JP2002098106A - ベールクランプシフト型の圧力制御用の油圧感知装置 - Google Patents

ベールクランプシフト型の圧力制御用の油圧感知装置

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JP2002098106A
JP2002098106A JP2000290210A JP2000290210A JP2002098106A JP 2002098106 A JP2002098106 A JP 2002098106A JP 2000290210 A JP2000290210 A JP 2000290210A JP 2000290210 A JP2000290210 A JP 2000290210A JP 2002098106 A JP2002098106 A JP 2002098106A
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pressure
cylinder
controller
signal
shift type
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Application number
JP2000290210A
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Mitsutoshi Kimura
光利 木村
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Komatsu Forklift KK
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Komatsu Forklift KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベールクランプシフト型において、シフトし
た時シフトエンドまでに、一方のシリンダがストローク
エンドになると、他方のシリンダのピストンが途中で停
止し、浮いた状態になってしまい、操作油圧が上昇する
のをリリーフ弁の設定圧力で抑えていても、圧力の変化
によりピストンロッドが少し移動してしまい、荷物が落
下することがある。この発明はこのような不具合をなく
すことを課題とした。 【解決手段】 左用シリンダ1と右用シリンダ2のボト
ム側とヘッド側の油圧を検出する第1圧力センサ3、
3’と第2圧力センサ4と、両シリンダの何れかがスト
ロークエンドになった時、一時的に上昇する油圧或はボ
トム側油圧とヘッド側油圧との圧力差の増加量を検出し
て信号を発するコントローラ5と、該コントローラ5か
らの信号により作動する左右用の電磁弁6、6’との組
合せにより、操作弁9から送られる操作油圧を遮断する
ようにしたことを特徴とするベールクランプシフト型の
圧力制御用の油圧感知装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベールクランプ
シフト型の圧力制御用の油圧感知装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来ベールクランプシフト型の技術にお
いては、3弁シフト配管から出た油が、第1シリンダボ
トム側へ流れ込み、第1ピストンロッドを押し、そのシ
リンダヘッド側から押し出された油が、第2シリンダヘ
ッド側へ流れ込み、第2ピストンロッドを引き込み、荷
物をクランプしたままシフトするようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成にあって
は、シフトした時シフトエンドまでに、一方のシリンダ
がストロークエンドになると、他方のシリンダのピスト
ンが途中で停止し、浮いた状態になってしまい、操作油
圧が上昇するのをリリーフ弁の設定圧力で抑えていて
も、圧力の変化によりピストンロッドが少し移動してし
まい、荷物が落下することがある。この発明はこのよう
な不具合をなくすことを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明は
上記の課題に対処するためになされたもので、左用シリ
ンダと右用シリンダのボトム側とヘッド側の油圧を検出
する第1圧力センサと第2圧力センサと、両シリンダの
何れかがストロークエンドになった時、一時的に上昇す
る油圧を検出して信号を発するコントローラと、該コン
トローラからの信号により作動する電磁弁とを設け、操
作弁から送られる操作油圧を遮断するようにしたことを
特徴とするベールクランプシフト型の圧力制御用の油圧
感知装置としている。
【0005】従って上述の構成は、操作弁からの油圧の
上昇変化を、いち早く圧力センサにより検出し、シリン
ダに近い位置で操作油圧を遮断することによって圧力制
御ができ、ストロークエンドでの油圧上昇が少なくなる
ので、閉じられているヘッド側の油の圧縮に伴うピスト
ンロッドの少しの移動を止めることができる。
【0006】請求項2記載の発明は、第1圧力センサと
第2圧力センサとにより検出したボトム側油圧とヘッド
側油圧との圧力差を算出し、その一時的な増加量に基づ
き、コントローラから信号を発するようにした請求項1
記載のベールクランプシフト型の圧力制御用の油圧感知
装置としている。
【0007】この構成によれば、操作弁からの送られる
ボトム側油圧と閉じられたヘッド側油圧との圧力差の変
化量を、いち早くコントローラで算出して、シリンダに
近い位置で操作油圧を遮断する圧力制御により、ストロ
ークエンドでの油圧上昇が、圧力センサで検出した上昇
する油圧に基づくものより少なくなり、ヘッド側の油の
圧縮に伴うピストンロッドの移動を止めることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について、
図面により説明する。図1はこの発明の一実施例を示す
ベールクランプシフト型の油圧回路図、図2はシフト時
の状態を示すシリンダと油圧回路の説明図である。
【0009】図1は左へのシフト状態を示し、操作弁9
から送り込まれる操作油圧は、左用電磁弁6を経由して
左用シリンダ1のボトム側に送り込まれる。更に左用シ
リンダ1と右用シリンダ2のヘッド側は連結されてい
て、左用シリンダ1から押し出された油は、右用シリン
ダ2のヘッド側へ押し込まれる。そして右用シリンダ2
のボトム側の油は、右用電磁弁6’と操作弁9を通って
戻る。
【0010】ボトム側には油圧を検出する第1圧力セン
サ3、或は3’が、ヘッド側には油圧を検出する第2圧
力センサ4が設けられていて、コントローラ5へ信号が
送られている。図1の油圧回路では、第1圧力センサ3
と第2圧力センサ4の信号とに基づいてコントローラ5
の発する信号により、左用の電磁弁6が操作油圧を遮断
するようになっている。
【0011】シフト操作に切り換えた時の油圧回路は、
左右両方のシリンダのヘッド側が連結されて閉回路とな
るので、左用シリンダ1或は右用シリンダ2の何れかの
ボトム側に送り込まれる油圧により、ヘッド側から押し
出された油は他方のシリンダのヘッド側へ流れ込み、左
用シリンダ1と右用シリンダ2は、共に同じ方向へピス
トンを移動することになる。
【0012】左アーム7と右アーム8は荷物を把握して
いる状態まま、図1においては左方向へ移動することに
なる。油圧が左用シリンダ1のボトム側へ送り込まれる
とシフト方向は左行、右用シリンダ2のボトム側へ送り
込まれるとシフト方向は右行ということになる。
【0013】図2において2本の左用シリンダ1及び右
用シリンダ2は同じ仕様のものであるが、荷物を把握し
た左アーム7と右アーム8を移動するピストンロッドと
シリンダストロークの位置関係は同じではないので、シ
フト操作を続けて行くと当然何れか一方のシリンダ(図
2では右用シリンダ2)が、ストロークエンドになって
停止しても、他方のピストンロッドはシリンダ(図2で
は左用シリンダ1)の途中位置で停止し、浮いた状態と
なることが避けられない。
【0014】この時ストローク途中で浮いているピスト
ンロッドに操作油圧が掛かったままになっていると、ヘ
ッド側の閉じた油が圧縮されてピストンロッドが少し移
動しアーム(図2では左アーム)を動かしてしまう。荷
物を把握した状態の場合に、シフト方向のアームが少し
移動すると荷物を落とす危険が生じる。
【0015】従って何れか一方のシリンダがストローク
エンドになった時に、シリンダに最も近い位置で操作弁
9から送られる操作油圧を遮断することで、油の圧縮に
よる体積の減少をできるだけ少なくして、アームの少し
の移動をなくすことが必要となってくる。
【0016】この発明の油圧回路と第1圧力センサ3、
3’及び、第2圧力センサ4による油圧の検出に基づい
た二種類の圧力制御方法は、上述のアームの移動をなく
すのに大きな効果が発揮できるものである。即ちボトム
側の油圧回路に第1圧力センサ3、ヘッド側の油圧回路
に第2圧力センサ4を取り付けて、検出した油圧をコン
トローラ5へ送り込むと、コントローラ5は、請求項1
記載の発明の場合には取り込んだ油圧の上昇値により信
号を発するものであり、請求項2記載の発明の場合は取
り込んだボトム側とヘッド側との油圧の圧力差を計算し
て、その変化値により信号を発するものである。
【0017】コントローラ5の発する信号により作動す
る左用の電磁弁6と、右用の電磁弁6’は、シリンダの
最も近い位置に取り付けられており、ヘッド側の閉じら
れた油圧回路の油の圧縮量を最小になるようにして、操
作弁9から送り込まれる油圧を遮断制御をすることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す油圧回路図である。
【図2】シフト時の状態を示すシリンダと油圧の連結説
明図である
【符号の説明】
1 左用シリンダ 2 右用シリンダ 3 第1圧力センサ 3’ 第1圧力センサ 4 第2圧力センサ 5 コントローラ 6 電磁弁 6’ 電磁弁 9 操作弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左用シリンダ(1)と右用シリンダ(2)のボ
    トム側とヘッド側の油圧を検出する第1圧力センサ(3)
    と第2圧力センサ(4)と、両シリンダの何れかがストロ
    ークエンドになった時、一時的に上昇する油圧を検出し
    て信号を発するコントローラ(5)と、該コントローラ(5)
    からの信号により作動する電磁弁(6)とを設け、操作弁
    (9)から送られる操作油圧を遮断するようにしたことを
    特徴とするベールクランプシフト型の圧力制御用の油圧
    感知装置。
  2. 【請求項2】 第1圧力センサ(3)と第2圧力センサ(4)
    とにより検出したボトム側油圧とヘッド側油圧との圧力
    差を算出し、その一時的な増加量に基づき、コントロー
    ラ(5)から信号を発するようにした請求項1記載のベー
    ルクランプシフト型の圧力制御用の油圧感知装置。
JP2000290210A 2000-09-25 2000-09-25 ベールクランプシフト型の圧力制御用の油圧感知装置 Pending JP2002098106A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071349A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Daikin Ind Ltd 流体圧ユニット
CN101776107A (zh) * 2010-03-24 2010-07-14 长沙中联重工科技发展股份有限公司 串联油缸的精确的行程控制方法及行程控制装置

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