JP2002095128A - ブラケット付きシールドケーブルの検査方法及びブラケット圧入装置 - Google Patents

ブラケット付きシールドケーブルの検査方法及びブラケット圧入装置

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JP2002095128A
JP2002095128A JP2000277700A JP2000277700A JP2002095128A JP 2002095128 A JP2002095128 A JP 2002095128A JP 2000277700 A JP2000277700 A JP 2000277700A JP 2000277700 A JP2000277700 A JP 2000277700A JP 2002095128 A JP2002095128 A JP 2002095128A
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bracket
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terminal
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JP2000277700A
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Inventor
Nobuyuki Itaya
暢之 板谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラケット付きシールドケーブルのブラケッ
トに対するアース端子圧入の良否を効率良く、精度良く
検査できるようにして、圧入不良品が製品として出荷さ
れるのを防止することである。 【解決手段】 アース端子4を取付けたシールドケーブ
ル1を固定ホルダ12にセットし、さらにブラケット5
を可動ホルダ13にセットし、アクチュエータ15で可
動ホルダ13を固定ホルダ側に押してアース端子4をブ
ラケット5の端子嵌合穴に圧入する。そして、この圧入
時に、ロードセル16で各端子の圧入力を、デジタルゲ
ージ17で圧入量を各々計測し、圧入力と圧入量が共に
規定値に達したか否かで圧入の良否を判定するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブラケット付き
シールドケーブルの検査方法とその方法を実行する機能
を持ったブラケット圧入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のワイヤーハーネスの中に、ブラケ
ット付きシールドケーブルがある。図4に、その一例を
示す。図中1は、絶縁電線2の外周を編組シールド(図
示せず)で覆い、さらにその外側を外被3で覆ったシー
ルドケーブル、4はケーブル1の端末部にかしめて取り
付けた円筒状のアース端子である。アース端子4は、ケ
ーブル端末部に剥ぎ出した編組シールドに電気的に導通
させている。
【0003】このアース端子4を導電性のブラケット5
に圧入してケーブル1とブラケット5を一体化し、ブラ
ケット5を車体等に取付けてケーブル端を保持し、同時
に、編組シールドの接地をアース端子4とブラケット5
経由で行う。
【0004】なお、1個のブラケットに取り付けるシー
ルドケーブルの本数は、2本以上の場合もあるし、1本
のみとなる場合もある。
【0005】また、絶縁電線2の先端には、内部の導体
を剥ぎ出して圧着端子が取り付けられる。図は、その圧
着端子を取り付ける前の姿にしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したブラケット付
きシールドケーブルは、ブラケット圧入の良否を目視で
検査しているが、この方法では、効率の良い検査、不良
品の確実な見分けが望めない。圧入量(圧入長さ)の不
足は、アース端子4の後端の鍔4aがブラケット5の端
面に接しているか否かで判る。しかし、ブラケットによ
る端子の保持力については目視確認ができない。その保
持力は圧入代から計算して求め、圧入に異常がなければ
計算通りの保持力が生じていると考えて製品を良品と判
定しているが、ブラケット5に設ける端子嵌合穴の穴
径、アース端子の外径、端子肉厚等が許容範囲内でばら
つくと実際に得られる保持力と設計上の圧入代から計算
される保持力は異なったものになり、製品の品質のばら
つきが大きくなる。
【0007】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、ブラケットの圧入検査を効率良く、かつ信頼性
良く行って圧入不良品を確実に取り除けるようにするこ
とを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、シールドケーブルの端末部に
取付けた円筒状のアース端子をブラケットの端子嵌合穴
に圧入装置を用いて圧入し、この圧入時に、ブラケット
の端子嵌合穴数と同数設けた荷重センサで個々のアース
端子の圧入力を計測し、さらに、変位計測器でアース端
子の圧入量を計測し、その圧入力と圧入量が規定値に満
たない製品を圧入不良と判定する検査方法を採用したの
である。
【0009】また、その方法を実行する機能を持ったブ
ラケット圧入装置も併せて提供する。
【0010】その装置は、導電性のブラケットと、端末
部に円筒状のアース端子を取付けたシールドケーブルを
各々位置決めして保持する対向配置の可動ホルダと固定
ホルダを有し、さらに、可動ホルダを固定ホルダ側に押
し動かして一方のホルダに保持されたシールドケーブル
の端末部のアース端子を他方のホルダに保持されたブラ
ケットの端子嵌合穴に圧入するアクチュエータと、各ア
ース端子の圧入力を個々に計測する荷重センサと、アー
ス端子の圧入量を計測する変位計測量と、計測した圧入
力、圧入量が共に規定値を満たすか否かで圧入の良否を
判断する判定回路を備えて成る。
【0011】
【作用】変位計測器による計測値が規定値に達していな
ければ圧入量が不足しており、また、荷重センサによる
計測値が規定値に達していなければ圧入力が不足してい
る。従って、計測した圧入量と圧入力のどちらか一方又
は双方が規定値に満たないものを不良品と判定して確実
に取り除くことができる。
【0012】この方法によれば、圧入と同時にセンサ、
計測器による検査がなされ、良否判定も電気回路によっ
てなされるので、目視検査に比べて検査の効率と精度が
格段に高まる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に、この発明の検査
方法の実施形態を示す。
【0014】図の10は、この発明の方法を実施する機
能をもったブラケット圧入装置である。
【0015】このブラケット圧入装置10は、ベース板
11上に固定ホルダ12、可動ホルダ13、可動ホルダ
のスライドガイド14、圧入用アクチュエータ15(図
のそれはシリンダ)を設け、さらに、圧入力測定用のロ
ードセル16と圧入量測定用のデジタルゲージ17を設
けて成る。この装置には、圧入の良否を判定する判定回
路(図示せず)も含まれている。
【0016】固定ホルダ12は、アース端子4を取り付
けたシールドケーブル1の端末部を挾みつけて保持す
る。図示の固定ホルダ12には、2本のシールドケーブ
ル1が並列配置にしてセットされる。このときのシール
ドケーブル1の位置決めは、図2に示すように、アース
端子4の後部の鍔4aをホルダ12の前面に当接させて
行うようにしており、精度良く行える。
【0017】可動ホルダ13は、独立した2個の加圧子
13aを有する。その2個の加圧子13aを、スライド
ガイド14に案内される本体13bに後方への変位が個
々に許容されるように取付け、ブラケット5に設けられ
た2個の端子嵌合穴5aに対応させたケーブル導入穴1
3dを各加圧子13aに設け、その2個の加圧子13a
の先端にブラケット5を位置決めして添わせ、圧入に支
障の無い位置をクランプ13cで押えつけてブラケット
5を保持するようにしている。
【0018】アクチュエータ15は、可動ホルダ13を
固定ホルダ12側に押し動かし、その動作により、可動
ホルダに保持されたブラケット5の圧入(ブラケットの
端子嵌合穴に対するアース端子の圧入)がなされる。図
3に圧入の終了状態を示す。
【0019】ロードセル16は、2個設けられている。
独立した2つのロードセル16が、アクチュエータ15
からの動力伝達部と各加圧子13aとの間に介在されて
おり、各加圧子13aを介してブラケットの2箇所に加
えられる圧入力が、各ロードセル16によって別々に計
測される。
【0020】デジタルゲージ17は、固定ホルダ12に
取り付けられている。可動ホルダ13が前進して圧入開
始点に到達すると、可動ホルダの本体13bに設けた突
起18がゲージのスピンドル17aに当り、以後、スピ
ンドル17aが押し込まれてブラケット圧入量(即ち、
ブラケットに対するアース端子圧入量)が計測される。
【0021】ロードセル16及びデジタルゲージ17か
らの計測信号は、判定回路に送られ、双方の信号又はい
ずれか一方の信号が規定値(閾値)に達しなければ、判
定回路により圧入不良の判定がなされ、その報知が適当
な報知手段によってなされる。
【0022】なお、各圧入部の圧入力に仮に差が生じた
としても、ロードセル16の歪みによる2つの加圧子1
3aの先端位置のずれは微々たるものであるので、圧入
量の計測を図のように1箇所で行っても何ら不具合は生
じないが、各加圧子13aの変位量を個々にデジタルゲ
ージなどで計測する方法でも、実際の圧入量を検知する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】上述したように、この発明では圧入力と
圧入量をセンサと計測器を用いて計測し、双方の計測値
が共に規定値に達したか否かで圧入の良否判定を行うの
で、圧入検査の信頼性が高まり、圧入不良品が製品とし
て出荷されることが無くなる。
【0024】また、目視検査に比べて検査効率も高ま
り、生産性や人件費低減などの面でも有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラケット圧入装置の全体の概要を示す斜視図
【図2】図1の装置の縦断断面図
【図3】圧入の終了状態を示す断面図
【図4】ブラケット付きシールドケーブルの一例を示す
斜視図
【符号の説明】
1 シールドケーブル 4 アース端子 4a 鍔 5 ブラケット 5a 端子嵌合孔 10 ブラケット圧入装置 11 ベース板 12 固定ホルダ 13 可動ホルダ 13a 加圧子 15 圧入用アクチュエータ 16 ロードセル 17 デジタルゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板谷 暢之 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E051 GA08 GB09 5G355 AA03 BA04 CA04 CA09 5G363 AA09 BA02 CA12 CA14 CB08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドケーブルの端末部に取付けた円
    筒状のアース端子をブラケットの端子嵌合穴に圧入装置
    を用いて圧入し、この圧入時に、ブラケットの端子嵌合
    穴数と同数設けた荷重センサで個々のアース端子の圧入
    力を計測し、さらに、変位計測器でアース端子の圧入量
    を計測し、その圧入力と圧入量が規定値に満たない製品
    を圧入不良と判定するようにしたブラケット付きシール
    ドケーブルの検査方法。
  2. 【請求項2】 導電性のブラケットと、端末部に円筒状
    のアース端子を取付けたシールドケーブルを各々位置決
    めして保持する対向配置の可動ホルダと固定ホルダを有
    し、さらに、可動ホルダを固定ホルダ側に押し動かして
    一方のホルダに保持されたシールドケーブルの端末部の
    アース端子を他方のホルダに保持されたブラケットの端
    子嵌合穴に圧入するアクチュエータと、各アース端子の
    圧入力を個々に計測する荷重センサと、アース端子の圧
    入量を計測する変位計測量と、計測した圧入力、圧入量
    が共に規定値を満たすか否かで圧入の良否を判断する判
    定回路を備えて成るブラケット付きシールドケーブルの
    ブラケット圧入装置。
JP2000277700A 2000-09-13 2000-09-13 ブラケット付きシールドケーブルの検査方法及びブラケット圧入装置 Pending JP2002095128A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105356386A (zh) * 2015-12-10 2016-02-24 国网四川省电力公司达州供电公司 电缆头制作及试验工具架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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