JP2002096884A - スパウト容器 - Google Patents

スパウト容器

Info

Publication number
JP2002096884A
JP2002096884A JP2000287566A JP2000287566A JP2002096884A JP 2002096884 A JP2002096884 A JP 2002096884A JP 2000287566 A JP2000287566 A JP 2000287566A JP 2000287566 A JP2000287566 A JP 2000287566A JP 2002096884 A JP2002096884 A JP 2002096884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
button
spout
wall
spout container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000287566A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takahashi
俊 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2000287566A priority Critical patent/JP2002096884A/ja
Publication of JP2002096884A publication Critical patent/JP2002096884A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用しないときに誤まってスパウトを押下す
る何らかの力が作用しても誤作動により内容物が吐出す
ることのないスパウト容器を提供する。 【解決手段】 スパウト容器10は、スパウト11を構
成する円筒状のノズル12および直方体状のボタン14
を有するとともに、さらに、邪魔壁16が設けられる。
ノズル12およびボタン14は、コ字状のスリット15
aにより、肩カバー部18と分離される。邪魔壁16
は、ノズル12およびボタン14をコ字状に囲うように
肩カバー部18に立設される。邪魔壁16のボタン14
が配置された側に開口16aが形成されている。邪魔壁
16は、上面が傾斜状に形成されており、ボタン取付け
部位の高さ寸法H2がボタン14の高さ寸法H1よりも
大きく、また、ノズル取付け部位の高さ寸法H4がノズ
ル12の高さ寸法H3よりも大きく形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパウト容器に関
し、一層詳細には、スパウト容器の誤作動防止構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】エアゾール容器は、容器の頂部に延出す
る押ボタンに、延出方向と直交する方向に吐出口が設け
られたタイプのものと、容器の頂部に延出するノズル
に、延出方向に吐出口が設けられたタイプのものとがあ
る。前者の場合、押ボタンを押すことによって、また、
後者の場合、ノズルと一体的に設けられた吐出操作用の
ボタンを押すことによって、それぞれ、容器内に設けら
れたバルブが開きエアゾールが吐出する構成とされてい
る。
【0003】後者のノズルおよびボタンを有するスパウ
トを備えたタイプのエアゾール容器(以下、スパウト容
器という。)の従来例について、図29、図30を参照
してさらに説明する。
【0004】スパウト容器1は、容器本体2と、バルブ
3と、スパウト4と、キャップ5とを有する。
【0005】容器本体2は、内容物として例えば整髪料
と、吐出剤(噴射剤)として例えばLPGとが充填され
ている。バルブ3は、ステム6が押圧操作されることに
より開閉動作を行う弁体であり、ステム6が垂直に起立
した状態で閉弁し、押圧された状態で開弁する構成とさ
れている。
【0006】スパウト4は、樹脂材料を用いて、ノズル
部4a、操作用のボタン4bおよび肩カバー部4cが一
体成形された構成となっている。なお、肩カバー部4c
は、ノズル部4a、ボタン4bに対して図中A部におい
てのみ接続しており、他の部分は、例えば図中B部のよ
うに、例えば円弧状に形成されたスリットによってノズ
ル部4a、ボタン4bとは切り離されている。したがっ
て、例えば、ボタン4bを押下することにより、肩カバ
ー部4cに対してノズル部4a、ボタン4bが変位可能
に構成されている。また、肩カバー部4cが容器本体2
の上部に配設されたマウンテンカップ7に固着されるこ
とによって、スパウト4は容器本体2に固定される。さ
らに、ノズル部4aは、ステム6と接続されている。
【0007】よって、ノズル部4aまたはボタン4bを
押下することにより、ステム6が降下して開弁し、容器
本体2に充填されている液状の整髪料が、泡沫状となっ
てステム6から吐出され、ノズル部4aに形成された孔
8を通ってノズル4aの先端部から上方に吐出される。
【0008】キャップ5は、整髪料を使用しないときに
は、スパウト4に嵌合取付けされる。キャップ5を取付
けた状態において、キャップ5は、スパウト4を覆い、
誤操作によりスパウト4が押下されて整髪料が吐出しな
いようにスパウト4を保護している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスパウト容器1は、例えば、かばんに収めて携
帯したとき、何らかの原因でキャップ5が外れ、その状
態でスパウト4が押下されると、内容物である整髪料が
吐出し、かばん内部を汚損するおそれがある。また、例
えば、キャップが外れた状態でスパウト容器を室内に放
置したときも、同様に、室内を汚損するおそれがある。
【0010】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、使用しないときに誤まってスパウトを押下す
る何らかの力が作用しても誤作動により内容物が吐出す
ることのないスパウト容器を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスパウト容
器は、内容物が噴射剤とともに充填された容器本体と、
該容器本体に取付けられる本体部(肩カバー部)、該本
体部に対し該内容物の吐出方向に延出するノズルおよび
吐出操作用のボタンを具備するスパウトとを有してなる
スパウト容器において、該スパウトに、少なくとも不使
用時において該ノズルおよび該ボタンを囲うように配設
され、該ノズルおよび該ボタンに外力が印加されるのを
防止する邪魔壁を設けたことを特徴とする。
【0012】邪魔壁は、断面形状でみたときに指先が進
入する一側を切り欠いた環状に形成してもよく、あるい
は、環状に替えてコ字状に形成してもよいが、スパウト
を挟んで対向する2枚の壁状に形成すれば十分である。
スパウト容器を使用しない状態(不使用時)において、
ノズルおよびボタンの頂部は、邪魔壁の頂部と同一面か
または邪魔壁の頂部よりも低く設けられる。
【0013】これにより、スパウト容器を使用しない状
態において、異物がノズルまたはボタンに当接しようと
しても邪魔壁に阻止されてノズルまたはボタンに触れる
ことができない。すなわち、ノズルまたはボタンに外力
が印加されることが防止される。したがって、スパウト
容器を使用しないときに、誤作動によってスパウト容器
の周辺環境を汚損することがない。特に、かばん等にス
パウト容器を収容して携帯するときに、誤作動によって
かばん等の内部を容器の内容物で汚損することがなく、
好適である。
【0014】また、本発明に係るスパウト容器は、前記
邪魔壁は、前記ボタンを操作するための操作用開口部を
有することを特徴とする。
【0015】この操作用開口部は、指先が進入可能な程
度の寸法に形成すれば十分である。
【0016】これにより、操作用開口部以外の側面方向
から異物がノズルまたはボタンに当接しようとしても邪
魔壁に阻止されてノズルまたはボタンに触れることがで
きず、また、異物の寸法が、操作用開口部よりも大きい
場合は、指先が進入可能な方向からであっても異物がノ
ズルまたはボタンに触れることが阻止される。また、邪
魔壁の平面寸法よりも大きな寸法の異物が上方からノズ
ルまたはボタンに当接しようとしても、同様に異物がノ
ズルまたはボタンに触れることが阻止される。
【0017】したがって、スパウト容器を使用しないと
きに、誤作動によってスパウト容器の周辺環境を汚損す
ることがない。
【0018】なお、ボタンを本体部と面一(同一面)に
あるいは本体部の内側に後退した位置に設けたときは、
邪魔壁はノズルのみを囲うように設ければ十分である。
【0019】この場合、前記邪魔壁は、前記吐出方向に
伸縮可能に設けられ、該邪魔壁が伸長した状態で前記ノ
ズルおよび前記ボタンを囲い、該邪魔壁が収縮した状態
で少なくとも該ノズルを露出する構成とすると、スパウ
ト容器の取り扱い性がよい。
【0020】すなわち、ノズルの先端部が邪魔壁の上端
部と近接した状態にあると、ボタンを操作しながら、例
えば、整髪料の泡沫を手のひらに受けようとしたときに
邪魔壁等が手のひらに近接しあるいは当たって円滑な動
作を行いにくいが、本発明によれば、スパウト容器を使
用するときに、ノズルを露出するように構成されている
ため、このような不具合は軽減される。
【0021】したがって、スパウトを使用するとき、ス
パウトは、必ずしもボタンを含めた全体が邪魔壁から露
出する必要はなく、少なくともノズルの先端が邪魔壁か
ら露出すれば十分である。
【0022】また、本発明に係るスパウト容器は、前記
邪魔壁は、前記本体部に対して起立位置と倒れ位置との
間で回動可能に設けられ、該邪魔壁が該起立位置にある
ときに前記ノズルを囲い、該邪魔壁が該倒れ位置にある
ときに該ノズルを露出する構成としたことを特徴とす
る。
【0023】これにより、邪魔壁を伸縮可能に設けた上
記の発明と同様の効果を得ることができる。
【0024】この場合においても、スパウトは、必ずし
もボタンを含めた全体が邪魔壁から露出する必要はな
く、少なくともノズルの先端が露出すれば十分である。
【0025】また、この場合、倒れ位置において、ノズ
ル内の内容物の流通が遮断されるように構成すると、ス
パウト容器を使用しないときの誤作動による内容物の吐
出を一層確実に防止することができる。
【0026】また、この場合、前記邪魔壁は、前記起立
位置から前記倒れ位置に回動するときに前記ボタンを押
圧操作する構成とすると、スパウト容器を使用するとき
に、例えば、略本体部の内側に後退した位置に設けられ
たボタンを容易に操作することができる。
【0027】また、本発明に係るスパウト容器は、前記
ノズルは、折り畳み可能に設けられ、 該ノズルが折り
畳まれた状態で該ノズルおよび前記ボタンが前記邪魔壁
で囲われ、 該ノズルが伸長した状態で該ノズルが該邪
魔壁から露出する構成としたことを特徴とする。
【0028】これにより、邪魔壁を伸縮可能に設けた上
記の発明と同様の効果を得ることができる。
【0029】この場合、前記ノズルは、前記伸長状態か
ら前記折り畳み状態に移行するときに前記ボタンを押圧
操作する構成とすると、スパウト容器を使用するとき
に、例えば、略本体部の内側に後退した位置に設けられ
たボタンを容易に操作することができる。
【0030】また、本発明に係るスパウト容器は、前記
ノズルは、伸縮可能に設けられ、該ノズルが収縮した状
態で該ノズルおよび前記ボタンが前記邪魔壁で囲われ、
該ノズルが伸長した状態で該ノズルが該邪魔壁から露出
する構成としたことを特徴とする。
【0031】これにより、邪魔壁を伸縮可能に設けた上
記の発明と同様の効果を得ることができる。
【0032】また、本発明に係るスパウト容器は、前記
スパウトに、橋架部をさらに設け、該邪魔壁は、前記ノ
ズルを挟んで対向する位置に配設された一対の壁部を有
し、該橋架部は、該ノズルの頂部が挿入され、該一対の
壁部に橋架した位置と、該ノズルを挿通し、該一対の壁
部の間を下降して前記本体部に近接する位置との間で移
動可能に構成したことを特徴とする。
【0033】これにより、邪魔壁を伸縮可能に設けた上
記の発明と同様の効果を得ることができるとともに、特
に、ノズルの上方からの外力の印加をも防止することが
でき、より好適である。
【0034】この場合、前記橋架部は、前記一対の壁部
に橋架した位置から前記本体部に近接する位置に移動す
るときに前記ボタンを押圧操作する構成とすると、スパ
ウト容器を使用するときに、例えば、略本体部の内側に
後退した位置に設けられたボタンを容易に操作すること
ができる。
【0035】また、本発明に係るスパウト容器は、該ボ
タンは、該本体部と面一にまたは該本体部の内側に後退
した位置に設けられ、該ボタンを押圧操作する操作部材
を有することを特徴とする。
【0036】これにより、スパウト容器を使用しないと
きに、ボタンが誤作動することがより確実に防止され、
一方、スパウト容器を使用するときに、略本体部の内側
に後退した位置に設けられたボタンを容易に操作するこ
とができる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明に係るスパウト容器の好適
な実施の形態(以下、本実施の形態例という。)につい
て、図を参照して、以下に説明する。
【0038】以下に説明する本実施の形態の各例に係る
スパウト容器の基本構成は、従来例のスパウト容器1と
同様である。したがって、本実施の形態の各例に係るス
パウト容器について、スパウト容器1と同一の構成要素
にはスパウト容器1と同一の参照符号を付し、説明を省
略する。
【0039】まず、本実施の形態の第1の例に係るスパ
ウト容器について、図1〜図3を参照して説明する。
【0040】スパウト容器10は、図1、図2に示すよ
うに、従来例と同様にスパウト11を構成する円筒状の
ノズル12および直方体状のボタン14を有するととも
に、さらに、邪魔壁16が設けられている。
【0041】なお、図示しないが、ボタン14の表面に
は凹凸が形成されており、指によるボタン14の操作を
良好に行うことができる。以下の他の実施の形態例につ
いても同様である。但し、以下の他の実施の形態例にお
いて、他の部材を指で操作することにより間接的にボタ
ンを押圧する構成のものについては、その部材に凹凸が
形成される。
【0042】ノズル12およびボタン14は、外周に形
成されたコ字状のスリット15aにより、図示しない接
続部(従来例の図29中A部参照)を除き、肩カバー部
(本体部)18と分離されている。したがって、ノズル
12およびボタン14は、肩カバー部18に対して変位
可能に構成されている。また、邪魔壁16は、肩カバー
部18の側に形成されている。したがって、ノズル1
2、ボタン14が変位しても、邪魔壁16は変位するこ
とがない。なお、以下に説明する他の実施の形態例にお
いても、特に断らない限り同様であり、ノズルおよびボ
タンの外周のみにスリットが形成されることによりノズ
ルおよびボタンが肩カバー部に対して変位可能に構成さ
れ、邪魔壁は変位しない。このため、以下の他の実施の
形態例については、ノズルおよびボタンを画成するスリ
ットの図示を省き、また、重複する説明を省略すること
がある。
【0043】ノズル12は、上記したように従来例と同
様であり、円筒状の容器本体2の頂部に、肩カバー部1
8を介して容器本体2の軸線方向に沿って、すなわち、
図1中上方に延出して設けられている。ボタン14も従
来例と同様に、ノズル12と一体的に設けられている。
【0044】邪魔壁16は、ノズル12およびボタン1
4をコ字状に囲うように肩カバー部18に立設されてい
る。邪魔壁16のボタン14が配置された側に開口(操
作用開口部)16aが形成されている。邪魔壁16は、
上面が傾斜状に形成されており、ボタン取付け部位の高
さ寸法H2がボタン14の高さ寸法H1よりも大きく、
また、ノズル取付け部位の高さ寸法H4がノズル12の
高さ寸法H3よりも大きく形成されている。
【0045】スパウト容器10を使用しないとき、すな
わち、例えば、スパウト容器10をかばんに収容して携
帯するときは、スパウト容器10は図1、図2のよう
に、ノズル12およびボタン14が高さ方向において邪
魔壁16に隠れた状態にある。
【0046】したがって、何らかの事情でキャップ5が
外れ、開口16a以外の側面方向から異物がスパウト1
1のノズル12またはボタン14に当接しようとしても
邪魔壁16に阻止されてノズル12またはボタン14に
触れることができず、また、異物の寸法が、開口16a
の幅W1よりも大きい場合は、開口16aの側からであ
っても異物がノズル12またはボタン14に触れること
が阻止される。また、邪魔壁の平面寸法W1またはW2
よりも大きな寸法の異物が上方からノズル12またはボ
タン14に当接しようとしても、同様に異物がノズル1
2またはボタン14に触れることが阻止される。
【0047】このため、スパウト容器10を使用しない
ときに、誤作動によってかばん等の内部をスパウト容器
10の内容物、例えば、整髪料等で汚損することがな
い。
【0048】一方、スパウト容器10を使用するとき
は、図3に示すように、開口16aから邪魔壁16の内
部に指を入れ、ボタン14を押下することにより、ノズ
ル12から内容物を吐出させることができる。
【0049】また、スパウト容器10は、上記のように
異物がボタン14に当接しようとしても邪魔壁16によ
って阻止されるため、キャップ5(図29の従来例参
照)を簡易な構造のものとし、あるいは、キャップを省
略することができ、コストダウンを図ることができる。
【0050】つぎに、本実施の形態の第2の例に係るス
パウト容器について、図4〜図7を参照して説明する。
【0051】スパウト容器20は、上記本実施の形態の
第1の例に係るスパウト容器10と略同様の構造を有す
る。
【0052】スパウト容器20がスパウト容器10と異
なるのは、肩カバー部18に立設された邪魔壁22が外
壁部24と内壁部26とで構成されている点である。
【0053】外壁部24は、略環状に形成されており、
ボタン14が配置された側に開口(操作用開口部)24
aが形成されている。外壁部24に内壁部26が図中上
下方向に摺動可能に内嵌めされる。内壁部26は、ノズ
ル12およびボタン14の全体を囲うように設けられ、
外周が環状にまた内周がコ字状に形成されている。内壁
部26のボタン14が配置された側には、開口24aと
連通する開口26aが形成されている。なお、外壁部2
4の高さ寸法H5と内壁部26の高さ寸法H6とは、こ
の場合、同一の大きさに形成されている(図6参照)。
【0054】外壁部24に対して内壁部26を、例えば
手指で引き上げた、図4に示す状態において、外壁部2
4と内壁部26とは、例えば、外壁部24の内側に設け
た凹部と内壁部26の外側に設けた凸部とが嵌合するこ
とにより、位置決めされ、固定されている(図示せ
ず。)。なお、この固定の強さは、指で操作して固定を
解除できる程度に設定されている。邪魔壁22が伸長し
た状態において、ノズル12は、上端部が内壁部26の
上端部と同一面上かあるいは僅かに内壁部26の上端部
よりも下方に後退して内壁部26の内部に収まった姿勢
にある。
【0055】スパウト容器20を使用しないとき、図4
に示すように、スパウト容器20は、邪魔壁22が伸長
しており、ノズル12およびボタン14が高さ方向にお
いて邪魔壁22に隠れた状態にある。
【0056】したがって、異物がスパウト11のノズル
12またはボタン14に当接しようとしても邪魔壁22
に阻止されてノズル12またはボタン14に触れること
ができない。このため、スパウト容器20を使用しない
ときに、誤作動によってスパウト容器20内容物を吐出
することがない。
【0057】一方、スパウト容器20を使用するとき
は、図6に示すように、例えば、手指で内壁部26を押
し下げて、ノズル12を内壁部26から上方に露出させ
る。そして、開口24a、26aから邪魔壁22の内部
に指を入れ、ボタン14を押下することにより、ノズル
12から内容物を吐出させることができる。この場合、
ノズル12が内壁部26から上方に所定の高さH6露出
しているため、図7に示すように、ボタン14を操作し
ながら、例えば、整髪料の泡沫を手のひらに受けるとき
に邪魔壁22等が手のひらに近接しあるいは当たること
がなく円滑な動作を行うことができる。なお、外壁部2
4の高さ寸法H5および内壁部26の高さ寸法H6がボ
タン14の高さ寸法と同程度に小さいときは、邪魔壁2
2の上方から指を入れてボタン14を操作することもで
きる。
【0058】また、スパウト容器20の誤作動防止構造
によれば、上記のように異物がボタン14に当接しよう
としても邪魔壁22によって阻止される。一方、指で操
作して邪魔壁22を伸縮することにより、ノズル12を
露出し、あるいは邪魔壁22の内側に引き込むことがで
きる。このため、キャップを簡易な構造のものとし、あ
るいは、キャップを省略することができ、コストダウン
を図ることができる。
【0059】つぎに、本実施の形態の第3の例に係るス
パウト容器の誤作動防止構造について、図8〜図13を
参照して説明する。
【0060】スパウト容器30は、ノズル12およびボ
タン32とともに邪魔壁34を有する。
【0061】ノズル12およびボタン32は、従来例と
同様に肩カバー部18に延出して設けられ、コ字状のス
リット15bにより肩カバー部18の上面18aと分離
されている。但し、従来例と異なり、ボタン32は、肩
カバー部18の上面18aと面一に、すなわち同一面に
設けられている。この場合、ボタン32を肩カバー部1
8の上面18aと段差状に形成することにより、ボタン
32を肩カバー部18の内側に後退した位置に設けても
よい。
【0062】邪魔壁34は、図8に示す起立姿勢(起立
位置)において、ノズル12とボタン32を分断するよ
うに設けられた仕切り壁部35aと、対向する仕切り壁
部35b、35cとからなり、ボタン32が設けられた
位置とは反対側の図9中左側に開口34bを有するコ字
状に形成され、ノズル12を囲っている。仕切り壁部3
5aの外面には、突起34cが形成されている。仕切り
壁部35aの下部両端には、スリット15bの外側の上
面18aの部位に接続された接続部34d、34dが形
成されている。邪魔壁34は、この接続部34dを中心
として、図8中、時計回り方向に90°回動可能に構成
されている。また、例えば、仕切り壁部35b、cの下
面に突起が設けられ、一方、上面18aに凹部が設けら
れ、邪魔壁34が起立した位置において突起と凹部が嵌
合し、邪魔壁34が形カバー部18に固定される(図示
せず。)。この固定の強さは、指で操作することにより
固定を解除で切る程度に設定される。邪魔壁34の高さ
寸法は、ノズル12の高さ寸法と略同一かあるいはノズ
ル12を覆うようにノズル12の高さ寸法よりも僅かに
大きく形成されている。
【0063】スパウト容器30を使用しないとき、スパ
ウト容器30は図8〜図10に示すように、ノズル12
が高さ方向において邪魔壁34に隠れた状態(倒れ位
置)にある。
【0064】したがって、肩カバー部18の上面18a
と面一に設けられたボタン34に異物が当接する可能性
が小さく、また、異物がノズル12に当接しようとして
も邪魔壁34に阻止されてノズル12に触れることがで
きない。また、ボタン32を肩カバー部18の上面18
aと面一に設けているため、異物がボタン32のみに当
接する可能性は小さく、ボタン32を押す可能性が小さ
い。それゆえ、スパウト容器30を使用しないときに、
誤作動によってスパウト容器30の内容物を吐出するこ
とがない。
【0065】一方、スパウト容器30を使用するとき
は、図11〜図13に示すように、例えば、指で邪魔壁
32を引き倒し、ノズル12を邪魔壁32から露出させ
る。このとき、さらに、指で邪魔壁32を押下すること
により、突起34dがボタン32に当接し、ボタン32
およびノズル12を押下する(操作部材)。そして、ノ
ズル12がステム3を押下することにより、ノズル12
から内容物を吐出させることができる。
【0066】また、スパウト容器30は、上記のよう
に、ボタン34が肩カバー部18の上面18aと面一に
設けられるとともに、邪魔壁32を回動することによ
り、ノズル12を露出し、あるいは邪魔壁32の内側に
引き込むことができるため、キャップを簡易な構造のも
のとし、あるいは、キャップを省略することができ、コ
ストダウンを図ることができる。
【0067】つぎに、本実施の形態の第4の例に係るス
パウト容器について、図14〜図19を参照して説明す
る。
【0068】スパウト容器40は、ノズル12およびボ
タン42とともに邪魔壁44を有する。
【0069】ノズル12は、肩カバー部18に延出し
て、肩カバー部18と一体的に設けられている。
【0070】ボタン42は、本実施の形態の第3の例と
同様に、肩カバー部18にコ字状のスリット15cを設
けることによって形成されている。したがって、ボタン
32は、肩カバー部18の上面18aと面一に、すなわ
ち同一面に設けられるとともに、肩カバー部18に対し
て変位可能に構成されている。
【0071】邪魔壁44は、肩カバー部18の上面18
aに上面18aと一体的に設けられている。邪魔壁44
は、ノズル12を挟んで対向して配置された2つの略半
割り円柱状の壁部46、48と、図14に示すように、
壁部46、48に橋架された橋架部50とで構成されて
いる。橋架部50の中央には貫通孔部50aが形成され
ており、この貫通孔部50aにノズル12が頂部を露出
しない程度に嵌入されている。貫通孔部50aとノズル
12とは、例えば、指で強い力を加えない限り上下方向
に摺動しない程度に密接して設けられている。また、例
えば、壁部44の上面に設けた凹部と橋架部50の下面
に設けた凸部とが嵌合して位置決めされており(図示せ
ず。)、意図しない力が橋架部50に側方から作用して
も、橋架部50がノズル12を中心として水平方向に回
動することのないように固定されている。
【0072】橋架部50は、指で操作することにより、
ノズル12を中心として回動可能に設けられ、図14の
状態から90°回動した図17の状態において、ノズル
12を挿通した状態で昇降可能に設けられている。
【0073】スパウト容器40を使用しないとき、スパ
ウト容器40は、図14〜図16に示すように、ノズル
12が邪魔壁44に隠れた状態にある。この場合、他の
実施の形態例と異なり、ノズル12の上部も橋架部50
に隠れている。
【0074】したがって、肩カバー部18の上面18a
と面一に設けられたボタン42に異物が当接する可能性
が小さく、また、異物がノズル12に当接しようとして
も、ノズル12の二側からは壁部44、46に阻止され
てノズル12に触れることができず、また、ノズル12
の上方からは橋架部50に阻止されてノズル12に触れ
ることができない。また、ボタン42を肩カバー部18
の上面18aと面一に設けているため、異物がボタン4
2のみに当接する可能性は小さく、ボタン42を押す可
能性が小さい。それゆえ、スパウト容器40を使用しな
いときに、誤作動によってスパウト容器40の内容物を
吐出することがない。
【0075】一方、スパウト容器40を使用するとき
は、図17〜図19に示すように、例えば、指で橋架部
50を90°回動させ、その状態で橋架部50を押下す
ることにより、橋架部50の下面がボタン42に当接
し、押下し、ノズル12から内容物を吐出させることが
できる(操作部材)。
【0076】また、スパウト容器40は、上記のよう
に、ボタン42が肩カバー部18の上面18aと面一に
設けられるとともに、橋架部50を回動することによ
り、ノズル12を露出し、あるいは橋架部50の下側に
位置させることができるため、キャップ5を簡易な構造
のものとし、あるいは、キャップを省略することがで
き、コストダウンを図ることができる。
【0077】つぎに、本実施の形態の第5の例に係るス
パウト容器について、図20〜図24を参照して説明す
る。
【0078】スパウト容器51は、ノズル52およびボ
タン14とともに邪魔壁59を有する。
【0079】ノズル52は、方形の筒状の下段部54お
よび上段部56を有する。図21、図22に示すよう
に、下段部54は肩カバー部18の上面18aに立設
し、下段部54の上面54aは皿状に形成されている。
一方、上段部56の下面56aは側面形状が円弧状に凸
に形成されている。また、上段部56の両側には突起5
6b形成されており(突起56bは、一側側のみ図
示)、突起56bが後述する邪魔壁59の壁部60、6
2の孔部64、64に嵌合している。したがって、下段
部54の上面54aに上段部56の下面56aを摺接さ
せた状態で、下段部54に対して上段部56が略90°
回動可能に構成されている。さらに、図示しないが、上
段部56に位置決め用の突起が、また、壁部60、62
に突起に対応した孔部が形成されており、上段部56が
起立姿勢で位置決めされる。すなわち、図24に示すよ
うに上段部56を反時計回りに回動して起立させたとき
に、上段部56が回りすぎて左側に傾くことがない。
【0080】内容物を吐出するためのノズル52の通路
は、下段部54の通路部54bと上段部56の通路部5
6bとに分割して構成されている。したがって、図20
〜図23に示す、上段部56を倒した状態において、下
段部54の通路部54bは上段部56の下面56aによ
って閉塞され、一方、図24に示す、上段部56を起立
させた状態において、下段部54の通路部54bは上段
部56の通路部56bと連通する。
【0081】ボタン14は、従来例と同様に肩カバー部
18の上面18aに立設されている。
【0082】邪魔壁59は、肩カバー部18の上面18
aに、上面18aに対して変位可能に設けられている。
邪魔壁59は、ノズル52を挟んで対向して配置された
2つの半割り円柱状の壁部60、62で構成されてい
る。壁部60、62の対向する面にはそれぞれ孔部64
が形成されている。壁部60、62の高さ寸法H7は、
図23に示すように、上段部56を倒した状態において
上面18aから上段部56の側面までの距離Lよりも大
きく、一方、図24に示すように、上段部56を起立さ
せた状態においてノズル52の頂部が壁部60、62か
ら露出する大きさに形成されている。
【0083】スパウト容器51を使用しないとき、スパ
ウト容器51は図20〜図23に示すように、ノズル5
2およびボタン14が邪魔壁59に隠れた状態にある。
【0084】したがって、異物がノズル12またはボタ
ン14に当接しようとしても、ノズル12の二側からは
壁部60、62に阻止されてノズル12またはボタン1
4に触れることができず、また、ノズル12またはボタ
ン14の上方からは壁部60、62に阻止されてノズル
12の上段部56またはボタン14に触れることができ
ない。それゆえ、スパウト容器51を使用しないとき
に、誤作動によってスパウト容器51の内容物を吐出す
ることがない。また、仮に、ボタン14が押されたとし
ても、ノズル12の通路が閉塞されているため、内容物
を吐出することがない。
【0085】一方、スパウト容器51を使用するとき
は、図24に示すように、例えば、指で上段部56を9
0°回動させて起立させ、その状態でボタン14を押下
することにより、ノズル52から内容物を吐出させるこ
とができる。
【0086】また、スパウト容器51は、上記のよう
に、ボタン14が邪魔壁59で囲われるとともに、上段
部56を回動することにより、ノズル52を露出し、あ
るいは壁部60、62間に位置させることができるた
め、キャップを簡易な構造のものとし、あるいは、キャ
ップを省略することができ、コストダウンを図ることが
できる。
【0087】つぎに、本実施の形態の第6の例に係るス
パウト容器について、図25〜図28を参照して説明す
る。
【0088】スパウト容器61は、ノズル63およびボ
タン14とともに邪魔壁70を有する。
【0089】ノズル63は、円筒状の外環部64、中環
部66および内環部68を有する。図25、図27に示
すように、外環部64は肩カバー部18の上面18aに
立設し、外環部64の内側に中環部66が上下方向に摺
動可能に内嵌めされ、中環部66の内側に内環部68が
上下方向に内嵌めされている。また、図28に示すよう
に、外環部64の内面に凹部64aが形成されるととも
に中環部66の外面に凸部66aが形成されており、中
環部66を上方に伸長した状態で凹部64aに凸部66
aが嵌合することにより、中環部66が位置決め、固定
される。同様に、中環部66の内面に凹部66bが形成
されるとともに内環部68の外面に凸部68aが形成さ
れており、内環部68を上方に伸長した状態で凹部66
bに凸部68aが嵌合することにより、内環部68が位
置決め、固定される。
【0090】さらに、内環部68の外面には、指で操作
するための操作部68bが形成されている。なお、凹部
66bおよび凸部68aからなる嵌合部位は、指で操作
部68bを操作してノズル内環部68を引き上げたとき
に、ノズル内環部68に連動してノズル中環部66を引
き上げるための係合部の役割も果たす。
【0091】伸長したノズル63を収縮させるには、指
で操作部68bを操作して内環部68を押し下げること
により、例えば、まず、内環部68が中環部66に略収
容され、ついで、操作部68bの下面が中環部66の上
面に当接し、中環部66を押し下げることにより、中環
部66がノズル外環部64に収容され、図25に示す状
態に至る。
【0092】ボタン14は、従来例と同様に肩カバー部
18に立設されている。
【0093】邪魔壁70は、ノズル63およびボタン1
4をコ字状に囲うように肩カバー部18に立設されてい
る。邪魔壁70は、ボタン14が配置された側に開口7
0aが形成されている。邪魔壁70は、図25に示すよ
うに、ボタン14の高さ寸法H8よりも大きい高さ寸法
H9を有する。また、この高さ寸法H9は、同じく図2
5に示すように、ノズル63が収縮した状態において、
ノズル63の高さ寸法H10と同一かまたは高さ寸法H
10よりも大きく、一方、図28に示すノズル63が伸
長した状態において、高さ寸法H11のノズル63が邪
魔壁70よりも上方に露出する大きさに形成されてい
る。
【0094】スパウト容器61を使用しないとき、スパ
ウト容器61は図25に示したように、ノズル63およ
びボタン14が邪魔壁70に隠れた状態にある。
【0095】したがって、異物がノズル12またはボタ
ン14に当接しようとしても、邪魔壁70に阻止されて
ノズル63またはボタン14に触れることができない。
それゆえ、スパウト容器61を使用しないときに、誤作
動によってスパウト容器61の内容物を吐出することが
ない。
【0096】一方、スパウト容器61を使用するとき
は、図28に示すように、例えば、指で操作部68bを
操作してノズル63を伸長した状態で、ボタン14を押
下することにより、ノズル63から内容物を吐出させる
ことができる。このとき、ノズル63が上方に所定の高
さH11に邪魔壁70から露出しているため、円滑な動
作を行うことができる。
【0097】また、スパウト容器61は、上記のよう
に、ボタン14が邪魔壁70で囲われるとともに、ノズ
ル63を収縮することにより、ノズル52を露出し、あ
るいは壁部60、62間に位置させることができるた
め、キャップを簡易な構造のものとし、あるいは、キャ
ップを省略することができ、コストダウンを図ることが
できる。
【0098】
【発明の効果】本発明に係るスパウト容器によれば、ス
パウト容器を使用しない状態において、誤作動によって
スパウト容器の周辺環境を汚損することがない。特に、
かばん等にスパウト容器を収容して携帯するときに、誤
作動によってかばん等の内部を容器の内容物で汚損する
ことがない。
【0099】また、本発明に係るスパウト容器によれ
ば、邪魔壁は、操作用開口部を有するため、操作用開口
部以外の側面方向から異物がノズルまたはボタンに当接
しようとしても邪魔壁に阻止されてノズルまたはボタン
に触れることができず、また、異物の寸法が、操作用開
口部の幅よりも大きい場合は、指先が進入可能な方向か
らであっても異物がノズルまたはボタンに触れることが
阻止される。また、邪魔壁の平面寸法よりも大きな寸法
の異物が上方からノズルまたはボタンに当接しようとし
ても、同様に異物がノズルまたはボタンに触れることが
阻止される。
【0100】また、本発明に係るスパウト容器によれ
ば、スパウト容器の取り扱い性がよい。
【0101】また、本発明に係るスパウト容器によれ
ば、スパウト容器を使用するときに、例えば、略本体部
の内側に後退した位置に設けられたボタンを容易に操作
することができる。
【0102】また、本発明に係るスパウト容器によれ
ば、ノズルの上方からの外力の印加をも防止することが
できる。
【0103】また、本発明に係るスパウト容器によれ
ば、スパウト容器を使用しないときに、ボタンが誤作動
することがより確実に防止され、一方、スパウト容器を
使用するときに、略本体部の内側に後退した位置に設け
られたボタンを容易に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の第1の例に係るスパウト容器を
使用しないときの、一部透視して示すスパウト容器の部
分側面図である。
【図2】本実施の形態の第1の例に係るスパウト容器の
キャップを外した状態の平面図である。
【図3】本実施の形態の第1の例に係るスパウト容器を
使用するときの、一部透視して示すスパウト容器の部分
側面図である。
【図4】本実施の形態の第2の例に係るスパウト容器を
使用しないときの、一部透視して示すスパウト容器の部
分斜視図である。
【図5】本実施の形態の第2の例に係るスパウト容器の
キャップを外した状態の平面図である。
【図6】本実施の形態の第2の例に係るスパウト容器を
使用するときの、一部透視して示すスパウト容器の部分
斜視図である。
【図7】本実施の形態の第2の例に係るスパウト容器を
使用するときの操作性が良好であることを説明するため
の図である。
【図8】本実施の形態の第3の例に係るスパウト容器を
使用しないときの、一部透視して示すスパウト容器の部
分側面図である。
【図9】本実施の形態の第3の例に係るスパウト容器の
キャップを外した状態のスパウト容器の平面図である。
【図10】本実施の形態の第3の例に係るスパウト容器
の図9中、X−X線上断面図である。
【図11】本実施の形態の第3の例に係るスパウト容器
を使用するときの、一部透視して示すスパウト容器の部
分側面図である。
【図12】本実施の形態の第3の例に係るスパウト容器
を使用するときの、キャップを外した状態のスパウト容
器の平面図である。
【図13】本実施の形態の第3の例に係るスパウト容器
の図9中、XIII−XIII線上断面図である。
【図14】本実施の形態の第4の例に係るスパウト容器
を使用しないときの、スパウト容器の部分斜視図であ
る。
【図15】本実施の形態の第4の例に係るスパウト容器
を使用しないときの、スパウト容器の部分側面図であ
る。
【図16】本実施の形態の第4の例に係るスパウト容器
を使用しないときの、キャップを外した状態のスパウト
容器の平面図である。
【図17】本実施の形態の第4の例に係るスパウト容器
を使用するときの、スパウト容器の部分斜視図である。
【図18】本実施の形態の第4の例に係るスパウト容器
を使用するときの、スパウト容器の部分側面図である。
【図19】本実施の形態の第4の例に係るスパウト容器
を使用するときの、キャップを外した状態のスパウト容
器の平面図である。
【図20】本実施の形態の第5の例に係るスパウト容器
を使用しないときの、スパウト容器の部分斜視図であ
る。
【図21】本実施の形態の第5の例に係るスパウト容器
を使用しないときの、一部透視して示すスパウト容器の
部分側面図である。
【図22】本実施の形態の第5の例に係るスパウト容器
を使用しないときの、一部透視して示すスパウト容器の
部分正面図である。
【図23】本実施の形態の第5の例に係るスパウト容器
のノズルの部分詳細図である。
【図24】本実施の形態の第5の例に係るスパウト容器
を使用するときの、一部透視して示すスパウト容器の部
分側面図である。
【図25】本実施の形態の第6の例に係るスパウト容器
を使用しないときの、一部透視して示すスパウト容器の
部分側面図である。
【図26】本実施の形態の第6の例に係るスパウト容器
を使用しないときの、キャップを外した状態のスパウト
容器の平面図である。
【図27】本実施の形態の第6の例に係るスパウト容器
を使用するときの、一部透視して示すスパウト容器の部
分斜視図である。
【図28】本実施の形態の第6の例に係るスパウト容器
を使用するときの、スパウト容器の部分断面図である。
【図29】一部破断して示す従来のスパウト容器の側面
図である。
【図30】従来のスパウト容器の使用状態を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
2 容器本体 7 マウンテンキャップ 10、20、30、40、51、61 スパウト容器 11 スパウト 12、52、63 ノズル 14、32、42 ボタン 16、22、34、44、59、70 邪魔壁 18 肩カバー部 18a 上面 24 外壁部 26 内壁部 46、48、60、62 壁部 50 橋架部 56 上段部 58 下段部 64 外環部 66 中環部 68 内環部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物が噴射剤とともに充填された容器
    本体と、該容器本体に取付けられる本体部、該本体部に
    対し該内容物の吐出方向に延出するノズルおよび吐出操
    作用のボタンを具備するスパウトとを有してなるスパウ
    ト容器において、 該スパウトに、少なくとも不使用時において該ノズルお
    よび該ボタンを囲うように配設され、該ノズルおよび該
    ボタンに外力が印加されるのを防止する邪魔壁を設けた
    ことを特徴とするスパウト容器。
  2. 【請求項2】 前記邪魔壁は、前記ボタンを操作するた
    めの操作用開口部を有することを特徴とする請求項1記
    載のスパウト容器。
  3. 【請求項3】 前記邪魔壁は、前記吐出方向に伸縮可能
    に設けられ、該邪魔壁が伸長した状態で前記ノズルおよ
    び前記ボタンを囲い、該邪魔壁が収縮した状態で少なく
    とも該ノズルを露出する構成としたことを特徴とする請
    求項1または2に記載のスパウト容器。
  4. 【請求項4】 前記邪魔壁は、前記本体部に対して起立
    位置と倒れ位置との間で回動可能に設けられ、該邪魔壁
    が該起立位置にあるときに前記ノズルを囲い、該邪魔壁
    が該倒れ位置にあるときに該ノズルを露出する構成とし
    たことを特徴とする請求項1または2に記載のスパウト
    容器。
  5. 【請求項5】 前記邪魔壁は、前記起立位置から前記倒
    れ位置に回動するときに前記ボタンを押圧操作する構成
    としたことを特徴とする請求項4記載のスパウト容器。
  6. 【請求項6】 前記ノズルは、折り畳み可能に設けら
    れ、 該ノズルが折り畳まれた状態で該ノズルおよび前記ボタ
    ンが前記邪魔壁で囲われ、 該ノズルが伸長した状態で該ノズルが該邪魔壁から露出
    する構成としたことを特徴とする請求項1または2に記
    載のスパウト容器。
  7. 【請求項7】 前記ノズルは、前記伸長状態から前記折
    り畳み状態に移行するときに前記ボタンを押圧操作する
    構成としたことを特徴とする請求項6記載のスパウト容
    器。
  8. 【請求項8】 前記ノズルは、伸縮可能に設けられ、 該ノズルが収縮した状態で該ノズルおよび前記ボタンが
    前記邪魔壁で囲われ、該ノズルが伸長した状態で該ノズ
    ルが該邪魔壁から露出する構成としたことを特徴とする
    請求項1または2に記載のスパウト容器。
  9. 【請求項9】 前記スパウトに、橋架部をさらに設け、 該邪魔壁は、前記ノズルを挟んで対向する位置に配設さ
    れた一対の壁部を有し、 該橋架部は、該ノズルの頂部が挿入され、該一対の壁部
    に橋架した位置と、該ノズルを挿通し、該一対の壁部の
    間を下降して前記本体部に近接する位置との間で移動可
    能に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載
    のスパウト容器。
  10. 【請求項10】 前記橋架部は、前記一対の壁部に橋架
    した位置から前記本体部に近接する位置に移動するとき
    に前記ボタンを押圧操作する構成としたことを特徴とす
    る請求項9記載のスパウト容器。
  11. 【請求項11】 内容物が噴射剤とともに充填された容
    器本体と、該容器本体に取付けられる本体部、該本体部
    に対し該内容物の吐出方向に延出するノズルおよび吐出
    操作用のボタンを具備するスパウトとを有してなるスパ
    ウト容器において、 該ボタンは、該本体部と面一にまたは該本体部の内側に
    後退した位置に設けられ、 該ボタンを押圧操作する操作部材を有することを特徴と
    するスパウト容器。
JP2000287566A 2000-09-21 2000-09-21 スパウト容器 Withdrawn JP2002096884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000287566A JP2002096884A (ja) 2000-09-21 2000-09-21 スパウト容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000287566A JP2002096884A (ja) 2000-09-21 2000-09-21 スパウト容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002096884A true JP2002096884A (ja) 2002-04-02

Family

ID=18771290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000287566A Withdrawn JP2002096884A (ja) 2000-09-21 2000-09-21 スパウト容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002096884A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034709A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Toyo Aerosol Ind Co Ltd エアゾール容器の噴射ロック機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034709A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Toyo Aerosol Ind Co Ltd エアゾール容器の噴射ロック機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2524665T3 (es) Dispensador bloqueable
EP3395717B1 (en) Discharge container for discharging contents onto discharge surface
US6824006B2 (en) Child safe container
JP3814726B1 (ja) エアゾール容器用キャップ及びエアゾール噴射装置
JP2002096884A (ja) スパウト容器
JP5658999B2 (ja) 噴射装置
CA2489015C (en) Pressurized dispensing package and method for using the same
JP3974006B2 (ja) エアゾール容器
JP4951229B2 (ja) エアゾール装置
JP4656724B2 (ja) エアゾール容器
JP6821273B2 (ja) エアゾール容器のロック機構およびこれを用いたエアゾール容器
JP4545567B2 (ja) エアゾール装置
JP5743869B2 (ja) 二重容器
JPH0335393Y2 (ja)
JP2001163379A (ja) 噴出器
JP2002104552A (ja) エアゾール容器
KR102270564B1 (ko) 화장품 용기
JPH0335394Y2 (ja)
JP4767527B2 (ja) スプレー構造
JP2002080077A (ja) 残留ガス排出機構を備えた肩カバー付エアゾール容器
JP4156344B2 (ja) 噴出容器
CA2580382A1 (en) Spring-loaded actuator cap
CN114727695A (zh) 容器
JP2001328689A (ja) エアゾール容器
KR200231917Y1 (ko) 에어로졸 용기용 분무캡의 버튼 잠금/해제 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204