JP2000021464A - 端 子 - Google Patents

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JP2000021464A
JP2000021464A JP10189500A JP18950098A JP2000021464A JP 2000021464 A JP2000021464 A JP 2000021464A JP 10189500 A JP10189500 A JP 10189500A JP 18950098 A JP18950098 A JP 18950098A JP 2000021464 A JP2000021464 A JP 2000021464A
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terminal
conductor
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calking
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Takaaki Nagiki
孝昭 梛木
Shigemitsu Akutsu
重光 圷
Hiromichi Imai
裕道 今井
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導線先端に取り付けられる端子にあっては、
かしめ固定が均一になされていないと、腐食等の不都合
を招くため、かしめ状態の良否を簡便に判定でき、良品
率を高めることができる技術の開発が求められていた。 【解決手段】 導線17先端をかしめ固定する一対のバ
レル部13、13のそれぞれに、適宜構成の位置表示部
16を設け、かしめ固定後に、両バレル部13、13の
位置表示部16の位置を比較することで、かしめ状態の
良否を簡便に判定できるようになっている端子10を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性を有する導
線同士を電気的に接続する端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の電気配線に用いる端子(雄
形、雌形)としては、バレル部のかしめ固定によって導
線に取り付けられる構成のものが提供されている。この
種の端子としては、例えば、図14に示すように、導電
性を有する一枚の金属板から加工、成形したものが一般
的である。図14に示す端子1は、別の端子と嵌合され
る筒状の嵌合部2と、バレル部3、4とを備え、導線5
先端を一対のバレル部3、3によってかしめ固定すると
ともに、導線5の被覆部5aを一対のバレル部4、4に
よってかしめ固定して、導線5先端に取り付けられるよ
うになっている。バレル部3、4は、かしめ前は、図1
4中実線に示すように、嵌合部2、バレル部3、4を連
結する幹部1aの両側から立設されており、専用の自動
かしめ機や、工具等によって、湾曲変形させることで、
図14中仮想線に示すように、導線5やその被覆部5a
に食い込み、これによりかしめ固定がなされる。バレル
部3、3を導線5にかしめ固定することで、導線5と端
子1との間の電気導通が確保される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような端子1では、特に、対を構成する両バレル部
3、3による導線5先端のかしめ固定が均等に行われて
いないと、かしめ応力を均一化できず、導線5先端と嵌
合部2との間に接触不良が生じ、それが原因で、経年劣
化によって腐食する場合がある。その結果、接触抵抗の
増加や導線5からの端子1の外れ等の不都合が生じるお
それがあった。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、位置表示部によって、対向配置された両バレル部
のかしめ状態の良否を簡便に判定でき、かしめ不良を排
除して良品率を高めることができる端子を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、導線同士を電気的に接続する導電性の端子であっ
て、別の端子と嵌合される嵌合部を一端に備え、前記導
線先端を両側からかしめ固定して電気導通を確保するバ
レル部を前記嵌合部の嵌合方向後側に備えてなり、前記
バレル部は、互いに離間させて対向配置された突起であ
り、対向する相手側に向けてそれぞれ変形させ、その先
端を、両バレル部間に挿入された前記導線に食い込ませ
ることにより、この導線をかしめ固定するように構成さ
れ、対を構成する前記バレル部の互いに対応する位置に
は、位置表示部が設けられていることを特徴とする端子
を前記課題の解決手段とした。この端子では、バレル部
によって導線をかしめ固定後に、対を構成するバレル部
の位置表示部の位置を、目視あるいは検査装置等により
比較することで、両バレル部間で、かしめが均等になさ
れているかどうかを簡便に判定することができる。かし
めが均等になされてない不良品が発見されたら、これを
排除することで、良品率を向上できる。また、不良品に
ついては、再度、かしめをやり直したり、かしめ状態を
調整することで、良品を得ることができる。この時に
も、対を構成するバレル部間で位置表示部の位置を比較
することで、良品を確実に得ることができる。請求項2
記載の発明は、請求項1記載の端子において、前記位置
表示部が、ペイント、けがき溝、パンチ穴、突起、バレ
ル部の形状、のいずれか一つあるいは複数の組み合わせ
からなることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の端子の実施の形態
を、図1から図12を参照して説明する。図1は、本実
施の形態の端子10を示す全体斜視図、図2は、端子1
0の製造工程を示す図、図3(a)、(b)は曲げ加工
前の金属板11を示す図、図4(a)、(b)、(c)
は、曲げ加工後に得られた端子10を示す図である。図
1において、この端子10は、別の端子と嵌合されるこ
とにより、電気導通を確保する嵌合部12と、この嵌合
部12から嵌合方向(図1中矢印A方向)後方へ突出延
在する幹部15から立ち上げられた突起状のバレル部1
3、14とを備えている。
【0007】嵌合部12の近傍の幹部15の対向する両
側から突設された一対のバレル部13、13の中央部に
は、位置表示部として、外面13a側へ突出する形状の
突起16が、幹部15を介して対称の位置に形成されて
いる。両バレル部13、13は幹部15を介して対称
(図1では左右対称)となるように形成されている。一
方、幹部15の前記嵌合部12と対向する後端部の対向
する両側から突設された一対のバレル部14、14も、
幹部15を介して対称となるように形成される。このバ
レル部14、14には、位置表示部を設けていない。
【0008】図2に示すように、この端子10は、板状
の母材11aから、打ち抜き、プレス加工等を経て得ら
れた一枚の金属板11に、曲げ加工を行って形成され
る。図1に示すように、嵌合部11は、曲げ加工によ
り、例えば、断面円形の割スリーブ状に成形される。図
3(a)、(b)に示すように、バレル部13、13に
は、曲げ加工前のプレス加工によって、突起16が形成
される。この突起16は、バレル部13、13の外面1
3a側に突出する形状であるから、バレル部13、13
の内面側には、前記突起16に対応する凹所が形成され
る。また、曲げ加工前のプレス加工によって形成される
突起16であれば、幹部15から対称となる位置に正確
に形成することは容易であるから、図1に示すように、
曲げ加工によってバレル部13、13を立ち上げた後に
は、両バレル部13、13の突起16が幹部15を介し
て対称の位置となる。
【0009】図4(a)、(b)に示すように、バレル
部14、14は、曲げ加工によって湾曲されて、幹部1
5から立ち上げられる。図4(c)に示すように、バレ
ル部13、13についても、曲げ加工によって湾曲され
て、幹部15から立ち上げられる。
【0010】図1に示すように、この端子10は、バレ
ル部13、13の間から挿入された導線17先端を、バ
レル部13、13によりかしめ固定することで、導線1
7先端に固定され、電気導通が確保される。端子10全
体は、導電性を有する金属板11から形成されているの
で、バレル部13、13にて導線17がかしめ固定され
ると、導線17と嵌合部12との間の電気導通が確保さ
れる。また、バレル部14、14は、導線17の被覆部
17aをかしめ固定する。
【0011】導線17のかしめ固定は、自動かしめ機
や、専用のかしめ工具を用いて、バレル部13、14を
湾曲変形させ(図1中仮想線)、バレル部13、14の
先端を、導線17先端あるいは被覆部17aに食い込ま
せる。この時、両バレル部13、13変形に伴って突起
16も変位する。そこで、かしめ固定完了後、目視ある
いは検査装置により、両バレル部13、13の突起16
の位置を比較し、幹部15の両側で対称となっているか
どうかを検査する。目視の場合には、専用の治具等を使
用することで、幹部15両側の突起16、16の位置を
簡便に比較することができる。
【0012】幹部15の両側で突起16が対称となって
いれば、両バレル部13、13による導線17先端のか
しめ固定が均等になされ、かしめ応力も均等になってい
るものと認められ、良品と判定される。しかしながら、
幹部15の両側で突起16の位置が対称となっていなけ
れば、両バレル部13、13による導線17のかしめ状
態が異なり、かしめ応力も均等ではないと認められ、不
良品と判定される。そして、不良品を取り除くことで、
良品のみを確実に得ることができ、良品率を高めること
ができる。
【0013】また、取り除いた不良品については、かし
め固定をやり直したり、かしめ時の湾曲変形や導線17
への食い込みが不足しているバレル部13を導線17へ
押し込む等の調整を行うことで、良品を得ることがで
き、無駄にならない。この時も、目視や検査装置によっ
て、幹部15の両側の突起16、16の位置を比較する
ことで、良否判定(良品、不良品の判定)を行うことは
言うまでも無い。良品のみが得られれば、導線17との
接触不足に起因する腐食や、接触抵抗の増加、導線17
からの端子10の外れ等の不都合を確実に防止できるこ
とは、言うまでも無い。
【0014】導線17のかしめ固定が完了した端子10
は、例えば、図5に示すように、コネクタ18の樹脂ケ
ース19に複数実装される。この場合、コネクタ18、
20同士の接続によって、コネクタ18側の複数の端子
10を、コネクタ20側の端子に対して一括して接続す
ることができる。
【0015】図6から図10は、位置表示部の他の構成
を示す。位置表示部としては、前記突起16に限定され
ず、各種構成が採用可能であり、例えば、図6に示すよ
うに、線状のペイント21(塗膜)も採用可能である。
図7は、けがき溝22、図8は、パンチ穴23、図9
は、突起24、図10は、バレル部13b形状を、位置
表示部として採用した例をそれぞれ示す。図7のけがき
溝22は、けがき針等によって形成される。多数の金属
板11へのけがき溝22の形成を自動的に効率良く行う
には、専用の装置を使用することも可能である。図6の
ペイント21、図8のパンチ穴23についても、専用の
装置によって、形成の自動化、効率化を図ることができ
る。図9の突起24は、図1から図4に示したプレス成
形によって形成された突起16とは異なり、端子の元と
なる金属母材に予め突設したものや、別途、金属や樹脂
の付着等により形成されるものである。また、これら構
成の位置表示部の形成位置は、バレル部13の外面13
aの幹部15寄りになっているが、これに限定されず、
バレル部外面13aの中央部や先端近傍であっても良
い。この場合、位置表示部の位置は、両バレル13、1
3の互いに対応する位置となることは言うまでも無い。
ペイント21としては、例えば、蛍光塗料や、特定波長
の光の照射によって発光する塗料等から形成した塗膜も
採用可能であり、この場合には、位置表示部の専用の検
査装置によって、位置表示部の位置比較を一層効率行う
ことが可能になり、大量の端子についてかしめの良否判
定を効率良く行うことができる。
【0016】図10のバレル部13bは、母材11aか
ら打ち抜きによって、先端に行く程、細くなる台形状に
成形したものである。図11(a)、(b)、(c)
は、かしめ固定時のバレル部13bを示す。図11
(a)に示すように、対を構成する両バレル部13bは
先端形状が一致しており、かしめが正常になされた時に
は、外側から観察可能な両バレル部13b、13bの大
きさ、形状が一致する。この時、かしめによる両バレル
部13b、13bの変形が均等であり、かしめ応力が均
等になっているものと認められ、良品と判定される。
【0017】しかしながら、図11(b)、(c)に示
すように、かしめ固定されたバレル部13bでは、導線
17先端への食い込み深さが増大すると、それに比例し
て湾曲変形量が増大している。この時、外側から観察可
能なバレル部13bの大きさは小さくなる。ここで、バ
レル部13bは、先細りの台形状になっているので、外
側から観察可能な部分が小さくなるとともに、外側から
観察可能な端辺13cが次第に、バレル部13bの基端
側(幹部15側)へ移行し、端辺13c長さが増大す
る。したがって、両バレル部13b、13b間で、外側
から観察可能な先端の端辺13cの長さが一致している
かどうかを検査するだけで、バレル部13b、13bの
導線17への食い込み深さや、湾曲変形量を比較したこ
とになり、かしめが均等になされているかどうかが簡単
に判り、これにより、良品・不良品を簡便に判定するこ
とができる。かしめ後の両バレル部13b、13bの外
側から観察可能な先端の端辺13cの長さが一致してい
れば、かしめが均一になっているものと認められ良品と
判定され、不一致の場合は、かしめ応力が不均一になっ
ているものと認められ、不良品と判定される。
【0018】突起16、ペイント21、けがき溝22、
パンチ穴23等からなる位置表示部では、幹部15側あ
るいは幹部15に対応する反対側以外の、端子側面から
の観察によって、かしめ固定の良否を判定をするが、バ
レル部13b、13b形状自体からなる位置表示部で
は、かしめられたバレル部13b、13bの端辺13c
近傍を直接観察してかしめ固定の良否を判定するので、
観察方向が異なる。例えば、検査装置による良否判定で
は、端子を保持するための保持機構の構造によっては、
位置表示部の観察が可能な向きと不可能な向きとが存在
する可能性があるため、保持機構での端子の保持向きを
調整することによって、効率の良い良否判定が可能とな
る。
【0019】台形状のバレル部としては、図10、図1
1(a)に示した形状に限定されず、例えば、図12に
示すように、幹部15から垂直に延びる辺25aと、幹
部15から傾斜された斜辺25bとを有する形状のバレ
ル部25等も採用可能である。また、かしめ固定時に外
側から観察可能なバレル部形状としては、台形状に限定
されず、先細りになっているものであれば、各種形状の
採用が可能である。
【0020】図13では、幹部26の両側から対称に延
びる各バレル部27、27によって導線17をかしめ固
定した時に、これら各バレル部27、27の外面側に位
置表示部として予め突設しておいた突起28、28同士
が当接することで、両バレル部27、27のかしめが均
等になされるようになっている。突起28、28は、前
記幹部26を介して対称の位置に突設されている。両バ
レル部27、27のかしめ変形時に突起28、28同士
が当接すると、両バレル部27、27のかしめ変形が均
等のまま維持され、それ以上の変形が規制されるため、
これにより、かしめが均等になされる。かしめ完了後
に、両突起28、28の位置を検出すると、かしめが均
等になされているかどうかを検査することができる。両
突起28、28が当接されているならば、両バレル部2
7、27のかしめが均等になされているものと認められ
る。また、両突起28、28間が離間している場合で
も、突起28、28の位置が幹部26の両側で対称にな
っていれば、かしめが均等になされているものと認めら
れ、対称でなければ、かしめが均等になされてないと認
められる。
【0021】なお、本発明の端子は、前記実施の形態に
限定されず、各種変更が可能である。例えば、導線のか
しめ固定用のバレル部および嵌合部は、電気導通可能に
なっていることが必要であるが、導線の被覆部固定用の
バレル部は導線との電気導通を確保する必要が無いた
め、例えば、この端子が内装されるコネクタ側に設けら
れたもの等、嵌合部や導線かしめ固定用のバレル部と
は、別体になっている構成も採用可能である。嵌合部や
導線のかしめ固定用のバレル部の形状は、図示したもの
に限定されず、適宜変更可能であることは言うまでもな
い。また、かしめ固定によって十分な固定力が得られる
場合には、被覆部固定用のバレル部を省略することも可
能である。導線のかしめ用のバレル部は、1対のみなら
ず、複数対設けることも可能である。着色性に優れたバ
レル部であれば、位置表示部として、ペイントを採用す
ることも可能であるが、着色性に劣るバレル部では、ペ
イント以外のけがき溝、パンチ穴、突起、バレル部形状
等からなる位置表示部が採用される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の端子によ
れば、バレル部によって導線をかしめ固定後に、対を構
成するバレル部の位置表示部の位置を、目視あるいは検
査装置等により比較することで、両バレル部間で、かし
めが均等になされているかどうかを簡便に判定すること
ができ、かしめが均等になされてない不良品が発見され
たら、これを排除することで、良品率を高めることがで
きる。また、不良品については、再度、かしめをやり直
したり、かしめ状態を調整することで、良品を得ること
ができ、良品を確実に得ることができるいった優れた効
果を奏する。
【0023】請求項2記載の端子によれば、前記位置表
示部が、ペイント、けがき溝、パンチ穴、突起バレル部
の形状、のいずれか一つあるいは複数の組み合わせから
なることを特徴とするので、バレル部の形状、位置等に
対応して、位置表示部の構成を適宜選択することで、か
しめの良否の判定を効率良く行うことができるといった
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の端子の1実施の形態を示す全体斜視
図である。
【図2】 図1の端子の製造から導線のかしめ固定に至
る工程を示す工程図である。
【図3】 図1の端子の曲げ加工前の金属板を示す図で
あって、(a)は背面図、(b)は導線先端のかしめに
用いられるバレル部を示す側面図である。
【図4】 図1の端子を示す図であって、(a)は平面
図、(b)は側面図、(c)は導線先端のかしめに用い
られるバレル部を示す側面図である。
【図5】 図1の端子を内装固定したコネクタを示す斜
視図である。
【図6】 図1の端子の別態様を示す図であって、位置
表示部として、ペイントを採用した例を示す背面図であ
る。
【図7】 図1の端子の別態様を示す図であって、位置
表示部として、けがき溝を採用した例を示す背面図であ
る。
【図8】 図1の端子の別態様を示す図であって、位置
表示部として、パンチ穴を採用した例を示す背面図であ
る。
【図9】 図1の端子の別態様を示す図であって、位置
表示部として、突起を採用した例を示す背面図である。
【図10】 図1の端子の別態様として、位置表示部と
して、バレル部自体の形状を適用した例を示す平面図で
ある。
【図11】 図10の端子のバレル部による導線先端の
かしめ固定状態を示す図であって、(a)は正常時を示
す平面図、(b)は異常時を示す平面図、(c)は異常
時を示す側面図である。
【図12】 位置表示部として、台形状のバレル部自体
の形状を適用した例の別態様を示す図であって、(a)
は曲げ加工前の平面図、(b)は正常時を示す平面図、
(c)は異常時を示す平面図である。
【図13】 位置表示部として突起が突設されたバレル
部の別態様を示す図であって、(a)はかしめ前を示す
側面図、(b)はかしめ時を示す側面図である。
【図14】 従来例の端子を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
10…端子、12…嵌合部、13…バレル部、13b…
バレル部、16…位置表示部(突起)、17…導線、2
1…位置表示部(ペイント)、22…位置表示部(けが
き溝)、23…位置表示部(パンチ穴)、24…位置表
示部(突起)、25…位置表示部、バレル部、27…バ
レル部、28…位置表示部(突起)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 裕道 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5E085 BB02 BB12 BB23 CC03 DD13 EE11 HH06 JJ31 JJ38 JJ40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導線(17)同士を電気的に接続する導
    電性の端子であって、 別の端子と嵌合される嵌合部(12)を一端に備え、前
    記導線先端を両側からかしめ固定して電気導通を確保す
    るバレル部(13、13b、25、27)を前記嵌合部
    の嵌合方向後側に備えてなり、 前記バレル部は、互いに離間させて対向配置された突起
    であり、対向する相手側に向けてそれぞれ変形させ、そ
    の先端を、両バレル部間に挿入された前記導線に食い込
    ませることにより、この導線をかしめ固定するように構
    成され、 対を構成する前記バレル部の互いに対応する位置には、
    位置表示部(16、21、22、23、24、25、2
    8)が設けられていることを特徴とする端子(10)。
  2. 【請求項2】 前記位置表示部が、ペイント(21)、
    けがき溝(22)、パンチ穴(23)、突起(16、2
    4、28)、バレル部(13b、25)の形状、のいず
    れか一つあるいは複数の組み合わせからなることを特徴
    とする請求項1記載の端子。
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