JP2002098507A - 回転部材の絶対角度位置を決定するための装置 - Google Patents

回転部材の絶対角度位置を決定するための装置

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JP2002098507A
JP2002098507A JP2001197107A JP2001197107A JP2002098507A JP 2002098507 A JP2002098507 A JP 2002098507A JP 2001197107 A JP2001197107 A JP 2001197107A JP 2001197107 A JP2001197107 A JP 2001197107A JP 2002098507 A JP2002098507 A JP 2002098507A
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JP2001197107A
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Christophe Nicot
ニコ クリストフ
Pascal Desbiolles
デビオル パスカル
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NTN SNR Roulements SA
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Societe Nouvelle de Roulements SNR SA
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62D15/00Steering not otherwise provided for
    • B62D15/02Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型かつ安価で、操作において比較的簡単
で、車両に対する現在の運転援助システム及び/または
安全システムに容易に適合可能な、回転部材の絶対角度
位置を決定する装置を得る。 【解決手段】 相対角度位置センサ16により固定構造
に対する回転部材の絶対角度位置を決定するための装置
であって、多重極磁気リングと、固定磁気センサ16
と、処理装置26とを備え、該処理装置26は、基準角
度位置に近接した多重極リング11の角度位置を検出す
る手段27と、検出手段27により付勢されるリング1
1の角度位置をリセットする手段28であって、いわゆ
るオフセット値を多重極リング11の絶対角度位置の値
に割当てることができる手段28と、オフセット値及び
角度位置における変動から、回転部材3、4によって行
われる全回転に渡るリング11の絶対角度位置を決定す
る手段29とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対角度位置セン
サにより固定構造に対する回転部材の絶対角度位置を決
定するための装置に関する。
【0002】本発明は、また、かかる装置を備えた、車
両のシャーシに対する車両のハンドルの絶対角度位置を
測定するためのシステムに関する。本発明は、また、か
かる測定システムにより、車両のシャーシに対する車両
のハンドルの角度位置を測定するための方法に関する。
【0003】
【従来の技術】読者が以下の内容を理解するのを容易に
するために、θrで示される相対角度位置の、及びθa
で示される絶対角度位置の定義、もしくは固定構造に対
する回転部材の定義を以下に与える。
【0004】回転部材の相対角度位置θrは、与えられ
た時刻における回転部材の位置を、固定構造に対する回
転部材の任意の初期位置から離している角度を意味し、
この初期位置は、測定ごとに、固定構造に対して変わる
ことができる。
【0005】絶対角度位置θaは、与えられた時刻にお
ける回転部材の位置を、回転部材の基準位置から離して
いる角度を意味し、この基準位置は、固定構造に対して
固定されている。
【0006】相対位置センサは既知であり、該相対位置
センサは、一方では、複数対のN極及びS極が磁化され
た多重極磁気リングであって、それぞれ主トラック及び
「ターン・パルス」基準トラックに対して位置付けられ
た少なくとも3つの感知素子を含む固定磁気センサに対
して回転的に動くことができる多重極磁気リングを備
え、他方では、多重極リングに固定された回転部材のタ
ーンごとに1つの基準パルスを与えるよう意図された、
感知素子によって発せられる出力信号を処理するための
装置を備える。
【0007】この型のセンサは、本件出願人になる文献
FR−2 769 088 に記載されている。この型
のセンサは、固定部材に対する回転部材の相対角度位置
だけを知ることが必要である応用にとっては完全に満足
なものである。
【0008】他方、この型のセンサは、それ自体の上に
複数のターンを行う場合には、回転部材の絶対位置を知
ることを可能としない。(ESPR)型の車両の経路を
制御するためのシステムのような或る応用は、車両車輪
がシャーシに対して真っ直ぐでありかつシャーシに対し
て固定された中間位置に対する、ハンドルの本当の角度
位置を知ることが必要である。
【0009】文献FR−2 768 088 に記載さ
れた型のセンサは、ハンドルの角度位置における変動だ
けを知ることを可能とするが、その本当の角度位置に対
応するその絶対角度位置を知ることは可能ではない。
【0010】光型もしくは磁気型の絶対角度センサ、並
びにギアに基づく多ターン型の角度センサが知られてい
る。しかしながら、これらの型のセンサのための大きさ
及び動作方法は、周囲の構成要素と適合させることを必
要とし、このことは、特に寸法及び価格について車製造
業者の現在の要求を満足させない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、相対角度位
置センサにより、固定構造に対して回転部材の絶対角度
位置を決定するための装置を提案することによって、特
に従来技術の上述の欠点を解決することを目的としてお
り、該装置は現存する装置と比較して小型でありかつ安
価であり、操作において比較的簡単であり、そして車両
に対する現在の運転援助システム及び/または安全シス
テムに容易に適合可能である。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため本発明の第1の
態様によれば、相対角度位置θrのためのセンサにより
固定部材に対する回転部材の絶対角度位置θaを決定す
るための装置であって、回転部材に固定されるよう意図
された、回転的に動くことのできる円形の多重極磁気リ
ングであって、回転部材と協働して、いわゆる基準角度
位置からその回転軸の回りに複数の回転を行うことがで
き、そして主トラックと、いわゆる「ターン・パルス」
基準トラックとを備え、主及び「ターン・パルス」トラ
ックは、磁気リングと同心的である前記多重極磁気リン
グと、固定構造に固着されるよう意図され、多重極リン
グのエアーギャップに対向してそれから一定距離に配置
される固定磁気センサであって、少なくとも3つの感知
素子を備え、そのうちの少なくとも2つは、2つの周期
的な電気信号を直角位相で出力するよう、主トラックに
対向して位置付けられ、そのうちの少なくとも1つは、
多重極コーダの回転ごとに1つの電気パルスという形態
で、いわゆる「ターン・パルス」基準電気信号Cを出力
するよう、基準トラックに対向して位置付けられ、この
パルスは、固定構造に対する回転部材のいわゆる「ター
ン・パルス」角度位置に対応し、前記基準角度位置と前
記「ターン・パルス」角度位置との間の角度オフセット
は、「オフセット」(θoffsetで示される)と称される
前記固定磁気センサと、多重極リングの相対角度位置θ
r、及びこの相対角度位置θrにおける変動の決定を可
能とするために適切な、信号A、Bから発するパルスを
計数する手段と、を備えた決定装置において、該決定装
置は処理装置をも備え、処理装置は、前記基準角度位置
に近接した多重極リングの角度位置θ0を検出する手段
と、該検出手段により付勢され、多重極リングの絶対角
度位置θaをリセットする手段であって、「ターン・パ
ルス」信号Cのパルスが検出されたとき、オフセット値
θoffsetを、その基準角度位置に対する、多重極リング
の絶対角度位置θaの値に割当てることができる前記手
段と、オフセット値θoffset及び相対角度位置θrにお
ける変動から、回転部材によって行われる全回転に渡る
リングの絶対角度位置θaを決定する手段と、を含んで
いることを特徴とする決定装置が提供される。
【0013】この方法で、何等かの大型のシステムを提
供することなく、また、回転部材もしくは固定構造に何
等かの広範な変更を行うことなく、相対角度位置センサ
から、絶対位置の測定を得ることが可能である。
【0014】さらに、この測定は、車両の安全システム
によって、運転援助システムによって直接用いられるこ
とができる。一実施例によれば、リセットする手段は、
基準値に近接した角度位置(θ0)が検出されたとき、
前記基準値を絶対位置(θa)の値に割当てるように配
列されている。
【0015】処理装置は、例えば、センサによって出力
された信号を受けることができるマイクロコントローラ
の形態にある。さらに、処理装置は、 − 前記マイクロコントローラにリンクされた、オフセ
ット値を記憶することができる、EEPROMまたはフ
ラッシュ・メモリの型の第1のメモリ、及び/または − その基準角度位置に対する多重極リングの絶対位置
θaの値を記憶することができる、EEPROMまたは
フラッシュ・メモリの型の第2のメモリを備えることが
できる。
【0016】一実施例によれば、センサが動作を保つよ
うに該センサに連続的に電流を供給することができる、
いわゆる「局部的」予備システムが設けられる。変形例
によれば、多重極コーダの絶対角度位置θaが常時計算
されるのを可能とするよう、センサ及び処理装置に連続
的に電流を供給することができる、いわゆる「全体的」
予備システム(37)が設けられる。
【0017】本発明の第2の態様によれば、車両のシャ
ーシに対する、車両のハンドルの絶対角度位置θaを測
定するためのシステムであって、今説明したばかりの装
置を備え、多重極磁気リングはハンドルに固定され、磁
気センサはシャーシに固定され、前記測定システムは、
また、車両の速度を測定する手段と、車両の操舵輪の速
度Vg、Vdを測定する手段とを備え、検出手段は、こ
れらの速度Vg、Vdの差を取る手段を備えることを特
徴とするシステムが提供される。
【0018】検出手段は、例えば、車両の速度を第1の
閾値S1と比較する第1の手段と、車輪の速度Vg、V
d間の差Vdifの絶対値を第2の閾値S2と比較する第
2の手段とを備えている。
【0019】また、ハンドルに与えられるトルクΓを測
定する手段を備えることもでき、検出手段は、トルクΓ
の値を第3の閾値S3と比較する第3の手段を備えてい
る。さらに、ハンドルの回転速度Vvolを測定する手段
を備えることもでき、検出手段は、回転速度Vvolの値
を第4の閾値S4と比較する第4の手段を備えている。
【0020】本発明の第3の態様によれば、車両のシャ
ーシに対する車両のハンドルの絶対角度位置θaを、上
述した測定システムにより測定する方法であって、装置
が動作されているときに行われる初期設定手順を備え、
この手順は、基準角度位置に近接した角度位置θ0を検
出し、「ターン・パルス」を検出し、多重極リングの絶
対角度位置θaにオフセット値θoffsetを割当てるため
の準備を行う段階を含んでいる方法が提供される。
【0021】この方法は、初期設定手順の後に、センサ
から発する信号A、Bを連続的に計数し、相対角度位置
θrにおける何等かの変動を多重極リングの絶対角度位
置θaに連続的に通すための準備を行う段階をも含んで
いる。
【0022】基準角度位置に近接した角度位置θ0を検
出する前に、信号A、Bを連続的に計数し、そして多重
極リングの相対角度位置θrを連続的に決定するための
準備を行うことも可能である。
【0023】初期設定手順は、例えば、基準角度位置に
近接した角度位置θ0の検出と、「ターン・パルス」の
検出との間で、基準角度位置の値を絶対角度位置θaの
値に割当てるための準備を行う段階を含んでいる。
【0024】センサに電流を連続的に供給するいわゆる
「局部的」予備システムを付勢し、絶対位置θaの値を
記憶し、多重極リングの相対位置θrにおける変動を測
定するためにセンサから発する信号A、Bを連続的に計
数し、予備システムを消勢し、相対位置θrにおける変
動を、記憶されている絶対位置θaの値に通すための準
備を行う段階を設けることもできる。
【0025】基準角度位置に近接した角度位置θ0の検
出は、車両の速度Vvを測定し、それを第1の閾値S1
と比較する段階と、車両の操舵輪すなわち車輪の速度V
g、Vdを測定し、それらの差Vdifを第2の閾値(S
2)と比較する段階と、により行われることができ、車
両の速度Vvが第1の閾値S1よりも大きく、車輪の速
度Vg、Vd間の差Vdifの絶対値も第2の閾値S2よ
りも小さい場合に、基準角度位置に近接した前記角度位
置θ0が検出される。
【0026】基準角度位置に近接した角度位置θ0の検
出は、 − 車両のハンドルに与えられるトルクΓを測定し、そ
れを第3の閾値S3と比較するための準備を行う段階を
含むこともできるし、その場合、基準角度位置に近接し
た前記角度位置θ0は、さらに、ハンドルに与えられる
トルクΓの値が第3の閾値S3よりも小さい場合に検出
され、及び/または − 車両のハンドルの回転速度Vvolを測定し、それを
第4の閾値S4と比較するための準備を行う段階を含む
こともできる。この場合、基準角度位置に近接した前記
角度位置θ0は、さらに、回転速度Vvolの値が第4の閾
値S4よりも小さい場合に検出される。
【0027】本発明の他の目的及び長所は、添付図面を
参照して与えられる以下の実施例の説明から明らかにな
るであろう。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、ハンドル4によって制御
される操舵軸3を含む操舵システム2を備えた、線形速
度Vvで走行する車両1を示しており、軸3及びハンド
ル4は、車両1のシャーシ5に対して旋回するよう装着
されている。
【0029】直線において、車両1の左6及び右7の操
舵輪は平行であると仮定され、Vg及びVdで示される
それらのそれぞれの移動速度は車両1の速度Vvと等し
い。トルクΓがハンドル4の軸に与えられるとき、該ハ
ンドルは角度位置θvを取るよう、その軸の回りを旋回
する。
【0030】ハンドルの本当の角度位置である角度位置
θvは、以下であると仮定される。 − 車両1が直線で走行しているときゼロであり、ハン
ドル4にはトルクが与えられない。ハンドル4は、次
に、シャーシ5に対して固定された、いわゆる平行角度
位置にある。
【0031】− 車両1を右カーブで旋回させるようト
ルクΓがハンドル4に与えられるときは厳密に正であ
り、左車輪の速度Vgは、次に、右車輪の速度Vdより
も厳密に大きい。
【0032】− 車両1を左カーブで旋回させるようト
ルクΓがハンドル4に与えられるときは厳密に負であ
り、左車輪の速度Vgは、次に、右車輪の速度Vdより
も厳密に小さい。
【0033】以下の説明では、角度位置をラジアンで表
す。1ラジアンの値の角度測定は、約57.2957度
の角度測定に対応し、2πラジアンの角度測定は、36
0度の角度測定(すなわち、完全な回転)に対応するこ
とを思い起こされたい。
【0034】簡単にするために、ハンドル4は、それ自
体、4回転することができ、その平行位置から最大の左
ロックの位置まで左に2回転(この場合、θv=−4
π)、及び平行位置から最大の右ロック位置まで右に2
回転(この場合、θv=+4π)することができると仮
定している。
【0035】上述のことから、θvはシャーシ5に対す
るハンドル4の絶対角度位置であり、−4πと+4πと
の間にあるということが分かる。この角度位置θvの正
確な測定を得ることが望まれる。
【0036】これは、この角度位置θvが、スキッド防
止システム、ロック防止システム、ローリング防止シス
テム、または操縦援助システムのような安全システム8
によって必要とされ得るからである。
【0037】このため、車両には、特に角度位置θvを
決定するための方法を行うことができる測定システム9
が装備されている。この測定システム9は、角度位置θ
vを決定するための装置10を備え、該装置は円形の多
重極磁気リング11を備えており、該リング11は、回
転的に動作することができ、ハンドル4の操舵軸3また
はハブに取付けられ、そしてそれと結合して、Rで示さ
れるその回転軸の回りでそれ自体の複数の回転を行うよ
うにそれに固定されている。
【0038】このようにして、多重極リング11は、ハ
ンドル4と結合して4回転することができる。多重極リ
ング11の絶対角度位置(絶対角度とも称す)は、θa
で示され、ハンドル4の本当の角度位置θbの測定を構
成する。
【0039】この絶対角度位置θaは、ハンドル4の平
衡位置に対応する、シャーシ5に対して固定されたいわ
ゆる基準角度位置に対して任意に定義される。平衡位置
において、θaは定義によりゼロであり、それ故、θa
は永久的にθvに等しい。
【0040】絶対角度位置θaにおける変動を測定する
ための方法を説明する。リング11は、複数対の隣接す
るN極及びS極を含み、その接合部12は、単一の接合
部13と称されるその内の1つを除いて半径方向に延び
ており、単一の接合部13は、半径方向に対して例えば
角度αを為している。
【0041】2つの共心的な磁気トラックがリング11
上に区画され、内部の主トラック14と、いわゆる「タ
ーン・パルス」外部基準トラック15とである。シャー
シ5に固定され、装置10内に一体化された、固定の磁
気相対角度位置センサ16が、多重極リング11に対向
して配置されている。
【0042】センサ16は、少なくとも3つの感知素子
を備え、そのうちの少なくとも2つ17、18は、主ト
ラック14に対向して位置付けられ、そのうちの少なく
とも1つ19は、「ターン・パルス」トラック15に対
向している。
【0043】感知素子17、18、19は、例えばホー
ル効果センサであり、図4に示された、それぞれS1
7、S18、S19で示される電気信号を発する。セン
サ16内でのこれらの信号S17、S18、S19の電
子処理は、直角位相における2つの平方ディジタル信号
A及びB、並びに「ターン・パルス」基準ディジタル信
号Cを得ることを可能とする。
【0044】センサ16は、「ターン・パルス」ディジ
タル信号Cを得るために比較器により固定基準閾値と比
較される「ターン・パルス」基準アナログ信号STTを出
力するために、微分器により、例えば信号S19及びS
18間のアナログ差を生成する。
【0045】ディジタル信号A、B、Cを得るための原
理、並びに磁気リング11及びセンサ16の異なった実
施例は、本件出願人による特許出願No FR−2 7
69088 に詳細に記載されている。
【0046】例えば車両1が起動する際にリング11が
位置する初期位置に対して、θrで示される多重極11
のいわゆる相対角度位置を測定するために、車両10
は、例えばセンサ16に集積される信号パルスAまたは
Bを計数する手段20を備えている。
【0047】これらの計数手段20は、例えば、検出さ
れたパルスに従って相対位置θrの値が増分されもしく
は減分されるレジスタを備えている。相対角度位置θr
における変動は、絶対角度位置θaにおける変動と同一
である。
【0048】絶対角度位置θaの正確な測定を得るため
に、θaの初期値が決定され、位置θaにおける引き続
く変動は、センサ16により決定される。このため、θ
aを測定するための方法は、最初に車両1が道路に置か
れる前に行われ得る初期設定手順を含み、点火をスイッ
チオフする2つの例の間でθaの値を記憶するための手
段が、次に、設けられる。
【0049】変形例によれば、この手順は、車両が起動
されるたびごとに行われ得、点火をスイッチオフする2
つの例の間でθaの値を記憶するための手段は設けられ
ない(θaの初期設定は周期的に行われるので、再初期
設定が指示される)。
【0050】この初期設定、もしくは再初期設定手順
は、以下の態様で行われ得る。最初に、ハンドル4の角
度位置が、その平衡位置に接近して検出され、すなわち
リング11の絶対角度位置θvが基準角度位置に接近し
て検出され、このことは、車両1の車輪が真っ直ぐであ
ることを意味する。
【0051】この検出は、以下のステップを含み得る。 − 車両の速度Vvが測定され(例えば車輪の速度を重
み付けすることにより)、そして例えば時速10キロメ
ートル付近の第1の閾値S1と比較される。
【0052】− 左及び右の車輪の速度Vg、Vdが測
定される。 − 車輪の速度の差Vg−Vdの絶対値Vdifが計算さ
れ、その値は、例えば時速1キロメートル付近の第2の
閾値S2と比較される。
【0053】絶対角度位置θaは、次の条件が同時に満
たされるならば、θ0に等しいということが仮定され
る: Vv>S1 及び │Vdif│<S2 。さら
に、検出手順は、ハンドル4に与えられるトルクΓを測
定し、それを、例えば1ニュートン・メートル付近の第
3の閾値S3と比較するための準備を行うステップを含
むことができる。
【0054】リング11の絶対角度位置θaは、次の3
つの条件が同時に満たされるならば、実質的にθ0に等
しいと仮定される: Vv>S1、 │Vdif│<S2
及びΓ<S3 。
【0055】さらに、検出手順は、ハンドル4の回転速
度Vvolを測定し、それを、例えば秒速0.2ラジアン
付近の第4の閾値S4と比較するための準備を行うさら
なるステップを含むことができる。
【0056】リング11の絶対角度位置θaは、次の4
つの条件が同時に満たされるならば、実質的にθ0に等
しいと仮定される: Vv>S1、 │Vdif│<S
2、Γ<S3 及び Vvol<S4 。
【0057】車両1は、次に、実質的に直線で、S1よ
り大きい速度で走行していると仮定される。検出されて
いる位置θ0、基準角度位置の値(この場合、値ゼロ)
は、多重極リング11の絶対角度位置θaの値に割り付
けられる。
【0058】初期設定、もしくは再初期設定手順は、第
2に、以下のように定義されるいわゆる基準「ターン・
パルス」を検出するための準備を行う。ハンドル4、ま
たは多重極リング11の完全ターン(完全な一回転)
は、2つの連続する「ターン・パルス」を分離する。
【0059】左ロック位置から右ロック位置まで、セン
サ16は、4つの連続する「ターン・パルス」を検出す
る。「ターン・パルス」基準角度位置として知られてい
る絶対位置の値は、多重極リング11の基準角度位置に
角度的に最も近いパルスに対応する。以後の説明を簡単
にするために、このパルスは、ハンドル4をその平衡位
置から右に旋回することによって検出されるということ
を仮定する。
【0060】当然、変形例においては、このパルスは、
ハンドル4を左に旋回することによって検出され得る。
「ターン・パルス」基準角度位置及び基準角度位置間の
角度差は、「オフセット」と呼ばれ、θoffsetで示され
る。
【0061】「ターン・パルス」絶対角度位置は基準位
置に対応し、オフセットθoffsetが次にゼロであるよう
に、多重極リング11を機械的に装着することも可能で
ある。
【0062】しかしながら、本件出願人は、この機械的
位置付けが、大量生産の関係で系統的かつ確実に行うこ
とが困難であり、オフセットθoffsetが大多数の場合に
おいてゼロでないと言うことを発見した。
【0063】従って、工場内で車両1を組立てるときに
オフセット値θoffsetを記憶することは一層容易なこと
に思える。基準「ターン・パルス」が検出された後、初
期設定手順は、オフセット値θof fsetを絶対角度位置θ
aの値に割り当てるための準備を行う。
【0064】絶対角度位置θaは、このようにして初期
設定されるか、もしくは再初期設定される。例えば、車
両位置が道路上に置かれる前にオフセットθoffsetの値
を決定するために、以下の手順が行われる。
【0065】− 車輪6、7の平行を調節するために車
両1を回転道路上に位置付け、車輪6、7は真っ直ぐに
おかれる。 − 値ゼロは、相対角度位置の値に割当てられる。
【0066】− 「ターン・パルス」を検出するようハ
ンドルが左に及び/または右に旋回され、相対角度位置
のオフセット値θoffsetはこのパルスの検出に対応す
る。任意の時刻に絶対角度位置を引き続いて決定するた
めに、信号A、Bが、計数手段20により連続的に計数
され、そして相対角度位置θrにおける任意の変動が、
絶対角度位置θaの値に転送される。
【0067】再初期設定手順の履行を可能とするため
に、測定システム9は、以下を備える。 − 操舵輪(車輪)6、7の速度Vd、Vgを測定する
手段21、22。
【0068】− 車両の速度Vvを測定する手段23。
測定システム9は、以下を備えることもできる。 − ハンドル4に与えられるトルクΓを測定する手段2
4。
【0069】− ハンドル4の回転速度Vvolを測定す
る手段25。測定システム9はまた処理装置26も備
え、該処理装置26は以下を含む。 − 角度位置θ0を検出する手段27。
【0070】− 検出手段27により付勢され、「ター
ン・パルス」基準パルスが検出されたときに絶対角度位
置θaの値にオフセット値θoffsetを割当てることがで
きる、多重極リング11の絶対角度位置θaをリセット
する手段28。
【0071】− センサ16により測定される相対角度
位置θrにおける変動及びオフセット値θoffsetから絶
対角度位置θaを決定する手段29。決定手段29は、
リセット手段28に及び計数手段20に接続される。
【0072】一実施例によれば、リセット手段28は、
角度位置θ0が検出されたとき、(ゼロ)基準値を絶対
位置θaの値に割当てるように配列される。リセット手
段28は、計数手段20に及び検出手段27に接続さ
れ、これらは、それ自体、測定手段21乃至25に接続
される。
【0073】角度位置θ0の検出を可能とするために、
検出手段27は以下を備える。 − 車両の速度Vvを第1の閾値S1と比較する第1の
手段30。 − 右及び左車輪の速度Vd、Vgの差を取る手段3
1、及び速度Vd、Vg間の差の絶対値Vdifを第2の
閾値S2と比較する第2の手段32。
【0074】検出手段27は以下も備える。 − ハンドル4に与えられるトルクΓを第3の閾値S3
と比較する第3の手段33。
【0075】− ハンドルの速度Vvolを第4の閾値S
4と比較する第4の手段34。一実施例によれば、処理
装置26は、検出手段27と、リセット手段28と、絶
対位置θaを決定する手段29とを形成するサブアセン
ブリを備えた電子回路である。
【0076】検出手段の例示的実施例が図6に示されて
いる。もう1つの実施例によれば、処理手段26は、検
出手段17と、リセット手段28と、絶対角度位置θa
を決定する手段29とをそれぞれ形成する少なくとも3
つのサブプログラムを備えた主プログラムを含むマイク
ロコントローラである。
【0077】マイクロコントローラ26は、一方では、
センサ16から来る信号を、他方では測定手段21乃至
25から来る信号を受けるように配列されている。オフ
セット値θoffsetは、オフセット・レジスタを形成する
マイクロコントローラ26に接続されるEEPROM型
の第1のメモリ35に記憶され得る。
【0078】任意の時刻において、その部分のためのオ
フセット値θoffsetは、マイクロコントローラ26に一
体化された増分レジスタに導入され得る。マイクロコン
トローラ26に接続されかつ絶対角度位置θaのための
レジスタを形成する、EEPROMまたはフラッシュ・
メモリの第2のメモリ36に、値θdも、特に点火がス
イッチオフされる前に、記憶され得る。
【0079】一実施例によれば、車両1が起動されるご
とに、図11のダイアグラムに示される初期設定手順が
行われ、車両1が起動されるときは、絶対角度位置θa
の値は記憶されていない。
【0080】初期設定手順は、車両1の運転者に示され
得る。車両1の接触が検出されたとき、処理装置26
は、彼の車両1が瞬間的に劣化モードで動作しているこ
と、すなわち、測定システム9がハンドル4の角度位置
θaを測定することが瞬間的にできなくなったこと(し
かしながら、相対角度位置θrの測定はこの劣化モード
においても可能のままである)を運転者に示す、車両1
の計器パネル上の指示光の照明を付勢する。
【0081】処理装置26は、次に、絶対角度位置θa
のためのレジスタの再初期設定を付勢する。この動作が
行われてしまうと、プログラムは指示光のスイッチオフ
を付勢し、点火をスイッチオフすることによりエンジン
が停止されるまで、測定システム9はリング11の絶対
角度位置θaを常時計算する(図10)。
【0082】もう1つの実施例によれば、絶対角度位置
θaの系統的な再初期設定を進めることは必要でない。
第1の変形例によれば、決定装置10は、センサ16及
び処理装置26に、車両1の点火がスイッチオフされる
ときを含め、電流を連続的に供給する全体的な予備シス
テム37を備える。
【0083】この方法で、絶対角度位置θaの測定は、
車両1の走行状態とは無関係に連続的に行われる。この
ため、全体的な予備システム37は、例えば、それに電
流を供給する車両1のバッテリに接続される。
【0084】このように、車両1が動作していないとき
でさえ、ハンドル4にかかる何等かの動作は、絶対角度
位置θaにおける変動を生じる。この実施例において、
計数手段20は、マイクロコントローラ26内に一体化
され得る。
【0085】この第1の変形例は、図7にグラフで示さ
れており、このグラフは、ハンドル4の本当の角度位置
θvの関数として多重極リング11の絶対角度位置θa
を示している。
【0086】車両1の点火のスイッチオフの直前の時刻
(1)において、ハンドル4は角度位置θv1にあり、
この角度位置には、多重極リング11の角度位置の測定
値θa1が対応している。
【0087】車両の点火の新しいスイッチオンの直後の
時刻(2)において、ハンドル4は、角度位置θv2に
あり、この角度位置には、多重極リング11の角度位置
の測定値θa2が対応しており、絶対角度位置θaにお
ける変動θa2−θa1が、点火がスイッチオフされた
期間の間に測定された。
【0088】第2の変形例によれば、決定装置10は、
センサ16に、車両1の点火がスイッチオフされるとき
を含め、電流を連続的に供給する局部的な予備システム
38を備える。
【0089】このため、局部的な予備システム38は、
例えば、それに電流を供給する車両1のバッテリに接続
される。この第2の変形例は、図8に示されており、こ
の図8は、ハンドル4の本当の角度位置θvの関数とし
て多重極リング11の絶対角度位置θaを示すグラフで
ある。
【0090】車両1の点火のスイッチオフの直前の時刻
(1)において、ハンドル4は角度位置θv1にあり、
この角度位置には、多重極リング11の角度位置の測定
値θa1が対応している。
【0091】点火がスイッチオフされるとき、θa1の
値は、第2のメモリ36(絶対角度レジスタ)に記憶さ
れ、この第2のメモリ36には、少なくともこの記憶期
間中に局部的な予備システム38によって電流が供給さ
れ得る。
【0092】相対角度位置θrにおける変動(絶対角度
位置θaにおける変動に等しい)は、センサ16によっ
て測定され、レジスタ39において増分される。車両1
の点火の新しいスイッチオンの直後の時刻(2)におい
て、ハンドル4は、角度位置θv2にあり、他方、絶対
角度レジスタは、値θa1に保たれた。
【0093】時刻(3)において、決定手段は、次に、
相対角度位置θrにおける変動(本当の位置における変
動θv2−θv1に等しい)を絶対角度位置θaの値に
通し、そして対応の値θa2を絶対角度位置の値に割当
てる。
【0094】この方法で、車両1が不動作であるときの
ハンドル1の本当の位置θvにおける変動は、車両1が
次に起動したときの絶対角度位置θaの測定値に何等欠
陥を生じない。
【0095】特に、車両のバッテリがもはやその役目を
果たさないとき(それが電気を出さなくなるか、もしく
は変えられるために外されたとき)、予備システムは、
それが全体的37であろうが局部的38であろうが、消
勢されるかスイッチオフされることが起こり得る。
【0096】相対θr及び絶対θa角度位置の値は次に
失われる。測定システム9は、次に、例えば上述の再初
期設定手順に従って、絶対角度レジスタの再初期設定を
進める。
【0097】この再初期設定も、図9のグラフに示され
ており、この図9は、ハンドル4の本当の角度位置θv
の関数として多重極リングの絶対角度位置θaを示す。
車両1の点火のスイッチオフの直前の時刻(1)におい
て、ハンドル4は角度位置θv1にあり、この角度位置
には、多重極リング11の角度位置の測定値θa1が対
応している。
【0098】車両1の点火の新しいスイッチオンの直後
の時刻(2)において、ハンドル4は、角度位置θv2
にあり、他方、絶対角度レジスタ36は、任意の値θa
2を含む。
【0099】センサ16によって測定された多重極リン
グ11の相対位置θrにおける変動は、時刻(3)まで
に絶対角度位置θaに通され、その時刻(3)におい
て、基準角度位置に接近した値θ0が検出される。
【0100】時刻(3)の直後の時刻(4)において、
リセット手段28は、次に、基準角度位置の値(ゼロ)
を絶対角度位置θaに割当てる。センサ16によって測
定された多重極リング11の相対位置θrにおける変動
は、時刻(5)までに絶対角度位置θaに通され、その
時刻(5)において、基準「ターン・パルス」が検出さ
れる。
【0101】時刻(5)の直後の時刻(6)において、
リセット手段28は、次に、オフセット値θoffsetを絶
対角度位置θaに割当てる。引き続き、センサ16によ
って測定された多重極リングの相対位置θrにおける変
動は、次の点火のスイッチオフまで絶対角度位置θaに
通される。
【0102】絶対角度位置レジスタの再初期設定は、車
両1が停止している間に準備され得る。バッテリが再接
続される(または他の任意の装置が予備システム37、
38に電流を供給する)前に、ハンドル4は、その平衡
位置に接近した位置に置かれる。
【0103】バッテリが次に再接続され、そして次に、
ハンドル4が旋回され、これにより、基準ターン・パル
ス位置が検出される。第1のメモリ35に含まれるオフ
セット値θoffsetが、次に、絶対角度位置θaの値に割
当てられる。
【0104】本明細書においては、絶対位置θaの測定
は、車両1のシャーシ5に対して旋回するハンドル4に
適用されてきたけれども、この測定は、固定構造に対し
て回転する任意の型の構成要素に適用可能である。
【0105】特に、多重極リングは、ボールまたはロー
ラ・ベアリングの回転するレースウエイ上に装着される
ことができ、センサは、例えば固定されたレースウエイ
上に装着される。
【0106】
【発明の効果】以上、本発明による、相対角度位置セン
サにより固定構造に対して回転部材の絶対角度位置を決
定するための装置によれば、特に従来技術の欄に記載さ
れた欠点が解決され、現存する装置と比較して小型であ
りかつ安価であり、操作において比較的簡単であり、そ
して車両に対する現在の運転援助システム及び/または
安全システムに容易に適合可能であるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カーブしている車両を概略的に示す図であ
り、この車両は、車両の異なった構成要素、特に操舵輪
および操舵軸に接続される測定システムを備えた安全シ
ステムを有し、この測定システムは、操舵軸を制御する
ハンドルの絶対角度位置を計算するのを可能とする。
【図2】 図1の詳細を示す概略図であり、車両の操舵
軸上には多重極磁気リングが装着され、シャーシ上に
は、多重極リングと対向して配置されているセンサが装
着されている。
【図3】 2つの対のN極及びS極が示された多重極磁
気リングの部分を示す図であり、内部の主トラック及び
外部の「ターン・パルス」基準トラックの2つの同心的
トラックが一点鎖線で示されており、センサの3つの感
知素子も黒い四角の形態で示されており、それらの1つ
は、「ターン・パルス」トラックに対向して配置され、
他の2つは主トラックに対向して配置され、2対の極
が、S極及び隣接のN極間の斜めの接合部の形態にある
磁気特異点の各側に位置しており、この特異点は、リン
グの回転ごとに1パルスの形態の「ターン・パルス」信
号を得ることを可能とする。
【図4】 センサから発する電気信号及び「ターン・パ
ルス」基準信号を有する対応の方形デジタル信号のグラ
フ図である。
【図5】 ハンドルの絶対角度位置を得ることを可能と
する、本発明による測定システムの概略図である。
【図6】 絶対位置レジスタの再初期設定を可能とする
ために必要な条件の一実施例を示す論理回路図である。
【図7】 決定装置が全体的予備システムを備えた一実
施例による、回転部材の実際の角度位置の関数として多
重極リングの絶対角度位置を示すグラフであり、点
(1)及び(2)は、多重極リングの絶対角度位置を測
定する2つの引き続く段階に対応する。
【図8】 測定装置が局部的予備システムを備えた実施
例による、図7のグラフと同様のグラフであり、点
(1)、(2)及び(3)は、多重極リングの絶対角度
位置を測定する3つの引き続く段階に対応する。
【図9】 絶対角度レジスタを再初期設定するための手
順を示す、図7及び図8におけるグラフと同様のグラフ
である。
【図10】 絶対角度位置レジスタを再初期設定するた
めのプログラムの段階を示す図である。
【図11】 絶対位置レジスタを再初期設定するため
の、図10のプログラムのサブプログラムの段階を示す
図である。
【符号の説明】
3、4…回転部材、5…固定構造、10…決定装置、1
1…多重極リング、14…主トラック、15…「ターン
・パルス」基準トラック、16…センサ、θr…相対角
度位置、θa…絶対角度位置、R…回転軸、17、1
8、19…感知素子、A、B…周期的な電気信号、C…
「ターン・パルス」基準電気信号、θoffs et…オフセッ
ト値、20…パルスを計数する手段、26…処理装置、
θ0…基準角度位置に近接したリングの角度位置、27
…θ0を検出する手段、28…リングの絶対角度位置を
リセットする手段、29…リングの絶対角度位置を決定
する手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パスカル デビオル フランス国 F−74570 トラン−グリエ ール ルート ド ビオヴィ 1088 Fターム(参考) 2F063 AA35 AA36 BA08 BD16 CA34 CA40 DA01 DA05 DB07 DD02 EA03 GA52 GA67 GA73 JA06 KA01 KA05 LA29 3D033 CA17 CA29

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対角度位置(θr)のためのセンサ
    (16)により固定部材(5)に対する回転部材(3、
    4)の絶対角度位置(θa)を決定するための装置であ
    って、 回転部材(3、4)に固定されるよう意図された、回転
    的に動くことのできる円形の多重極磁気リング(11)
    であって、回転部材(3、4)と協働して、いわゆる基
    準角度位置からその回転軸(R)の回りに複数の回転を
    行うことができ、そして主トラック(14)と、いわゆ
    る「ターン・パルス」基準トラック(15)とを備え、
    主(14)及び「ターン・パルス」(15)トラック
    は、磁気リング(11)と同心的である前記多重極磁気
    リング(11)と、 固定構造(5)に固着されるよう意図され、多重極リン
    グ(11)のエアーギャップに対向してそれから一定距
    離に配置される固定磁気センサ(16)であって、少な
    くとも3つの感知素子(17、18、19)を備え、そ
    のうちの少なくとも2つ(17、18)は、2つの周期
    的な電気信号(A、B)を直角位相で出力するよう、主
    トラック(14)に対向して位置付けられ、そのうちの
    少なくとも1つ(19)は、多重極コーダ(11)の回
    転ごとに1つの電気パルスという形態で、いわゆる「タ
    ーン・パルス」基準電気信号(C)を出力するよう、基
    準トラック(15)に対向して位置付けられ、このパル
    スは、固定構造(5)に対する回転部材(3、4)のい
    わゆる「ターン・パルス」角度位置に対応し、前記基準
    角度位置と前記「ターン・パルス」角度位置との間の角
    度オフセットは、「オフセット」(θoffset)と称され
    る前記固定磁気センサ(16)と、 多重極リング(11)の相対角度位置(θr)、及びこ
    の相対角度位置(θr)における変動の決定を可能とす
    るために適切な、信号(A、B)から発するパルスを計
    数する手段(20)と、を備えた決定装置において、該
    決定装置(10)は処理装置(26)を備え、処理装置
    (26)は、 前記基準角度位置に近接したリング(11)の角度位置
    (θ0)を検出する手段(27)と、 該検出手段(27)により付勢され、リング(11)の
    絶対角度位置(θa)をリセットする手段(28)であ
    って、「ターン・パルス」信号(C)のパルスが検出さ
    れたとき、オフセット値(θoffset)を、その基準角度
    位置に対する、多重極リング(11)の絶対角度位置
    (θa)の値に割当てることができる前記手段(28)
    と、 オフセット値(θoffset)及び相対角度位置(θr)に
    おける変動から、回転部材(3、4)によって行われる
    全回転に渡るリング(11)の絶対角度位置(θa)を
    決定する手段(29)と、を含んでいることを特徴とす
    る決定装置(10)。
  2. 【請求項2】 前記リセットする手段(28)は、基準
    値に近接した角度位置(θ0)が検出されたとき、前記
    基準値を絶対位置(θa)の値に割当てるように配列さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 処理装置(26)は、センサ(16)に
    よって出力された信号を受けることができるマイクロコ
    ントローラの形態にあることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロコントローラ(26)に接
    続された、オフセット値(θoffset)を記憶することが
    できる、EEPROMまたはフラッシュ・メモリの型の
    第1のメモリ(35)を備えたことを特徴とする請求項
    3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 処理装置(26)は、その基準角度位置
    に対する多重極リング(11)の絶対位置(θa)の値
    を記憶することができる、EEPROMまたはフラッシ
    ュ・メモリの型の第2のメモリ(36)を備えているこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 センサ(16)が機能を保つように該セ
    ンサ(16)に永久に電流を供給することができる、い
    わゆる「局部的」予備システム(38)を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 多重極コーダ(11)の絶対角度位置
    (θa)の計算を常時可能とするよう、センサ(16)
    及び処理装置(26)に永久に電流を供給することがで
    きる、いわゆる「全体的」予備システム(37)を備え
    たことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    装置。
  8. 【請求項8】 車両(1)のシャーシ(5)に対する、
    車両(1)のハンドル(4)の絶対角度位置(θa、θ
    v)を測定するためのシステムであって、請求項3乃至
    7のいずれか1つに記載された装置(10)を備え、多
    重極磁気リング(11)はハンドル(4)に固定され、
    磁気センサ(16)はシャーシ(5)に固定され、前記
    測定システム(9)は、また、車両の速度を測定する手
    段(23)と、車両(1)の操舵輪(6、7)の速度
    (Vg、Vd)を測定する手段(21、22)とを備
    え、検出手段(27)は、これらの速度(Vg、Vd)
    の差を取る(31)手段を備えることを特徴とするシス
    テム。
  9. 【請求項9】 検出手段(27)は、車両の速度を第1
    の閾値(S1)と比較する第1の手段(30)と、操舵
    輪(6、7)の速度(Vg、Vd)間の差(Vdif)の
    絶対値を第2の閾値(S2)と比較する第2の手段(3
    2)とを備えたことを特徴とする請求項8に記載の測定
    システム。
  10. 【請求項10】 ハンドル(4)に与えられるトルク
    (Γ)を測定する手段(24)を備え、検出手段(2
    7)は、トルク(Γ)の値を第2の閾値(S3)と比較
    する第3の手段(33)を備えていることを特徴とする
    請求項8または9に記載の測定システム。
  11. 【請求項11】 ハンドル(4)の回転速度(Vvol
    を測定する手段(25)を備え、検出手段(27)は、
    回転速度(Vvol)の値を第4の閾値(S4)と比較す
    る第4の手段(34)を備えていることを特徴とする請
    求項8乃至10のいずれかに記載の測定システム。
  12. 【請求項12】 車両(1)のシャーシ(5)に対する
    車両(1)のハンドル(4)の絶対角度位置を、請求項
    8乃至11のいずれかに記載の測定システム(9)によ
    り測定する方法であって、装置(10)が動作されてい
    るときに行われる初期設定手順を備え、この手順は、 基準角度位置に近接した角度位置(θ0)を検出し、 「ターン・パルス」を検出し、 多重極リング(11)の絶対角度位置(θa)にオフセ
    ット値(θoffset)を割当てるための準備を行う段階を
    含んでいる方法。
  13. 【請求項13】 初期設定手順の後に、 センサから発する信号(A、B)を連続的に計数し、 相対角度位置(θr)における何等かの変動を多重極リ
    ング(11)の絶対角度位置(θa)に連続的に通すた
    めの準備を行う段階を含むことを特徴とする請求項12
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 基準角度位置に近接した角度位置(θ
    0)を検出する前に、信号(A、B)を連続的に計数
    し、そして多重極リング(11)の相対角度位置(θ
    r)を連続的に決定するための準備を行う段階を含んだ
    ことを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 初期設定手順は、基準角度位置に近接
    した角度位置(θ0)の検出と、「ターン・パルス」の
    検出との間で、基準角度位置の値を絶対角度位置(θ
    a)の値に割当てるための準備を行う段階を備えている
    ことを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 センサ(16)に電流を連続的に供給
    するいわゆる「局部的」予備システム(38)を付勢
    し、 絶対位置(θa)の値を記憶し、 多重極リング(11)の相対位置(θr)における変動
    を測定するためにセンサ(16)から発する信号(A、
    B)を連続的に計数し、 予備システム(38)を消勢し、 相対位置(θr)における変動を、記憶されている絶対
    位置(θa)の値に通すための準備を行う段階を備えた
    ことを特徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 基準角度位置に近接した角度位置(θ
    0)の検出は、 車両の速度(Vv)を測定し、それを第1の閾値(S
    1)と比較する段階と、 車両(1)の操舵輪(6、7)の速度(Vg、Vd)を
    測定し、それらの差(Vdif)を第2の閾値(S2)と
    比較する段階と、 により行われることができ、車両の速度(Vv)が第1
    の閾値(S1)よりも大きく、車輪(6、7)の速度
    (Vg、Vd)間の差(Vdif)の絶対値も第2の閾値
    (S2)よりも小さい場合に、基準角度位置に近接した
    前記角度位置(θ0)が検出されることを特徴とする請
    求項12乃至16のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 基準角度位置に近接した角度位置(θ
    0)の検出は、また、車両のハンドル(4)に与えられ
    るトルク(Γ)を測定し、それを第3の閾値(S3)と
    比較するための準備を行う段階をも含み、基準角度位置
    に近接した前記角度位置(θ0)は、さらに、ハンドル
    に与えられるトルク(Γ)の値が第3の閾値(S3)よ
    りも小さい場合に検出されることを特徴とする請求項1
    7に記載の方法。
  19. 【請求項19】 基準角度位置に近接した角度位置(θ
    0)の検出は、また、車両(1)のハンドル(4)の回
    転速度(Vvol)を測定し、それを第4の閾値(S4)
    と比較するための準備を行う段階をも備え、基準角度位
    置に近接した前記角度位置(θ0)は、さらに、回転速
    度(Vvol)の値が第4の閾値(S4)よりも小さい場
    合に検出されることを特徴とする請求項18に記載の方
    法。
JP2001197107A 2000-06-30 2001-06-28 回転部材の絶対角度位置を決定するための装置 Pending JP2002098507A (ja)

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