JP2002096523A - プリンタの印字位置調整方法及び調整装置 - Google Patents
プリンタの印字位置調整方法及び調整装置Info
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- JP2002096523A JP2002096523A JP2000288935A JP2000288935A JP2002096523A JP 2002096523 A JP2002096523 A JP 2002096523A JP 2000288935 A JP2000288935 A JP 2000288935A JP 2000288935 A JP2000288935 A JP 2000288935A JP 2002096523 A JP2002096523 A JP 2002096523A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】用紙上のフォーマット印刷された印刷枠に対す
るプリンタの印字位置のずれを簡単且つ正確に調整す
る。 【解決手段】印字位置調整装置１００は、印字データを
上位から受信する受信部１、受信した印字データを解析
し用紙上の印刷枠に対応して印字すべき印字ポジション
（印字位置）を抽出するデータ解析部３、印字ポジショ
ンの左端印字データを印字位置調整用データ（テストマ
ーク）に変換するデータ展開部４、装置の印字位置調整
モードへの移行及び印字位置調整用データの印刷枠に対
する位置調整を行なう操作盤制御部２及び位置調整の結
果を印字出力する印字制御部５とからなり、印字ポジシ
ョンでのテストマーク位置の印字結果を見て、操作盤の
スイッチ操作によりテストマークが印刷枠に収まるよう
に位置調整する。
るプリンタの印字位置のずれを簡単且つ正確に調整す
る。 【解決手段】印字位置調整装置１００は、印字データを
上位から受信する受信部１、受信した印字データを解析
し用紙上の印刷枠に対応して印字すべき印字ポジション
（印字位置）を抽出するデータ解析部３、印字ポジショ
ンの左端印字データを印字位置調整用データ（テストマ
ーク）に変換するデータ展開部４、装置の印字位置調整
モードへの移行及び印字位置調整用データの印刷枠に対
する位置調整を行なう操作盤制御部２及び位置調整の結
果を印字出力する印字制御部５とからなり、印字ポジシ
ョンでのテストマーク位置の印字結果を見て、操作盤の
スイッチ操作によりテストマークが印刷枠に収まるよう
に位置調整する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの印字位置
調整方法及び調整装置に関し、特に用紙上にフォーマッ
ト印刷された印刷枠に対するプリンタの印字位置のずれ
を簡単に且つ正確に調整しうる印字位置調整方法及び調
整装置に関する。
調整方法及び調整装置に関し、特に用紙上にフォーマッ
ト印刷された印刷枠に対するプリンタの印字位置のずれ
を簡単に且つ正確に調整しうる印字位置調整方法及び調
整装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】印刷枠がフォーマット印刷された用紙上
にプリンタで印字を行なった結果、印刷枠に対し印字位
置がずれてしまう場合がある。このような場合、従来で
もプリンタによる印字位置調整方法は存在していたが、
従来技術ではページ全体に対し印字位置を移動させる方
法になっていた。
にプリンタで印字を行なった結果、印刷枠に対し印字位
置がずれてしまう場合がある。このような場合、従来で
もプリンタによる印字位置調整方法は存在していたが、
従来技術ではページ全体に対し印字位置を移動させる方
法になっていた。
【０００３】即ち、ページ全体に対する印字位置の調整
方法としては、用紙全体をプリンタ上で左右方向に移動
させる方法、または印字機構全体を用紙に対し左右方向
に移動させる方法がある。
方法としては、用紙全体をプリンタ上で左右方向に移動
させる方法、または印字機構全体を用紙に対し左右方向
に移動させる方法がある。
【０００４】このような従来技術では、印字位置調整を
行なった後に、再度同じ印字データを上位から再送して
印字位置の確認をする必要があり、特にページの印字デ
ータ量が多いときは、１ページを印字し終えるのに多大
な時間を要している。
行なった後に、再度同じ印字データを上位から再送して
印字位置の確認をする必要があり、特にページの印字デ
ータ量が多いときは、１ページを印字し終えるのに多大
な時間を要している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリン
タによる印字位置調整方法は、ページ全体に対して印字
位置を移動させる方法となっているため、印字位置調整
を行なった後に、再度同じ印字データを上位から再送し
て印字位置の確認をする必要がある。特にページの印字
データ量が多いときは、１ページを印字し終えるのに多
大な時間がかかってしまい、調整の繰り返しが発生する
と、更に時間を要することで業務に多大な影響が発生し
てしまうという問題がある。
タによる印字位置調整方法は、ページ全体に対して印字
位置を移動させる方法となっているため、印字位置調整
を行なった後に、再度同じ印字データを上位から再送し
て印字位置の確認をする必要がある。特にページの印字
データ量が多いときは、１ページを印字し終えるのに多
大な時間がかかってしまい、調整の繰り返しが発生する
と、更に時間を要することで業務に多大な影響が発生し
てしまうという問題がある。
【０００６】また、用紙上に複数のフォーマット印刷枠
があり、個々に印字位置がずれている場合には、ページ
全体を移動させる従来技術では対応することができな
い。この場合、アプリケーションの変更が発生してオペ
レータによる調整が不可能になってしまい、すぐに印字
結果を得ることができない状況が発生するという問題が
ある。
があり、個々に印字位置がずれている場合には、ページ
全体を移動させる従来技術では対応することができな
い。この場合、アプリケーションの変更が発生してオペ
レータによる調整が不可能になってしまい、すぐに印字
結果を得ることができない状況が発生するという問題が
ある。
【０００７】本発明の目的は、上記従来の問題に鑑み、
印字位置のずれを短時間で簡単に且つ正確に調整し、更
に複数のフォーマット印刷枠に対しても個々に位置調整
しうるプリンタの印字位置調整方法及び調整装置を提供
することにある。
印字位置のずれを短時間で簡単に且つ正確に調整し、更
に複数のフォーマット印刷枠に対しても個々に位置調整
しうるプリンタの印字位置調整方法及び調整装置を提供
することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタの印字
位置調整方法は、フォーマット印刷された印刷枠を有す
る用紙上に印字するプリンタにおいて、前記印刷枠内に
印字すべき印字データを印字位置調整用データに変換す
る工程と、変換した前記印字位置調整用データを印字す
る工程と、印字結果を基に操作盤を操作して印字位置の
調整を行う工程とからなる。
位置調整方法は、フォーマット印刷された印刷枠を有す
る用紙上に印字するプリンタにおいて、前記印刷枠内に
印字すべき印字データを印字位置調整用データに変換す
る工程と、変換した前記印字位置調整用データを印字す
る工程と、印字結果を基に操作盤を操作して印字位置の
調整を行う工程とからなる。
【０００９】また本発明のプリンタの印字位置調整装置
は、フォーマット印刷された印刷枠を有する用紙上に印
字するプリンタにおいて、前記印刷枠内に印字すべき印
字データを印字位置調整用データに変換する手段と、変
換した前記印字位置調整用データを印字する手段と、印
字結果を基に操作盤を操作して印字位置の調整を行う手
段とを備えている。
は、フォーマット印刷された印刷枠を有する用紙上に印
字するプリンタにおいて、前記印刷枠内に印字すべき印
字データを印字位置調整用データに変換する手段と、変
換した前記印字位置調整用データを印字する手段と、印
字結果を基に操作盤を操作して印字位置の調整を行う手
段とを備えている。
【００１０】このプリンタの印字位置調整装置において
は、具体的には、印字データを上位から受信する受信部
と、受信した前記印字データを解析して前記印刷枠に対
応して印字すべき印字ポジションを抽出するデータ解析
部と、前記印字ポジションの左端印字データを印字位置
調整用データに変換するデータ展開部と、装置の印字位
置調整モードへの移行及び前記印字位置調整用データの
前記印刷枠に対する位置調整を行う操作盤及びその制御
部と、前記位置調整の結果を印字出力する印字制御部と
を備えてなる。
は、具体的には、印字データを上位から受信する受信部
と、受信した前記印字データを解析して前記印刷枠に対
応して印字すべき印字ポジションを抽出するデータ解析
部と、前記印字ポジションの左端印字データを印字位置
調整用データに変換するデータ展開部と、装置の印字位
置調整モードへの移行及び前記印字位置調整用データの
前記印刷枠に対する位置調整を行う操作盤及びその制御
部と、前記位置調整の結果を印字出力する印字制御部と
を備えてなる。
【００１１】これらのプリンタの印字位置調整方法及び
調整装置において、前記印字位置調整用データが、前記
印刷枠の左端位置に対応するテストマークであるものと
する。
調整装置において、前記印字位置調整用データが、前記
印刷枠の左端位置に対応するテストマークであるものと
する。
【００１２】またこれらのプリンタの印字位置調整方法
及び調整装置において、前記印字位置調整モードに移行
した後に受信した前記印字データは、前記プリンタ内に
格納されることを特徴とし、さらに前記用紙上の同一行
に存する複数の前記印刷枠に対して別個に印字位置の調
整が行えることを特徴とする。
及び調整装置において、前記印字位置調整モードに移行
した後に受信した前記印字データは、前記プリンタ内に
格納されることを特徴とし、さらに前記用紙上の同一行
に存する複数の前記印刷枠に対して別個に印字位置の調
整が行えることを特徴とする。
【００１３】さらにこれらのプリンタの印字位置調整方
法及び調整装置において、前記操作盤は、装置を印字位
置調整モードに移行させるテストスイッチと、前記用紙
上の前記印字ポジションの上下方向位置を調整する上下
スイッチと、前記印字位置調整用データの左右方向位置
を調整する左右スイッチと、調整時の状態を表示する液
晶表示部（ＬＣＤ）と、位置調整の結果を印字出力させ
る再印字スイッチと、印字位置調整モードを終了させる
調整終了スイッチとを有してなる。
法及び調整装置において、前記操作盤は、装置を印字位
置調整モードに移行させるテストスイッチと、前記用紙
上の前記印字ポジションの上下方向位置を調整する上下
スイッチと、前記印字位置調整用データの左右方向位置
を調整する左右スイッチと、調整時の状態を表示する液
晶表示部（ＬＣＤ）と、位置調整の結果を印字出力させ
る再印字スイッチと、印字位置調整モードを終了させる
調整終了スイッチとを有してなる。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００１５】図１は本発明の実施の形態のプリンタの印
字位置調整装置の構成ブロック図、図２はこの実施の形
態の制御動作を示すフローチャート、図３はこの実施の
形態の操作盤を示す平面図、図４はこの実施の形態の印
字位置調整モード時の用紙上の印字結果を示す図であ
る。
字位置調整装置の構成ブロック図、図２はこの実施の形
態の制御動作を示すフローチャート、図３はこの実施の
形態の操作盤を示す平面図、図４はこの実施の形態の印
字位置調整モード時の用紙上の印字結果を示す図であ
る。
【００１６】図１を参照してこの実施の形態における装
置の構成を説明する。フォーマット印刷された印刷枠を
有する用紙上に印字するプリンタにおいて印字位置調整
装置１００がある。
置の構成を説明する。フォーマット印刷された印刷枠を
有する用紙上に印字するプリンタにおいて印字位置調整
装置１００がある。
【００１７】この印字位置調整装置１００においては、
印字データを上位から受信する受信部１と、受信した印
字データを解析し、用紙上の印刷枠に対応して印字すべ
き印字ポジション（印字位置）を抽出するデータ解析部
３と、印字ポジションの左端印字データを印字位置調整
用データに変換するデータ展開部４と、装置の印字位置
調整モードへの移行及び印字位置調整用データの印刷枠
に対する位置調整を行なう操作盤制御部２と、位置調整
の結果を印字出力する印字制御部５とを備えて構成され
る。なお、この実施の形態では、上述の印字位置調整用
データはテストマーク１５に相当する（図４参照）。
印字データを上位から受信する受信部１と、受信した印
字データを解析し、用紙上の印刷枠に対応して印字すべ
き印字ポジション（印字位置）を抽出するデータ解析部
３と、印字ポジションの左端印字データを印字位置調整
用データに変換するデータ展開部４と、装置の印字位置
調整モードへの移行及び印字位置調整用データの印刷枠
に対する位置調整を行なう操作盤制御部２と、位置調整
の結果を印字出力する印字制御部５とを備えて構成され
る。なお、この実施の形態では、上述の印字位置調整用
データはテストマーク１５に相当する（図４参照）。
【００１８】図２には、この実施の形態のプリンタが印
字位置調整モードに移行してから、調整終了までの制御
フローチャートを示すが、動作の詳細については後述す
る。
字位置調整モードに移行してから、調整終了までの制御
フローチャートを示すが、動作の詳細については後述す
る。
【００１９】図３にこの実施の形態における操作盤を示
すが、この操作盤６は、装置を印字位置調整モードに移
行させるテストスイッチ７と、用紙上の印字ポジション
の上下方向位置を調整する上スイッチ９及び下スイッチ
１０と、印字位置調整用データ（テストマーク１５）の
左右方向位置を調整する左スイッチ１１及び右スイッチ
１２と、調整時の状態を表示するＬＣＤ（液晶表示部）
８と、位置調整の結果を印字出力させる再印字スイッチ
１３と、印字位置調整モードを終了させる調整終了スイ
ッチ１４とから構成される。
すが、この操作盤６は、装置を印字位置調整モードに移
行させるテストスイッチ７と、用紙上の印字ポジション
の上下方向位置を調整する上スイッチ９及び下スイッチ
１０と、印字位置調整用データ（テストマーク１５）の
左右方向位置を調整する左スイッチ１１及び右スイッチ
１２と、調整時の状態を表示するＬＣＤ（液晶表示部）
８と、位置調整の結果を印字出力させる再印字スイッチ
１３と、印字位置調整モードを終了させる調整終了スイ
ッチ１４とから構成される。
【００２０】この操作盤６の操作について説明すると、
テストスイッチ７の押下にてプリンタが印字位置調整モ
ードに移行し、まず上スイッチ９及び下スイッチ１０で
位置調整を行なうべき印字ポジションを選択し、次いで
左スイッチ１１及び右スイッチ１２にて、印刷枠に対す
るテストマーク１５の左右方向の印字位置を調整する。
調整時の状態はＬＣＤ８上に表示される。印字位置調整
時のテストマーク１５を再度印字させるためには再印字
スイッチ１３を押下する。印字位置調整モードを終了さ
せる際には、調整終了スイッチ１４を押下する。
テストスイッチ７の押下にてプリンタが印字位置調整モ
ードに移行し、まず上スイッチ９及び下スイッチ１０で
位置調整を行なうべき印字ポジションを選択し、次いで
左スイッチ１１及び右スイッチ１２にて、印刷枠に対す
るテストマーク１５の左右方向の印字位置を調整する。
調整時の状態はＬＣＤ８上に表示される。印字位置調整
時のテストマーク１５を再度印字させるためには再印字
スイッチ１３を押下する。印字位置調整モードを終了さ
せる際には、調整終了スイッチ１４を押下する。
【００２１】図４には、印刷用紙上の印字ポジション位
置及びこの実施の形態における印字位置調整モード時の
印字結果を示す。印刷用紙１７上には、複数のフォーマ
ット印刷枠１６がフォーマット印刷されており、図４に
示す例では７個所にフォーマット印刷枠１６が印刷され
ているものとする。各フォーマット印刷枠１６の左端位
置に、上述した印字位置調整用データ（テストマーク１
５）が対応する。
置及びこの実施の形態における印字位置調整モード時の
印字結果を示す。印刷用紙１７上には、複数のフォーマ
ット印刷枠１６がフォーマット印刷されており、図４に
示す例では７個所にフォーマット印刷枠１６が印刷され
ているものとする。各フォーマット印刷枠１６の左端位
置に、上述した印字位置調整用データ（テストマーク１
５）が対応する。
【００２２】次に、この実施の形態におけるプリンタに
て印字を行なう場合の具体的な動作、即ちプリンタが印
字位置調整モードに移行してから調整終了させるまでの
動作について、図２の制御フローチャートを参照しなが
ら説明する。なおフローチャートにおける各ステップを
略号Ｓで表す。
て印字を行なう場合の具体的な動作、即ちプリンタが印
字位置調整モードに移行してから調整終了させるまでの
動作について、図２の制御フローチャートを参照しなが
ら説明する。なおフローチャートにおける各ステップを
略号Ｓで表す。
【００２３】フォーマット印刷されたフォーマット印刷
枠１６を有する印刷用紙１７上に印字を行う際、プリン
タの操作盤６におけるテストスイッチ７を押下すると、
操作盤制御部２がプリンタを印字位置調整モードに移行
させ（Ｓ１）、ＬＣＤ８にて印字位置調整モードに移行
していることがわかるような表示に切り替える。
枠１６を有する印刷用紙１７上に印字を行う際、プリン
タの操作盤６におけるテストスイッチ７を押下すると、
操作盤制御部２がプリンタを印字位置調整モードに移行
させ（Ｓ１）、ＬＣＤ８にて印字位置調整モードに移行
していることがわかるような表示に切り替える。
【００２４】プリンタが印字位置調整モードに移行した
後に上位から印字データを送ると、プリンタの受信部１
が１ページ分の印字データを受信する（Ｓ２）。印字位
置調整モードに移行後に送られた印字データは、プリン
タ内部に保持される。データ解析部３では、送られた印
字データを解析し、印字を行なう箇所を抽出し（Ｓ
３）、印字ポジション毎に印字左端位置を求める（Ｓ
４）。印字ポジション情報は操作盤制御部２と、データ
展開部４に通知される。
後に上位から印字データを送ると、プリンタの受信部１
が１ページ分の印字データを受信する（Ｓ２）。印字位
置調整モードに移行後に送られた印字データは、プリン
タ内部に保持される。データ解析部３では、送られた印
字データを解析し、印字を行なう箇所を抽出し（Ｓ
３）、印字ポジション毎に印字左端位置を求める（Ｓ
４）。印字ポジション情報は操作盤制御部２と、データ
展開部４に通知される。
【００２５】データ展開部４では、本来の印字ポジショ
ンの印字左端位置にある印字データをテストマーク１５
に置き換える（Ｓ５）。図４に示す例では、印刷用紙１
７上に印字ポジションが７個所あるため、７個所の印字
左端位置の印字データをテストマーク１５に置き換え
る。テストマーク１５は四角の中に数字が入ったデータ
で、数字は印字ポジション毎にカウントアップされる。
図４の例では、テストマーク１５の四角の中に１〜７の
数字が入る。
ンの印字左端位置にある印字データをテストマーク１５
に置き換える（Ｓ５）。図４に示す例では、印刷用紙１
７上に印字ポジションが７個所あるため、７個所の印字
左端位置の印字データをテストマーク１５に置き換え
る。テストマーク１５は四角の中に数字が入ったデータ
で、数字は印字ポジション毎にカウントアップされる。
図４の例では、テストマーク１５の四角の中に１〜７の
数字が入る。
【００２６】全ての印字ポジションの左端印字データが
テストマーク１５に置き換えられた後、印字制御部５に
よって印字位置調整印字が行なわれる（Ｓ６）。印字位
置調整印字の印字結果は図４に示すとおりで、印刷用紙
１７上に７個所あるフォーマット印刷枠１６の各印字ポ
ジションに対応してテストマーク＜１＞〜＜７＞が印字
される。
テストマーク１５に置き換えられた後、印字制御部５に
よって印字位置調整印字が行なわれる（Ｓ６）。印字位
置調整印字の印字結果は図４に示すとおりで、印刷用紙
１７上に７個所あるフォーマット印刷枠１６の各印字ポ
ジションに対応してテストマーク＜１＞〜＜７＞が印字
される。
【００２７】オペレータは印字結果を見て、フォーマッ
ト印刷枠１６からテストマーク１５の印字がはみ出すな
どの印字位置の調整を必要と判断した場合（Ｓ７）、該
当箇所の印字位置調整を行なう。図４の例では、＜４＞
で示すテストマーク１５ａの印字がオフセット印刷枠１
６からはみ出している。このため、オペレータはまず操
作盤６の上スイッチ９及び下スイッチ１０を押下して上
下方向位置にて＜印字ポジション４＞を選択し（Ｓ
８）、次いで右スイッチ１２を押下してテストマーク１
５ａの右方向への調整を行なう（Ｓ９）。この調整時の
状態はＬＣＤ８上に表示される。
ト印刷枠１６からテストマーク１５の印字がはみ出すな
どの印字位置の調整を必要と判断した場合（Ｓ７）、該
当箇所の印字位置調整を行なう。図４の例では、＜４＞
で示すテストマーク１５ａの印字がオフセット印刷枠１
６からはみ出している。このため、オペレータはまず操
作盤６の上スイッチ９及び下スイッチ１０を押下して上
下方向位置にて＜印字ポジション４＞を選択し（Ｓ
８）、次いで右スイッチ１２を押下してテストマーク１
５ａの右方向への調整を行なう（Ｓ９）。この調整時の
状態はＬＣＤ８上に表示される。
【００２８】オペレータは再印字スイッチ１３を押下し
（Ｓ１０）、調整後の印字結果の確認を行なう。再印字
スイッチ１３が押下されると、操作盤制御部２は、デー
タ解析部３に、位置調整値とともに再印字の指示を出
す。データ解析部３は、調整値を印字ポジションの印字
左端位置に反映させ、データ展開部４に情報を通知し、
印字制御部５によって再印字が実行される。
（Ｓ１０）、調整後の印字結果の確認を行なう。再印字
スイッチ１３が押下されると、操作盤制御部２は、デー
タ解析部３に、位置調整値とともに再印字の指示を出
す。データ解析部３は、調整値を印字ポジションの印字
左端位置に反映させ、データ展開部４に情報を通知し、
印字制御部５によって再印字が実行される。
【００２９】再印字の結果、テストマーク１５がフォー
マット印刷枠１６に収まった場合は、調整終了スイッチ
１４を押下し、印字位置調整モードを終了させる。
マット印刷枠１６に収まった場合は、調整終了スイッチ
１４を押下し、印字位置調整モードを終了させる。
【００３０】再印字の結果、テストマーク１５がフォー
マット印刷枠１６の枠内に未だ収まらなかった場合は、
再度、印字位置の調整を行なう（Ｓ６〜Ｓ９）。
マット印刷枠１６の枠内に未だ収まらなかった場合は、
再度、印字位置の調整を行なう（Ｓ６〜Ｓ９）。
【００３１】なお、印字位置調整の判断段階（Ｓ７）に
おいて、印字位置の調整を必要としない（フォーマット
印刷枠１６からテストマーク１５がはみ出していない）
と判断した場合には、再印字スイッチ１３を押下し（Ｓ
１１）、調整終了スイッチ１４を押下して印字位置調整
モードを終了させる。
おいて、印字位置の調整を必要としない（フォーマット
印刷枠１６からテストマーク１５がはみ出していない）
と判断した場合には、再印字スイッチ１３を押下し（Ｓ
１１）、調整終了スイッチ１４を押下して印字位置調整
モードを終了させる。
【００３２】
【発明の効果】第１の効果は、フォーマット印刷された
用紙にプリンタ印字を行なって印字位置がずれた場合
に、印字位置の調整を正確に且つ短時間で簡単に行うこ
とができる効果がある。
用紙にプリンタ印字を行なって印字位置がずれた場合
に、印字位置の調整を正確に且つ短時間で簡単に行うこ
とができる効果がある。
【００３３】その理由は、印字データを印字位置調整用
データ（テストマーク）に変換してこれを印字し、印字
結果を元にして印字位置の調整を行なうため、正確な調
整が簡単に行なえるからである。
データ（テストマーク）に変換してこれを印字し、印字
結果を元にして印字位置の調整を行なうため、正確な調
整が簡単に行なえるからである。
【００３４】また、テストマークしか印字を行なわない
ため、スループットが早く、印字データが機密情報であ
るなどの場合、必要外の機密データが印字出力されない
というメリットもある。更には、印字位置調整モードで
印字データをプリンタ内に保持するため、上位からデー
タを再送する必要がなく、短時間で調整が行なえる。
ため、スループットが早く、印字データが機密情報であ
るなどの場合、必要外の機密データが印字出力されない
というメリットもある。更には、印字位置調整モードで
印字データをプリンタ内に保持するため、上位からデー
タを再送する必要がなく、短時間で調整が行なえる。
【００３５】第２の効果は、複数のフォーマット印刷枠
がある場合でも、印字位置調整が簡単に行える効果があ
る。
がある場合でも、印字位置調整が簡単に行える効果があ
る。
【００３６】その理由は、従来、用紙全体に対し印字位
置を移動させる方法では不可能であったものが、本発明
では印字位置調整用データ（テストマーク）を採用する
ことにより、同一行に複数のフォーマット印刷枠があっ
ても印字箇所毎に印字位置の調整ができ、用紙のフォー
マット印刷の一部がずれているときなどにも任意の調整
ができるからである。
置を移動させる方法では不可能であったものが、本発明
では印字位置調整用データ（テストマーク）を採用する
ことにより、同一行に複数のフォーマット印刷枠があっ
ても印字箇所毎に印字位置の調整ができ、用紙のフォー
マット印刷の一部がずれているときなどにも任意の調整
ができるからである。
【図１】本発明の実施の形態のプリンタの印字位置調整
装置の構成ブロック図である。
装置の構成ブロック図である。
【図２】本発明の実施の形態の制御動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図３】本発明の実施の形態の操作盤を示す平面図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施の形態の印字位置調整モード時の
用紙上の印字結果を示す図である。
用紙上の印字結果を示す図である。
１ 受信部 ２ 操作盤制御部 ３ データ解析部 ４ データ展開部 ５ 印字制御部 ６ 操作盤 ７ テストスイッチ ８ ＬＣＤ ９ 上スイッチ １０ 下スイッチ １１ 左スイッチ １２ 右スイッチ １３ 再印字スイッチ １４ 調整終了スイッチ １５，１５ａ テストマーク １６ フォーマット印刷枠 １７ 印刷用紙 １００ 印字位置調整装置
Claims (7)
- 【請求項１】 フォーマット印刷された印刷枠を有する
用紙上に印字するプリンタにおいて、前記印刷枠内に印
字すべき印字データを印字位置調整用データに変換する
工程と、変換した前記印字位置調整用データを印字する
工程と、印字結果を基に操作盤を操作して印字位置の調
整を行う工程とからなることを特徴とするプリンタの印
字位置調整方法。 - 【請求項２】 フォーマット印刷された印刷枠を有する
用紙上に印字するプリンタにおいて、前記印刷枠内に印
字すべき印字データを印字位置調整用データに変換する
手段と、変換した前記印字位置調整用データを印字する
手段と、印字結果を基に操作盤を操作して印字位置の調
整を行う手段とを備えることを特徴とするプリンタの印
字位置調整装置。 - 【請求項３】 フォーマット印刷された印刷枠を有する
用紙上に印字するプリンタにおいて、印字データを上位
から受信する受信部と、受信した前記印字データを解析
して前記印刷枠に対応して印字すべき印字ポジションを
抽出するデータ解析部と、前記印字ポジションの左端印
字データを印字位置調整用データに変換するデータ展開
部と、装置の印字位置調整モードへの移行及び前記印字
位置調整用データの前記印刷枠に対する位置調整を行う
操作盤及びその制御部と、前記位置調整の結果を印字出
力する印字制御部とを備えることを特徴とする請求項２
記載のプリンタの印字位置調整装置。 - 【請求項４】 前記印字位置調整用データが、前記印刷
枠の左端位置に対応するテストマークであることを特徴
とする請求項１ないし３のいずれかに記載のプリンタの
印字位置調整方法及び調整装置。 - 【請求項５】 前記印字位置調整モードに移行した後に
受信した前記印字データは、前記プリンタ内に格納され
ることを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載
のプリンタの印字位置調整方法及び調整装置。 - 【請求項６】 前記用紙上の同一行に存する複数の前記
印刷枠に対して別個に印字位置の調整が行えることを特
徴とする請求項１ないし５のいずれかに記載のプリンタ
の印字位置調整方法及び調整装置。 - 【請求項７】 前記操作盤は、装置を印字位置調整モー
ドに移行させるテストスイッチと、前記用紙上の前記印
字ポジションの上下方向位置を調整する上下スイッチ
と、前記印字位置調整用データの左右方向位置を調整す
る左右スイッチと、調整時の状態を表示する液晶表示部
（ＬＣＤ）と、位置調整の結果を印字出力させる再印字
スイッチと、印字位置調整モードを終了させる調整終了
スイッチとを有してなることを特徴とする請求項１ない
し６のいずれかに記載のプリンタの印字位置調整方法及
び調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000288935A JP2002096523A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | プリンタの印字位置調整方法及び調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000288935A JP2002096523A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | プリンタの印字位置調整方法及び調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002096523A true JP2002096523A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18772428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000288935A Pending JP2002096523A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | プリンタの印字位置調整方法及び調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002096523A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210004022A (ko) * | 2019-07-03 | 2021-01-13 | 세메스 주식회사 | 잉크젯 프린팅 시스템 |
-
2000
- 2000-09-22 JP JP2000288935A patent/JP2002096523A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210004022A (ko) * | 2019-07-03 | 2021-01-13 | 세메스 주식회사 | 잉크젯 프린팅 시스템 |
| KR102277980B1 (ko) | 2019-07-03 | 2021-07-15 | 세메스 주식회사 | 잉크젯 프린팅 시스템 |
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| A02 | Decision of refusal |
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