JP2002098774A - 埋設管路の認識システム - Google Patents
埋設管路の認識システムInfo
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- JP2002098774A JP2002098774A JP2000287239A JP2000287239A JP2002098774A JP 2002098774 A JP2002098774 A JP 2002098774A JP 2000287239 A JP2000287239 A JP 2000287239A JP 2000287239 A JP2000287239 A JP 2000287239A JP 2002098774 A JP2002098774 A JP 2002098774A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 埋設管路における各種情報を容易に得ること
ができるとともに正確な位置情報も得ることができ、特
定の埋設管路を確実に認識することができる埋設管路の
認識システムを提供する。 【解決手段】 非接触方式のリーダライタで読み書き可
能なＩＤタグに、流体の種類、配管の種類、敷設時期等
の埋設管路に関する情報を書き込んだ状態で管路と共に
埋設するとともに、前記リーダライタを設置した探知装
置に、位置情報を得るためのＧＰＳアンテナを含むＧＰ
Ｓ受信機と、ＩＤタグから読み取った埋設管路に関する
管路情報及び前記ＧＰＳ受信機から得た位置情報を表示
可能な端末とを設ける。
ができるとともに正確な位置情報も得ることができ、特
定の埋設管路を確実に認識することができる埋設管路の
認識システムを提供する。 【解決手段】 非接触方式のリーダライタで読み書き可
能なＩＤタグに、流体の種類、配管の種類、敷設時期等
の埋設管路に関する情報を書き込んだ状態で管路と共に
埋設するとともに、前記リーダライタを設置した探知装
置に、位置情報を得るためのＧＰＳアンテナを含むＧＰ
Ｓ受信機と、ＩＤタグから読み取った埋設管路に関する
管路情報及び前記ＧＰＳ受信機から得た位置情報を表示
可能な端末とを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋設管路の認識シ
ステムに関し、詳しくは、地中に埋設されている水道管
やガス管等の各種埋設管路に関する情報を認識して管路
の保守点検等に利用するためのシステムに関する。
ステムに関し、詳しくは、地中に埋設されている水道管
やガス管等の各種埋設管路に関する情報を認識して管路
の保守点検等に利用するためのシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、埋設管路の埋設位置を知るた
めに各種手法が用いられている。例えば、フェライトに
巻回したアンテナコイルの両端にコンデンサを接続して
共振回路を形成した検出用マーカーを埋設物と共に埋設
し、地上の検出装置から前記共振回路を共振させる特定
の周波数を送信してマーカーを検出することにより、埋
設物の存在を知る方法が知られている。
めに各種手法が用いられている。例えば、フェライトに
巻回したアンテナコイルの両端にコンデンサを接続して
共振回路を形成した検出用マーカーを埋設物と共に埋設
し、地上の検出装置から前記共振回路を共振させる特定
の周波数を送信してマーカーを検出することにより、埋
設物の存在を知る方法が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のもの
は、埋設物の存在を知るためだけのものであって、様々
な管路が輻輳して埋設されている場合には、特定の埋設
管路を認識することができなかった。また、共振周波数
を埋設管路毎にそれぞれ設定したとしても、多数の埋設
管路に対する周波数をそれぞれ管理しなければならず、
多大な手間を必要とする。
は、埋設物の存在を知るためだけのものであって、様々
な管路が輻輳して埋設されている場合には、特定の埋設
管路を認識することができなかった。また、共振周波数
を埋設管路毎にそれぞれ設定したとしても、多数の埋設
管路に対する周波数をそれぞれ管理しなければならず、
多大な手間を必要とする。
【０００４】そこで本発明は、埋設管路における各種情
報、例えば、流体の種類、配管の種類、敷設時期等の管
路情報を容易に得ることができるとともに正確な位置情
報も得ることができ、特定の埋設管路を確実に認識する
ことができる埋設管路の認識システムを提供することを
目的としている。
報、例えば、流体の種類、配管の種類、敷設時期等の管
路情報を容易に得ることができるとともに正確な位置情
報も得ることができ、特定の埋設管路を確実に認識する
ことができる埋設管路の認識システムを提供することを
目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の埋設管路の認識システムは、非接触方式の
リーダライタで読み書き可能なＩＤタグに埋設管路に関
する情報を書き込んだ状態で管路と共に埋設するととも
に、前記リーダライタを設置した探知装置に、位置情報
を得るためのＧＰＳアンテナを含むＧＰＳ受信機と、Ｉ
Ｄタグから読み取った埋設管路に関する管路情報及び前
記ＧＰＳ受信機から得た位置情報を表示可能な端末とを
設けたことを特徴としている。
め、本発明の埋設管路の認識システムは、非接触方式の
リーダライタで読み書き可能なＩＤタグに埋設管路に関
する情報を書き込んだ状態で管路と共に埋設するととも
に、前記リーダライタを設置した探知装置に、位置情報
を得るためのＧＰＳアンテナを含むＧＰＳ受信機と、Ｉ
Ｄタグから読み取った埋設管路に関する管路情報及び前
記ＧＰＳ受信機から得た位置情報を表示可能な端末とを
設けたことを特徴としている。
【０００６】さらに、本発明の埋設管路の認識システム
は、前記端末が、埋設管路の情報を一括して管理する主
管理システムとの間で情報の送受信を行うための送受信
部を備えていることを特徴とし、該情報の送受信を、移
動体通信網、ＰＨＳ通信網あるいはインターネットを利
用して行うことを特徴としている。また、前記管路情報
は、該埋設管路内を流れる流体の種類、該埋設管路を形
成する配管の種類、該埋設管路の敷設時期、該埋設管路
の深度等のデータを含んでいる。埋設管路に電気融着継
手が用いられている場合は、前記ＩＤタグを電気融着継
手の端子部に装着すればよく、このとき、管路情報とし
て電気融着継手の施工情報を含めることができる。ま
た、前記探知装置に走行車輪を設けることにより、人力
で容易に移動させることが可能となる。
は、前記端末が、埋設管路の情報を一括して管理する主
管理システムとの間で情報の送受信を行うための送受信
部を備えていることを特徴とし、該情報の送受信を、移
動体通信網、ＰＨＳ通信網あるいはインターネットを利
用して行うことを特徴としている。また、前記管路情報
は、該埋設管路内を流れる流体の種類、該埋設管路を形
成する配管の種類、該埋設管路の敷設時期、該埋設管路
の深度等のデータを含んでいる。埋設管路に電気融着継
手が用いられている場合は、前記ＩＤタグを電気融着継
手の端子部に装着すればよく、このとき、管路情報とし
て電気融着継手の施工情報を含めることができる。ま
た、前記探知装置に走行車輪を設けることにより、人力
で容易に移動させることが可能となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の埋設管路の認識シ
ステムの一形態例を示す概略説明図、図２はＩＤタグを
配管に取付けた状態を示す斜視図、図３はＩＤタグを電
気融着継手に取付けた状態を示す要部の断面図である。
まず、埋設管路の認識システムは、地中に埋設された各
管路１１，１２，１３及び管継手１４にそれぞれ取付け
られたＩＤタグ２１，２２，２３，２４と、該ＩＤタグ
に書き込まれて記憶されている情報を読み取るための探
知装置３１とにより形成されている。
ステムの一形態例を示す概略説明図、図２はＩＤタグを
配管に取付けた状態を示す斜視図、図３はＩＤタグを電
気融着継手に取付けた状態を示す要部の断面図である。
まず、埋設管路の認識システムは、地中に埋設された各
管路１１，１２，１３及び管継手１４にそれぞれ取付け
られたＩＤタグ２１，２２，２３，２４と、該ＩＤタグ
に書き込まれて記憶されている情報を読み取るための探
知装置３１とにより形成されている。
【０００８】前記ＩＤタグは、いわゆる無線式非接触型
ＩＤタグと呼ばれるものであって、各種情報を記憶する
ＩＣモジュールと送受信用のアンテナ（コイル）とを備
えている。アンテナは、リーダライタとの間で特定の周
波数、例えば１２５ｋＨｚの電波を使用して各種情報
（データ）の送受信を行うとともに、受信した電波によ
る電磁誘導によってＩＣモジュールのデータ読み書きを
行うための電力を発生させる。したがって、このＩＤタ
グは、電池等の電源が不要であり、埋設管路に長期間取
付けておいても、リーダライタを近付けるだけでデータ
の送受信を行うことができる。なお、探知距離は、通常
の埋設管路ならば、１ｍ程度あれば十分である。
ＩＤタグと呼ばれるものであって、各種情報を記憶する
ＩＣモジュールと送受信用のアンテナ（コイル）とを備
えている。アンテナは、リーダライタとの間で特定の周
波数、例えば１２５ｋＨｚの電波を使用して各種情報
（データ）の送受信を行うとともに、受信した電波によ
る電磁誘導によってＩＣモジュールのデータ読み書きを
行うための電力を発生させる。したがって、このＩＤタ
グは、電池等の電源が不要であり、埋設管路に長期間取
付けておいても、リーダライタを近付けるだけでデータ
の送受信を行うことができる。なお、探知距離は、通常
の埋設管路ならば、１ｍ程度あれば十分である。
【０００９】ＩＤタグへのデータの書き込みは、埋設管
路を新たに敷設した際や、点検・補修等を行った際に、
リーダライタによって書き込まれる。ＩＤタグに書き込
むデータは、ＩＣモジュールの容量に応じて任意に設定
することができるが、通常は、各ＩＤタグ固有の認識情
報、管路内を流れる流体の種類、例えば上水、下水、ガ
ス等の種別やこれを管理する業種（団体）名、管路を形
成する配管の種類、例えば金属管、塩ビ管、ポリエチレ
ン管等の管種、口径、埋設深度、敷設年月、経度・緯度
からなる位置情報、施工業者、点検・補修履歴等であ
り、さらに、管継手においては該管継手の形式や接合方
式等、分岐管の場合には主管との関係や分岐先等もデー
タとして記憶させておくことができる。
路を新たに敷設した際や、点検・補修等を行った際に、
リーダライタによって書き込まれる。ＩＤタグに書き込
むデータは、ＩＣモジュールの容量に応じて任意に設定
することができるが、通常は、各ＩＤタグ固有の認識情
報、管路内を流れる流体の種類、例えば上水、下水、ガ
ス等の種別やこれを管理する業種（団体）名、管路を形
成する配管の種類、例えば金属管、塩ビ管、ポリエチレ
ン管等の管種、口径、埋設深度、敷設年月、経度・緯度
からなる位置情報、施工業者、点検・補修履歴等であ
り、さらに、管継手においては該管継手の形式や接合方
式等、分岐管の場合には主管との関係や分岐先等もデー
タとして記憶させておくことができる。
【００１０】また、電気融着継手の場合は、ロットナン
バー、電圧最高値及び最低値、通電時間、電力量、外気
温度等の施工情報も書き込んで記憶させておくことによ
り、電気融着継手の使用状況を確実に把握することがで
き、これらの施工情報を端末等で施工基準と照合するこ
とにより、融着不良の発生を確実に防止することができ
る。
バー、電圧最高値及び最低値、通電時間、電力量、外気
温度等の施工情報も書き込んで記憶させておくことによ
り、電気融着継手の使用状況を確実に把握することがで
き、これらの施工情報を端末等で施工基準と照合するこ
とにより、融着不良の発生を確実に防止することができ
る。
【００１１】さらに、ＩＤタグは、地中に長期間埋設さ
れた状態となるため、地中での耐食性や土圧に対する強
度を考慮し、適当な合成樹脂製ケース内に収納しておく
ようにする。図２に示すように、配管４１等へのＩＤタ
グ４２の取付けは、接着剤を使用して直接配管外面に貼
り付けるようにして行うことができるが、配管４１の材
質やＩＤタグ４２のケースの材質に応じて、例えば、バ
ンド等の固定具を使用して間接的に取付けることもでき
る。また、図３に示すように、電気融着継手４３にＩＤ
タグ４４を取付ける場合は、ＩＤタグ４４のケース４５
を電気融着継手４３の端子部４６に対応した形状とし、
ケース４５を端子部４６に嵌着させることにより、接着
剤等を使用せずにＩＤタグ４４を取付けることができ
る。
れた状態となるため、地中での耐食性や土圧に対する強
度を考慮し、適当な合成樹脂製ケース内に収納しておく
ようにする。図２に示すように、配管４１等へのＩＤタ
グ４２の取付けは、接着剤を使用して直接配管外面に貼
り付けるようにして行うことができるが、配管４１の材
質やＩＤタグ４２のケースの材質に応じて、例えば、バ
ンド等の固定具を使用して間接的に取付けることもでき
る。また、図３に示すように、電気融着継手４３にＩＤ
タグ４４を取付ける場合は、ＩＤタグ４４のケース４５
を電気融着継手４３の端子部４６に対応した形状とし、
ケース４５を端子部４６に嵌着させることにより、接着
剤等を使用せずにＩＤタグ４４を取付けることができ
る。
【００１２】いずれの取付け方法においても、地上の探
知装置３１によるＩＤタグの探知を容易に行えるよう
に、配管の最上部に取付けておくことが好ましく、特
に、電気融着継手４３の場合は、端子部４６にＩＤタグ
４４を取付けることにより、継手本体外面より高位置に
ＩＤタグ４４を位置させることができる。また、金属管
への取付けを考慮すると、金属の存在に影響なく使用す
ることができるＩＤタグ、例えば三菱マテリアル社製Ｉ
Ｄタグ（登録商標：オンメタル）等が最適である。
知装置３１によるＩＤタグの探知を容易に行えるよう
に、配管の最上部に取付けておくことが好ましく、特
に、電気融着継手４３の場合は、端子部４６にＩＤタグ
４４を取付けることにより、継手本体外面より高位置に
ＩＤタグ４４を位置させることができる。また、金属管
への取付けを考慮すると、金属の存在に影響なく使用す
ることができるＩＤタグ、例えば三菱マテリアル社製Ｉ
Ｄタグ（登録商標：オンメタル）等が最適である。
【００１３】前記探知装置３１は、走行車輪３２を有す
る移動可能な台車上に設置されたものであって、前記Ｉ
Ｄタグとの交信を行うためのリーダライタ３３と、ＧＰ
Ｓ衛星３４からＧＰＳ信号を受信するＧＰＳアンテナ３
５を含むＧＰＳ受信機３６と、リーダライタ３３からの
埋設管路に関する管路情報及びＧＰＳ受信機３６からの
位置情報を処理して表示するための携帯型パソコン等か
らなる端末３７と、埋設管路の全体的な管理を一括して
行う主管理システム３８との間で各種情報の送受信を行
うための送受信部３９とを備えている。
る移動可能な台車上に設置されたものであって、前記Ｉ
Ｄタグとの交信を行うためのリーダライタ３３と、ＧＰ
Ｓ衛星３４からＧＰＳ信号を受信するＧＰＳアンテナ３
５を含むＧＰＳ受信機３６と、リーダライタ３３からの
埋設管路に関する管路情報及びＧＰＳ受信機３６からの
位置情報を処理して表示するための携帯型パソコン等か
らなる端末３７と、埋設管路の全体的な管理を一括して
行う主管理システム３８との間で各種情報の送受信を行
うための送受信部３９とを備えている。
【００１４】前記端末３７には、埋設管路の情報を表示
するのに適した地図ソフト、管路情報表示用ソフトが組
み込まれており、該地図ソフトに前記管路情報及び位置
情報を取り込むことにより、ＩＤタグから得た管路情報
だけでなく、管路埋設位置の街区名や道路名、道路管理
者等の情報を端末のディスプレイ上に表示できるように
形成されている。また、これらの情報と主管理システム
３８から送受信部３９を介して得た情報とを該端末３７
で比較照合することにより、例えば、主管理システム３
８で総合的に管理している保守点検情報と管路情報及び
位置情報とを比較照合することにより、保守点検を行う
べき埋設管路を確実に探索、認識することができる。
するのに適した地図ソフト、管路情報表示用ソフトが組
み込まれており、該地図ソフトに前記管路情報及び位置
情報を取り込むことにより、ＩＤタグから得た管路情報
だけでなく、管路埋設位置の街区名や道路名、道路管理
者等の情報を端末のディスプレイ上に表示できるように
形成されている。また、これらの情報と主管理システム
３８から送受信部３９を介して得た情報とを該端末３７
で比較照合することにより、例えば、主管理システム３
８で総合的に管理している保守点検情報と管路情報及び
位置情報とを比較照合することにより、保守点検を行う
べき埋設管路を確実に探索、認識することができる。
【００１５】さらに、埋設管路の施行時に、ＩＤタグに
各種データをリーダライタによって書き込むと同時に、
その管路情報及び位置情報を主管理システム３８に送信
して配管設計図と照合することにより、あるいは端末３
７にあらかじめ取り込んでおいた配管設計図と照合する
ことにより、計画通りに埋設管路が施工されているか否
かを瞬時に判定することができ、施工ミスの発生を確実
に回避することができる。
各種データをリーダライタによって書き込むと同時に、
その管路情報及び位置情報を主管理システム３８に送信
して配管設計図と照合することにより、あるいは端末３
７にあらかじめ取り込んでおいた配管設計図と照合する
ことにより、計画通りに埋設管路が施工されているか否
かを瞬時に判定することができ、施工ミスの発生を確実
に回避することができる。
【００１６】また、水漏れなどの事故が発生した場合で
も、埋設管路の各種情報を主管理システム３８で一括し
て管理しておくことにより、通報による事故発生地点の
情報と管路情報、位置情報とを照合することにより、補
修に必要な部品、機材、人員等の手配を工場や営業所に
対して迅速かつ確実に行えるだけでなく、交通規制の手
配、依頼等も道路管理者や警察に対して行うことができ
る。事故発生管路の補修を行う際にも、ＩＤタグから管
路情報を、ＧＰＳ受信機３６から位置情報を採取するこ
とにより、補修の必要な埋設管路を確実に認識すること
ができ、誤って別の埋設管路部分を掘削したりするミス
を未然に防止することができる。したがって、補修作業
を円滑に行うことが可能となり、効率向上及び作業時間
の短縮も図ることができる。さらに、断水等の障害が発
生する場合も、工事期間、断水期間等の情報を主管理シ
ステム３８から該埋設管路を管理する団体、例えば水道
局等に通知することができる。
も、埋設管路の各種情報を主管理システム３８で一括し
て管理しておくことにより、通報による事故発生地点の
情報と管路情報、位置情報とを照合することにより、補
修に必要な部品、機材、人員等の手配を工場や営業所に
対して迅速かつ確実に行えるだけでなく、交通規制の手
配、依頼等も道路管理者や警察に対して行うことができ
る。事故発生管路の補修を行う際にも、ＩＤタグから管
路情報を、ＧＰＳ受信機３６から位置情報を採取するこ
とにより、補修の必要な埋設管路を確実に認識すること
ができ、誤って別の埋設管路部分を掘削したりするミス
を未然に防止することができる。したがって、補修作業
を円滑に行うことが可能となり、効率向上及び作業時間
の短縮も図ることができる。さらに、断水等の障害が発
生する場合も、工事期間、断水期間等の情報を主管理シ
ステム３８から該埋設管路を管理する団体、例えば水道
局等に通知することができる。
【００１７】加えて、前記送受信部３９として、移動体
通信網やＰＨＳ通信網を利用した携帯電話又はＰＨＳに
よるデータ通信を使用して行うことにより、送受信部３
９として汎用品を利用することができ、主管理システム
３８にも汎用のモデムを設置するだけでよいため、情報
の送受信に関するコストを低減することができる。ま
た、インターネットを通じて主管理システム３８にアク
セスするように形成ことも可能であり、これにより、埋
設管路に関する各種の情報を任意の位置から任意の時間
に得ることが可能となり、埋設管路の保守点検に関する
実施予定の立案にも利用できる。さらに、水道やガスを
使用する設備の新設や増設に対しても、最寄りの埋設管
路の位置や能力を確実に知ることができるので、分岐管
の設置や配管の交換等の対処も容易に行うことができ
る。
通信網やＰＨＳ通信網を利用した携帯電話又はＰＨＳに
よるデータ通信を使用して行うことにより、送受信部３
９として汎用品を利用することができ、主管理システム
３８にも汎用のモデムを設置するだけでよいため、情報
の送受信に関するコストを低減することができる。ま
た、インターネットを通じて主管理システム３８にアク
セスするように形成ことも可能であり、これにより、埋
設管路に関する各種の情報を任意の位置から任意の時間
に得ることが可能となり、埋設管路の保守点検に関する
実施予定の立案にも利用できる。さらに、水道やガスを
使用する設備の新設や増設に対しても、最寄りの埋設管
路の位置や能力を確実に知ることができるので、分岐管
の設置や配管の交換等の対処も容易に行うことができ
る。
【００１８】また、探知装置３１に走行車輪３２を設け
て人力により移動可能に形成し、かつ、トラックやバン
に積載可能な大きさ、重量で形成しておくことにより、
営業所等から目的地への探知装置３１の運搬を容易に行
えるとともに、歩道や狭い道に埋設された管路の探知
も、作業員が探知装置３１を移動させながら簡単に行う
ことができる。
て人力により移動可能に形成し、かつ、トラックやバン
に積載可能な大きさ、重量で形成しておくことにより、
営業所等から目的地への探知装置３１の運搬を容易に行
えるとともに、歩道や狭い道に埋設された管路の探知
も、作業員が探知装置３１を移動させながら簡単に行う
ことができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の埋設管路
の認識システムによれば、埋設管路に関する様々な情報
を地上の探知装置で得ることができるので、埋設管路の
保守点検を容易にかつ確実に行うことができる。
の認識システムによれば、埋設管路に関する様々な情報
を地上の探知装置で得ることができるので、埋設管路の
保守点検を容易にかつ確実に行うことができる。
【図１】 本発明の埋設管路の認識システムの一形態例
を示す概略説明図である。
を示す概略説明図である。
【図２】 ＩＤタグを配管に取付けた状態を示す斜視図
である。
である。
【図３】 ＩＤタグを電気融着継手に取付けた状態を示
す要部の断面図である。
す要部の断面図である。
１１，１２，１３…管路、１４…管継手、２１，２２，
２３，２４…ＩＤタグ、３１…探知装置、３２…走行車
輪、３３…リーダライタ、３４…ＧＰＳ衛星、３５…Ｇ
ＰＳアンテナ、３６…ＧＰＳ受信機、３７…端末、３８
…主管理システム、３９…送受信部、４１…配管、４２
…ＩＤタグ、４３…電気融着継手、４４…ＩＤタグ、４
５…ケース、４６…端子部
２３，２４…ＩＤタグ、３１…探知装置、３２…走行車
輪、３３…リーダライタ、３４…ＧＰＳ衛星、３５…Ｇ
ＰＳアンテナ、３６…ＧＰＳ受信機、３７…端末、３８
…主管理システム、３９…送受信部、４１…配管、４２
…ＩＤタグ、４３…電気融着継手、４４…ＩＤタグ、４
５…ケース、４６…端子部
Claims (7)
- 【請求項１】 非接触方式のリーダライタで読み書き可
能なＩＤタグに埋設管路に関する情報を書き込んだ状態
で管路と共に埋設するとともに、前記リーダライタを設
置した探知装置に、位置情報を得るためのＧＰＳアンテ
ナを含むＧＰＳ受信機と、ＩＤタグから読み取った埋設
管路に関する管路情報及び前記ＧＰＳ受信機から得た位
置情報を表示可能な端末とを設けたことを特徴とする埋
設管路の認識システム。 - 【請求項２】 前記端末は、埋設管路の情報を管理する
主管理システムとの間で情報の送受信を行うための送受
信部を備えていることを特徴とする請求項１記載の埋設
管路の認識システム。 - 【請求項３】 前記情報の送受信を、移動体通信網、Ｐ
ＨＳ通信網で行うことを特徴とする請求項２記載の埋設
管路の認識システム。 - 【請求項４】 前記管路情報は、該埋設管路内を流れる
流体の種類、該埋設管路を形成する配管の種類、該埋設
管路の敷設時期、該埋設管路の深度を含んでいることを
特徴とする請求項１記載の埋設管路の認識システム。 - 【請求項５】 前記ＩＤタグは、合成樹脂管を接続する
電気融着継手の端子部に装着されることを特徴とする請
求項１記載の埋設管路の認識システム。 - 【請求項６】 前記管路情報は、電気融着継手の施工情
報を含んでいることを特徴とする請求項５記載の埋設管
路の認識システム。 - 【請求項７】 前記探知装置は、走行車輪によって移動
可能に形成されていることを特徴とする請求項５記載の
埋設管路の認識システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000287239A JP2002098774A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 埋設管路の認識システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000287239A JP2002098774A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 埋設管路の認識システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002098774A true JP2002098774A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18771018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000287239A Pending JP2002098774A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 埋設管路の認識システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002098774A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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