JP2002098279A - コルゲート管継手 - Google Patents
コルゲート管継手Info
- Publication number
- JP2002098279A JP2002098279A JP2000284911A JP2000284911A JP2002098279A JP 2002098279 A JP2002098279 A JP 2002098279A JP 2000284911 A JP2000284911 A JP 2000284911A JP 2000284911 A JP2000284911 A JP 2000284911A JP 2002098279 A JP2002098279 A JP 2002098279A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated pipe
- spring
- case
- retainer
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
に接続作業を行うことができるコルゲート管継手を提供
する。 【解決手段】 コルゲート管継手10は、内ケース12
及び外ケース15からなるケース11を備えている。内
ケース12と外ケース15間には、リテーナ21が配置
されている。外ケース15には、継手ボディ31の連結
ナット32が連結されている。継手ボディ31のボディ
本体35には、コイルばね45のばね力により軸方向に
変位するばね受け51が収容されている。コルゲート管
施工前では、ばね受け51のキー57がボディ本体35
のキー溝37に係合し、ばね受け51は軸方向にロック
されている。コルゲート管挿入後にケース11と継手ボ
ディ31を相対的に回動させると、ばね受け51のキー
57が外ケース15のキー溝17に入り込む。
Description
状のコルゲート管を接続する際に用いるコルゲート管継
手に関する。特には、狭い場所でスパナやレンチ等を用
いずに接続作業を行うことができる、あるいは、施工時
間を短縮できる等の利点を有するコルゲート管継手に関
する。
示す図である。この配管例においては、ガスメータ18
1は建物の外側に設置されている。ガスメータ181に
は、都市ガスの供給配管180、及び、屋内へのガス配
管(メッキ鋼管)182が接続されている。鋼管182
には、各部屋のガスコンセント186行き等のコルゲー
ト管Tが接続されている。ガスコンセント186の先に
は、ゴム管187等を介してガスストーブ等のガス機器
189が接続される。鋼管182やコルゲート管Tは、
通常建物の壁内や床下等に配管されている。
面に形成されたフレキシブル管である。このコルゲート
管Tは、めねじを有するチー182aに接続される。コ
ルゲート管Tをチー182aに繋ぐのにコルゲート管継
手188を用いる。
例に、例えば特許第2686237号に開示されたもの
がある。図9は同号に開示された継手の締結後(コルゲ
ート管接続状態)を示す断面図である。図10は同継手
のコルゲート管仮挿入状態を示す断面図である。図11
はリテーナの斜視図及びコルゲート管の先端がリテーナ
の爪を乗り越える動作を説明するための図である。な
お、以下の説明において、上下左右は図9及び図10に
おける上下左右を指すものとする。
要部品は、継手本体151と、継手本体151内に配置
されたリテーナ154と、継手本体151上部に螺合し
たナット162である。継手本体151は、ステンレス
や真ちゅう等からなる筒状体である。同本体151の下
側外周面にはおねじ151aが形成されている。このお
ねじ151aは、図12のチー182aのめねじに螺合
する。
を有する。この貫通孔の上部内面にはめねじ152aが
形成されている。このめねじ152aはナット162の
おねじ162aに螺合する。めねじ152aの下には凹
溝152bが形成されている。凹溝152bはめねじ1
52aより大径である。凹溝152bの下にはテーパ部
152cが形成されている。テーパ部152cは軸方向
上側から下側に向けて狭くなるテーパが付いている。テ
ーパ部152cの下にはパッキン溝152dが形成され
ており、同溝152dには第1パッキン168が嵌め込
まれている。パッキン溝152dの下には環状段部15
2eが形成され、第2パッキン153が嵌め込まれてい
る。環状段部152eの内径は、コルゲート管Tの凹部
の径より小さい。
内に配置されたスリーブ状のものである。リテーナ15
4の外径は、継手本体151の凹溝152bより小さ
い。
4には、端部から軸方向に延びるスリット154aが形
成されている。同スリット154aは、リテーナ周方向
に等間隔ずつ離れて複数形成されている。各スリット1
54a間はセグメント155となっている。各セグメン
ト155の端部には、半径方向内側に張り出した爪15
5aが形成されている。各爪155aの先のなす円は、
コルゲート管Tの凸部の径より小さく、凹部の径より大
きい。リテーナ154の他端(セグメント155の逆
側)外周面には、複数の突部156が形成されている。
これら突部156は、図9及び図10に示すように、ナ
ット162内面に係合する。リテーナ154は、母体が
プラスチック製で、爪155a等は真ちゅう製であり、
両者は一体にモールド成形されている。
る。ナット162は、ステンレスや真ちゅう等からなる
筒状体である。ナット162には、コルゲート管Tを通
す貫通孔が開いている。ナット162の下部外周面に
は、継手本体151のめねじ152aに螺合するおねじ
162aが形成されている。ナット162の下端内面に
は、半径方向内側に張り出した突部163が形成されて
いる。同突部163はリテーナ154の突部156に引
っ掛かる。リテーナ154をナット162内に下から押
し込んで、双方の突部156、163が引っ掛かると、
リテーナ154とナット162が連結される。ナット1
62の上部内面には、パッキン157が嵌め込まれてい
る。図10に示すナット162の仮締め状態(ナット1
62と継手本体151間にカラー165が介装された状
態)では、リテーナ154下端の爪155aは凹溝15
2bの内周部に位置する。
用について説明する。まず、図10に示すように、継手
本体151内にリテーナ154を配置し、継手本体15
1のめねじ152aにナット162のおねじ162aを
仮締めしておく。なお、図10はコルゲート管Tをナッ
ト162内に既に差し込んだ状態を示すが、次の説明
は、コルゲート管Tを差し込む時の動作についてのもの
である。
貫通孔内にコルゲート管Tの下端を上から差し込むと、
コルゲート管Tの先端がリテーナ154の爪155aに
当たる。更に、コルゲート管Tを押し込むと、コルゲー
ト管Tの先端がリテーナ154の爪155aを外側下方
に押す。そのため、図11(B)に示すように、リテー
ナ154のスリット154aの切り込み端部を支点とし
て、セグメント155がそれぞれ半径方向に変形して拡
がる。このセグメント155の拡がり変形は、継手本体
151の凹溝152b(図9参照)内で行われる。更
に、リテーナ154の爪155aがコルゲート管Tの凸
部を乗り越えたとき、図11(C)に示すように、爪1
55aがコルゲート管Tの凹部に係合する。
ナット162を回し、継手本体151に締め込む。ナッ
ト162の締め込みに伴い、リテーナ154が下に向か
って押されて進む。このとき、リテーナ154の爪15
5aはコルゲート管Tの凹部に係合しているので、リテ
ーナ154が進むとコルゲート管Tも同時に下に引き込
まれる。又、リテーナ154が押されて進むと、継手本
体151のテーパ部152cのテーパ面に押されて、リ
テーナ154の外周が圧迫されていく。これにより、リ
テーナ154の爪155aがコルゲート管Tの凹部を半
径方向に締め付ける。最後には、図9に示すように、コ
ルゲート管T先端が第2パッキン143に押し付けられ
る。これで、コルゲート管Tと継手本体151とがシー
ルされる。なお、ナット162を締め込む際に、コルゲ
ート管Tの先端部の一山は潰される。
手188では、接続作業において、ナット162を回す
ときにスパナやレンチ等の工具が必要である。しかしな
がら、鋼管182は、床下や壁の中に設置されているこ
とが多く、狭い場所ではスパナやレンチを回す作業がや
りにくい。このため、従来のコルゲート管継手188
は、接続作業の施工性が悪いという問題を有していた。
のであり、スパナやレンチ等を用いずに狭い場所でも楽
に接続作業を行うことができるコルゲート管継手を提供
することを目的とする。
め、本発明のコルゲート管継手は、蛇腹状の環状凹凸が
外面に形成されたコルゲート管用の継手であって; 該
コルゲート管端部の挿入される内孔を有するケースと、
該内孔内に配置された、コルゲート管外面の環状凹部
に差し込まれる爪を有するリテーナと、 上記ケースと
連結された、他の配管との接続部を有する継手ボディ
と、 上記コルゲート管と継手ボディとの間をシールす
るシール手段と、 を具備し、 該シール手段が、上記
コルゲート管端部に押し当てられるパッキン、及び、該
パッキンを押すばねを有し、 施工前には該ばねを予め
縮めておき、コルゲート管挿入後における施工者の手動
操作に応じて該ばねを伸ばして上記パッキンを上記コル
ゲート管端部に押し当てるばね付勢力発現機構を備える
ことを特徴とする。
ねは予め縮められており、施工者の手にはばね力がかか
らず、コルゲート管を楽に挿入することができる。コル
ゲート管を挿入した後は、施工者の手動操作に応じて、
ばねが伸びてパッキンをコルゲート管端部に強く押し当
て、シールがなされる。したがって、ペンチやスパナ等
の工具を用いずに簡単に素早くコルゲート管の接続作業
を行うことができる。
記ばねが上記パッキンを押す力が、作業者が手でコルゲ
ート管を押す力より強いことが好ましい。通常の人の力
では直接発現できない強い力をばね力により得ること
で、単なる人手による挿入力以上にパッキンの押し当て
力を大きくすることができるので、継手のシール性が一
層向上する。
記ばね付勢力発現機構として、 上記ばねの力を上記パ
ッキンに伝えるばね受けと、 該ばね受けを上記継手ボ
ディ側の位置で動かないようにロックするとともに、該
ばね受けが上記ケース側に移動可能なようにロック解除
する機構と、 を有するものとすることができる。継手
にコルゲート管を挿入する時点では、ばね受けはロック
されている。そして、コルゲート管挿入後に、施工者の
手動操作に応じてばね受けのロックが解除され、ばねの
力によりパッキンが管端部に押し当てられる。
記ばね受けと上記継手ボディ間に、上記ばね受けと上記
継手ボディ間に、軸方向に摺動可能且つ周方向には回動
不能な手段が設けられていることが好ましい。この手段
により、ばね受けが継手ボディに回り止めされた状態
で、軸方向に摺動可能に係合する。
回動可能に連結されており、 上記ケースの継手ボディ
側端部に、上記軸方向に摺動可能且つ周方向には回動不
能な手段を受け入れ可能な受け入れ手段が設けられてお
り、 上記ケースとボディの相対的回動位置を選択する
ことにより上記ばね受けのロック及びロック解除を行う
ことも好ましい。相対的回動位置の選択は、施工者の手
動操作により行うことができる。この相対的回動位置の
選択により、両手段の位置が合致したとき、ばね受けは
ばねの力により押されてケース側に入り込む。
は、上記ばねを縮める治具が付設されていることが好ま
しい。治具を用いることにより、大きな付勢力を有する
ばねであっても、容易に縮めることができる。
ては、上記リテーナの外周面に上記ケース側にすぼまる
外周テーパ面が形成されており、 上記ケースに該外周
テーパ面が当接する内周テーパ面が形成されており、
上記ばねの付勢力により上記コルゲート管及び上記リテ
ーナがケース側に押され、上記両テーパ面の当接により
上記リテーナの内径がすぼめられてコルゲート管に押し
付けられるものとすることができる。この場合、コルゲ
ート管の抜け止めを強固にできる。
記リテーナが、上記爪を有する複数の弧状部材と、それ
らをリング状につなぐ弾性部材とからなるものとするこ
とができる。弾性部材により、弧状部材が一体につなが
れたままの状態で、リテーナの拡がり時・すぼまり時の
内径の伸縮が吸収される。
は、上記ケースが分解可能な二つの部品からなり、 該
部品の一方に上記内周テーパ面が形成されており、 他
方に上記ばね付勢力発現機構の一部をなす軸方向に摺動
可能且つ周方向には回動不能な手段が形成されているも
のとすることができる。施工完了後に継手からコルゲー
ト管を外す場合等に、内周テーパ面が形成された一方の
部品を他方の部品から分離させる。この後、リテーナ及
びコルゲート管をケースから取り外すことができる。そ
の後に両部品を再び一体にすると、継手を再使用するこ
とができる。
ては、上記継手ボディが分解可能な二つの部品からな
り、 該部品の一方にストップリングを介して上記ケー
スに回動可能に連結される連結部が形成されており、
他方に、上記ばね受けを周方向に回動不能に且つ軸方向
に摺動可能に収容する収容部が形成されているものとす
ることができる。このように、継手ボディを二つの部品
から構成することにより、パッキン又はばねの取り替え
を容易に行うことができる。
腹状の環状凹凸が外面に形成されたコルゲート管用の継
手であって; 該コルゲート管端部の挿入される内孔を
有するケースと、 該内孔内に配置された、コルゲート
管外面の環状凹部に差し込まれる爪を有するリテーナ
と、 上記ケースと連結された、他の配管との接続部を
有する継手ボディと、 上記コルゲート管と継手ボディ
との間をシールするシール手段と、 を具備し、 上記
リテーナの外周面に上記ケース側にすぼまる外周テーパ
面が形成されており、 上記ケースに該外周テーパ面が
当接する内周テーパ面が形成されており、 さらに、上
記コルゲート管及び上記リテーナをケース側に押す付勢
手段が設けられており、 上記両テーパ面の当接により
上記リテーナの内径がすぼめられてコルゲート管に押し
付けられることを特徴とする。
軸心とを合わせる機構を有するものとすることができ
る。この機構によりリテーナの位置がきちんと定まるの
で、コルゲート管挿入時にリテーナを的確に広げること
ができる。したがって、コルゲート管の挿入を確実・ス
ムースに行うことができる。
ート管外面に押し当てられるパッキン、及び、該パッキ
ンを押すばねを有し、 施工前には該ばねを予め縮めて
おき、コルゲート管の挿入力に応じて該ばねを伸ばして
上記パッキンを上記コルゲート管外面に押し当てるばね
付勢力開放機構を備えるものとすることができる。ま
た、 上記付勢手段が、ばねと、施工前には該ばねを予
め縮めておき、コルゲート管の挿入力に応じて該ばねを
伸ばすばね付勢力開放機構を備えるものとすることがで
きる。
して、 上記ばねの力を上記パッキン又は上記コルゲー
ト管継手に伝えるガイドと、 該ガイドを上記継手ボデ
ィ側の位置で動かないようにロックするとともに、該ガ
イドが上記ケース側に移動可能なようにロック解除する
機構と、 を有するものとすることができる。また、
上記コルゲート管で上記ガイドを押すことによりロック
解除することもできる。
明の実施の形態を説明する。 {第1実施例}図1は本発明の第1実施例に係るコルゲ
ート管継手の施工前の状態を示す断面図である。(A)
は側面断面図であり、(B)はキー・キー溝の係合位置
関係を示す平面図である。図2は本発明の第1実施例に
係るコルゲート管継手のコルゲート管挿入時の状態を示
す断面図である。(A)は側面断面図であり、(B)は
キー・キー溝の係合位置関係を示す平面図である。図3
は本発明の第1実施例に係るコルゲート管継手の施工完
了時の状態を示す断面図である。(A)は側面断面図で
あり、(B)はキー・キー溝の係合位置関係を示す平面
図である。
手のばね受けの詳細を示す平面図であり、図4(B)は
同ばね受けの断面図である。図5(A)は図1〜図3の
コルゲート管継手の外ケースを下側から見た平面図であ
り、図5(B)は同外ケースの断面図である。図6
(A)は図1〜図3のコルゲート管継手のボディ本体を
上側から見た平面図であり、図6(B)は同ボディ本体
の断面図である。図7(A)は図1〜図3のコルゲート
管継手のリテーナを上側から見た図であり、図7(B)
は同リテーナを下側から見た図であり、図7(C)は同
リテーナの斜視図である。なお、以下の説明では、特に
断らない限り、上下方向とは図1(A)、図2(A)、
図3(A)における上下方向を指すものとする。
ート管継手の全体構成を説明する。このコルゲート管継
手10は、大きく分けて以下の各部を備えている。 (1)内ケース12及び外ケース15の二部品からなる
ケース11。 (2)内ケース12と外ケース15間に配置されたリテ
ーナ21。 (3)連結ナット32とボディ本体35の二部品からな
り、ケース11に連結された継手ボディ31。 (4)パッキン43、コイルばね45及びばね受け51
を有し、ケース11と継手ボディ31間の内部に変位可
能に配置されたシール機構41。
ス11は、この例では真ちゅう製で筒状の内ケース12
と外ケース15を備えている。内ケース12には、コル
ゲート管端部の挿入される内孔13が形成されている。
内ケース12の内側下端縁には、上方に向けて内側にす
ぼまる内周テーパ面12Aが形成されている。同内ケー
ス12の外周面には、軸方向ほぼ中央部において段部1
2aが形成されている。この段部12aより下側の内ケ
ース12の外周面には、おねじ12bが切られている。
このおねじ12bは、外ケース15のめねじ15bに螺
合する。
ス12のおねじ12bに螺合するめねじ15bが切られ
ている。外ケース15と内ケース12は、双方のねじ1
5b、12b同士の着脱により、連結・分離可能な二重
構造となっている。この外ケース15の上端側外周面
は、図5(A)に分かり易く示すように、六角形状の六
角外周面15aとなっている。同外ケース15の下端寄
り外周面には、リング溝15cが形成されている。この
リング溝15cには、後述するストップリング30が配
置される。
たリテーナ受け部16が形成されている。このリテーナ
受け部16の端縁には、上側に突出した突起16aが形
成されている。同外ケース15の内周面には、図5
(A)に分かり易く示すように、周方向に互いに90°
離れた4箇所においてキー溝17が形成されている。こ
れらキー溝17は、外ケース15下端面からリテーナ受
け部16下面まで、軸方向に延びるように切り込まれて
いる。
は、外ケース15の六角外周面15aの各頂部15a−
1〜15a−6に対して、次のような位置関係で形成さ
れている。すなわち、図5(A)に示す通りにX軸(六
角外周面15aの頂部15a−1と15a−4を結ぶ
線)及びY軸(X軸と直交する線)をとると、各頂部1
5a−1〜15a−6は、X軸上の頂部15a−1を基
準にして他の頂部15a−2〜15a−6がそれぞれ6
0°間隔で形成されている。一方、キー溝17−1〜1
7−4は、X及びY軸に対しそれぞれ45°の位置に形
成されている。なお、これらキー溝17とシール機構4
1との関係については後に詳述する。
テーナ21は、外ケース15のリテーナ受け部16と、
内ケース12の下端との間に配置されている。リテーナ
21は、図7に分かり易く示すように、周方向に4分割
された真ちゅう製の弧状部材23と、これら弧状部材2
3をつなぐ環状ゴム25とからなる。各弧状部材23
は、上側(図7(A)で見える側)外周面に、中心側に
すぼまる外周テーパ面23Aが形成されている。
に分かり易く示すように、爪23bが形成されている。
この爪23bは、弧状部材23の内端面が半円状にえぐ
られた形状をしている。爪23bは、コルゲート管端部
外面の一山の環状凸部を挟む2つの環状凹部に係合す
る。各弧状部材23は、下側(図7(B)で見える側)
外周端に、突起23cが形成されている。この突起23
cは、リテーナ21を配置したとき、外ケース15のリ
テーナ受け部16の突起16a外側に係合する。各弧状
部材23の底面には、突起23cの内側にゴム溝23d
が掘られている。各弧状部材23のゴム溝23dに環状
ゴム25が嵌め込まれて、4つの弧状部材23がリング
状につながれる。
継手ボディ31は、この例では真ちゅう製の連結ナット
32とボディ本体35を備えている。連結ナット32の
上端部は、ケース11の外ケース15に外嵌して連結さ
れる連結部32aである。連結ナット32の連結部32
a内周面には、リング溝32cが形成されている。この
リング溝32cは、組み立て状態で外ケース15のリン
グ溝15cに対向する。連結ナット32及び外ケース1
5の両リング溝32c及び15c内には、ストップリン
グ30が嵌め込まれている。このストップリング30に
より、連結ナット32と外ケース15は、相対的に回動
可能に連結される。連結ナット32の下端寄り内周面に
は、めねじ32bが切られている。このめねじ32b
は、ボディ本体35のおねじ35bに螺合する。
ナット32のめねじ32bに螺合するおねじ35bが切
られている。ボディ本体35と連結ナット32は、双方
のねじ35b、32b同士の着脱により、連結・分離可
能な二重構造となっている。このおねじ35bより下側
のボディ本体35外周面は、図6(A)に分かり易く示
すように、六角形状の六角外周面35aとなっている。
ボディ本体35において、六角外周面35aより下側の
部分は、おねじ35cが切られており、他の配管との接
続部となっている。
貫通孔36が形成されている。この貫通孔36は、段付
きのほぼ円筒孔であって、軸方向上側から順に径の異な
る上内孔36a、中内孔36b、下内孔36cに大別さ
れる。上内孔36aは、ボディ本体35の上端側に開口
している。上内孔36aの内周面には、図6(A)に分
かり易く示すように、周方向に互いに90°離れた4箇
所においてキー溝37が形成されている。これらキー溝
37は、ボディ本体35上端面から上内孔36aの座面
(上内孔36aと中内孔36bとの境界段部)まで、軸
方向に延びるように切り込まれている。
は、ボディ本体35の六角外周面35aの各頂部35a
−1〜35a−6に対して、次のような位置関係で形成
されている。すなわち、図6(A)に示す通りにX軸
(六角外周面35aの頂部35a−1と35a−4を結
ぶ線)及びY軸(X軸と直交する線)をとると、各頂部
35a−1〜35a−6は、X軸上の頂部35a−1を
基準にして他の頂部35a−2〜35a−6がそれぞれ
60°間隔で形成されている。一方、キー溝37−1〜
37−4は、X及びY軸上においてそれぞれ90°間隔
で形成されている。なお、これらキー溝37とシール機
構41との関係については後に詳述する。
6aよりも小径に形成されており、下内孔36cは中内
孔36bよりも小径に形成されている。中内孔36bの
内周面には、Oリング39が嵌め込まれる環状溝36f
が形成されている。このOリング39により、ボディ本
体35内面とシール機構41のばね受け51外面とがシ
ールされる。
シール機構41のばね受け51は、図1に示すコルゲー
ト管継手10の施工前状態において、ボディ本体35の
上内孔36aと中内孔36bに配置されている。ばね受
け51は、図4に分かり易く示すように筒状体であっ
て、上端部にフランジ53が形成されている。このフラ
ンジ53の内側には、半径方向内側に突出した環状突部
53aが形成されている。環状突部53aの内径は、下
内孔36cの内径とほぼ等しい。この環状突部53aの
上面において、フランジ53内周面にはリング状のパッ
キン43が取り付けられている。このパッキン43の上
内周端縁は、面取りされて若干テーパが付いている。こ
のパッキン43により、コルゲート管の先端とばね受け
51間がシールされる。
て、ばね受け51内側にはコイルばね45が配置されて
いる。このコイルばね45の上端は、ばね受け51の環
状突部53aの下面に当たっている。一方、コイルばね
45の下端は、ボディ本体35の中内孔36bと下内孔
36cとの境界段部に当たっている。コイルばね45の
弾性力は、本実施例では100N(10Kgf)程度で
ある。このコイルばね45の弾性力により、ばね受け5
1は軸方向上側に摺動しつつ押し上げられる。
図4(A)に示すように、周方向に互いに90°離れた
4箇所においてキー57が形成されている。これらキー
57は、フランジ53外周面から外側に突出するように
一体に形成されている。
図1〜図3に基づき説明する。まず、施工前(コルゲー
ト管接続前)の状態では、図1(A)に示すように、ケ
ース11と継手ボディ31は、各々の六角外周面15
a、35aの各稜線が一直線上に合った状態で連結され
ている。ばね受け51はボディ本体35の上内孔36a
及び中内孔36b内に収容され、コイルばね45の弾性
力を受けて軸方向上側に押し上げられている。このと
き、ばね受け51のキー57は、ボディ本体35のキー
溝37と係合しているが、外ケース15のキー溝17
は、図1(B)に二点鎖線で示すように、各キー57の
位置(キー溝37の位置)とは食い違った位置に位置し
ている。したがって、この時点では、両キー溝37、1
7の位置が周方向にずれているので、ばね受け51のキ
ー57の上端面が外ケース15の下端面に当たり、ばね
受け51が軸方向にロックされた状態となっている。
ート管Tをケース11の内孔13内に差し込むと、コル
ゲート管Tの先端がリテーナ21の弧状部材23に当た
る。さらにコルゲート管Tを押し込むと、リテーナ21
の環状ゴム25が撓んで各弧状部材23が押し広げられ
る。この状態からさらにコルゲート管Tを押し込むと、
コルゲート管Tの外面の一番先の環状凸部T1が各弧状
部材23の爪23bの凹部に係合する。リテーナ21
は、外ケース15のリテーナ受け部16に係止されてい
るだけで固定されてはいないので、さらにコルゲート管
Tを押し込むことにより、コルゲート管Tの先の3個の
環状凸部T1〜T3は爪23bを乗り越える。このコル
ゲート管Tは、先端がばね受け51のパッキン43に当
たるまで押し込むことができる。コルゲート管Tを充分
に押し込んだ状態では、各リテーナ21の爪23bがコ
ルゲート管Tの外面の環状凸部T4を挟む環状凹部に係
合し、コルゲート管Tは仮止め状態となって抜け止めさ
れている。
を挿入した後、施工者が手でケース11と継手ボディ3
1とを相対的に回動させる。この回動操作により、図3
(B)に示すように、ボディ本体35のキー溝37と外
ケース15のキー溝17を合致させる。すると、図3
(A)に示すように、コイルばね45の弾性力を受けて
いるばね受け51が軸方向上向きに移動し、外ケース1
5のキー溝17内にばね受け51のキー57が入り込
む。
り、パッキン43がコルゲート管T先端に強く押し付け
られる。これにより、ばね受け51とコルゲート管T先
端間のシールが確保される。また、コイルばね45のば
ね力は、ばね受け51を介してコルゲート管Tにも伝わ
り、コルゲート管Tも押し上げられる。このようにコル
ゲート管Tが押し上げられると、コルゲート管Tに係合
しているリテーナ21も同時に押し上げられ、図3
(A)に示すように、内ケース12の内周テーパ面12
Aとリテーナ21の外周テーパ面23Aが接触する。
の内周テーパ面23Aにより上側から押さえられるとと
もに、コルゲート管T、パッキン43及びばね受け51
を介してコイルばね45により下側から押し上げられて
いる。そのため、リテーナ21の各弧状部材23は、テ
ーパ面23Aが滑って内側にすぼまり、コルゲート管T
を締め付けた状態となる。このように、コルゲート管T
は、コイルばね45のばね力により強く固定されて抜け
止めされる。
業では、コルゲート管Tをケース11内に挿入し、人手
により若干の回動操作をするだけで、コルゲート管Tを
継手10に挿入固定できる。したがって、狭い場所等で
ペンチやスパナ等の工具を用いることなく、コルゲート
管Tの接続作業を容易に素早く行うことができる。さら
に、コイルばね45のばね力を100N(10Kgf)
程度としており、通常の人の力では直接押せない力をば
ね力により得ている。これによって、単なる人手による
挿入力以上にパッキン43の押し当て力を大きくするこ
とができるので、シール性が一層向上できる。
同コルゲート管Tを抜き取りたい場合には、内ケース1
2を回して外ケース15から取り外す。内ケース12を
取り外すと同時に、コルゲート管T及びこれに外嵌して
いるリテーナ21が外れる。このように、外ケース15
から内ケース12を取り外すだけで、コルゲート管Tを
抜くことができる。
組み立てを行うことにより、何度でも再使用が可能であ
る。すなわち、外ケース15から内ケース12を取り外
して一旦接続したコルゲート管Tを抜き取った後に、ボ
ディ本体35を回して連結ナット32から取り外す。ボ
ディ本体35を取り外すと同時に、シール機構41のば
ね受け51及びコイルばね45もそれぞれ分離されてボ
ディ本体35から外れる。
(A)に示す状態に組み立てるには、図8に示すような
治具を用いる。図8は、上述の実施例のコルゲート管継
手を組み立てる際に用いる治具の一例を示す斜視図であ
る。この治具60は、シャフト61と、座金63と、ボ
ルト65と、六角レンチ67とを備えている。
1bを有している。大径部61aの直径は、ばね受け5
1の環状突部53a及びボディ本体35の下内孔36c
の内径よりもやや大きい。小径部61bの直径は、ばね
受け51の環状突部53a及びボディ本体35の下内孔
36cの内径よりも若干小さい。小径部61b端部に
は、ボルト65のねじ部65aが螺合するねじ孔61c
が形成されている。座金63は、中心孔63aを有する
円盤である。この中心孔63aの径は、ボルト65のね
じ部が挿通可能な大きさである。ボルト65の頭部65
bには、六角レンチ67が係合可能な六角孔65aが形
成されている。
0を組み立てる手順について説明する。 (1)ボディ本体35の中内孔36bにコイルばね45
を載せ、このコイルばね45にばね受け51を載せる。 (2)ばね受け51の上側(パッキン43側)から、治
具60のシャフト61の小径部61bを差し込む。シャ
フト61の差し込みにより、大径部61aと小径部61
bのシャフト段部61xがばね受け51の環状突部53
aに当たる。さらに、治具60のシャフト61を押しな
がら、コイルばね45をある程度縮めつつばね受け51
を押し込む。
態で、ボディ本体35の下内孔36cから、シャフト6
1のねじ部65aに座金63を介してボルト65を軽く
ねじ込む。この座金63は、ボディ本体35の下面に当
たる。 (4)六角レンチ67によりボルト65を回す。ボルト
65を回すに連れて、座金63とシャフト段部61xと
の間隔がせばまり、ばね受け51はシャフト段部61x
により下に押される。そして、コイルばね45を縮めつ
つ、ばね受け51はボディ本体35内に収容される。こ
の際、ボディ本体35のキー溝37にばね受け51のキ
ー57が受け入れられるように、両者の位置を合致させ
つつ行う。
60のシャフト61の大径部61a側から連結ナット3
2及びこれに連結されている外ケース15を挿通する。
そして、ボディ本体35のおねじ35bに連結ナット3
2のめねじ32bをねじ込む。ねじ込みが完了した時点
で、ボディ本体35と連結ナット32は一体化する。な
お、外ケース15は連結ナット32に対して回動自在で
ある。
65を回し、ボルト65と座金63を治具60のシャフ
ト61から取り外す。このとき、キー57及びキー溝3
7と外ケース15のキー溝17とが図1(B)の位置関
係になるように、ケース11と継手ボディ31の両六角
外周面15a、35aの各々の稜線を一直線上に合わせ
ておく。ボルト65を緩めるに連れ、コイルばね45の
ばね力によりばね受け51が外ケース15側に押され
て、ばね受け51のキー57の上端面が外ケース15の
下端面に当たる。両者の摩擦により、外ケース15は連
結ナット32に対して容易には回動しない程度に固定さ
れる。
15のリテーナ受け部16にリテーナ21を載せ、外ケ
ース15に内ケース12をねじ込む。これで、組み立て
は完了である。組み立てられた継手10は、再び上述の
ようにして使用することができる。
ような治具もある。図13(A)は本発明に係る治具の
他の例を示正面図であり、図13(B)は図13(A)
の治具の使用例を説明するための断面図である。図13
(A)に示すように、この治具70は、上端から下端に
向けて順に六角頭部73、ねじ部75、軸部77を備え
ている。六角頭部73の外周面は六角形状に形成されて
いる。六角頭部73の下のねじ部75は、外周面におね
じ75aが形成されている。このおねじ75aは、外ケ
ース15のめねじ15bに螺合する。ねじ部75のおね
じ75aよりも上側は、ねじなし部74となっている。
ねじ部75の下の軸部77の外径は、ばね受け51の環
状突部53a内径よりも大きく、パッキン43内径より
も小さく形成されている。
る。外ケース15から内ケース12を取り外して一旦接
続したコルゲート管Tを抜き取った後に、図13(B)
に示すように、外ケース15に治具70をねじ込む。治
具70のねじ込みにより、軸部77の下端がばね受け5
1の環状突部53aに当たる。さらに、例えばスパナや
レンチ等を用いて治具70をねじ込みながら、コイルば
ね45をある程度縮めつつばね受け51を押し込む。治
具70が充分にねじ込まれると、ばね受け51は外ケー
ス15から外れてボディ本体35内に収容される。この
とき、外ケース15・治具70側と、連結ナット32・
ボディ本体35・ばね受け51側とは、治具70の軸部
77下端面とばね受け51の環状突部53a上面間の接
触摩擦力により軽微に固定された状態となっている。
5に対して連結ナット32及びボディ本体35を若干回
動させ、キー57及びキー溝37と外ケース15のキー
溝17とが図1(B)の位置関係になるように、ケース
11と継手ボディ31の両六角外周面15a、35aの
各々の稜線を一直線上に合わせる。最後に、治具70を
回して外ケース15から取り外す。治具70を回して緩
めるに連れ、コイルばね45のばね力によりばね受け5
1が外ケース15側に押されて、ばね受け51のキー5
7の上端面が外ケース15の下端面に当たる。両者の摩
擦により、外ケース15は連結ナット32に対して容易
には回動しない程度に固定される。
内ケース12を取り外して治具70をねじ込むだけでよ
く、ボディ本体35と連結ナット32を分離させる必要
はない。そのため、継手の分解・組み立て作業を簡単に
できるという利点がある。
照して、本発明の第2実施例について説明する。図14
は本発明の第2実施例に係るコルゲート管継手の施工前
の状態を示す断面図である。(A)は側面断面図であ
り、(B)はばねガイドの係合位置関係を示す平面図で
あり、(C)は(A)におけるばねガイドの係合部の拡
大図である。図15は本発明の第2実施例に係るコルゲ
ート管継手のコルゲート管挿入時の状態を示す断面図で
ある。(A)は側面断面図であり、(B)はばねガイド
の係合位置関係を示す平面図であり、(C)は(A)に
おけるばねガイドの係合部の拡大図である。図16は本
発明の第2実施例に係るコルゲート管継手の施工完了時
の状態を示す断面図である。(A)は側面断面図であ
り、(B)はばねガイドの係合位置関係を示す平面図で
あり、(C)は(A)におけるばねガイドの係合部の拡
大図である。
ト管継手のばねガイド(下)の詳細を示す平面図であ
り、図17(B)は同ガイドの断面図である。図18
(A)は図14〜図16のコルゲート管継手のばねガイ
ド(上)の詳細を示す平面図であり、図18(B)は同
ガイドの断面図である。図19は、図17及び図18の
ばねガイドの組み付け状態を示す斜視図である。なお、
以下の説明では、特に断らない限り、上下方向とは図1
4(A)、図15(A)、図16(A)における上下方
向を指すものとする。
は、第1実施例のコルゲート管継手1と比べて、外ケー
ス215、継手ボディ231及びシール機構241の構
造が異なる。内ケース12とリテーナ21については、
第1実施例で述べたものと同一構成であるため、同一符
号で表して説明を簡略化する。
外ケース215は真ちゅう製(一例)であって、内ケー
ス12とともにケース211を構成する。外ケース21
5の外周面は、上端側215aが六角形状であり、下端
側215cがストレート状である。外ケース215の上
端側内周面には、内ケース12のおねじ12bに螺合す
る上めねじ215bが切られている。外ケース215と
内ケース12は、双方のねじ215b、12b同士の着
脱により、連結・分離可能な二重構造となっている。一
方、外ケース215の下端側内周面には、継手ボディ2
31の上おねじ231aに螺合する下めねじ215dが
切られている。外ケース215と継手ボディ231は、
双方のねじ215d、231a同士の着脱により、連結
・分離可能な二重構造となっている。
15b、215d間において内側に張り出したリテーナ
受け部216が形成されている。リテーナ受け部216
の端縁には、上側に突出した突起216aが形成されて
いる。このリテーナ受け部216と内ケース12の下端
との間には、リテーナ21が配置されている。
る。継手ボディ231は鋼製(一例)である。継手ボデ
ィ231の外周面は、軸方向上側から順に、上おねじ2
31a、ストレート面231b、六角外周面231c、
下おねじ231dとなっている。上おねじ231aは、
外ケース215の下めねじ215dに螺合する。下おね
じ231dは、他の配管との接続部となっている。
た貫通孔236が形成されている。この貫通孔236
は、上端側の上内孔部236Aと、下端側の下内孔部2
36Bからなる。上内孔部236Aは下内孔部236B
よりも大径である。上内孔部236Aの下端には、内側
に張り出した張出部237が形成されている。この張出
部237の端縁には、上側に突出した環状のテーパ突起
237aが形成されている。同テーパ突起237aは、
上方に向けて内側にすぼまるように形成されている。張
出部237と下内孔部236Bとの境界部分には、段部
236Cが存在する。
る。シール機構241は、継手ボディ231の上内孔部
236A内に配置されている。このシール機構241
は、ばねガイド(下)251、ばねガイド(上)253
及びコイルばね255の3部品からなるばねユニット2
50を備えている。ばねユニット250のばねガイド
(下)251は、NBR製(一例)でリング状のスペー
サ247を介して、継手ボディ231の段部236C上
に配置されている。このばねガイド(下)251は、図
17に分かり易く示すように、ステンレス製(一例)の
有底筒状体である。ばねガイド(下)251の外径は、
継手ボディ231の張出部237の内径より若干小さ
い。ばねガイド(下)251下端の環状底部251bの
内径は、継手ボディ231の下内孔部236B内径より
若干大きい。このばねガイド(下)251の外面には、
外側に突出した環状突起251aが形成されている。こ
の環状突起251aは、後述するばねガイド(上)25
3のリング溝253aに係合可能である。環状突起25
1aの上側の端縁は、面取られて滑らかになっている。
(下)251の上側から外嵌している(図19参照)。
ばねガイド(上)253は、図18に分かり易く示すよ
うに、ナイロン製(一例)の筒状体である。ばねガイド
(上)253の外径は、継手ボディ231の上内孔部2
36A内径よりも小さい。このばねガイド(上)253
には、下端部から軸方向に延びるスリット254が形成
されている。このスリット254は、ガイド周方向に等
間隔ずつ離れて複数(この例では6個)形成されてい
る。各スリット254間はセグメント256となってい
る。各セグメント256の下端部内側は、面取られて滑
らかになっている。各セグメント256の下端寄り内面
には、リング溝253aがガイド周方向に沿って形成さ
れている。このリング溝253aは、ばねガイド(下)
251の環状突起251aに係合可能である。ばねガイ
ド(上)253の上端には、内側に張り出した環状天部
253bが形成されている。
51の内側に配置されている。コイルばね255は、上
端がばねガイド(上)253の環状天部253b下面に
当たっており、下端がばねガイド(下)251の環状底
部251b上面に当たっている。コイルばね255は、
ばねガイド(下)251とばねガイド(上)253が互
いに離れる方向に付勢している。コイルばね255の弾
性力は、本実施例では100N(10Kgf)程度であ
る。
側には、鋼製(一例)でリング状のパッキンガイド24
4を介して、パッキン243が配置されている。パッキ
ン243は、NBR製(一例)の筒状体である。パッキ
ン243とパッキンガイド244の内径は、ばねガイド
(上)253上端の環状天部253bの内径より大き
い。パッキン243は、外周面が継手ボディ231の上
内孔部236A内周面に密接しており、上端面が外ケー
ス215のリテーナ受け部216下面に密接している。
を図14〜図16に基づき説明する。まず、施工前に
は、コルゲート管継手200は、図14(A)に示すよ
うなセット状態になっている。このとき、シール機構2
41のばねユニット250は、図14(B)及び(C)
に分かり易く示すように、ばねガイド(上)253のリ
ング溝253aとばねガイド(下)251の環状突起2
51aが係合し、内側にコイルばね255が縮められて
収容された状態となっている(図19も参照)。このと
き、ばねユニット250は、ばねガイド(下)251が
スペーサ247を介して継手ボディ231の段部236
C上に配置されているとともに、ばねガイド(上)25
3のセグメント256下端縁が張出部237のテーパ突
起237a上端に当たっている。
ース211の内孔13内に差し込むと、コルゲート管T
の先端がリテーナ21の弧状部材23に当たる。さらに
コルゲート管Tを押し込むと、リテーナ21は上述した
第1実施例と同様に変形動作し、コルゲート管Tの先の
環状凸部T1から順にリテーナ21の爪23bを乗り越
える。そして、図15(A)に示すように、コルゲート
管Tの先の4個目の環状凸部T4がリテーナ21の爪2
3bを乗り越えるとき、コルゲート管Tの先端がパッキ
ン243内を通過してばねユニット250のばねガイド
(上)253上端に当たる。なお、コルゲート管Tの先
端がばねガイド(上)253上端に当たった時点では、
図15(A)〜(C)に示すように、ばねガイド(上)
253のリング溝253aとばねガイド(下)251の
環状突起251aとは係合したままである。
253上端に当たった後、コルゲート管T先端によりば
ねガイド(上)253が下側に押されると、図15
(C)に二点鎖線で示すように、ばねガイド(上)25
3のセグメント256下端が継手ボディ張出部237の
テーパ突起237aのテーパ面に当たってすべる。これ
と同時に、ばね255、ばねガイド(下)251が下に
押されてスペーサ247が縮む。そして、この際のばね
ガイド(下)251の下側への移動は、スペーサ247
の潰れ変形により吸収される。この状態からさらにコル
ゲート管Tを押し込むと、ばねガイド(上)253は、
スリット254の切り込み端部を支点として、セグメン
ト256がそれぞれ半径方向に変形して拡がる。このセ
グメント256の拡がり変形は、継手ボディ231の上
内孔部236A内で行われる。
ト256が充分に拡がると、ばねガイド(下)251の
環状突起251aとばねガイド(上)253のリング溝
253aの係合が解除される。すると、図16(A)〜
(C)に示すように、コイルばね255が伸びてばねガ
イド(下)251とばねガイド(上)253を互いに離
す。つまり、このコイルばね255の付勢力により、ば
ねガイド(下)251は下側に押され、ばねガイド
(上)253は上側に押される。
と、パッキンガイド244とコルゲート管Tも同時に上
側に押される。パッキンガイド244が上側に押される
ことにより、パッキン243が内径方向に縮んでコルゲ
ート管T外面に強く押し当てられる。一方、コルゲート
管Tが押されることにより、リテーナ21が上述した第
1実施例と同様に動作してコルゲート管Tの環状凸部T
5外面を締め付ける。これで、パッキン243によりコ
ルゲート管T外面がシールされるとともに、リテーナ2
1によりコルゲート管Tが強く固定されて抜け止めされ
る。
手200を用いた接続作業でも、ペンチやスパナ等の工
具を用いることなく、コルゲート管Tの接続作業を容易
に素早く行うことができる。さらに、第1実施例と同様
に、コイルばね255のばね力を100N(10Kg
f)程度としており、通常の人の力では直接押せない力
をばね力により得ている。したがって、この場合も、シ
ール性をより向上することができる。
も、分解・組み立てを行うことにより、何度でも再使用
が可能である。すなわち、施工後に分解するには、外ケ
ース215から内ケース12を取り外して一旦接続した
コルゲート管Tを抜き取った後、継手ボディ231から
外ケース215を取り外す。外ケース215を取り外す
と、シール機構241の各部品もそれぞれ分離された状
態で取り外すことができる。
14(A)に示すセット状態に組み立てるには、まずば
ねユニット250を図19に示すように組み付ける。す
なわち、内側にコイルばね255を収容した状態で、ば
ねガイド(下)251及びばねガイド(上)253のう
ちの一方を他方に押し込む。すると、ばねガイド(下)
251の環状突起251a上端の面取り部分にばねガイ
ド(上)253下端の面取り部分が当たってすべり、ば
ねガイド(上)253のスリット254の切り込み端部
を支点として、セグメント256がそれぞれ半径方向に
変形して拡がる。さらに押し込みを続けると、ばねガイ
ド(上)253の下端がばねガイド(下)251の環状
突起251aを乗り越え、この環状突起251aとリン
グ溝253aとが係合する。これで、ばねユニット25
0の組み付けが完了する。
47、ばねユニット250、パッキンガイド244、パ
ッキン243の順に継手ボディ231の上内孔部236
A内に収容する。一方、内外ケース12、215及びリ
テーナ21を組み付けてケース211を構成し、最後に
外ケース215と継手ボディ231を連結させる。これ
で、継手200の組み立てが完了する。
スパナやレンチ等を用いずに狭い場所であっても接続作
業を行うことができる。
施工前の状態を示す断面図である。(A)は側面断面図
であり、(B)はキー・キー溝の係合位置関係を示す平
面図である。
コルゲート管挿入時の状態を示す断面図である。(A)
は側面断面図であり、(B)はキー・キー溝の係合位置
関係を示す平面図である。
施工完了時の状態を示す断面図である。(A)は側面断
面図であり、(B)はキー・キー溝の係合位置関係を示
す平面図である。
ばね受けの詳細を示す平面図であり、図4(B)は同ば
ね受けの断面図である。
外ケースを下側から見た平面図であり、図5(B)は同
外ケースの断面図である。
ボディ本体を上側から見た平面図であり、図6(B)は
同ボディ本体の断面図である。
リテーナを上側から見た図であり、図7(B)は同リテ
ーナを下側から見た図であり、図7(C)は同リテーナ
の斜視図である。
いる治具の一例を示す斜視図である。
を示す断面図である。
断面図である。
コルゲート管の差し込み時のリテーナの拡がり変形を説
明する図であり、(C)はコルゲート管の凹部とリテー
ナが係合した状態を説明する図である。
る。
示正面図であり、図13(B)は図13(A)の治具の
使用例を説明するための断面図である。
の施工前の状態を示す断面図である。(A)は側面断面
図であり、(B)はばねガイドの係合位置関係を示す平
面図であり、(C)は(A)におけるばねガイドの係合
部の拡大図である。
のコルゲート管挿入時の状態を示す断面図である。
(A)は側面断面図であり、(B)はばねガイドの係合
位置関係を示す平面図であり、(C)は(A)における
ばねガイドの係合部の拡大図である。
の施工完了時の状態を示す断面図である。(A)は側面
断面図であり、(B)はばねガイドの係合位置関係を示
す平面図であり、(C)は(A)におけるばねガイドの
係合部の拡大図である。
管継手のばねガイド(下)の詳細を示す平面図であり、
図17(B)は同ガイドの断面図である。
管継手のばねガイド(上)の詳細を示す平面図であり、
図18(B)は同ガイドの断面図である。
態を示す斜視図である。
ース 12A 内周テーパ面 12b お
ねじ 13 内孔 15 外ケ
ース 15a 六角外周面 15a−1
〜15a−6 頂部 15b めねじ 16 リテ
ーナ受け部 17(17−1〜17−4) キー溝 21 リテーナ 23 弧状部材 23A 外
周テーパ面 23b 爪 25 環状
ゴム 30 ストップリング 31 継手ボディ 32 連結ナット 32a 連
結部 32b めねじ 35 ボデ
ィ本体 35a 六角外周面 35a−1
〜35a−6 頂部 35b おねじ 36a 上
内孔 36b 中内孔 36c 下
内孔 37(37−1〜37−4) キー溝 41 シール機構 43 パッキン 45 コイ
ルばね 51 ばね受け 53 フラ
ンジ 53a 環状突部 57 キー 60、70 治具 61 シャフト 63 座金 65 ボルト 67 六角
レンチ 73 六角頭部 75 ねじ
部 75a おねじ 77 軸部 200 コルゲート管継手 211 ケース 215 外
ケース 215b 上めねじ 215d
下めねじ 216 リテーナ受け部 231 継手ボディ 231a 上おねじ 231d
下おねじ 236 貫通孔 236A
上内孔部 236B 下内孔部 236C
段部 237 張出部 237a
テーパ突起 241 シール機構 243 パッキン 244 パ
ッキンガイド 247 スペーサ 250 ば
ねユニット 251 ばねガイド(下) 251a
環状突起 253 ばねガイド(上) 253a
リング溝 254 スリット 255 コ
イルばね 256 セグメント
Claims (16)
- 【請求項1】 蛇腹状の環状凹凸が外面に形成されたコ
ルゲート管用の継手であって;該コルゲート管端部の挿
入される内孔を有するケースと、 該内孔内に配置された、コルゲート管外面の環状凹部に
差し込まれる爪を有するリテーナと、 上記ケースと連結された、他の配管との接続部を有する
継手ボディと、 上記コルゲート管と継手ボディとの間をシールするシー
ル手段と、 を具備し、 該シール手段が、上記コルゲート管端部に押し当てられ
るパッキン、及び、該パッキンを押すばねを有し、 施工前には該ばねを予め縮めておき、コルゲート管挿入
後における施工者の手動操作に応じて該ばねを伸ばして
上記パッキンを上記コルゲート管端部に押し当てるばね
付勢力発現機構を備えることを特徴とするコルゲート管
継手。 - 【請求項2】 上記ばねが上記パッキンを押す力が、作
業者が手でコルゲート管を押す力より強いことを特徴と
する請求項1記載のコルゲート管継手。 - 【請求項3】 上記ばね付勢力発現機構として、 上記ばねの力を上記パッキンに伝えるばね受けと、 該ばね受けを上記継手ボディ側の位置で動かないように
ロックするとともに、該ばね受けが上記ケース側に移動
可能なようにロック解除する機構と、 を有することを特徴とする請求項1又は2記載のコルゲ
ート管継手。 - 【請求項4】 上記ばね受けと上記継手ボディ間に、軸
方向に摺動可能且つ周方向には回動不能な手段が設けら
れていることを特徴とする請求項3記載のコルゲート管
継手。 - 【請求項5】 上記ケースと上記継手ボディとが回動可
能に連結されており、 上記ケースの継手ボディ側端部に、上記軸方向に摺動可
能且つ周方向には回動不能な手段を受け入れ可能な受け
入れ手段が設けられており、 上記ケースとボディの相対的回動位置を選択することに
より上記ばね受けのロック及びロック解除を行うことを
特徴とする請求項4記載のコルゲート管継手。 - 【請求項6】 上記ばねを縮める治具が付設されている
ことを特徴とする請求項1又は2記載のコルゲート管継
手。 - 【請求項7】 上記リテーナの外周面に上記ケース側に
すぼまる外周テーパ面が形成されており、 上記ケースに該外周テーパ面が当接する内周テーパ面が
形成されており、 上記ばねの付勢力により上記コルゲート管及び上記リテ
ーナがケース側に押され、上記両テーパ面の当接により
上記リテーナの内径がすぼめられてコルゲート管に押し
付けられることを特徴とする請求項1記載のコルゲート
管継手。 - 【請求項8】 上記リテーナが、上記爪を有する複数の
弧状部材と、それらをリング状につなぐ弾性部材とから
なることを特徴とする請求項7記載のコルゲート管継
手。 - 【請求項9】 上記ケースが分解可能な二つの部品から
なり、 該部品の一方に上記内周テーパ面が形成されており、 他方に上記ばね付勢力発現機構の一部をなす軸方向に摺
動可能且つ周方向には回動不能な手段が形成されている
ことを特徴とする請求項7記載のコルゲート管継手。 - 【請求項10】 上記継手ボディが分解可能な二つの部
品からなり、 該部品の一方にストップリングを介して上記ケースに回
動可能に連結される連結部が形成されており、 他方に、上記ばね受けを周方向に回動不能に且つ軸方向
に摺動可能に収容する収容部が形成されていることを特
徴とする請求項3記載のコルゲート管継手。 - 【請求項11】 蛇腹状の環状凹凸が外面に形成された
コルゲート管用の継手であって;該コルゲート管端部の
挿入される内孔を有するケースと、 該内孔内に配置された、コルゲート管外面の環状凹部に
差し込まれる爪を有するリテーナと、 上記ケースと連結された、他の配管との接続部を有する
継手ボディと、 上記コルゲート管と継手ボディとの間をシールするシー
ル手段と、 を具備し、 上記リテーナの外周面に上記ケース側にすぼまる外周テ
ーパ面が形成されており、 上記ケースに該外周テーパ面が当接する内周テーパ面が
形成されており、 さらに、上記コルゲート管及び上記リテーナをケース側
に押す付勢手段が設けられており、 上記両テーパ面の当接により上記リテーナの内径がすぼ
められてコルゲート管に押し付けられることを特徴とす
るコルゲート管継手。 - 【請求項12】 上記ケースの軸心と上記リテーナの軸
心とを合わせる機構を有することを特徴とする請求項1
1記載のコルゲート管継手。 - 【請求項13】 上記シール手段が、上記コルゲート管
外面に押し当てられるパッキン、及び、該パッキンを押
すばねを有し、 施工前には該ばねを予め縮めておき、コルゲート管の挿
入力に応じて該ばねを伸ばして上記パッキンを上記コル
ゲート管外面に押し当てるばね付勢力開放機構を備える
ことを特徴とする請求項11又は12記載のコルゲート
管継手。 - 【請求項14】 上記付勢手段が、ばねと、施工前には
該ばねを予め縮めておき、コルゲート管の挿入力に応じ
て該ばねを伸ばすばね付勢力開放機構を備えることを特
徴とする請求項11又は12記載のコルゲート管継手。 - 【請求項15】 上記ばね付勢力開放機構として、 上記ばねの力を上記パッキン又は上記コルゲート管継手
に伝えるガイドと、 該ガイドを上記継手ボディ側の位置で動かないようにロ
ックするとともに、該ガイドが上記ケース側に移動可能
なようにロック解除する機構と、 を有することを特徴とする請求項13又は14記載のコ
ルゲート管継手。 - 【請求項16】 上記コルゲート管で上記ガイドを押す
ことによりロック解除することを特徴とする請求項15
記載のコルゲート管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284911A JP4634588B2 (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | コルゲート管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284911A JP4634588B2 (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | コルゲート管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002098279A true JP2002098279A (ja) | 2002-04-05 |
JP4634588B2 JP4634588B2 (ja) | 2011-02-16 |
Family
ID=18769057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000284911A Expired - Fee Related JP4634588B2 (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | コルゲート管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4634588B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108194722A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-22 | 南京海传燕兰轨道交通科技有限公司 | 一种改进型管连接头 |
CN108204487A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-26 | 南京海传燕兰轨道交通科技有限公司 | 一种便于使用的管连接头 |
CN108223934A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-29 | 南京海传燕兰轨道交通科技有限公司 | 一种新型管连接头 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06265070A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-20 | Tokyo Gas Co Ltd | 蛇腹管用継手 |
JP2000120956A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Shinwa Sangyo Co Ltd | フレキシブルチューブ用ワンタッチ継手 |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000284911A patent/JP4634588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06265070A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-20 | Tokyo Gas Co Ltd | 蛇腹管用継手 |
JP2000120956A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Shinwa Sangyo Co Ltd | フレキシブルチューブ用ワンタッチ継手 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108194722A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-22 | 南京海传燕兰轨道交通科技有限公司 | 一种改进型管连接头 |
CN108204487A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-26 | 南京海传燕兰轨道交通科技有限公司 | 一种便于使用的管连接头 |
CN108223934A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-29 | 南京海传燕兰轨道交通科技有限公司 | 一种新型管连接头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4634588B2 (ja) | 2011-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4190502B2 (ja) | 管接続構造 | |
US20070158944A1 (en) | Pipe joint construction | |
JP5060181B2 (ja) | 管継手部の離脱防止構造 | |
JP7112545B2 (ja) | 伸縮可撓継手構造と耐震補修弁 | |
JP4939826B2 (ja) | 管継手の組立て方法 | |
US5653480A (en) | Pipe coupling | |
JP5269178B2 (ja) | 管継手の組立て方法 | |
JP2002098279A (ja) | コルゲート管継手 | |
JP4633215B2 (ja) | コルゲート管継手 | |
JP4871142B2 (ja) | 管継手部の離脱防止構造と挿口管部の係止部大径改造方法及び挿口管部用係止部大径改造具 | |
JP4542364B2 (ja) | 管接続構造及び挿口管部への管内作業機の取付け方法 | |
JP3961489B2 (ja) | パイプ連結具 | |
JP4740219B2 (ja) | パイプの連結構造 | |
JP2002054776A (ja) | コルゲート管継手 | |
JP3845586B2 (ja) | 水量計取付けユニット | |
JP2004003535A (ja) | フレキシブルチューブ用継手 | |
JP7012624B2 (ja) | 管路閉塞用ストッパおよび管路閉塞方法 | |
JP4420495B2 (ja) | コルゲート管継手 | |
JP4523687B2 (ja) | コルゲート管継手 | |
JP4580840B2 (ja) | メカニカルタイプの管継手、およびその管継手におけるクランプの締付け方法 | |
JP6813183B2 (ja) | 管継手の組付方法及び管継手 | |
JP2955859B1 (ja) | 可撓管継手 | |
JP4365492B2 (ja) | コルゲート管継手 | |
JP2000055259A (ja) | コルゲート管用継手 | |
JP4245127B2 (ja) | 通水管と接続体との接続構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070810 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100615 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101116 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4634588 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |