JP2002095253A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
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Abstract
減が要求されている。 【解決手段】 スイッチング素子3とトランス2の1次
巻線8との直列回路を直流電源1に接続する。トランス
2に出力整流平滑回路4を接続する。スイッチング素子
3をオン・オフするための制御回路5を設ける。1次巻
線8に並列にスナバ回路6cを接続する。スナバ回路6
cをダイオード16とコンデンサ17との直列回路で構
成する。コンデンサ17に並列に可変インピーダンス素
子としてFET20を接続する。コンデンサ17の一端
とゲートとの間に定電圧ダイオードD1 を接続する。ゲ
ートとコンデンサ17の他端との間に時定数用抵抗R1
を接続する。ソースとコンデンサ17の他端との間に負
帰還用抵抗R2 を接続する。抵抗R1 に並列に平滑用コ
ンデンサCf を接続する。
Description
供給するためのスイッチング電源装置に関する。
してのDC−DCコンバータは、図1に示す例えば整流
平滑回路から成る直流電源1と、出力トランス2と、ス
イッチング素子3と、出力整流平滑回路4と、制御回路
5と、スナバ(snubber)回路即ちサージ吸収回路とを
有する。トランス2は磁気コア7に巻き回され且つ相互
に電磁結合された1次及び2次巻線8、9を有する。F
ETから成るスイッチング素子3は第1及び第2の主端
子としてドレイン電極Dとソース電極S及び制御端子と
してのゲート電極Gを有する。スイッチング素子3の一
方の端子即ちドレイン電極Dはインダクタンスを有する
1次巻線8を介して直流電源1の一方の端子1aに接続
され、スイッチング素子3の他方の端子即ちソース電極
Sは直流電源1の他方の端子1bに接続されている。出
力整流平滑回路4は整流用ダイオード10と平滑用コン
デンサ11とから成る。1次巻線8と2次巻線9との極
性は図1で黒丸で示すように設定されている。従って、
2次巻線9に接続されたダイオード10はスイッチング
素子3のオン期間に非導通に保たれ、オフ期間に導通状
態となる。平滑用コンデンサ11はダイオード10を介
して2次巻線9に並列接続されている。平滑用コンデン
サ11に接続された対の出力端子12、13間に負荷1
4が接続されている。電圧検出回路15は対の出力端子
12、13間の電圧を検出し、制御回路5に送る。電圧
検出回路15は、一般には、出力電圧を検出するための
分圧抵抗と、基準電圧源と、誤差増幅器とから成り、分
圧抵抗から得られる出力電圧の検出値と基準電圧源の基
準電圧とが誤差増幅器に入力し、誤差増幅器の出力が電
圧検出信号又は電圧帰還制御となる。制御回路5は出力
端子12、13間の電圧を一定にするための2値の制御
信号を形成し、これによってスイッチング素子3をオン
・オフ制御する。なお、電圧検出回路15と制御回路5
とは一般には光結合されている。
サージ吸収用コンデンサ17と抵抗18とから成る。サ
ージ吸収用コンデンサ17はダイオード16を介して1
次巻線8に並列に接続されている。抵抗18はサージ吸
収用コンデンサ17に並列に接続されている。ダイオー
ド16はスイッチング素子3がターンオフした時に1次
巻線8に発生する電圧で順方向バイアスされる向きに接
続されている。
4に電力を供給する時には、制御回路5から出力される
制御信号をスイッチング素子3に送り、これをオン・オ
フする。スイッチング素子3のオン期間には、電源1と
1次巻線8とスイッチング素子3とから成る閉回路に電
流が流れる。このオン期間には整流平滑用ダイオード1
0が非導通であるので、トランス2のコア7に磁気エネ
ルギが蓄積される。スイッチング素子3のオフ期間 に
は、トランス2の蓄積エネルギの放出によって2次巻線
9に誘起した電圧で整流ダイオード10が導通し、平滑
用コンデンサ11及び負荷14に電力が供給される。
状態でスイッチング素子3をオフ状態に転換すると、イ
ンダクタンスを有する1次巻線8に大きなサージ電圧が
発生する。もしサージ吸収回路6を設けなければ、1次
巻線8のサージ電圧と電源1の電圧Es との和の電圧が
スイッチング素子3に加わり、スイッチング素子3が破
壊する恐れがある。しかし、サージ吸収回路6を設ける
と、スイッチング素子3のターンオフ時のサージ電圧の
吸収が生じる。即ち、DC−DCコンバータの正常動作
中には、サージ吸収用コンデンサ17が図1に示す極性
に充電されている。スイッチング素子3のターンオフ時
には、1次巻線8の電圧V1 がサージ吸収用コンデンサ
17の電圧Vc よりも高くなるので、ダイオード16が
導通状態となり、サージ電圧がコンデンサ17で吸収さ
れる。ダイオード16が導通状態の時には、1次巻線8
の電圧V1 がサージ吸収用コンデンサ17でクランプさ
れる。その後、1次巻線8の電圧V1 がサージ吸収用コ
ンデンサ17の電圧Vc よりも低くなると、ダイオード
16が非導通状態となる。サージ吸収用コンデンサ17
の放電電流は抵抗18を介して流れるので、コンデンサ
17の電圧Vc は徐々に低下するが、1次巻線8の電圧
V1 よりも低くなることはない。
−DCコンバータの抵抗18は固定であり、ここでの電
力消費Pは、コンデンサ17の電圧をVc 、抵抗18の
抵抗値をRとすると、 P=Vc 2 /R である。このため、重負荷時のサージ電圧を低く抑えよ
うとすると、軽負荷時の消費電力が大きくなる。そこ
で、図1の抵抗18の代りに、トランジスタ又はFET
等の可変インピーダンス素子を接続することが提案され
ている。図2の従来回路では、可変インピーダンス素子
としての電界効果トランジスタ即ちFET20が抵抗1
9を介してコンデンサ17に並列に接続されている。ま
た、FET20のドレインDとゲートGとの間にアバラ
ンシェダイオードから成る定電圧ダイオードD1 が接続
され、ゲートとソースとの間にはバイアス用抵抗R1 が
接続されている。この図2の回路において、コンデンサ
17の電圧がフライバック電圧によって所定値以上に高
くなると、定電圧ダイオードD1 がアバランシェ降伏
し、FET20のゲート・ソース間電圧VGSがそのしき
い値Vth以上になってFET20がオンになり、コンデ
ンサ17の放電電流が抵抗19とFET20に流れ、コ
ンデンサ17の電圧上昇が抑えられる。コンデンサ17
の電圧は負荷14の大きさにほぼ比例し、負荷が小さい
時に低くなる。従って、軽負荷時には定電圧ダイオード
D1 がオフに保たれ、FET20もオフに保たれる。こ
の結果、軽負荷におけるコンデンサ17の放電による電
力損失を低減することができる。しかし、重負荷におい
てコンデンサ17の電圧が定電圧ダイオードD1 をオン
にするレベルに達すると、コンデンサ17の放電電流が
FET20を通してパルス状に瞬間的に流れ、FET2
0にストレスが加わり、FET20として小さなFET
を用いた場合、FET20を劣化させる。なお、FET
20の電流のピーク値は図5(A)に示すように例えば
2A程度の大きな値になる。なお、FET20は高価で
あるので、FET20の代りに可変インピーダンス素子
としてバイポーラトランジスタを使用することがある
が、この場合には、コンデンサ17のパルス状放電流に
よってトランジスタが2次降伏して破壊することがあ
る。
スナバ回路の損失を大幅に低減し且つ重負荷時における
可変インピーダンス素子に対するストレスを抑制するこ
とができるスナバ回路を提供することにある。
の本発明は、インダクタンスを有する巻線と、前記巻線
に電流を断続的に流すためのスイッチング手段と、前記
スイッチング手段をオフにすることによって前記巻線の
電流を遮断した時に発生するサ−ジ電圧を吸収するため
のスナバ回路とを備えたスイッチング電源装置であっ
て、前記スナバ回路が、前記巻線に対して並列に接続さ
れたサ−ジ吸収用コンデンサと、第1及び第2の主端子
と制御端子とを有し、前記第1の主端子が前記コンデン
サの一端に接続され、前記第2の主端子が前記コンデン
サの他端に接続されている制御可能な可変インピ−ダン
ス素子と、前記コンデンサの電圧によって前記可変イン
ピ−ダンス素子を導通させるために前記コンデンサの一
端と前記制御端子との間に接続された素子と、前記第2
の主端子と前記コンデンサの他端との間に接続された負
帰還用インピ−ダンスとから成ることを特徴とするスイ
ッチング電源装置に係わるものである。
同様な負帰還用インピーダンスを有するスナバ回路をト
ランスの1次巻線又は2次巻線又はスイッチに並列に接
続することができる。また、請求項3に示すように、ス
ナバ回路における可変インピーダンス素子の制御端子を
第2の主端子との間に印加する電圧を平滑するための平
滑手段を設けることができる。また、請求項4と同様な
平滑手段を含むスナバ回路を、請求項5に示すように、
1次巻線又は2次巻線又はスイッチに並列に接続するこ
とができる。また、請求項5に示すように、バイアス用
抵抗を設け、平滑手段をバイアス用抵抗に並列接続した
コンデンサとすることが望ましい。
ナバ回路の損失を大幅に低減することができる。即ち、
軽負荷時に可変インピーダンス素子を非導通状態又は高
インピ−ダンス状態に保ち、サージ吸収用コンデンサの
放電を抑制し、損失を少なくすることができる。また、
負帰還作用又は平滑作用によって重負荷時にサージ吸収
用コンデンサの放電電流が急激に流れるのを防止し、可
変インピーダンス素子に対するストレスを小さくし、信
頼性を向上させることができる。また、高い耐ストレス
性が要求されないので、低コストの素子を可変インピー
ダンス素子に使用することができる。また、請求項1及
び2の発明によれば、重負荷時においてサージ吸収用コ
ンデンサが可変インピーダンス素子を介して放電する時
に負帰還作用による電流制限が生じ、放電電流のピーク
が大幅に低下する。従って、可変インピーダンス素子に
対するストレスの低減を容易に達成することができる。
また、請求項3〜5の発明によれば、可変インピーダン
ス素子が平滑作用を伴なって駆動され、可変インピーダ
ンス素子に電流の急激な増大が防止される。従って、比
較的容易に電流抑制を達成することができる。また、請
求項5の発明によれば、簡単な回路で平滑作用を得るこ
とができる。
形態を説明する。但し、図3〜図9において図1及び図
2と実質的に同一の部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。
チング電源装置は、図2の装置と同様に、直流電源1、
トランス2、スイッチング素子3、整流平滑回路4、ス
イッチ制御回路5、電圧検出回路15を有している。F
ETから成るスイッチング素子3に直列に接続されたト
ランス2の1次巻線8には本発明に従う改良されたスナ
バ回路6bが接続されている。このスナバ回路6bは図
2の従来のスナバ回路6aと同様に逆流阻止用ダイオー
ド16及びサージ吸収用コンデンサ17を有し、これ等
の直列回路は1次巻線8に並列に接続されている。な
お、ダイオード16は破線で示すようにコンデンサ17
の他端17bと1次巻線8との間に接続することができ
る。放電回路を形成するための可変インピーダンス素子
としてのFET20はコンデンサ17に並列に接続され
ている。即ち、Nチャネル型FET20の第1の主端子
としてのドレインがコンデンサ17の一端17aに接続
され、第2の主端子としてのソースが負帰還用抵抗R2
を介してコンデンサ17の他端17bに接続されてい
る。FET20のドレインと制御端子としてのゲートと
の間に電圧−電流非線形特性を有する素子としてアバラ
ンシェダイオードから成る定電圧ダイオードD1 が接続
されている。また、FET20のゲートとコンデンサ1
7の他端との間にバイアス用抵抗R1 が接続されてい
る。
のスナバ回路6aと同一であり、負荷14が軽い時には
スイッチング素子3のオフ期間にトランス2から放出さ
れるエネルギーが少ないので、コンデンサ17の電圧が
さほど高くならず、定電圧ダイオードD1 及びFET2
0がオフに保たれ、コンデンサ17の放電が阻止され、
電力損失が実質的に発生しない。
3のオフ期間にトランス2から放出されるエネルギーが
大きくなるので、コンデンサ17の電圧が高くなる。コ
ンデンサ17の電圧が定電圧ダイオードD1 の所定の降
伏電圧よりも高くなると、定電圧ダイオードD1 が導通
し、コンデンサ17の電圧Vc から定電圧ダイオードD
1 の電圧Vd を減算した値即ちVc −Vd がFET20
のゲートとコンデンサ17の他端17bとの間に印加さ
れ、FET20が導通する。FET20が導通すると、
このソース電流Is が負帰還用抵抗R2 を介して流れ
る。この結果、負帰還用抵抗R2 でIs R2 の電圧降下
が生じ、FET20のゲート・ソース間の電圧Vgsは次
式で示す値になる。 Vgs=Vc −Vd −Is R2 この式から明らかなようにソース電流Is が大きくなろ
うとすると、ゲート・ソース間電圧Vgsが低下する。こ
の様な負帰還動作が生じると、FET20のドレイン電
流及びソース電流の急激な増大が抑制され、コンデンサ
17の放電は緩やかに進み且つFET20を流れる電流
のピーク値が低くなる。これにより、FET20に対す
る電流ストレスが小さくなり、FET20の劣化及び信
頼性の低下を防ぐことができる。また、ストレスが小さ
いので、FET20として定格が小さく安価な素子を使
用することができる。また、FET20の代りに低コス
トのバイポーラトランジスタを使用することも可能にな
る。
チング電源装置は、図3の回路に平滑用コンデンサCf
と充電時定数用抵抗R3 とを付加し、この他は図3と同
一に形成したものである。平滑手段としてのコンデンサ
Cf はバイアス用抵抗R1 に並列に接続され、充電時定
数用抵抗R3 は定電圧ダイオードD1 に直列に接続され
ている。
収用コンデンサ17の電圧Vc が所定値よりも高くな
り、定電圧ダイオードD1 が降伏すると、抵抗R3 に制
限されて平滑用コンデンサCf に充電電流が流れ、この
電圧が徐々に高くなる。この結果、FET20のゲート
・ソース間電圧が急には高くならず、ソース電流及びド
レイン電流は緩やかに増大する。この時、負帰還用抵抗
R2 もソース電流及びドレイン電流の急激な増大を抑え
る。これにより、FET20のドレイン電流Idのピー
クは図5(B)に示すように大幅に制限される。即ち、
図2の従来回路では図5(A)に示すようにFET20
のドレイン電流Id のピークが2A程度であったのが、
図4の回路では図5(B)に示すように60mA程度に
なる。なお、平滑用コンデンサCf の放電は抵抗R1 を
介して緩やかに進むためFET20の導通状態が維持さ
れ、スイッチング素子3のターンオフ直後に最も高く、
その後次のターンオフ時点まで緩やかに低下する。従っ
て、図4のスナバ回路6cによればFET20のストレ
スを大幅に低減することができる。
チング電源装置のスナバ回路6dは、図4のスナバ回路
6cに異常振動防止用抵抗R4 と第2の定電圧ダイオー
ドD2 とを付加し、この他は図6と同一に構成したもの
である。異常振動防止用抵抗R4 はFET20のゲート
と平滑用コンデンサCf との間に接続されている。第2
の定電圧ダイオードD2 は第1の定電圧ダイオードD1
に直列に接続されている。
ート・ソース間容量による異常発振を防止する。第2の
定電圧ダイオードD2 は例えば直流電源1を230V系
交流電圧の整流平滑回路で構成する場合に使用される。
図6のように2つの定電圧ダイオードD1 、D2 を設け
ると、図3及び図4の1つの定電圧ダイオードD1 の場
合に比べてFET20を介した放電開始の電圧を高くす
ることができる。なお、図3及び図4の1つの定電圧ダ
イオードの回路は、電源1を100Vの整流平滑回路で
構成する場合に適する。図6の回路は、異常振動防止の
効果の他に第1及び第2の実施形態と同一の効果も有す
る。
グ電源装置は、図6と同一構成のスナバ回路6dをスイ
ッチング素子3に並列に接続し、この他は図6と同一に
構成したものである。図7においてスナバ回路6dは直
流電源1を介して1次巻線8に並列に接続され、交流的
には図6と等価である。従って、図7によっても図6と
同一の効果を得ることができる。なお、逆流阻止用ダイ
オード16を破線で示すようにサージ吸収用コンデンサ
17と電源1の他端1bとの間に接続することができ
る。
チング電源装置は、図6と同一構成のスナバ回路6dを
2次巻線9に対して平滑用コンデンサ11を介して並列
に接続し、且つフォワード型に変形し、この他は図6と
同一に構成したものである。図8はフォワード型スイッ
チング電源装置であるので、整流平滑回路4aが整流ダ
イオード10とコンデンサ11の他に、リアクトル30
及び転流用ダイオード31を有する。リアクトル30は
ダイオード10とコンデンサ11との間に接続されてい
る。転流用ダイオード31はリアクトル30とコンデン
サ11とに対して並列に接続されている。スナバ回路6
dはダイオード10とリアクトル30とに対して並列に
接続されている。図8の回路において、スナバ回路6d
が交流的には1次巻線8に並列接続されており、図6の
回路と同一の効果を得ることができる。なお、図8の回
路においてもダイオード16を2次巻線とコンデンサ1
7の一端と間に移すことができる。
グ電源装置は、図4のFET20をバイポ−ラトランジ
スタ20´に置き換え、この他は図4と実質的に同一に
構成したものである。この実施例によっても図4と同一
の効果を得ることができる。なお、図9のスナバ回路6
eを第1、第3〜第5の実施例のスイッチングレギュレ
−タにも適用することができる。
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図7及び図8のスナバ回路6dを図3及び図4
及び図9のスナバ回路6b、6c、6eに置き換えるこ
とができる。 (2) 図3、図4、図6及び図9において破線で示す
ようにダイオード16をコンデンサ17の他端17bと
1次巻線8との間に移すことができる。 (3) フォワード型のスイッチングレギュレータにお
いても図3、図4、図6、図7及び図9の回路と同様に
スナバ回路を設けることができる。また、フライバック
型においてもスナバ回路6b、6c、6d、6eを2次
巻線9側に図8と同様に接続することができる。 (4) 第1〜5の実施形態のFET20及びスイッチ
ング素子3をこれよりも低コストのバイポーラトランジ
スタ等の別の半導体素子に置き換えることができる。 (5) ダイオード16及びコンデンサ17に対して直
列に抵抗を接続することができる。 (6) アバランシェダイオ−ドから成る定電圧ダイオ
−ドD1の代わりに、非線形素子としてツェナ−ダイオ
−ド、非直線性抵抗素子(バリスタ)又は抵抗等を使用
することができる。 (7) 抵抗R3を定電圧ダイオ−ドD1のカソ−ド側に
移すことができる。 (8) 各実施形態のスナバ回路6b、6c、6d、6
eを2次巻線9にコンデンサ11を介さないで並列に接
続することができる。また、トランスに3次巻線を設
け、ここにスナバ回路6b、6c、6d、6eを並列接
続することもできる。要するに、スナバ回路6b、6
c、6d、6eは1次巻線に等価的に並列接続されれば
よい。 (9) 抵抗R1を省くことができる。 (10) コンデンサ17を有極性コンデンサとするこ
とができる。この場合にはダイオ−ド16を省くことが
できる。
る。
である。
回路図である。
回路図である。
形態のスナバ回路の重負荷時のドレイン電流を示す波形
図である。
回路図である。
回路図である。
回路図である。
回路図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 インダクタンスを有する巻線と、前記巻
線に電流を断続的に流すためのスイッチング手段と、前
記スイッチング手段をオフにすることによって前記巻線
の電流を遮断した時に発生するサ−ジ電圧を吸収するた
めのスナバ回路とを備えたスイッチング電源装置であっ
て、 前記スナバ回路が、 前記巻線に対して並列に接続されたサ−ジ吸収用コンデ
ンサと、 第1及び第2の主端子と制御端子とを有し、前記第1の
主端子が前記コンデンサの一端に接続され、前記第2の
主端子が前記コンデンサの他端に接続されている制御可
能な可変インピ−ダンス素子と、 前記コンデンサの電圧によって前記可変インピ−ダンス
素子を導通させるために前記コンデンサの一端と前記制
御端子との間に接続された素子と、 前記第2の主端子と前記コンデンサの他端との間に接続
された負帰還用インピ−ダンスとから成ることを特徴と
するスイッチング電源装置。 - 【請求項2】 直流電源と、 前記直流電源の一端と他端との間に接続されたトランス
の1次巻線とスイッチとの直列回路と、 前記1次巻線に電磁結合された2次巻線と、 前記2次巻線に接続された整流平滑回路と、 前記スイッチをオン・オフ制御する制御回路と、 前記1次巻線又は前記2次巻線又は前記スイッチに並列
に接続されたスナバ回路とを備えたスイッチング電源装
置であって、前記スナバ回路が、 前記1次巻線又は前記2次巻線又は前記スイッチに対し
て並列に接続されたサ−ジ吸収用コンデンサと、 第1及び第2の主端子と制御端子とを有し、前記第1の
主端子が前記コンデンサの一端に接続され、前記第2の
主端子が前記コンデンサの他端に接続されている制御可
能な可変インピ−ダンス素子と、 前記コンデンサの電圧によって前記可変インピ−ダンス
素子を導通させるために前記コンデンサの一端と前記制
御端子との間に接続された素子と、 前記第2の主端子と前記コンデンサの他端との間に接続
された負帰還用インピ−ダンスとから成ることを特徴と
するスイッチング電源装置。 - 【請求項3】 インダクタンスを有する巻線と、前記巻
線に電流を断続的に流すためのスイッチング手段と、前
記スイッチング手段をオフにすることによって前記巻線
の電流を遮断した時に発生するサ−ジ電圧を吸収するた
めのスナバ回路とを備えたスイッチング電源装置であっ
て、 前記スナバ回路が、 前記巻線に対して並列に接続されたサ−ジ吸収用コンデ
ンサと、 第1及び第2の主端子と制御端子とを有し、前記第1の
主端子が前記コンデンサの一端に接続され、前記第2の
主端子が前記コンデンサの他端に接続されている制御可
能な可変インピ−ダンス素子と、 前記コンデンサの電圧によって前記可変インピ−ダンス
素子を導通させるために前記コンデンサの一端と前記制
御端子との間に接続された素子と、 前記可変インピ−ダンス素子の前記制御端子と前記第2
の主端子との間に印加する電圧を平滑するための平滑手
段とから成ることを特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項4】 直流電源と、 前記直流電源の一端と他端との間に接続されたトランス
の1次巻線とスイッチとの直列回路と、 前記1次巻線に電磁結合された2次巻線と、 前記2次巻線に接続された整流平滑回路と、 前記スイッチをオン・オフ制御する制御回路と、 前記1次巻線又は前記2次巻線又は前記スイッチに並列
に接続されたスナバ回路とを備えたスイッチング電源装
置であって、前記スナバ回路が、 前記1次巻線又は前記2次巻線又は前記スイッチに対し
て並列に接続されたサ−ジ吸収用コンデンサと、 第1及び第2の主端子と制御端子とを有し、前記第1の
主端子が前記コンデンサの一端に接続され、前記第2の
主端子が前記コンデンサの他端に接続されている制御可
能な可変インピ−ダンス素子と、 前記コンデンサの電圧によって前記可変インピ−ダンス
素子を導通させるために前記コンデンサの一端と前記制
御端子との間に接続された素子と、 前記可変インピ−ダンス素子の前記制御端子と前記第2
の主端子との間に印加する電圧を平滑するための平滑手
段とから成ることを特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項5】 更に、前記制御端子と前記コンデンサの
他端との間に接続されたバイアス用抵抗を有し、前記平
滑手段は、前記バイアス用抵抗に並列に接続された平滑
用コンデンサであることを特徴とする請求項3又は4記
載のスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282579A JP4557110B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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