JP2002098786A - リップシール構造 - Google Patents
リップシール構造Info
- Publication number
- JP2002098786A JP2002098786A JP2000290291A JP2000290291A JP2002098786A JP 2002098786 A JP2002098786 A JP 2002098786A JP 2000290291 A JP2000290291 A JP 2000290291A JP 2000290291 A JP2000290291 A JP 2000290291A JP 2002098786 A JP2002098786 A JP 2002098786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip seal
- seal plate
- port body
- plate fixing
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Abstract
レートを容易且つ迅速に切断し得るようにすると共に、
保守、点検終了後におけるリップシールプレートの2回
目以降の溶接をも容易且つ確実に行い得るようにしたリ
ップシール構造を提供する。 【解決手段】 ポート本体4の内周及びプラグ5の外周
部にポート本体4の軸線方向内側に行くに従い、対向部
の間隔が小さくなるよう階段状に形成されたリップシー
ルプレート固定部材16,17を取付け、真空容器の保
守、点検の度に順次ポート本体4の軸線方向内側に位置
をずらしてリップシールプレート固定部材16,17の
段部端面16aと17a、16bと17b、16cと1
7cにリップシールプレート18を溶接し得るようにし
た。
Description
に用いる真空容器の保守ポートを密封するためのリップ
シール構造に関するものである。
合炉が知られており、その一例の概要は図3に示されて
いる。図3中、1は真空容器、2は真空容器1が格納さ
れた格納容器、3は真空容器1の保守ポートであり、保
守ポート3の外側先端部の詳細は図4に示されている。
ート本体4を備え、ポート本体4の中空部先端部にはプ
ラグ5が嵌入されて、ボルト6によりポート本体4に固
定し得るようになっている。又、ポート本体4内を密封
するために、ポート本体4先端部とプラグ5との間に
は、リップシール7が設けられている。
た段部端面4aには、ポート本体4の軸線方向、すなわ
ち正面から見て額縁状で断面形状は外周側が開口したU
字状のリップシールプレート固定部材8が溶接9により
固定され、プラグ5の先端部に形成した段部端面5aに
は、リップシールプレート固定部材8と同様、正面から
見て額縁状で且つ断面形状は内周側が開口したU字状の
リップシールプレート固定部材10が溶接11により固
定されている。
ポート本体4軸線方向外方には、リップシールプレート
固定部材8の内周とリップシールプレート固定部材10
の外周との間に形成された矩形環状の隙間12を塞いで
ポート本体4における内部4bを密封し得るよう、正面
形状が額縁状のリップシールプレート13が配設され、
溶接14,15によりリップシールプレート固定部材
8,10に固定されている。
の保守、点検を行う場合には、適宜の工具により、リッ
プシールプレート13外周端部とリップシールプレート
固定部材8との溶接14部が除去されるよう、リップシ
ールプレート13とリップシールプレート固定部材8と
を切断すると共に、リップシールプレート13内周端部
とリップシールプレート固定部材10との溶接15部が
除去されるよう、リップシールプレート13とリップシ
ールプレート固定部材10とを切断し、リップシールプ
レート13を撤去すると共にボルト6等を取外してプラ
グ5をポート本体4から撤去する。
は、再びプラグ5をポート本体4に嵌入してボルト6等
を締結することによりプラグ5をポート本体4に固定
し、予め用意した新たなリップシールプレート13を溶
接14,15によりリップシールプレート固定部材8,
10に固定する。
ルプレート固定部材8,10は切断し易いよう、その厚
さを薄くしてフレキシビリティを持たせているが、溶接
9,11,14,15による熱影響や切断時に加わる力
によって、リップシールプレート固定部材8,10には
変形が生じ、このため、保守、点検後にリップシールプ
レート13をリップシールプレート固定部材8,10に
固定する2回目以降の溶接14,15が困難となる。
守、点検の際にリップシールプレートを容易且つ迅速に
切断し得るようにすると共に、保守、点検終了後におけ
るリップシールプレートの2回目以降の溶接をも容易且
つ確実に行い得るようにしたリップシール構造を提供す
ることを目的としてなしたものである。
造は、真空容器に接続されたポート本体内にプラグを嵌
合すると共に、前記ポート本体とプラグとの間の隙間を
リップシールプレートにより密封するようにしたリップ
シール構造であって、前記ポート本体の内周部及びプラ
グの外周部に、ポート本体の軸線方向内側に行くに従い
対向部間の間隔が小さくなるよう階段状に形成されて段
部端面を備えた、厚肉の第一及び第二のリップシールプ
レート固定部材を取付け、真空容器の保守、点検毎に、
ポート本体の軸線方向に対し直交する方向へ対向する第
一及び第二のリップシールプレート固定部材における各
段部端面に、ポート本体の軸線方向に位置をずらしてリ
ップシールプレートを溶接し得るよう構成したものであ
る。
は厚肉の第一、第二のリップシールプレート固定部材に
形成された段部端面に取付けられているため、真空容器
の保守、点検の際にリップシールプレートを正面から容
易且つ迅速に切断することができる。
定部材は厚肉であるため熱及び外力により変形する虞が
なく、しかも保守、点検終了後におけるリップシールプ
レートの2回目以降の溶接時には、リップシールプレー
トをポート本体の軸線方向へ位置をずらして前回とは異
なる段部端面に対し行うようにしているため、段部端面
のシール残等を考慮する必要がなく、従って、リップシ
ールプレートの2回目以降の溶接も容易且つ確実に行う
ことができる。
例と共に説明する。図1、2は本発明を実施する形態の
一例であって、図中、図4と同一の符号を付した部分は
同一物を表わしている。而して、本図示例におけるポー
ト本体4の段部端面4aには、ポート本体4の軸線方向
から見た形状が額縁状で且つ断面形状が階段状の厚肉の
リップシールプレート固定部材16が固設されていると
共に、プラグ5の段部端面5aには、ポート本体4の軸
線方向から見た形状が額縁状で且つ断面形状が階段状の
厚肉のリップシールプレート固定部材17が固設されて
おり、リップシールプレート固定部材16,17間には
隙間12が形成されている。
16の内周部には、ポート本体4の軸線方向外側が大径
で内側へ行くに従い順次径が小さくなるよう複数(図1
では4)の段部が形成されていると共に各段部には、ポ
ート本体4の軸線に対し直交する方向へ向けて段部端面
16a,16b,16cが形成されている。
部には、ポート本体4の軸線方向外側が小径で内側へ行
くに従い順次径が大きくなるよう複数(図1では4)の
段部が、前記リップシールプレート固定部材17側の段
部とポート本体4の軸線方向に対し直交する方向へ対向
するよう形成されていると共に、各段部には、段部端面
16a,16b,16cと平行に段部端面17a,17
b,17cが形成されている。
6,17の各段部端面16aと17a,16bと17
b,16cと17cには、正面形状が額縁状のリップシ
ールプレート18を溶接19,20により固着し得るよ
うになっている。なお、図中、21はロボットアーム2
2に把持された溶接トーチである。
は、リップシールプレート18は段部端面16a,17
aに溶接19,20により固着され、プラグ5と協働し
てポート本体4内部を密接に保持している。
場合には、適宜の切削工具により、リップシールプレー
ト18外周部とリップシールプレート固定部材16の溶
接19部をポート本体4の軸線方向外側、すなわち正面
から切断すると共に、リップシールプレート18内周部
とリップシールプレート固定部材17の溶接15部を同
様にポート本体4の軸線方向外側から切断して段部端面
16a,17aからリップシールプレート18を撤去
し、従来の場合と同様にしてプラグ5をポート本体4内
から抜き取り、真空容器1内の保守、点検を行う。
は、再びプラグ5をポート本体4に嵌入し、従来と同様
にしてポート本体4に締結、固定し、外径及び内径がリ
ップシールプレート固定部材16,17における段部端
面16a,17aに固定されていたリップシールプレー
ト18の外径及び内径よりも若干小さい予め用意した新
たなリップシールプレート18を、溶接19,20によ
りリップシールプレート固定部材16,17における段
部端面16b,17bに固定する(図2参照)。
は、リップシールプレート18は段部端面16b,17
bから撤去され、保守、点検終了時には、外径及び内径
が段部端面16b,17bに固定されていたリップシー
ルプレート18よりも小さい新たなリップシールプレー
ト18がリップシールプレート固定部材16,17にお
ける段部端面16c,17cに溶接され、固定される。
ト固定部材16,17は厚肉であるため、リップシール
プレート18はしっかりとリップシールプレート固定部
材16,17に固定されている。このため、真空容器1
の保守、点検時にリップシールプレート18を除去する
際にその正面から容易且つ迅速に切断することができ
る。
肉厚構造としたことにより、リップシールプレート固定
部材16,17は熱及び外力による変形量が小さくな
り、更に、リップシールプレート固定部材16,17の
断面形状を階段状にしたことにより、リップシールプレ
ート18の取付け位置は保守、点検の度にポート本体4
の軸線方向内側に移動させることができる。このため、
リップシールプレート18切断後のシール残等を考慮せ
ずに次ぎのリップシールプレート18の溶接を行うこと
ができ、従って、保守、点検終了後におけるリップシー
ルプレートの2回目以降の溶接をも容易且つ確実に行う
ことができる。
は、保守、点検に従いリップシールプレートをポート本
体の軸線方向内側へ移動させて溶接する場合について説
明したが、逆にリップシールプレートをポート本体の軸
線方向外側へ移動させて溶接するようにしても実施可能
なこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
ール構造によれば、 I)リップシールプレートは厚肉の第一、第二のリップ
シールプレート固定部材に形成された段部端面に取付け
られているため、真空容器の保守、点検の際にリップシ
ールプレートを正面から容易且つ迅速に切断することが
できる、 II)第一、第二のリップシールプレート固定部材は厚
肉であるため熱及び外力により変形する虞がなく、しか
も保守、点検終了後におけるリップシールプレートの2
回目以降の溶接時には、リップシールプレートをポート
本体の軸線方向へ位置をずらして前回とは異なる段部端
面に対し行うようにしているため、段部端面のシール残
等を考慮する必要がなく、従って、リップシールプレー
トの2回目以降の溶接も容易且つ確実に行うことができ
る、等種々の優れた効果を奏し得る。
の部分拡大断面図である。
ールプレートを最初とは異なる段部端面に溶接した状態
を示す部分拡大断面図である。
炉の一例の概要を示す平面図である。
で、図3のIV部拡大図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 真空容器に接続されたポート本体内にプ
ラグを嵌合すると共に、前記ポート本体とプラグとの間
の隙間をリップシールプレートにより密封するようにし
たリップシール構造であって、前記ポート本体の内周部
及びプラグの外周部に、ポート本体の軸線方向内側に行
くに従い対向部間の間隔が小さくなるよう階段状に形成
されて段部端面を備えた、厚肉の第一及び第二のリップ
シールプレート固定部材を取付け、真空容器の保守、点
検毎に、ポート本体の軸線方向に対し直交する方向へ対
向する第一及び第二のリップシールプレート固定部材に
おける各段部端面に、ポート本体の軸線方向に位置をず
らしてリップシールプレートを溶接し得るよう構成した
ことを特徴とするリップシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290291A JP4103318B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | リップシール構造を有する核融合炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290291A JP4103318B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | リップシール構造を有する核融合炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002098786A true JP2002098786A (ja) | 2002-04-05 |
JP4103318B2 JP4103318B2 (ja) | 2008-06-18 |
Family
ID=18773537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000290291A Expired - Fee Related JP4103318B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | リップシール構造を有する核融合炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4103318B2 (ja) |
-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000290291A patent/JP4103318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4103318B2 (ja) | 2008-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0768451B2 (en) | Monolithic catalyst converter and process for producing the same | |
WO2011142348A1 (ja) | 超伝導加速空洞および超伝導加速空洞の製造方法 | |
US20100282822A1 (en) | Friction stir welding tool and friction stir welding method | |
US20050127670A1 (en) | Method and device for connecting parts of an exhaust gas system | |
WO2007020883A1 (ja) | 摩擦攪拌接合方法および中空体の製造方法 | |
CN109693020A (zh) | 接管与内径Di<600mm的筒体焊接变形控制方法及工装 | |
US3994429A (en) | Purge unit for welding apparatus | |
JP2002098786A (ja) | リップシール構造 | |
JP2013212530A (ja) | 管材の溶接治具 | |
JP2002365388A (ja) | リップシール構造 | |
JPH10332059A (ja) | 金属管の継ぎ手装置 | |
JP5131973B2 (ja) | 管継手の製造方法及び治具 | |
JP7458608B2 (ja) | ポートキャップ及びグローブボックス | |
JP7399841B2 (ja) | ピルボックス窓及びピルボックス窓の製造方法 | |
JP2010091408A (ja) | 配管の計測器の取付構造 | |
JP2009208102A (ja) | 鋼管の溶接方法 | |
JP2598032B2 (ja) | リキッドタンクにおける冷媒配管の加工方法 | |
JPH08129090A (ja) | 燃料棒の端栓及びその溶接方法 | |
JP2001263563A (ja) | 伸縮継手 | |
EP1213453A1 (en) | Housing for catalytic converter | |
JPS60115322A (ja) | 管部材の製作方法 | |
JPH07185804A (ja) | ステンレス管の溶接方法及び溶接用継手 | |
JP2004144316A (ja) | ダクト、ダクトの接続構造、及びダクトの製造方法 | |
JPS63264282A (ja) | 溶接方法 | |
JPS6049866A (ja) | 管のガスシ−ルド溶接法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070725 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080317 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |