JP2002094759A - 無線通信装置及び無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信装置及び無線通信制御方法

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JP2002094759A
JP2002094759A JP2000284277A JP2000284277A JP2002094759A JP 2002094759 A JP2002094759 A JP 2002094759A JP 2000284277 A JP2000284277 A JP 2000284277A JP 2000284277 A JP2000284277 A JP 2000284277A JP 2002094759 A JP2002094759 A JP 2002094759A
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Fumikichi Tezuka
史吉 手塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ遅延の要因となるバッファ管理方法をF
AXに適した形をとることにより、伝送時間の遅延を確
実に防止し得る無線通信装置を提供する。 【解決手段】無線通信装置は、CPU1、無線通信部
5、入出力装置部6及びMODEM部7を備え、イベン
ト処理タスクにより通信制御を行う。イベント処理タス
クは、何らかのイベントが発生すると、入出力装置部6
からのスイッチ変化のイベントであるか、その他のイベ
ントであるかを判別し、その他のイベントであれば、そ
のイベントに沿った処理を実行する。スイッチ変化のイ
ベントであれば、更にFAXモード切替スイッチである
か否かを判別し、FAXモード切替スイッチでなけれ
ば、そのイベントに沿った処理を行う。上記イベントが
FAXモード切替スイッチであれば、送信バッファサイ
ズをそのモードにあったサイズに縮小して伝送時間の遅
延が少ないデータ転送を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信を用いて
FAX(ファクシミリ)の送受信を行う無線通信装置及
び無線通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FAX及び一般通信機能を備えた
無線通信装置では、例えばパーソナルコンピュータ等の
ホスト機器との間で無線によりFAXの制御手順及び画
データを送受信した場合、無線通信装置自体が持つバッ
ファ機能により、FAXデータ送信側と実データが回線
上に流れるまでに時間差が生じてしまう。G3FAXで
のデータの送受信の場合、基本的に手順に対するタイミ
ングは、FAXアプリケーションが生成しており、無線
通信装置によるデータ遅延が発生すると、正しく画デー
タを送信することができないことがある等の問題があっ
た。
【0003】上記の問題を解決するため、従来では無線
区間上をFAX専用のプロトコルを定義する、あるいは
FAXアプリケーションを専用のものにする等の手段を
用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように無線区間上をFAX専用のプロトコルを定義
する、あるいはFAXアプリケーションを専用のものに
する等の方法では、汎用性に乏しく、また、専用のアプ
リケーションを開発するためにコストがかかる等の問題
があった。
【0005】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、データ遅延の要因となるバッファ管理方法
をFAXに適した形をとることにより、伝送時間の遅延
を確実に防止し得る無線通信装置及び無線通信制御方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、FAXデ
ータの送受信機能を備えた無線通信装置において、FA
Xモードとその他の一般通信モードとに切替えるFAX
モード切替スイッチと、このFAXモード切替スイッチ
によるFAXモードへの切替えを認識し、送信バッファ
のサイズを縮小してFAXデータを送信する送信手段
と、上記FAXモード切替スイッチによる一般通信モー
ドへの切替えを認識し、上記送信バッファのサイズを元
に戻す手段とを具備することを特徴とする。上記の構成
によれば、FAXモード切替スイッチをFAXモードへ
切替えると、その状態が自動的に検出され、送信バッフ
ァのサイズが縮小されてFAXデータが送信される。上
記送信バッファサイズを縮小することにより送信バッフ
ァからデータが取り出されるまでの遅延を最小限にで
き、ホスト側のアプリケーションとの時間差を極力減ら
して安定したFAX送信を行うことができる。
【0007】第2の発明は、FAXデータの送受信機能
を備えた無線通信装置において、無線通信により受信さ
れるデータを監視し、FAX通信用のコマンドか否かを
識別するコマンド識別手段と、このコマンド識別手段に
よりFAX通信用コマンドが識別された際に送信バッフ
ァのサイズを縮小してFAXデータを送信する送信手段
と、上記FAXデータの送信終了を検出して上記送信バ
ッファのサイズを元に戻す手段とを具備することを特徴
とする。上記の構成によれば、スイッチの切替えを行う
ことなく、自動的に送信バッファサイズが縮小されてF
AXデータが送信される。上記送信バッファの縮小によ
り、伝送時間の遅延が少ないデータ転送を行うことがで
きる。また、データ転送を終了して回路が切断される
と、送信バッファサイズが通常の状態に戻されるので、
FAX以外についても支障なく通信を行うことができ
る。
【0008】第3の発明は、FAXデータの送受信機能
を備えた無線通信装置において、無線通信により受信さ
れるFAX通信プロトコルを監視し、通信速度パラメー
タを識別する識別手段と、この識別手段により識別され
た通信速度パラメータに基づいて送信バッファのサイズ
を最適値に縮小してFAXデータを送信する送信手段
と、上記FAXデータの送信終了を検出して上記送信バ
ッファのサイズを元に戻す手段とを具備することを特徴
とする。上記の構成によれば、無線通信により受信され
るFAX通信プロトコルの通信速度パラメータに基づい
て送信バッファサイズを決定しているので、送信バッフ
ァサイズを最適な値に縮小して伝送時間の遅延を少なく
でき、効率の良いデータ通信を行うことができる。
【0009】第4の発明は、FAXデータの送受信機能
を備えた無線通信装置において、モデム部により受信さ
れるデータFAX通信プロトコルを監視し、通信速度パ
ラメータを識別する識別手段と、この識別手段により識
別された通信速度パラメータに基づいて送信バッファの
サイズを最適値に縮小してFAXデータを送信する送信
手段と、上記FAXデータの送信終了を検出して上記送
信バッファのサイズを元に戻す手段とを具備することを
特徴とする。上記の構成によれば、モデム部により受信
されるFAX通信プロトコルの通信速度パラメータに基
づいて送信バッファサイズを決定しているので、送信バ
ッファサイズを最適な値に縮小して伝送時間の遅延を少
なくでき、効率の良いデータ通信を行うことができる。
【0010】第5の発明は、FAXデータの送受信機能
を備えた無線通信装置において、無線通信により受信さ
れるFAX通信プロトコルを監視し、DIS、DCS、
DTCのコマンドを識別する識別手段と、この識別手段
によりDIS、DCS、DTCの何れかのコマンドが識
別された際にその情報要素である通信速度に基づいて送
信バッファのサイズを最適値に縮小してFAXデータを
送信する送信手段と、上記FAXデータの送信終了を検
出して上記送信バッファのサイズを元に戻す手段とを具
備することを特徴とする。上記の構成によれば、無線通
信により受信されるFAX通信プロトコルのDIS、D
CS、DTCのコマンドを検出し、その情報要素である
通信速度に基づいて送信バッファサイズを最適な値に決
定しているので、伝送時間の遅延を少なくして効率の良
いデータ通信を行うことができる。
【0011】第6の発明は、FAXデータの送受信機能
を備えた無線通信装置において、モデム部により受信さ
れるFAX通信プロトコルを監視し、DIS、DCS、
DTCのコマンドを識別するコマンド識別手段と、この
コマンド識別手段によりDIS、DCS、DTCの何れ
かのコマンドが識別された際にその情報要素である通信
速度に基づいて送信バッファのサイズを最適値に縮小し
てFAXデータを送信する送信手段と、上記FAXデー
タの送信終了を検出して上記送信バッファのサイズを元
に戻す手段とを具備することを特徴とする。上記の構成
によれば、モデム部により受信されるFAX通信プロト
コルのDIS、DCS、DTCのコマンドを検出し、そ
の情報要素である通信速度に基づいて送信バッファサイ
ズを最適な値に決定しているので、伝送時間の遅延を少
なくして効率の良いデータ通信を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の実施形態に係る無線
通信装置の主要構成を示すブロック図である。図1に示
すように無線通信装置は、CPU1、このCPU1に内
部バス2を介して接続されるROM3、RAM4、無線
通信部5、入出力装置部6及びMODEM部(モデム
部)7からなり、FAXデータの送受信及びその他一般
の通信機能を備えている。
【0013】上記CPU1は、システム全体の動作制御
及びデータ処理を実行するもので、ROM3に格納され
ているプログラムを実行する。ROM3は、CPU1を
動作させるためのプログラム及び各種初期データを格納
するための読み込み専用のメモリ装置であり、各種制御
プログラムが格納されている。RAM4は、CPU1に
よる読み書き可能なメモリ装置であり、各種データを一
時的に記憶させる作業領域として使用される。また、上
記RAM4には、送信バッファが設定される。
【0014】上記無線通信部5は、ホスト機器である例
えばパーソナルコンピュータ(図示せず)と無線通信に
よりFAXの制御手順及び画データ等を送受信すると共
にCPU1に対するデータの入出力を行う。入出力装置
部6は、MMI(Man Machine Interface)であり、L
ED等の表示装置やスイッチ(SW)などによる入力を
制御する。第1実施形態においては、入出力装置部6に
FAXモードとその他の一般通信モードとに切替えるF
AXモード切替スイッチ(SW)が設けられる。
【0015】MODEM部7は、PSTN(Public Swi
tched Telephone Network:加入電話網)データを送受
信するためにデータ変換処理を行うもので、公衆電話網
(図示せず)に接続される。
【0016】図2は、本発明における主要動作タスクの
構成を示す図である。本発明における主要動作タスク
は、基本的に3つのタスク、すなわちイベント処理タス
ク11、TXタスク12、RXタスク13により構成さ
れる。イベント処理タスク11は、無線通信部5、MO
DEM部7及び入出力装置部6との間で各種イベントの
処理を行う。TXタスク12は、無線通信部5からデー
タを読み出し、MODEM部7へデータを渡すタスクで
ある。また、RXタスク13は、逆にMODEM部7か
らデータを読み出し、無線通信部5へデータを渡すタス
クである。
【0017】以下、各タスクの動作をフローチャートを
参照して説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係
るイベント処理タスク11の動作を示すフローチャート
である。イベント処理タスク11は、何らかの事象が発
生するまで、イベント待ちの状態になっている(ステッ
プA1)。そして、何らかの事象が発生して待ち状態が
解除されると、その待ち状態を解除した要因が、入出力
装置部6からのスイッチ変化のイベントであるか、ある
いはその他のイベントであるかを判別する(ステップA
2)。入出力装置部6からのスイッチ変化のイベントで
なかった場合には、そのイベントに沿った処理を実行し
(ステップA3)、その後、ステップA1のイベント待
ちの状態に戻る。
【0018】上記ステップA2で入出力装置部6からの
スイッチ変化のイベントであると判別された場合には、
更に、その変化したスイッチがFAXモード切替スイッ
チであるかどうかを判別し(ステップA4)、FAXモ
ード切替スイッチでなければ、そのイベントに沿った処
理を行う(ステップA5)。また、上記ステップA4
で、変化したスイッチがFAXモード切替スイッチであ
ると判別された場合には、送信バッファサイズをそのモ
ードにあったバッファサイズに変更する(ステップA
6)。
【0019】すなわち、FAXモード切替スイッチによ
りFAXモードに切替えられた場合には、送信バッファ
サイズを縮小させ、伝送時間の遅延が少ないデータ転送
を行えるようにする。また、FAXモード切替スイッチ
によりFAXモードから一般の通信モードに切替えられ
た場合には、送信バッファを元のサイズに戻す。
【0020】FAX通信の手順のように通信制御の時間
制御に厳しいプロトコルにおいて、上記のように送信バ
ッファのサイズを縮小して送信バッファからデータが取
り出されるまでの遅延を最小限にし、ホスト側のアプリ
ケーションとの時間差を極力減らすことにより、安定し
たFAX送信を行うことが可能となる。
【0021】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態におけるTXタスク12及びイベント処理タスク11
の処理について説明する。
【0022】図4はTXタスク12の処理を示すフロー
チャートである。TXタスク12は、無線通信部5から
の受信データを待ち、受信データがあった場合にそのデ
ータを読出し(ステップB1)、FAX通信用コマンド
か否かを判別する(ステップB2)。このステップB2
で、FAX通信用コマンドであると判別された場合に
は、送信バッファサイズを変更する(ステップB3)。
その後、上記無線通信部5から読み出したデータを送信
バッファに格納してMODEM部7へ渡し(ステップB
5)、ステップB1に戻る。また、上記ステップB2
で、FAX通信用コマンドではないと判別された場合に
は、上記無線通信部5から読み出したデータを直ちにM
ODEM部7へ書込んでステップD1に戻る。
【0023】また、無線通信装置の各事象を監視するイ
ベント処理タスク11は、図5に示すフローチャートに
示す処理を実行する。
【0024】イベント処理タスク11は、何らかの事象
が発生するまで、イベント待ちの状態になっている(ス
テップC1)。何らかの事象が発生して待ち状態が解除
されると、その待ち状態を解除した要因を判別し、すな
わちMODEM部7からのイベントであるか、あるいは
その他のイベントであるかを判別する(ステップC
2)。MODEM部7からのイベントでなかった場合に
は、そのイベントに沿った処理を実行し(ステップC
3)、その後、ステップC1のイベント待ちの状態に戻
る。
【0025】また、上記ステップC2でMODEM部7
からのイベントであると判別された場合には、その内容
が回路切断に関するイベントであるかどうかを判別し
(ステップC4)、回路切断に関するイベントであれ
ば、送信バッファサイズを通常の状態に戻す(ステップ
C5)。その後、ステップC6に進んでMODEM部7
の処理を実行する。
【0026】また、上記ステップC4で回路切断に関す
るイベントではないと判別された場合には、そのままス
テップC6に進み、MODEM部7においてそのイベン
トに沿った処理を実行する。
【0027】以上の処理により、FAXモードになった
場合には、送信バッファサイズを縮小して伝送時間の遅
延が少ないデータ転送を行い、データ転送を終了して回
路が切断されると、送信バッファサイズを通常の状態に
戻して次の通信処理に備える。
【0028】(第3実施形態)次に本発明の第3実施形
態におけるTXタスク12及びイベント処理タスク11
の処理について説明する。
【0029】この第3実施形態では、無線通信部5から
MODEM部7へデータを転送するTXタスク12の処
理において、図6のフローチャートに示す処理を実行す
る。
【0030】まず、TXタスク12は、無線通信部5か
らの受信データを待ち、受信データがあった場合にその
データを読出し(ステップD1)、T.30のFAX通
信プロトコルにおけるDIS(ディジタル識別信号)、
DCS(ディジタル命令信号)、DTC(ディジタル送
信命令)のコマンドか否かを判別する(ステップD
2)。
【0031】上記ディジタル識別信号DISは、被呼装
置の標準CCITT能力を表すコマンドである。ディジ
タル命令信号DCSは、上記DIS信号で識別された標
準機能に対応するディジタル設定命令である。また、デ
ィジタル送信命令DTCは、DIS信号によって識別さ
れた標準機能に対するディジタル命令応答である。
【0032】上記ステップD2で、FAX通信プロトコ
ルにおけるDIS、DCS、DTCのコマンドであると
判別された場合には、その情報要素である通信速度に基
づいて送信バッファサイズを最適な値に縮小する(ステ
ップD3)。送信バッファサイズの目安としては、伝送
速度によって通信した場合にかかる時間+通信オーバヘ
ッドによるリトライ時間などで決定する。
【0033】その後、上記無線通信部5から読み出した
データを送信バッファに格納してMODEM部7へ渡し
(ステップD4)、ステップD1に戻る。また、上記ス
テップD2で、FAX通信プロトコルにおける上記コマ
ンドではないと判別された場合には、上記無線通信部5
から読み出したデータを直ちにMODEM部7へ書込ん
でステップD1に戻る。
【0034】逆に、MODEM部7から無線通信部5へ
データを転送するRXタスク13は、図7のフローチャ
ートに示す処理を実行する。
【0035】RXタスク13は、MODEM部7からの
受信データを待ち、受信データがあった場合にそのデー
タを読出し(ステップE1)、T.30のFAX通信プ
ロトコルにおけるDIS、DCS、DTCのコマンドか
否かを判別する(ステップE2)。このステップE2
で、FAX通信プロトコルにおけるDIS、DCS、D
TCのコマンドであると判別された場合には、その情報
要素である通信速度に基づいて送信バッファサイズを最
適な値に縮小する(ステップE3)。その後、上記MO
DEM部7から読み出したデータを無線通信部5に書込
み(ステップE4)、ステップE1に戻る。また、上記
ステップE2で、FAX通信プロトコルにおける上記コ
マンドではないと判別された場合には、上記MODEM
部7から読み出したデータを直ちにMODEM部7へ書
込んでステップE1に戻る。
【0036】また、無線通信装置の各種事象を監視する
イベント処理タスク11は、図5に示した第2実施形態
の場合と同様に回路切断の有無を検知し、回路が切断さ
れた場合に送信バッファサイズを元に戻す処理を行う。
【0037】上記第3実施形態では、FAXモードに切
替えられた場合に、通信速度パラメータに基づいて送信
バッファサイズを求めているので、送信バッファサイズ
を最適な値に縮小して伝送時間の遅延を少なくでき、効
率の良いデータ通信を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、通
信制御の時間制御に厳しいプロトコルにおいて、FAX
モード切替スイッチによりFAXモードへの切替えを監
視し、FAXモードへの切替えを検出した場合に、送信
バッファのサイズを縮小するようにしたので、送信バッ
ファからデータが取り出されるまでの遅延を最小限にで
き、ホスト側のアプリケーションとの時間差を極力減ら
して安定したFAX送信を行うことができる。
【0039】また、本発明は、無線通信により受信され
るデータを監視し、FAX通信用コマンドを検出した場
合に、送信バッファサイズを縮小してデータ転送を行う
ようにしたので、伝送時間の遅延が少ないデータ転送を
行うことができる。また、データ転送を終了して回路が
切断されると、送信バッファサイズを通常の状態に戻し
て次の通信処理に備えるようにしたので、FAX以外に
ついても支障なく通信を行うことができる。
【0040】更に、本発明は、無線通信あるいはモデム
部により受信されるデータFAX通信プロトコルを監視
して通信速度パラメータを識別し、この通信速度パラメ
ータに基づいて送信バッファサイズを求めているので、
送信バッファサイズを最適な値に縮小して伝送時間の遅
延を少なくでき、効率の良いデータ通信を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信装置の主要構成部を示す
ブロック図。
【図2】本発明に係る無線通信装置の主要構成タスクを
示す図。
【図3】本発明の第1実施形態におけるイベント処理タ
スクの処理動作を示す図。
【図4】本発明の第2実施形態におけるTXタスクの処
理動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の第2実施形態におけるイベント処理タ
スクの処理動作を示す図。
【図6】本発明の第3実施形態におけるTXタスクの処
理動作を示すフローチャート。
【図7】本発明の第3実施形態におけるRXタスクの処
理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 内部バス 3 ROM 4 RAM 5 無線通信部 6 入出力装置部 7 MODEM部 11 イベント処理タスク 12 TXタスク 13 RXタスク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FAXデータの送受信機能を備えた無線
    通信装置において、FAXモードとその他の一般通信モ
    ードとに切替えるFAXモード切替スイッチと、このF
    AXモード切替スイッチによるFAXモードへの切替え
    を認識し、送信バッファのサイズを縮小してFAXデー
    タを送信する送信手段と、上記FAXモード切替スイッ
    チによる一般通信モードへの切替えを認識し、上記送信
    バッファのサイズを元に戻す手段とを具備することを特
    徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 FAXデータの送受信機能を備えた無線
    通信装置において、無線通信により受信されるデータを
    監視し、FAX通信用のコマンドか否かを識別するコマ
    ンド識別手段と、このコマンド識別手段によりFAX通
    信用コマンドが識別された際に送信バッファのサイズを
    縮小してFAXデータを送信する送信手段と、上記FA
    Xデータの送信終了を検出して上記送信バッファのサイ
    ズを元に戻す手段とを具備することを特徴とする無線通
    信装置。
  3. 【請求項3】 FAXデータの送受信機能を備えた無線
    通信装置において、無線通信により受信されるFAX通
    信プロトコルを監視し、通信速度パラメータを識別する
    識別手段と、この識別手段により識別された通信速度パ
    ラメータに基づいて送信バッファのサイズを最適値に縮
    小してFAXデータを送信する送信手段と、上記FAX
    データの送信終了を検出して上記送信バッファのサイズ
    を元に戻す手段とを具備することを特徴とする無線通信
    装置。
  4. 【請求項4】 FAXデータの送受信機能を備えた無線
    通信装置において、モデム部により受信されるデータF
    AX通信プロトコルを監視し、通信速度パラメータを識
    別する識別手段と、この識別手段により識別された通信
    速度パラメータに基づいて送信バッファのサイズを最適
    値に縮小してFAXデータを送信する送信手段と、上記
    FAXデータの送信終了を検出して上記送信バッファの
    サイズを元に戻す手段とを具備することを特徴とする無
    線通信装置。
  5. 【請求項5】 FAXデータの送受信機能を備えた無線
    通信装置において、無線通信により受信されるFAX通
    信プロトコルを監視し、DIS、DCS、DTCのコマ
    ンドを識別する識別手段と、この識別手段によりDI
    S、DCS、DTCの何れかのコマンドが識別された際
    にその情報要素である通信速度に基づいて送信バッファ
    のサイズを最適値に縮小してFAXデータを送信する送
    信手段と、上記FAXデータの送信終了を検出して上記
    送信バッファのサイズを元に戻す手段とを具備すること
    を特徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 FAXデータの送受信機能を備えた無線
    通信装置において、モデム部により受信されるFAX通
    信プロトコルを監視し、DIS、DCS、DTCのコマ
    ンドを識別するコマンド識別手段と、このコマンド識別
    手段によりDIS、DCS、DTCの何れかのコマンド
    が識別された際にその情報要素である通信速度に基づい
    て送信バッファのサイズを最適値に縮小してFAXデー
    タを送信する送信手段と、上記FAXデータの送信終了
    を検出して上記送信バッファのサイズを元に戻す手段と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  7. 【請求項7】 FAXデータの送受信を制御する無線通
    信制御方法において、FAXモード切替スイッチによる
    FAXモードへの切替えを認識し、送信バッファのサイ
    ズを縮小してFAXデータを送信することを特徴とする
    無線通信制御方法。
  8. 【請求項8】 FAXデータの送受信を制御する無線通
    信制御方法において、無線通信により受信されるデータ
    を監視し、FAX通信用のコマンドを検出した際に送信
    バッファのサイズを縮小してFAXデータを送信するこ
    とを特徴とする無線通信制御方法。
  9. 【請求項9】 FAXデータの送受信を制御する無線通
    信制御方法において、無線通信により受信されるFAX
    通信プロトコルを監視して通信速度パラメータを識別
    し、この通信速度パラメータに基づいて送信バッファの
    サイズを最適値に縮小してFAXデータを送信すること
    を特徴とする無線通信制御方法。
  10. 【請求項10】 FAXデータの送受信を制御する無線
    通信制御方法において、モデム部により受信されるデー
    タFAX通信プロトコルを監視して通信速度パラメータ
    を識別し、この通信速度パラメータに基づいて送信バッ
    ファのサイズを最適値に縮小してFAXデータを送信す
    ることを特徴とする無線通信制御方法。
  11. 【請求項11】 FAXデータの送受信を制御する無線
    通信制御方法において、無線通信により受信されるFA
    X通信プロトコルを監視し、DIS、DCS、DTCの
    コマンドを識別する識別し、上記何れかのコマンドが識
    別された際にその情報要素である通信速度に基づいて送
    信バッファのサイズを最適値に縮小してFAXデータを
    送信することを特徴とする無線通信制御方法。
  12. 【請求項12】 FAXデータの送受信を制御する無線
    通信制御方法において、モデム部により受信されるFA
    X通信プロトコルを監視し、DIS、DCS、DTCの
    コマンドを識別し、上記何れかのコマンドが識別された
    際にその情報要素である通信速度に基づいて送信バッフ
    ァのサイズを最適値に縮小してFAXデータを送信する
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
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