JP2002101084A - シリアルデータを同期させるための方法とシステム - Google Patents

シリアルデータを同期させるための方法とシステム

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JP2002101084A JP2001215568A JP2001215568A JP2002101084A JP 2002101084 A JP2002101084 A JP 2002101084A JP 2001215568 A JP2001215568 A JP 2001215568A JP 2001215568 A JP2001215568 A JP 2001215568A JP 2002101084 A JP2002101084 A JP 2002101084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリアルデータ通信システムにおいて、フル
パケットサイズ以下のグループまたは塊で送られてきた
アイドルコードまたはデータを検出し、エラーの存在を
確認し、このエラーを適切に修正してシリアルデータを
適切に同期させるための装置と方法を提供する。 【解決手段】 デコーダ(320)と検出回路(33
0)を設ける。デコーダ(320)はパケットレートで
データを受け取る。各パケットには2ワード以上が含ま
れており、パケットレートはワードレートより低い。検
出器回路(330)はデコーダ(320)からのデータ
有効信号を監視し、データ有効信号の値がパケットレー
トより高速で変化すること確認した時に出力信号(アイ
ドル送出)をアサートする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、一般に通信システムとその
構成要素に関するもので、特にシリアルデータを同期さ
せるための方法とシステムに関するものである。
【0002】
【発明の背景】本発明は通信システムに関するものであ
る。シリアル通信は、第1の点から第2の点までデータ
を送るために単一の通信経路を利用する。多ビットワー
ドを伝送する場合、シリアル線路に沿って順々にワード
を送信することができる。各ワードに属するビットを判
別するのは受信機の役割である。このソーティング過程
を再同期と呼ぶことができる。
【0003】図1は従来技術によるシリアル通信システ
ムの再同期論理の一部を示す。受信データは8b10b
デコーダ120に供給される。当該技術分野で周知の通
り、8b10bコードは8ビットのデータワードを通信
用の10ビットのワードに変換するコードである。デー
タに関して、このブロックは10ビットの受信データを
元の送信8ビットに変換して、復号データとして出力す
る。また、有効なデータが検出されると、デコーダ12
0は、データ有効信号をアサートする。
【0004】デコーダ120は、アイドルコード発生器
122にデータエラー信号を送る。認識されてワードを
デコーダ120が受け取ると、データエラー信号がアサ
ートされる。そのとき、アイドルコード発生器122
は、8b10bエンコーダ126にアイドルコードを送
信するように命令する。また、システムプロトコルで決
定する所定の時点でも、エンコーダ126はアイドルコ
ードを送る。この伝送動作は、アイドルコードを送るよ
うにシステムプロトコル発生器124がアイドルコード
発生器122に指示することによって開始される。
【0005】このリカバリ方法をサポートするために、
送信機は、受信機側へ有効データコード群または有効な
特別コード群を送って、受信機からのデータエラー状態
のエコーを効果的に返す。受信機は、これらの受信コー
ド群の特徴付けを行い、送信機からのコード群がデータ
であるか、あるいは特別なコードであるかを表すデータ
有効信号を生成する。本発明の好ましい実施例で利用さ
れる従来技術の1つの特徴は、システムプロトコル発生
器124がアイドルコードまたはユーザデータをパケッ
トサイズより小さくない塊として送ることである。
【0006】
【発明の概要】本発明の好ましい実施例は、フルパケッ
トサイズ以下の塊で送られたアイドルコードあるいはデ
ータを検出するために従来技術の上記特徴を利用する。
そのようなサイズの伝送が検出されると、システムは、
それをエラーと認識し、このエラーを修正するために適
切な動作を行うことができる。例えば、シリアルデータ
が適切に同期しなければ、システムはこの問題を修正す
るための動作を行う必要がある。
【0007】本発明の第1実施例の方法によれば、シリ
アルビット情報はパケットで構成され、各パケットには
少なくとも2つのワードが含まれる。受信機は、シリア
ルビット情報にエラーが含まれるか否かを判定し、各エ
ラーについてコードを生成することができる。このコー
ドの長さはフルパケットよりも短い。このコードは遠隔
の通信装置に送られ、通信装置は、そのコードがフルパ
ケットより短いことを認識する。これが認識されると、
同期要求コマンドが生成され、受信機に送られ、受信機
でシリアルビット情報を再同期することができる。
【0008】好ましい実施例では、シリアルビット情報
を符号化、復号するために8b10bコードを使用す
る。通常動作では、このコードにおいて同じ値が4ビッ
ト以上連続することはない。しかし、同じ値を5ビット
以上含むストリングを受信したとき、受信機を再同期す
ることができる。
【0009】本発明は、いくつかの方法で実施すること
ができる。デコーダはパケットレートのデータを受け取
る。従来と同様、各パケットには2ワード以上が含まれ
るので、パケットレートはワードレートよりも低い。検
出器回路は、デコーダからのデータ有効信号を監視し、
データ有効信号の値がパケットレートよりも高速で変化
していると判断すると出力信号をアサートする。
【0010】本発明の別の特徴によれば、他の可能な技
術より優れたいくつかの利点が得られる。例えば、本発
明の好ましい実施例によれば、コンマコードを頻繁に送
る必要なく、全く不要なこともある。また、エラーを判
定するためにユーザデータシーケンスにチェックワード
を埋め込む必要がない。これらの付加チェックを排除す
る理由が本発明にあるわけではないが、付加ビットを制
限することによって、シリアルリンク帯域幅を節約する
ことができる。通常の動作では、リンクの整合性を監視
するのにシリアルリンク帯域幅を使うことはないので、
システム機能に利用できるリンク帯域幅が増加する。
【0011】さらに、好ましい実施例では、既存のパケ
ットプロトコルやデータフォーマットに手を加える必要
がなく、またシリアルリンクのデータ整合性を監視する
ために余分なコードを送る必要がない。基本的に、この
好ましい方法では、システムで使用されるシグナリング
帯域幅が同期はずれ時に増加すると、それを認識する。
ほとんどの場合、本発明を利用するにあたって、既存の
パケットプロトコルとの干渉はない。これにより、モジ
ュール設計の実用化が可能になり、設計の低位リンクメ
ンテナンス機能から独立してパケット化を展開すること
ができる。本発明の好ましい実施例では、正常なシステ
ム動作において最低パケットサイズが1ワードを越える
ことを期待しているだけであって、これは容易に達成す
ることができる条件である。付図にしたがって以下に記
述される説明から、本発明の上記特徴を更に深く理解す
ることができる。
【0012】
【実施例の詳細説明】以下に、様々な実施例の製作と使
用について詳細に述べる。しかし、本発明によって多く
の適用可能な発明概念が提供され、それらは様々な具体
的コンテキストで実施することができる。ここで述べる
特定の実施例は発明の製作、使用法を単に説明するだけ
であって、発明の範囲を限定するものではない。
【0013】高速シリアルデータ伝送の使用に依存する
システムにおいて本発明の特徴を利用することができ
る。このタイプのデータ伝送は費用効率がよいが、ある
種の設計上の問題がある。
【0014】共通する1つの設計上の問題はクロック再
生である。最大のデータスループットを得られるよう
に、多くのシステムでは、各データバイトからの連続デ
ータビットストリームをスペースなしで送ることによっ
て、シリアルデータストリームを構成する。以下の例は
その概念を示す。3ワードをシリアルデータとして送る
ものと仮定する。 ワード番号 データ(16進) データ(2進) 1 57 0101 0111 2 A1 1010 0001 3 F2 1111 0010 これらの3データワードを生データとして送る場合、シ
リアルデータストリームは下記のようになるだろう。 010101111010000111110010
【0015】この場合、各ワードはシリアル化されてお
り、一番左ビットから始まって一番右のビットに行き、
さらに次のワードの一番左ビットにつながる。ワード間
の境界位置を示すための付加ビットは送信されない。
【0016】多くの場合、「0」データビットと「1」
データビットの間の遷移を認識することによって、シリ
アルデータから受信クロックから再生される。この方法
は、シリアル線路の帯域幅の節約になるが、クロック再
生回路の設計を満足させるのに十分な遷移が得られるよ
うにデータに「0」と「1」が適切に混在することが条
件である。
【0017】「0」と「1」の間の適切なビット遷移を
確保するために、“8b10b”コードと呼ばれる特殊
なコードが時々使われる。このコードは8ビットパター
ンのデータを10ビットのデータワードに変換し、ある
ビットの前に反対極性の0または1が連続4ビットを超
えないことを保証するものである。
【0018】8b10bコードを使用した場合でも、デ
ータワード間の境界を確認する目的で受信機に何らかの
補助メカニズムが必要である。この条件を満たすため
に、8b10bコードでは、ある特別なコードワードが
定義されている。これらは「コンマ」コードと呼ばれ
る。コンマコードはユーザデータコードスペースの一部
ではなく、それぞれがコードワード中に連続5個の
「0」または「1」を含んでいる。この長い連続ビット
はワード境界同期に関係なく認識することができ、いっ
たん認識されると、正しいワード境界同期を求めるため
に使用することができる。8b10bコードを使用する
場合、ワード同期を維持するために時々コンマコードが
送られる。
【0019】データビットエラーによって1つ以上の正
常なデータワードがコンマコードと同じビットパターン
に変換されると、同期が失われることがある。エラーに
よってデータに生じた何らかのシフトが8b10bコン
マコードと一致すると、受信機の同期論理は、誤ったコ
ンマコードを認識し、それに合わせてワード境界を調整
するかもしれない。そのようにして画定されたワード境
界は正常なデータにとっては不正なものであるが、受信
機はそれを認識できない。その結果、あるワードと次の
ワードのずれた組み合わせで構成されるデータワードの
送出が始まる。
【0020】この状況は、正規に送られたコンマコード
を受信機が検出するまで続くだろう。正規にコンマが送
られると、そのビットパターンは正しいワード間境界に
適切に配列される。正しいコンマワードにより、受信機
のワード間境界はデータストリームにおける正しい位置
に再配置される。
【0021】再配置の後、受信機はもう一度正しいデー
タワードを送る。ワード同期を確実にする1つの非常に
簡単な方法は、頻繁にコンマコードを送ることである。
この方法の不都合な点は、コンマコードが使うデータ帯
域幅がユーザデータの伝送に使用できないことである。
その結果、システムのスループットが低下する。
【0022】同期喪失が検出されたとき、単にシステム
を通してコンマコードを送るだけで修正することができ
る。したがって、いくつかの同期維持の方法は同期喪失
の検出に依存している。ワードの同期喪失を検出する1
つの古典的な方法では、適切なチェックビットスキーム
が使用される。ワードはブロックに分類され、各ブロッ
クはブロックのデータワードの巡回冗長検査コードを表
す付加的データビットを含む。チェックコードは、不正
なワード境界から不正なチェックコードが発生するよう
に設計される。
【0023】この方法には、いくつかの難点がある。ま
ず、チェックビットにデータ帯域幅が必要であるから、
システムのスループットが低下する。また、チェックビ
ットの計算と照合にも困難がある。さらに、同期喪失を
検出するまでに遅延がある。したがって、データブロッ
クの終わりでチェックビットを期待値と比較するまで、
問題を認識することはできない。
【0024】図2は通信システムを非常に簡潔に示す図
である。このシステムでは8b10b符号化による全二
重シリアルデータを使用する。言い換えれば、システム
A(参照符号10)はシリアルリンク14を介してシリ
アルデータをシステムB(参照符号12)に送り、シス
テムBはシリアルリンク16を介してシリアルデータを
システムAに送ることができる。システムは完全対称で
あることが望ましく、この利点を考慮すると、送受信機
回路10、12は実質的に同じ回路で構成することが可
能である。図に見られるように、従来技術によるシステ
ムと本発明を利用するシステムの両方に、一般的なブロ
ック図を適用することができる。
【0025】システムは、ユーザデータか、あるいはア
イドルコードなどの特別なコードシリアルを線路14
(16)に送出することができる。このシステムでは、
8b10bコードのデータコード群を用いてデータを送
り、8b10bコードの特別なコード群の1つを用いて
アイドルパターンを送る。8b10bコードの詳細はI
EEE規格802.3、§36.2.4で規定されてい
る。IEEE規格802.3は引用としてここに包含さ
れており、この規格で規定された情報をここでは反復し
ない。
【0026】このシステムでデータかアイドルコードの
いずれかを送信するとき、パケットと呼ばれるコード群
の倍数単位で送信する。システムでデータを受信する
時、データコード群のセットか、8b10bコードの特
別なコード群のセットか、いずれかに属するものとして
受信コード群が特徴付けされる。受信機は復号データを
供給すると共に、受信データがデータコード群のセッ
ト、または特別なコード群にあったことを示すデータ有
効信号を供給する。データやアイドルコードがパケット
サイズの倍数単位で送られるので、データ有効信号はパ
ケット速度でしか変化せず、これはシステムのワードレ
ート以下の端数である。
【0027】また、受信コード群が8b10bコードの
有効コード群に属しているか否かを示すエラー信号が受
信機から供給される。8b10bコードでは、総コード
スペースの約52パーセントが有効コード群に対して画
定されるので、ランダムなデータワードを有効コードグ
ループとして認識する可能性は約50パーセントであ
る。
【0028】B側の受信機がワード同期を失っていると
仮定する。これは受信データがほぼランダムであると解
釈されるから、非常にエラーが多い場合である。この状
況での正しい対応は、A側送信機からB側受信機に8b
10bコンマコード群を送ることである。このコンマコ
ードはB側受信機によって認識され、受信機でワード境
界が正しく再配置される。
【0029】ある意味において、本発明はシステムAと
システムBの間で双方向にデータパケットを転送するた
めに高レベルプロトコルと8b10bコードを使用する
実用的な通信システムの一部である。高レベルプロトコ
ルは8b10bの特別なコード群のいくつかと一緒に使
用できるので、模擬システムプロトコル情報を用いずに
任意のユーザデータをシステムに通すことができる。
【0030】本発明はまた、リンクの一方のシステムで
ワード同期を喪失したとき、それを他方のシステムが認
識してデータ有効信号を処理するため簡単な方法を提供
する。
【0031】第1の例として、図3は本発明の第1の実
施例システムを示す。図1の従来技術によるシステムに
おいて、受信機112(110)の8b10bデコーダ
120は多くの場合、同期はずれデータを無効コード群
と解釈して、データワードレートでほぼランダムに変動
するデータエラー信号を生成する。
【0032】変動するデータエラー信号が発生すると、
有効なデータとアイドルコードの間で同様の変動を来た
すデータストリームが送信機110(112)から送出
される。このデータストリームを受信すると、相手側の
受信機において、データ有効信号は基本的に、そのラン
ダムな変動パターンをデータエラー状態として表す。実
際に、従来技術によるシステムではリンクの他端におい
て、そのデータエラー線路における急激な変動をデータ
有効線路における同様の急激な変動に変換する。
【0033】本発明の第1の実施例では、受信機からデ
ータ有効線路を監視する同期はずれ検出器回路330を
使用する。この発明実施例のブロック図を図3に示す。
素子320、322、324、326は図1に関する類
似素子120、122、124、126と同等物と考え
てよい。したがって、それら素子に関する記述を図3の
ものに適用することが可能である。
【0034】この実施例では、同期はずれ検出器330
は入力ワードからデータ有効信号を処理する。データ有
効信号が比較的低速(例えばシステムのパケットレート
またはそれ以下)で変化するときは、正常なデータフロ
ーが可能である。一方、データ有効信号が高速、例えば
システムのワードレートで変化すると、相手側受信機が
同期はずれになり易い。後者の場合、同期はずれ検出器
330は自己側の送信機に信号を送ってコンマコードを
送らせ、それによって相手側受信機を再同期する。
【0035】図1に記載の従来技術によるシステムで
は、アイドルコードはコンマコードである。その結果、
図1のシステムと置き換えるように設計されたシステム
では、アイドルコードを送るように要求だけで十分であ
る。他のシステムでは、他の同期指示を送ることができ
る。
【0036】本発明のこの特徴によれば、データ有効線
路上における短いアクティブパルスの発生が、リンクの
相手側での同期はずれ状態を表す主要な指標となる。
【0037】図4は同期はずれ検出器330を実現する
回路を示す。回路330は、データ有効線路上を流れる
アクティブレコードを捕捉するシフトレジスタ332
と、短パルスデコーダ回路334と協働で動作する。最
も簡単な実施構成では、シフトレジスタ330が3段構
成の長さであり、101または010パターンの発生時
に短パルスデコーダ334がアイドル送出信号をアサー
トする。表1は、3段レジスタ332および少なくとも
2ワードのパケットサイズに対する復号テーブルであ
る。
【0038】これらパターンの一方は、データ有効線路
における1ワードクロック長だけのアクティブ状態を示
す。本発明を使用するシステム310または312はそ
のような短いプロトコルを使用しないので、相手側受信
機では、その短いパルスは、ランダムな受信データの出
現、すなわち、リンクの他方側におけるワード同期の喪
失とみなされる。
【0039】この回路は、アーキテクチャ的に有限イン
パルス応答高域通過デジタルフィルタとみなされ、デー
タが同期はずれ状態であるとシステムで解釈されると、
データ有効信号の高周波成分を検出する。
【0040】パケットサイズが2ワード以上の場合、3
段シフトレジスタ332は任意のシステムプロトコルに
有効なはずである。パケットサイズが2ワードを超える
場合には、更に長いシフトレジスタを使用することがで
きる。例えば、パケットサイズが3ワード以上ならば、
デコーダ334は単一または二連続のデータ有効アサー
ション(1)またはデアサーション(0)を含むシーケ
ンスを求めることができる。表2は4段シフトレジスタ
332で構成されたデコーダ出力と3以上のパケットサ
イズをまとめた表である。
【0041】最小パケットサイズよりも短い分離サブシ
ーケンスを含むシーケンスを求めることによって、より
大きいパケットサイズを利用するプロトコルのために同
様の表を作成することができる。長めのシフトレジスタ
を使用すると、システムで迅速に同期はずれを判定する
ことができるが、更に複雑なデコーダが必要になる。し
たがって時間の増加が複雑化に見合うかどうかは、設計
者が決めることになる。
【0042】本発明のこの特徴を要約すると、同期はず
れ検出器330はパケットレート以上のレートでデータ
有効線路上の変化を求める。表1、表2ともに、これ
は、1パケットのワード数より短い1か0のストリング
を探すことによって求められる。これらのチャートを作
成する際、(シフトレジスタ332の出力からの)ビッ
トシーケンスが他のビットシーケンスに隣接していると
仮定している。プロトコルに他の制約があるならば、そ
れらは復号テーブルに織り込むことができる。
【0043】図5は本発明による2つの送受信機システ
ム310、312を含む通信システムを示す。全二重通
信が効率的に実行されるように、これらのシステムのい
ずれか一方、望ましくは双方が同じ能力を備える。
【0044】図示されるように、2つのシステム31
0、312は2つのシリアル線路314、316で接続
される。好ましい実施例では、シリアルリンク314/
316は単チャンネル、双方向、ポイントツーポイント
インタフェースである。シリアルリンクはシステム31
0からシステム312への通信に使う差動対ワイヤ31
4と、トランシーバー312からトランシーバー310
への通信に使う別の差動対ワイヤ316とを含むことが
望ましい。代替的に、シングルエンデッドワイヤを使用
することも可能である。データ信号と制御信号は同じ線
路を共有する。動作中、システムのコード構成は、制御
とデータを区別するのに使用される。正規のイーサネッ
ト(登録商標)アプリケーションで使用されるケーブル
などの標準のカテゴリ5ケーブルを利用することができ
るので、このタイプの構成は便利である。代替実施例で
は、半二重システムで単一の差動対またはシングルエン
デッドワイヤを用いて発明を実施することができる。
【0045】本発明の好ましい実施例動作を示すため
に、システム動作を理解するための補助手段として番号
が図に示される。以下のステップは図5において丸で囲
んだ番号に対応する。 (1) デコーダ320aはシリアル線路316から情
報を受け取って、同期喪失を判定する。例えば有効デー
タコードワードまたは有効特別コードワードが予測通り
に受信されないとき、同期喪失が生じている。例えばパ
ケットサイズが3ワード長であれば、少なくとも3つの
データワードまたは3つの特別コードワードが連続して
受信されるはずである(単一のパケットはデータか特別
コードのいずれかであって、両方ではあり得ないか
ら)。 (2) エラーが発生する度に、短いアイドルコードが
発生する。短いアイドルコードはフルパケットの長さよ
り短い。 (3) 短いアイドルコードはデータと混在しており、
A側(310)からB側(312)へ送られる。 (4) データ有効信号は短いアイドルが発生する度に
デアサートされる。短いアイドルの長さはフルパケット
よりも短いので、このアクションによってデータ有効線
路の信号周波数が増加する。 (5) 同期はずれ検出器330bは、データ有効線路
における急変化を認識して、相手側を再同期するため
に、一般にアイドル送出コマンドの形でコマンドを生成
する。 (6) データ有効線路の高周波(同期はずれ検出器3
30bによって検出)に応答して、同期要求発生器32
2bは同期パケット、例えばアイドルのパケットを生成
する。 (7) エンコーダ326bは同期パケットを送出す
る。 (8) デコーダ320aは、同期パケットを受け取っ
て再同期可能な状態になる。
【0046】ここまで、本発明に関して8b10bコー
ドのコンテキストで記述してきた。しかし、他のコード
を使用しても、本発明の特徴を活用することができる。
例えば、より高い周波数エラー指示を認識することがで
きるコードであれば、本発明のこの特徴を利用すること
ができる。その例として、ハミングコード、パリティコ
ードの他、パケットサイズよりむしろシステムワードサ
イズに基づいた線形ブロックコードがある。
【0047】シリアル通信(長距離、短距離を含めて)
を必要とする様々なコンテキストで本発明を利用するこ
とができる。シリアルリンクを介したパラレルデータ通
信は、これらコンテキストの一例である。パラレルデー
タをシリアライザ回路640に供給して、シリアルデー
タストリームに変換する例を図6に示す。シリアルデー
タストリームはシリアルリンク614に供給され、デシ
リアライザ642に送られて、シリアルデータストリー
ムはパラレルデータに逆変換される。図示されてはいな
いが、全二重通信のために2つのシリアルリンクを設け
ることができる。
【0048】シリアライザ640およびデシリアライザ
642には、図3に示される回路を設けることができ
る。この回路は、シリアル通信経路の同期を維持するた
めの手段の一つである。
【0049】図6に示す回路の1つの応用面はコンピュ
ータシステムである。ここに引用として包含される係属
中の出願シリアル番号No.09/616,105(T
I−30825)に、このタイプの応用例が記載されて
いる。この係属中の出願における好ましい実施例では、
シリアルリンクを備えたPCI−to−PCIブリッジ
を利用するコンピュータシステムについて記述してい
る。
【0050】図7は本発明の特徴を利用したコンピュー
タシステム700のブロック図を示す。プロセッサ75
0として、様々なプロセッサの内いずれか、例えばx8
6互換マイクロプロセッサやSPARCマイクロプロセ
ッサを使用することができる。
【0051】この実施例において、プロセッサ750
は、一般にそのプロセッサ750専用の(例えば、標準
化されていない)プロセッサバス752に接続される。
バス752はメモリシステム754と接続される。メモ
リシステム754は、関連の制御回路とダイナミックR
AM(DRAM)を含む。
【0052】プロセッサバス752はまた、ブリッジ回
路758を介してPCIバス7561と接続される。こ
のブリッジ回路は、しばしばノースブリッジと呼ばれ
る。いくつかの例では、メモリシステム754からのメ
モリ制御回路とブリッジ回路758は単一チップ内に組
み込まれる。その場合、図示されていないが、ノースブ
リッジ758はプロセッサ750とメモリ754の間に
接続される。
【0053】PCIバス756は、各種デバイスをバス
に接続する際に使用される複数のスロット760を含
む。これらのスロットは、例えばハードディスクドライ
ブ、モデム、ネットワークインタフェースカード、光デ
ィスクドライブ(CDROM、DVD等)、その他のデ
バイスを接続するために使用することができる。
【0054】PCIバス756は、サウスブリッジとも
呼ばれる第2のブリッジ回路764を介して、通常はI
SAやEISAバス762などのレガシバスである第2
のバスと接続される。(E)ISAバス762は、キー
ボード、マウス、ディスプレイ等の入出力装置、その
他、不揮発性メモリなどの装置のために一般に使用され
るスロット766を含む。
【0055】PCIバス756は標準化バスであるか
ら、スロット760の数は限定されている。それ以上の
スロットが必要な場合は、PCI−to−PCIブリッ
ジ回路(P2P)を介して第1のPCIバス756に第
2のPCIバス768を接続することができる。その場
合、2つのハーフブリッジ回路770、772をシリア
ルリンク714で相互接続してP2P回路が構成され
る。もう一つのPCIバス768は、スロット760と
同様に使用されるスロット774を含む。実際は、プロ
セッサ750上で実行されるオペレーティングシステム
から見て、第1PCIバス756と第2PCIバス76
8は単一のPCIバスとして認識される。
【0056】P2Pハーフブリッジ回路770、772
はそれぞれ、ここに開示される送受信機回路を利用する
ことができる。図5と関連して、例えばP2P回路77
0が回路310を含み、また、P2P回路772が回路
312を含むことができる。もちろん、その他の回路が
含まれていてもよい。
【0057】図示されていないが、前記係属中の出願の
好ましい実施例で開示されているようなPCI−to−
PCIブリッジ回路を実現することができる。例えば、
P2P回路770、772の双方にインタフェース装置
およびトランシーバー装置を形成して、4チップ構成の
ブリッジを実現することができる。また、図7に示され
る2チップ構成も実現可能であろう。
【0058】図7のシステムは様々なコンテキストで使
用することができる。例えば、このシステムはドッキン
グステーションと結合可能な携帯用のコンピュータと考
えてもよい。この例では、P2Pブリッジ770によっ
て、ケーブル714/716を介したノートコンピュー
タとドッキングステーションの接続が可能になる。この
接続は標準のカテゴリ5ケーブルを使用することができ
るので好都合である。
【0059】図7のブロック図は、他のシステムでも利
用することができる。例えば、小型フォームファクタ
(small−form−factor)コンピュータ
には、ほとんど拡張スペースがない。追加カードを収め
た拡張ボックスに、コンピュータ外部へのインタフェー
スケーブルを接続することができる。同様に、リモート
拡張を要する他のコンピュータにも、本発明の利点が役
立つ。
【0060】以上に説明用の実施例に基づいて本発明を
記述したが、この記述は限定的な意味をもつものではな
い。開示実施例の様々な変更および組み合わせ、更に他
の実施例が可能であることは、当業者にとって明らかで
あろう。したがって、この種の変更や実施例は、請求範
囲に包含されるものとする。
【0061】本発明は、同時に出願され、全体があたか
もここに関連として記載されているよう一体化されてお
り(incorporated)かつ、同一人に権利譲
渡されたUS特許出願シリアルNo.09/616,1
05(弁護士ドケットNo.TI−30825)に関連
している。
【0062】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) 復号データ出力およびデータ有効出力を備え、
受信データ入力ノードに接続されたデコーダであって、
パケットレートがワードレートより低くなるように1パ
ケット当たり2ワード以上を含むパケット形式のデータ
をパケットレートで受信するように構成されたデコーダ
と、デコーダのデータ有効出力に接続された入力を備
え、データ有効出力上の信号値がパケットレートより高
いレートで変化することを確認した時に出力信号をアサ
ートする検出器回路とを有する通信装置。
【0063】(2) 検出器回路に接続され、検出器回
路による出力信号のアサーションに応答して同期要求を
生成する同期要求発生器を含む第1項記載の装置。
【0064】(3) 検出器回路が有限インパルス応答
高域通過デジタルフィルタを含む第1項記載の装置。
【0065】(4) 検出器回路がデコーダのデータ有
効出力に接続されたシリアル入力を備えたシフトレジス
タと、シフトレジスタのパラレル出力に接続されたパラ
レル入力を備えた短パルスデコーダとを含む第1項記載
の装置。
【0066】(5) シフトレジスタが3つのパラレル
出力を含み、短パルスデコーダが3つのパラレル入力を
含む第4項記載の装置。
【0067】(6) 短パルスデコーダがシフトレジス
タの3つのパラレル出力値が「010」または「10
1」あると判定した時に出力信号をアサートする第5項
記載の装置。
【0068】(7) 短パルスデコーダが4つのパラレ
ル入力を備え、 4つのパラレル入力が0000のとき、出力0 4つのパラレル入力が0001のとき、出力0 4つのパラレル入力が0010のとき、出力1 4つのパラレル入力が0011のとき、出力0 4つのパラレル入力が0100のとき、出力1 4つのパラレル入力が0101のとき、出力1 4つのパラレル入力が0110のとき、出力1 4つのパラレル入力が0111のとき、出力0 4つのパラレル入力が1000のとき、出力0 4つのパラレル入力が1001のとき、出力1 4つのパラレル入力が1010のとき、出力1 4つのパラレル入力が1011のとき、出力1 4つのパラレル入力が1100のとき、出力0 4つのパラレル入力が1101のとき、出力1 4つのパラレル入力が1110のとき、出力0 4つのパラレル入力が1111のとき、出力0 上記出力をアサートする第4項記載の装置。
【0069】(8) デコーダに8b10bデコーダが
含まれる第1項記載の装置。
【0070】(9) シリアル入力と、データ出力と、
データ有効出力とを含む8b10bデコーダと、8b1
0bデコーダのデータ有効出力に接続される入力を備え
た同期はずれ検出器と、同期はずれ検出器の出力に接続
される入力を備えた同期要求発生器と、同期要求発生器
の出力に接続される第1入力を備えた8b10bエンコ
ーダと、エンコーダの第2入力に接続される第1の出力
および同期要求発生器に接続される第2出力を備えたシ
ステムプロトコル発生器とを有する通信装置。
【0071】(10) 同期はずれ検出器が有限インパ
ルス応答高域通過デジタルフィルタを含む第9項記載の
装置。
【0072】(11) 同期はずれ検出器回路が8b1
0bデコーダのデータ有効出力に接続されたシリアル入
力を備えたシフトレジスタと、シフトレジスタのパラレ
ル出力に接続されたパラレル入力を備えた短パルスデコ
ーダとを含む第9項記載の装置。
【0073】(12) 同期要求発生器にアイドルコー
ド発生器を含む第9項記載の装置。
【0074】(13) シリアルビット受信機を再同期
する方法であって、1パケット当たり少なくとも2ワー
ドを含むパケット形式のシリアルビット情報をシリアル
線路から受信するステップと、シリアルビット情報にエ
ラーが含まれるか否か判定するステップと、各エラー発
生時にフルパケット長より短いコードを生成するステッ
プと、遠隔の通信装置にコードを送るステップと、遠隔
の通信装置から同期要求コマンドを受信するステップ
と、同期要求コマンドに応答してシリアルビット情報を
再同期するステップとを含む前記方法。
【0075】(14) 8b10コードにしたがってシ
リアルビット情報を符号化する第13項記載の方法。
【0076】(15) コード生成時に短いアイドルコ
ードを生成する第14項記載の方法。
【0077】(16) コード送信時に、パケットのデ
ータワード間にコードを分散させる第13項記載の方
法。
【0078】(17) 1パケット当たり少なくとも2
ワードを含むパケット形式のシリアルビット情報をシリ
アル線路から受信するステップと、シリアルビット情報
にフルパケット長より短いコードビットが含まれるか否
か判定するステップと、シリアルビット情報にフルパケ
ット長より短いコードビットが含まれていると判定され
た時、同期要求コマンドを生成するステップと、同期要
求コマンドを送信するステップとを含むシリアル通信方
法。
【0079】(18) 8b10コードにしたがってシ
リアルビット情報が符号化されている第17項記載の方
法。
【0080】(19) コードビットに短いアイドルコ
ードが含まれる第17項記載の方法。
【0081】(20) 同期要求コマンドにアイドルコ
マンドが含まれる第17項記載の方法。
【0082】(21) アイドルコマンドの長さがフル
パケットに等しい第20項記載の方法。
【0083】(22) 1パケット当たり少なくとも2
ワードを含むパケット形式のシリアルビット情報をシリ
アル線路から受信するステップと、シリアルビット情報
にエラーが含まれるか否か判定するステップと、各エラ
ー発生時にフルパケット長より短いコードを生成するス
テップと、遠隔の通信装置にコードを送信ステップと、
遠隔の通信装置でコードを受信するステップと、コード
の長さがフルパケットより短いことを認識するステップ
と、コードの長さがフルパケットより短いことを認識し
た時に同期要求コマンドを生成するステップと、遠隔の
通信装置から同期要求コマンドを送信するステップと、
同期要求コマンドを受信するステップと、シリアルビッ
ト情報を再同期するステップとを含むシリアルデータ通
信方法
【0084】(23) 8b10コードにしたがってシ
リアルビット情報が符号化されている第22項記載の方
法。
【0085】(24) コードビットに短いアイドルコ
ードが含まれる第22項記載の方法。
【0086】(25) 同期要求コマンドにアイドルコ
マンドが含まれる第22項記載の方法。
【0087】(26) プロセッサバスと結合されたプ
ロセッサと、プロセッサに接続されたメモリと、プロセ
ッサバスと拡張バスの間に接続された第1のブリッジ回
路と、拡張バスとシリアルバスの間に接続されたシリア
ライザとを有するコンピュータシステムであって、有効
データ受信時に有効データ信号をアサートするデコーダ
と、有効データ信号の値がパケットレート以上のレート
で変化することが確認された時に出力信号をアサートす
る検出器回路とをシリアライザに設け、シリアライザが
ワードを生成するワードレートよりパケットレートを低
くしたコンピュータシステム。
【0088】(27) 拡張バスにPCIバスが含ま
れ、シリアライザをPCI−to−PCIブリッジの一
部で形成した第26項記載のシステム。
【0089】(28) コンピュータシステムに携帯用
コンピュータシステムが含まれる第26項記載のシステ
ム。
【0090】(29) 第2のシリアライザを備えたド
ッキングステーションと組み合わせた第28項記載のシ
ステム。
【0091】(30) シリアライザの回路と実質的に
同じ回路が第2のシリアライザに含まれる第29項記載
のシステム。
【0092】(31) 例えば、システムプロトコル発
生器によってアイドルコードまたはユーザデータをパケ
ットサイズの塊で生成するシリアルデータ通信システム
において、フルパケットサイズ以下のグループまたは塊
で送られてきたアイドルコードまたはデータを検出する
装置と方法であって、検出された場合、エラーの存在を
確認し、このエラーを適切に修正し、例えばシリアルデ
ータを適切に同期させる。本発明の第1実施例はデコー
ダ(320)と検出回路(330)を有する。デコーダ
(320)はパケットレートでデータを受け取る。各パ
ケットには2ワード以上が含まれており、パケットレー
トはワードレートより低い。検出器回路(330)はデ
コーダ(320)からのデータ有効信号を監視し、デー
タ有効信号の値がパケットレートより高速で変化するこ
と確認した時に出力信号(アイドル送出)をアサートす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるシリアル通信システムの再同期
論理の一部を示す。
【図2】通信システムを非常に簡潔に示す図。
【図3】本発明の第1実施例によるシリアル通信システ
ムの再同期論理の一部を示す図。
【図4】好ましい実施例による同期はずれ検出器を示す
図。
【図5】本発明の双方向通信システムを示す図。
【図6】シリアルリンクを介したパラレルデータ伝送シ
ステムを示す図。
【図7】本発明の特徴を利用したコンピュータシステム
を示す図。
【符号の説明】
320 デコーダ 330 同期はずれ検出器 322 同期要求発生器 326 エンコーダ 324 システムプロトコル 334 シフトレジスタ 640 シリアライザ 642 デシリライザ 750 マイクロプロセッサ 754 メモリ 758 ブリッジ回路 746 ブリッジ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復号データ出力およびデータ有効出力を
    備え、受信データ入力ノードに接続されたデコーダであ
    って、パケットレートがワードレートより低くなるよう
    に1パケット当たり2ワード以上を含むパケット形式の
    データをパケットレートで受信するように構成されたデ
    コーダと、 デコーダのデータ有効出力に接続された入力を備え、デ
    ータ有効出力上の信号値がパケットレートより高いレー
    トで変化することを確認した時に出力信号をアサートす
    る検出器回路とを有する通信装置。
  2. 【請求項2】 シリアルビット受信機を再同期する方法
    であって、 1パケット当たり少なくとも2ワードを含むパケット形
    式のシリアルビット情報をシリアル線路から受信するス
    テップと、 シリアルビット情報にエラーが含まれるか否か判定する
    ステップと、 各エラー発生時にフルパケット長より短いコードを生成
    するステップと、 コードを遠隔の通信装置に送るステップと、 遠隔の通信装置から同期要求コマンドを受信するステッ
    プと、 同期要求コマンドに応答してシリアルビット情報を再同
    期するステップとを含む前記方法。
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