JP2002099079A - 梱包物、感光性エレメントの梱包法、感光性エレメントのエッジフュージョン防止法及び感光性エレメントの巻きずれ防止法 - Google Patents

梱包物、感光性エレメントの梱包法、感光性エレメントのエッジフュージョン防止法及び感光性エレメントの巻きずれ防止法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期保存後の感度、密着性、耐色抜け性、イ
メージング性及び膜厚精度が優れ、感光性エレメントの
経時変化を防ぎ、エッジフュージョン及び巻きずれの発
生を長期間防ぐことができ、保証期間が長く、長期間品
質を保持できる梱包物、感光性エレメントの梱包法、、
感光性エレメントのエッジフュージョン防止法並びに感
光性エレメントの巻きずれ防止法を提供する。 【解決手段】 感光性エレメントをロール状にした感光
性エレメントロールを容器に入れ、密封してなる梱包
物、感光性エレメントをロール状にした感光性エレメン
トロールを容器に入れ、密封することを特徴とする感光
性エレメントの梱包法、感光性エレメントをロール状に
した感光性エレメントロールを容器に入れ、密封するこ
とを特徴とする感光性エレメントのエッジフュージョン
防止法並びに感光性エレメントをロール状にした感光性
エレメントロールを容器に入れ、密封することを特徴と
する感光性エレメントの巻きずれ防止法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包物、感光性エ
レメントの梱包法、感光性エレメントのエッジフュージ
ョン防止法及び感光性エレメントの巻きずれ防止法に関
する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線基板の製造に用いられてい
る感光性エレメントは、一般的に感光性樹脂組成物層が
支持フイルムと保護フイルムとに挟まれた積層フイルム
の形態をしている。使用に際しては、保護フイルムを剥
がしながら感光性樹脂組成物層をプリント配線基板にラ
ミネートし、所定のマスクを介して紫外線を選択的に照
射後、現像処理を施してプリント配線板上に画像を形成
する。
【0003】の感光性エレメントは従来の感光性樹脂組
成物溶液を使用した、いわゆるウエット方式に対して呼
称するものであるが、フイルム状の感光性樹脂組成物層
を用いることからその使用方法が簡便であり、最近では
ウエット方式に代わって使用されるようになってきた。
感光性エレメントは、ロールの中心部に近いほどロール
外側からの圧力が内側に加わり、このために特にロール
の内側では感光性樹脂組成物がはみ出る現象、すなわち
エッジフュージョン現象(感光性エレメントロール側面
部の融着現象)を生じ易い。さらにこの現象は湿度の影
響を受けることによって助長される。
【0004】そこで、従来感光性エレメントロールの側
面部にセパレータ(保護ディスク)を当てる方法(特
開昭61-95345号公報)、乾燥剤を入れた防水容器にド
ライフィルムを入れる方法(特開昭62-44736号公報)、
シート状乾燥剤で覆った積層体を当てる方法(特開平
2-54255号公報)、感光性樹脂組成物の組成を改良す
ることによって改善する方法(特公平2-19941号公報)
などが知られている。
【0005】しかしながら従来のの方法では粘着剤の
張りむらの影響を受けやすく、またロール中心部に対す
る効果が低い。の方法にあっては容器内全体の湿度を
所定以下に維持しなければならず、効率的ではないし、
容器の材質や構造の影響を受けやすい。またの方法に
関しては、乾燥剤からゴミが発生しやすく、感光性エレ
メントの品質を損なう。さらにまたの方法において
は、現像性などの各処理に制限が加えられるなどと従来
技術においては種々の問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】請求項1、2、3、
4、5又は6記載の発明は、長期保存後の感度、密着
性、耐色抜け性、イメージング性及び膜厚精度が優れ、
感光性エレメントの経時変化を防ぎ、エッジフュージョ
ン及び巻きずれの発生を長期間防ぐことができ、保証期
間が長く、長期間品質を保持できる梱包物を提供するも
のである。請求項7又は8記載の発明は、長期保存後の
感度、密着性、耐色抜け性、イメージング性及び膜厚精
度が優れ、感光性エレメントの経時変化を防ぎ、エッジ
フュージョン及び巻きずれの発生を長期間防ぐことがで
き、保証期間が長く、長期間品質を保持できる感光性エ
レメントの梱包法を提供するものである。
【0007】請求項9記載の発明は、長期保存後の感
度、密着性、耐色抜け性、イメージング性及び膜厚精度
が優れ、感光性エレメントの経時変化を防ぎ、エッジフ
ュージョン及び巻きずれの発生を長期間防ぐことがで
き、保証期間が長く、長期間品質を保持できる感光性エ
レメントのエッジフュージョン防止法を提供するもので
ある。請求項10記載の発明は、長期保存後の感度、密
着性、耐色抜け性、イメージング性及び膜厚精度が優
れ、感光性エレメントの経時変化を防ぎ、エッジフュー
ジョン及び巻きずれの発生を長期間防ぐことができ、保
証期間が長く、長期間品質を保持できる感光性エレメン
トの巻きずれ防止法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光性エレメ
ントをロール状にした感光性エレメントロールを容器に
入れ、密封してなる梱包物に関する。また、本発明は、
容器が円筒状又は三角形以上の多角形柱状である前記梱
包物に関する。また、本発明は、円筒状又は三角形以上
の多角形柱状の容器の端面が、感光性エレメントロール
のロール端面を保護する前記梱包物に関する。また、本
発明は、円筒状又は三角形以上の多角形柱状の容器の端
面に脱気口が存在する前記梱包物に関する。
【0009】また、本発明は、容器内部の絶対湿度が5
g/m3以下である前記梱包物に関する。また、本発明は、
感光性エレメントロールが巻芯に感光性エレメントを巻
いてなり、感光性エレメントロールのロール端面の巻き
ずれが、巻き芯(支管)支点からtanθ=0.2以下で
ある前記梱包物に関する。また、本発明は、感光性エレ
メントをロール状にした感光性エレメントロールを容器
に入れ、密封することを特徴とする感光性エレメントの
梱包法に関する。また、本発明は、容器内部に、窒素、
ドライエア又は乾燥剤を封入することを特徴とする前記
感光性エレメントの梱包法に関する。
【0010】また、本発明は、感光性エレメントをロー
ル状にした感光性エレメントロールを容器に入れ、密封
することを特徴とする感光性エレメントのエッジフュー
ジョン防止法に関する。また、本発明は、感光性エレメ
ントをロール状にした感光性エレメントロールを容器に
入れ、密封することを特徴とする感光性エレメントの巻
きずれ防止法に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳述する。本
発明の梱包物は、感光性エレメントをロール状にした感
光性エレメントロールを容器に入れ、密封してなる。
【0012】上記感光性エレメントロール3は、図1の
ように巻芯1に感光性エレメント2を巻いたものであ
り、市販品としては、例えば、日立化成工業(株)製商品
名フォテック、旭化成工業(株)製商品名サンフォート、
ニチゴー・モートン(株)製商品名アルフォ、ラミナー、
ダイナマスク、コンフォマスク、デュポン社製商品名リ
ストン等が挙げられる。
【0013】前記感光性エレメントは、例えば、支持フ
ィルム、感光性樹脂組成物層及び保護フィルムの三層構
造からなることが好ましい。前記感光性樹脂組成物層
は、(A)バインダーポリマー、(B)分子内に少なく
とも1つの重合可能なエチレン性不飽和基を有する光重
合性化合物及び(C)光重合開始剤を含有してなること
が好ましい。
【0014】前記(A)バインダーポリマーとしては、
特に制限はないが、例えば、アルカリ現像可能であるこ
とが好ましい。また、長期保存後の感度、密着性等の見
地からは、スチレンを共重合成分とすることが好まし
い。前記(B)分子内に少なくとも1つの重合可能なエ
チレン性不飽和基を有する光重合性化合物としては、特
に制限はないが、長期保存後の感度、密着性等の見地か
らは、例えば、2,2−ビス(4−(メタクリロキシペ
ンタエトキシ)フェニル)プロパン等のビスフェノール
A系アクリレート化合物を必須成分とすることが好まし
い。前記(C)光重合開始剤としては、特に制限はない
が、長期保存後の感度、密着性等の見地からは、例え
ば、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニル
イミダゾール二量体等のイミダゾール二量体であること
が好ましい。
【0015】前記容器の形状は、実質的に感光性エレメ
ントロールを密封できれば特に制限はなく、例えば、円
筒状、三角形以上の多角形柱状の容器等が挙げられ、図
4のように円筒状の容器5であることが好ましい。上記
円筒状、三角形以上の多角形柱状の容器の端面6には、
図5のように容器内部を密封するための脱気口7を有す
ることが好ましい。また、図4及び図5のように前記容
器の端面6は分離可能であってもよく、前記端面は感光
性エレメントロールのロール端面に接し、ロール端面を
保護することが好ましい。また、容器内部の密封性を向
上させるために前記容器の端面にゴムリング8を設置さ
せることが好ましい。
【0016】また、前記容器の端面によって、図3にお
ける感光性エレメントロールのロール端面の巻きずれを
巻芯支点からtanθ=b/a=0.2以下に保つことが
好ましい。この巻きずれがtanθ=0.2を超えると製
品信頼性に劣る傾向がある。前記容器の厚みは、500
μm〜5mm程度であることが好ましく、1〜5mmである
ことがより好ましく、2〜3mmであることが極めて好ま
しい。この厚みが500μm未満では製造容易性及び強
度が劣り、且つ使用条件が困難になる傾向があり、5mm
を超えると経済性が劣り、且つ、作業性が困難になる傾
向がある。
【0017】前記容器の内部は密封されていることが好
ましく、絶対湿度が8g/m3以下程度であることが好まし
く、7g/m3以下であることがより好ましく、6g/m3以下
であることが特に好ましく、5g/m3以下であることが極
めて好ましい。この絶対湿度が8g/m3を超えるとエッジ
フュージョンが発生する傾向がある。容器内部の絶対湿
度を8g/m3以下程度にするためには、例えば、脱気口か
ら窒素、ドライエア等を封入する方法、脱気口から空気
を排出する方法、容器内部に乾燥剤を封入する方法など
により行うことができる。なお、絶対湿度は、市販の温
湿度計により測定することができる。
【0018】前記容器は、特に制限はないが、プラスチ
ック又は金属であることが好ましい。上記プラスチック
としては、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリカーボネ
ート、ポリエチレンセルローストリアセテート、塩化ビ
ニルと塩化ビニリデンの共重合体等のプラスチック等が
挙げられる。これらは単独で又は2種類以上を組み合わ
せて使用される。また、前記金属としては、例えば、
鉄、ステンレス、アルミ等の非鉄金属などが挙げられ
る。
【0019】また、前述したプラスチックに無機粉末等
の吸水能又は吸湿能を有する物質を蒸着又は混入させて
もよい。上記無機粉末としては、例えば、活性アルミ
ナ、シリカゲル、水酸化カリウム、塩化カルシウム、酸
化カルシウム、臭化カルシウム、硫酸カルシウム、アス
ベスト、亜鉛、塩化亜鉛、臭化亜鉛、酸化マグネシウ
ム、塩素酸マグネシウム、硫酸銅、酸化バリウム、ゼオ
ライト、モンモリロナイト、活性炭、粘度、グラスウー
ル、ケイソウ土、モレキュラーシーブ等が挙げられ、ゼ
オライト、シリカゲル、モンモリロナイト等が挙げられ
る。これらは単独で又は2種類以上を組み合わせて使用
される。
【0020】更に、前期プラスチックを50〜100μ
m程度のフイルムにして、段ボール等に張り合わせ、低
吸湿性のものとしたものを使用してもよい。また、前記
容器は保存安定性の見地から透光性がないものが好まし
い。
【0021】前記感光性エレメントロールのロール端面
には、図2のように保護シート4を配置させることが好
ましい。上記保護シートは、例えば、端面接触部用フイ
ルムと乾燥剤層の2層以上の多層構造、低透湿フィルム
からなる単層構造などになっている。上記保護シートを
感光性エレメントのロール端面に配置させることによ
り、感光性エレメントロールのロール端面の保護、感光
性エレメント中からの水分の除去、感光性エレメント中
への水分の浸入を防ぐことなどができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
詳細に説明する。
【0023】<感光性エレメントロールの作製>表1に
示す(A)成分、(B)成分、(C)成分及びその他の
成分を混合し、感光性樹脂組成物の溶液を調製した。
【0024】
【表1】
【0025】次いで、この感光性樹脂組成物の溶液を1
6μm厚の支持体上に均一に塗布し、100℃の熱風対
流乾燥機で5分間乾燥し、保護フイルムをラミネート
し、感光性エレメントを得た。その後、この感光性エレ
メントをロール状に巻き取り、さらに500mm×500
mの寸法に切り、巻芯(ポリエチレン樹脂)にロール状
に巻き取り、感光性エレメントロールを得た。
【0026】<実施例1>得られた感光性エレメントロ
ールを図4及び図5に示す容器に入れ、脱気口からドラ
イエアを封入した。なお、容器の材質はアルミ製であ
り、厚さ0.5mmのアルミを円筒状にしたものを使用し
た。
【0027】<実施例2>得られた感光性エレメントロ
ールを図4及び図5に示す容器に入れ、脱気口からドラ
イエアを封入した。なお、容器の材質はプラスチック製
であり、低透湿加工(ポリエステルフィルムに酸化アル
ミニウムを蒸着した透湿度1g/(24h・m2)のファインバリ
アAT((株)麗光製商品名)を貼り付けた)したものを
使用した。
【0028】<比較例1>得られた感光性エレメントロ
ールを袋状のブラックポリエチレンシート(70μm、
カーボン含有ポリエチレン林産業(株)製、透湿度25g/
(24h・m2))に入れた。
【0029】<比較例2>得られた感光性エレメントロ
ールの端面に保護シートを配置し、袋状のブラックポリ
エチレンシート(70μm、カーボン含有ポリエチレン
林産業(株)製、透湿度25g/(24h・m2))に乾燥剤(ゼオラ
イト100g)とともに入れた。
【0030】前記透湿度はJIS K 7129−19
92に準拠して測定し、A法により試験温度40±0.
5℃及び相対湿度差90±2%RHの条件で行った値で
ある。また、梱包物内部の絶対湿度を温湿度計にて測定
し、その結果を表2に示した。
【0031】
【表2】
【0032】次に得られた梱包物を恒温恒湿槽(タバイ
エスペック(株)製商品名PR−4)に投入し、温度30
℃、湿度90%RHの条件下に放置し、エッジフュージ
ョン試験を12時間経過毎に行い、結果を表3に示し
た。なお、試験経過時間12時間は常温(23℃、60
%RH)保管日数15日に相当し、試験経過時間24時
間は常温保管日数30日に相当し、試験経過時間36時
間は常温保管日数45日に相当し、試験経過時間48時
間は常温保管日数60日に相当し、試験経過時間60時
間は常温保管日数75日に相当し、試験経過時間72時
間は常温保管日数90日に相当する。
【0033】<エッジフージョン評価> ○:エッジフージョンが確認されず、感光性エレメント
が良好に使用できる状態 ○-:エッジフージョンが若干認められるが、感光性エ
レメントは良好に使用できる状態 ○:エッジフージョンが発生してはいるが、感光性エ
レメントは使用できる状態(使用限界) △:エッジフージョンが発生し、感光性エレメントの使
用が不可能である状態 ×:エッジフージョンが多量に発生し、感光性エレメン
トの使用が不可能である状態
【0034】
【表3】
【0035】また、前記エッジフュージョン試験を36
時間行った実施例1〜2及び比較例1〜2の感光性エレ
メントから保護フィルムをはがしながら銅張積層板に積
層し、3KW超高圧水銀灯ランプを有する露光機(オー
ク(株)製)HMW−201Bを用い、ネガとしてストー
ファー21段ステップタブレットを有するフォトツール
と、密着性評価用ネガとして、ライン幅/スペース幅が
30/400〜250/400(単位:μm)の配線パ
ターンを有するフォトツールを用いて、現像後の残存ス
テップ段数が8.0となるエネルギー量を求め、その値
を感度とした。次いで、支持フィルムを除去し、30℃
で1.0重量%炭酸ナトリウム水溶液をスプレーするこ
とにより現像した。現像後に密着していた細線のライン
幅の最も小さい値を密着性とした。
【0036】実施例1〜2の感光性エレメントは比較例
1〜2の感光性エレメントよりも感度、密着性、耐色抜
け性、イメージング性及び膜厚精度が優れていた。
【0037】
【発明の効果】請求項1、2、3、4、5又は6記載の
梱包物は、長期保存後の感度、密着性、耐色抜け性、イ
メージング性及び膜厚精度が優れ、感光性エレメントの
経時変化を防ぎ、エッジフュージョン及び巻きずれの発
生を長期間防ぐことができ、保証期間が長く、長期間品
質を保持できる。請求項7又は8記載の感光性エレメン
トの梱包法は、長期保存後の感度、密着性、耐色抜け
性、イメージング性及び膜厚精度が優れ、感光性エレメ
ントの経時変化を防ぎ、エッジフュージョン及び巻きず
れの発生を長期間防ぐことができ、保証期間が長く、長
期間品質を保持できる。
【0038】請求項9記載の感光性エレメントのエッジ
フュージョン防止法は、長期保存後の感度、密着性、耐
色抜け性、イメージング性及び膜厚精度が優れ、感光性
エレメントの経時変化を防ぎ、エッジフュージョン及び
巻きずれの発生を長期間防ぐことができ、保証期間が長
く、長期間品質を保持できる。請求項10記載の感光性
エレメントの巻きずれ防止法は、長期保存後の感度、密
着性、耐色抜け性、イメージング性及び膜厚精度が優
れ、感光性エレメントの経時変化を防ぎ、エッジフュー
ジョン及び巻きずれの発生を長期間防ぐことができ、保
証期間が長く、長期間品質を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光性エレメントロールの模式図である。
【図2】端面に保護シートを配置した感光性エレメント
ロールの模式図である。
【図3】巻きずれが発生した感光性エレメントロールの
模式図である。
【図4】容器の模式図である。
【図5】感光性エレメントロールを収納した容器の断面
図である。
【符号の説明】
1.巻芯 2.感光性エレメント 3.感光性エレメントロール 4.保護シート 5.容器 6.容器の端面 7.脱気口 8.ゴムリング

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性エレメントをロール状にした感光
    性エレメントロールを容器に入れ、密封してなる梱包
    物。
  2. 【請求項2】 容器が円筒状又は三角形以上の多角形柱
    状である請求項1記載の梱包物。
  3. 【請求項3】 円筒状又は三角形以上の多角形柱状の容
    器の端面が、感光性エレメントロールのロール端面を保
    護する請求項2記載の梱包物。
  4. 【請求項4】 円筒状又は三角形以上の多角形柱状の容
    器の端面に脱気口が存在する請求項2又は3記載の梱包
    物。
  5. 【請求項5】 容器内部の絶対湿度が5g/m3以下である
    請求項1、2、3又は4記載の梱包物。
  6. 【請求項6】 感光性エレメントロールが巻芯に感光性
    エレメントを巻いてなり、感光性エレメントロールのロ
    ール端面の巻きずれが、巻き芯(支管)支点からtanθ
    =0.2以下である請求項1、2、3、4又は5記載の
    梱包物。
  7. 【請求項7】 感光性エレメントをロール状にした感光
    性エレメントロールを容器に入れ、密封することを特徴
    とする感光性エレメントの梱包法。
  8. 【請求項8】 容器内部に、窒素、ドライエア又は乾燥
    剤を封入することを特徴とする請求項7記載の感光性エ
    レメントの梱包法。
  9. 【請求項9】 感光性エレメントをロール状にした感光
    性エレメントロールを容器に入れ、密封することを特徴
    とする感光性エレメントのエッジフュージョン防止法。
  10. 【請求項10】 感光性エレメントをロール状にした感
    光性エレメントロールを容器に入れ、密封することを特
    徴とする感光性エレメントの巻きずれ防止法。
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