JP2002095682A - 歯型製作用模型の成形方法とその歯型模型 - Google Patents

歯型製作用模型の成形方法とその歯型模型

Info

Publication number
JP2002095682A
JP2002095682A JP2000293983A JP2000293983A JP2002095682A JP 2002095682 A JP2002095682 A JP 2002095682A JP 2000293983 A JP2000293983 A JP 2000293983A JP 2000293983 A JP2000293983 A JP 2000293983A JP 2002095682 A JP2002095682 A JP 2002095682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
model
plate
gypsum
base frame
tooth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000293983A
Other languages
English (en)
Inventor
Takesumi Konjiki
壮純 金色
Yuichi Takeda
勇一 武田
Tosuke Kikutake
藤助 菊竹
Kazuyo Kikutake
一代 菊竹
Michinori Sugiyama
道紀 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000293983A priority Critical patent/JP2002095682A/ja
Publication of JP2002095682A publication Critical patent/JP2002095682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の歯型製作用模型の成形方法を改良し
て、従来では得られない成形方法とその成法により加工
された歯形模型とする。 【解決手段】 硬質性の合成樹脂素材から成る平板をほ
ぼ長方楕円形状に形成した硬質樹脂製プレート板の中央
部に数本の歯型模型固定ピンを植設し、かつ該固定ピン
の両側部に固定溝を形成する突起片を備えた硬質樹脂製
プレート板と、軟質性の合成樹脂素材をほぼ長方楕円形
状に形成しかつ前記硬質樹脂製プレート板の挿入穴とを
一体成型して前記硬質樹脂製プレート板を挿着する軟質
樹脂製基枠とから構成され、前記軟質樹脂製基枠内に前
記硬質樹脂製プレート板の歯型模型固定ピンを上向きに
挿入しかつ全面に石膏を注入して硬化させ、更に石膏が
硬化された後の硬化成型石膏を前記軟質樹脂製基枠から
取り外して石膏基台部を型成形することを特徴とする歯
型製作用模型の歯型模型の成形方法とその歯型模型を提
供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯型模型に関する
が、詳しくは歯科技工士などが歯型の模型を製作する際
に使用されている歯型製作用模型の成形方法と、その歯
型模型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に使用されている歯型の
模型としては、例えば特公昭51−35076号公報で
開示されているようなものがある。この歯型作用型は、
可撤歯型作製用型」を提供したものであって、図6と図
7(図番省略)に示すように「表面に適宜数の窪所qを
穿設させた歯列分割型台板1の短辺側4隅に内向きに鍔
片2a,2a,2′a2′aを突出せしめた支壁2,
2,2′,2′を造り出し、一方の支壁2′,2′中央
部外側面にそれぞれ外側に傾斜せる突起2′b,2′b
を設け、他方の支壁2,2上端鍔片2a,2aにはピン
孔2b,2bを穿設して基台Aとなし、該基台の長手両
側面には台板1の彎曲に沿って彎曲し、各一端部に其の
肉厚の中央を通るピン孔3b,3bが穿設され、他端部
に前記基台Aの支壁2′,2′外側面の突起2´b,
2′bが嵌挿される窪所3a,3aを穿設された側壁板
3,3′を各裏面に複数条の凸条3cを設けて前記鍔片
2a,2aのピン孔2b,2bと両側壁板3,3′のピ
ン孔3b,3bとを合致させてピンP,Pを挿入し、両
側壁板3,3′の窪所3a,3aを支壁2′,2′の傾
斜突起2´,2´の傾斜突起2´b,2´bに被嵌せし
めて組立てるようしたことを特徴とする可撤歯型作製用
型」である。
【0003】そして、その使用状態は「先づ基台Aの両
側壁板3,3′を各支壁2,2′にピン孔2b,2b,
3b,3b箇所を合せてピンP,P止めすると共に、支
壁2′の突起2′b,2′bに側壁板の窪所3a,3a
を嵌合して組立てられた治具型に側面に適宜大きさに切
り揃えられた歯型成型ベース部4aを挿入し、治具型側
壁板3,3′内壁面との隙間ペースト状の石膏5を流入
して凝固させた後両側壁板3,3′のヒンジピンP,P
を抜き取り側壁板3,3基部と支壁との結合を脱離させ
てから外方に傾斜せる突起2′a,2′aの周囲に回動
させて側壁板全体を取り外す」ところにある。
【0004】また、最近では図8から図14(図番省
略)に示すような歯型の模型製作方法が開発されてい
る。まず、図7に示すように石膏基台上の歯型模型の基
底面をトリマーを用いて平らに削り不要部分を削除する
一方、足りない部分は石膏を盛り足して平らにする。次
に、歯型模型の基底面に固定ピン(ダウエルピン)を植
設する固定ピン植立孔と、それの維持溝を成形する。つ
いで、図9と図10に示すように固定ピン植立孔に固定
ピン(ダウエルピン)を接着剤にて平行に挿着する。一
方、図11と図12に示すように基枠内に石膏を注入し
て石膏基台を製作する。その際、基枠に流し込んだ石膏
が硬化する前に固定ピン(ダウエルピン)を固定して歯
型模型を石膏基台に植立させる。なお、石膏が完全に硬
化したならば、基枠を外し歯型模型と石膏基台との境界
面に盛り上がった石膏を削除して石膏基台から歯型模型
を外ずせるようにする。更に、図13に示すように石膏
基台に埋設されている固定ピン(ダウエルピン)の先端
を掘り出して歯型模型の操作性を確認する。更に引き続
いて、今までの手技操作により歯型模型に付着されてい
る石膏の粉末を洗浄して図14に示すように個々の支台
歯で作業ができるように歯型模型状を分割する。
【0005】このように従来の可撒式作業模型の製作法
は、模型の形態修正→基底面の形成→固定ピン(ダウエ
ルピン)の固定→模型の固定ピン植立→石膏基台の作製
→余剰石膏の除去→可撤性の確保→固定ピン(ダウエル
ピン)の位置確認→作業模型の洗浄→模型支台歯の分
割、の順序で作業が行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の成形方法
では、作業手順が煩雑で時間がかかること、模型製
作の材料に無駄があること、固定ピン(ダウエルピ
ン)を複数使うためにコスト高となること、製品自体
の単価も高くなること、石膏の基台であるため物理的
な強度が劣り壊れやすいこと、また石膏基台で完成し
ていたため広い保管ペースが必要であること、など多く
の問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決するために開発したものであって、基枠に石膏を
注入して歯型模型用の固定ピンを成形して成る石膏基台
に歯型の模型を挿着する歯型の模型成形方法において、
硬質性の合成樹脂素材を単板状に形成しかつ歯型模型を
固定するピンを植設して成る硬質樹脂製プレート板を設
け、該硬質樹脂製プレート板を軟質樹脂製基枠内に挿入
しかつ全面に石膏を注入し、更に該石膏が硬化した後に
前記軟質樹脂製基枠から硬化した石膏基台を取り外して
前記硬質樹脂製プレート側に歯型模型を接着剤にて接着
することを特徴とする歯型製作用模型の成形方法の提供
にあり、また前記の歯型模型成形方法において硬質樹脂
製プレート板と軟質樹脂製基枠に有する固定ピン植立用
プレート板の挿入穴とを同一形状かつ一体成型して成る
歯型製作用模型の成型方法の提供にあり、更に前記の歯
型模型成型方法において硬質樹脂製プレート板を軟質樹
脂基枠内で硬化成型された後の該石膏台の硬質樹脂製プ
レート板からの取り外しを簡単容易にした歯型製作用模
型の成型方法の提供にある。
【0008】また本発明は、硬質性の合成樹脂素材から
成る平板をほぼ長方楕円形状に形成した硬質樹脂製プレ
ート板の中央部に数本の歯型模型用の固定ピンを植設
し、かつ該固定ピンの両側部に固定溝を形成する突起片
を備えた硬質樹脂製プレート板と、軟質性の合成樹脂素
材をほぼ長方楕円形状に形成しかつ前記硬質樹脂製プレ
ート板の挿入穴とを一体成型して前記硬質樹脂製プレー
ト板を挿着する軟質樹脂製基枠とから構成され、前記軟
質樹脂製基枠内に前記硬質樹脂製プレート板の歯型模型
固定ピンを上向きに挿入しかつ全面に石膏を注入して硬
化させ、更に石膏が硬化された後の硬化成型石膏を前記
軟質樹脂製基枠から取り外して石膏基台部を型成形する
ことを特徴とする歯型製作用模型の歯型模型の提供にあ
り、更に前記歯型模型の硬質樹脂製プレート板の歯型模
型固定ピンを下向きにして軟質樹脂製基枠内に収納しか
つ保存する歯型製作用模型の歯型模型の提供にある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、基枠に石膏
を注入して歯型模型用の固定ピンを成形して成る石膏基
台に歯型の模型を挿着する歯型の模型成形方法におい
て、硬質性の合成樹脂素材を単板状に形成しかつ歯型模
型を固定するピンを植設して成る硬質樹脂製プレート板
を設け、該硬質樹脂製プレート板を軟質樹脂製基枠内に
挿入しかつ全面に石膏を注入し、更に該石膏が硬化した
後に前記軟質樹脂製基枠から硬化した前記石膏基台を取
り外して硬質樹脂製プレート側に歯型模型を接着剤にて
接着することを特徴とする歯型製作用模型の成形方法で
あり、また前記歯型模型成形方法において硬質樹脂製プ
レート板と軟質樹脂製基枠に有する固定ピン植立用プレ
ート板の挿入穴とを同一形状かつ一体成型して成る歯型
製作用模型の成型方法であり、更に前記歯型模型成型方
法において硬質樹脂製プレート板を軟質樹脂基枠内で硬
化成型された後の該石膏基台の硬質樹脂製プレート板か
らの取り外しを簡単容易にした歯型製作用模型の成型方
法であるから、従来の成形方法で生じていた問題点をす
べて解消することができる。
【0010】また本発明の実施形態は、硬質性の合成樹
脂素材から成る平板をほぼ長方楕円形状に形成した硬質
樹脂製プレート板の中央部に数本の歯型模型用の固定ピ
ンを植設し、かつ該固定ピンの両側部に固定溝を形成す
る突起片を備えた硬質樹脂製プレート板と、軟質性の合
成樹脂素材をほぼ長方楕円形状に形成しかつ前記硬質樹
脂製プレート板の挿入穴とを一体成型して前記硬質樹脂
製プレート板を挿着する軟質樹脂製基枠とから構成さ
れ、前記軟質樹脂製基枠内に前記硬質樹脂製プレート板
の歯型模型固定ピンを上向きに挿入しかつ全面に石膏を
注入して硬化させ、更に石膏が硬化された後の硬化成型
石膏を前記軟質樹脂製基枠から取り外して石膏基台部を
型成形することを特徴とする歯型製作用模型の歯型模型
であり、更に前記歯型模型の硬質樹脂製プレート板の歯
型模型固定ピンを下向きにして軟質樹脂製基枠内に収納
しかつ保存する歯型製作用模型の歯型模型の歯型模型で
あるから、従来の歯型模型で生じていた問題点をすべて
解決することができるとともに、従来よりも簡単容易で
しかも効率的に手技作業ができる模型成形の製品を提供
することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例について
説明する。図1から図6は、本発明の歯型製作用模型の
成形方法とその成形方法によって成形加工された歯型模
型を示したものである。まず、本発明は図1に示すよう
に固定ピン植立用プレート部1と模型成形用基枠部5と
石膏基台部8とから構成されている。この固定ピン植立
用プレート部1は、硬質性の合成樹脂素材から成る平板
をほぼ長方楕円形状に形成した硬質樹脂製プレート板2
の中央部に数本の歯型模型固定ピン4を植設し、かつ該
固定ピン4の両側部に固定溝10を形成する突起片3を
備えた固定ピンを植立させるための硬質製プレート板2
により構成されている。一方、歯型成形用基枠部5は軟
質性の合成樹脂素材をほぼ長方楕円形状に形成しかつ前
記硬質樹脂製プレート板2のプレート板挿入穴7とを一
体成型して前記硬質樹脂製プレート板を挿着する軟質樹
脂製基枠6とから構成されている。更に、石膏基台部8
は前記軟質樹脂製基枠6内に前記硬質樹脂製プレート板
2の歯型模型固定ピン4を上向きに挿入しかつ全面に石
膏Aを注入して硬化させて成形される硬化成形石膏9か
ら構成されている。この石膏基台部8の硬化成型石膏9
には、前記硬質樹脂製プレート板2の歯型模型固定ピン
4と固定溝成型突起片3とにより成型加工される固定溝
10と歯型模型固定ピン11とが成形されている。
【0012】次に図2から図5により、硬化成形石膏9
の具体的な成形方法について説明すれば、まず軟質樹脂
製基枠6の硬質樹脂製プレート板2のプレート板挿入穴
7内に硬質樹脂製プレート板2を挿着する。その際、歯
型模型固定ピン4が上向きになるように挿入することが
条件となる。このように軟質樹脂基枠6に硬質樹脂製プ
レート板2が挿着されたならば、その全面に石膏Aを流
し込み硬化させる。一定の硬さに硬化されたならば、図
4と図5のように硬化成型石膏9と軟質樹脂製基枠5と
を分割にして硬化成型石膏9を使用する。この硬化成型
石膏9の固定溝10側に従来の成型方法で成形された歯
型模型Wを接着剤などで接着する。
【0013】なお、図7は硬質樹脂製プレート板2を軟
質樹脂製基枠6に収納し保存する状態を示したものであ
る。本図からも明らかのように硬質樹脂プレート板2の
歯型模型固定ピン4が下向きになるように軟質樹脂製基
枠6内に挿入する。
【0014】
【発明の効果】本発明は、基枠に石膏を注入して歯型模
型用の固定ピンを成形して成る石膏基台に歯型の模型を
挿着する歯型の模型成形方法において、硬質性の合成樹
脂素材を単板状に形成しかつ歯型模型を固定するピンを
植設して成る硬質樹脂製プレート板を設け、該硬質樹脂
製プレート板を軟質樹脂製基枠内に挿入しかつ全面に石
膏を注入し、更に該石膏が硬化した後に前記軟質樹脂製
基枠から硬化した前記石膏基台を取り外して硬質樹脂製
プレート側に歯型模型を接着剤にて接着する成形方法で
あり、また前記の歯型模型成形方法において硬質樹脂製
プレートと軟質樹脂製基枠に有する固定ピン植立用プレ
ート板の挿入穴とを同一形状かつ一体成型して成る成型
方法であり、また前記の歯型模型成型方法において硬質
樹脂製プレート板を軟質樹脂基枠内で硬化成型された後
の該石膏基台の硬質樹脂製プレート板からの取り外しを
簡単容易にした成型方法である。
【0015】また本発明は、硬質性の合成樹脂素材から
成る平板をほぼ長方楕円形状に形成した硬質樹脂製プレ
ート板の中央部に数本の歯型模型用の固定ピンを植設
し、かつ該固定ピンの両側部に固定溝を形成する突起片
を備えた硬質樹脂製プレート板と、軟質性の合成樹脂素
材をほぼ長方楕円形状に形成しかつ前記硬質樹脂製プレ
ート板の挿入穴とを一体成型して前記硬質樹脂製プレー
ト板を挿着する軟質樹脂製基枠とから構成され、前記軟
質樹脂製基枠内に前記硬質樹脂製プレート板の歯型模型
固定ピンを上向きに挿入しかつ全面に石膏を注入して硬
化させ、更に石膏が硬化された後の硬化成型石膏を前記
軟質樹脂製基枠から取り外して石膏基台部を型成形する
歯型模型であり、また前記歯型模型の硬質樹脂製プレー
ト板の歯型模型固定ピンを下向きにして軟質樹脂製基枠
内に収納しかつ保存する歯型模型である。
【0016】更に本発明は、従来の模型の形態修正→基
底面の形成→ダウエルピンの固定→模型ピン植立→石膏
基台の作製→余剰石膏の除去→可撤性の確保→ダウエル
ピンの位置確認→作業模型の洗浄→支台歯の分割の作業
手順で行なわれていたものを、模型の形態修正→石膏基
台の作製→模型の接着→支台歯の分割の作業手順で済む
のである。従って、本発明は従来よりも次のような多く
の効果を有する。 ア、各部材の一体成型が可能であるから金銭的コストの
低減が図れる。 イ、手技を大幅に省略できるために時間的コストも削減
できる。 ウ、各部材が樹脂製であるため軽量で取り扱い操作が簡
便である。 エ、同様に石膏よりも物理的強度に勝り壊れにくい。 オ、石膏基台を必要に応じて作るために保管スペースが
狭くて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の模型成形方法とその歯型模型を示した
分解図。
【図2】本発明の要部である基枠内にプレート板を挿入
した斜視図。
【図3】図2に石膏を注入した状態を示した説明図。
【図4】図3の石膏が硬化された硬化成型石膏を取り外
す状態の斜視図。
【図5】図4の硬質樹脂製プレート板と硬化成型石膏と
の分解図。
【図6】本発明の硬化成型石膏に歯型模型を接着する状
態を示した斜視図。
【図7】本発明のプレート板を基枠に収納した状態を示
した一部切欠断面図。
【図8】従来の歯型模型成形法を示した分解図。
【図9】従来の歯型模型の一部使用状態図。
【図10】従来の歯型模型製作方法を示した説明図。
【図11】従来の歯型模型製作方法を示した説明図。
【図12】従来の歯型模型製作方法を示した説明図。
【図13】従来の歯型模型製作方法を示した説明図。
【図14】従来の歯型模型製作方法を示した説明図。
【図15】従来の歯型模型製作方法を示した説明図。
【図16】従来の歯型模型製作方法を示した説明図。
【符号の説明】
1 固定ピン植立用プレート部 2 硬質樹脂製
プレート板 3 固定溝成形突起片 4 歯型模型固
定ピン 5 模型成形用基枠部 6 軟質樹脂製
基枠 7 プレート板挿入穴 8 石膏基台部 9 硬化成型石膏 10 固定溝 11 歯型模型固定ピン A 石膏 W 歯型模型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊竹 藤助 東京都新宿区高田馬場3丁目16番17号 株 式会社ケイテックス内 (72)発明者 菊竹 一代 東京都新宿区高田馬場3丁目16番17号 株 式会社ケイテックス内 (72)発明者 杉山 道紀 東京都新宿区高田馬場3丁目16番17号 株 式会社ケイテックス内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠に石膏を注入して歯型模型用の固定
    ピンを成形して成る石膏基台に歯型の模型を挿着する歯
    型の模型成形方法において、硬質性の合成樹脂素材を単
    板状に形成しかつ歯型模型を固定するピンを植設して成
    る硬質樹脂製プレート板を設け、該硬質樹脂製プレート
    板を軟質樹脂製基枠内に挿入しかつ全面に石膏を注入
    し、更に該石膏が硬化した後に前記軟質樹脂製基枠から
    硬化した前記石膏基台を取り外して硬質樹脂製プレート
    側に歯型模型を接着剤にて接着することを特徴とする歯
    型製作用模型の成形方法。
  2. 【請求項2】 前項の歯型模型成形方法において、硬質
    樹脂製プレートとを軟質樹脂製基枠に有する固定ピン植
    立用プレート板の挿入穴とを同一形状かつ一体成型して
    成る請求項1記載の歯型製作用模型の成型方法。
  3. 【請求項3】 前項の歯型模型成型方法において、硬質
    樹脂製プレート板を軟質樹脂基枠内で硬化成型された後
    の該石膏基台の硬質樹脂製プレート板からの取り外しを
    簡単容易にした請求項1及び2記載の歯型製作用模型の
    成型方法。
  4. 【請求項4】 硬質性の合成樹脂素材から成る平板をほ
    ぼ長方楕円形状に形成した硬質樹脂製プレート板の中央
    部に数本の歯型模型用の固定ピンを植設し、かつ該固定
    ピンの両側部に固定溝を形成する突起片を備えた硬質樹
    脂製プレート板と、軟質性の合成樹脂素材をほぼ長方楕
    円形状に形成しかつ前記硬質樹脂製プレート板の挿入穴
    とを一体成型して前記硬質樹脂製プレート板を挿着する
    軟質樹脂製基枠とから構成され、前記軟質樹脂製基枠内
    に前記硬質樹脂製プレート板の歯型模型固定ピンを上向
    きに挿入しかつ全面に石膏を注入して硬化させ、更に石
    膏が硬化された後の硬化成型石膏を前記軟質樹脂製基枠
    から取り外して石膏基台部を型成形することを特徴とす
    る歯型製作用模型の歯型模型。
  5. 【請求項5】 前項歯型模型の硬質樹脂製プレート板の
    歯型模型固定ピンを下向きにして軟質樹脂製基枠内に収
    納しかつ保存する請求項4記載の歯型製作用模型の歯型
    模型。
JP2000293983A 2000-09-22 2000-09-22 歯型製作用模型の成形方法とその歯型模型 Pending JP2002095682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293983A JP2002095682A (ja) 2000-09-22 2000-09-22 歯型製作用模型の成形方法とその歯型模型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293983A JP2002095682A (ja) 2000-09-22 2000-09-22 歯型製作用模型の成形方法とその歯型模型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002095682A true JP2002095682A (ja) 2002-04-02

Family

ID=18776680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000293983A Pending JP2002095682A (ja) 2000-09-22 2000-09-22 歯型製作用模型の成形方法とその歯型模型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002095682A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6322698B2 (ja) 人工歯
KR100569667B1 (ko) 치아제작용 모형조립체와 그 성형방법
JP2007151767A (ja) 間接法作業模型
RU93005023A (ru) Способ изготовления зубного протеза
JP4405931B2 (ja) 間接法作業模型
JP2006527061A (ja) 歯ブラシの製造方法
JP5486650B2 (ja) 歯科作業模型の嵌合装置
KR101136658B1 (ko) 치아모형 조립체
JP2002095682A (ja) 歯型製作用模型の成形方法とその歯型模型
JP2005006803A (ja) 歯型製作用の歯型模型
JP2004283259A (ja) 歯科技工用作業模型台
JP2004523284A (ja) 改良歯型ベースアセンブリ
JP4073475B1 (ja) 作業模型の製作方法及びこの方法に用いる切断用基台
JP5340118B2 (ja) 間接法作業模型
JP6165936B1 (ja) 歯科作業模型の歯型模型支持基台
KR101013215B1 (ko) 치아보철 제작용 모형조립체
KR200428108Y1 (ko) 모형 치아틀 베이스 부재용 성형틀
JP2006075297A (ja) 作業模型用台の板状部材用型および作業模型用台の台部用型
KR20060097253A (ko) 치아모형 제조용 고정판 및 그 치아제조방법
JP3869896B2 (ja) 歯科補綴物作成用の作業模型
KR100910322B1 (ko) 에폭시 퍼티를 이용한 장신구의 스톤세팅 방법
JP4257160B2 (ja) 歯科技工のための補綴物製作用可撤模型の基台
KR200428107Y1 (ko) 모형 치아틀용 성형틀 고정 프레임
JP3043683U (ja) 歯科技工の作業模型用回転防止プレート
JP5380011B2 (ja) 有床義歯およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040525