JP2002093499A - 自動調心型の対基板用コネクタ - Google Patents

自動調心型の対基板用コネクタ

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JP2002093499A
JP2002093499A JP2000274737A JP2000274737A JP2002093499A JP 2002093499 A JP2002093499 A JP 2002093499A JP 2000274737 A JP2000274737 A JP 2000274737A JP 2000274737 A JP2000274737 A JP 2000274737A JP 2002093499 A JP2002093499 A JP 2002093499A
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Toshiro Maejima
敏郎 前島
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 雌雄ハウジングの中心軸ずれや精度誤差によ
る左右前後方向の嵌合ずれを有効に吸収し、また、雌雄
ハウジングにおける部品点数の削減と小型化によって、
コスト低減および軽量化を実現できる自動調心型の対基
板用コネクタを提供する。 【解決手段】 雄ハウジング2は筐体のX軸方向の両端
に一体に、基板20の取付孔21の孔縁に弾性スナップ
を利かして係合する一対の係止フック12a,12bを
設け、雄端子3の他の一列側の基部をY軸方向に弾性で
撓む形状にしている。その際、雌雄ハウジング2,4の
中心軸間に精度誤差などがある場合、雌ハウジング4側
の面取りテーパ部17a,17bと、雄ハウジング2側
の係止フック12a,12bの弾性撓みによるX軸方向
のずれと、雄ハウジング2側の雄端子3の基部3bの弾
性屈曲によるY軸方向のずれを吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
などの基板に取り付けられる電気コネクタに係り、雌雄
のコネクタハウジングの嵌合時の位置ずれや成形精度誤
差を自動吸収できるようにした自動調心型の対基板用コ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】雌雄のハウジングを互いに嵌合させて組
み立てるタイプの電気コネクタにあっては、雌ハウジン
グの中心軸と雄ハウジングの中心軸がずれたり、それら
雌雄ハウジングに加工精度上の誤差があると、組み立て
に支障をきたすことがある。また、そうした状態で無理
に嵌合した場合など、雌雄ハウジングの一方側の雌端子
と他方側の雄端子の接点にストレスがかかる不具合があ
る。
【0003】また一方、そうした雌雄ハウジングの組立
式電気コネクタは、基板上に取り付けて固定した雄ハウ
ジングに対して、雌ハウジングを嵌合させて組み立てる
対基板用コネクタとして使用される場合が多々ある。そ
の場合、雄ハウジング内に収容されている複数の雄端子
の基部を基板上の回路パターンに半田付けして接続して
いる。したがって、先述のように、雌雄ハウジングに中
心軸ずれや精度誤差があると、雌雄の端子同士の接点に
無理なストレスが作用する他、基板上に半田付けした雄
端子の基部の接続部にストレスがかかり、ときにはその
半田付け部が剥離などして、電子・電気回路としての信
頼性を損なうことがある。
【0004】従来、そうした不具合を解消するために、
雌ハウジングと雄ハウジングとの間にばね部材を介在さ
せたり、あるいは雌雄ハウジングの一部を互いに弾性撓
み部で連結し、それらを弾性変形させて雌雄ハウジング
間の中心軸ずれや精度誤差を吸収することで、組立の円
滑化を図った構造が多数提案されている。
【0005】図6は、特開平6−60953号公報に記
載のフローティングタイプの電気コネクタを示してお
り、雌ハウジングと雄ハウジングのいずれか一方側が固
定ブロック30、他方側が可動ブロック31となってい
て、それら固定と可動の両ブロック30,31の一部同
士を弾性撓みが可能な連結部32でつないでいる。それ
によって、固定ブロック30と可動ブロック31の間で
図でいう左右横方向のX軸方向への相対的な位置ずれを
吸収するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6におい
て、嵌合ずれ吸収タイプの電気コネクタとして代表的に
公報記載のものを示したが、この場合、嵌合ずれ吸収部
として設けた上記連結部32によって、横方向のX軸方
向への嵌合ずれだけを吸収するにとどまっている。つま
り、X軸方向に直交する縦方向のY軸方向への嵌合ずれ
は吸収できない。
【0007】また、図6に示すような弾性撓みによる連
結部32に代えて、雌雄ハウジング間に設けたばね部材
を弾性変形させて嵌合ずれを吸収する場合でも、やはり
特定の一方向への嵌合ずれしか吸収できない。しかも、
そうしたばね部材を保持するためにハウジングに特別な
ばね格納室や格納ケースを設ける必要があり、部品点数
が増加してコスト高となることはもとより、コネクタ全
体が大型化して重量増大を招きかつ複雑化するといった
問題点がある。
【0008】本発明の目的とする1つは、コネクタハウ
ジングの嵌合ずれ吸収を目的とする従来技術の全般的な
問題点に鑑み、雌雄ハウジングの中心軸ずれや精度誤差
による左右前後方向の嵌合ずれを有効に吸収できるよう
にした自動調心型の対基板用コネクタを提供することで
ある。
【0009】また、本発明の目的とする他の1つは、コ
ネクタハウジングにおける部品点数の削減と小型化によ
って、コスト低減および軽量化を実現できる自動調心型
の対基板用コネクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる請求項1に記載の自動調心型の対基
板用コネクタは、基板20に設けた取付孔21に雄ハウ
ジング2を嵌合させて固定し、その雄ハウジング2に対
して雌ハウジング4を嵌合させて組み立てる場合に、雄
ハウジング2に二列並びに収容された複数の雄端子3の
一列側の基部3aを前記基板20上の回路パターンに半
田付けしてなっているものであって、前記雄ハウジング
2は、矩形状に成形された筐体の一方向であるX軸方向
の両端に一体に、前記基板20の取付孔21の孔縁に弾
性スナップを利かして係合する一対の係止フック(12
a,12b)が設けられ、収容した前記雄端子3の他の
一列側の基部3bを前記X軸方向に直交する筐体のY軸
方向に弾性撓みが可能な形状にして前記基板20の取付
孔21の孔縁に係合させてなっており、また一方、前記
雌ハウジング4は、前記雄ハウジング2に嵌合される矩
形状の筐体に成形されてその内部に前記雄ハウジング2
側の二列並びの雄端子3に接触する同数列同数の雌端子
5を収容するとともに、その筐体の嵌合端側の縁端全周
に沿って面取りテーパ部(17a,17b)が設けられ
てなっていることを特徴とする。
【0011】以上の構成により、雄ハウジング2を基板
20の取付孔21に嵌合させて取り付けた後、その雄ハ
ウジング2に雌ハウジング4を嵌合させることにより、
基板20上に組み立てて回路パターンに電気的に導通さ
せる。その際、雄ハウジング2の中心軸C1と雌ハウジ
ング4の中心軸C2との間に精度誤差などがある場合、
雌ハウジング4側の面取りテーパ部(17a,17b)
における傾斜分力によって中心軸C1,C2を一致させ
る向心力が働き、一致方向へ案内されて雄ハウジング2
に雌ハウジング4が精度誤差ずれなどを修正しつつ嵌合
する。その嵌合力によって雄ハウジング2側の係止フッ
ク(12a,12b)が弾性で撓んでX軸方向の精度誤
差などによるずれを吸収したり、あるいは雄ハウジング
2側の雄端子3の基部3bが弾性屈曲してY軸方向の精
度誤差などによるずれを吸収する。
【0012】また、請求項2に記載の自動調心型の対基
板用コネクタは、前記雄ハウジング2は、筐体の角部四
個所のそれぞれから一体に筐体外方に張り出して前記基
板20の取付孔21周辺の上面に着座させる当て止めリ
ブ(13,14)を突設してなっていることを特徴とす
る。
【0013】以上の構成により、雄ハウジング2の角部
四個所に当て止めリブ(13,14)を設けたことで、
雄ハウジング2が基板20の取付孔21から抜けること
なく、基板面上にコネクタ全体が確実に固定される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる自動調心型
の対基板用コネクタの実施の形態について、図面を参照
して詳細に説明する。
【0015】図1および図2は、本例のコネクタ1の主
要部を構成する雌雄のハウジング2,4に対して雄端子
3および雌端子5を組み込む態様を示す分解斜視図と、
雌雄端子を組み込んだ後の雄ハウジング2をプリント配
線基板などの基板20に取り付けて,その雄ハウジング
2に雌ハウジング4を互いに嵌合して組み立てる態様を
示す分解斜視図である。
【0016】雄ハウジング2は、矩形状に成形された樹
脂製などの筐体であり、長手方向をX軸方向とした場合
に、その方向の筐体側板10の両端に一体に係止フック
12a,12bが設けられている。基板20は所定個所
に矩形状の取付孔21が設けてあり、その取付孔21に
雄ハウジング2を嵌合させて固定するようになってい
る。そうした固定時、上記一対の係止フック12a,1
2bを基板側取付孔21に弾性スナップを利かして落と
し込むことで孔縁に基板裏側から係合させ、クリック感
を伴ってワンタッチで雄ハウジング2を基板20に固定
できるようになっている。
【0017】また、かかる雄ハウジング2の筐体側板1
0の内部空洞11に複数の雄端子3が筐体長手方向へ、
つまりX軸方向へ二列縦隊で圧入して収容されている。
一列側の雄端子3の基部3aは基板20の取付孔21に
下方からくぐり抜けて基板上面に跨り、取付孔21の孔
縁に係合して基板上に形成された回路パターンに半田付
けされる。また、他の一列側の雄端子3にあっては、そ
の基部3bが上記X軸方向に直交するY軸方向へ弾性撓
みが可能な屈曲形状に成形されている。その端子基部3
bにあっても、基板20の取付孔21に下方からくぐり
抜けて基板上面に跨り、取付孔21の孔縁に係合して基
板上面に当接して着座できるようになっている。そうし
た二列縦隊の雄端子3の基部から上方へ延びる一端側は
タブ部3cとして、次に説明する雌ハウジング4に収容
の雌端子5に接触して電気的導通が図れるようになって
いる。
【0018】さらに、雄ハウジング2の筐体側板10に
おいては、筐体角部の四個所から外方に張り出して当て
止めリブ13,14が互いに直交して一体成形されてい
る。それら当て止めリブ13,14を基板20の取付孔
21周辺の上面に着座させることで、雄ハウジング2が
位置ずれして取付孔21に填り込んだり、抜けたりしな
いようにし、対基板用コネクタ1全体を基板20上にお
いて安定して固定している。
【0019】一方、雌ハウジング4は上記雄ハウジング
2内に嵌合可能な矩形状の樹脂製筐体であり、その筐体
側板15の内部は複数の端子嵌合孔16が升目状に設け
られ、各端子嵌合孔16に雌端子5が圧入して組み込ま
れてなっている。すなわち、雌端子5は上記雄端子3と
同数列の二列縦隊で同数が収容されている。そうした筐
体側板15の雄ハウジング2に嵌合させる側の四辺縁端
で、長手方向のX軸方向と、これに直交するY軸方向に
それぞれ対向一対ずつ面取りテーパ部17a,17bが
設けられている。
【0020】以上の構成により、本例の対基板用コネク
タ1にあっては、雌雄ハウジング2,4を互いに嵌合さ
せて組み立てる際、図4(a),(b)および図5
(a),(b)のように作用する。
【0021】予め、図1のように、雄ハウジング2には
複数の雄端子3が圧入して組み込まれ、雌ハウジング4
にも複数の雌端子5が圧入して組み込まれて、両ハウジ
ング2,4の嵌合による組み立てに備える。
【0022】次に、図2のように、雄端子3を収容保持
した状態の雄ハウジング2を基板20に取り付けて固定
する。その際、筐体側板10の両端の係止フック12
a,12bを基板20の取付孔21に弾性スナップを利
かして落とし込む。係止フック12a,12bはクリッ
ク感を伴ってワンタッチで取付孔21の孔縁に基板裏側
から係合し、雄ハウジング2を基板20に固定する。
【0023】図3に示すように、係止フック12a,1
2bの取付孔21への係合と同時に、雄端子3の一列側
の基部3aと他の一列側の基部3bは基板20の上面に
当接する。一列側の基部3aは基板20上の回路パター
ンに半田付けされ、コネクタ側との電気的導通を図る。
【0024】続いて、図4(a),(b)に示すよう
に、基板20上に固定した雄ハウジング2に対して雌ハ
ウジング4が嵌合して組み立てられる。雄ハウジング2
の中心軸Cに雌ハウジング4の中心軸Cを一致させ
るようにして嵌合させるが、双方のハウジング間にたと
えばX軸方向への中心軸ずれや成形精度の誤差などがあ
って心ずれ量Gが生じている場合がある。その場合、
雌ハウジング4に設けた面取りテーパ部17bが雄ハウ
ジング2の筐体側板10の上端に当たり、心ずれ量G
を修正するべく面取りテーパ部17bの傾斜分力で雌ハ
ウジング4が向心方向へ強制的に案内される。そのとき
雌ハウジング4に働く向心力は、図4(b)に示すよう
に、雄ハウジング2側の一対の係止フック12a,12
bのいずれか一方が、この場合係止フック12aが基板
20の取付孔21において屈曲することで吸収される。
すなわち、心ずれ量Gに見合う嵌合向心力だけ係止フ
ック12aが弾性で撓むことでX軸方向の嵌合ずれを吸
収する。
【0025】それに対して、図5(a),(b)は、上
記図4(a),(b)で示されたX軸方向に直交するY
軸方向への心ずれ量Gだけ、嵌合ずれを吸収して修正
しつつ雌雄ハウジング2,4が嵌合する態様を示してい
る。この場合、Y軸方向への心ずれ量Gによって雌ハ
ウジング4の面取りテーパ部17aが雄ハウジング2の
筐体側板10の上端に当接し、同様に面取りテーパ部1
7aの傾斜分力が働いて雌ハウジング4を向心方向へ強
制的に案内する。そのときの雌ハウジング4に働く向心
力は、図5(b)に示すように、雄ハウジング2側の一
列側の雄端子3の基部3bが弾性屈曲することで吸収さ
れる。すなわち、心ずれ量Gに見合う嵌合向心力だけ
雄ハウジング2側の雄端子3の基部3bが弾性屈曲する
ことでY軸方向の嵌合ずれを吸収する。
【0026】特に、図4(b)において、Y軸方向への
嵌合ずれを雄ハウジング2側の一列側の雄端子3の基部
3bが弾性屈曲して吸収することで、他の一列側の雄端
子3の基部3aを基板20上の回路パターンに半田付け
した接続部では、嵌合ずれによる無理なストレスを吸収
して緩和され、接続部としての信頼性を確保することが
できる。
【0027】以上から理解されるように、雄ハウジング
2側に設けた係止フック12a,12bの弾性撓みと雄
端子基部3bの弾性屈曲によって、併せて雌ハウジング
4側に設けた面取りテーパ部17a,17bで雌雄ハウ
ジング中心軸C1,C2を一致させる向心方向への強制
的な案内作用によって、XY両軸方向への嵌合ずれを吸
収することができる。それによって、雌雄ハウジング側
の雌雄端子3,5による接点が保護され、かつ基板上の
半田付けによる接続部が保護される。
【0028】かかる雌雄ハウジング間の嵌合ずれを、た
だ単に雄ハウジング2側に一対の係止フック12a,1
2bを一体成形して設け、また雄端子3の弾性屈曲を利
用するだけの構造で有効に修正できるので、従来構造の
ように、部品点数も増えず、コネクタハウジングの大型
化を避けてコンパクト化を実現することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる請
求項1に記載の自動調心型の対基板用コネクタは、雄ハ
ウジングを基板の取付孔に嵌合させて取り付けた後、そ
の雄ハウジングに雌ハウジングを嵌合させて、基板上に
組み立てて回路パターンに電気的に導通させるが、雌雄
ハウジング中心軸間に精度誤差などがある場合、雌ハウ
ジング側の面取りテーパ部における傾斜分力によって双
方の中心軸を一致させる向心力が働き、一致方向へ案内
されて雄ハウジングに雌ハウジングが精度誤差ずれなど
を修正しつつ嵌合し、その嵌合力によって雄ハウジング
側の係止フックが弾性で撓んでX軸方向の精度誤差など
によるずれを吸収したり、あるいは雄ハウジング2側の
雄端子の基部が弾性屈曲してY軸方向の精度誤差などに
よるずれを吸収するのに有効である。かかるずれ吸収機
能が部品点数を増すことなくコンパクトな構造で可能と
なる。
【0030】また、請求項2に記載の自動調心型の対基
板用コネクタは、雄ハウジングの角部四個所に当て止め
リブを設けたことで、雄ハウジングが基板の取付孔から
抜けることなく、基板面上にコネクタ全体を確実に固定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態の対基板用コネクタ
を示す端子組込前の状態を示す分解斜視図である。
【図2】同コネクタにおける端子組込後に雄ハウジング
を初めに基板に取り付ける態様を示す分解斜視図であ
る。
【図3】基板上に雄ハウジングを取り付けて固定した態
様を示す組立斜視図である。
【図4】同図(a),(b)は、基板上の雄ハウジング
に雌ハウジングを嵌合させる際のX軸方向への嵌合ずれ
を修正する前後の態様を示すそれぞれの側面断面図であ
る。
【図5】同図(a),(b)は、基板上の雄ハウジング
に雌ハウジングを嵌合させる際のY軸方向への嵌合ずれ
を修正する前後の態様を示すそれぞれの側面断面図であ
る。
【図6】従来例の自動調心型コネクタを示す側面断面図
である。
【符号の説明】
1 自動調心型の対基板用コネクタ 2 雄ハウジング 3 雄端子 3a 雄端子の半田付け基部 3b 雄端子のずれ吸収用基部 3c 雄端子のタブ部 4 雌ハウジング 5 雌端子 10 雄ハウジングの筐体側板 12a,12b 係止フック 13,14 当て止めリブ 15 雌ハウジングの筐体側板 17a,17b 面取りテーパ部 G X軸方向の心ずれ量 G Y軸方向の心ずれ量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に設けた取付孔に雄ハウジングを嵌
    合させて固定し、その雄ハウジングに対して雌ハウジン
    グを嵌合させて組み立てる場合に、雄ハウジングに二列
    並びに収容された複数の雄端子の一列側の基部を前記基
    板上の回路パターンに半田付けしてなっている対基板用
    コネクタであって、 前記雄ハウジングは、矩形状に成形された筐体の一方向
    であるX軸方向の両端に一体に、前記基板の取付孔の孔
    縁に弾性スナップを利かして係合する一対の係止フック
    が設けられ、収容した前記雄端子の他の一列側の基部を
    前記X軸方向に直交する筐体のY軸方向に弾性撓みが可
    能な形状にして前記基板の取付孔の孔縁に係合させてな
    っており、また一方、 前記雌ハウジングは、前記雄ハウジングに嵌合される矩
    形状の筐体に成形されてその内部に前記雄ハウジング側
    の二列並びの雄端子に接触する同数列同数の雌端子を収
    容するとともに、その筐体の嵌合端側の縁端全周に沿っ
    て面取りテーパ部が設けられてなっている、ことを特徴
    とする自動調心型の対基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記雄ハウジングは、筐体の角部四個所
    のそれぞれから一体に筐体外方に張り出して前記基板の
    取付孔周辺の上面に着座させる当て止めリブを突設して
    なっていることを特徴とする請求項1に記載の自動調心
    型の対基板用コネクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021156927A1 (ja) * 2020-02-04 2021-08-12 三菱電機株式会社 コネクタ、相手側コネクタ及び電気機器

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