は、スプリッター333からの上り電気信号を増幅して光送信ユニット323に出力する。
また、ノード装置300aは、交流電源線接続部305と接続されたAC/DC変換器340を備える。AC/DC変換器340は、交流電源線接続部305により外部から供給される交流電圧を交流電源配線341を介して入力し、直流電圧に変換して、直流電源配線342を介してノード装置300aの各部に電力を供給する。また、交流電源配線341は、電源分離フィルタ311、334、335と接続されている。
このような構成からなるノード装置300aは、入力同軸ケーブル接続部301に接続された同軸ケーブル120側に信号の反射、信号の乱れを生じさせないようにすることができる。また、ノード装置300aは、光ファイバ接続部304から入力した下り光信号を下り電気信号に変換して出力同軸ケーブル接続部302、303から外部に出力するとともに、出力同軸ケーブル接続部302、303に入力された上り電気信号を上り光信号に変換して光ファイバ接続部304から外部に出力することができる。
ノード装置300aは、合分波器312が、切替スイッチ351aを介して減衰器352と終端抵抗器313と接続されている。また、ノード装置300aは、減衰器352が等化器/疑似伝送網353と接続され、等化器/疑似伝送網353が、切替スイッチ351bを介して下り信号増幅器331と接続されている。また、ノード装置300aは、合分波器312が、切替スイッチ361aを介して減衰器362と終端抵抗器314と接続されている。また、ノード装置300aは、減衰器362が等化器/疑似伝送網363と接続され、等化器/疑似伝送網363が、切替スイッチ361bを介して、上り信号増幅器337と接続されている。このような構成により、ノード装置300aは、光ファイバが接続されない場合には、切替スイッチ351a、351b、361a、361bにより、合分波器312の接続先として、下り信号増幅器331及び上り信号増幅器337を選択するように切り替えることで、上述した既存のHFCシステムの同軸増幅器130と同様の機能を実現することができる。
このようにして、ノード装置300aは、例えば電障加入者が多い場合には、切替スイッチ351a、351b、361a、361bにより、合分波器312の接続先として、下り信号増幅器331及び上り信号増幅器337を選択することで、同軸増幅器130と同様の機能を実現し、有料加入者宅150が多くなってきてFTTHシステムへの切り替えが必要になった場合には、切替スイッチ351a、351b、361a、361bにより、合分波器312の接続先として終端抵抗器313、314を選択することで、容易にHFCシステムからFTTHシステムに変更することができる。
なお、終端抵抗器313、314は、必ずしも予め備える必要はなく、FTTHシステムに変更する際に、切替スイッチの接続ポートに接続するようにしてもよい。また、合分波器の接続先を選択する選択部として、減衰器と等化器/疑似伝送網を取り外して接続先を終端抵抗器に切り替える切替ポートを用いてもよい。
また、本発明が適用されたノード装置は、例えば図7に示すような第3の実施例に係るノード装置300bを用いることができる。第3の実施例に係るノード装置300bは、上述した第2の実施例に係るノード装置300aに対して、光送信ユニット323の代わりに、次のようなRFoG用光送信ユニット401を備え、他の各部については、第2の実施例に係るノード装置300aと同様である。このような構成からなる第2の実施例に係るノード装置300bは、RFoGシステムのONUとして機能することができる。
また、本発明が適用されたノード装置は、例えば図8に示すような第4の実施例に係るノード装置300cを用いることができる。このノード装置300cは、光ファイバ接続部304に接続される光ファイバが下り信号のみ伝送する片方向光伝送路に対応するノード装置であって、上述した第2の実施例に係るノード装置300aに対して、終端抵抗器314とWDMフィルタ321と光送信ユニット323と切替スイッチ361a、361bとがないという構成において異なる。このノード装置300cは、上り信号増幅器337により増幅された上り電気信号が、等化器/疑似伝送網353及び減衰器352により波形が調整され、合分波器312及び電源分離フィルタ311を介して、入力同軸ケーブル接続部301から外部に出力する。
このようにして、ノード装置300cは、入力同軸ケーブル接続部301と接続された同軸ケーブル側に信号の反射、信号の乱れを生じさせないようにしつつ、入力同軸ケーブル接続部301から外部に上り電気信号を出力することができる。また、ノード装置300cは、光ファイバ接続部304から入力した下り光信号を下り電気信号に変換して出力同軸ケーブル接続部302、303から外部に出力することができる。
例えば、高速インターネット通信を要求する加入者がなく、BS−IF下り電気信号の受信を希望する加入者に対しては、下り信号のみ光信号によって加入者宅まで信号を伝送できればよい。このような要求を満たす場合には、ノード装置300cを用いることができる。これに対して、高速インターネット通信やBS−IF下り電気信号の配信など、伝送路網を双方向で光信号を用いる場合には、ノード装置300、300a、300bを用いればよい。
以上のような構成からなる第1乃至第4の実施例に係るノード装置300、300a、300b、300cを、上述したステップ3において交換する。以下では、便宜上、主としてノード装置300を用いて説明する。
ステップ4において、図9に示すように、ノード装置300を用いて、HFCシステムの伝送路網を変更する。まず、通信局舎2に、新たなケーブルモデム終端装置29と、ケーブルモデム終端装置29に接続された光送信器33及び光受信器34、35と、光受信器34、35に接続されたWDMフィルタ36と、WDMフィルタ37とを設ける。ここで、WDMフィルタ37は、EDFA27と、光送信器33と、WDMフィルタ36と接続される。また、通信局舎2のWDMフィルタ37の出力端から、WDMフィルタやカプラなどの光パッシブ部品を集約した光波長多重装置38を介して、サービスエリア1まで光ファイバ5を敷設する。
また、同軸増幅器130を置き換えた複数のノード装置300のうち、一部のノード装置300は、光ファイバ接続部304が、光ファイバ5を介して光波長多重装置38と接続されるか、若しくは、光ファイバ4を介してクロージャ210と接続される。また、これらの光ファイバ4、5と接続されたノード装置300は、入力同軸ケーブル接続部301が、通信局舎2側の伝送経路の同軸ケーブル120と接続され、この伝送経路を終端する。ここで、上述した選択部350、360により、合分波部312の接続先として終端抵抗器313、314を選択する。
なお、ステップ4においては、光ファイバ4とは異なる伝送路網として、光ファイバ5をサービスエリア1まで敷設して光波長多重装置38を設ける必要はなく、例えば、図9に示すように、全てのノード装置300が、クロージャ210を介して光ファイバ4と接続されるようにしてもよい。このような図10に示すステップ4の変形例では、FTTHシステムを構築するために新たに敷設した光ファイバ4を特に有効利用できる点で好ましい。
また、同軸増幅器130を置き換えた複数のノード装置300のうち、光ファイバ接続部304に光ファイバが接続されていない一部のノード装置300は、上述した選択部350、360により、合分波部312の接続先として下り信号増幅器331及び上り信号増幅器337を選択し、入力同軸ケーブル接続部301と出力同軸ケーブル接続部302、303との間の信号経路を介して、通信局舎2と加入者端末との間で電気信号を伝送できるようにする。
すなわち、ステップ4の時点において、FTTHシステムへの切り替えがまだ必要ではないエリアに対して、選択部350、360により、合分波部312の接続先として下り信号増幅器331及び上り信号増幅器337を選択しておくことで、加入者宅に対して既存のHFCシステムによるサービスを提供することができる。
このようにして、図9及び図10の点線で示すように、通信局舎2から同軸ケーブル120を介した光ノード110までの伝送路網と、光ノード110から同軸ケーブル120を介した一部のノード装置300までの伝送路網とをそれぞれ終端する。そして、ノード装置300を用いて、小領域化したHFCシステムを構築することができる。
同軸ケーブルによる信号伝送は、伝送距離が長くなると伝送損失が発生してしまうが、ステップ4により小領域化したHFCシステムを構築することで、このような信号劣化を抑えることができる。一方、同軸ケーブルに対して光ファイバを伝送する信号は、伝送距離が長くなっても信号品質の劣化が小さいため、ステップ4によりFTTHシステムを構築することで、伝送路網全体としての伝送損失を低減することができる。
さらに、ステップ5において、図11に示すように、図10に示したサービスエリア1に、更なるFTTHシステムを構築する。すなわち、FTTHシステムが構築されていないエリアに、複数のクロージャ210を介して光ファイバ4を敷設する。
また、ステップ4の段階で光ファイバ4と接続されていないノード装置300と、ステップ5において新たに配置した各クロージャ210とを、光ファイバ4を介して接続する。
また、通信局舎2との間で信号伝送しなくなった既存のHFCシステムの光ノード110に設けられている電源供給装置111は、無線LANルータなどの無線通信機器と接続することで、サービスエリア1内部に無線通信環境を提供することができる。
高速インターネット通信を要求する加入者や770MHz以上の帯域のBS−IF信号などの受信を希望する加入者に対しては、このようなサービスをHFC方式の設備では提供できず、光ファイバを用いたFTTHシステムでのサービス提供が必要となる。このような加入者の要求に応じて、以上のようなステップ1から5に示すような、本発明が適用された信号伝送システムの変更方法では、通信局舎側の伝送路網に設けられたクロージャの伝送路に接続されたノード装置300、300a、300b、300cを利用して、既存の同軸ケーブル120を介して信号が伝送される伝送システムを部分化する。このようにして、この信号伝送システムの変更方法では、サービスエリア1内のHFC方式の設備を有効に活用しつつ、加入者の要求に応じて柔軟にHFCシステムからFTTHシステムを構築することができる。
さらに、本発明が適用された信号伝送システムの変更方法では、小領域化したHFCシステムとFTTHシステムとを構築することで、伝送路網全体としての伝送損失を低減することができる。
なお、ステップ4、5では、ノード装置300を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、FTTHシステムがRFoGによって構築されている場合は、ノード装置300bを用いる。また、置き換え対象の同軸増幅器130の下り側の伝送経路に電障加入者のみが接続されている場合には、下り信号の片方向の伝送路のみ確保すればよく、ノード装置300cを用いるようにすればよい。
1 サービスエリア
111 電源供給装置
120 同軸ケーブル
130 同軸増幅器
150 有料加入者宅
160 電障加入者宅
2 通信局舎
210 クロージャ
24、33 光送信器
25、34、35 光受信器
3、4、5 光ファイバ
300、300a、300b、300c ノード装置
301 入力同軸ケーブル接続部
302、303 出力同軸ケーブル接続部
304 光ファイバ接続部
312 合分波器
313、314 終端抵抗器
322 光受信ユニット
323 光送信ユニット
350、360 選択部
351a、351b、361a、361b 切替スイッチ
401 RFoG用光送信ユニット

Claims (9)

  1. 通信局舎側の伝送路網と、同軸ケーブルを介して接続される第1の同軸ケーブル接続部と、
    同軸ケーブルを介して加入者宅側の伝送路網と接続され、前記通信局舎側の伝送路網から伝送されてくる下り電気信号を前記加入者宅側の伝送路網に出力する1つ以上の第2の同軸ケーブル接続部と、
    前記通信局舎側の伝送路網から前記第1の同軸ケーブル接続部に入力された下り電気信号を分波するとともに、前記加入者宅側の伝送路網から前記第2の同軸ケーブル接続部に入力された上り電気信号を合波して前記第1の同軸ケーブル接続部を介して前記通信局舎側の伝送路網に出力する合分波部と、
    前記合分波部により分波された下り電気信号を増幅して前記第2の同軸ケーブル接続部に出力する第1の増幅器と、
    前記合分波部の接続先として、前記第1の増幅器又は信号線の終端抵抗器を選択する第1の選択部と
    前記通信局舎側の伝送路網と光ファイバを介して接続される光ファイバ接続部と、
    前記光ファイバ接続部に入力された下り光信号を下り電気信号に変換する光受信部と、を備え
    前記第2の同軸ケーブル接続部は、
    前記第1の選択部により前記合分波部の接続先として前記第1の増幅器を選択した場合には、前記通信局舎側の伝送路網から伝送されてくる下り電気信号を前記加入者宅側の伝送路網に出力し、
    前記第1の選択部により前記合分波部の接続先として信号線の終端抵抗器を選択した場合には、前記光受信部により変換された下り電気信号を前記加入者宅側の伝送路網に出力するノード装置。
  2. 前記第1の選択部に接続される第1の終端抵抗器を更に備え、
    前記第1の選択部には、前記第1の終端抵抗器が接続される接続ポートを有することを特徴とする請求項記載のノード装置。
  3. 前記加入者宅側の伝送路網から前記第2の同軸ケーブル接続部に入力された上り電気信号を増幅して第1の同軸ケーブル接続部に出力する第2の増幅器と、
    前記加入者宅側の伝送路網から前記第2の同軸ケーブル接続部に入力された上り電気信号を上り光信号に変換して、前記光ファイバ接続部から前記通信局舎側の伝送路網に出力する光送信部と、
    前記合分波部の接続先として、前記第2の増幅器又は、信号線の終端抵抗器を選択する第2の選択部とを更に備える請求項1又は2記載のノード装置。
  4. 前記第2の同軸ケーブル接続部は、
    前記第2の選択部により前記合分波部の接続先として前記第2の増幅器が選択された場合には、前記加入者宅側の伝送路網から伝送されてくる上り電気信号を前記通信局舎側の伝送路網に出力し、
    前記第2の選択部により前記合分波部の接続先として信号線の終端抵抗器を選択した場合には、前記光送信部により変換された上り光信号を前記通信局舎側の伝送路網に出力する請求項3記載のノード装置。
  5. 前記第2の選択部に接続される第2の終端抵抗器を更に備え、
    前記第2の選択部には、前記第2の終端抵抗器が接続される接続ポートを有することを特徴とする請求項3又は4記載のノード装置。
  6. 前記光送信部は、当該ノード装置に割り当てられた送出期間、バースト状又は常時発光の上り光信号を出力することを特徴とする請求項3乃至のいずれかに記載のノード装置。
  7. 同軸伝送路を有する伝送システムとFTTHシステムとを備えた信号伝送システムであって、
    前記FTTHシステムの光伝送路と前記同軸伝送路とに接続された通信局舎と、
    前記通信局舎と、前記同軸伝送路の同軸ケーブルを介して接続された請求項1乃至6のいずれかに記載のノード装置と、
    前記FTTHシステムの光伝送路又は前記同軸伝送路と接続された1つ以上の加入者端末とから構成されることを特徴とする信号伝送システム。
  8. 同軸伝送路を有する伝送システムから、FTTHシステムに変更する信号伝送システムの変更方法であって、
    前記同軸伝送路が構築されているサービスエリアに、前記FTTHシステムの光伝送路を構築する第1のステップと、
    通信局舎と前記同軸伝送路を介して接続されている加入者宅のうち、1つ以上の加入者宅を、該通信局舎と前記FTTHシステムの光伝送路を介して接続される加入者宅に変更する第2のステップと、
    前記同軸伝送路を伝送する信号を増幅する同軸増幅器のうち1つ以上の同軸増幅器を、1つ以上の請求項1乃至6のいずれかに記載のノード装置に変更する第3のステップと、
    前記各ノード装置の光受信部を、前記FTTHシステムの光伝送路に接続し、前記第1の選択部により前記合分波部の接続先として終端抵抗器を選択する第4のステップとを有する信号伝送システムの変更方法。
  9. 前記同軸伝送路を有する伝送システムは、前記通信局舎と光伝送路を介して接続され、前記同軸増幅器と前記同軸伝送路を介して接続された光ノード装置が設けられたHFC伝送システムであり、
    前記第4のステップの後に信号伝送しなくなった前記同軸伝送路に接続された光ノード装置が有する電源装置に、無線通信端末と通信可能な無線送受信装置を接続する第5のステップとを更に有する請求項8記載の信号伝送ステムの変更方法。
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