JP2002094830A - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
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- JP2002094830A JP2002094830A JP2000277680A JP2000277680A JP2002094830A JP 2002094830 A JP2002094830 A JP 2002094830A JP 2000277680 A JP2000277680 A JP 2000277680A JP 2000277680 A JP2000277680 A JP 2000277680A JP 2002094830 A JP2002094830 A JP 2002094830A
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Abstract
加え、APLの値に応じて直流再生率の可変を行ってい
る。しかしそのためにはAPL検出のためのピンを余分
に必要とするが、集積回路によってはピンに余裕がない
ことがある。 【解決手段】本発明は黒伸長された輝度信号が黒つぶれ
現象を生じるのを防止するため、直流再生率を可変にす
る直流再生率可変回路28と黒レベルのピーク値を検出
する黒ピークホールド回路25とに共通のピン29を設
け、そのピンに黒ピーク検出とAPL検出とを兼用した
兼用フイルタ32を接続する。
Description
て輝度信号の黒信号の伸長を行い、コントランストを大
きくして、画質を向上させる映像処理回路に関するもの
で、特に、直流再生率を可変にして輝度信号の黒伸長を
行ったときに、集積回路のピン数を増加することなく黒
ピーク値に応じて前記輝度信号の直流分を上げることに
より黒つぶれを補正することをできるようにした映像信
号処理回路に関する。
伸長を行い、画面のコントラストを大きくして、画質を
向上させる映像信号処理回路が用いられている。
度信号(Y信号)が加えられる入力端子、2はペデスタ
ルクランプ回路で、前記入力端子1からの輝度信号のペ
デスタル部分を一定電圧にクランプするもので、ペデス
タルレベルを基準電圧EPに揃える。3は非線型増幅回
路で、スタートポイント設定回路4で設定されたある設
定値以下の前記ペデスタルクランプされた輝度信号を伸
長する。
レベルの値と黒レベルホールド回路5による黒ピークの
値を比較回路6で比較し、黒ピークがペデスタルレベル
より上であればスタートポイントが上がり、その結果黒
ピークが下がる。前記黒伸長された輝度信号は直流再生
率可変回路7で、APLの値によって直流再生率を可変
し、出力端子8より取り出される。
検出する際に妨害となる同期信号及びペデスタル部分を
除去するものであり、H(水平ブランキング)及びV
(垂直ブランキング)の信号が印加され、同期信号及び
ペデスタル部分が除去された輝度信号成分のみを発生す
る。
路3、スタートポイント設定回路4、黒ピークホールド
回路5、比較回路6、直流再生率可変回路7及びHVブ
ランキング回路9は集積回路化されており、黒ピークホ
ールド回路5にはピン11が設けられ、又直流再生率可
変回路7にピン15が設けられている。前記ピン11に
は黒ピーク検出フイルタ12を構成するコンデンサ13
及び抵抗14が接続され、ピン15にはAPL検出フイ
ルタ16を構成する抵抗17とコンデンサ18が接続さ
れている。
動作を説明する。HVブランキング回路9により、同期
信号及びペデスタル部分が除去された輝度信号成分は黒
ピークホールド回路5に印加され黒ピークが検出され
る。黒ピークホールド回路5のホールド時定数は前記黒
ピーク検出フイルタ12のコンデンサ13及び抵抗14
の時定数により決定される。黒ピークホールド回路5で
ホールドされた黒ピークは比較回路6に加わる。
回路2でクランプされたペデスタルレベルの値と黒レベ
ルホールド回路5でホルドされた黒ピークの値と比較さ
れ、黒ピークがペデスタルレベルより上であればスター
トポイントが上がり黒ピークが下がる。
ポイント以下の信号のゲイン(傾き)は変わらずに、ス
タートポイントのみが平行移動する。これがスタートポ
イント可変型の黒伸長回路の特徴である。前述のように
入力端子1に加えられた輝度信号は、ペデスタルクラン
プ回路2によりペデスタル部分が基準電圧EPにクラン
プされる。クランプされた輝度信号は非線型増幅回路3
に加わり黒伸長された後、直流再生率可変回路7を介し
出力端子8より出力される。
及びペデスタル部分が除去された輝度信号成分は黒ピー
クホールド回路5に印加され黒ピークが検出される。黒
ピークホールド回路5でホールドされた黒ピークの値は
比較回路6に加わり、該比較回路6においてペデスタル
クランプ回路2でクランプされたペデスタルの値と比較
され、黒ピークがペデスタルより上であればスタートポ
イントが上がり、黒ピークが下がり黒伸長される。
行うと、輝度信号の直流部分がペデスタルレベルを定め
た基準電圧EPより下がるため黒つぶれ現象を起こし、
ペデスタル以下の黒の階調が失われる。ところでTV受
像機では映像信号から分離された輝度信号をディジタル
信号に変換した後、輝度信号を1フイールドに渡って積
算し、その後に積算データ数で割って映像信号の平均の
明るさAPLを検出している。
APL検出用のピン15に、抵抗16及びコンデンサ1
8よりなるAPL検出フイルタ16を接続しAPLを検
出し、APLの値によって直流再生率の可変を行い、前
記黒伸長を行ったとき輝度信号の直流分を上げ、黒部分
がペデスダルレベルより下がり黒つぶれがないようにし
ている。
うと、輝度信号の黒部分がペデスタルレベルより下がり
所謂黒つぶれ現象を起こす。そのため黒伸長された輝度
信号を直流再生率可変回路に加え、APLの値によって
直流再生率の可変を行っている。ところで前記映像信号
処理回路は集積回路で形成されており、APL検出のた
めにピンを余分に必要とするが、集積回路によってはピ
ンに余裕がないことがある。
輝度信号のペデスタル部分を基準電圧にクランプするペ
デスタルクランプ回路と、前記クランプされた輝度信号
の黒信号を伸長する非線型増幅回路と、加えられた水平
ブランキング及び垂直ブランキングの信号の同期信号及
びペデスタル部分が除去された輝度信号成分のみを発生
するHVブランキング回路と、前記同期信号及びペデス
タル部分が除去された輝度信号成分より黒ピークをホー
ルドする黒ピークホールド回路と、前記ペデスタルクラ
ンプ回路でクランプされたペデスタルの値と黒レベルホ
ールド回路で検出された黒ピークの値と比較する比較回
路と、該比較回路で比較された黒ピークがペデスタルよ
り上であれば前記非線型増幅器のスタートポイントを上
げるスタートポイント設定回路と、APLに応じて前記
黒伸長された直流再生率を可変する直流再生率可変回路
と、前記黒ピークホールド回路と直流再生率可変回路と
に共通にピンにコンデンサと抵抗よりなる黒ピーク検出
とAPL検出とを兼用した兼用フイルタを接続すること
によりピン数を増やすことがなく、輝度信号を黒伸長し
たときにも黒つぶれがない映像処理回路を提供する。
像信号処理回路である。図1において、21は輝度信号
が加わる入力端子、22は入力端子21からの輝度信号
のペデスタル部分を基準電圧EPにクランプするペデス
タルクランプ回路であり、基準電圧EPがペデスタルレ
ベルとなる。
によってクランプされた輝度信号の黒信号を伸長する非
線型増幅回路である。24はHVブランキング回路であ
り、黒ピークを検出する際に妨害となる同期信号及びペ
デスタル部分を除去するものであって、H(水平ブラン
キング)及びV(垂直ブランキング)の信号が印加さ
れ、同期信号及びペデスタル部分が除去された輝度信号
成分のみを発生する。
期信号及びペデスタル部分が除去された輝度信号成分よ
り黒ピークを検出しホールドする黒ピークホールド回
路、26はペデスタルクランプ回路22でクランプされ
たペデスタルレベルの値と黒ピークホールド回路25で
検出された黒ピークの値と比較する比較回路である。
果に応じて前記非線型増幅回路23のスタートポイント
を変えるスタートポイント設定回路である。28はAP
Lに応じて黒伸長された直流再生率を可変する直流再生
率可変回路である。
回路23、HVブランキング回路24、黒ピークホール
ド回路25、比較回路26、スタートポイント設定回路
27及び直流再生率可変回路28は集積回路化されてい
る。
発明の特徴は、黒ピークホールド回路25と流再生率可
変回路28に共通化されたピン29が設けられており、
更に、共通に接続されたピン29にはコンデンサ30と
抵抗31よりなる黒ピーク検出とAPL検出とを兼用し
た兼用フイルタ32が接続されている点である。
動作を説明する。入力端子21に加えられた輝度信号は
ペデスタルクランプ回路22でペデスタル部分を基準電
圧EPにクランプする。クランプされた輝度信号は非線
型増幅回路23に加わる。
(水平ブランキング)及びV(垂直ブランキング)の信
号は同期信号及びペデスタル部分が除去され輝度信号成
分のみとなり、黒ピークホールド回路25に印加され黒
ピークがホールドされる。前記黒ピークホールド回路2
5でホールドされた黒ピークの値は比較回路26に加わ
り、該比較回路26においてペデスタルクランプ回路2
2でクランプされたペデスタルの値と比較され、黒ピー
クがペデスタルより上であればスタートポイントが上が
り、黒ピークが下がり輝度信号の黒伸長される。
輝度信号のゲイン(傾き)は変わらずに、スタートポイ
ントのみが平行移動し黒伸長を行う。スタートポイント
は黒ピークホールド回路25の値により例えば0IRE
から50IREまで可変できるようにしておけばよい。
度信号はペデスタルクランプ回路22でペデスタル部分
を基準電圧EPにクランプする。クランプされた輝度信
号は非線型増幅回路23に加わり黒伸長された後、直流
再生率可変回路28を介し出力端子33より出力され
る。
信号の直流部分がペデスタルレベルを定めた基準電圧E
Pより下がるため黒つぶれ現象を起こし、ペデスタル以
下の黒の階調が失われる。
び抵抗31よりなる兼用フイルタ32で黒部分を検出
し、この値によって直流再生率の可変を行い、黒伸長を
行ったとき輝度信号の直流分を上げ、黒部分がペデスダ
ルレベルより下がり黒つぶれがないようにしている。
デンサ30が1μF程度そして抵抗31が約680KΩ
と長く、黒ピークの検出が出来るのみでなく、細かいパ
ルスには応答せず、APLの検出としてもそのまま使用
できる。また直流再生率を上げる必要があるときは、輝
度信号の黒伸長を行い黒が沈む時なので、黒検出ピーク
検出フイルタをAPL検出フイルタとして用いても問題
がない。
幅回路で黒伸長された輝度信号の直流分がペデスタルレ
ベル以下になり黒つぶれ現象が生じるのを防止するた
め、直流再生率を可変にする直流再生率可変回路と、黒
レベルのピーク値を検出する黒ピークホールド回路とに
共通のピンを設け、そのピンにコンデンサと抵抗よりな
る黒ピーク検出とAPL検出とを兼用した兼用フイルタ
を接続したので、ピンの数を増やすことが無く黒伸長さ
れた輝度信号の直流再生率を可変でき、黒つぶれを防止
できる。
定数が長いため、細かいパルスには応答せず、さらに直
流再生率を可変にする必要があるときは、輝度信号の黒
伸長を行い黒が沈む時なので、黒検出ピーク検出フイル
タをAPL検出フイルタとして用いても何ら問題がな
い。
ク図である。
る。
を示す特性図である。
波形図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 入力端子からの輝度信号を基準電圧によ
って定められたペデスタルレベルにクランプするペデス
タルクランプ回路と、前記クランプされた輝度信号の黒
信号を伸長する非線型増幅回路と、水平ブランキングと
垂直ブランキングの信号の同期信号及びペデスタル部分
が除去された輝度信号成分のみを発生するHVブランキ
ング回路と、前記同期信号及びペデスタル部分が除去さ
れた輝度信号成分より黒ピークをホールドする黒ピーク
ホールド回路と、前記ペデスタルクランプ回路でクラン
プされたペデスタルレベルの値と黒レベルホールド回路
でホールドされた黒ピークの値とを比較する比較回路
と、該比較回路で比較された結果に応じて前記非線型増
幅器のスタートポイントを変えるスタートポイント設定
回路と、前記黒伸長された輝度信号の直流再生率を可変
する直流再生率可変回路と、前記黒ピークホールド回路
と直流再生率可変回路とに共通に設けられたピンと、該
ピンに接続された黒ピーク検出とAPL検出とを兼用し
た兼用フイルタとよりなることを特徴とする映像信号処
理回路。 - 【請求項2】 前記兼用フイルタは抵抗とコンデンサと
よりなることを特徴とする請求項1に記載の映像信号処
理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000277680A JP3889563B2 (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 映像信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000277680A JP3889563B2 (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 映像信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002094830A true JP2002094830A (ja) | 2002-03-29 |
JP3889563B2 JP3889563B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=18762966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000277680A Expired - Fee Related JP3889563B2 (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 映像信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3889563B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100806008B1 (ko) * | 2003-05-15 | 2008-02-26 | 머크 앤드 캄파니 인코포레이티드 | 아테롬성 동맥경화증, 이상지혈증 및 관련 증상의 치료방법 및 약제학적 조성물 |
KR101346520B1 (ko) | 2006-05-16 | 2013-12-31 | 소니 주식회사 | 화상 보정 회로, 화상 보정 방법 및 화상 표시 장치 |
-
2000
- 2000-09-13 JP JP2000277680A patent/JP3889563B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100806008B1 (ko) * | 2003-05-15 | 2008-02-26 | 머크 앤드 캄파니 인코포레이티드 | 아테롬성 동맥경화증, 이상지혈증 및 관련 증상의 치료방법 및 약제학적 조성물 |
KR101346520B1 (ko) | 2006-05-16 | 2013-12-31 | 소니 주식회사 | 화상 보정 회로, 화상 보정 방법 및 화상 표시 장치 |
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