JP2002093403A - バッテリー - Google Patents

バッテリー

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Publication number
JP2002093403A
JP2002093403A JP2000284263A JP2000284263A JP2002093403A JP 2002093403 A JP2002093403 A JP 2002093403A JP 2000284263 A JP2000284263 A JP 2000284263A JP 2000284263 A JP2000284263 A JP 2000284263A JP 2002093403 A JP2002093403 A JP 2002093403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
terminal
casing
impact force
battery terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000284263A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shingo
毅 新郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2000284263A priority Critical patent/JP2002093403A/ja
Publication of JP2002093403A publication Critical patent/JP2002093403A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーの端子は突起物であるから、それ
に人体が強くぶつかると怪我が大きくなる。また、自動
車に搭載されたバッテリーにおいても、端子突起物に対
する配慮が必要である。 【解決手段】 バッテリーケーシング4の一部に破断構
造部11を形成し、バッテリー端子2、3に大きな衝撃
力が作用したときに、破断構造部11が破断させられ
て、端子2、3がケーシング4内に陥没する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、端子に大きな衝
撃力が作用したとき、端子自体あるいは端子に結合され
ている接続金具をも退避させる形式のバッテリーに関し
ている。
【0002】
【従来の技術】自動車の安全対策として、乗員の安全性
を高めるものは、数多く採用されている。一方、歩行者
や自転車に乗っている人等の安全性を高めることも色々
と研究され、実用化されている。本発明は、後者の歩行
者等の安全性にかかるものである。
【0003】自動車の車体剛性は、乗員保護のために所
定の箇所の骨格部分を強化したり、そこにエネルギー吸
収性を付与することがおこなわれている。しかしなが
ら、交通事故で歩行者等が自動車にぶつかったときに
は、車体の外板部分に人体を強打することが多い。最も
ぶつかりやすい箇所は、エンジンフードである。このよ
うな箇所の安全対策として、エンジンフードの剛性を意
図的に低く設定し、そこに人体がぶつかったときには、
エンジンフードに塑性変形をさせて、人体が受ける衝撃
力を緩和している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エンジンフードが変形
しつつあるときに、フードの内面部分がバッテリーの端
子に当たると、フードの塑性変形が妨げられることにな
る。バッテリー端子は、一般に、エンジンフード内面に
接近した箇所に配置されていて、少々の力では変位しな
い強さを有している。また、バッテリーは質量が大きい
ので、それを支える構造には高い剛性が付与されてい
る。したがって、フードが変形してきたときに、この端
子にフードの内面部分が当たると、結果的には人体の受
ける衝撃力が著しく強大なものとなり、とくに、頭部が
このようなことになると、被害は一層大きくなってしま
う。
【0005】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明は、上
述のような問題点に注目して発案されたもので、バッテ
リー自体の構造に改良を施したものである。請求項1の
発明は、バッテリーケーシングの一部に破断構造部を形
成し、バッテリー端子に所定値以上の衝撃力が作用した
とき、破断構造部が破断させられて、バッテリー端子が
後退するように構成したことを特徴としている。
【0006】バッテリー端子に強大な衝撃力が作用する
と、破断構造部が破断して、端子自体が後退させられ
る。したがって、自動車用バッテリーのように、歩行者
の衝突時に影響を及ぼす恐れがある場合には、バッテリ
ー端子が後退することによって、怪我の度合いを軽くす
ることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、バ
ッテリー端子は自動車外板の内側近傍に配置されている
ことを特徴としている。
【0008】歩行者等が外板に衝突して外板が変形する
と、外板の内面はバッテリー端子に強く当たる。これに
よって、破断構造部が割れてバッテリー端子は後退し、
人体の受ける衝撃が緩和される。バッテリー端子は、い
わゆる突起物であるから、もしもこれが後退しなけれ
ば、人体に及ぼされる衝撃力は強大なものとなる。しか
し、バッテリー端子の後退によって、このような事態が
回避されるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施形態にしたがっ
て、本発明をくわしく説明する。図2はバッテリー1の
平面図であり、プラス端子2とマイナス端子3がバッテ
リーケーシング4の上板5にしっかりと固定されてい
る。図1は、プラス端子2の部分の縦断面図であり、プ
ラス端子2の基部6が上板5に一体にモールドされて、
端子固定がなされている。バッテリーケーシング4は合
成樹脂で成形されており、ポリプロピレンやポリエチレ
ン材料でつくられている。
【0010】板金製の接続金具7をプラス端子2に巻き
付けるようにして合致させ、固定ボルト8を締めつけて
しっかりと密着させてある。結線9が接続金具7にかし
め付けて接続してある。なお、図1の二点鎖線図示の部
品は、柔軟性のある合成樹脂で作られた端子カバーであ
り、符号10で示されている。なお、マイナス端子3の
側も、プラス端子2の側と同様な構造になっている。
【0011】バッテリーケーシング4の一部に破断構造
部が設置されている。破断構造部の機能は、バッテリー
端子に所定値以上の衝撃力が作用したとき、該構造部が
破断してバッテリー端子が後退させられるのである。そ
のための具体的な方法としては、いろいろな構造が採用
できるが、ここではリング状の溝11である。これは、
プラス端子2の周囲を包囲した状態で上板5の内面に成
形されている。溝11は、マイナス端子3の側において
も同じである。
【0012】いずれか、あるいは両方のバッテリー端子
2、3に大きな衝撃力が作用すると、溝11の部分が薄
肉になっているので、この箇所がリング状に割れてバッ
テリー端子2、3がケーシング4内に陥没する。
【0013】溝11の断面は、図示のように円弧型であ
るが、これをV字型にすることもできる。あるいは、図
2の二点鎖線図示のように四角く溝11を形成してもよ
い。さらに、破断構造部を上板5の表面側に形成するこ
ともできる。そして、破断構造部を上板5からケーシン
グ4の横側面にかけて形成してもよい。
【0014】図3の実施形態について説明する。これは
自動車に搭載したバッテリーの場合であり、同図は、自
動車の前から見た部分的な断面図である。外板12と内
板13が一体化され、内板13に固定した支持台14に
バッテリー1が載置されている。自動車の外板の一つで
あるエンジンフード15は、歩行者等がぶつかったとき
に二点鎖線図示のように変形をする。このような変形を
促すために、変形し易い薄い鋼板を用いたり、補強材を
最小限にしたりしている。エンジンフード15の内側近
傍にバッテリー端子2、3が位置するように、バッテリ
ー1の搭載箇所が選定されている。
【0015】歩行者の頭部16がエンジンフード15に
ぶつかると、エンジンフード15は二点鎖線図示のよう
に変形する。すると、フード15の裏面がバッテリー端
子2、3に強く当たるので、破断構造部が割れてバッテ
リー端子2、3がケーシング4内に後退する。
【0016】以上の説明においては、主としてバッテリ
ー端子の陥没に焦点をあてているが、さらに、バッテリ
ー端子に結合された接続金具7もバッテリー端子と一緒
にバッテリーケーシング内に陥没するようになってい
る。こうすることによって、接続金具7だけが残存し
て、車体外板の変形を妨げるようなことが回避できる。
接続金具7も確実に陥没させるためには、溝11の包囲
領域が接続金具7を収容できる大きさに設定されている
ことが望ましい。図2の四角い範囲をケーシング4の側
面部にまで拡大しておけば、確実である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、バッテリーケーシング
の一部に形成した破断構造部が破断されることによっ
て、バッテリー端子が後退するものであるから、突起状
の端子による人体の被害を最小化することができる。と
くに、自動車の外板の内側近傍にバッテリー端子が配置
されている場合であっても、バッテリー端子が後退でき
るから、外板に人体がぶつかってもバッテリー端子によ
る怪我の程度を最小化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す縦断面図である。
【図2】バッテリーの平面図である。
【図3】本発明のバッテリーが、自動車に搭載された状
態を示す簡略的な断正面図である。
【符号の説明】
4 バッテリケーシング 11 破断構造部 2、3 バッテリー端子 1 バッテリー 15 自動車の外板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーケーシングの一部に破断構造
    部を形成し、バッテリー端子に所定値以上の衝撃力が作
    用したとき、破断構造部が破断させられて、バッテリー
    端子が後退するように構成したことを特徴とするバッテ
    リー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、バッテリー端子は自
    動車外板の内側近傍に配置されていることを特徴とする
    バッテリー。
JP2000284263A 2000-09-19 2000-09-19 バッテリー Pending JP2002093403A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040021186A (ko) * 2002-09-03 2004-03-10 기아자동차주식회사 자동차 엔진룸의 충격흡수구조
JP2018530888A (ja) * 2016-02-12 2018-10-18 エルジー・ケム・リミテッド 統合型カートリッジ及びこれを含むバッテリーパック

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