JP2002092801A - 回転ドラム及びこれを用いたテープドライブ装置 - Google Patents

回転ドラム及びこれを用いたテープドライブ装置

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JP2002092801A
JP2002092801A JP2000278073A JP2000278073A JP2002092801A JP 2002092801 A JP2002092801 A JP 2002092801A JP 2000278073 A JP2000278073 A JP 2000278073A JP 2000278073 A JP2000278073 A JP 2000278073A JP 2002092801 A JP2002092801 A JP 2002092801A
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rotary
stator
rotary drum
tape
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JP2000278073A
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Hiroyuki Yasukochi
裕之 安河内
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/52Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
    • GPHYSICS
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    • G11B5/531Disposition of more than one recording or reproducing head on support rotating cyclically around an axis

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリートランスにおいて異なった伝送系
統間におけるクロストークを防止するとともに、ロータ
リートランスの取付精度を良好にする。 【解決手段】 軸21を固定し、モーター部32を有す
るローター23と、該ローターを挟んで軸方向に離間し
て配設するとともに上記ローターの固定軸に固定した複
数のステーター24、25と、上記ローターと各ステー
ターとの間に各別に設けたロータリートランス28、2
9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ドラム及びこ
れを用いたテープドライブ装置に関する。具体的には、
ロータリートランスにおいて異なった伝送系統間におけ
るクロストークを防止するとともに、ロータリートラン
スの取付精度を良好にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ヘッドの多チャンネル化に伴
い、複数組のロータリートランスを備えた回転ドラムが
ある。
【0003】例えば、特開平5−274603号の図5
には2組のロータリートランスを備えた回転ドラムが示
されている。
【0004】この回転ドラムは、下側ステーターに対し
て回転自在に支持された回転軸の上端部にローターを支
持し、上側ステーターは下側ステーターの外周部にネジ
止めされた支柱の先端部に片持ち状に支持されている。
【0005】かかる回転ドラムによれば、下側ステータ
ーとローターとの間の対向面に1組のロータリートラン
スと、上側ステーターとローターとの間の対向面に別の
1組のロータリートランスとを配置することができ、少
なくとも2組のロータリートランスを1つの回転ドラム
に配設することができる。
【0006】このような回転ドラムにあっては、ロータ
リートランスを2系統にすることができるので、例え
ば、再生系信号の伝送と記録系信号の伝送との間でのク
ロストークを防ぐことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記回転ド
ラムにあっては、上側ステーターを固定するために下側
ステーターに支持した支柱を必須の構成とするため、コ
スト高を招来するとともに、ロータリートランスの取付
精度が悪く、ロータリートランスとしての性能が低下す
るという問題がある。
【0008】すなわち、上記上側ステーターを支持する
ために支柱を必須構成とするため、その分部品点数が多
くなり、また、支柱の寸法精度を高めなければ上側ステ
ーターの取付精度は低下する。特に、上側ステーターは
支柱に対して片持ち状に支持されているため、取付面の
精度を上げなければ、ロータリートランスを構成するス
テーター側コイル板の取付精度が悪化する。ロータリー
トランスの対向するステーターコイル板とローターコイ
ル板との間(ギャップ)は数十μmのオーダーであるた
め、その寸法精度はきわめて良好にしなければならずコ
スト高になってしまう。
【0009】また、上述のようにロータリートランスの
対向するステーターコイル板とローターコイル板との間
の寸法は数十μmのオーダーであり、片持ち状に支持さ
れた上側ステーターの取付面の面積は小さく、しかも、
その支持はネジ止めされているため、ネジの締め付け具
合により対向するステーターコイル板とローターコイル
板との間の微小な間隔(ギャップ)は支柱に近い側と遠
い側とで異なってしまう。
【0010】そこで、本発明は、ロータリートランスに
おいて異なった伝送系統間におけるクロストークを防止
するとともに、ロータリートランスの取付精度を良好に
することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明回転ドラムは、上
記した課題を解決するために、軸を固定し、モーター部
を有するローターと、該ローターを挟んで軸方向に離間
して配設するとともに上記ローターの軸に固定した複数
のステーターと、上記ローターと各ステーターとの間に
各別に設けたロータリートランスとを備えたものであ
る。
【0012】また、本発明テープドライブ装置は、ロー
ターに磁気ヘッドを備え、磁気テープが所定の角度で巻
き付けられる回転ドラムと、テープカセットから磁気テ
ープを引き出すとともに、引き出した磁気テープを上記
回転ドラムに巻き付けて所定のテープパスを形成するガ
イドピンと、テープカセットのリールを支持するリール
台と、ピンチローラと協動して磁気テープを走行させる
キャプスタン軸とを備えたテープドライブ装置であっ
て、上記回転ドラムは、軸を固定しモーター部を有する
ローターと、該ローターを挟んで軸方向に離間して配設
するとともに上記ローターの軸に固定した複数のステー
ターと、上記ローターと各ステーターとの間に各別に設
けたロータリートランスとを有するものである。
【0013】従って、本発明回転ドラム及びこれを用い
たテープドライブ装置にあっては、1つの回転ドラムに
複数組のロータリートランスを軸方向に離間して搭載す
ることができ、異なった伝送系統の信号伝送系を分離し
て配設することができるため、クロストークを防止する
ことができる。
【0014】また、軸を固定し該軸にローターは回転自
在に、複数のステーターは固定的に支持したので、該軸
を基準にローター及びステーターを取り付けることがで
き、互いの取付精度を良好にすることができ、これによ
り、ロータリートランスの性能が劣化することがなく、
高性能なロータリートランスを提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明回転ドラム及びこ
れを用いたテープドライブ装置の詳細を添付図面に示し
た各実施の形態に従って説明する。
【0016】尚、各実施の形態で説明する回転ドラム及
びテープドライブ装置は、コンピューター用のデータ記
録装置として知られる磁気テープストリーマドライブ装
置に適用したものを示し、かかる磁気テープストリーマ
ドライブ装置は、情報をテープ状記録媒体に記録しなが
らその情報を再生して、情報の記録が正しく行われたか
否かをチェックすることができる機能、いわゆるRAW
(read after write)機能を備えるものであり、RAW
機能を実現するために、記録ヘッドと再生ヘッドとを有
し、記録ヘッドへの信号の伝送及び再生ヘッドからの信
号の伝送を行なうため、ロータリートランスには記録系
チャンネルと再生系チャンネルとを有する。
【0017】図1乃至図4は、このようなRAW機能を
実現するための回転ドラムの第1の実施の形態を示し、
図1はテープドライブ装置の概略平面図、図2は回転ド
ラムの縦断面図、図3は上側ステーターを外した状態を
示す回転ドラムの平面図、図4は各ヘッドの位置関係を
説明するためのローターの概略底面図である。
【0018】テープドライブ装置1は、回転ドラム2
と、テープカセット3から磁気テープ4を引き出すとと
もに、引き出した磁気テープ4を上記回転ドラム2に巻
き付けて所定のテープパスを形成するガイドピン5、
5、・・・と、テープカセット3のリール6、6を支持
するリール台7、7と、ピンチローラ8と協動して磁気
テープ4を走行させるキャプスタン軸9とを備える(図
1参照)。
【0019】テープドライブ装置1の回転ドラム2は、
シャーシ10に対して軸心がやや斜めに傾斜して配設さ
れ、そのカセット装着部にテープカセット3が装着され
るとガイドピン5、5により磁気テープ4が回転ドラム
2側に引き出され、回転ドラム2に巻き付けられるとと
もに、磁気テープ4がピンチローラ8とキャプスタン軸
9とに狭持されてテープパスが形成される(図1参
照)。
【0020】図1は、テープカセット3が当該テープド
ライブ装置1に装着されてテープパスが形成された状態
を概略的に示す。
【0021】テープパスが形成されると、回転ドラム2
が回転され、また、キャプスタン軸9が回転されて磁気
テープ3が一定速度で走行するようになっている。
【0022】上記回転ドラム2は、シャーシ10に立設
された固定軸21と該固定軸21に対してベアリング
(ダイレクトベアリング)22、22を介して回転自在
に支持されたローター23と、該ローター23を軸方向
に挟んで配置された上下のステーター24、25と、上
記ローター23に支持された磁気ヘッド26、26、2
7、27と、上記ローター23と上側ステーター24と
の間に配設された第1のロータリートランス28と、上
記ローター23と下側ステーター25との間に配設され
た第2のロータリートランス29とを備える(図2参
照)。
【0023】ローター23は、やや厚肉な円筒状のドラ
ム部30と該ドラム部30の中心孔30aに圧入された
ボス部31と上部に設けられたモーター部32と上記ド
ラム部30の下面外周縁部に周方向に等間隔に配設され
た磁気ヘッド26、26、27、27とから成る(図2
参照)。
【0024】ローター23のドラム部30の上面外周寄
り部分にはリング状のホルダー33がネジ34、34、
・・・によりネジ止めされており(図3参照)、該ホル
ダー33の内周側上面に上方及び内方を向いた段部が形
成されていて、該段部の上方を向いた面(以下、「貼着
面」という。)33aに第1のロータリートランス28
のローターコイル板28rが貼着されている(図2参
照)。
【0025】また、ローター23のボス部31の上下方
向の中央部には厚肉部31aが形成され、該厚肉部31
aの下面(以下、「貼着面」という。)31bに第2の
ロータリートランス29のローターコイル板29rが貼
着されている(図2参照)。
【0026】モーター部32はいわゆる扁平モーター
で、ローター23の上記ボス部31の上端部に固着され
た円盤状のヨーク板35と該ヨーク板35の外周部上面
に貼着された扁平なマグネット36と該マグネット36
に対向して所定の間隔を開けローター23のドラム部3
0の上部に支持されたバックヨーク37と、上記固定軸
21に圧入されたフランジ部38に設けられるとともに
上記マグネット36とバックヨーク37との間の空間に
配置されたコイル部39とから構成されている(図2参
照)。
【0027】磁気ヘッド26、26、27、27は、再
生ヘッド26、26が互いに180°ずれた位置に、ま
た、記録ヘッド27、27も互いに180°ずれた位置
にそれぞれ配設されており(図4参照)、また互いに1
80°ずれた位置に配設された同系統の磁気ヘッド、例
えば、再生ヘッド26と26、27と27はそれぞれア
ジマス角を異にしたものである。
【0028】また、各磁気ヘッド26、26、27、2
7はローター23のドラム部30を上方から貫通したネ
ジ孔に螺合されたいわゆるイモネジ40、40、・・・
により、磁気ヘッド26、26、27、27の高さ調整
ができるようになっている。そして、ローター23はそ
のボス部31が上記ダイレクトベアリング22、22を
介して固定軸21に回転自在に支持される(図2、図3
参照)。
【0029】上側ステーター24は上記ローター23の
外径より小さな外径をした円盤状のホルダー部41と該
ホルダー部41の中心部に一体に設けられたボス部42
とから成り、該ボス部42が上記固定軸21の上端部に
圧入されることにより、固定軸21に対して上側ステー
ター24が固定される(図2参照)。
【0030】また、上側ステーター24のホルダー部4
1の下面(以下、「貼着面」という。)41aには第1
のロータリートランス28のステーターコイル板28s
が貼着され、これにより、該ステーターコイル板28s
と上記ローターコイル板28rとが対向して配置され
て、第1のロータリトランス28を構成する(図2参
照)。
【0031】下側ステーター25は底部が厚肉な円筒状
でその外径が上記ローター23のドラム部30とほぼ同
じに形成されており、該下側ステーター25は上記シャ
ーシ10上に設けられ、該下側ステーター25の中心孔
25aに上記固定軸21が圧入されている(図2参
照)。
【0032】また、下側ステーター25の内部上面(以
下、「貼着面」という。)25bには第2のロータリー
トランス29のステーターコイル板29sが貼着されて
いて、これにより、該ステーターコイル板29sと上記
ローターコイル板29rとが対向して配置されて、第2
のロータリトランス29を構成する(図2参照)。
【0033】これにより、1本の固定軸21に上方から
上側ステーター24、ローター23、下側ステーター2
5の順に配置され、モーター部32の駆動によりロータ
ー23のみが回転するようになっている(図2参照)。
【0034】2つのロータリートランス28、29はと
もにいわゆる平面型ロータリートランスで、対向する2
つのステーターコイル板28s(29s)とローターコ
イル板28r(29r)とから成る。ステーターコイル
板28s(29s)及びローターコイル板28r(29
r)は、それぞれ円板状に形成されたコア43s、43
r、44s、44rと該コア43s、43r、44s、
44rの互いに対向した面に形成された複数の環状のコ
イル卷回溝内にそれぞれ設けられた巻線(図示は省略す
る。)とから成る。そして、これらステーターコイル板
28s(29s)とローターコイル板28r(29r)
とは微小な間隔(ギャップ)を隔てて平行に対向され、
対応する巻線同士が対向するようになっている(図2参
照)。なお、ステーターコイル板28s(29s)とロ
ーターコイル板28r(29r)との間のギャップは、
回転ドラム2の小型化、高性能化に伴い、数十μm(例
えば50μm)に形成される。
【0035】このようなステーターコイル板28s、2
9s、ローターコイル板28r、29rは上述のよう
に、各貼着面41a、25b、33a、31bに各別に
貼着されることになるが、これら貼着面41a、25
b、33a、31bは固定軸21を基準に精度良く形成
することができ、よって、これら貼着面41a、25
b、33a、31bに貼着されるステーターコイル板2
8s、29s、ローターコイル板28r、29rの取付
精度をきわめて良好にすることができる。
【0036】すなわち、貼着面41aは、上側ステータ
ー24のホルダー部41の下面であり、これは、上側ス
テーター24のボス部42の中心孔42aと直交する面
であり、当該上側ステーター24をワンチャックで固定
した状態で中心孔42a及び貼着面41aを加工するこ
とができ、きわめてその加工精度を良好にすることがで
きる。
【0037】貼着面25bは、下側ステーター25の内
部上面であり、これは、下側ステーター25の中心孔2
5aと直交する面であり、当該下側ステーター25をワ
ンチャックで固定した状態で中心孔25a及び貼着面2
5bを加工することができ、きわめてその加工精度を良
好にすることができる。
【0038】貼着面33aは、ローター23の上部にネ
ジ止めされるホルダー33の情報を向いて面で、ホルダ
ー33自体の寸法精度を良好にすることはきわめて容易
であり、これをローター23の上部にネジ止めすること
になるが、このネジ止めは複数のネジ34、34、・・
・によりかつ周方向に均等に締め付けることができ、従
来の技術で説明したような片持ち状のものでないため、
その取付精度が低下することもない。よって、この貼着
面33aの加工精度を良好にすることができる。
【0039】貼着面31bは、ローター23のボス部3
1の上下方向の中央部には厚肉部31aの下面で、これ
は、ローター24のボス部31の上記ダイレクトベアリ
ング22、22の圧入孔31cと直交する面であり、当
該ローター23をワンチャックで固定した状態で圧入孔
31c及び貼着面31bを加工することができ、きわめ
てその加工精度を良好にすることができる。
【0040】このように各貼着面41a、25b、33
a、31bは、きわめて精度良く加工することができ、
従って、これら貼着面41a、25b、33a、31b
に貼着されるステーターコイル板28s、29s、ロー
ターコイル板28r、29rの取付は高精度に為すこと
ができる。
【0041】しかして、各ロータリートランス28、2
9の各コイル板28rと28s、29rと29sの間隔
(ギャップ)を微少間隔にすることができ、これによ
り、ロータリートランス28、29の性能を向上させる
ことができる。
【0042】しかも、1つの回転ドラム2において2つ
のロータリートランス28、29を設けることができ、
少なくとも、2系統の信号伝送をクロストークなく行う
ことができ、多チャンネル化の実現に寄与する。
【0043】なお、上記第1のロータリートランス28
は再生信号の伝送用、第2のロータリートランス29は
記録信号の伝送及び電力(パワー)の伝送用のものとし
て利用できる。第2のロータリートランス29を、記録
信号の伝送及び電力(パワー)の伝送用の2系統にした
のは記録信号の方が再生信号に比較して出力が大きいた
め、電力電送との間で起きるクロストークの影響を受け
にくいからである。
【0044】また、この実施の形態のように少なくとも
2系統のロータリートランスを有する回転ドラムであり
ながら、平面型ロータリートランス28、29を採用す
ることができ、円筒型ロータリトランスに比較して、軸
方向の大きさの小型化を図ることができ、また、製造コ
ストを安価にすることができる。
【0045】図5は本発明回転ドラムの第2の実施の形
態を示し、上記第1の実施の形態と比較して相違する点
は、第2のロータリートランスの他に第3のロータリー
トランスが第2のロータリートランスの外側に設けられ
ている点のみであるので、他の部分については上記第1
の実施の形態にかかる回転ドラム2に付した符号と同様
のものを図面には要部のみを示し、また、その説明は上
記相違点についてのみ行い、他の部分については図面の
各部に前記第1の実施の形態に係る回転ドラムにおける
同様の部分に付した符号と同じ符号を付することにより
その説明を省略する。
【0046】回転ドラム2Aの第3のロータリートラン
ス45も、第1及び第2のロータリートランス28、2
9と同様に平面型ロータリートランスであり、リング状
のコア46s、46rに環状のコイル巻回溝が形成さ
れ、これらコイル巻回溝内に巻線(図示は省略する。)
が配設されて、ステーターコイル板45s、ローターコ
イル板45rが形成され、かかる第3のロータリートラ
ンス45は電力(パワー)の伝送用のものとして利用さ
れる(図5参照)。
【0047】かかる第3のロータリートランス45のコ
ア46s、46rは、第2のロータリートランス29の
コア44s、44rよりも一回り大きく形成され、か
つ、同一平面内に配置される(図5参照)。
【0048】すなわち、第2のロータリートランス29
のステーター側コア44sの貼着面25bの外側に更に
凹部が形成され該凹部の底面25cが第3のロータリー
トランス45のステーター側コア46sの貼着面となっ
ており、また、第2のロータリートランス29のロータ
ー側コア44rの貼着面31bの外側に更に段部が形成
され該段部の底面31dが第3のロータリートランス4
5のローター側コア46rの貼着面となっている(図5
参照)。
【0049】これら貼着面25c、31dは、第2のロ
ータリートランス29のコア44s、44rのそれぞれ
の貼着面25b、31bと同様に加工精度を良好にする
ことができ、従って、ステーターコイル板45s、ロー
ターコイル板45rの取付精度を良好にすることができ
る。
【0050】また、このような第3のロータリートラン
ス45を別個に設けることにより、他の信号伝送系統と
分離できるため、異なった伝送系統間におけるクロスト
ークをほとんど防止することができる。
【0051】さらに、各コア46s、46rは上記第1
及び第2のロータリートランス28、29にかかる各コ
ア43s、43r、44s、44rと材質が異なってい
る。すなわち、第1及び第2のロータリートランス2
8、29は再生信号、記録信号の比較的高周波数(数十
MHz)の伝送に利用されるのに対して、第3のロータ
リートランス45は電力の供給用に用いられるものであ
る比較的低周波数(100Hz)の伝送に用いられる。
このため、コア43s、43r、44s、44r、46
s、46rは通常フェライトの焼結で作られるが、この
内容物の割合を適宜調整することにより透磁率を変化さ
せることができ、伝送する信号の周波数に対する最適化
を図ることができる。
【0052】図6は本発明回転ドラムの第3の実施の形
態を示し、上記第2の実施の形態と比較して相違する点
は、第3のロータリートランスが平面型から円筒型に変
更されている点のみであるので、他の部分については上
記第1の実施の形態にかかる回転ドラム2Aに付した符
号と同様のものを図面には要部のみを示し、また、その
説明は上記相違点についてのみ行い、他の部分について
は図面の各部に前記第1の実施の形態に係る回転ドラム
における同様の部分に付した符号と同じ符号を付するこ
とによりその説明を省略する。
【0053】回転ドラム2Bの第3のロータリートラン
ス47は、円筒型ロータリートランスであり、円筒状の
ステーター側コア48sと該ステーター側コア48sよ
りも一回り小さな円筒状のローター側コア48rを有
し、ステーター側コア48sの内周面に環状のコイル巻
回溝が、また、ローター側コア48rの外周面に環状の
コイル巻回溝がそれぞれ形成され、これらコイル巻回溝
内に巻線(図示は省略する。)が配設されて、ステータ
ーコイル筒47s、ローターコイル筒47rが形成さ
れ、かかる第3のロータリートランス47は電力(パワ
ー)の伝送用のものとして利用される(図6参照)。
【0054】ステーター側コア48sは下側ステーター
25の周壁の内周面(以下、「貼着面」という。)25
dに、ローター側コア48rは第2のロータリートラン
ス29のローター側コア44rの貼着面31bの外側に
更に段部が形成され該段部の底面31dにそれぞれ貼着
されている(図6参照)。
【0055】そして、これら貼着面25d、31dは、
第2のロータリートランス29の各コア44s、44r
の貼着面25b、31bと同様に加工精度を良好にする
ことができ、従って、ステーターコイル筒47s、ロー
ターコイル筒47rの取付精度を良好にすることができ
る。
【0056】また、このような第3のロータリートラン
ス47を別個に設けることにより、他の信号伝送系統と
分離できるため、異なった伝送系統間におけるクロスト
ークをほとんど防止することができる。
【0057】さらに、この第3のロータリートランス4
7は円筒型であるため、多チャンネル化を図っても回転
ドラム2Bの径が大きくなることはない。
【0058】これは、近年、再生ヘッドにいわゆるMR
ヘッド(磁気抵抗型薄膜ヘッド)が採用されつつあり、
かかるMRヘッドには電力の供給が必須であるため、電
力(パワー)の伝送の多チャンネル化が必要となること
が予想され、かかる場合、回転ドラム2Bの径を大きく
することなく、電力の供給を図ることができる。
【0059】図7は本発明回転ドラムの第4の実施の形
態を示し、上記第1の実施の形態と比較して相違する点
は、ローターが上側ステーター内に隠れ、磁気ヘッドの
みが上側ステーターと下側ステーターとの間の間隙から
外部に露出されている、いわゆるプロペラ型の回転ドラ
ムである点である。
【0060】従って、第1の実施の形態にかかる回転ド
ラム2と相違する点について主に説明し、他の部分につ
いては図面の各部に前記第1の実施の形態に係る回転ド
ラムにおける同様の部分に付した符号と同じ符号を付す
ることによりその説明を省略する。
【0061】回転ドラム2Cの上側ステーター24C
は、上面が閉塞され下面が開口された円筒状に形成され
ており、その外径は下側ステーター25の外径と同じに
形成されている(図7参照)。
【0062】ローター23Cはそのドラム部30Aの外
径が上記上側ステーター24Cの内径よりやや小さく、
該ドラム部30Aが上側ステーター24Cの内側に配置
され、また、ドラム部30Aの下面外周縁部に周方向に
等間隔に磁気ヘッド26、26、27、27が配設され
ている(図7参照)。
【0063】このような第3の実施の形態にかかる回転
ドラム2Cにあっては、その外周面において磁気ヘッド
26、26、27、27のみ回転するため、磁気テープ
との間に形成されるエアフィルムを薄くすることがで
き、記録密度の高密度化(記録波長の短波長化)に貢献
することができる。
【0064】図8は本発明回転ドラムの第5の実施の形
態を示し、上記第1の実施の形態と比較して相違する点
は、第1のロータリートランスの径が大きい点である。
【0065】従って、第1の実施の形態にかかる回転ド
ラム2と相違する点について主に説明し、他の部分につ
いては図面の各部に前記第1の実施の形態に係る回転ド
ラムにおける同様の部分に付した符号と同じ符号を付す
ることによりその説明を省略する。
【0066】回転ドラム2Dのローター23Dの上部に
は該ローター23Dよりも径が大きなリング状のホルダ
ー33Dが取着され、該ホルダー33Dには第1のロー
タリートランス28Dのローターコイル板28Drが貼
着されている(図8参照)。
【0067】上側ステーター24Dは、上記ローター2
3Dに取着された上記ホルダー33Dとほぼ同じ外径を
したホルダー部41Dを有し、該ホルダー部41Dの下
面に第1のロータリートランス28Dのステーターコイ
ル板28Dsが貼着されている(図8参照)。
【0068】このように磁気テープ4が巻き付けられる
回転ドラム2Dよりも外径が大きなロータリートランス
28Dを設けた第5の実施の形態にかかる回転ドラム2
Dにあっては、ロータリートランスの対向面積が大きく
なった分、多チャンネル化に寄与するとともに、異なっ
た伝送系統間におけるクロストークを防止することがで
きる。
【0069】図9乃至図13は、本発明にかかる回転ド
ラムのバリエーションを縦断面として示す模式図であ
る。
【0070】図9に示す回転ドラム2Eにあっては、上
側ステーター24Eとローター23Eとの間及び下側ス
テーター25Eとローター23Eとの間に平面状の対向
空間(図中、太線で示す。以下同じ。)がそれぞれ形成
され、これら対向空間に複数組のロータリートランスを
配設することができる。
【0071】図10に示す回転ドラム2Fにあっては、
上側ステーター24Fとローター23Fとの間及び下側
ステーター25Fとローター23Fとの間に平面状の対
向空間が、並びに上側ステーター24Fの内周面とロー
ター23Fの外周面との間に円筒状の対向空間がそれぞ
れ形成され、これら対向空間に複数組のロータリートラ
ンスを配設することができる。
【0072】図11に示す回転ドラム2Gにあっては、
上側ステーター24Gとローター23Gとの間及び下側
ステーター25Gとローター23Gとの間に平面状の対
向空間が、並びに下側ステーター25Gの内周面とロー
ター23Gの外周面との間に円筒状の対向空間がそれぞ
れ形成され、これら対向空間に複数組のロータリートラ
ンスを配設することができる。
【0073】図12に示す回転ドラム2Hにあっては、
上側ステーター24Hとローター23Hとの間及び下側
ステーター25Hとローター23Hとの間に平面状の対
向空間が、並びに上側ステーター24Hの内周面とロー
ター23Hの外周面との間及び下側ステーター25Hの
内周面とローター23Hの外周面との間に円筒状の対向
空間がそれぞれ形成され、これら対向空間に複数組のロ
ータリートランスを配設することができる。
【0074】図13に示す回転ドラム2Iにあっては、
上側ステーター24Iとローター23Iとの間及び下側
ステーター25Iとローター23Iとの間に平面状の対
向空間が、並びに下側ステーター25Iに形成された内
側筒部49の内外周面とローター23Iに形成された筒
部50の内外周面との間に円筒状の対向空間がそれぞれ
形成され、これら対向空間に複数組のロータリートラン
スを配設することができる。
【0075】尚、上記各実施の形態においては、再生ヘ
ッドと記録ヘッドとを備えた回転ドラムについて説明し
たが、本発明はこれに限らず、再生ヘッドのみを備えた
回転ヘッドにも適用することもできる。
【0076】また、本発明はコンピューター用のデータ
記録装置として知られる磁気テープストリーマドライブ
装置に限られず、磁気テープヘ情報を記録しながら記録
された情報のチェックを行なう機能(RAW機能)を備
えたものに好適であるが、RAW機能を有しないテープ
ドライブ装置一般に広く適用することができることは勿
論である。
【0077】さらに、前記した各実施の形態において示
した各部の具体的な形状乃至構造は、本発明を実施する
に当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されることがあってはならないものである。
【0078】
【発明の効果】以上に記載したとおり、本発明回転ドラ
ムは、軸が固定され、モーター部を有するローターと、
該ローターを挟んで軸方向に離間して配設されていると
ともに上記ローターの軸に固定された複数のステーター
と、上記ローターと各ステーターとの間に各別に設けら
れたロータリートランスとを備えたことを特徴とする。
【0079】また、本発明テープドライブ装置は、ロー
ターに磁気ヘッドを備え、磁気テープが所定の角度で巻
き付けられる回転ドラムと、テープカセットから磁気テ
ープを引き出すとともに、引き出した磁気テープを上記
回転ドラムに巻き付けて所定のテープパスを形成するガ
イドピンと、テープカセットのリールを支持するリール
台と、ピンチローラと協動して磁気テープを走行させる
キャプスタン軸とを備えたテープドライブ装置であっ
て、上記回転ドラムは、軸が固定されモーター部を有す
るローターと、該ローターを挟んで軸方向に離間して配
設されているとともに上記ローターの軸に固定された複
数のステーターと、上記ローターと各ステーターとの間
に各別に設けられたロータリートランスとを有すること
を特徴とする。
【0080】従って、本発明回転ドラム及びこれを用い
たテープドライブ装置にあっては、1つの回転ドラムに
複数組のロータリートランスを軸方向に離間して搭載す
ることができ、異なった伝送系統の信号伝送系を分離し
て配設することができるため、クロストークを防止する
ことができる。
【0081】また、軸を固定し該軸にローターは回転自
在に、複数のステーターは固定的に支持したので、該軸
を基準にローター及びステーターを取り付けることがで
き、互いの取付精度を良好にすることができ、これによ
り、ロータリートランスの性能が劣化することがなく、
高性能なロータリートランスを提供することができる。
【0082】請求項2記載した発明は、複数系統のロー
タリトランスを平面型にしたので、筒状型のロータリー
トランスと比較して、製造コストを安価にすることでき
る。
【0083】請求項3に記載した発明は、記録信号の伝
送系のロータリートランスと再生信号の伝送系のロータ
リートランスとを別組に分離したので、記録系と再生系
との信号のクロストークを防止することができ、特に、
データストリーマー用の回転ドラムにおいてはRAW
(read after write)機能を容易に実現することでき
る。
【0084】請求項4に記載した発明は、少なくとも1
組のロータリトランスをローターの外径よりも大きくし
たので、ロータリートランスの対向する面をローターの
外径の割に大きなものを採用することができ、その分、
各伝送系統間におけるクロストークを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4とともに本発明の第1の実施の形
態を示すもので、本図はテープドライブ装置の概略平面
図である。
【図2】回転ドラムの概略縦断面図である。
【図3】上側ステーターを外した状態を示す回転ドラム
の平面図である。
【図4】各ヘッドの位置関係を説明するためのローター
の概略底面図である。
【図5】第2の実施の形態を示し、回転ドラムの概略縦
断面図である。
【図6】第3の実施の形態を示し、回転ドラムの概略縦
断面図である。
【図7】第4の実施の形態を示し、回転ドラムの概略縦
断面図である。
【図8】第5の実施の形態を示し、回転ドラムの概略縦
断面図である。
【図9】図10乃至図13とともに、本発明にかかる回
転ドラムのバリエーションを示す概略縦断面図であり、
本図は第1のバリエーションにかかるものを示す。
【図10】第2のバリエーションにかかるものを示す。
【図11】第3のバリエーションにかかるものを示す。
【図12】第4のバリエーションにかかるものを示す。
【図13】第5のバリエーションにかかるものを示す。
【符号の説明】
1…テープドライブ装置、2…回転ドラム、3…テープ
カセット、4…磁気テープ、5…ガイドピン、6…リー
ル、7…リール台、8…ンチローラ、9…キャプスタン
軸、21…固定軸、23…ローター、24…上側ステー
ター、25…下側ステーター、26…磁気ヘッド、27
…磁気ヘッド、28…第1のロータリトランス、29…
第2のロータリトランス、32…モーター部、2A…回
転ドラム、45…第3のロータリートランス、2B…回
転ドラム、47…第3のロータリートランス、2C…回
転ドラム、23C…ローター、24C…上側ステータ
ー、2D…回転ドラム、23D…ローター、2E…回転
ドラム、23E…ローター、24E…上側ステーター、
25E…下側ステーター、2F…回転ドラム、23F…
ローター、24F…上側ステーター、25F…下側ステ
ーター、2G…回転ドラム、23G…ローター、24G
…上側ステーター、25G…下側ステーター、2H…回
転ドラム、23H…ローター、24H…上側ステータ
ー、25H…下側ステーター、2I…回転ドラム、23
I…ローター、24I…上側ステーター、25I…下側
ステーター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸が固定され、モーター部を有するロー
    ターと、 該ローターを挟んで軸方向に離間して配設されていると
    ともに上記ローターの軸に固定された複数のステーター
    と、 上記ローターと各ステーターとの間に各別に設けられた
    ロータリートランスとを備えたことを特徴とする回転ド
    ラム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した回転ドラムであっ
    て、 複数系統のロータリトランスが平面型であることを特徴
    とする回転ドラム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した回転ドラムであっ
    て、 記録信号の伝送系と再生信号の伝送系とを別組のロータ
    リトランスに分離したことを特徴とする回転ドラム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した回転ドラムであっ
    て、 少なくとも1組のロータリトランスをローターの外径よ
    りも大きくしたことを特徴とする回転ドラム。
  5. 【請求項5】 ローターに磁気ヘッドを備え、磁気テー
    プが所定の角度で巻き付けられる回転ドラムと、テープ
    カセットから磁気テープを引き出すとともに、引き出し
    た磁気テープを上記回転ドラムに巻き付けて所定のテー
    プパスを形成するガイドピンと、テープカセットのリー
    ルを支持するリール台と、ピンチローラと協動して磁気
    テープを走行させるキャプスタン軸とを備えたテープド
    ライブ装置であって、 上記回転ドラムは、軸が固定されモーター部を有するロ
    ーターと、該ローターを挟んで軸方向に離間して配設さ
    れているとともに上記ローターの軸に固定された複数の
    ステーターと、上記ローターと各ステーターとの間に各
    別に設けられたロータリートランスとを有することを特
    徴とするテープドライブ装置。
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