JP2021006377A - 管理システム、管理装置、融着装置、および、熱可塑性樹脂管 - Google Patents

管理システム、管理装置、融着装置、および、熱可塑性樹脂管 Download PDF

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Abstract

【課題】個々の熱可塑性樹脂管の特性に応じて継手部を溶融し接続することを可能とした管理システム、管理装置、融着装置、および、熱可塑性樹脂管を提供する。【解決手段】熱可塑性樹脂管1を管理する管理システムであって、個々の熱可塑性樹脂管1に対して割り振られた固有の管識別情報に関連付けて熱可塑性樹脂管1の継手部に関する継手情報をデータベースで管理する管理サーバ10と、熱可塑性樹脂管1に一体的に設けられたICタグ20であって、管識別情報に関連付けて継手情報が記録されたICタグ20と、ICタグ20より継手情報をリーダ/ライタ36で読み取り、継手情報に基づいて、継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管1の継手部と接続する融着装置30とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、熱可塑性樹脂管の継手を管理する管理システム、管理装置、融着装置、および、熱可塑性樹脂管に関する。
ポリエチレン管などの熱可塑性樹脂管は、耐薬品性、耐腐食性、耐摩耗性、耐衝撃性、および軽量性に優れている。このような特徴を有する熱可塑性樹脂管は、農業用水管路、水力発電設備の水圧管路、水処理施設、下水道施設、工場内循環水管などの分野において、大口径化され、液輸送管として用いられている(特許文献1参照)。このような熱可塑性樹脂管の継手には、電気融着継手やバット融着継手などが用いられている。
特許第6363614号公報
ところで、熱可塑性樹脂管は、大口径化が進むと、各端部に構成される継手部の寸法などのばらつきも大きくなる。そして、継手部にばらつきが大きいと、継手において融着不良が生じるおそれがある。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、個々の熱可塑性樹脂管の特性に応じて継手部を溶融接続することを可能とした管理システム、管理装置、融着装置、および、熱可塑性樹脂管を提供することにある。
上記課題を解決するための管理システムは、熱可塑性樹脂管を管理する管理システムであって、個々の熱可塑性樹脂管に対して割り振られた固有の管識別情報に関連付けて前記熱可塑性樹脂管の継手部に関する継手情報をデータベースで管理する管理装置と、前記熱可塑性樹脂管に一体的に設けられたICタグであって、前記管識別情報に関連付けて前記継手情報が記録された前記ICタグと、前記ICタグより前記継手情報を読取部で読み取り、前記継手情報に基づいて、前記継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続する融着装置とを備える。
上記構成によれば、継手情報に従って、個々の熱可塑性樹脂管の特性に応じて継手部同士を融着することができる。これにより、継手部分の信頼性を向上することができる。そして、継手情報などを管理装置で管理することができる。
上記管理システムにおいて、前記融着装置は、前記管識別情報に関連付けて前記熱可塑性樹脂管を敷設する敷設工事に関する工事情報を前記管理装置に送信し、前記管理装置は、前記継手情報と共に前記工事情報を前記管識別情報に関連付けて前記データベースで管理する構成としてもよい。上記構成によれば、敷設工事後においても、敷設工事時の敷設条件などを確認することができる。
上記管理システムにおいて、前記熱可塑性樹脂管の継手部は、電気融着継手であって、前記継手情報は、前記熱可塑性樹脂管の差口部の外径および受口部の内径の実測値と規格値とを含んでいる構成としてもよい。上記構成によれば、電気融着継手の場合において、熱可塑性樹脂管の差口部の外径および受口部の内径の実測値と規格値とを管理装置で管理し、差口部および受口部の寸法に合わせて融着をすることができる。
上記管理システムにおいて、前記熱可塑性樹脂管の継手部は、バット融着継手であって、前記継手情報は、前記熱可塑性樹脂管の接続端の口径の実測値と規格値とを含んでいる構成としてもよい。上記構成によれば、バット融着継手において、熱可塑性樹脂管の接続端の口径の実測値と規格値とを管理装置で管理し、接続端の口径に合わせて融着をすることができる。
上記課題を解決するための管理装置は、熱可塑性樹脂管を管理する管理装置であって、個々の熱可塑性樹脂管に対して割り振られた固有の管識別情報に関連付けて前記熱可塑性樹脂管の継手部に関する継手情報と、前記熱可塑性樹脂管を敷設する敷設工事に関する工事情報とを管理するデータベースを備える。上記構成によれば、管識別情報に関連付けて継手情報、工事情報などの管情報をデータベースで管理することができる。
上記管理装置において、一例として、前記工事情報は、前記継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続する融着装置から取得した情報である。上記構成によれば、データベースは、融着装置から取得した工事情報を管理することができる。
上記課題を解決するための融着装置は、熱可塑性樹脂管の継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続する融着装置であって、個々の熱可塑性樹脂管に割り振られた管識別情報に関連付けられた前記熱可塑性樹脂管の継手部に関する情報であって前記熱可塑性樹脂管に設けられたICタグに記録された継手情報を読み取る読取部と、前記継手情報を利用して前記継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続するように融着部を制御する制御部とを備える。上記構成によれば、これから継手接続する熱可塑性樹脂管の継手情報を熱可塑性樹脂管に設けられたICタグから取得し、融着処理に利用することができる。
上記融着装置において、前記管識別情報に関連付けて前記熱可塑性樹脂管を敷設する敷設工事に関する工事情報を前記ICタグに記録する記録部と、前記工事情報を管理装置に送信する出力部とをさらに備える構成としてもよい。上記構成によれば、これから継手接続した際の工事情報をICタグに記録することができる。
上記課題を解決するための熱可塑性樹脂管は、熱可塑性樹脂製の熱可塑性樹脂管であって、各端部に構成される他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続するための継手部と、前記熱可塑性樹脂管に対して一体的に設けられるICタグとを備え、前記ICタグは、個々の熱可塑性樹脂管に対して割り振られた固有の管識別情報に前記熱可塑性樹脂管の継手部に関する継手情報が関連付けられて記録されている。上記構成によれば、ICタグに継手部に関する継手情報を記録することができ、これにより、融着装置において、継手接続の溶融処理の際に継手情報を利用することができる。
上記熱可塑性樹脂管において、前記ICタグは、前記熱可塑性樹脂管の各々の端部に対応して設けられている構成としてもよい。上記構成によれば、熱可塑性樹脂管の端部に対応する情報を、その端部に対応するICタグに記録することができる。
本発明によれば、個々の熱可塑性樹脂管の特性に応じて継手部を溶融接続することができる。
熱可塑性樹脂管の管理システムの構成を示す図。 熱可塑性樹脂管を管理する管理サーバのブロック図。 ICタグとリーダ/ライタのブロック図。 電気融着継手を示す要部側面図。 電気融着継手に用いる融着装置のブロック図。 バット融着継手を示す要部側面図。 バット融着継手に用いる融着装置のブロック図。 熱可塑性樹脂管を出荷するまでの手順を示すフローチャート。 熱可塑性樹脂管を敷設する工事のときの手順を示すフローチャート。
以下、本発明が適用された管理システムについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明が適用される管理システムは、熱可塑性樹脂管を管理するシステムである。ここで管理される熱可塑性樹脂管1は、液輸送管であって、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、超高分子量ポリエチレン、塩化ビニル、ガラス繊維強化ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂で形成されている。さらに、熱可塑性樹脂管1は、顔料、酸化防止剤、安定剤などの添加剤などを含んでいてもよいし、カップリング材が含まれていてもよい。例えば、熱可塑性樹脂管1は、農業用水管路、水力発電設備の水圧管路、水処理施設、下水道施設、工場内循環水管などであって、大口径化された液輸送管である。例えば、管本体3の部分の内径が1000mm〜3000mm程度である。このような熱可塑性樹脂管1は、電気融着継手またはバット融着継手で接続される。
本発明が適用された管理システムは、熱可塑性樹脂管の製造会社などが管理する管理サーバ10と、製造工場などで製造される熱可塑性樹脂管に設置される熱可塑性樹脂管1に設けられるICタグ20と、工事現場などで熱可塑性樹脂管1を継手接続する融着装置30とを備えている。
管理サーバ10では、データベースにおいて、個々の熱可塑性樹脂管1に対して管識別情報を発行する。そして、管理サーバ10では、管識別情報に関連付けて熱可塑性樹脂管1の各端部に構成された継手部に関する継手情報や熱可塑性樹脂管1の敷設工事に関する工事情報を管理している。継手情報は、電気融着継手用の場合、差口の外径および受口の内径の実測値と規格値などの情報であり、熱可塑性樹脂管1の製造時に特定可能な情報である。バット融着継手用の場合、接続端の口径の実測値と規格値などの情報であり、熱可塑性樹脂管1の製造時に特定可能な情報である。工事情報は、熱可塑性樹脂管1を敷設する工事日、工事場所などである。
製造工場では、ICタグ20が一体的に設けられた熱可塑性樹脂管1を製造し、リーダ/ライタ26でICタグ20に継手情報を記録する。熱可塑性樹脂管1は、直管や曲管である場合、2つの端部を有し、各端部に継手部が構成されている。ICタグ20は、好ましくは熱可塑性樹脂管1の各端部の継手部毎に設けられる。
工事現場では、継手融着の前に、融着装置30が熱可塑性樹脂管1のICタグ20からリーダ/ライタ36で継手情報を読み取って継手情報に基づいて融着を行う。これにより、各熱可塑性樹脂管1の継手情報に応じた融着を行って熱可塑性樹脂管1同士の接続を行う。融着時、融着装置30は、リーダ/ライタ36で工事情報をICタグ20に記録するとともに、管理サーバ10に送信し、データベースに登録する。これにより、管理サーバ10では、個々の熱可塑性樹脂管1の製造から施工後に至るまで管理することができる。
次に、管理サーバ10について図2を参照して説明する。
管理サーバ10は、通常のコンピュータと同様な構成を有しており、ROM、RAM、ハードディスク、CPUなどのハードウェアで構成されており、入力部11と、データベース12と、出力部13と、検査部14とを備えている。
入力部11は、キーボード、マウス、テンキーなどの入力装置である。また、他の端末との通信IFなどである。入力部11は、製造会社が管理する会社端末10a、熱可塑性樹脂管1の製造工場が管理する工場端末20a、工事現場の融着装置30などとネットワーク2を通じて通信し、各種情報が入力される。
データベース12は、ハードディスクなどの大容量記憶装置やクラウド上に構築されている。データベース12は、製造した個々の熱可塑性樹脂管1に対して、当該熱可塑性樹脂管1固有の管識別情報を発行し、管識別情報に関連付けて、熱可塑性樹脂管1に関する管情報を管理する。管情報は、例えば出荷時までの情報と、工事以降に関する情報とに分けることができる。
出荷時までの情報は、例えば、熱可塑性樹脂管1の原材料、製造日、製造工場、工程検査、製品検査、梱包日、出荷先、顧客用途、工事予定日、顧客からの情報、継手情報などである。継手情報としては、管種(電気融着継手管/バット融着継手管)、融着の方法(電気融着/バット融着)などである。さらに、電気融着継手管の継手情報としては、電気融着継手用熱可塑性樹脂管1の管種、受口内径および差口外径(規格値および実測値)、電熱線抵抗値などである。また、バット融着継手管の継手情報としては、バット融着継手用熱可塑性樹脂管1の管種、接続端の口径、継手部の厚み(規格値および実測値)などである。
工事以降に関する情報は、例えば、工事情報、融着装置情報などである。工事情報としては、工事日、工事現場位置、融着条件、工事環境(天候、気温、湿度など)などである。融着装置情報は、融着装置識別情報、融着装置識別情報に関連付けられた融着装置情報(メーカ名、製品名、型番など)である。さらに融着装置情報としては、例えば、バット融着継手の場合、ヒータ40の電熱線の長さ、電熱線抵抗値、作業温度に対するヒータの発熱時間に関する時間変数などである。
出荷時までの情報および工事以降に関する情報は、入力部11を通じてデータベース12に入力される。一例として、出荷時までの情報は、会社端末10a、工場端末20aなどからデータベース12に入力され、工事以降に関する情報は、融着装置30などからデータベース12に入力される。
出力部13は、他の装置との通信IFなどであり、製造会社が管理する会社端末10a、熱可塑性樹脂管1の製造工場が管理する工場端末20aなどとネットワーク2を通じて通信する。一例として、出力部13は、出荷時までの情報を工場端末20aなどに送信し、リーダ/ライタ36で熱可塑性樹脂管1に設けられたICタグ20に対して記録できるようにする。
検査部14は、製造工程における工程検査、熱可塑性樹脂管1の製品検査などを行う。検査部14は、所定の工程における完成前の半製品や完成品である製品の測定箇所の実測値がデータベース12に記録されている規格値の範囲内かどうかを判定し、規格値内のとき、合格とし、規格値を外れるときは不合格とし、その検査結果をデータベース12に記録する。
図3に示すように、ICタグ20は、一例として非接触ICタグであり、アンテナ21と、メモリ22と、制御部23とを備えている。ICタグ20は、リーダ/ライタ26,36から放射される電波を電力に変換し、メモリ22および制御部23を駆動し、メモリ22に対して情報を記録し、または、情報を読み出す。メモリ22や制御部23は、ICチップにより構成されており、ICチップは、制御部23を構成するマイクロコンピュータやメモリ22を構成するEEPROM、RAMなどで構成されている。メモリ22は、少なくとも管識別情報および継手の融着に必要とされる継手情報を記録する記憶容量を有する。ここでは、メモリ22は、出荷時までの情報および工事以降に関する情報を記録できる容量を有している。
工場に設置される読取部/記録部としてのリーダ/ライタ26は、アンテナ27と、ライタ制御部28と、リーダ制御部29とを備える。リーダ/ライタ26は、例えば工場端末20aと接続されている。また、融着装置30と接続される読取部/記録部としてのリーダ/ライタ36も、アンテナ37と、ライタ制御部38と、リーダ制御部39とを備える。
ICタグ20とリーダ/ライタ26,36は、RFID(Radio frequency identification)、NFC(Near field communication)などの方式に従って近距離無線通信を行う。
ライタ制御部28,38は、入力されたICタグ20に記録する情報をエンコードし、アンテナ27,37からICタグ20に出力する。リーダ制御部29,39は、ICタグ20から受信した情報をデコードし他の装置に出力する。熱可塑性樹脂管1の出荷時において、工場のリーダ/ライタ26は、データベース12から取得した継手情報などの出荷時までの情報をメモリ22に記録する。また、工事現場の融着装置30のリーダ/ライタ36は、メモリ22に記録されている継手情報などの出荷時までの情報を読み出し、融着装置30に出力する。また、リーダ/ライタ36は、工事以降に関する情報である工事情報などをメモリ22に記録する。
図4は、電気融着継手を示す要部側面図であり、図5は、電気融着継手に用いる融着装置30のブロック図である。ここで、電気融着継手で接続される熱可塑性樹脂管1について説明する。
図4に示すように、熱可塑性樹脂管1は、一方の端部に継手部となる受口部1aが設けられ、他方の端部に継手部となる差口部1bとを備えている。受口部1aは、外径および内径が管本体3よりも大きくなるように構成されている。受口部1aは、外径および内径が管本体3の部分よりも大きくなるように構成されている。受口部1aは、熱可塑性樹脂を溶融する融着部であるヒータ1cを備えている。ヒータ1cは、例えば電熱線である。ヒータ1cは、受口部1aの内面に向かって配置されており、端子1dが外方に臨まされている。ヒータ1cは、端子1dを介してケーブルで融着装置30に接続され、設定された通電条件で発熱する。そして、受口部1aの近くには、ICタグ20が設けられている。
差口部1bは、その内径が管本体3の内径と一致し、外径が管本体部分以上で構成されている。差口部1bの外面は、受口部1aの内面と対向する面であって、ヒータ1cによって溶融される溶融部分となる。そして、受口部1aに対して差口部1bが嵌合された後、ヒータ1cによって熱可塑性樹脂が溶融されて継手接続がされる。そして、差口部1bの近くには、ICタグ20が設けられている。好ましくは、差口部1bを受口部1aに嵌合したときにも、受口部1aに覆われてしまわない位置に設けられている。これにより、差口部1bのICタグ20は、受口部1aと接続された後にも、リーダ/ライタ36によって、情報を記録したり、読み取ることができる。
受口部1aの内径および差口部1bの外径は、継手部分からの液漏れなどを発生させないようにするためにも高い精度が求められる。また、ヒータ1cの電熱線抵抗値も熱可塑性樹脂を溶融させる程度を確定する上で重要である。出荷された熱可塑性樹脂管1は、検査で合格した製品であって、規格値の範囲に収まった寸法など有しているものの規格値の範囲内でばらつきを有し、そのばらつきが融着により接続された継手の強度にも影響を与える。そこで、ICタグ20には、受口部1aおよび差口部1bをより確実に融着するため、継手情報などの出荷時までの情報が記録される。継手情報などの出荷時までの情報は、工事現場において、融着装置30のリーダ/ライタ36によって読み取られる。受口部1a側のICタグ20には、少なくとも継手情報の中でも、受口部1aの内径(規格値および実測値)やヒータ1cにおける電熱線抵抗値などが記録される。差口部1b側のICタグ20には、少なくとも継手情報の中でも、差口部1bの外径(規格値および実測値)などが記録される。また、受口部1a側および差口部1b側のICタグ20は、工事現場において、継手情報などの出荷時までの情報が記録される。
図5に示すように、電気融着継手に用いる融着装置30は、電力供給部31と、メモリ32と、検出部33と、制御部34と、出力部35と、リーダ/ライタ36とを備えている。電力供給部31は、受口部1aのヒータ1cに電力を供給する。電力供給部31は、ヒータ1cと接続するためのケーブルが接続され、所定の電力をヒータ1cに対して供給する。
メモリ32は、EEPROM、RAMなどであって、動作プログラムなどが格納されており、制御部34は、動作プログラムに従って電力供給部31を駆動する。一例として、動作プログラムは、熱可塑性樹脂管1の種類に応じた動作モードを備えている。検出部33は、温度センサ、湿度センサなどであり、融着を行う環境の温度や湿度を検出する。また、装置に関する仕様データが記録されている。
制御部34は、動作プログラムに従って電力供給部31を動作させる。一例として、熱可塑性樹脂管1を継手接続するとき、熱可塑性樹脂管1の受口部1aのICタグ20および差口部1bのICタグ20からは、継手情報などの出荷時までの情報が読み取られ、制御部34に入力される。また、検出部33からは、融着作業を行う環境の温度や湿度の情報が入力される。制御部34は、融着作業の前、融着する熱可塑性樹脂管1の仕様に応じてモードが設定される。制御部34は、継手の融着を行うとき、継手情報などの出荷時までの情報および温度や湿度の情報に基づいて、設定されたモードの融着条件を最適条件となるように微調整または再調整し、電力供給部31よりヒータ1cに電力を供給する。これにより、受口部1aの内径や差口部1bの外径にばらつきがあっても、個々の受口部1aの内径と差口部1bの外径に最適な条件でヒータ1cが加熱制御される。したがって、確実に受口部1aと差口部1bとを融着することができる。
さらに、制御部34は、カレンダ部と時計部とを備えており、継手の融着を行うときの日時を特定し、さらに検出部33によって融着を行った環境の温度や湿度の情報を取得する。また、制御部34は、融着装置30や測量機などの他の装置が備えるGPS(Global Positioning System)などのGNSS(Global Navigation Satellite System)や融着装置30のメモリに登録された工事場所情報を取得する。さらに、ネットワーク2を通じて工事場所の天気情報を取得する。制御部34は、融着が完了したとき、融着を行った受口部1aおよび差口部1bに対応するICタグ20に対して、このような情報、融着装置識別情報や融着装置情報などにより構成される工事情報をICタグ20にリーダ/ライタ36で記録する。また、制御部34は、このような工事情報を管理サーバ10に送信し、データベース12に記録する。出力部35は、融着装置30に設けられた通信IFでもよいし、外部接続された通信端末であってもよい。
図6は、バット融着継手を示す要部側面図であり、図7は、バット融着継手に用いる融着装置30のブロック図である。ここで、バット融着継手で接続される熱可塑性樹脂管1について説明する。
図6に示すように、熱可塑性樹脂管1は、接続端となる各端部1eにおける内径が管本体3の部分の内径と一致し、外径が管本体3の部分よりも大きくなり、肉厚部により構成されている。端部1eは、継手部となる部分であり、管厚方向の全体が熱溶融する。バット融着では、突き合わせる各端部1eを同時に切削する。次いで、クランプ部材1gによって端部1eでヒータ40を挟みこんだ状態でクランプし、次いで加熱溶融した後に、端部1e同士を圧着し一体化する。端部1eの近くには、ICタグ20が設けられている。好ましくは、端部1eがバット融着されたときにも、熱溶融されない位置に設けられている。これにより、バット融着継手が構成された後にも、リーダ/ライタ36によって、情報を記録したり、読み取ることができる。
端部1eの口径は、端部1e同士を突き合わせ、継手部分からの液漏れなどを発生させないようにするためにも高い精度が求められる。出荷された熱可塑性樹脂管1は、検査で合格した製品であって、規格値の範囲に収まった寸法など有しているものの規格値の範囲内でばらつきを有し、そのばらつきが融着により接続された継手の強度にも影響を与える。そこで、ICタグ20には、より確度の高い継手の融着を行うため、継手情報などの出荷時までの情報が記録される。継手情報などの出荷時までの情報は、工事現場において、融着装置30のリーダ/ライタ36によって読み取られる。端部1eのICタグ20には、少なくとも継手情報の中でも、端部1eにおける接続端の口径(規格値および実測値)などが記録される。また、工事現場において、継手情報などの出荷時までの情報が記録される。
図7に示すように、バット融着継手に用いる融着装置30も、ヒータ40を備える点を除いて、電気融着継手の融着装置30とほぼ同様に機能する。すなわち、バット融着継手に用いる融着装置30は、熱可塑性樹脂を溶融する融着部であるヒータ40と、メモリ32と、検出部33と、制御部34と、出力部35と、リーダ/ライタ36とを備えている。メモリ32は、動作プログラムなどが格納されており、制御部34は、動作プログラムに従ってヒータ40を駆動する。ヒータ40は、端部1eに挟み込まれた状態で発熱することで端部1eを溶融する。また、メモリ32は、例えば、電熱線の長さ、電熱線抵抗値などの装置に関する仕様データが記録されている。
一例として、特定の熱可塑性樹脂管1を継手接続するとき、突き合わされる2つの端部1eからは、継手情報などの出荷時までの情報が読み取られ、制御部34に入力される。また、検出部33からは、融着を行う環境の温度や湿度の情報が入力される。制御部34は、融着作業の前、融着する熱可塑性樹脂管1の仕様に応じてモードが設定される。制御部34は、継手の融着を行うとき、継手情報などの出荷時までの情報および温度や湿度の情報に基づいて、設定されたモードの融着条件を最適条件となるように微調整または再調整しヒータ40を動作させる。これにより、互いに突き合わされる端部1eの接続端の口径にばらつきがあっても、各接続端の口径に応じてヒータ40が最適な条件で加熱制御される。したがって、確実に端部1e同士を融着することができる。
さらに、制御部34は、融着が完了したとき、融着を行った端部1eに対応するICタグ20に対して、日時、温度や湿度の情報、工事場所、天気情報、融着装置識別情報や融着装置情報(ヒータ40の電熱線の長さ、電熱線抵抗値など)などにより構成される工事情報をICタグ20にリーダ/ライタ36で記録する。また、制御部34は、このような工事情報を管理サーバ10に送信し、データベース12に記録する。
次に、熱可塑性樹脂管1を製造してから敷設されるまでの手順を、管理システムの作用として説明する。先ず、熱可塑性樹脂管1を製造してから出荷されるまでの手順を図8を参照して説明する。
ステップS1において、熱可塑性樹脂管1が製造されると、ICタグ20が熱可塑性樹脂管1に対して設けられる。ステップS2において、工場のリーダ/ライタ26では、データベース12から取得した原材料、製造日、製造工場、工程検査結果、規格値などを管識別情報に関連付けてICタグ20に保存する。
ステップS3において、熱可塑性樹脂管1は、検査部14において、製品検査が行われる。具体的に、継手情報として、電気融着継手用熱可塑性樹脂管1の受口内径および差口外径の実測値や電熱線抵抗値、バット融着継手用熱可塑性樹脂管1の接続端の口径の実測値などの各種の実測値を管理サーバ10に送信し、データベース12に記録する。検査部14は、規格値内のとき、合格とし、規格値を外れるときは不合格とし、その検査結果をデータベース12に記録する。あわせて、リーダ/ライタ26は、データベース12よりこれらの検査結果を含む継手情報を取得しICタグ20に記録する。
ステップS4において、リーダ/ライタ26は、熱可塑性樹脂管1を梱包した梱包日をICタグ20に記録する。あわせて、工場端末20aを通じてデータベース12にも梱包日を記録する。
出荷先などが決まると、ステップS5において、リーダ/ライタ26は、熱可塑性樹脂管1の出荷先、用途、工事予定日などをICタグ20に記録する。あわせて、工場端末20aを通じてデータベース12にも熱可塑性樹脂管1の出荷先、用途、工事予定日などを記録する。
次に、熱可塑性樹脂管を敷設する工事のときの手順を図9を参照して説明する。
工事現場では、熱可塑性樹脂管1を接続するとき、2つの熱可塑性樹脂管1を継手接続するに先立って、ステップS11において、継手を構成する2つの端部に対応するICタグ20から継手情報などの出荷時までの情報をリーダ/ライタ36で読み取り、融着装置30に入力する。ステップS12において、融着装置30は、設定されたモードの融着条件を、継手情報などの出荷時までの情報および温度や湿度の情報に基づいて最適条件となるように調整する。そして、ステップS13において、融着装置30は、継手を構成する2つの端部を融着する。ステップS14において、融着装置30は、リーダ/ライタ36を通じて、融着を行った環境の温度や湿度の情報、天気情報、工事場所、融着装置識別情報などの工事情報をICタグ20に記録する。そして、ステップS15において、融着装置30は、これらの工事情報を管理サーバ10に送信し、データベース12に記録する。
以上のような管理システムは、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(1)個々の熱可塑性樹脂管の特性に応じて継手部を溶融し接続することができる。これにより、熱可塑性樹脂管1の端部同士を確実に融着することができ、継手部分の信頼性を向上することができる。
(2)熱可塑性樹脂管1を製造から施工完了までを一元管理することができる。すなわち、継手情報などの出荷時までの情報だけでなく、工事情報などの工事以降に関する情報もデータベース12で一元管理することができる。したがって、敷設工事後においても、敷設工事時の敷設条件などを確認することができる。そして、年度別工事傾向、発注地域、顧客用途、施工ライフサイクル情報、施工時の不具合情報などを管理することができる。
(3)個々の熱可塑性樹脂管1に管識別情報が付与されているので、老朽化の時期なども容易に把握することができる。継手に不具合が発見されたときにも、敷設工事時の天候などの条件を把握することができる。
(4)電気融着継手の場合における受口部1aの内径や差口部1bの外径などの寸法を管理することができる。
(5)バット融着継手の場合における端部1eの口径などの寸法を管理することができる。
(6)データベース12は、継手接続をする融着装置30から工事情報を取得することができる。
(7)継手情報などを管識別情報に関連付けて記録可能なICタグ20を設けた熱可塑性樹脂管1を提供することができる。
(8)熱可塑性樹脂管1の各端部に対応してICタグ20を設けるようにする。これにより、熱可塑性樹脂管1の端部に対応する情報を、その端部に対応するICタグ20に記録することができる。
なお、以上のような管理システムは、さらに、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・ICタグ20との通信は、無線通信ではなくてもよい。例えば、ICタグ20は、ICチップに接点を設け、リーダ/ライタの端子を接触させて接触式通信を行うものであってもよい。
・1つの熱可塑性樹脂管1に対しては1つのICタグ20を設けるようにして、1つのICタグ20に2つの継手部に関する継手情報や工事情報を記録するようにしてもよい。
・継手構造としては、フランジ継手の熱可塑性樹脂管1にICタグ20を設けるようにし、ICタグ20に記録された継手情報によってフランジ継手で確実に接続できるようにしてもよい。
1…熱可塑性樹脂管、1a…受口部、1b…差口部、1c…ヒータ、1d…端子、1e…端部、1g…クランプ部材、2…ネットワーク、3…管本体、10…管理サーバ、10a…会社端末、11…入力部、12…データベース、13…出力部、14…検査部、20…ICタグ、20a…工場端末、21…アンテナ、22…メモリ、23…制御部、26…リーダ/ライタ、27…アンテナ、28…ライタ制御部、29…リーダ制御部、30…融着装置、31…電力供給部、32…メモリ、33…検出部、34…制御部、35…出力部、36…リーダ/ライタ、37…アンテナ、38…ライタ制御部、39…リーダ制御部、40…ヒータ。

Claims (10)

  1. 熱可塑性樹脂管を管理する管理システムであって、
    個々の熱可塑性樹脂管に対して割り振られた固有の管識別情報に関連付けて前記熱可塑性樹脂管の継手部に関する継手情報をデータベースで管理する管理装置と、
    前記熱可塑性樹脂管に一体的に設けられたICタグであって、前記管識別情報に関連付けて前記継手情報が記録された前記ICタグと、
    前記ICタグより前記継手情報を読取部で読み取り、前記継手情報に基づいて、前記継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続する融着装置と
    を備える管理システム。
  2. 前記融着装置は、前記管識別情報に関連付けて前記熱可塑性樹脂管を敷設する敷設工事に関する工事情報を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記継手情報と共に前記工事情報を前記管識別情報に関連付けて前記データベースで管理する
    請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記熱可塑性樹脂管の継手部は、電気融着継手であって、
    前記継手情報は、前記熱可塑性樹脂管の差口部の外径および受口部の内径の実測値と規格値とを含んでいる
    請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記熱可塑性樹脂管の継手部は、バット融着継手であって、
    前記継手情報は、前記熱可塑性樹脂管の接続端の口径の実測値と規格値とを含んでいる
    請求項1または2に記載の管理システム。
  5. 熱可塑性樹脂管を管理する管理装置であって、
    個々の熱可塑性樹脂管に対して割り振られた固有の管識別情報に関連付けて前記熱可塑性樹脂管の継手部に関する継手情報と、前記熱可塑性樹脂管を敷設する敷設工事に関する工事情報とを管理するデータベースを備える
    管理装置。
  6. 前記工事情報は、前記継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続する融着装置から取得した情報である
    請求項5に記載の管理装置。
  7. 熱可塑性樹脂管の継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続する融着装置であって、
    個々の熱可塑性樹脂管に割り振られた管識別情報に関連付けられた前記熱可塑性樹脂管の継手部に関する情報であって前記熱可塑性樹脂管に設けられたICタグに記録された継手情報を読み取る読取部と、
    前記継手情報を利用して前記継手部を溶融し他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続するように融着部を制御する制御部とを備える
    融着装置。
  8. 前記管識別情報に関連付けて前記熱可塑性樹脂管を敷設する敷設工事に関する工事情報を前記ICタグに記録する記録部と、
    前記工事情報を管理装置に送信する出力部とをさらに備える
    請求項7に記載の融着装置。
  9. 熱可塑性樹脂製の熱可塑性樹脂管であって、
    各端部に構成される他の熱可塑性樹脂管の継手部と接続するための継手部と、
    前記熱可塑性樹脂管に対して一体的に設けられるICタグとを備え、
    前記ICタグは、個々の熱可塑性樹脂管に対して割り振られた固有の管識別情報に前記熱可塑性樹脂管の継手部に関する継手情報が関連付けられて記録されている
    熱可塑性樹脂管。
  10. 前記ICタグは、前記熱可塑性樹脂管の各々の端部に対応して設けられている
    請求項9に記載の熱可塑性樹脂管。
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