JP2002098579A - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

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JP2002098579A
JP2002098579A JP2000291375A JP2000291375A JP2002098579A JP 2002098579 A JP2002098579 A JP 2002098579A JP 2000291375 A JP2000291375 A JP 2000291375A JP 2000291375 A JP2000291375 A JP 2000291375A JP 2002098579 A JP2002098579 A JP 2002098579A
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JP
Japan
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calibration
time
electronic balance
elapsed time
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000291375A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Iizuka
淳史 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】校正期間の管理が容易な電子天びんを提供す
る。 【解決手段】荷重を検出する荷重検出器4とデータ処理
を行う制御部6等から構成される電子天びんにおいて、
内蔵分銅1を荷重検出器4に加除して校正を行い、その
時の時刻をRAM23に記憶しておき、次回使用時にそ
の時の時刻との時間差を計算して表示器7に自動的に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子天びんに関
し、更に詳しくは、前回校正時点から現在までの経過時
間を表示する機能を有する電子天びんに関する。
【0002】
【従来の技術】電子天びんは、店頭でのはかり売り品の
計量器として、あるいは研究室などでの精密計量器とし
て多く用いられており、その保証精度の維持管理は最も
重要な管理項目の一つである。そのため、従来の電子天
びんには、一般に内部分銅や外部分銅を備え、分銅を加
除してキー操作により校正を行うようにした校正機能が
備えられている。
【0003】このような電子天びんの精度を維持するた
めには、予め決められた校正周期内に校正を行なって使
用することが必要であるが、一般に電子天びんの使用者
は管理者を含め複数者であるため、電子天びんの使用者
や管理者が校正を行った時点の日付、時刻を記録してお
き、次回使用時に、その使用者自身が前回校正時からの
経過時間を算出して、校正の要否を判断して電子天びん
を使用している。また、GLP/GMP/ISO900
0に対応した校正結果を印字できる電子天びんでは、そ
の出力に記載してある日付時刻から、前回の校正からの
経過時間を算出して、ほぼ一定の校正周期になるよう管
理しながら使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子天びんにお
いては、それ自体、校正時からの時間計測がされておら
ず、電子天びんの管理者や使用者が使用毎に自分自身で
前回の校正時からの経過時間を算出して管理しなければ
ならないという問題がある。そのため、複数の電子天び
ん使用者がいる場合、面倒な経過時間の算出確認を避け
て不必要に校正を行ったり、あるいは確認せずに校正を
怠ったりする場合が起こり易く、最適な校正管理が行わ
れなくなるという問題がある。本発明は、このような事
情に鑑みてなされたものであって、使用者自身が校正後
の経過時間の算出をすることなく経過時間情報を取得で
きる電子天びんを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子天びんは、内蔵分銅あるいは外部分銅
による校正をキー操作によって行えるようにした電子天
びんにおいて、校正時刻を記憶する校正時刻記憶手段
と、前回校正時点から現時点までの経過時間を自動的に
算出する経過時間算出手段と、その経過時間を報知する
経過時間報知手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。本発明の電子天びんは上記の構成を用いることによ
り、必要時に自動的に校正後の経過時間を確認すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、内蔵分銅を使用して校正を
行う電子天びんの場合について、図面を参照して本発明
の実施例を説明する。図1は本発明の実施例の構成を示
すブロック図であるが、内蔵分銅1を校正時に受け皿部
2に負荷するための分銅加除機構3と、受け皿部2の荷
重を検出するための荷重検出器4と、その荷重検出器4
により検出されたアナログ電気信号をディジタル電気信
号に変換するA/D変換器5と、このディジタル電気信
号を取り込んで、これを表示器7やプリンタ8等に表示
するための計測データに変換する演算を行ったり、校正
のために前記分銅加除機構3を制御する制御信号を出力
したりする制御部6と、校正後の経過時間の表示指令や
校正を行う校正指令を出すためのキーボード9から構成
されている。
【0007】前記制御部6は、マイクロコンピュータを
主体として構成されており、内蔵された発振器のクロッ
ク周波数に同期して演算制御を行うCPU21、実行す
る演算制御プログラムを記憶しておくROM22、デー
タやパラメータを記憶しておくRAM23及び入出力イ
ンターフェース24等を備えると共に、前記A/D変換
器5、計量値や校正情報を表示するための表示器7など
を接続している。
【0008】図2、図3はROM22に書き込まれた演
算制御プログラムの概要をフローチャートで示したもの
であるが、以下、この図を参照しつつ本発明の実施例の
動作を説明する。図1の制御部6のCPU21は、通
常、図2に示すようなメインルーチン上の各割込み信号
の着信を走査するプログラムを実行している。この割込
み信号としては、キーボード9のキー操作により送出さ
れる前回校正時以後の経過時間を表示する表示割込み信
号と、同じくキー操作により送出される校正指令信号
と、制御部6内で発生するクロック周波数のパルス信号
を計数して得られ、定期的に送出される定周期割込み信
号とがある。
【0009】前記CPU21が上記メインルーチン上を
走査中、割込み信号をキャッチすると、その割込み信号
を判別し、該当した割込み処理を行った後、再びメイン
ルーチンワークに戻る。例えば、前記キーボード9のキ
ー操作により経過時間の表示指令信号が送出されると、
CPU21はその表示指令信号の着信を認識し、図3に
示したステップST1からST3までの経過時間の表示
割込み処理プログラムを実行する。
【0010】まず、クロック周波数をカウントして得ら
れる現時点での時刻信号を時刻データt1に変換してR
AM23に記憶した後(ST1)、この時刻データt1
から前回校正時にRAM23に記憶されている時刻デー
タtを差し引いて、前回校正時からの経過時間(t1−
t)を算出すると共に、これを例えば年/月/日/時/
分/秒に換算して(ST2)、この経過時間を図4に示
した表示器7に一定時間出力した後(ST3)、メイン
ルーチンワークに戻る。
【0011】また、前記キーボード9のキー操作により
校正が指令されると、CPU21はその校正割込み信号
の着信を認識し、図3に示したステップST4からST
7までの校正割込み処理プログラムを実行する。先ず、
受け皿部2に荷重が負荷されていない状態での荷重検出
器4の検出信号がA/D変換器5及び入出力インターフ
ェース24により信号変換された後、RAM23に計測
データD1として記憶される(ST4)。次に、入出力
インターフェース24を介して分銅加除機構3に制御信
号が送られ、分銅加除機構制御部(図示せず)の駆動に
より内蔵分銅1が受け皿部2に搭載され(ST5)、そ
の一定時間後、荷重検出器4からの検出信号も上記と同
様にしてRAM23に計測データD2として記憶される
(ST6)。続いて、前記校正時の時刻tを現時刻t1
に置き換えてRAM23に記憶し(ST7)、メインル
ーチンワークに戻る。
【0012】また、定周期割込み信号の着信が認識され
ると、荷重検出器4の検出信号がA/D変換器5及び入
出力インターフェース24により信号処理された後、R
AM23に計測データXとして取り込まれる(ST
8)。この計測データXは、RAM23に記憶されてい
る前記計測データD1、D2及び、校正された基準器に
より予め計量されている分銅の計測データDrを代入し
た下記演算式 Y=Dr・(X−D1)/(D2−D1) (1) により、校正された計測データYとして算出され(ST
9)、その計量値が表示器7に表示され(ST10)、
メインルーチンワークに戻り、再度割込み信号を監視す
る。
【0013】なお、プリンタ8に校正時刻や経過時間を
印字する場合は、前記キーボード9にプリント用キーを
設けてこれをオンにしたときに、校正時に印字させるよ
うにすることもできる
【0014】上記のように本発明による電子天びんで
は、キー操作により経過時間の表示を指令するだけで、
前回校正時からの経過時間を自動的に算出して表示する
ことを特徴としており、実施例にのみ限定されるもので
はない。本発明には、外部分銅を手動で加除する場合も
含まれていると共に、例えば校正時、修正される演算式
は測定感度を対象としているが、これを例えば分銅を2
種類使用して直線性を含めて校正することも可能であ
る。また、経過時間が一定値をオーバした場合に、使用
者や管理者に注意するためのランプ表示や警報発信を付
加することもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明の電子天びんは上記のように構成
されており、電子天びん自体で容易に経過時間を表示さ
せることができるため、経過時間の確認を省き必要以上
に校正を行う無駄が無くなると共に、校正に必要な時間
を短縮することができ、前回の校正からの校正時間があ
まりにも長い場合には、管理者、使用者に注意を促すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子天びんの構成図である。
【図2】実施例の電子天びんの動作を説明するフローチ
ャート図である。
【図3】本発明の電子天びんの動作を説明するフローチ
ャート図である。
【図4】本発明に係わる表示器の校正後の経過時間表示
図である。
【符号の説明】
1…内蔵分銅 2…受け皿部 3…分銅加除機構 4…荷重検出器 5…A/D変換器 6…制御部 7…表示部 8…プリンタ 9…キーボード 21…CPU 22…ROM 23…RAM 24…入出力インターフェース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内蔵分銅あるいは外部分銅による校正をキ
    ー操作によって行えるようにした電子天びんにおいて、
    校正時刻を記憶する校正時刻記憶手段と、前回校正時点
    から現時点までの経過時間を自動的に算出する経過時間
    算出手段と、その経過時間を報知する経過時間報知手段
    とを備えたことを特徴とする電子天びん。
JP2000291375A 2000-09-26 2000-09-26 電子天びん Pending JP2002098579A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140150519A1 (en) * 2012-12-05 2014-06-05 Shimadzu Corporation Electronic balance
CN104296855A (zh) * 2014-10-17 2015-01-21 铜陵市三爱思电子有限公司 一种实时判定调整电子皮带秤长期稳定性的装置及方法
CN111174891A (zh) * 2020-01-14 2020-05-19 铜陵市三爱思电子有限公司 一种0.2级电子皮带秤耐久性的判定方法

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