JP2002094087A - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール

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JP2002094087A
JP2002094087A JP2000281495A JP2000281495A JP2002094087A JP 2002094087 A JP2002094087 A JP 2002094087A JP 2000281495 A JP2000281495 A JP 2000281495A JP 2000281495 A JP2000281495 A JP 2000281495A JP 2002094087 A JP2002094087 A JP 2002094087A
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transparent conductive
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JP2000281495A
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Kazuhiko Nishimura
和彦 西村
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続手段による接続部分の占有面積を小さく
することにより、太陽エネルギーの損失をより低減させ
た「透明導電ガラス」を有する太陽電池モジュールを提
供すること。 【解決手段】 透明ガラス2の上に光極側・対極側透明
導電膜3A、3Bとを絶縁状態で形成した「透明導電ガ
ラス」4の両端面に、光極側集電電極10と対極側集電
電極11とを対称的に形成して太陽電池1Aを作製す
る。そして、一方の太陽電池1Aの光極側集電電極10
と他方の太陽電池1Aの対極側集電電極11とを向かい
合わせて配置し、一方の太陽電池1Aの光極側集電電極
10と他方の太陽電池1Aの対極側集電電極11とを導
電性接着剤12で接続して、太陽電池1Aの各々を直列
に接続する。さらに、光照射側から強化ガラス21を透
明シリコーン樹脂22で貼り合わせ、背面側から防湿シ
ート23を貼り合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池を直列に
接続した太陽電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アモルファス太陽電池では、
図6に示すように、一つの透明ガラス201の上に、多
数の透明導電膜202と、多数のアモルファス太陽電池
セル203と、多数の導電膜204とを形成することに
よって、モジュール化している。
【0003】そして、このようなモジュール構造は、ア
モルファス太陽電池の場合に限定されるものでなく、透
明電導膜が製膜された透明ガラス(以下、「透明導電ガ
ラス」という)を有する太陽電池でも、行うことができ
る。従って、「透明導電ガラス」を有する太陽電池にお
いては、一つの大きな透明ガラスの上に、多数の透明導
電膜と、多数の太陽電池セルと、多数の導電膜とを形成
すれば、太陽電池モジュールの大型化が可能となる。も
っとも、一つの大きな透明ガラスの上に、多数の透明導
電膜と、多数の太陽電池セルと、多数の導電膜とを形成
するには、大型の製膜装置の導入が不可欠であり、かか
る大型の製膜装置を導入すれば、製造コストを大幅に上
昇させることになる。
【0004】そこで、「透明導電ガラス」を有する太陽
電池において、太陽電池モジュールの大型化が行われる
場合は、製造コストの上昇を抑えるため、上述したアモ
ルファス太陽電池のモジュール構造ではなく、結晶系太
陽電池のモジュール構造を採用し、例えば、図7〜図1
0に示すようにして、「透明導電ガラス」を有する太陽
電池の各々を導電性材料などの接続手段で接続するとと
もに透明樹脂で埋め込むことにより、モジュール化する
ことが多い。
【0005】具体的には、図7の場合においては、「透
明導電ガラス」104を有する太陽電池101Aを後述
するように製作するとともに、図9に示すようにしてモ
ジュール化している。
【0006】すなわち、図7に示すように、「透明導電
ガラス」104を有する太陽電池101Aを製作するに
は、先ず、100mm×100mmの大きさで厚さ1.
1mmの透明ガラス102の上に、0.5μmの厚さの
SnO2・Fを製膜するとともに、透明ガラス102の
端面から3.5mmの製膜部分をレーザ加工で削って、
光極側透明導電膜103Aと対極側透明導電膜103B
とを電気的に絶縁した状態に形成することにより、「透
明導電ガラス」104を作る。
【0007】そして、「透明導電ガラス」104の上
に、10μmの厚さのTiO2を光半導体層105とし
て、5μmの厚さのSiO2をセパレータ層106とし
て、15μmの厚さのカーボンを対極層107として、
形成する。さらに、ヨウ素系の電解質溶液をしみ込ませ
た後に封止剤109で封止するとともに、100mm×
98mmの大きさで厚さ1.1mmの対極保護板108
を貼り合わせる。これにより、「透明導電ガラス」10
4を有する太陽電池101Aが製作される。
【0008】次に、製作された太陽電池101Aの各々
を直列に並べて、一方の太陽電池101Aの「透明導電
ガラス」104と他方の太陽電池101Aの「透明導電
ガラス」104とを当接させるとともに、一方の太陽電
池101Aの光極側透明導電膜103Aと他方の太陽電
池101Aの対極側透明導電膜103Bとを、導電性接
着剤112で電気的に接続する。そして、図9に示すよ
うにして、光照射側から強化ガラス121を透明シリコ
ーン樹脂122で貼り合わせるとともに、背面側から防
湿シート123を貼り合わせることにより、モジュール
化している。
【0009】このとき、一方の太陽電池101Aと他方
の太陽電池101Aの間においては、図7に示すよう
に、導電性接着剤112による接続部分S1が、「透明
導電ガラス」104の突出した部分を互いに突き当てた
構造をしており、この構造により、導電性接着剤112
による接続部分S1での導通性や機械的強度などを確保
している。
【0010】また、図8の場合においては、「透明導電
ガラス」104を有する太陽電池101Bを後述するよ
うに製作するとともに、図10に示すようにしてモジュ
ール化している。
【0011】すなわち、図8に示すように、「透明導電
ガラス」104を有する太陽電池101Bを製作するに
は、100mm×100mmの大きさで厚さ1.1mm
の透明ガラス102の上に、0.5μmの厚さのSnO
2・Fを製膜して透明導電膜103を形成する。そし
て、「透明導電ガラス」104の上に、10μmの厚さ
のTiO2を光半導体層105として、5μmの厚さの
SiO2をセパレータ層106として、15μmの厚さ
のカーボンを対極層107として形成する。
【0012】一方、100mm×98mmの大きさで厚
さ1.1mmの対極保護板108の上に、0.5μmの
厚さのSnO2・Fを製膜して対極集電体113を形成
する。そして、対極保護板108の対極集電体113を
「透明導電ガラス」104の対極層107に貼り合わせ
る。さらに、ヨウ素系の電解質溶液をしみ込ませた後
に、封止剤109で封止する。これにより、「透明導電
ガラス」104を有する太陽電池101Bが製作され
る。
【0013】次に、製作された太陽電池101Bの各々
を直列に並べて、一方の太陽電池101Bの「透明導電
ガラス」104と他方の太陽電池101Bの対極保護板
108とを対向させ、一方の太陽電池101Bの透明導
電膜103と他方の太陽電池101Bの対極集電体11
3とを、導電性接着剤112で電気的に接続する。そし
て、図10に示すようにして、光照射側から強化ガラス
121を透明シリコーン樹脂122で貼り合わせるとと
もに、背面側から防湿シート123を貼り合わせること
により、モジュール化している。
【0014】このとき、一方の太陽電池101Bと他方
の太陽電池101Bの間においては、図8に示すよう
に、導電性接着剤112による接続部分S2が、互いに
対向する「透明導電ガラス」104の突出した部分と対
極保護板108(及び対極集電体113)の突出した部
分とを電導性接着剤112を介して連結する構造をして
おり、この構造により、導電性接着剤112による接続
部分S2での導通性や機械的強度などを確保している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7や
図8に示す導電性接着剤112による接続部分S1、S
2については、電気を発生させる部分ではないにもかか
わらず、図9や図10に示す太陽電池モジュール13
0、140が大きくなれば、その占有面積も増加するの
で、一つの大きな透明ガラスを使用して太陽電池モジュ
ールを大型化したものと比べれば、太陽エネルギーの損
失が大きい欠点があった。
【0016】そこで、導電性接着剤112による接続部
分S1、S2の占有面積を小さくすることが望まれる
が、図7や図8に示す導電性接着剤112による接続部
分S1、S2の構造では、導通性や機械的強度などを確
保する観点から、導電性接着剤112による接続部分S
1、S2の占有面積を小さくするにも限界があった。
【0017】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、「透明導電ガラス」を
有する太陽電池の各々を接続手段で直列に接続する部分
を有する太陽電池モジュールにおいて、接続手段による
接続部分の占有面積を小さくすることにより、太陽エネ
ルギーの損失をより低減させた太陽電池モジュールを提
供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に成された請求項1に係る発明は、少なくとも2つ以上
の太陽電池が直列に接続される部分を有する太陽電池モ
ジュールであって、前記太陽電池の各々は、電気的に絶
縁された光極側透明導電膜と対極側透明導電膜とが形成
された透明ガラスと、前記光極側透明導電膜と電気的に
接合されるとともに前記透明ガラスの一端面に形成され
た光極側集電電極と、前記対極側透明導電膜と電気的に
接合されるとともに前記透明ガラスの他端面に形成され
た対極側集電電極とを備えたものであり、一方の太陽電
池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極側集電電極
とを向かい合わせながら前記太陽電池の各々を配置する
とともに、一方の太陽電池の光極側集電電極と他方の太
陽電池の対極側集電電極とを接続手段で電気的に接続し
たこと、を特徴としている。
【0019】このような特徴を有する本発明の太陽電池
モジュールは、少なくとも2つ以上の太陽電池を有して
いる。そして、各々の太陽電池では、光極側透明導電膜
と電気的に接合された光極側集電電極が透明ガラスの一
端面に形成されている。また、対極側透明導電膜と電気
的に接合された対極側集電電極が透明ガラスの他端面に
形成されている。そのため、各々の太陽電池において
は、透明ガラスの両端面に、光極側集電電極と対極側集
電電極とが対称的に設けられている。
【0020】従って、太陽電池の各々を直列に接続させ
るために列置する際には、一方の太陽電池の光極側集電
電極と他方の太陽電池の対極側集電電極とを向かい合わ
せながら配置させることができる。そして、一方の太陽
電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極側集電電
極とを接続手段で電気的に接続すれば、一方の太陽電池
の光極側透明導電膜と他方の太陽電池の対極側透明導電
膜とを電気的に接続することができるので、太陽電池の
各々を直列に容易に接続させることができる。
【0021】このとき、各々の太陽電池の光極側集電電
極は、透明ガラスの一端面に形成されたものであり、ま
た、各々の太陽電池の対極側集電電極は、透明ガラスの
他端面に形成されたものであることから、少なくとも透
明ガラスの一端面の面積と透明ガラスの他端面の面積と
が接続手段の接触面積となって、接続手段による接続部
分での導通性や機械的強度などを確保することができる
ので、一方の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電
池の対極側集電電極との距離を接続手段の必要不可欠の
厚みにまで短縮することができる。
【0022】尚、各々の太陽電池は、光極側透明導電膜
と対極側透明導電膜とが形成された透明ガラスを備えた
ものであるから、「透明導電ガラス」を有したものとい
うことができる。
【0023】すなわち、本発明の太陽電池モジュールに
おいては、直列に接続される太陽電池の各々が、光極側
透明導電膜と対極側透明導電膜とが形成された透明ガラ
スを備えるものであるから、「透明導電ガラス」を有す
る太陽電池の各々を接続手段で接続する部分を有する太
陽電池モジュールであり、太陽電池の各々を直列に接続
させるために列置すると、透明ガラスの両端面に対称的
に形成された光極側集電電極と対極側集電電極とが、一
方の太陽電池と他方の太陽電池との間で向かい合い、一
方の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極
側集電電極とを接続手段で電気的に接続することによ
り、少なくとも透明ガラスの一端面の面積と透明ガラス
の他端面の面積とが接続手段の接触面積となって、接続
手段による接続部分での導通性や機械的強度などを確保
することができるので、一方の太陽電池の光極側集電電
極と他方の太陽電池の対極側集電電極との距離を接続手
段の必要不可欠の厚みにまで短縮することができ、これ
により、接続手段による接続部分の占有面積を小さくす
ることができるので、太陽エネルギーの損失をより低減
させることが可能となる。
【0024】また、上述した課題を解決するために成さ
れた請求項2に係る発明は、少なくとも2つ以上の太陽
電池が直列に接続される部分を有する太陽電池モジュー
ルであって、前記太陽電池の各々は、透明導電膜が形成
された透明ガラスと、前記透明導電膜と電気的に接合さ
れるとともに前記透明ガラスの一端面に形成された光極
側集電電極と、対極集電体が形成された対極保護板と、
前記対極集電体と電気的に接合されるとともに前記対極
保護板の他端面に形成された対極側集電電極とを備えた
ものであり、一方の太陽電池の光極側集電電極と他方の
太陽電池の対極側集電電極とを斜めに向かい合わせなが
ら前記太陽電池の各々を配置するとともに、一方の太陽
電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極側集電電
極とを接続手段で電気的に接続したこと、を特徴として
いる。
【0025】このような特徴を有する本発明の太陽電池
モジュールは、少なくとも2つ以上の太陽電池を有して
いる。そして、各々の太陽電池では、透明導電膜と電気
的に接合された光極側集電電極が透明ガラスの一端面に
形成されている。また、対極集電体と電気的に接合され
た対極側集電電極が対極保護板の他端面に形成されてい
る。そのため、各々の太陽電池においては、透明ガラス
の一端面に形成された光極側集電電極と対極保護板の他
端面に形成された対極側集電電極とが対角的に設けられ
ている。
【0026】従って、太陽電池の各々を直列に接続させ
るために列置する際には、一方の太陽電池の光極側集電
電極と他方の太陽電池の対極側集電電極とを斜めに向か
い合わせながら配置させることができる。そして、一方
の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極側
集電電極とを接続手段で電気的に接続すれば、一方の太
陽電池の透明導電膜と他方の太陽電池の対極集電体とを
電気的に接続することができるので、太陽電池の各々を
直列に容易に接続させることができる。
【0027】このとき、各々の太陽電池の光極側集電電
極は、透明ガラスの一端面に形成されたものであり、ま
た、各々の太陽電池の対極側集電電極は、対極保護板の
他端面に形成されたものであることから、少なくとも透
明ガラスの一端面の面積と対極保護板の他端面の面積と
が接続手段の接触面積となって、接続手段による接続部
分での導通性や機械的強度などを確保することができる
ので、一方の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電
池の対極側集電電極との距離を接続手段の必要不可欠の
厚みにまで短縮することができる。
【0028】尚、各々の太陽電池は、透明導電膜が形成
された透明ガラスを備えたものであるから、「透明導電
ガラス」を有したものということができる。
【0029】すなわち、本発明の太陽電池モジュールに
おいては、直列に接続される太陽電池の各々が、透明導
電膜が形成された透明ガラスを備えるものであるから、
「透明導電ガラス」を有する太陽電池の各々を接続手段
で接続する部分を有する太陽電池モジュールであり、太
陽電池の各々を直列に接続させるために列置すると、透
明ガラスの一端面と対極保護板の他端面に対角的に形成
された光極側集電電極と対極側集電電極とが、一方の太
陽電池と他方の太陽電池との間で斜めに向かい合い、一
方の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極
側集電電極とを接続手段で電気的に接続することによ
り、少なくとも透明ガラスの一端面と対極保護板の他端
面の面積とが接続手段の接触面積となって、接続手段に
よる接続部分での導通性や機械的強度などを確保するこ
とができるので、一方の太陽電池の光極側集電電極と他
方の太陽電池の対極側集電電極との距離を接続手段の必
要不可欠の厚みにまで短縮することができ、これによ
り、接続手段による接続部分の占有面積を小さくするこ
とができるので、太陽エネルギーの損失をより低減させ
ることが可能となる。
【0030】尚、「透明導電ガラス」を有する太陽電池
としては、結晶系のもの、非結晶系(アモルファス)の
もの、湿式系のものなどがある。また、光極側集電電極
や対極側集電電極の材料としては、金、銀、銅、白金、
カーボン、ニッケル、アルミニウム、系ペーストなどが
ある。さらに、接続手段としては、導電性接着剤、導電
性テープ、金属端子、金属箔、金属線などがある。
【0031】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は請求項2に記載する太陽電池モジュールにおいて、前
記接続手段は、一方の太陽電池の光極側集電電極と他方
の太陽電池の対極側集電電極とをそれぞれ挟み込んだ導
電性金属クリップであること、を特徴としている。
【0032】すなわち、このような特徴を有する本発明
の太陽電池モジュールでは、接続手段として、一方の太
陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極側集電
電極とをそれぞれ挟み込んだ導電性金属クリップを使用
するので、接続手段による接続部分の機械的強度をより
増強させることができる。
【0033】また、請求項4に係る発明は、請求項3に
記載する太陽電池モジュールにおいて、前記太陽電池の
各々の周囲が、電解質溶液をシールするための封止剤で
固められたこと、を特徴としている。
【0034】すなわち、このような特徴を有する本発明
の太陽電池モジュールでは、接続手段として使用される
導電性金属クリップが遮光するので、接続部分における
封止剤の光劣化を防ぐことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】(第1実施の形態)以下、本発明
の実施の形態を図面を参照にして説明する。初めに、第
1実施の形態の太陽電池モジュール30について説明す
る。図1は、第1実施の形態の太陽電池モジュール30
の単位となる太陽電池1Aを導電性接着剤12で直列に
接続した場合の断面を示した概念図であり、図3は、第
1実施の形態の太陽電池モジュール30の断面を示した
概念図である。
【0036】図1に示すように、「透明導電ガラス」4
を有する太陽電池1Aを製作するには、先ず、100m
m×100mmの大きさで厚さ1.1mmの透明ガラス
2の上に、0.5μmの厚さのSnO2・Fを製膜する
とともに、透明ガラス2の他端面から3.5mmの製膜
部分をレーザ加工で削って、光極側透明導電膜3Aと対
極側透明導電膜3Bとを電気的に絶縁した状態に形成す
ることにより、「透明導電ガラス」4を作る。
【0037】そして、「透明導電ガラス」4の上に、1
0μmの厚さのTiO2を光半導体層5として、5μm
の厚さのSiO2をセパレータ層6として、15μmの
厚さのカーボンを対極層7として、形成する。そして、
「透明導電ガラス」4の両端面をAg系導電性ペースト
に浸した後(ディップコート法)、加熱硬化させる。こ
れにより、10μmの厚さの光極側集電電極10及び対
極側集電電極11が「透明導電ガラス」4の両端面に対
称的に形成する。
【0038】さらに、光半導体層5、セパレータ層6、
対極層7にヨウ素系の電解質溶液をしみ込ませた後に封
止剤9で封止するとともに、100mm×98mmの大
きさで厚さ1.1mmの対極保護板8を貼り合わせる。
これにより、「透明導電ガラス」4を有する太陽電池1
Aが製作される。
【0039】次に、製作された太陽電池1Aの各々を直
列に並べて、一方の太陽電池1Aの「透明導電ガラス」
4の一端面に形成された光極側集電電極10と、他方の
太陽電池1Aの「透明導電ガラス」4の他端面に形成さ
れた対極側集電電極11とを向かい合わせ、光極側集電
電極10と対極側集電電極とを導電性接着剤12で電気
的に接続する。そして、図3に示すようにして、光照射
側から強化ガラス21を透明シリコーン樹脂22で貼り
合わせるとともに、背面側から防湿シート23を貼り合
わせることにより、モジュール化する。
【0040】尚、ここでは、光極側集電電極10及び対
極側集電電極11は、「透明導電ガラス」4の端面だけ
でなく、「透明導電ガラス」4上の光極側透明導電膜3
A及び対極側透明導電膜3Bの平面の一部にも形成され
ている。従って、光極側集電電極10及び対極側集電電
極11の断面が「L」の字状となり、光極側集電電極1
0及び対極側集電電極11は、「透明導電ガラス」4か
ら電気的な導通が得やすい。
【0041】また、光極側集電電極10は、光半導体層
5を覆わない範囲で形成されている。さらに、対極側集
電電極11は、対極層7を覆わない範囲で形成されてい
る。従って、光極側集電電極10及び対極側集電電極1
1が形成されていても、セパレータ層6への入射光が遮
られることはない。
【0042】以上詳細に説明したように、第1実施の形
態の太陽電池モジュール30は、図3に示すように、少
なくとも2つ以上の太陽電池1Aを有している。そし
て、各々の太陽電池1Aでは、図1に示すように、光極
側透明導電膜3Aと電気的に接合された光極側集電電極
10が透明ガラス2の一端面に形成されている。また、
対極側透明導電膜3Bと電気的に接合された対極側集電
電極11が透明ガラス2の他端面に形成されている。そ
のため、各々の太陽電池1Aにおいては、透明ガラス2
の両端面に、光極側集電電極10と対極側集電電極11
とが対称的に設けられている。
【0043】従って、太陽電池1Aの各々を直列に接続
させるために列置する際には、一方の太陽電池1Aの光
極側集電電極10と他方の太陽電池1Aの対極側集電電
極11とを向かい合わせながら配置させることができ
る。そして、一方の太陽電池1Aの光極側集電電極10
と他方の太陽電池1Aの対極側集電電極11とを導電性
接着剤12で電気的に接続することにより、一方の太陽
電池1Aの光極側透明導電膜3Aと他方の太陽電池1A
の対極側透明導電膜3Bとを電気的に接続することがで
きるので、太陽電池1Aの各々を直列に容易に接続させ
ることができる。
【0044】このとき、各々の太陽電池1Aの光極側集
電電極10は、透明ガラス2の一端面に形成されたもの
であり、また、各々の太陽電池1Aの対極側集電電極1
1は、透明ガラス2の他端面に形成されたものであるこ
とから、少なくとも透明ガラス2の一端面の面積と透明
ガラス2の他端面の面積とが導電性接着剤12の接触面
積となって、導電性接着剤12による接続部分L1での
導通性や機械的強度などを確保することができるので、
一方の太陽電池1Aの光極側集電電極10と他方の太陽
電池1Aの対極側集電電極11との距離を導電性接着剤
12の必要不可欠の厚みにまで短縮することができる。
【0045】尚、各々の太陽電池1Aは、光極側透明導
電膜3Aと対極側透明導電膜3Bとが形成された透明ガ
ラス2を備えたものであるから、「透明導電ガラス」4
を有したものということができる。
【0046】すなわち、第1実施の形態の太陽電池モジ
ュール30においては、直列に接続される太陽電池1A
の各々が、光極側透明導電膜3Aと対極側透明導電膜3
Bとが形成された透明ガラス2を備えるものであるか
ら、「透明導電ガラス」4を有する太陽電池1Aの各々
を導電性接着剤12で接続する部分L1を有する太陽電
池モジュール30であり、太陽電池1Aの各々を直列に
接続させるために列置すると、透明ガラス2の両端面に
対称的に形成された光極側集電電極10と対極側集電電
極11とが、一方の太陽電池1Aと他方の太陽電池1A
との間で向かい合い、一方の太陽電池1Aの光極側集電
電極10と他方の太陽電池1Aの対極側集電電極11と
を導電性接着剤12で電気的に接続することにより、少
なくとも透明ガラス2の一端面の面積と透明ガラス2の
他端面の面積とが導電性接着剤12の接触面積となっ
て、導電性接着剤12による接続部分L1での導通性や
機械的強度などを確保することができるので、一方の太
陽電池1Aの光極側集電電極10と他方の太陽電池1A
の対極側集電電極11との距離を導電性接着剤12の必
要不可欠の厚みにまで短縮することができ、これによ
り、導電性接着剤12による接続部分L1の占有面積を
小さくすることができるので、太陽エネルギーの損失を
より低減させることが可能となる。
【0047】例えば、太陽電池1Aの太陽電池セルと同
じ構造を有するものであって、従来技術の欄で説明した
図9の太陽電池モジュール130と比較すると、図9の
太陽電池モジュール130では、図7の接続部分S1の
機械的強度および導通性を確保するために、接続部分S
1の長さは約1.0mmを必要とするが、図3の第1実
施の形態の太陽電池モジュール30では、図1の接続部
分L1の長さは約0.5mmと短い。従って、第1実施
の形態の太陽電池モジュール30の接続部分L1は、従
来技術の太陽電池モジュール130の接続部分S1に対
し約半分となるので、第1実施の形態の太陽電池モジュ
ール30においては、従来技術の太陽電池モジュール1
30と比較すると、導電性接着剤12による接続部分L
1の占有面積が導電接着剤112による接続部分S1の
占有面積の約半分となるので、接続手段による接続部分
での太陽エネルギーの損失を半減させることができる。
【0048】(第2実施の形態)続いて、本発明の太陽
電池モジュールの第2実施の形態について説明する。図
2は、第2実施の形態の太陽電池モジュール40の単位
となる太陽電池1Bを導電性接着剤12で直列に接続し
た場合の断面を示した概念図であり、図4は、第2実施
の形態の太陽電池モジュール40の断面を示した概念図
である。
【0049】図2に示すように、「透明導電ガラス」4
を有する太陽電池1Bを製作するには、先ず、100m
m×100mmの大きさで厚さ1.1mmの透明ガラス
2の上に、0.5μmの厚さのSnO2・Fを製膜して
透明導電膜3を形成する。そして、「透明導電ガラス」
4の上に、10μmの厚さのTiO2を光半導体層5と
して、5μmの厚さのSiO2をセパレータ層6とし
て、15μmの厚さのカーボンを対極層7として形成す
る。さらに、「透明導電ガラス」4の一端面をAg系導
電性ペーストに浸した後(ディップコート法)、加熱硬
化させる。これにより、10μmの厚さの光極側集電電
極10が「透明導電ガラス」4の一端面に形成される。
【0050】一方、100mm×98mmの大きさで厚
さ1.1mmの対極保護板8の上に、0.5μmの厚さ
のSnO2・Fを製膜して対極集電体13を形成する。
さらに、対極保護板8の他端面をAg系導電性ペースト
に浸した後(ディップコート法)、加熱硬化させる。こ
れにより、10μmの厚さの対極側集電電極11が対極
保護板8の他端面に形成される。
【0051】そして、対極保護板8の対極集電体13を
「透明導電ガラス」4の対極層7に貼り合わせる。さら
に、ヨウ素系の電解質溶液をしみ込ませた後に、封止剤
9で封止する。これにより、「透明導電ガラス」4を有
する太陽電池1Bが製作される。
【0052】次に、製作された太陽電池1Bの各々を直
列に並べて、一方の太陽電池1Bの光極側集電電極10
と他方の太陽電池1Bの対極側集電電極11とを斜めに
向かい合わせる。そして、一方の太陽電池1Bと他方の
太陽電池1Bとの間において導電性接着剤12を充填す
ることにより、一方の太陽電池1Bの光極側集電電極1
0と他方の太陽電池1Bの対極集電体13とを、導電性
接着剤12で電気的に接続する。そして、図4に示すよ
うにして、光照射側から強化ガラス21を透明シリコー
ン樹脂22で貼り合わせるとともに、背面側から防湿シ
ート23を貼り合わせることにより、モジュール化す
る。
【0053】尚、ここでは、光極側集電電極10は、
「透明導電ガラス」4の端面だけでなく、「透明導電ガ
ラス」4の両平面の一部にも形成されている。また、対
極側集電電極11は、対極保護板8及び対極集電体13
の端面だけでなく、対極保護板8及び対極集電体13の
両平面の一部にも形成されている。従って、光極側集電
電極10及び対極側集電電極11の断面が「コ」の字状
となり、光極側集電電極10及び対極側集電電極11
は、「透明導電ガラス」4から電気的な導通が得やす
い。
【0054】また、光極側集電電極10及び対極側集電
電極11は、光半導体層5を覆わない範囲で形成されて
いる。従って、光極側集電電極10及び対極側集電電極
11が形成されていても、セパレータ層6への入射光が
遮られることはない。
【0055】また、封止剤9は透明導電膜3の他端面及
び対極集電体13の一端面を絶縁するように形成され
る。従って、一方の太陽電池1Bと他方の太陽電池1B
とを導電性接着剤12で接続しても、ショートすること
はない。
【0056】以上詳細に説明したように、第2実施の形
態の太陽電池モジュール40は、図4に示すように、少
なくとも2つ以上の太陽電池1Bを有している。そし
て、図2に示すように、各々の太陽電池1Bでは、透明
導電膜3と電気的に接合された光極側集電電極10が透
明ガラス2の一端面に形成されている。また、対極集電
体13と電気的に接合された対極側集電電極11が対極
保護板8の他端面に形成されている。そのため、各々の
太陽電池1Bにおいては、透明ガラス2の一端面に形成
された光極側集電電極10と対極保護板8の他端面に形
成された対極側集電電極11とが対角的に設けられてい
る。
【0057】従って、太陽電池1Bの各々を直列に接続
させるために列置する際には、一方の太陽電池1Bの光
極側集電電極10と他方の太陽電池1Bの対極側集電電
極11とを斜めに向かい合わせながら配置させることが
できる。そして、一方の太陽電池1Bの光極側集電電極
10と他方の太陽電池1Bの対極側集電電極11とを導
電性接着剤12で電気的に接続することにより、一方の
太陽電池1Bの透明導電膜3と他方の太陽電池1Bの対
極集電体13とを電気的に接続することができるので、
太陽電池1Bの各々を直列に容易に接続させることがで
きる。
【0058】このとき、各々の太陽電池1Bの光極側集
電電極10は、透明ガラス2の一端面に形成されたもの
であり、また、各々の太陽電池1Bの対極側集電電極1
1は、対極保護板8の他端面に形成されたものであるこ
とから、少なくとも透明ガラス2の一端面の面積と対極
保護板8の他端面の面積とが導電性接着剤12の接触面
積となって、導電性接着剤12による接続部分L2での
導通性や機械的強度などを確保することができるので、
一方の太陽電池1Bの光極側集電電極10と他方の太陽
電池1Bの対極側集電電極11との距離を導電性接着剤
12の必要不可欠の厚みにまで短縮することができる。
【0059】尚、各々の太陽電池1Bは、透明導電膜3
が形成された透明ガラス2を備えたものであるから、
「透明導電ガラス」4を有したものということができ
る。
【0060】すなわち、第2実施の形態の太陽電池モジ
ュール40においては、直列に接続される太陽電池1B
の各々が、透明導電膜3が形成された透明ガラス2を備
えるものであるから、「透明導電ガラス」4を有する太
陽電池1Bの各々を導電性接着剤12で接続する部分を
有する太陽電池モジュール40であり、太陽電池1Bの
各々を直列に接続させるために列置すると、透明ガラス
2の一端面と対極保護板8の他端面に対角的に形成され
た光極側集電電極10と対極側集電電極11とが、一方
の太陽電池1Bと他方の太陽電池1Bとの間で斜めに向
かい合い、一方の太陽電池1Bの光極側集電電極10と
他方の太陽電池1Bの対極側集電電極11とを導電性接
着剤12で電気的に接続することにより、少なくとも透
明ガラス2の一端面と対極保護板8の他端面の面積とが
導電性接着剤12の接触面積となって、導電性接着剤1
2による接続部分L2での導通性や機械的強度などを確
保することができるので、一方の太陽電池1Bの光極側
集電電極10と他方の太陽電池1Bの対極側集電電極1
1との距離を導電性接着剤12の必要不可欠の厚みにま
で短縮することができ、これにより、導電性接着剤12
による接続部分L2の占有面積を小さくすることができ
るので、太陽エネルギーの損失をより低減させることが
可能となる。
【0061】例えば、太陽電池1Bの太陽電池セルと同
じ構造を有するものであって、従来技術の欄で説明した
図10の太陽電池モジュール140と比較すると、図1
0の太陽電池モジュール140では、図8の接続部分S
2の機械的強度および導通性を確保するために、接続部
分S2の長さは約2.0mmを必要とするが、図4の第
2実施の形態の太陽電池モジュール40では、図2の接
続部分L2の長さは約1.0mmと短い。従って、第2
実施の形態の太陽電池モジュール40の接続部分L2
は、従来技術の太陽電池モジュール140の接続部分S
2に対し約半分となるので、第2実施の形態の太陽電池
モジュール40においては、従来技術の太陽電池モジュ
ール140と比較すると、導電性接着剤12による接続
部分L2の占有面積が導電性接着剤112による接続部
分S2の占有面積の約半分となるので、接続手段による
接続部分における太陽エネルギーの損失を半減させるこ
とができる。
【0062】(第3実施の形態)続いて、本発明の太陽
電池モジュールの第3実施の形態について説明する。図
5は、第3実施の形態の太陽電池モジュールの単位とな
る太陽電池1Cを導電性金属クリップ14で直列に接続
した場合の断面を示した概念図である。
【0063】図5に示すように、「透明導電ガラス」4
を有する太陽電池1Cを製作するには、先ず、100m
m×100mmの大きさで厚さ1.1mmの透明ガラス
2の上に、0.5μmの厚さのSnO2・Fを製膜して
透明導電膜3を形成する。そして、「透明導電ガラス」
4の上に、10μmの厚さのTiO2を光半導体層5と
して、5μmの厚さのSiO2をセパレータ層6とし
て、15μmの厚さのカーボンを対極層7として形成す
る。そして、「透明導電ガラス」4の一端面をAg系導
電性ペーストに浸した後(ディップコート法)、加熱硬
化させる。これにより、10μmの厚さの光極側集電電
極10が「透明導電ガラス」4の一端面に形成される。
【0064】一方、100mm×98mmの大きさで厚
さ1.1mmの対極保護板8の上に、0.5μmの厚さ
のSnO2・Fを製膜して対極集電体13を形成する。
そして、対極保護板8の他端面をAg系導電性ペースト
に浸した後(ディップコート法)、加熱硬化させる。こ
れにより、10μmの厚さの対極側集電電極11が対極
保護板8の他端面に形成される。
【0065】そして、対極保護板8の対極集電体13を
「透明導電ガラス」4の対極層7に貼り合わせる。さら
に、ヨウ素系の電解質溶液をしみ込ませた後に、封止剤
9で封止する。これにより、「透明導電ガラス」4を有
する太陽電池1Cが製作される。
【0066】次に、製作された太陽電池1Cの各々を直
列に並べて、一方の太陽電池1Cの光極側集電電極10
と他方の太陽電池1Cの対極側集電電極11とを斜めに
向かい合わせる。そして、一方の太陽電池1Cと他方の
太陽電池1Cとを、断面が「エ」の字状で厚さが0.1
mmの導電性金属クリップ14で接続する。
【0067】そして、図3や図4と同様にして、光照射
側から強化ガラスを透明シリコーン樹脂で貼り合わせる
とともに、背面側から防湿シートを貼り合わせることに
より、モジュール化する。
【0068】尚、ここでは、光極側集電電極10は、
「透明導電ガラス」4の端面だけでなく、「透明導電ガ
ラス」4の両平面の一部にも形成されている。また、対
極側集電電極11は、対極保護板8及び対極集電体13
の端面だけでなく、対極保護板8及び対極集電体13の
両平面の一部にも形成されている。従って、光極側集電
電極10及び対極側集電電極11の断面が「コ」の字状
となり、光極側集電電極10及び対極側集電電極11
は、「透明導電ガラス」4から電気的な導通が得やす
い。
【0069】また、光極側集電電極10及び対極側集電
電極11は、光半導体層5を覆わない範囲で形成されて
いる。従って、光極側集電電極10及び対極側集電電極
11が形成されていても、セパレータ層6への入射光が
遮られることはない。
【0070】また、封止剤9は、透明導電膜3の他端面
及び対極集電体13の一端面を絶縁するように形成され
る。従って、一方の太陽電池1Cと他方の太陽電池1C
とを導電性接着剤12で接続しても、ショートすること
はない。
【0071】また、導電性金属クリップ14で一方の太
陽電池1C及び他方の太陽電池1Cの端部を狭持してい
るので、一方の太陽電池1Cと他方の太陽電池1Cとの
接続部分L3においては、大きな機械的強度を確保する
ことができる。
【0072】さらに、導電性金属クリップ14の内面
は、一方の太陽電池1Cの光極側集電電極10と他方の
太陽電池1Cの対極側集電電極11とに接面して、光極
側集電電極10と対極側集電電極11との通電を可能に
している。このとき、導電性金属クリップ14の内面
は、「透明導電ガラス」4の一端面において形成された
光極側集電電極10だけでなく、「透明導電ガラス」4
の平面において形成された光極側集電電極10にも接面
する。また、導電性金属クリップ14の内面は、対極保
護板8及び対極集電体13の他端面において形成された
対極側集電電極11だけでなく、対極保護板8の平面に
おいて形成された対極側集電電極11にも接面する。従
って、一方の太陽電池1Cと他方の太陽電池1Cとの接
続部分L3においては、大きな導通性を確保することが
できる。
【0073】以上詳細に説明したように、第3実施の形
態の太陽電池モジュールは、少なくとも2つ以上の太陽
電池1Cを有している。そして、図5に示すように、各
々の太陽電池1Cでは、透明導電膜3と電気的に接合さ
れた光極側集電電極10が透明ガラス2の一端面に形成
されている。また、対極集電体13と電気的に接合され
た対極側集電電極11が対極保護板8の他端面に形成さ
れている。そのため、各々の太陽電池1Cにおいては、
透明ガラス2の一端面に形成された光極側集電電極10
と対極保護板8の他端面に形成された対極側集電電極1
1とが対角的に設けられている。
【0074】従って、太陽電池1Cの各々を直列に接続
させるために列置する際には、一方の太陽電池1Cの光
極側集電電極10と他方の太陽電池1Cの対極側集電電
極11とを斜めに向かい合わせながら配置させることが
できる。そして、一方の太陽電池1Cの光極側集電電極
10と他方の太陽電池1Cの対極側集電電極11とを導
電性金属クリップ14で電気的に接続することにより、
一方の太陽電池1Cの透明導電膜3と他方の太陽電池1
Cの対極集電体13とを電気的に接続することができる
ので、太陽電池1Cの各々を直列に容易に接続させるこ
とができる。
【0075】このとき、各々の太陽電池1Cの光極側集
電電極10は、透明ガラス2の一端面に形成されたもの
であり、また、各々の太陽電池1Cの対極側集電電極1
1は、対極保護板8の他端面に形成されたものであるこ
とから、少なくとも透明ガラス2の一端面の面積と対極
保護板8の他端面の面積とが導電性金属クリップ14の
接触面積となって、導電性金属クリップ14による接続
部分L3での導通性や機械的強度などを確保することが
できるので、一方の太陽電池1Cの光極側集電電極10
と他方の太陽電池1Cの対極側集電電極11との距離を
導電性金属クリップ14の必要不可欠の厚みにまで短縮
することができる。
【0076】尚、各々の太陽電池1Cは、透明導電膜3
が形成された透明ガラス2を備えたものであるから、
「透明導電ガラス」4を有したものということができ
る。
【0077】すなわち、第3実施の形態の太陽電池モジ
ュールにおいては、直列に接続される太陽電池1Cの各
々が、透明導電膜3が形成された透明ガラス2を備える
ものであるから、「透明導電ガラス」4を有する太陽電
池1Cの各々を導電性金属クリップ14で接続する部分
を有する太陽電池モジュールであり、太陽電池1Cの各
々を直列に接続させるために列置すると、透明ガラス2
の一端面と対極保護板8の他端面に対角的に形成された
光極側集電電極10と対極側集電電極11とが、一方の
太陽電池1Cと他方の太陽電池1Cとの間で斜めに向か
い合い、一方の太陽電池1Cの光極側集電電極10と他
方の太陽電池1Cの対極側集電電極11とを導電性金属
クリップ14で電気的に接続することにより、少なくと
も透明ガラス2の一端面と対極保護板8の他端面の面積
とが導電性金属クリップ14の接触面積となって、導電
性金属クリップ14による接続部分L3での導通性や機
械的強度などを確保することができるので、一方の太陽
電池1Cの光極側集電電極10と他方の太陽電池1Cの
対極側集電電極11との距離を導電性金属クリップ14
の必要不可欠の厚みにまで短縮することができ、これに
より、導電性金属クリップ14による接続部分L3の占
有面積を小さくすることができるので、太陽エネルギー
の損失をより低減させることが可能となる。
【0078】例えば、太陽電池1Cの太陽電池セルと同
じ構造を有するものであって、従来技術の欄で説明した
図10の太陽電池モジュール140と比較すると、図1
0の太陽電池モジュール140では、図8の接続部分S
2の機械的強度および導通性を確保するために、接続部
分S2の長さは約2.0mmを必要とするが、第3実施
の形態の太陽電池モジュールでは、図5の接続部分L3
の長さは約1.0mmと短い。従って、第3実施の形態
の太陽電池モジュールの接続部分L3は、従来技術の太
陽電池モジュール140の接続部分S2に対し約半分と
なるので、第3実施の形態の太陽電池モジュールにおい
ては、従来技術の太陽電池モジュール140と比較する
と、導電性金属クリップ14による接続部分L3の占有
面積が導電性接着剤112による接続部分S1の占有面
積の約半分となるので、接続手段による接続部分におけ
る太陽エネルギーの損失を半減させることができる。
【0079】また、第3実施の形態の太陽電池モジュー
ルにおいては、図5に示すように、一方の太陽電池1C
の光極側集電電極10と他方の太陽電池1Cの対極側集
電電極11とを導電性金属クリップ14に挟み込んで接
続しているので、接続部分L3の機械的強度をより増強
させることができる。
【0080】また、第3実施の形態の太陽電池モジュー
ルにおいては、図5に示すように、導電性金属クリップ
14が遮光するので、接続部分L3における封止剤9の
光劣化を防ぐことができる。
【0081】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、上記実施の形態では、「透明導電
ガラス」4を有する太陽電池としては、湿式系のものを
使用したが、結晶系のもの、非結晶系(アモルファス)
のものを使用してもよい。
【0082】また、例えば、上記実施の形態では、光極
側集電電極10や対極側集電電極11の材料としてAg
系導電性ペーストを使用したが、金、銅、白金、カーボ
ン、ニッケル、アルミニウム、系ペーストなどを使用し
てもよい。
【0083】さらに、例えば、上記第1、2実施の形態
の太陽電池モジュール30、40では、接続手段として
導電性接着剤12を使用し、第3実施の形態の太陽電池
モジュールでは、接続手段として導電性金属クリップ1
4を使用したが、接続手段として導電性テープ、金属
箔、金属線などを使用してもよい。
【0084】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る太陽電池モジュ
ールにおいては、少なくとも2つ以上の太陽電池が直列
に接続される部分を有する太陽電池モジュールであっ
て、前記太陽電池の各々は、電気的に絶縁された光極側
透明導電膜と対極側透明導電膜とが形成された透明ガラ
スと、前記光極側透明導電膜と電気的に接合されるとと
もに前記透明ガラスの一端面に形成された光極側集電電
極と、前記対極側透明導電膜と電気的に接合されるとと
もに前記透明ガラスの他端面に形成された対極側集電電
極とを備えたものであり、一方の太陽電池の光極側集電
電極と他方の太陽電池の対極側集電電極とを向かい合わ
せながら前記太陽電池の各々を配置するとともに、一方
の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極側
集電電極とを接続手段で電気的に接続したので、接続手
段による接続部分の占有面積を小さくすることができ、
太陽エネルギーの損失をより低減させることが可能とな
る。
【0085】また、本発明の請求項2に係る太陽電池モ
ジュールにおいては、少なくとも2つ以上の太陽電池が
直列に接続される部分を有する太陽電池モジュールであ
って、前記太陽電池の各々は、透明導電膜が形成された
透明ガラスと、前記透明導電膜と電気的に接合されると
ともに前記透明ガラスの一端面に形成された光極側集電
電極と、対極集電体が形成された対極保護板と、前記対
極集電体と電気的に接合されるとともに前記対極保護板
の他端面に形成された対極側集電電極とを備えたもので
あり、一方の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電
池の対極側集電電極とを斜めに向かい合わせながら前記
太陽電池の各々を配置するとともに、一方の太陽電池の
光極側集電電極と他方の太陽電池の対極側集電電極とを
接続手段で電気的に接続したので、接続手段による接続
部分の占有面積を小さくすることができ、太陽エネルギ
ーの損失をより低減させることが可能となる。
【0086】また、本発明の請求項3に係る太陽電池モ
ジュールにおいては、接続手段として、一方の太陽電池
の光極側集電電極と他方の太陽電池の対極側集電電極と
をそれぞれ挟み込んだ導電性金属クリップを使用するの
で、接続手段による接続部分の機械的強度をより増強さ
せることができる。
【0087】また、本発明の請求項4に係る太陽電池モ
ジュールにおいては、接続手段として使用される導電性
金属クリップが遮光するので、接続部分における封止剤
の光劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態の太陽電池モジュールの単位と
なる太陽電池を導電性接着剤で直列に接続した場合の断
面を示した概念図である。
【図2】第2実施の形態の太陽電池モジュールの単位と
なる太陽電池を導電性接着剤で直列に接続した場合の断
面を示した概念図である。
【図3】第1実施の形態の太陽電池モジュールの断面を
示した概念図である。
【図4】第2実施の形態の太陽電池モジュールの断面を
示した概念図である。
【図5】第3実施の形態の太陽電池モジュールの単位と
なる太陽電池を導電性金属クリップで直列に接続した場
合の断面を示した概念図である。
【図6】アモルファス太陽電池のモジュール構造の断面
を示す概念図である。
【図7】従来技術の太陽電池モジュールの単位となる太
陽電池を導電性接着剤で直列に接続した場合の断面を示
した概念図である。
【図8】従来技術の太陽電池モジュールの単位となる太
陽電池を導電性接着剤で直列に接続した場合の断面を示
した概念図である。
【図9】従来技術の太陽電池モジュールの断面を示した
概念図である。
【図10】従来技術の太陽電池モジュールの断面を示し
た概念図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C 太陽電池 2 透明ガラス 3 透明導電膜 3A 光極側透明導電膜 3B 対極側透明導電膜 8 対極保護板 9 封止剤 10 光極側集電電極 11 対極側集電電極 12 導電性接着剤 13 対極集電体 14 導電性金属クリップ 30、40 太陽電池モジュール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上の太陽電池が直列に
    接続される部分を有する太陽電池モジュールであって、 前記太陽電池の各々は、 電気的に絶縁された光極側透明導電膜と対極側透明導電
    膜とが形成された透明ガラスと、 前記光極側透明導電膜と電気的に接合されるとともに前
    記透明ガラスの一端面に形成された光極側集電電極と、 前記対極側透明導電膜と電気的に接合されるとともに前
    記透明ガラスの他端面に形成された対極側集電電極とを
    備えたものであり、 一方の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対
    極側集電電極とを向かい合わせながら前記太陽電池の各
    々を配置するとともに、一方の太陽電池の光極側集電電
    極と他方の太陽電池の対極側集電電極とを接続手段で電
    気的に接続したこと、を特徴とする太陽電池モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つ以上の太陽電池が直列に
    接続される部分を有する太陽電池モジュールであって、 前記太陽電池の各々は、 透明導電膜が形成された透明ガラスと、 前記透明導電膜と電気的に接合されるとともに前記透明
    ガラスの一端面に形成された光極側集電電極と、 対極集電体が形成された対極保護板と、 前記対極集電体と電気的に接合されるとともに前記対極
    保護板の他端面に形成された対極側集電電極とを備えた
    ものであり、 一方の太陽電池の光極側集電電極と他方の太陽電池の対
    極側集電電極とを斜めに向かい合わせながら前記太陽電
    池の各々を配置するとともに、一方の太陽電池の光極側
    集電電極と他方の太陽電池の対極側集電電極とを接続手
    段で電気的に接続したこと、を特徴とする太陽電池モジ
    ュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載する太陽電
    池モジュールにおいて、 前記接続手段は、一方の太陽電池の光極側集電電極と他
    方の太陽電池の対極側集電電極とをそれぞれ挟み込んだ
    導電性金属クリップであること、を特徴とする太陽電池
    モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する太陽電池モジュール
    において、 前記太陽電池の各々の周囲が、電解質溶液をシールする
    ための封止剤で固められたこと、を特徴とする太陽電池
    モジュール。
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