JP2002096250A - スクリーン印刷用スキージの自動研磨装置 - Google Patents

スクリーン印刷用スキージの自動研磨装置

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JP2002096250A
JP2002096250A JP2000285615A JP2000285615A JP2002096250A JP 2002096250 A JP2002096250 A JP 2002096250A JP 2000285615 A JP2000285615 A JP 2000285615A JP 2000285615 A JP2000285615 A JP 2000285615A JP 2002096250 A JP2002096250 A JP 2002096250A
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squeegee
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JP2000285615A
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Kazuyoshi Sugimoto
和義 杉本
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Sony Music Holdings Inc
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Sony Music Entertainment Japan Inc
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  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手作業による研磨作業を一切必要とすること
なく、スキージの完全自動化による研磨を可能にしたス
クリーン印刷用スキージの自動研磨装置を得る。 【解決手段】 複数の研磨前のスキージ2をホルダー部
3側を下向きにし、当該ホルダー3を各ストッカー5に
保持した状態で縦列配置されるスキージ収納ステージ1
と、スキージ収納ステージ1の一端側に対峙するスキー
ジ受渡し位置と、スキージ研磨位置とに移動可能である
スキージ研磨ステージ16と、スキージ収納ステージ1
から研磨前のスキージ2をスキージ受渡し位置のスキー
ジ研磨ステージ16に受渡し、及びスキージ受渡し位置
のスキージ研磨ステージ16から研磨後のスキージ2を
スキージ収納ステージ1へ再収納するロボットアーム
9,13と、スキージ研磨位置の上部に配置されスキー
ジの高さを検出する一対のセンサー29a,29bを備
えた昇降可能の回転研磨砥石26とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディスクの
ディスプレイ面に印刷表示するためのスクリーン印刷用
スキージの自動研磨装置に関し、詳しくは、収納ステー
ジから研磨前のスキージをロボットアームで研磨ステー
ジへセットし、スキージを研磨砥石により研磨を行い、
研磨後のスキージをロボットアームで収納ステージへ再
び収納する完全自動化を可能にした自動研磨装置に係わ
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、CDやDVD等のディスクのデ
ィスプレイ面に印刷を行う方法としてスクリーン印刷に
よる方法がある。このスクリーン印刷は、メッシュ状の
スクリーン上に滴下したインキをスキージを用いて刷り
込むことによってディスク面に所定の印刷が行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インキを刷
り込むためのスキージはゴム質のようなやや弾力性を有
する例えばポリウレタン樹脂の成形材から製作されてお
り、スクリーンに対してスキージはエッジ部を利用して
インキを刷り込むので、スキージの繰り返しの使用によ
ってエッジ部が摩耗することになる。この場合、摩耗し
たスキージは回転する砥石によって一本ずつ手作業によ
って研磨し再利用される。
【0004】この際、摩耗したスキージは湾曲の大きさ
の状態や使用可能な長さがまちまちであるため、許容範
囲を定めた管理値から個々のスキージの研磨量を判断し
ながら一人の作業者によって研磨作業を行わう必要があ
るので、一本のスキージを研磨するのに多くの時間と手
数を必要とし効率の非常に低い方法であった。
【0005】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、手作業による研磨作業を一切必
要とすることなく、スキージの完全自動化による研磨を
可能にしたスクリーン印刷用スキージの自動研磨装置を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明によるスクリーン印刷用スキージの自動研磨装
置は、スキージを各ストッカーに保持されるようにした
スキージ収納ステージと、スキージ収納ステージに隣接
するスキージ受渡し位置とスキージ研磨位置とに移動可
能であるスキージ研磨ステージと、スキージ収納ステー
ジから研磨前のスキージをスキージ研磨ステージに受渡
し及びスキージ研磨ステージから研磨後のスキージをス
キージ収納ステージへ再収納するロボットアームと、ス
キージ研磨位置の上部に配置され、昇降可能の回転研磨
砥石とから構成したものである。
【0007】上述した自動研磨装置によれば、ロボット
アームによりスキージ収納ステージから取り出された研
磨前のスキージは、スキージ受渡し位置に待機している
スキージ研磨ステージにセットされた後、スキージ研磨
ステージがスキージ研磨位置に移動する。ここで、回転
研磨砥石が下降し、砥石最下面のスキージ研磨面への接
触はセンサーにより検出される。この後、回転動作する
回転研磨砥石に対してスキージ研磨ステージが移動しス
キージの研磨面が研磨される。この研磨操作は必要に応
じて数回行われる。かくして、研磨後のスキージと共に
スキージ研磨ステージはスキージ受渡し位置に移動し、
研磨後のスキージがロボットアームによってスキージ収
納ステージに再び収納される。
【0008】また、本発明による自動研磨装置は、回転
研磨砥石の砥石最下面と同一高さに、回転研磨砥石と一
体に昇降するセンサーが配置され、センサーによりスキ
ージの高さを検出するようにしている。
【0009】また、本発明による自動研磨装置は、ロボ
ットアームがスキージの胴部を面方向から挟み付けて保
持する一対のクランプ部を有し、少なくとも一方のクラ
ンプ部はスキージを爪挟みして保持する構造を備えてい
る。
【0010】また、本発明による自動研磨装置は、スキ
ージ研磨ステージにスキージが保持された状態では、ス
キージが垂直向きにセットされると共に、ホルダー部が
線接触されて保持する構造を備えている。
【0011】また、本発明による自動研磨装置は、スキ
ージ研磨ステージにスキージがセットされた状態では、
スキージの研磨される面に対して回転研磨砥石が平行に
当たるようにしている。
【0012】また、本発明による自動研磨装置は、スキ
ージ研磨ステージにセットされセンサーで検出されたス
キージの高さが使用可能限度以下の場合には、ロボット
アームにより廃棄シュートに排出されるようにしてい
る。
【0013】さらに、本発明による自動研磨装置は、ロ
ボットアームが一対備えられ、一方のロボットアームが
スキージ収納ステージからスキージ研磨ステージへの供
給用として機能し、他方のロボットアームがスキージ研
磨ステージからスキージ収納ステージへの収納用として
機能される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるスクリーン印
刷用スキージの自動研磨装置の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0015】図1は自動研磨装置の全体の正面図、図2
は同じく側面図である。符号1が自動研磨装置のスキー
ジ収納ステージであり、このスキージ収納ステージ1に
スキージ2が1つずつ一列に収納される。
【0016】スキージ2は図3に示すように金属製のホ
ルダー部3と、このホルダー部3に一端部が挟持される
ようにして固定されたスキージ部4とから構成され、ス
キージ部4はゴム質のようなやや弾力性を有する例えば
ポリウレタン樹脂の成形材から製作されている。また、
スキージ部4はホルダー部3に対し角度θ1 (本例では
20°)傾くように設定されている。
【0017】詳しくは、スキージ収納ステージ1には図
4に示すように傾斜状の凹面からなるストッカー5が形
成され、このストッカー5にスキージ2のホルダー部3
を傾斜面に沿って収納される。これにより、スキージ2
のスキージ部4がストッカー5から突き出た状態でほぼ
垂直向きの姿勢で収納される。
【0018】上述したスキージ収納ステージ1に沿って
その上方には支柱6,6に支持されるようにしてガイド
レール7が水平に横架されている。このガイドレール7
には当該ガイドレール7に沿って移動するスライダー8
を介して昇降動作する第1のロボットアーム9が懸下さ
れ、このアーム9の先端部にスキージ部4を挟持する一
対のハンド10a,10bを有し、一方のハンド10a
には鉤状の爪部11(図4参照)が形成されている。こ
の第1のロボットアーム9に隣接してスライダー12を
介して昇降動作する第2のロボットアーム13が懸下さ
れ、このアーム13の先端部にスキージ部4を挟持する
一対のハンド14a,14bを有し、一方のハンド14
aに鉤状の爪部15が形成されている。
【0019】尚、第1のロボットアーム9は主にスキー
ジ収納ステージ1から研磨加工前のスキージ2を後述す
るスキージ研磨ステージ16へ搬送する操作に用いら
れ、第2のロボットアーム13は主にスキージ研磨ステ
ージ16から研磨加工後のスキージ2をスキージ収納ス
テージ1へ再び収納する操作に用いられる。
【0020】さて、スキージ収納ステージ1の端部に隣
接するスキージ受渡し位置a(図2参照)に上述したス
キージ研磨ステージ16が配置されている。スキージ研
磨ステージ16上には円柱状の一対のスキージ受け1
7,17(図2参照)が角度θ 2 (本例では20°)傾
いた状態で固定されている。すなわち、スキージ研磨ス
テージ16にはスキージ受け17,17の傾斜に沿って
スキージ2のホルダー部3が位置決めされセットされる
ことで、ホルダー部3が20°傾き、スキージ部4が垂
直な姿勢にされ、これによって、スキージ部4の研磨面
4a(図5参照)が後述する研磨砥石と平行にされるよ
うにしている。
【0021】また、スキージ研磨ステージ16にセット
されたスキージ2は押え機構18により保持される。こ
の押え機構18は図5に示すように支点アーム19の軸
19aにフレーム20が回動可能に支承され、フレーム
20の下端部にはエアーシリンダ21のロッド22が軸
ピン22aにより支承されている。また、フレーム20
の上端部には押え突起23が設けられている。このよう
に構成した押え機構18は、エアーシリンダ21のロッ
ド22を突出させることによりフレーム20が回動し、
押え突起23がスキージ2のホルダー部3に押し当てら
れスキージ受け17とでスキージ2を挟み付けて固定す
ることができる。尚、押え突起23は並行して一対備え
るようにすればホルダー部3を安定して押え付けること
ができる。
【0022】上述したスキージ研磨ステージ16はテー
ブル24上に設置され、このテーブル24を介して台座
25に沿ってスキージ受渡し位置aと、スキージ収納ス
テージ1と直交するスキージ研磨位置bとの間を移動可
能である。
【0023】かくして、スキージ研磨位置bの上部には
回転式の研磨砥石26が図示しない昇降機構によって昇
降可能に配置されている。この研磨砥石26はモータ2
7からの駆動力をギアボックス27を介して例えば50
Hz:1440rpm /60Hz:1750rpm で回転駆動さ
れる。また、研磨砥石26の最下面と同一高さに例えば
ホトダイオード等の発光素子及び受光素子からなる一対
のセンサー29a,29bが配置され、このセンサー2
9a,29bは研磨砥石26の昇降動作に伴って一体に
移動し、スキージ研磨ステージ16にセットされたスキ
ージ2の研磨面の高さが検出される。また、センサー2
9a,29bはスキージ2の長さを検出する機能も有し
ている。
【0024】尚、図1において符号30はスキージ研磨
ステージ16の外側でスキージ収納ステージ1の延長位
置に基準以下の長さのスキージ2を廃棄する排出シュー
トであり、符号31はロボットアーム9,13を駆動制
御するケーブルが配線されているフレキシブルな配管で
ある。
【0025】次に、上述した自動研磨装置によるスキー
ジの研磨加工操作について説明する。スキージ収納ステ
ージ1の各ストッカーには研磨加工前のスキージ2を予
めセットしておく。自動研磨装置のスタート位置では、
第1及び第2の2つのロボットアーム9,13はスキー
ジ収納ステージ1の一端側(右端側)に待機し、スキー
ジ研磨ステージ16はその端部に隣接するスキージ受渡
し位置aに待機している。
【0026】図示しない自動研磨装置の電源がオンされ
ると、まず、第1のロボットアーム9が下降しハンド1
0a,10bによって最外端側のスキージ2のスキージ
部4が挟持され、この後、第1のロボットアーム9が上
昇しスキージ収納ステージ1からスキージ2が取り出さ
れる(図4参照)。この際、一方のハンド10aには鉤
状の爪部11が形成されていることで、スキージ部4が
爪挟みされるようにして挟持されるが、図6に示すよう
にスキージ2が使用に供されスキージ部4が湾曲してい
る形状であっても確実にスキージ部4を挟み付けて保持
することができる。
【0027】そして、スキージ2を保持した第1のロボ
ットアーム9は空の第2のロボットアーム13と共にガ
イドレール7に沿ってスキージ受渡し位置aに待機して
いるスキージ研磨ステージ16上まで移動し、ここで、
第1のロボットアーム9が下降しスキージ研磨ステージ
16の円柱状の傾斜するスキージ受け17,17にスキ
ージ2のホルダー部3が位置決めされる。この後、エア
ーシリンダー21の動作に連動して回動するフレーム2
0の押え突起23によってホルダー部3を抑え付けスキ
ージ2を固定する。すなわち、スキージ2のホルダー部
3は円柱状のスキージ受け17,17に線接触状態に位
置決めされることで、塵埃等の影響を受けることもなく
正確な角度姿勢で位置決めすることができる。
【0028】かくして、スキージ2が固定されたスキー
ジ研磨ステージ16は台座24に沿ってスキージ研磨位
置bに移動される(図2参照)。このスキージ研磨位置
bは詳しくは、研磨砥石26の最下面に対しスキージ部
4の長手方向の端部が対応する位置である。
【0029】スキージ研磨ステージ16がスキージ研磨
位置bに移動されたことが検出されると研磨砥石26が
下降してくる。この様子を図5について説明する。すな
わち、研磨砥石26の下降動作と共に一対のセンサー2
9a,29bも基準位置から下降し、このセンサー29
a,29bによってスキージ部4の端部を検出したと
き、センサー29a,29bの下降量からスキージ2の
全体の長さが検出される。しかも、センサー29a,2
9bは前述したように研磨砥石26の最下面と同一高さ
にされていることから、スキージ2の長さが検出される
と同時に研磨砥石26の最下面がスキージ部4の研磨面
4aに当接する。
【0030】この後、研磨砥石26の回転が開始され、
研磨砥石26は一回の研磨量として50μm(0.05
mm)下降し、スキージ研磨ステージ16は50mm/
secの速度で台座25に沿って移動しスキージの研磨面
4aの研磨加工が開始される。スキージ研磨ステージ1
6が16aの位置まで片道移動することで、スキージの
一回の研磨が終了する。この研磨操作は研磨砥石26を
一回につき50μmずつ下降し、スキージ研磨ステージ
16を複数回往復移動させる。また、必要に応じて研磨
砥石26をスキージの研磨面4aと同一高さにして数回
の仕上げ研磨(空研磨)を行う。尚、一回の研磨量は5
0μmに限ることなく任意に設定可能である。
【0031】また、研磨回数についてはスキージの摩耗
度の相違に応じて自動制御されるようになっている。例
えば、摩耗度が小さいスキージの場合には研磨回数は1
〜2回、摩耗度が大きいスキージの場合には研磨回数は
最大8〜9回に設定されている。勿論、使用履歴の違い
により長さが異なるスキージであっても可能である。
【0032】一方、センサー29a,29bによるスキ
ージ2の長さ検出の際、スキージ2が何度か研磨されて
いて長さが使用範囲以下であることが検出された場合に
は、このスキージは不良品のスキージ2aとして廃棄さ
れる。この場合、当該スキージは研磨加工されることな
くスキージ研磨ステージ16を一旦、スキージ受渡し位
置aに移動させ、エアーシリンダ21によるスキージの
抑えを解除した後、第2のロボットアーム13でスキー
ジを掴み上げて排出シュート30へ移動し廃棄する。
【0033】一方、研磨加工の終了したスキージ2は、
スキージ研磨ステージ16と共にスキージ受渡し位置a
に移動され、エアーシリンダ21によるスキージ2の抑
えを解除し、その後、第2のロボットアーム13を下降
し研磨加工されたスキージ2を掴み上げ、スキージ収納
ステージ1の元のストッカーへ収納する。
【0034】研磨が終了したスキージ2がストッカーに
収納されると、次に隣りのスキージ2が第1のロボット
アーム9によりスキージ研磨ステージ16に移され研磨
加工され、スキージ収納ステージ1に収納される操作を
繰り返し、スキージ収納ステージ1内の全体のスキージ
の研磨が終了した時点で自動研磨装置は停止する。
【0035】以上説明したように本発明によるスキージ
の自動研磨装置は、スクリーン印刷に使用されて摩耗し
たスキージをスキージ収納ステージに複数本セットして
おくことで、その後は自動制御により一本ずつスキージ
の研磨加工を連続して行うことができ、これによって、
従来のような手作業によるスキージの研磨作業に対して
極めて効率的であり、しかも、品質の一定したスキージ
を得ることができる。
【0036】また、スキージ2の高さの検出をセンサー
29a,29bによって行い、センサーの基準位置から
の移動距離によって検出しているので、スキージの正確
な長さの測定が行え信頼性の高い検出が可能となる。
【0037】また、ロボットアームは研磨加工前のスキ
ージと研磨加工後のスキージをそれぞれ専用のロボット
アームで移送させるようにしたことで、能率的な動作が
可能になると共に、ロボットアームの少なくとも一方の
ハンド部はスキージを爪挟みして保持するようにしたこ
とで、湾曲に変形しているスキージに対しても安定よく
確実に保持することができる。
【0038】また、スキージ研磨ステージにスキージが
保持された状態では、ホルダー部が円柱状のスキージ受
けに線接触されて保持されるようにしたことで、塵埃等
の影響を受けることもなくスキージを正確な角度姿勢で
位置決めすることができる。
【0039】さらに、スキージの高さが使用限度以下の
場合には、不良品として廃棄シュートに排出される機構
を備えたことで、良品と不良品とにスキージを自動で選
別することもできる。
【0040】本発明は、上述しかつ図面に示した実施の
形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。
【0041】本例では、スキージ収納ステージ1から研
磨前のスキージをスキージ研磨ステージ16へ移送した
り、スキージ研磨ステージ16から研磨加工後のスキー
ジをスキージ収納ステージ1へ収納する操作を別々のロ
ボットアームで行うようにしたが、一つの専用のロボッ
トアームで行うようにしてもよい。
【0042】また、本例では、ディスクのディスプレイ
面に印刷表示するためのスクリーン印刷用のスキージの
自動研磨装置について説明したが、その他、例えば回路
基板上へ半田ペースト等をスクリーン印刷するためのス
キージの自動研磨装置にも広く適用可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるスクリ
ーン印刷用スキージの自動研磨装置は、スキージを各ス
トッカーに保持されるようにしたスキージ収納ステージ
と、スキージ収納ステージに隣接するスキージ受渡し位
置とスキージ研磨位置とに移動可能であるスキージ研磨
ステージと、スキージ収納ステージから研磨前のスキー
ジをスキージ研磨ステージに受渡し及びスキージ研磨ス
テージから研磨後のスキージをスキージ収納ステージへ
再収納するロボットアームと、スキージ研磨位置の上部
に配置され、昇降可能の回転研磨砥石とから構成したこ
とで、研磨加工前のスキージをスキージ収納ステージに
複数本セットしておくことで、自動制御により一本ずつ
スキージの研磨加工を連続して行うことができ、これに
よって、従来のような手作業によるスキージの研磨作業
に対して極めて効率的であり、しかも、品質の一定した
スキージを得ることができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるスクリーン印刷用スキ
ージの自動研磨装置の全体の正面図である。
【図2】同じく自動研磨装置をスキージ研磨ステージ側
から見た側面図である。
【図3】スキージの斜視図である。
【図4】スキージ収納ステージとロボットアームとの拡
大図である。
【図5】スキージ研磨ステージと研磨砥石との拡大図で
ある。
【図6】ロボットアームが湾曲したスキージを保持した
ときの拡大図である。
【符号の説明】
1…スキージ収納ステージ、2…スキージ、3…ホルダ
ー部、4…スキージ部、5…ストッカー、7…ガイドレ
ール、9…第1のロボットアーム、10a,10b…ハ
ンド、11…鉤状の爪部、13…第2のロボットアー
ム、14a,14b…ハンド、15…鉤状の爪部、16
…スキージ研磨ステージ、17…スキージ受け、18…
押え機構、26…研磨砥石、29a,29b…センサ
ー、30…排出シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C033 BB10 HH12 HH22 3C034 AA07 AA13 BB32 BB75 BB76 BB83 BB84 CA13 CA22 CB01 DD13 3C049 AA03 AB03 AC02 CA01 CA04 CB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキージの基端部に金属材からなるホル
    ダー部が取り付けられているスキージの自動研磨装置で
    あって、 複数の研磨前の上記スキージを上記ホルダー部側を下向
    きにし、当該ホルダーを各ストッカーに保持した状態で
    縦列配置されるスキージ収納ステージと、 上記スキージ収納ステージの一端側に対峙するスキージ
    受渡し位置と、スキージ研磨位置とに移動可能であるス
    キージ研磨ステージと、 上記スキージ収納ステージから研磨前のスキージをスキ
    ージ受渡し位置の上記スキージ研磨ステージに受渡し、
    及びスキージ受渡し位置の上記スキージ研磨ステージか
    ら研磨後のスキージを上記スキージ収納ステージへ再収
    納するロボットアームと、 上記スキージ研磨位置の上部に配置され、昇降可能の回
    転研磨砥石とから構成したことを特徴とするスクリーン
    印刷用スキージの自動研磨装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクリーン印刷用スキー
    ジの自動研磨装置において、 上記回転研磨砥石の砥石最下面と同一高さに、当該回転
    研磨砥石と一体に昇降するセンサーが配置され、上記セ
    ンサーにより上記スキージの高さを検出することを特徴
    とするスクリーン印刷用スキージの自動研磨装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスクリーン印刷用スキー
    ジの自動研磨装置において、 上記ロボットアームは上記スキージの胴部を面方向から
    挟み付けて保持する一対のハンド部を有すると共に、少
    なくとも一方のハンド部は上記スキージを爪挟みして保
    持することを特徴とするスクリーン印刷用スキージの自
    動研磨装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスクリーン印刷用スキー
    ジの自動研磨装置において、 上記スキージ研磨ステージに上記スキージが保持された
    状態では、上記スキージが垂直向きにセットされると共
    に、上記ホルダー部が線接触されて保持されることを特
    徴とするスクリーン印刷用スキージの自動研磨装置
  5. 【請求項5】 請求項1記載のスクリーン印刷用スキー
    ジの自動研磨装置において、 上記スキージ研磨ステージに上記スキージがセットされ
    た状態では、スキージの研磨される面に対して上記回転
    研磨砥石が平行に当たるようにしたことを特徴とするス
    クリーン印刷用スキージの自動研磨装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のスクリーン印刷用スキー
    ジの自動研磨装置において、 上記スキージ研磨ステージにセットされて上記センサー
    で検出されたスキージの高さが使用限度以下の場合に
    は、上記ロボットアームにより保持され廃棄シュートに
    排出されることを特徴とするスクリーン印刷用スキージ
    の自動研磨装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のスクリーン印刷用スキー
    ジの自動研磨装置において、 上記ロボットアームは一対備え、一方のロボットアーム
    が上記スキージ収納ステージから上記スキージ研磨ステ
    ージへの供給用として機能し、他方のロボットアームが
    上記スキージ研磨ステージから上記スキージ収納ステー
    ジへの収納用として機能することを特徴とするスクリー
    ン印刷用スキージの自動研磨装置。
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