JP2002093570A - マイクロ波加熱方法 - Google Patents

マイクロ波加熱方法

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JP2002093570A
JP2002093570A JP2000279660A JP2000279660A JP2002093570A JP 2002093570 A JP2002093570 A JP 2002093570A JP 2000279660 A JP2000279660 A JP 2000279660A JP 2000279660 A JP2000279660 A JP 2000279660A JP 2002093570 A JP2002093570 A JP 2002093570A
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Tomotaka Nobue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ波を用いた加熱方法において、複数
の被加熱物をそれぞれ所定の温度で同時に加熱終了でき
るようにすること。 【解決手段】 被加熱物が載置される載置面の温度分布
を検出し前記被加熱物の存在位置を判定する第一段階
と、前記被加熱物をそれぞれ所定温度に仕上げるために
マイクロ波加熱中に所定周期で前記被加熱物の温度をそ
れぞれ検出しその温度情報に基づいてマイクロ波の偏向
方向を制御する第二段階と、前記それぞれの被加熱物の
温度情報のいずれかが加熱終了温度以上の時に加熱を終
了させる第三段階とからなるマイクロ波加熱方法とする
ものである。これにより、温度分布データから被加熱物
の個数を検出しマイクロ波を偏向制御できるので、複数
の被加熱物に対してそれぞれ所定の温度で加熱終了でき
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波を偏向
し被加熱物をそれぞれ所定温度で加熱終了できるマイク
ロ波加熱方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波を用いた高周波加熱装
置は、被加熱物を均一に加熱することを主眼とした要素
技術として、被加熱物を回転させるターンテーブル機
構、加熱室内のマイクロ波を攪拌するスターラー機構あ
るいはマイクロ波の放射方向を変化させる回転アンテナ
機構などが採用されている。
【0003】一方、近年は生活スタイルの変化にともな
い、調理の合理化に対してできあいのお惣菜や冷凍保存
食を積極的に利用したり、家族がそれぞれ個別に食事を
とる個食化の傾向が進んでいる。このような生活スタイ
ルの変化に対して複数の食材を同時に加熱することが望
まれていたが、従来の均一加熱を主眼とした加熱方法で
は複数の食材にほぼ同じ割合の加熱エネルギが供給され
るために食材の量が異なると量の多い方は温度上昇が緩
く加熱不足になり、同じ食材で同じ量であっても初期の
食材温度が異なると低い温度の食材は加熱不足になり、
複数の食材を同時に仕上げることが困難であった。
【0004】この課題に対し、赤外線センサを用いて複
数の食材の温度を個別に検出する方法と被加熱物を収納
する加熱室内に生じさせたマイクロ波分布の強弱を積極
的に利用して異なる温度の食材あるいは異なる複数の食
材を同時に加熱して仕上げる装置が提供されてきた。
【0005】これらの高周波加熱装置は、被加熱物を載
置するターンテーブルと、被加熱物の重量を検知する重
量センサや被加熱物の表面温度を検知する赤外線センサ
を備えている。そして、異なる温度の被加熱物を同時に
加熱して同じ温度に仕上げる場合、まず特定の視野位置
を備えた赤外線センサに対してターンテーブルを回転さ
せることでターンテーブル上全域の温度分布を検出す
る。そして高温あるいは低温の被加熱物の載置位置を検
出し、低温側の被加熱物をマイクロ波分布の強い位置に
回転移動しその位置でターンテーブルを停止して低温側
の被加熱物を積極的に加熱したり、高温側の被加熱物が
マイクロ波分布の強い位置に移動した時にマイクロ波出
力を低下させて加熱しすぎを防止する方法を採用してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ターンテーブルを用いた構成では、複数の被加熱物をそ
れぞれ異なる温度に加熱する場合に、個々の被加熱物の
温度を測定するためにターンテーブルを回転させて赤外
線センサの視野内に被加熱物を移動させるので、被加熱
物がマイクロ波分布の強い位置を通過する。このため、
個々の被加熱物に対するマイクロ波の加熱エネルギー制
御ができず、それぞれの被加熱物に過加熱や加熱不足が
生じ、希望する温度に仕上げることができないという問
題点がある。また、ターンテーブルを停止して、被加熱
物の一方を加熱する場合には、被加熱物やマイクロ波分
布が変化しないため、被加熱物の加熱される位置が固定
され、被加熱物自体に温度むらが生じ、好ましい仕上が
りにならないという課題がある。
【0007】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
であり、被加熱物の存在領域にマイクロ波を偏向制御し
てその被加熱物を強く加熱することで複数の被加熱物を
それぞれ所定の温度で同時に仕上げるマイクロ波加熱方
法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のマイクロ波加熱方法は、被加熱物が載置さ
れる載置面の温度分布を検出し前記被加熱物の存在位置
を判定する第一段階と、前記被加熱物をそれぞれ所定温
度に仕上げるためにマイクロ波加熱中に所定周期で前記
被加熱物の温度をそれぞれ検出しその温度情報に基づい
てマイクロ波の偏向方向を制御する第二段階と、前記そ
れぞれの被加熱物の温度情報のいずれかが加熱終了温度
以上の時に加熱を終了させる第三段階とからなるマイク
ロ波加熱方法とするものである。これにより、温度分布
データから被加熱物の個数を検出しマイクロ波を偏向制
御できるので、複数の被加熱物に対してそれぞれ所定の
温度で加熱終了できるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、被加熱物
が載置される載置面の温度分布を検出し前記被加熱物の
存在位置を判定する第一段階と、前記被加熱物をそれぞ
れ所定温度に仕上げるためにマイクロ波加熱中に所定周
期で前記被加熱物の温度をそれぞれ検出しその温度情報
に基づいてマイクロ波の偏向方向を制御する第二段階
と、前記それぞれの被加熱物の温度情報のいずれかが加
熱終了温度以上の時に加熱を終了させる第三段階とから
なるマイクロ波加熱方法とするものである。これによ
り、温度分布データから被加熱物の個数を検出しマイク
ロ波を偏向制御できるので、複数の被加熱物に対してそ
れぞれ所定の温度で加熱終了できるものである。
【0010】請求項2記載の発明は、特に、請求項1に
記載のマイクロ波加熱方法のマイクロ波を偏向させる方
法が、被加熱物を収納する加熱室の壁面を流れる高周波
電流の流れを分断するように配設した開孔部のインピー
ダンス値を大きくして高周波電流の流れを抑制するもの
である。
【0011】これにより、簡単な構成ですばやくマイク
ロ波を偏向させることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、特に、請求項1記
載の被加熱物の存在位置判定は、検出した温度の絶対値
または所定時間内の温度上昇値に基づいて判定するもの
である。
【0013】これにより、被加熱物の初期温度の違いに
関わらず、載置された被加熱物の個数が判定でき、被加
熱物の個数に応じた加熱ができる。
【0014】また請求項4記載の発明は、特に、請求項
1記載の被加熱物の個数判定において、被加熱物の存在
位置の判定が終了するまではマイクロ波を分散させるも
のである。
【0015】これにより、載置面上におかれた全ての被
加熱物を誘電加熱できるので、個数の判定を確実におこ
なうことができる。
【0016】また請求項5記載の発明は、特に請求項5
記載のマイクロ波を分散させる方法は、被加熱物を収納
する加熱室の壁面を流れる高周波電流の流れを分断する
ように配設した開孔部のインピーダンス値を時間的に変
化させて高周波電流の流れを変動させるものである。
【0017】これにより、被加熱物を収納する加熱室全
体にマイクロ波を分散照射でき、初期の温度状態に関わ
らず、すべての被加熱物を加熱してその被加熱物を温度
上昇させることができる。
【0018】また請求項6記載の発明は、特に、請求項
1記載の第一段階において、被加熱物の存在位置が1個
所と判定した場合、被加熱物に温度差を生じさせないよ
うにマイクロ波を制御するものである。
【0019】これにより、被加熱物自体に加熱むらが生
じることを防止できる。
【0020】また請求項7記載の発明は、特に、請求項
1に記載のマイクロ波加熱方法の第二段階においてマイ
クロ波を偏向させた後の温度分布情報に基づきマイクロ
波出力を制御するものである。
【0021】これにより、それぞれの被加熱物自体の温
度むらなく加熱終了することができる。
【0022】また請求項8記載の発明は、特に、請求項
1記載の第一段階において、被加熱物が無しと判定した
場合、マイクロ波加熱を停止することを報知するととも
に加熱を停止するものである。
【0023】これにより、被加熱物が無い場合の電力消
費の無駄を抑制するとともに、マグネトロンの劣化を防
止できる。
【0024】また請求項9記載の発明は、特に、請求項
8記載の被加熱物が無しと判定しマイクロ波加熱を停止
した後、被加熱物が無しと判定したことを表示するもの
である。
【0025】これにより、被加熱物が無いために加熱が
停止したことを使用者が認知でき、使い勝手を向上させ
ることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を用
いて説明する。
【0027】(実施例)図1は、本発明のマイクロ波加
熱方法に関わるマイクロ波加熱装置の外観構成図、図2
は側面構成図である(ドア部は波線で示した)。
【0028】図1、図2において、10は被加熱物を収
納する加熱室で、加熱室10の壁面は金属で構成されて
いる。11は被加熱物を載置する載置台である。マグネ
トロン(マイクロ波発生手段)12はマグネトロン駆動
電源13から供給される電力によりマイクロ波を発生す
る。マグネトロン12から発生したマイクロ波は、導波
管14により給電口15へ伝送され、給電口15から加
熱室10へ放射される。加熱室10を形成する壁面16
には開孔部17、18が配設されている。各開孔部1
7、18には、それぞれに開孔部17、18のインピー
ダンスを変化させるインピーダンス可変手段19、20
を配設している。これらインピーダンス可変手段19、
20の構成を開孔部17に配したインピーダンス可変手
段19に代表させて説明する。
【0029】21は開孔部17を一端とする金属によっ
て構成した溝部、22は溝部21内に設けた誘電体板で
ある。誘電体板22は、好ましくは比誘電率が5以上の
低誘電損失材料(例えばガラス系、セラミックス系、樹
脂系)で構成され、それぞれの両端に突起を設け、溝部
21に設けた孔に突起をはめ込んで回転支持されてい
る。誘電体板22は、誘電体板回転駆動手段であるモー
タ23により回転駆動される。モータ23には誘電体板
22の回転角度や回転速度を検出する角度検出手段24
が配設されている。
【0030】インピーダンス可変手段19の溝部21の
溝深さ、溝の高さおよび誘電体板22の配設位置は、誘
電体板22が溝部21の終端壁面21aに対して水平で
あるとき(この時の誘電体板22の回転角度を0゜とす
る)、開孔部17に生じるインピーダンスが極めて小さ
い値(理想的にはゼロ)になるように決めている。ま
た、誘電体板22が溝部21の終端壁面21aに対して
垂直であるとき(この時の誘電体板22の回転角度を9
0゜とする)には、開孔部17に生じるインピーダンス
は、極めて大きい値(理想的には無限大)としている。
インピーダンス可変手段19の誘電体板22の回転角度
が90°のときには、それに対応する開孔部17のイン
ピーダンスは無限大となりその開孔部17周辺の壁面1
6を流れる高周波電流を遮断し、その開孔部17周辺か
らマイクロ波を遠ざける。そこで、誘電体板22の回転
角度を90°にしたインピーダンス可変手段19の開孔
部17から遠い側にマイクロ波を偏向させる。被加熱物
の加熱に関しては、マイクロ波を偏向させたことによ
り、このマイクロ波が集まった側が強く加熱される特性
となる。
【0031】本実施例では、誘電体板の回転制御時の毎
分当たりの回転数(rpm)を添字*印として表すこと
とする。たとえば加熱室の奥壁面の中央に赤外線センサ
25が配設され、その左右に設けた開孔部17、18の
インピーダンスを可変させるインピーダンス可変手段1
9、20が毎分当たりそれぞれ15回転、3回転で回転
制御するときは15*/IR/3*と表記する。
【0032】25は被加熱物の温度を検出する赤外線セ
ンサ(温度検出手段)である。本実施例では、1×4の
4素子を備えた赤外線センサを用いた。また、赤外線セ
ンサ25は首振り構成としその視野は載置台11全域の
温度を検出できるように調整した。図1、図2では波線
の内側が視野であることを示している。26は装置本体
前面に設けられた操作部、27は被加熱物の温度や加熱
領域を表示する表示手段である。操作部26内には被加
熱物の終了温度および加熱時間の入力設定部28、加熱
領域選択入力部29、加熱開始を入力する「スタート」
キー30、入力条件をクリアしたり、加熱を中断する
「取消」キー31、自動調理選択キー32が配設され
る。自動調理選択キー32には「解凍」、「温め」等の
自動調理アイテムが含まれている。
【0033】また、33は装置全体の動作を制御する制
御手段であり、赤外線センサ25の検出信号、操作部2
6の被加熱物の終了温度および加熱時間の入力設定部2
8、加熱領域選択入力部29などから入力される信号に
基づき、マグネトロン駆動電源13、インピーダンス可
変手段19、20の各誘電体回転駆動手段の動作を制御
する。34は加熱室10内に被加熱物を出し入れする時
に開閉するドアである。
【0034】次に、上記構成からなる装置を用いた本発
明の実施例である操作手順と制御内容を図3、図4を用
いて説明する。
【0035】図3は加熱開始までの制御内容の流れを示
し、図4は本実施例での制御内容の流れを示したもので
ある。図4において、制御内容は三段階から成ってい
る。
【0036】まず、第一段階について説明する。第一段
階では被加熱物の有無や個数、温度状態および存在位置
を検出する。第二段階は第一段階で得た結果および被加
熱物の温度変化に基づいてインピーダンス可変手段やマ
グネトロンを制御し、第三段階は被加熱物が所定温度に
到達後、加熱を終了させる。
【0037】図3、図4において、被加熱物を加熱室1
0内の載置台11に収納載置した後、使用者はその被加
熱物を加熱するための加熱条件を決めて操作部26の加
熱アイテムを選択する(S101)。次に加熱領域を入
力(図1の29で指定する)し、加熱時間あるいは加熱
終了温度を入力(図1の28で指定する)した後、図1
に示した「スタート」キー30を押す(S102)こと
で被加熱物の誘電加熱が開始される。なお、S103は
「スタート」キー30が押されたことを確認するもので
あり、「スタート」キー30に先だって「取消」キー3
1が押されるとS101に戻る。なお、入力アイテムの
選択において、自動調理アイテムである「温め」キーあ
るいは「解凍」キーが選択された場合には、加熱時間を
入力することなくS102に進む。
【0038】制御手段33はS104で自動加熱調理か
手動加熱調理かを判定する。手動加熱調理と判定した場
合はS105に進み、S104で自動加熱調理と判定し
た場合はS106()に進む。S105では、赤外線
センサ25で載置台全面(以後載置面とする。)の温度
を測定し、低温部、高温部から被加熱物の載置の有無お
よび存在位置を判定する。測定点の温度が載置面の平均
温度よりも所定温度以上低い場合あるいは高い場合は、
低温の食品あるいは常温よりも高温の食品が載置された
と判定し、所定温度未満の場合は常温の食品が載置され
たか、食品は載置されていないと判定する。本実施例で
は所定温度は5℃とした。S107では載置面の温度よ
りも低い部分あるいは高い部分の存在数により、食品の
載置個数を判定する。S107において載置個数が複数
の場合はS108へ進み、それ以外の場合はS109へ
進む。S109ではマイクロ波が分散するようにインピ
ーダンス可変手段(以後IMPとする。)を制御する。
本実施例ではIMPは15*/IR/3*に制御し、S
110でマグネトロンを動作させ、誘電加熱を開始す
る。S111では再度載置面の温度を測定し、初期温度
として記憶する。
【0039】S112では温度測定周期として予め設定
した所定時間が経過したか否かの判定を行い、到達して
いない場合は加熱を継続し、到達した場合はS113へ
進み、載置面の温度を測定する。S114では、測定周
期ごとに得られた各測定点における温度と、その直前の
測定時の温度との差を被加熱物の温度上昇値とする。以
後、この数値をDIFとする。S115はS113の測
定値により、再び被加熱物の個数判定を行う。この判定
においてDIF値を用いる。本実施例ではDIF値には
3℃を用いた。DIFが3℃以上の場合は被加熱物がマ
イクロ波により発熱したものと判断し、DIFが変化し
た部分の数から、被加熱物の載置位置と載置個数を判定
する。被加熱物が複数であると判定した場合はS108
へ進み、それ以外の場合はS116に進む。S116で
は検出した温度の最高値が加熱終了温度に到達していれ
ば、S117へ進む。到達していない場合はS112へ
戻り加熱を継続しながら被加熱物の個数判定を継続す
る。S117では第一段階上限時間に到達したか否かの
判断を行う。到達している場合は、S118()へ進
み、到達していない場合はS112へ戻る。ここで、第
一段階上限時間は加熱条件やマグネトロンの出力に応じ
て可変させる。たとえば、温度差仕上げ設定の場合25
秒、温度差仕上げ無しの場合はマグネトロン出力に連動
させ、600W出力および800W出力に対してそれぞ
れ3分と2分30秒に第一段階上限時間を設定する。
【0040】次に、第二段階について説明する。第二段
階は複数の被加熱物が存在する、被加熱物をそれぞれ異
なる温度に仕上げるあるいは単数の被加熱物に加熱むら
が生じたと判定したときの制御である。第二段階では、
まずS119においてマグネトロンの動作の確認を行
い、停止している場合はマグネトロンを作動させる(S
120)。S121では温度差仕上げとして、終了温
度、加熱領域等の条件が設定入力されているか否かの確
認を行う。条件が設定入力されている場合はS122
()へ進み、入力されていない場合はS123へ進
む。S123では載置面上の温度分布が均一か否かの判
定を行う。被加熱物が存在すると判定した載置位置の温
度差が所定値以下の場合、あるいはそれぞれの被加熱物
の存在位置でのDIFの差が所定値以下の場合は温度分
布が均一と判断し、マイクロ波が分散するようにIMP
を制御しながら加熱を継続する(S124)。一方、温
度差あるいは温度上昇値DIFの差が所定値を超えた場
合は、温度分布が均一でないと判断してS125へ進
み、低温の被加熱物へマイクロ波を偏向させるようにI
MPを制御する。本実施例では左側にマイクロ波を偏向
する場合のIMP制御パターンは15*/IR/0とし
た。なお、この制御パターンは可変できる。
【0041】S126では所定時間が経過したか否かの
判定を行い、所定時間内の場合は温度差が生じないよう
な制御をしながら加熱を継続し、所定時間を経過した場
合はS127へ進む。S127では現在の被加熱物の温
度を検出する。S128で被加熱物が終了温度に到達し
たかどうか判定し、終了温度に達していない場合は加熱
を継続するためにS123へ戻る。S128で被加熱物
の最高温度が終了温度に到達したと判定した場合は、第
三段階へ進む。
【0042】第三段階では、S129においてマグネト
ロンの動作を停止し、S130ではIMPをリセットさ
せるために、誘電体板の支持角度を0゜とし、加熱を終
了する。
【0043】一方、S104で手動加熱と判定した場合
の制御内容について図5を用いて説明する。
【0044】S151では操作部26からの手動加熱情
報に基づいて、誘電体板の回転駆動手段を動作させて、
誘電体板をそれぞれ希望の支持角度や回転速度にセット
する。支持角度をセットする場合は、誘電体板の支持角
度が0゜の位置を検出した後、誘電体板を所定の支持角
度あるいは回転速度にセットするとともに、加熱を開始
する。
【0045】S152において加熱情報として加熱時間
が入力されたと判断するとS153に進み、制御手段3
3が加熱中に行う制御内容として、加熱経過時間と終了
時間との比較をする。一方、S152で終了温度が入力
されたと判断するとS154に進み、載置面上の温度を
検出して被加熱物の現在温度を取り込む。その後S15
5においてS111で取り込んだ温度情報の最高値と終
了温度との比較をする。
【0046】S153において加熱経過時間が入力設定
した終了時間に到達あるいはS155において被加熱物
の最高温度が入力設定値に到達するとS156に進みマ
グネトロンの動作を停止させ、S157においてIMP
の支持角度を0゜にリセットし、加熱を加熱を終了す
る。
【0047】なお、上述した制御内容と平行させて加熱
中のマイクロ波出力は入力した条件に基づき、規定した
経過時間あるいは規定した温度を超過することに対応さ
せて出力の制御を行うことができる。
【0048】次にS117において第一段階上限時間に
到達したと判断されたときの制御を図6を用いて説明す
る。図6に示す制御内容は被加熱物の載置個数が単数あ
るいは載置されていないと判定した場合の制御である。
【0049】S201において被加熱物があると判断し
た場合はS202に進み、被加熱物がなしと判断した場
合はS301に進む。S202では温度差仕上げの条件
設定がされているかどうかを判定し、設定されていれば
S122に進み、設定がないとS203に進む。S20
3では、載置面の温度を測定する。この場合、被加熱物
は1つと判定している。次にS204において一つの被
加熱物に高温部分と低温部分が生じていると判断した場
合は、S108()へ進む。S204において温度分
布が均一と判断した場合はS205へ進む。S205で
は所定時間が経過したか否かの判定を行う。所定時間に
到達していない場合は現状での加熱を継続し、所定時間
に到達した場合はS206に進んで被加熱物の現在温度
を検出する。その後S207において被加熱物の最高温
度が終了温度に到達したかどうかを比較判定し、未到達
の場合はS204に戻り、到達した場合は第三段階へ進
む。
【0050】第三段階では、S208においてマグネト
ロンの動作を停止させ、S209においてIMPの支持
角度を0゜にリセットし、加熱を終了する。
【0051】一方、S201においてDIFの数値に変
化がなく、被加熱物が無いと判断された場合はS301
に進み、S301において加熱停止の報知を行う。この
報知は、電子音あるいはランプやLEDなどの発光手段
の点灯、点滅、発光色変更などを用いる。
【0052】S302においてマグネトロンの動作を停
止させ、S302においてIMPの誘電体板の支持角度
を0゜にリセットとする。その後、S304において操
作部内に加熱停止の表示をし、加熱を終了する。このと
き、加熱停止の表示前や表示中にも、報知ブザー等を動
作させてもかまわない。
【0053】なお、IMPの回転速度は被加熱物に応じ
て変更させることができる。
【0054】次にS121において温度差仕上げの設定
入力ありと判定した場合の制御内容について図7を用い
て説明する。
【0055】S401で載置面の温度分布を検出し、測
定値をTcとして記憶する。なお、検出した温度データ
は複数のデータ群でありそのデータ群においてそれぞれ
の被加熱物の存在位置に対応した温度データであるTc
1,Tc2…をTcで代表表記する。S402ではS1
05、S113およびS401の温度データから、冷凍
品の載置状態を判定する。すなわち、S402において
載置面に冷凍品が分散して載置されていると判定した場
合は、S403へ進む。一方、S402において載置面
の片側に偏って冷凍品が載置されていると判定した場合
はS404へ進む。S403では各測定点の温度上昇値
DIFをδTとして演算する。S405ではTc、δT
の数値から、それぞれの被加熱物の仕上がり温度Te
(この仕上がり温度Teはそれぞれの被加熱物の仕上が
り温度Te1,Te2…をTeで代表表記する)に到達
するまでの所要時間tの演算を行う。ここで所要時間t
は、 t=(Te−Tc)/δT で与える。S406でそれぞれの被加熱物の所要時間t
に差があると判定した場合はS407へ進み、一方所要
時間tに差がないと判定した場合はS408へ進む。S
407では所要時間tが大きい被加熱物へマイクロ波を
偏向するようにIMPを制御する。
【0056】一方、S402において載置面に冷凍品が
偏って載置されていると判定するとS403へ進み、S
403において冷凍品の方へ直ちにマイクロ波を偏向制
御した後S408に進む。S408では所定時間が経過
したか否かの判定を行う。所定時間内の場合は現在の制
御内容のままで加熱を継続し、所定時間が経過したと判
定した場合は、S409へ進む。S409では載置面の
被加熱物の温度Tcを測定する。S410では被加熱物
の温度むらの検出を行う。S410において被加熱物の
温度むらが大きいと判定した場合はS411へ進み、マ
イクロ波出力を低下させて熱伝導を利用して加熱むらを
解消する。S410において被加熱物の温度むらが小さ
いと判定した場合はS412へ進む。S412において
S412に到達するまでにマイクロ波出力を変化させて
いた場合は、S412でマイクロ波出力を復帰させ、マ
イクロ波出力を変化させていなかった場合は現状のマイ
クロ波出力とする。S413では加熱終了温度に到達し
たか否かの判定を行う。被加熱物の温度がそれぞれの仕
上り温度である終了温度に到達していない場合はS40
2へ戻り、いずれかの被加熱物の温度が終了温度に到達
した場合は第三段階へ進む。
【0057】次に具体的な被加熱物を用いた実動作例に
ついて制御内容を説明する。被加熱物は冷凍シュウマイ
6個と酒かん180ccを用い、仕上り温度をそれぞれ
85℃、55℃とした加熱の制御内容と結果を示す。
【0058】
【表1】
【0059】表1は冷凍シュウマイ6個と酒かんを加熱
室のドア側から見たとき載置台の左右に載置し、同時に
加熱したときの各温度測定点の温度変化およびインピー
ダンス可変手段の制御を示している。冷凍シュウマイと
酒かんの初期温度はそれぞれ−18℃、12℃であっ
た。
【0060】CURRENTは図4のS111に対応す
る制御処理によって得た温度分布データであり、載置台
全域の測定点の温度を表している。本実施例では各測定
列を1つの範囲として制御を行った。各測定列は庫内に
向かって1番目が左端、そして16番目が庫内右端であ
る。
【0061】MAX、AVEはそれぞれ各測定列の最高
温度と平均温度を示し、全体の平均温度よりも5℃以上
低温の部分は太字とした。また、DIFは加熱10秒ご
とのAVEと直前のAVEとの差を示している。
【0062】インピーダンス可変手段は15*/IR/
3*で制御し、加熱室内にマイクロ波を分散させた。3
から5列目までの検出した温度の絶対値に0℃以下の数
値が見られ、かつAVEが全体の平均温度よりも5℃以
上低温であり、庫内左側に冷凍食品が載置されたことが
わかる。
【0063】図4のS117において加熱開始から25
秒経過し、被加熱物は一つと判定されたのでに進み、
図6のS202において温度差仕上げ条件設定有りによ
りS108()に進む。その後、図4のS121にお
いて温度差仕上げ設定有りにより図7のに進む。S4
02において、冷凍食品があり、さらに載置面に偏って
置かれていることの判定によりS408に進む。S40
8において、庫内左側つまり冷凍シュウマイを加熱する
ようにIMPを制御する(図7のS404)。以降、図
7に示した制御内容にて加熱制御される。今の場合、そ
れぞれの被加熱物の存在位置における温度むらは無いの
でマイクロ波出力は初期のままで加熱を継続する。
【0064】加熱210秒後において、左側の食品の最
高温度が仕上がり温度である終了温度に達したと判定し
(S413)、加熱を終了する。表1では最高温度は太
字で表している。
【0065】図8は上記の制御を行ったときとIMPを
15*/IR/3*の制御のままで(制御なしとする)
加熱したときの冷凍シュウマイと酒かんの温度変化の一
例を示す。冷凍シュウマイは中心温度を測定し、酒かん
は上下方向の中央の温度を測定した。実線は制御ありを
示し、破線は制御なしを示す。加熱終了時の210秒後
では、制御したときは冷凍シュウマイが90℃、酒かん
が60℃であるのに対し、制御なしのときは冷凍シュウ
マイが60℃、酒かんが70℃であり、所定の温度にな
っていない。
【0066】本実施例でのマイクロ波出力は600Wで
あったが、マイクロ波出力の増減にともない、被加熱物
の温度測定周期の間隔も変化させる。たとえば、出力8
00Wの場合は、7.5秒の時間周期とする。このよう
にマイクロ波出力に連動した時間周期にて被加熱物の温
度を検出することにより、加熱進行状態を出力に関係な
く的確に把握でき過加熱あるいは加熱不足を抑制するこ
とができる。
【0067】以上のように被加熱物の温度状態から載置
位置を判定し、マイクロ波を偏向することで、初期温度
が異なる被加熱物に対してもそれぞれ希望した所定の温
度に加熱することができた。
【0068】なお、この実施例では開孔部17、18は
長軸方向が加熱室10の幅方向と平行になっているが、
高周波電流の流れを乱す方向であればどのような方向に
配置してもよいし、どの壁面に配設してもかまわない。
また、配設数も2個に限らない。さらに、本実施例では
赤外線センサを庫内後面に設けたが、庫内上面や側面に
設けてもかまわない。
【0069】また、実施例では載置台が回転しない構成
としたが、ターンテーブル構成においても同様の加熱制
御をターンテーブルを停止させた状態で行うことが出来
る。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば以下の効果
を奏する。
【0071】本発明の請求項1〜7記載のマイクロ波加
熱方法によれば、マイクロ波を偏向させて複数の被加熱
物の一方にすばやくマイクロ波を集中制御でき、複数の
被加熱物をそれぞれ所定の温度に仕上げることができ
る。
【0072】また本発明の請求項8、9記載のマイクロ
波加熱方法によれば、被加熱物が無い場合の電力消費の
無駄を抑制するとともにマグネトロンの劣化を防止で
き、また被加熱物が無いために加熱が停止したことを使
用者が認知でき、使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロ波加熱方法を用いた実施例の
マイクロ波加熱装置の外観構成図
【図2】図1のマイクロ波加熱装置の側面構成図
【図3】本発明の実施例のマイクロ波加熱方法の加熱開
始までの制御内容の流れ図
【図4】本発明の実施例のマイクロ波加熱方法の制御内
容の流れ図
【図5】本発明の実施例のマイクロ波加熱方法のマニュ
アル処理の制御内容の流れ図
【図6】本発明の実施例のマイクロ波加熱方法の被加熱
物が単数あるいは載置されなかった場合の制御内容の流
れ図
【図7】本発明の実施例のマイクロ波加熱方法の被加熱
物をそれぞれ異なる温度に仕上げる場合の制御内容の流
れ図
【図8】本発明の実施例のマイクロ波加熱方法の冷凍シ
ュウマイと酒かんをそれぞれ異なる温度に仕上げる場合
の温度変化を示す図
【符号の説明】
10 加熱室 11 載置台 12 マグネトロン(マイクロ波発生手段) 13 マグネトロン駆動手段 17、18 開孔部 19、20 インピーダンス可変手段 23 モータ(誘電体板回転駆動手段) 25 赤外線センサ(温度検出手段) 26 操作部 27 表示手段 33 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA01 AA03 AA05 AA06 BA08 BB08 CA04 CB04 CC11 CC20 CD09 3K090 AA01 AA03 AA07 AB02 BB03 CA24 EB14 3L086 AA01 BB02 BB07 CB16 DA12 DA16 DA24 DA26 DA28 DA29

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物が載置される載置面の温度分布
    を検出し前記被加熱物の存在位置を判定する第一段階
    と、前記被加熱物をそれぞれ所定温度に仕上げるために
    マイクロ波加熱中に所定周期で前記被加熱物の温度をそ
    れぞれ検出しその温度情報に基づいてマイクロ波の偏向
    方向を制御する第二段階と、前記それぞれの被加熱物の
    温度情報のいずれかが加熱終了温度以上の時に加熱を終
    了させる第三段階とからなるマイクロ波加熱方法。
  2. 【請求項2】 マイクロ波を偏向させる方法は、被加熱
    物を収納する加熱室の壁面を流れる高周波電流の流れを
    分断するように配設した開孔部のインピーダンス値を大
    きくして高周波電流の流れを抑制する方法とした請求項
    1記載のマイクロ波加熱方法。
  3. 【請求項3】 被加熱物の存在位置判定は、検出した温
    度の絶対値または所定時間内の温度上昇値に基づいて判
    定する請求項1記載のマイクロ波加熱方法。
  4. 【請求項4】 被加熱物の存在位置の判定が終了するま
    ではマイクロ波を分散させる請求項1記載のマイクロ波
    加熱方法。
  5. 【請求項5】 マイクロ波を分散させる方法は、被加熱
    物を収納する加熱室の壁面を流れる高周波電流の流れを
    分断するように配設した開孔部のインピーダンス値を時
    間的に変化させて高周波電流の流れを変動させる方法と
    した請求項1記載のマイクロ波加熱方法。
  6. 【請求項6】 第一段階において、被加熱物の存在位置
    が1個所と判定した場合、被加熱物に温度差を生じさせ
    ないようにマイクロ波を制御する請求項1記載のマイク
    ロ波加熱方法。
  7. 【請求項7】 第二段階においてマイクロ波を偏向させ
    た後の温度分布情報に基づきマイクロ波出力を制御する
    請求項1記載のマイクロ波加熱方法。
  8. 【請求項8】 第一段階において、被加熱物が無しと判
    定した場合、マイクロ波加熱を停止することを報知する
    とともに加熱を停止する請求項1記載のマイクロ波加熱
    方法。
  9. 【請求項9】 被加熱物が無しと判定しマイクロ波加熱
    を停止した後、被加熱物が無しと判定したことを表示す
    る請求項8記載のマイクロ波加熱方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003317927A (ja) * 2002-04-24 2003-11-07 Sanyo Electric Co Ltd 高周波加熱調理器

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