JP2002098497A - フィンプレート付空気冷却器の洗浄方法 - Google Patents

フィンプレート付空気冷却器の洗浄方法

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JP2002098497A JP2000292091A JP2000292091A JP2002098497A JP 2002098497 A JP2002098497 A JP 2002098497A JP 2000292091 A JP2000292091 A JP 2000292091A JP 2000292091 A JP2000292091 A JP 2000292091A JP 2002098497 A JP2002098497 A JP 2002098497A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気冷却器の洗浄が、簡単に、しかも、短時間
でできるようにすることである。 【解決手段】所定量の洗浄液Wを収容した洗浄タンクT
に空気冷却器Aを浸漬状態で設置すると共に、前記空気
冷却器Aと、前記洗浄タンクTの手前側の第1側壁12
aと、一対の仕切板11とによって囲繞領域R0 を形成
し、該囲繞領域R0 に各吐出口9bを対向させた状態で
一対の水中ポンプ9を浸漬配置させ、前記一対の水中ポ
ンプ9から吐出されて衝突した洗浄液Wの2種類の液流
1,V2 を、空気冷却器Aのフィンプレート1の部分に
流出させて、前記洗浄タンクT内において循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小間隔をおいて取
付けられた無数のフィンプレートに対して多数の水冷管
を貫通させた構成のフィンプレート付空気冷却器(以
下、単に「空気冷却器」と記載する)の洗浄方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示されるように、空気圧縮機Cに
は、圧縮空気の温度を下げて、その圧縮効率を高めるた
めに空気冷却器Aが組み込まれている。この空気冷却器
Aの一つとして、小間隔をおいて取付けられた無数のフ
ィンプレート1に対して多数の水冷管2を貫通させた構
成のものが使用されており、冷却効果を高めるために、
前記フィンプレート1の間隔が狭くなっていると共に、
前記水冷管2の配置密度も高くなっている。このため、
運転中に、前記フィンプレート1の間にゴミ類が浸入し
て、該フィンプレート1及び水冷管2の各表面、特にフ
ィンプレート1と水冷管2とが交叉する部分に付着して
汚物3(図4参照)となり易い。このため、定期的に空
気冷却器Aを洗浄して、前記汚物3を除去する必要があ
る。
【0003】上記した空気冷却器Aの一例として、図9
ないし図11に示されるものがある。この空気冷却器A
は、厚さ0.5〜1mmの方形状のフィンプレート1が
2〜3mmの間隔をおいて配置されていると共に、管径
が10〜20mmの水冷管2を、40〜50mmのピッ
チをおいて通気方向に沿って千鳥配置させて、前記フィ
ンプレート1に貫通させた構成のものである。高温の圧
縮空気が通過されるとき、千鳥配置された各水冷管2と
接触することにより、熱交換が行われる。図8に示され
るように、空気冷却器Aの両端には、円形の各設置フラ
ンジ4が取付けられていて、前記各フランジ4の外方に
は、冷却水を一時的に貯留するための各貯留水胴5が設
けられている。入口側の貯留水胴5の内部は隔壁6で二
分されていて、外部から一方側の水冷管2に流入した低
温の冷却水が高温の圧縮空気と熱交換され、温度が高く
なった状態で他方側の水冷管2から流出される構成にな
っている。
【0004】この空気冷却器Aの洗浄は、従来、以下の
3種類のいずれかで行われていた。図12に示されるバ
ブリング方法は、洗浄タンクTに空気冷却器Aを浸漬さ
せた状態で、エアコンプレッサ(図示せず)等の空気発
生源からの空気を、ホース7等を介して前記空気冷却器
Aの下部に導き、該部分から噴出する泡状空気8をフィ
ンプレート1の間に通過させることにより、これに付着
した汚物3を除去する方法である。この方法の場合、コ
ンプレッサ等の大型設備が必要である。また、フィンプ
レート1の間に均一に泡状空気8が流入しないため、洗
浄タンクTに対する空気冷却器Aの配置を幾度も変える
必要がある。更に、泡状の空気8の浮上により生ずる洗
浄液Wの僅かな流動により汚物3を除去する方法である
ため、汚物3の剥離作用が低く、洗浄に長時間を要す
る。
【0005】図13に示されるシャワリング方法は、空
気冷却器Aの上方から洗浄液Wをシャワー状にして吹き
付けて洗浄する方法である。この方法で洗浄する場合、
洗浄時において、常にシャワリング状態を確認・調整し
ながら行う必要があり、それでも、洗浄液Wの入り込ま
ないフィンプレート1があって、洗浄ムラが大きい。シ
ャワー状の洗浄液Wは、洗浄部分のみを見れば、その流
量は僅かであって、運動エネルギーが小さく、洗浄能力
に乏しい。特に、フィンプレート1の内部(奥部)の洗
浄能力に乏しく、洗浄に長時間を要する。
【0006】図14に示される浸漬方法は、洗浄タンク
Tに収容した洗浄液W中に空気冷却器Aを単に長時間浸
漬させて、汚物3をふやけさせて洗浄する方法である。
特別の設備が不要な最も原始的な洗浄方法であるが、洗
浄に長時間を要し、しかも液流がないために、フィンプ
レート1間において洗浄液Wが滞留して、その部分の洗
浄液Wが剥離された汚物3の汚れ成分で飽和すると、こ
れ以上の洗浄が不能となって、洗浄効果が乏しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、フィンプレート付空気冷却器の洗浄が簡単
に、しかも短時間でできるようにすることを課題として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、小間隔をおいた無数のフィ
ンプレートに対して多数の水冷管を貫通させた構成のフ
ィンプレート付空気冷却器を、洗浄タンクに収容した洗
浄液内に浸漬させた状態で、該洗浄液全体を循環させ
て、前記フィンプレート付空気冷却器を洗浄する方法で
あって、前記洗浄タンクの特定側壁との間に水中ポンプ
の浸漬配置スペースを確保して、その洗浄液内に前記フ
ィンプレート付空気冷却器を前記特定側壁と略平行に配
置し、かつ該洗浄液内における前記フィンプレート付空
気冷却器の長手方向の両端部の側方に一対の水中ポンプ
を、それらの吐出口が対向するように浸漬配置して、前
記一対の水中ポンプから洗浄液を対向状態で吐出させる
ことにより、洗浄タンク内において、前記フィンプレー
ト付空気冷却器を横切る液流を生じさせて、洗浄液全体
を循環させることを特徴としている。
【0009】洗浄タンクの特定側壁と、該特定側壁との
間に所定間隔をおいて、これと略平行となって洗浄液内
に浸漬されたフィンプレート付空気冷却器と、該フィン
プレート付空気冷却器の長手方向の両端部において、そ
れらの吐出口を対向させて浸漬配置した一対の水中ポン
プとで形成される囲繞領域においては、前記一対の水中
ポンプから洗浄液が対向吐出されて、前記フィンプレー
ト付空気冷却器の長手方向の中央部において、吐出され
た各洗浄液が衝突する。この洗浄液の衝突現象によっ
て、前記囲繞領域においては、一対の水中ポンプが浸漬
配置された部分から、該囲繞領域の外部に洗浄液が流れ
にくい状態となってその液量が増す。換言すれば、一対
の水中ポンプが浸漬配置された部分においては、それら
の吐出方向と逆方向に洗浄液が流れにくい状態となる。
【0010】この結果、一対の水中ポンプの作用によっ
て、前記囲繞領域内に洗浄液が吐出されると、その液量
が増すために、該囲繞領域内に洗浄液は、フィンプレー
ト付空気冷却器を構成する無数のフィンプレートの間の
狭い隙間が排出口のように機能して、該隙間を通ること
になって、洗浄タンク内の洗浄液は、フィンプレート付
空気冷却器を横切る液流が生じた状態で、前記洗浄タン
ク内において循環する。フィンプレート付空気冷却器を
構成する無数のフィンプレートの間の狭い隙間を洗浄液
が、大きな運動エネルギーをもって流動することによ
り、該フィンプレートは、その外周縁部と内部とが同一
の条件でもって洗浄される。即ち、洗浄液は、大きな運
動エネルギーを有して流動するために、フィンプレート
等に付着した汚物の剥離作用が高まると共に、洗浄液が
常に流動しているために、洗浄に使用された液内に汚れ
成分が含まれることになっても、洗浄液全体に均一に分
散されて、洗浄液におけるフィンプレート付空気冷却器
に接している部分のみの汚れ成分の濃度が高まって、飽
和状態(洗浄作用が発揮できなくなる状態)にはならな
い。よって、従来方法では、洗浄困難であったフィンプ
レートの内部表面、及び該部分に配置された水冷管の表
面が効果的に洗浄される。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明を前提として、フィンプレート付空気冷却
器の長手方向の両端部と特定側壁との間に、この部分に
おいて水中ポンプの吐出方向と逆方向に洗浄液が流れる
のを防止する仕切板が垂直に配置されている。このた
め、前記仕切板の存在により、一対の水中ポンプの部分
において、前記囲繞領域から外部に流れる洗浄液量を減
少させられる。この結果、洗浄タンク内の洗浄液の循環
流量が多くなって、フィンプレート付空気冷却器の洗浄
効果が高められる。
【0012】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の発明を前提として、一対の水中ポンプの
吐出口が斜上方を向いて、洗浄液内に浸漬配置されてい
る。このため、各水中ポンプからの洗浄液の吐出方向が
斜上方となって、洗浄液の深さ方向に沿った広い範囲に
おいて、各水中ポンプからの吐出洗浄液が衝突し易くな
り、前記囲繞領域におけるフィンプレート付空気冷却器
の長手方向の中央部付近において、渦流が生じにくくな
る。この結果、洗浄タンク内の洗浄液の循環流量が多く
なって、フィンプレート付空気冷却器の洗浄効果が一層
高められる。
【0013】請求項4に記載の発明は、小間隔をおいた
無数のフィンプレートに対して多数の水冷管を貫通させ
た構成のフィンプレート付空気冷却器を洗浄タンクに収
容した洗浄液内に浸漬させた状態で、該洗浄液全体を循
環させて、前記フィンプレート付空気冷却器を洗浄する
方法であって、前記洗浄タンクの特定側壁との間に所定
の隙間を確保して、その洗浄液内に前記フィンプレート
付空気冷却器を前記特定側壁と略平行に配置し、該洗浄
液内における前記フィンプレート付空気冷却器の長手方
向の両端部の外方に一対の水中ポンプを、それらの吐出
口が前記特定側壁に対して略垂直となるように浸漬配置
し、かつ、前記フィンプレート付空気冷却器の両側外方
に、前記一対の水中ポンプから吐出された洗浄液が逆流
することを防止するための仕切板を、前記特定側壁と対
向させて垂直に配置し、前記一対の水中ポンプから洗浄
液を前記特定側壁に向けて吐出させることにより、洗浄
タンク内において、前記フィンプレート付空気冷却器を
横切る液流を生じさせて、洗浄液全体を循環させること
を特徴としている。
【0014】洗浄タンクが比較的小さくて、一対の水中
ポンプの各吐出口を対向配置できない場合に有効であ
る。この構成では、洗浄タンクの特定側壁と、これに平
行に洗浄液内に浸漬配置されたフィンプレート付空気冷
却器と、該フィンプレート付空気冷却器の長手方向の両
側の外方に、前記特定側壁と対向配置された仕切板とに
よって囲繞領域が形成される。
【0015】請求項5に記載の発明は、小間隔をおいた
無数のフィンプレートに対して多数の水冷管を貫通させ
た構成のフィンプレート付空気冷却器を洗浄タンクに収
容した洗浄液内に浸漬させた状態で、該洗浄液全体を循
環させて、前記フィンプレート付空気冷却器を洗浄する
方法であって、前記洗浄タンクと、その外部に配置した
管路とを環状に接続し、該管路に組み込まれたポンプに
より、前記洗浄タンクと前記管路との間において、前記
洗浄タンクに浸漬されたフィンプレート付空気冷却器を
横切るような液流を生じさせて、洗浄液全体を循環させ
ることを特徴としている。
【0016】洗浄タンクと、その外部に配置された管路
とが環状に接続されていて、前記管路には、前記洗浄タ
ンクと前記管路との間で洗浄液を循環させるためのポン
プが組み込まれている。洗浄タンク内に浸漬配置された
フィンプレート付空気冷却器は、外部に設置されたポン
プにより生じた一方向の液流を、フィンプレート付空気
冷却器のフィンプレートの部分を横切らせて流動させ
る。この発明では、1個の洗浄タンクに、複数本のフィ
ンプレート付空気冷却器を浸漬配置させることができる
ため、一度に複数本のフィンプレート付空気冷却器の洗
浄が可能である。また、ポンプの保守、点検等が容易で
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。最初に、請求項1に記載の発明の実
施例について説明する。なお、従来の技術で説明した部
材と同一の部材には同一の符号を付し、重複説明を避け
て本発明の特徴部分についてのみ説明する。図1は洗浄
タンクTに、空気冷却器Aと一対の水中ポンプ9とを浸
漬配置させた状態の平面図、図2は図1のX1 −X1
断面図、図3は図1のX2 −X 2 線断面図、図4はフィ
ンプレート1と水冷管2との交叉部分に付着した汚物3
が剥離される状態を示す図である。本発明の実施例の洗
浄方法を使用して空気冷却器Aを洗浄するためには、図
1及び図2に示されるように、該空気冷却器Aを浸漬状
態で設置することができる程度の大きさの洗浄タンクT
と、該洗浄タンクTに収容された洗浄液Wに2種類の液
流V1,V2 を生じさせるために、前記洗浄液W内に浸漬
される一対の水中ポンプ9と、前記一対の水中ポンプ9
から吐出された洗浄液Wが逆流することを防止するため
の各仕切板11とを必要とする。そして、一対の水中ポ
ンプ9から吐出された洗浄液Wを衝突させることによっ
て、空気冷却器Aのフィンプレート1を流出する2種類
の液流V1,V2 を生じさせ、前記洗浄タンクT内で洗浄
液Wを循環させることによって、空気冷却器Aを洗浄さ
せる。
【0018】図1ないし図3に示されるように、洗浄タ
ンクTは、方形状の床板12の周縁部に、第1及び第2
の各側壁12a,12b が立設された箱状であり、所定量
の洗浄液Wが収容されている。本実施例の場合、空気冷
却器Aを、この洗浄タンクTの奥行き方向の中央部より
も少し奥側で、しかも、その長手方向が前記第1側壁1
2aと略平行にして設置する。こうすることにより、空
気冷却器Aの正面側には、囲繞領域R0 (後述)が形成
される。また、洗浄タンクT内で、空気冷却器Aの後方
と両側外方は、連通状態で開放されていて、それぞれ後
述する第1開放領域R1 と第2開放領域R2 とが形成さ
れる。
【0019】次に、一対の仕切板11を設置する。一対
の仕切板11は、空気冷却器Aの各設置フランジ4の外
側に接する状態で配置する。一対の仕切板11は、一対
の水中ポンプ9から吐出された洗浄液Wが逆流すること
を防止するために設置されるものであり、その高さは、
洗浄タンクTに収容された洗浄液Wの液面よりも高い。
一対の仕切板11は、前記洗浄液Wの逆流をより効果的
に防止するため、洗浄タンクTの第1側壁12aに対し
てほぼ垂直に設置する。上記した結果、洗浄タンクTの
内側は、空気冷却器Aのフィンプレート1と、手前側の
第1側壁12a、及び各仕切板11とによって形成され
る囲繞領域R0 と、それ以外の開放領域(第1開放領域
1 と第2開放領域R2 )とに仕切られている。ここ
で、第1開放領域R1 は、空気冷却器Aのフィンプレー
ト1と、洗浄タンクTの奥側の第1側壁12aとで形成
される領域であり、第2開放領域R2 は、空気冷却器A
の各設置フランジ4と、洗浄タンクTの両側の第2側壁
12bとで形成される2つの領域である。
【0020】続いて、前記第2開放領域R2 の手前側
に、一対の水中ポンプ9を吊り下げ状態で、洗浄液W内
に浸漬配置する。各水中ポンプ9の吸込口9aを、洗浄
タンクTの第2開放領域R2 の床板12に近接して配置
すると共に、それらの吐出口9bを、対応する仕切板1
1に設けられた貫通孔11aから囲繞領域R0 の側に突
出させた状態で配置する。また、一対の水中ポンプ9
は、洗浄タンクTの手前側の第1側壁12aと略平行な
同一直線上に、相対向させた状態で配置する。洗浄タン
クTを構成する第2側壁12bの上面には、吊下げ支持
棒13が橋渡し状態で設置されていて、この吊下げ支持
棒13において、一対の水中ポンプ9及び一対の仕切板
11と対応する位置には、それぞれ吊下げロープ14,
15が取付けられている。一対の水中ポンプ9を、前記
吊下げロープ14により、各吐出口9bを斜上方に向け
た状態で設置する。こうすることにより、水中ポンプ9
から吐出される洗浄液Wが衝突される際に渦流(後述)
が形成されにくくなり、空気冷却器Aの洗浄が効率的に
行われる。また、各吊下げロープ14の長さを調整する
ことにより、各吐出口9bの設置角度を調整することが
でき、渦流を、より形成させにくくすることができる。
更に、一対の仕切板11も、吊下げロープ15により、
吊下げ支持棒13に支持されているため、安定状態で設
置されている。
【0021】本発明に係る洗浄方法を使用して、空気冷
却器Aを洗浄する場合の作用について説明する。図1な
いし図3に示されるように、所定量の洗浄液Wが収容さ
れた洗浄タンクT内に、洗浄を行う空気冷却器Aを浸漬
配置させる。このとき、空気冷却器Aの長手方向を洗浄
タンクTの長手方向に沿わせて設置する。また、空気冷
却器Aの正面側に所定の大きさの囲繞領域R0 を形成さ
せるため、該空気冷却器Aを、平面視における洗浄タン
クTの長手方向のほぼ中央部で、該洗浄タンクTの奥側
の第1側壁12aよりに設置する。このとき、前記洗浄
タンクTに収容される洗浄液Wの液面は、空気冷却器A
を構成する無数のフィンプレート1の僅かに上方に位置
されている。こうすることにより、空気冷却器Aの洗浄
に寄与しない洗浄液Wの量を最小限にすることができ
る。続いて、一対の仕切板11を設置して、洗浄タンク
T内を、囲繞領域R0 と第1開放領域R1 とに仕切る。
そして、一対の水中ポンプ9を吊下げ状態で浸漬配置さ
せる。一対の水中ポンプ9の各吐出口9bは、前記一対
の仕切板11に設けられた貫通孔11aを貫通させて、
囲繞領域R0 の側に配置させる。
【0022】この状態で、一対の水中ポンプ9を作動さ
せる。各第2開放領域R2 に収容されている洗浄液Wが
吸い込まれ、各吐出口9bから吐出される。一対の水中
ポンプ9は、同一直線上に対向配置されているため、各
吐出口9bから吐出された洗浄液Wは、囲繞領域R0
おける空気冷却器Aの長手方向のほぼ中央部で、しか
も、高さ方向の中央部よりも少し高い位置(洗浄液Wど
うしの衝突による渦流が、最も形成されにくい位置)で
衝突する。
【0023】洗浄タンクT内における空気冷却器Aの正
面側には、該空気冷却器Aのフィンプレート1と、手前
側の第1側壁12aと、一対の仕切板11とによって囲
繞領域R0 が形成されている。このため、囲繞領域R0
においては、各水中ポンプ9から洗浄液Wが吐出され、
しかも、各仕切板11の部分においては、前記洗浄液W
の吐出方向と逆方向に洗浄液Wが流れにくい状態となっ
てその液量が増す。換言すれば、囲繞領域R0 と、第1
及び第2の各開放領域R1,R2 との間に、液位差が生じ
ようとする。
【0024】ここで、空気冷却器Aを構成する無数のフ
ィンプレート1の間の狭い隙間が、洗浄液Wの排出口の
ように機能するため、前記洗浄液Wはフィンプレート1
どうしの間に流入する。そして、図1に示されるよう
に、洗浄タンクT内の洗浄液Wは、空気冷却器Aを横切
って、第1開放領域R1 から第2開放領域R2 へと向か
う2種類の液流V1,V2 となって前記洗浄タンクT内に
おいて、互いに逆回りに循環する。このようにして、洗
浄液Wが、空気冷却器Aを構成する無数のフィンプレー
ト1の間の狭い隙間を大きな運動エネルギーを有して流
動するため、該フィンプレート1は、その外周縁部と内
部とが同一の条件でもって洗浄される。即ち、図4に示
されるように、大きな運動エネルギーを有して流動する
洗浄液Wは、フィンプレート1、或いは水冷管2に付着
した汚物3に、衝撃力をもって衝突する。しかも、各水
冷管2は、図10に示されるように、千鳥状に取付けら
れているため、洗浄液Wは、いずれかの水冷管2と必ず
衝突しながら流動する。この衝突により、フィンプレー
ト1、或いは水冷管2と汚物3との間の付着力が低下
し、該汚物3は、フィンプレート1等から剥離される。
図4において、汚物3が剥離される状態を二点鎖線で示
す。しかも、該洗浄液Wは、常に洗浄タンクT内を循環
しているために、洗浄に使用された液内に汚物3の汚れ
成分が含まれることになっても、洗浄液W全体に均一に
分散される。この結果、洗浄液Wにおける空気冷却器A
に接している部分のみの汚れ成分の濃度が高まって、飽
和状態(洗浄作用が発揮できなくなる状態)にはなるこ
とはない。このようにして、従来方法では、洗浄困難で
あったフィンプレート1の内部表面、及び該部分に配置
された水冷管2の表面が、短時間で効果的に洗浄され
る。
【0025】しかも、本実施例の場合、同一直線上に対
向配置された一対の水中ポンプ9の吐出口9bは、それ
ぞれ斜上方に向けられていて、各吐出口9bから吐出さ
れた洗浄液Wは、囲繞領域R0 における空気冷却器Aの
長手方向のほぼ中央部で、しかも、高さ方向の中央部よ
りも少し上方の部分において衝突する。このため、洗浄
タンクTの深さ方向に沿った広い範囲において、各水中
ポンプ9から吐出される洗浄液Wが衝突し易くなって、
前記囲繞領域R0 における空気冷却器Aの長手方向の中
央部付近において、渦流が生じにくくなる。この結果、
洗浄タンクT内の洗浄液Wの循環流量が多くなって、空
気冷却器Aの洗浄効果が一層高められ、より短時間で洗
浄可能である。
【0026】上記した実施例は、洗浄タンクT内におけ
る空気冷却器Aの正面側の部分が一対の仕切板11によ
って仕切られていて、更に、対向配置された一対の水中
ポンプ9の各吐出口9bが斜上方に向けられている場合
である。2枚の仕切板11を設置したことにより、囲繞
領域R0 と第1開放領域R1 とが確実に仕切られ、一対
の水中ポンプ9から吐出された洗浄液Wが逆流すること
が防止されるため、空気冷却器Aのフィンプレート1の
部分を横切る2種類の液流V1,V2 の流量を、前記仕切
板11が取付けられていない場合に比べて大きくするこ
とができる。しかし、前記仕切板11が設置されていな
くても構わない。この場合、空気冷却器A、手前側の第
1側壁12a、及び一対の水中ポンプ9自身によって囲
繞領域R 0 が形成されるため、上記した実施例と同一の
効果が奏される。また、一対の水中ポンプ9の吐出口9
bを、ほぼ水平に対向配置させても構わない。
【0027】次に、請求項4に記載の発明の実施例につ
いて説明する。この実施例は、洗浄タンクT’が小さく
て、空気冷却器Aの正面側に一対の水中ポンプ9を対向
配置させることが困難である場合に有効である。図5及
び図6に示されるように、第1実施例の場合と同様に、
所定量の洗浄液Wを収容した洗浄タンクT’の幅方向の
ほぼ中央部で、奥側の第1側壁16aに近接した位置に
空気冷却器Aを浸漬配置させる。そして、一対の仕切板
17を、各設置フランジ4の前方で、第1側壁16aと
略平行になるように設置する。空気冷却器Aのフィンプ
レート1、洗浄タンクT’の手前側の第1側壁16a、
及び一対の仕切板17とによって囲繞領域R0 が形成さ
れると共に、空気冷却器Aの後方、及び側方に、第1及
び第2の各開放領域R1,R2 が形成される。続いて、一
対の水中ポンプ9を、吊下げ支持棒18に取付けられた
吊下げロープ19に、吊り下げ状態で浸漬配置する。一
対の水中ポンプ9における各吸込口9aは、それぞれ第
2開放領域R2 に配置されており、各吐出口9bの部分
は、仕切板17を貫通してそれぞれ囲繞領域R0 に突出
した水平状態で配置されている。なお、図6において、
21は、一対の仕切板17を支持するための吊下げロー
プである。
【0028】一対の水中ポンプ9を作動させると、各第
2開放領域R2 に収容されている洗浄液Wが吸い込ま
れ、各水中ポンプ9の吐出口9bから囲繞領域R0 に吐
出される。最初の実施例の場合と同様に、囲繞領域R0
内の洗浄液Wが流れにくくなり、その液量が増す。する
と、該囲繞領域R0 から、空気冷却器Aのフィンプレー
ト1の部分を横切って流動する2種類の液流V1,V2
生じ、洗浄タンクT’内を、互いに逆回りに循環する。
この結果、フィンプレート1、或いは水冷管2に付着し
た汚物3が剥離される。
【0029】次に、請求項5に記載の発明の実施例につ
いて説明する。所定量の洗浄液Wが収容された洗浄タン
クT”内に複数本(この実施例の場合、3本)の空気冷
却器Aを、所定間隔をおいた並列状態で浸漬配置する。
そして、該洗浄タンクT”の正面側と背面側とを管(送
り込み管22と吸い込み管23)で環状に接続し、その
途中にポンプ24を組み込む。前記送り込み管22及び
前記吸い込み管23における洗浄タンクT”との接続部
分は、洗浄液Wの液流V3 を空気冷却器Aの全体に流動
させるため、三叉に分岐されている。
【0030】前記ポンプ24を作動させる。該ポンプ2
4が、洗浄タンクT”内の洗浄液Wを吸い込むと共に、
吸い込んだ洗浄液Wを洗浄タンクT”内に送り込む。前
記洗浄液Wは、洗浄タンクT”内と前記各管22,23
との間で循環する。このため、洗浄タンクT”内には、
その手前側から各空気冷却器Aを横切って奥側まで流出
される一方向の液流V3 が発生し、該液流V3 によっ
て、各空気冷却器Aのフィンプレート1、或いは水冷管
2に付着した汚物3が剥離される。しかも、洗浄タンク
T”内の洗浄液Wは、ポンプ24を介して常に循環され
ているため、洗浄液Wにおいて、空気冷却器Aに接して
いる部分のみの汚れ成分の濃度が高まって、飽和状態に
なることはない。上記した結果、複数本の空気冷却器A
の洗浄を、一度に、しかも、短時間で行うことができ
る。
【0031】上記した実施例は、1個の洗浄タンクT”
に3本の空気冷却器Aが並列配置された場合である。し
かし、1個の洗浄タンクT”に1本の空気冷却器Aが配
置されている構成のもの、或いは、複数個の洗浄タンク
T”に、それぞれ1ないし複数本の空気冷却器Aが並列
配置されている構成のものであっても構わない。
【0032】
【発明の効果】請求項1ないし3のいずれかに記載の発
明は、洗浄タンクの特定側壁と略平行に配置された空気
冷却器の長手方向の両端部の側方に、吐出口を対向させ
て一対の水中ポンプを浸漬配置させ、前記一対の水中ポ
ンプから洗浄液を対向状態で吐出させることにより、空
気冷却器を横切る液流を生じさせて、循環させている。
このため、洗浄液は、従来の洗浄方法と比較して、大き
な運動エネルギーを有した状態で流動し、空気冷却器の
フィンプレート等に付着した汚物を剥離する。また、洗
浄液が常に循環されているため、前記汚物の汚れ成分が
滞留することがなく、洗浄能力が低下することはない。
上記した結果、空気冷却器の洗浄を、簡単に、しかも短
時間で行うことができる。
【0033】請求項4に記載の発明の場合、一対の水中
ポンプは、空気冷却器の長手方向の側方で、それらの軸
心を、洗浄タンクの特定側壁と略垂直となるようにして
浸漬配置されている。このため、一対の水中ポンプの各
吐出口から吐出された洗浄液は、前記特定側壁と衝突す
ることにより、空気冷却器を横切る液流が生じて、循環
する。上記した結果、空気冷却器の洗浄を、簡単に、し
かも短時間で行うことができる。この発明は、洗浄タン
クが比較的小さくて、一対の水中ポンプを対向配置する
ことが困難な場合に有効である。
【0034】請求項5に記載の発明の場合、洗浄タンク
と、その外部に配置された管路とが環状に接続されてい
る。このため、空気冷却器が複数本であっても、それら
の洗浄を一度に、しかも、短時間で行うことができる。
また、ポンプの保守、点検等が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄タンクTに、空気冷却器Aと一対の水中ポ
ンプ9とを浸漬配置させた状態の平面図である。
【図2】図1のX1 −X1 線断面図である。
【図3】図1のX2 −X2 線断面図である。
【図4】フィンプレート1と水冷管2との交叉部分に付
着した汚物3が剥離される状態を示す図である。
【図5】小容量の洗浄タンクT’に、空気冷却器Aと一
対の水中ポンプ9とを浸漬配置させた状態の平面図であ
る。
【図6】図5のY−Y線断面図である。
【図7】洗浄タンクT”に、複数本の空気冷却器Aを並
列に浸漬配置させた状態の平面図である。
【図8】空気圧縮機Cに装着された空気冷却器Aの正面
断面図である。
【図9】空気冷却器Aの斜視図である。
【図10】図8のZ−Z線断面図である。
【図11】同一の部位の斜視図である。
【図12】空気冷却器Aを洗浄するためのバブリング方
法を示す図である。
【図13】同じくシャワリング方法を示す図である。
【図14】同じく浸漬方法を示す図である。
【符号の説明】
A:空気冷却器 R0 :囲繞領域(浸漬配置スペース) R2 :第2開放領域(浸漬配置スペース) T,T',T”:洗浄タンク V1,V2,V3 :液流 W:洗浄液 1:フィンプレート 2:水冷管 3:汚物 9:水中ポンプ 9b:吐出口 11,17:仕切板 12a,16a :第1側壁(特定側壁) 24:ポンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小間隔をおいた無数のフィンプレートに
    対して多数の水冷管を貫通させた構成のフィンプレート
    付空気冷却器を、洗浄タンクに収容した洗浄液内に浸漬
    させた状態で、該洗浄液全体を循環させて、前記フィン
    プレート付空気冷却器を洗浄する方法であって、 前記洗浄タンクの特定側壁との間に水中ポンプの浸漬配
    置スペースを確保して、その洗浄液内に前記フィンプレ
    ート付空気冷却器を前記特定側壁と略平行に配置し、か
    つ該洗浄液内における前記フィンプレート付空気冷却器
    の長手方向の両端部の側方に一対の水中ポンプを、それ
    らの吐出口が対向するように浸漬配置して、 前記一対の水中ポンプから洗浄液を対向状態で吐出させ
    ることにより、洗浄タンク内において、前記フィンプレ
    ート付空気冷却器を横切る液流を生じさせて、洗浄液全
    体を循環させることを特徴とするフィンプレート付空気
    冷却器の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 フィンプレート付空気冷却器の長手方向
    の両端部と特定側壁との間に、この部分において水中ポ
    ンプの吐出方向と逆方向に洗浄液が流れるのを防止する
    仕切板を垂直に配置したことを特徴とする請求項1に記
    載のフィンプレート付空気冷却器の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 一対の水中ポンプは、それらの吐出口が
    斜上方を向いて、洗浄液内に浸漬配置されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のフィンプレート付空
    気冷却器の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 小間隔をおいた無数のフィンプレートに
    対して多数の水冷管を貫通させた構成のフィンプレート
    付空気冷却器を洗浄タンクに収容した洗浄液内に浸漬さ
    せた状態で、該洗浄液全体を循環させて、前記フィンプ
    レート付空気冷却器を洗浄する方法であって、 前記洗浄タンクの特定側壁との間に所定の隙間を確保し
    て、その洗浄液内に前記フィンプレート付空気冷却器を
    前記特定側壁と略平行に配置し、 該洗浄液内における前記フィンプレート付空気冷却器の
    長手方向の両端部の外方に一対の水中ポンプを、それら
    の吐出口が前記特定側壁に対して略垂直となるように浸
    漬配置し、かつ、前記フィンプレート付空気冷却器の両
    側外方に、前記一対の水中ポンプから吐出された洗浄液
    が逆流することを防止するための仕切板を、前記特定側
    壁と対向させて垂直に配置し、 前記一対の水中ポンプから洗浄液を前記特定側壁に向け
    て吐出させることにより、洗浄タンク内において、前記
    フィンプレート付空気冷却器を横切る液流を生じさせ
    て、洗浄液全体を循環させることを特徴とするフィンプ
    レート付空気冷却器の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 小間隔をおいた無数のフィンプレートに
    対して多数の水冷管を貫通させた構成のフィンプレート
    付空気冷却器を洗浄タンクに収容した洗浄液内に浸漬さ
    せた状態で、該洗浄液全体を循環させて、前記フィンプ
    レート付空気冷却器を洗浄する方法であって、 前記洗浄タンクと、その外部に配置した管路とを環状に
    接続し、該管路に組み込まれたポンプにより、前記洗浄
    タンクと前記管路との間において、前記洗浄タンクに浸
    漬されたフィンプレート付空気冷却器を横切るような液
    流を生じさせて、洗浄液全体を循環させることを特徴と
    するフィンプレート付空気冷却器の洗浄方法。
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CN114046685A (zh) * 2021-10-11 2022-02-15 天津电力机车有限公司 一种机车复合冷却器散热翅片喷淋清洗装置

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