JP2002092790A - 通知装置、通知方法および記録媒体 - Google Patents

通知装置、通知方法および記録媒体

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JP2002092790A
JP2002092790A JP2000281925A JP2000281925A JP2002092790A JP 2002092790 A JP2002092790 A JP 2002092790A JP 2000281925 A JP2000281925 A JP 2000281925A JP 2000281925 A JP2000281925 A JP 2000281925A JP 2002092790 A JP2002092790 A JP 2002092790A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の目標地点と予め登録された登録地点と
が一致したとき、登録地点で事件または事故が発生した
ことをユーザに通知可能な通知装置、通知方法および記
録媒体を提供すること。 【解決手段】 緊急車両が向かっている目標地点を表す
目標点情報Aを取得する取得部1と、通知装置の所有者
が予め登録した登録地点を表す登録点情報Bを記憶する
記憶部2と、取得部1が取得した目標点情報Aと記憶部
2に記憶されている登録点情報Bとが一致するかを照合
する照合部3と、照合部3における照合結果を当該通信
装置の所有者に通知する通知部4とを備えて構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通知装置、通知方法
および該方法を実行させるためのプログラムを記録した
記録媒体に係り、特に、緊急車両が向かっている目標地
点が自分に関するものであるかを判断して、その結果を
通知する通知装置、通知方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】緊急車両の位置情報を利用した従来の技
術が、以下の公報に記載されている。まず、特開平6−
259694号公報には、緊急車両の位置情報を確認で
き、高い安全性の実現を目的とした緊急車両位置情報表
示装置が記載されている。また、特開平11−1438
8号公報には、緊急車両の現在地および目的地を通知・
取得して緊急車両の走行予定経路を予測し、緊急車両の
走行をより効果的に支援することを目的とした緊急車両
報知システムが記載されている。また、特開平11−3
28563号公報には、車両緊急通報システムの緊急セ
ンタ等において、事故車両の位置に基づいて所轄の消防
署などの緊急通報先を検索し、事故が発生した場合に救
援を早急に行うことを目的とした通報先検索装置および
その方法が記載されている。
【0003】また、特開平11−250383号公報に
は、事故発生時にセンタから緊急車両が手配されるサー
ビスを提供するシステムにおいて、会費を必要とするこ
とを前提に、車両装置および無線回線を介して会員の契
約期限を管理したり会員に各種情報を提供する会員管理
方法および情報収集提供システムが記載されている。さ
らに、早急な救援を求めるために、利用者が専用の端末
装置を起動することによってセンタから緊急車両が手配
されるシステムが知られているが、特開昭63−164
751号公報や特開平7−15541号公報等には、家
族・知人などの人間やセンタに通報し、その人間やセン
タから消防署などの通報先に通報する装置および方法が
記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、以下に掲げる問題があり、その改善
が要望されていた。例えば、緊急車両のサイレンを聞く
と、それが自宅や、家族が自宅以外で生活している学
校、勤務先等で家族に何かあったのではという心配にか
られることが多い。家族に万が一のことがあった場合、
その知らせを早く受けたいことは勿論のこと、知らせを
受けるだけでなく、早く家族の元に駆けつけたいと思う
のが通常である。しかしながら、家族に万が一のことが
発生する可能性は低く、火事や事故等が家族のもとに発
生した可能性のみを通知するサービスは成立し難い。
【0005】また、従来の緊急事態を検出して家族知人
に通報する通報装置は、緊急事態の発生態様によっては
出動要請ができない場合もあった。
【0006】また、緊急車両の走行をより効果的に支援
したり、事故が発生したとき早急に救援を行うことはで
きるが、自宅や自分の家族に発生した状況を確認するこ
とはできず、さらに、ユーザが所望の地点における事故
発生の有無を確認するために用いることはできないとい
う問題点があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、車両の目標地点と予め登録された登
録地点とが一致したとき、登録地点で事件または事故が
発生したことをユーザに通知可能な通知装置、通知方法
および記録媒体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る通知装置は、車両が向かっ
ている目標地点を特定可能な目標点情報を取得する取得
手段と、所望の地点を特定可能な登録点情報を予め記憶
する記憶手段と、前記取得手段で取得された目標点情報
と前記記憶手段に記憶されている登録点情報とを照合し
て、これらの情報の一致を判別する照合手段と、前記照
合手段で照合した照合結果を通知する通知手段とを備え
たものである。
【0009】また、請求項2に係る通知装置は、請求項
1に記載の通知装置において、前記通知手段は、前記目
標点情報と前記登録点情報とが一致したときに照合結果
を通知するものである。
【0010】また、請求項3に係る通知装置は、請求項
1または2に記載の通知装置において、前記通知手段
は、前記目標点情報と一致した登録点情報を照合結果と
共に通知するものである。
【0011】また、請求項4に係る通知装置は、請求項
1、2または3に記載の通知装置において、前記目標点
情報と前記登録点情報とが一致したとき、所定先に課金
する課金手段を備えたものである。
【0012】また、請求項5に係る通知装置は、請求項
1、2、3または4に記載の通知装置において、前記照
合手段で照合する目標点情報および登録点情報の種類が
それぞれ異なるとき、前記目標点情報または前記登録点
情報の種類を変換する変換手段を備えたものである。
【0013】また、請求項6に係る通知装置は、請求項
5に記載の通知装置において、前記目標点情報および前
記登録点情報の少なくとも一方が所定地点の位置を表す
位置情報であるとき、前記変換手段は、所定地点を表す
位置情報と前記所定地点の住所を表す住所情報との対応
関係を用いて、前記位置情報を住所情報に変換するもの
である。
【0014】また、請求項7に係る通知装置は、請求項
1、2、3、4、5または6に記載の通知装置におい
て、前記照合手段は、前記取得手段で取得された目標点
情報の表す目標地点が前記記憶手段に記憶されている登
録点情報の表す登録地点を中心とした所定範囲内にある
かを判別するものである。
【0015】また、請求項8に係る通知装置は、請求項
7に記載の通知装置において、前記通知手段は、前記目
標点情報と前記登録点情報とが一致したとき、および、
前記目標地点が前記登録地点の所定範囲内にあるとき、
それぞれ異なる方式で通知するものである。
【0016】また、請求項9に係る通知装置は、請求項
1、2、3、4、5または6に記載の通知装置におい
て、前記照合手段は、前記取得手段で取得された目標点
情報と前記記憶手段に記憶されている登録点情報とを照
合した結果に基づいて、少なくとも1つの位置情報また
は住所情報を含む地図作成命令を生成し、前記記憶手段
は、地図を表示するための地図情報を記憶する地図情報
記憶手段を有し、前記照合手段で生成された地図作成命
令に含まれている位置情報または住所情報が示す位置を
全て含む領域の地図情報を前記地図情報記憶手段から取
り出して、前記位置情報または前記住所情報が示す位置
を印として表した地図情報を作成する地図作成手段を備
え、前記通知手段は、前記地図作成手段が作成した地図
情報を表示するものである。
【0017】また、請求項10に係る通知装置は、請求
項9に記載の通知装置において、前記照合手段は、前記
目標点情報と一致する登録点情報を位置情報として地図
作成命令を生成し、前記目標点情報と一致する登録点情
報がない場合は、前記目標点情報および前記記憶手段に
登録されている登録点情報を位置情報として地図作成命
令を生成するものである。
【0018】また、請求項11に係る通知装置は、請求
項9または10に記載の通知装置において、前記照合手
段で生成された地図作成命令に含まれている住所情報が
前記地図情報に含まれている住所情報よりも粗い場合、
前記地図作成手段は、前記地図作成命令の住所情報と一
部でも一致する住所情報の地図情報を取り出すものであ
る。
【0019】また、請求項12に係る通知装置は、請求
項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または1
1に記載の通知装置において、前記取得手段は、車両が
向かっている目標地点を特定可能な目標点情報に続い
て、第2の目標地点を特定可能な第2の目標点情報を取
得し、前記照合手段による照合の結果、前記目標点情報
が前記記憶手段に記憶されている登録点情報と一致した
とき、前記通知手段は、前記第2の目標点情報を通知す
るものである。
【0020】また、請求項13に係る通知装置は、請求
項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11ま
たは12に記載の通知装置において、当該通知装置の現
在位置を検出する現在位置検出手段と、前記現在位置検
出手段が検出した現在位置から前記目標地点または前記
第2の目標地点までの経路を探索する経路探索手段と、
を備え、前記通知手段は、前記経路探索手段が探索した
経路を通知するものである。
【0021】また、請求項14に係る通知装置は、請求
項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、
12または13に記載の通知装置において、前記記憶手
段は、前記通知手段が通知を行う通知先を表す通知先情
報を前記登録点情報に対応付けて記憶し、前記通知手段
は、前記照合手段によって前記目標点情報と一致した登
録点情報、または登録地点を中心とした所定範囲内に前
記目標点情報の表す目標地点がある登録点情報に対応す
る、通知先情報が表す通知先に通知するものである。
【0022】また、請求項15に係る通知装置は、請求
項4、5、6、7、8、9、10、11、12、13ま
たは14に記載の通知装置において、前記記憶手段は、
前記課金手段が課金を行う先を表す課金先情報を前記登
録点情報に対応付けて記憶し、前記課金手段は、前記照
合手段によって前記目標点情報一致した登録点情報、ま
たは登録地点を中心とした所定範囲内に前記目標点情報
の表す目標地点がある登録点情報に対応する、課金先情
報が表す課金先に課金するものである。
【0023】また、請求項16に係る通知装置は、請求
項14または15に記載の通知装置において、前記登録
点情報、前記通知先情報または前記課金先情報を参照し
たり、前記記録手段から削除したり、前記記録手段に追
加するための登録手段を備えたものである。
【0024】また、請求項17に係る通知装置は、請求
項1、2、3、4、5、6、12、13、14、15ま
たは16に記載の通知装置において、前記記憶手段は、
前記目標点情報と前記登録点情報との照合の際に、照合
の範囲を決定する照合度合情報を記憶し、前記照合手段
は、前記照合度合情報に基づいて前記目標点情報と前記
登録点情報とを照合し、前記通知手段は、前記照合度合
情報に応じて異なる方式で通知するものである。
【0025】また、請求項18に係る通知方法は、所望
の地点を特定可能な登録点情報を予め記憶する記憶手段
を備えた通知装置を用いた通知方法であって、車両が向
かっている目標地点を特定可能な目標点情報を取得する
取得ステップと、前記取得ステップで取得された目標点
情報と前記記憶手段に記憶されている登録点情報とを照
合して、これらの情報の一致を判別する照合ステップ
と、前記照合ステップで照合した照合結果を通知する通
知ステップとを有している。
【0026】また、請求項19に係る通知方法は、請求
項18に記載の通知方法において、前記通知ステップ
は、前記目標点情報と前記登録点情報とが一致したとき
に照合結果を通知している。
【0027】また、請求項20に係る通知方法は、請求
項18または19に記載の通知方法において、前記通知
ステップは、前記目標点情報と一致した登録点情報を照
合結果と共に通知している。
【0028】また、請求項21に係る通知方法は、請求
項18、19または20に記載の通知方法において、前
記目標点情報と前記登録点情報とが一致したとき、所定
先に課金する課金ステップを有している。
【0029】また、請求項22に係る通知方法は、請求
項18、19、20または21に記載の通知方法におい
て、前記照合ステップで照合する目標点情報および登録
点情報の種類がそれぞれ異なるとき、前記目標点情報ま
たは前記登録点情報の種類を変換する変換ステップを有
している。
【0030】また、請求項23に係る通知方法は、請求
項22に記載の通知方法において、前記目標点情報およ
び前記登録点情報の少なくとも一方が所定地点の位置を
表す位置情報であるとき、前記変換ステップは、所定地
点を表す位置情報と前記所定地点の住所を表す住所情報
との対応関係を用いて、前記位置情報を住所情報に変換
している。
【0031】また、請求項24に係る通知方法は、請求
項18、19、20、21、22または23に記載の通
知方法において、前記照合ステップは、前記取得ステッ
プで取得された目標点情報の表す目標地点が前記記憶手
段に記憶されている登録点情報の表す登録地点を中心と
した所定範囲内にあるかを判別している。
【0032】また、請求項25に係る通知方法は、請求
項24に記載の通知方法において、前記通知ステップ
は、前記目標点情報と前記登録点情報とが一致したと
き、および、前記目標地点が前記登録地点の所定範囲内
にあるとき、それぞれ異なる方式で通知している。
【0033】また、請求項26に係る通知方法は、請求
項18、19、20、21、22または23に記載の通
知方法において、前記記憶手段は、地図を表示するため
の地図情報を記憶する地図情報記憶手段を有し、前記照
合ステップは、前記取得ステップで取得された目標点情
報と前記記憶手段に記憶されている登録点情報とを照合
した結果に基づいて、少なくとも1つの位置情報または
住所情報を含む地図作成命令を生成する地図作成命令生
成ステップを有し、前記地図作成命令生成ステップで生
成された地図作成命令に含まれている位置情報または住
所情報が示す位置を全て含む領域の地図情報を前記地図
情報記憶手段から取り出して、前記位置情報または前記
住所情報が示す位置を印として表した地図情報を作成す
る地図作成ステップを備え、前記通知ステップは、前記
地図作成ステップが作成した地図情報を表示している。
【0034】また、請求項27に係る通知方法は、請求
項26に記載の通知方法において、前記地図作成命令生
成ステップは、前記目標点情報と一致する登録点情報を
位置情報として地図作成命令を生成し、前記目標点情報
と一致する登録点情報がない場合は、前記目標点情報お
よび前記記憶手段に登録されている登録点情報を位置情
報として地図作成命令を生成している。
【0035】また、請求項28に係る通知方法は、請求
項26または27に記載の通知方法において、前記地図
作成命令生成ステップで生成された地図作成命令に含ま
れている住所情報が前記地図情報に含まれている住所情
報よりも粗い場合、前記地図作成ステップは、前記地図
作成命令の住所情報と一部でも一致する住所情報の地図
情報を取り出している。
【0036】また、請求項29に係る通知方法は、請求
項18、19、20、21、22、23、24、25、
26、27または28に記載の通知方法において、前記
取得ステップに続いて、第2の目標地点を特定可能な第
2の目標点情報を取得する第2の取得ステップを有し、
前記照合ステップによる照合の結果、前記目標点情報が
前記記憶手段に記憶されている登録点情報と一致したと
き、前記通知ステップは、前記第2の目標点情報を通知
している。
【0037】また、請求項30に係る通知方法は、請求
項18、19、20、21、22、23、24、25、
26、27、28または29に記載の通知方法におい
て、当該通知装置の現在位置を検出する現在位置検出ス
テップと、前記現在位置検出ステップが検出した現在位
置から前記目標地点または前記第2の目標地点までの経
路を探索する経路探索ステップと、を備え、前記通知ス
テップは、前記経路探索ステップが探索した経路を通知
している。
【0038】また、請求項31に係る通知方法は、請求
項18、19、20、21、22、23、24、25、
26、27、28、29または30に記載の通知方法に
おいて、前記記憶手段は、前記通知ステップが通知を行
う通知先を表す通知先情報を前記登録点情報に対応付け
て記憶し、前記通知ステップは、前記照合ステップによ
って前記目標点情報と一致した登録点情報、または登録
地点を中心とした所定範囲内に前記目標点情報の表す目
標地点がある登録点情報に対応する、通知先情報が表す
通知先に通知している。
【0039】また、請求項32に係る通知方法は、請求
項21、22、23、24、25、26、27、28、
29、30または31に記載の通知方法において、前記
記憶手段は、前記課金ステップが課金を行う先を表す課
金先情報を前記登録点情報に対応付けて記憶し、前記課
金ステップは、前記照合ステップによって前記目標点情
報一致した登録点情報、または登録地点を中心とした所
定範囲内に前記目標点情報の表す目標地点がある登録点
情報に対応する、課金先情報が表す課金先に課金してい
る。
【0040】また、請求項33に係る通知方法は、請求
項18、19、20、21、22、23、29、30、
31または32に記載の通知方法において、前記記憶手
段は、前記目標点情報と前記登録点情報との照合の際
に、照合の範囲を決定する照合度合情報を記憶し、前記
照合ステップは、前記照合度合情報に基づいて前記目標
点情報と前記登録点情報とを照合し、前記通知ステップ
は、前記照合度合情報に応じて異なる方式で通知してい
る。
【0041】さらに、請求項34に係るコンピュータに
より読み取り可能な記録媒体は、請求項18、19、2
0、21、22、23、24、25、26、27、2
8、29、30、31、32または33に記載の通知方
法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして
記録したものである。
【0042】本発明の請求項1に係る通知装置、請求項
18に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、記憶手段が所望の地点を特定可能な登録点情報を予
め記憶しており、取得手段(取得ステップ)において、
車両が向かっている目標地点を特定可能な目標点情報を
取得し、照合手段(照合ステップ)において、取得され
た目標点情報と記憶手段に記憶されている登録点情報と
を照合して、これらの情報の一致を判別し、通知手段
(通知ステップ)において、照合手段(照合ステップ)
で照合した照合結果を通知している。
【0043】また、請求項2に係る通知装置、請求項1
9に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、通知手段(通知ステップ)が、目標点情報と登録点
情報とが一致したときに照合結果を通知している。ま
た、請求項3に係る通知装置、請求項20に係る通知方
法および請求項34に係る記録媒体では、通知手段(通
知ステップ)は、目標点情報と一致した登録点情報を照
合結果と共に通知している。
【0044】このため、ユーザ(通知装置の所有者)は
家族や知人の元に緊急事態が生じたことをいち早く知る
ことができる。
【0045】また、請求項4に係る通知装置、請求項2
1に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、課金手段(課金ステップ)において、目標点情報と
登録点情報とが一致したとき所定先に課金している。し
たがって、緊急事態通知サービスの料金体系として、定
期的な会費を徴収するといった他に、通知を行ったとき
のみサービス料金を徴収するといったものも一料金体系
として可能であるため、サービス提供者は柔軟な料金体
系でサービスを提供することができる。
【0046】また、請求項5に係る通知装置、請求項2
2に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、照合する目標点情報および登録点情報の種類が異な
る場合でも、照合手段(照合ステップ)はこれらの情報
を照合することができる。
【0047】また、請求項6に係る通知装置、請求項2
3に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、目標点情報および登録点情報の少なくとも一方が所
定地点の位置を表す位置情報であるとき、変換手段(変
換ステップ)は、所定地点を表す位置情報と所定地点の
住所を表す住所情報との対応関係を用いて、位置情報を
住所情報に変換している。したがって、照合手段(ステ
ップ)は、位置情報の精度の違いによる誤差を吸収して
目標点情報と登録点情報を照合することができる。
【0048】また、請求項7に係る通知装置、請求項2
4に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、照合手段(照合ステップ)が、取得された目標点情
報の表す目標地点が記憶手段に記憶されている登録点情
報の表す登録地点を中心とした所定範囲内にあるかを判
別している。特に、請求項8に係る通知装置、請求項2
5に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、通知手段(通知ステップ)は、目標点情報と登録点
情報とが一致したとき、および、目標地点が登録地点の
所定範囲内にあるとき、それぞれ異なる方式で通知して
いる。
【0049】したがって、車両の目標地点が登録地点に
完全に一致しなくても、目標地点が登録地点の近く、す
なわち所定範囲内であれば通知することができる。ま
た、目標点情報が登録点情報ほど詳しくなく、おおよそ
の場所しかわからない場合でも、念のための通知を行う
ことができる。
【0050】また、請求項9に係る通知装置、請求項2
6に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体、並
びに、請求項10に係る通知装置、請求項27に係る通
知方法および請求項34に係る記録媒体では、地図情報
を表示する通知手段(通知ステップ)は、目標点情報お
よび登録点情報が示す位置を地図上に印として表すた
め、一致した登録点情報が表す位置、または目標点情報
が表す位置および登録点情報が表す位置を視覚的に分か
り易く通知することができる。
【0051】また、請求項11に係る通知装置、請求項
28に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、照合手段(照合ステップ)で生成された地図作成命
令に含まれている住所情報が地図情報に含まれている住
所情報よりも粗い場合、地図作成手段(地図作成ステッ
プ)は、地図作成命令の住所情報と一部でも一致する住
所情報を含む地図情報を取り出している。したがって、
目標点情報が広範囲を示す形状で、登録点情報が狭範
囲、つまりほぼ点に近い形状で地図情報が表現され、視
覚的に分かり易い通知を行うことができる。
【0052】また、請求項12に係る通知装置、請求項
29に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、取得手段(第2の取得ステップ)において、車両が
向かっている第2の目標地点を特定可能な第2の目標点
情報を取得し、照合手段(照合ステップ)による照合の
結果、目標点情報が記憶手段に記憶されている登録点情
報と一致したとき、通知手段(通知ステップ)は、第2
の目標点情報を通知している。
【0053】このため、ユーザは怪我をした家族や知人
の元に早く駆けつけることができる。
【0054】また、請求項13に係る通知装置、請求項
30に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、現在位置検出手段(現在位置検出ステップ)におい
て、通知装置の現在位置を検出し、経路探索手段(経路
探索ステップ)において、現在位置検出手段(現在位置
検出ステップ)が検出した現在位置から目標地点または
第2の目標地点までの経路を探索し、通知手段(通知ス
テップ)において、経路探索手段(経路探索ステップ)
で探索された経路を通知している。したがって、ユーザ
(通知装置の所有者)は、例えば、事故発生地点(目標
地点)や怪我人を治療する病院(第2の目標地点)まで
の経路を知ることができるため、ユーザは現場に急行す
ることができる。
【0055】また、請求項14に係る通知装置、請求項
31に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、記憶手段は、通知先を表す通知先情報を登録点情報
に対応付けて記憶し、通知手段(通知ステップ)は、目
標点情報と一致した登録点情報、または登録地点を中心
とした所定範囲内に目標点情報の表す目標地点がある登
録点情報に対応する、通知先情報が表す通知先に通知し
ている。したがって、通知先情報に、家族全員の連絡先
や万一のときに連絡をつけておきたい人の連絡先を登録
しておけば、通知装置を所有していなくても自分の家や
家族・知人等が救急車や消防車等の車両が出動するよう
な危機に面していることを知ることができ、万一の時の
通知をもれなく行うことができる。
【0056】また、請求項15に係る通知装置、請求項
32に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、記憶手段は、課金先を表す課金先情報を登録点情報
に対応付けて記憶し、課金手段(課金ステップ)は、目
標点情報一致した登録点情報、または登録地点を中心と
した所定範囲内に目標点情報の表す目標地点がある登録
点情報に対応する、課金先情報が表す課金先に課金して
いる。したがって、目標点情報と一致した登録点情報に
対応する課金先情報が表す課金先にだけ課金することが
できるため、緊急事態通知サービスの料金体系として、
サービス提供者は柔軟な料金体系でサービスを提供する
ことができる。
【0057】また、請求項16に係る通知装置では、登
録手段において、登録点情報、通知先情報または課金先
情報を参照したり、記録手段から削除したり、記録手段
に追加している。したがって、登録手段を用いて照合、
通知、課金に使用される登録点情報、通知先情報、課金
先情報の組み合わせを随時変更することができるため、
使い勝手を向上することができる。
【0058】また、請求項17に係る通知装置、請求項
33に係る通知方法および請求項34に係る記録媒体で
は、記憶手段は、目標点情報と登録点情報との照合の際
に、照合の範囲を決定する照合度合情報を記憶し、照合
手段(照合ステップ)は、照合度合情報に基づいて目標
点情報と登録点情報とを照合し、通知手段(通知ステッ
プ)は、照合度合情報に応じて異なる方式で通知してい
る。したがって、照合度合情報に応じて目標点情報およ
び登録点情報のどの部分を有効として照合のために利用
するかを決定することができるため、ユーザからの個別
の要望によって複数の条件で照合を行うことができ、よ
り柔軟な照合を行うことができる。
【0059】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図を用い
て説明する。図1および図2は、本発明に係る通知装置
の使用方法を示す説明図である。緊急車両に搭載された
図1および図2に示す局200aは、緊急車両が向かっ
ている目標地点を表す情報を送信するものである。ま
た、図2に示す複数の局200bは、局200aから送
信された情報を受信して、局200bを中心とした領域
201内の不特定多数の受信端末100a,100bに
送信するものである。なお、領域201は局200a,
200bのそれぞれが情報を送信することのできる範囲
を示す。また、局200bの領域201は、局200a
の領域よりも広い。
【0060】また、図1および図2に示す通知装置10
0a,100bは、局200a,200bが送信した情
報を受信するものであり、通知装置100aは携帯電話
等の移動体端末に搭載された例を示し、通知装置100
bは車両に搭載された例を示している。なお、通知装置
100a,100bは、以下に説明する通知装置と構成
が同様である。
【0061】以下、本発明に係る通知装置および通知方
法の実施の形態について、〔第1の実施形態〕、〔第2
の実施形態〕、〔第3の実施形態〕、〔第4の実施形
態〕、〔第5の実施形態〕、〔第6の実施形態〕、〔第
7の実施形態〕、〔第8の実施形態〕、〔第9の実施形
態〕、〔第10の実施形態〕、〔第11の実施形態〕、
〔第12の実施形態〕、〔第13の実施形態〕、〔第1
4の実施形態〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
なお、それぞれの実施形態の説明では、本発明に係る通
知装置および通知方法について詳述するが、本発明に係
る記録媒体については、通知方法を実行させるためのプ
ログラムを記録した記録媒体であることから、その説明
は以下の通知方法の説明に含まれるものである。
【0062】〔第1の実施形態〕図3は、本発明の第1
の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図であ
る。同図に示すように、第1の実施形態に係る通知装置
は、図1に示す緊急車両の局200aから、または道路
脇などに設置されている光ビーコンや電波ビーコン等か
ら、緊急車両が向かっている目標地点を表す情報(以
下、目標点情報Aと称す)を取得する取得手段である取
得部1と、当該通知装置の所有者が予め登録した登録地
点を表す情報(以下、登録点情報Bと称す)を記憶する
記憶手段である記憶部2と、取得部1が取得した目標点
情報Aと記憶部2に記憶された登録点情報Bとが一致す
るかを照合して、照合結果を通知部4に送る照合手段で
ある照合部3と、照合部3における照合結果を当該通信
装置の所有者に通知する通知手段である通知部4とによ
り構成されている。
【0063】通知部4は、合成音声や録音された生音
声、警告音等の発生、文字や事故発生を示す記号の表
示、画面の色の変更、発光、振動等の少なくとも1つを
用いて通知を行う。
【0064】本明細書において、目標点情報Aおよび登
録点情報Bは、住所情報や電話番号情報、位置情報、個
人ID情報を体系的に組み合わせて符号化した情報であ
る。なお、住所情報を用いることによって、目標点情報
Aおよび登録点情報Bが示す場所を特定することができ
る。また、住所情報としては、日本では「都道府県・市
区町村・大字」を、欧米では「州・市・道路」をある規
則によって定められた文字や数字で表し、これに番地や
号などを規則的に並べたものを用いることにより、記憶
部2の記憶容量を節約することができる。さらに、住所
情報に国を表す部分も取り込むことによって世界共通の
規則で表現することができ、言語を問わず世界中のどこ
の場所でも目標点情報Aおよび登録点情報Bが示す場所
を特定することができる。
【0065】また、電話番号情報を用いることにより、
電話の設置場所から目標点情報Aおよび登録点情報Bが
示す場所を特定することができる。また、電話番号が携
帯電話やPHS等の持ち運び可能な電話の番号である場
合、目標点情報Aが示す場所に居る者および登録点情報
Bを登録した通知装置の所有者を特定することができ
る。また、電話番号情報として、例えば「国番号、電話
番号、内線番号」の順に並べた番号を用いることによ
り、世界中のどこの場所でも電話の設置場所あるいは登
録点情報Bを登録した通知装置の所有者を特定すること
ができる。
【0066】また、位置情報として、例えば緯度・経度
を用いることにより、住所や電話がない場所でも、目標
点情報Aおよび登録点情報Bが示す場所を特定すること
ができる。また、位置情報として、例えば一定の範囲を
区画化して各区画を番号で表し、その範囲内の位置を座
標値で表したものや、緯度・経度を数値化して「緯度・
経度」の順番で規則的に並べたものを用いることによっ
て、位置情報の表し方を簡略化することができる。さら
に、「高さ」を同様に並べることにより、同じ建物の中
でも住んでいる階が違う場合などは、その階数も特定す
ることができる。
【0067】また、1人に1つ割り当てられる個人ID
情報を用いることにより、目標点情報Aが示す場所に居
る者および登録点情報Bを登録した通知装置の所有者を
特定することができる。
【0068】以下、本実施形態の通知装置が行う通知方
法について説明する。なお、本実施形態では2つの通知
方法について説明し、それぞれを第1実施例、第2実施
例とする。 (第1実施例)図4は、本実施形態の通知装置が行う第
1実施例の通知方法を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS1では、取得部1が目標点情報Aを取得
したかを判別し、取得していなければステップS1を繰
り返し、取得していればステップS2に進む。ステップ
S2では、取得した目標点情報Aと記憶部2に記憶され
た登録点情報Bとを照合部3で照合し、これらの情報が
一致していなければステップS1に戻り、一致していれ
ばステップS3に進む。ステップS3では、これらの情
報が一致したことを通知部4が通知装置の所有者に通知
した後、ステップS1に戻る。
【0069】このように、本実施例の通知方法では、照
合部3による照合の結果、目標点情報Aが記憶部2に記
憶された登録点情報Bと一致したときだけ、通知部4
は、通知装置の所有者に目標点情報Aと登録点情報Bと
が一致したこと、すなわち、登録地点に緊急の事態が生
じたことを通知している。
【0070】(第2実施例)図5は、本実施形態の通知
装置が行う第2実施例の通知方法を示すフローチャート
である。まず、ステップS11では、取得部1が目標点
情報Aを取得したかを判別し、取得していなければステ
ップS11を繰り返し、取得していればステップS12
に進む。ステップS12では、取得した目標点情報Aと
記憶部2に記憶された登録点情報Bとを照合部3で照合
し、これらの情報が一致していればステップS13に進
み、一致していなければステップS14に進む。ステッ
プS13では、これらの情報が一致したことを通知部4
が通知装置の所有者に通知した後、ステップS11に戻
る。また、ステップS14では、これらの情報が一致し
なかったことを通知部4が前記所有者に通知した後、ス
テップS11に戻る。
【0071】このように、本実施例の通知方法では、照
合部3による照合の結果、目標点情報Aが記憶部2に記
憶された登録点情報Bと一致してもしなくても、通知部
4は、照合部3における照合結果を通知装置の所有者に
通知している。なお、通知部4は、一致の場合と不一致
の場合とでその通知方法が変わる。例えば、通知部4が
表示機能を備えている場合、一致の場合は「!緊急事態
発生!」のメッセージを表示し、不一致の場合は「緊急
車両出動中」のメッセージを表示する。なお、一致ある
いは不一致を表す各通知方法としては、メッセージの代
わりに、音声や発光手段による点灯の仕方、振動手段に
よる振動のさせ方を変えてもよい。
【0072】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、登録点情報Bにユーザの家
や家族の居場所等を登録しておけば、照合部3が緊急車
両の事故発生点としての出動先を表す目標点情報Aと登
録点情報Bとを照合し、これらの情報が一致したときは
通知部4がユーザに通知する。したがって、ユーザは、
登録した地点に向かって緊急車両が出動した際には、こ
の事実をいち早く知ることができる。
【0073】また、第1実施例の通知方法では、通知部
4は目標点情報Aと登録点情報Bが一致したときのみ通
知装置の所有者に通知を行うため、前記所有者は自分に
関係のない通知を受けて煩わしい思いをせずに済む。ま
た、第2実施例の通知方法では、目標点情報Aと登録点
情報Bの一致あるいは不一致にかかわらず通知部4は所
有者に通知を行っているために通知の回数が増え、所有
者は通知装置を所有していると実感できる。また、緊急
車両の出動対象にならないようにしようという注意が喚
起される。
【0074】〔第2の実施形態〕図6は、本発明の第2
の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図であ
る。同図において、図3(第1の実施形態)と重複する
部分には同一の符号を附して説明を省略する。図6に示
すように、第2の実施形態に係る通知装置は、第1の実
施形態の通知装置と同様に、取得部1、記憶部2、照合
部3および通知部4を備えて構成されている。但し、本
実施形態の照合部3は、目標点情報Aと登録点情報Bと
の照合結果だけでなく、一致した登録点情報Bも通知部
4に送っている。また、記憶部2は、図7に示すよう
に、1レコードが登録点情報Bという1つのフィールド
で構成されており、複数のレコード(登録点情報)B1
〜Bnが昇順または降順に並んで配置されている。
【0075】以下、本実施形態の通知装置が行う通知方
法について、図8に示すフローチャートを参照して説明
する。まず、ステップS21では、取得部1が目標点情
報Aを取得したかを判別し、取得していなければステッ
プS21を繰り返し、取得していればステップS22に
進む。ステップS22では、取得した目標点情報Aと記
憶部2に記憶された登録点情報B1〜Bnを照合部3で照
合する。次に、ステップS23では、ステップS22で
照合した登録点情報Bが目標点情報Aと一致するかを判
断し、一致していなければステップS24に進み、一致
していればステップS25に進む。
【0076】ステップS24は、これらの情報が一致し
なかったことを通知部4が通知装置の所有者に通知した
後、ステップS21に戻る。また、ステップS25で
は、これらの情報が一致したことと共に一致した登録点
情報Bを通知部4が前記所有者に通知した後、ステップ
S21に戻る。なお、図9に示すように、図8に示した
ステップS24を省いて、登録点情報Bが最後まで目標
点情報Aと一致しなかった場合は前記所有者に何も通知
しないようにしても良い。図9には、図8に示したフロ
ーチャート中の同一処理内容のステップには同一の符号
が附されている。
【0077】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、記憶部2に複数の登録点情
報B1〜Bnが記憶されている場合においても、照合部3
は一つ一つ順に目標点情報Aと一致するかを照合するた
め、通知装置の所有者が記憶部2に複数の登録点情報B
1〜Bnを登録しても、どの登録地点で事件または事故が
発生したかをいち早く容易に知ることができる。また、
複数の登録点情報B1〜Bnは昇順または降順で記憶部2
に記憶されているため、照合部3は並び替え等の処理を
必要としないため、照合処理の負荷を低減することがで
きる。
【0078】〔第3の実施形態〕図10は、本発明の第
3の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図であ
る。同図において、図6(第2の実施形態)と重複する
部分には同一の符号を附して説明を省略する。図10に
示すように、第3の実施形態に係る通知装置は、第2の
実施形態に係る通知装置が有する構成要件に加えて、取
得部1で取得した目標点情報Aと記憶部2に記憶された
登録点情報Bとが一致するときだけ照合部3から供給さ
れる課金命令Fに従って課金を行う課金部5(課金手
段)をさらに備えて構成されている。
【0079】課金部5が行う課金方法としては、例えば
プリペイドカードのように予め支払っておいた代金の内
から差し引く形態としても、課金毎に銀行口座番号やク
レジットカードの番号等の課金先情報を情報提供者に送
信して情報提供者が課金する形態としても良い。
【0080】以下、本実施形態の通知装置が行う通知方
法について、図11に示すフローチャートを参照して説
明する。なお、同図において、図8(第2の実施形態)
に示したステップと同様のステップには同一の符号を附
して説明を省略する。まず、本実施形態の通知方法では
ステップS21〜S23まで処理を行った後、ステップ
S23において、目標点情報Aと登録点情報Bが一致し
ていればステップS23Aに進む。ステップS23Aで
は、照合部3が課金部5に課金命令Fを送り、課金部5
が課金を行った後、ステップS25に進む。その他の動
作は第2の実施形態の通知方法と同様である。
【0081】なお、第2の実施形態の図9に示したフロ
ーチャートと同様に、ステップS24を省いて、登録点
情報Bが最後まで目標点情報Aと一致しなかった場合は
前記所有者に何も通知しないようにしても良い。この場
合のフローチャートを図12に示す。
【0082】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、目標点情報Aと登録点情報
Bとが一致して当該通知装置の所有者に通知を行ったと
きのみ課金を行うことができる。このため、緊急事態通
知サービスの料金体系として、定期的な会費を徴収する
といった他に、通知を行ったときのみサービス料金を徴
収するといったものも可能であるため、サービス提供者
は柔軟な料金体系でサービスを提供することができる。
【0083】〔第4の実施形態〕以下の説明では、第4
の実施形態の第1の実施例に係る通知装置について図1
3を参照して説明し、続いて、第2の実施例に係る通知
装置について図14を参照して説明する。なお、図13
は本発明の第4の実施形態に係る通知装置の第1実施例
を示すブロック構成図であり、図14は本発明の第4の
実施形態に係る通知装置の第2実施例を示すブロック構
成図である。これらの図面において、図6(第2の実施
形態)と重複する部分には同一の符号を附して説明を省
略する。
【0084】まず、第4の実施形態の第1実施例に係る
通知装置は、図13に示すように、第2の実施形態の通
知装置が有する構成要件に加えて、目標点情報Aおよび
登録点情報Bの種類をそれぞれ変換する変換部7(変換
手段)をさらに備えて構成されている。また、本実施形
態の照合部3は、取得部1で取得された目標点情報Aの
種類が記憶部2に登録されている登録点情報Bの種類と
異なるとき、情報を一度変換部7に送って照合可能な種
類に変換した後、照合を行う。また、変換部7が登録点
情報Bを種類の異なる登録点情報B′に変換したとき、
照合部3は、登録点情報B′を通知部4に送る。
【0085】また、本実施形態の第2実施例に係る通知
装置では、図14に示すように、変換部7に加えて記憶
部2が内部にテーブル変換部22を有し、変換部7はテ
ーブル変換部22を用いて情報の種類を変換している。
テーブル変換部22は、各種情報の変換テーブルを記憶
したものであり、変換テーブルは、例えば図15に示す
ように、住所情報J、電話番号情報T、個人ID情報
K、位置情報Iがそれぞれ対応するように構成されてい
る。
【0086】なお、この変換テーブル22では、精度
(細かさ)によって組み合わせが増えてしまうため位置
情報Iはキーとして扱わず、住所情報J、電話番号情報
Tおよび個人ID情報Kの代表的な位置を示すものとし
て扱う。また、住所情報J、電話番号情報T、個人ID
情報K、位置情報Iの各項目について、昇順または降順
で整列した別の変換テーブルを用意しておいても良く、
このときは変換前の登録点情報Bの種類で整列された変
換テーブルを用いて変換することによって、変換時間を
早めることができる。
【0087】本実施例において、目標点情報Aが住所情
報Jであり、登録点情報Bが電話番号情報Tである場
合、照合部3は変換部7に対し、目標点情報Aを電話番
号情報Tに変換するように伝える。変換部7は、テーブ
ル変換部22を用いて、照合部3から受け取った住所情
報Jを対応する電話番号情報Tに変換した後、変換した
電話番号情報Tを照合部3に送る。しかしながら、送ら
れた電話番号情報Tが1つとは限らないので、図15に
示した変換テーブルに登録された全ての住所情報Jにつ
いて、照合部3から受け取った住所情報と一致するか否
かを判断し、対応する全ての電話番号情報Tを照合部3
に送る。
【0088】また、記憶部2に登録されている複数の登
録点情報Bの種類が同じでない場合は、照合部3が1つ
の登録点情報Bを目標点情報Aと照合する度に、登録点
情報Bを目標点情報Aの種類に合わせるよう変換部7で
変換すれば良い。
【0089】以上説明したように、本実施形態の通知装
置によれば、変換部7で目標点情報A、登録点情報Bの
種類を変換することができるため、照合する目標点情報
Aおよび登録点情報Bの種類が異なる場合でも、照合部
3はこれらの情報を照合することができる。なお、照合
の結果、一致する場合だけ通知してもよいし、一致、不
一致にかかわらず照合結果を通知してもよい。また、第
3の実施形態の通知装置が有する課金部5を備えて、一
致した場合に課金する仕組みとしても良い。
【0090】〔第5の実施形態〕図16は、本発明の第
5の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図であ
る。同図において、図14(第4の実施形態の第2実施
例)と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略
する。図16に示すように、第5の実施形態に係る通知
装置は、第4の実施形態の第2実施例に係る通知装置が
有するテーブル変換部22の代りに、記憶部2内部に地
図部23を有して構成されている。地図部23は、以下
に説明する地図情報Mを記憶するものである。
【0091】本実施形態の変換部7は、地図部23に記
憶された住所地図情報MJを用いて、目標点情報Aおよ
び/または登録点情報Bの位置情報Iを住所情報Jに変
換するものであり、取得した目標点情報Aおよび/また
は登録点情報Bが位置情報Iである場合、目標点情報A
と登録点情報Bとの誤差を吸収して照合部3において照
合可能にする。なお、前記誤差とは、例えば、目標点情
報Aおよび登録点情報Bが共に位置情報Iである場合、
図17に示すように、目標点情報Aおよび登録点情報B
が表す位置が斜線で示された場所を示しているにもかか
わらず、精度差のために生じる「ずれ」を指す。
【0092】地図部23が記録している地図情報Mは、
図18に示すように、住所地図情報MJとその他の地図
情報MSとに分類され、図19に示すように、形状Sと
属性Zとから構成される。形状Sは、図20に示すよう
に、位置情報個数ICと少なくとも1つの位置情報Iか
ら成る位置情報群IGとから構成されている。また、属
性Zは、位置情報群IGで表される形状Sの色や太さ、
テクスチャ等の表示方法に関するもの、または文字列な
ど点を含む形状Sの意味を表すものを指す。
【0093】図21は、地図情報Mに含まれている住所
地図情報MJの構成を示す説明図である。住所地図情報
MJの形状Sは住所を形作る形状であり、ここでは形状
Sを特に住所形状JSと呼ぶ。また、属性Zは、住所を
示す住所情報Jと、住所形状JSが表す住所の規則を示
す住所規則JRとから構成される。住所情報Jは、住所
をそのまま文字で表したものでもよいし、体系的に符号
化したものでもよい。また、住所規則JRは、全てある
いは大きな範囲で共通な規則がある場合、省略してもよ
い。
【0094】例えば、日本では、住所形状JSは、都道
府県、市区町村、大字、番地等の行政界の形状や、個人
住宅の敷地の形状を面形状で表したもので表現される。
また、住所情報Jは、その面形状の住所をそのまま文字
で表したもの、または住所を体系的に符号化したものに
よって表現される。また、住所規則JRは、面形状の中
に含まれる位置はその住所に属するという共通の規則が
あるのため省略される。また、例えば、住所が道路名で
表現される欧米では、住所形状JSは道路を線形状で表
したもので表現される。また、住所情報Jは、道路名を
含んだ住所をそのまま文字で表したもの、または住所を
体系的に符号化したもので表現される。さらに、住所規
則JRは、道路の両側の両端の番地が記された、その道
路沿いの住所の規則とを対応させたもので構成される。
【0095】なお、地図部23は、住所地図情報JMの
量が増えると、変換部7が受け取った位置情報Iに対応
する住所形状JSを探すのに時間がかかってしまうの
で、位置情報を区画化し、区画毎に分けて記憶したもの
を管理情報として管理することが好ましい。この場合、
位置情報Iが含まれる区画を管理情報から探し、その区
画内で対応する住所形状を探すことにより、変換時間を
早めることがことができる。
【0096】以下、本実施形態の通知装置が行う動作に
ついて説明する。日本のように住所形状JSが面形状で
表される場合、変換部7は、受け取った位置情報Iと、
地図部23の住所地図情報MJ上の全ての住所形状JS
(面形状)との内外判定を行い、位置情報Iが内側に存
在する面形状を特定し、その面形状に対応した住所情報
Jを照合部3に送る。
【0097】また、欧米のように住所形状JSが線形状
で表される場合、変換部7は、受け取った位置情報Iと
地図部23上の全ての線形状との垂線距離を求め、垂線
距離が最も短い線形状に対応した道路名までの住所を住
所情報Jで特定し、道路のどちら側か、番地が分かって
いる位置からどれだけ離れているかなど、その道路沿い
の住所規則JRに基づいて残りの住所を決定し、決定し
た住所を受け取った位置情報Iの住所情報Jとして照合
部3に返す。
【0098】本実施形態において、目標点情報Aが位置
情報Iであり、登録点情報Bが住所情報Jである場合、
照合部3は取得した目標点情報Aを変換部7に送る。変
換部7は、受け取った位置情報Iを前述のように住所情
報Jに変換して照合部3に返す。照合部3は、変換部7
から受け取った住所情報Jに変換された目標点情報A′
と、記憶部2に登録された登録点情報Bとを照合し、照
合結果を通知部4に送る。
【0099】例えば、今、日本のように住所形状JSが
面形状で表される場合を例として、動作を具体的に説明
する。また、登録点情報Bとして住所情報Jが記憶さ
れ、取得部1が目標点情報Aとして位置情報Iを取得
し、地図部23の住所地図情報MJの住所形状JSが図
17に示すような場合、変換部7は照合部3から目標点
情報Aを図17の位置情報Iとして受け取ると、住所形
状JS1〜JS13について、受け取った位置情報Iがど
の面形状の内側に存在するかを判断する。ここで、変換
部7が受け取った目標点情報Aは、住所形状JS7の面
形状の中に含まれるため、図21に示したテーブルに従
って、住所形状JS7に対応する住所情報J7を照合部3
に返す。照合部3は、記憶部2の登録点情報Bと変換部
7から受け取った住所情報Jとを照合し、登録点情報B
として住所情報J7が記憶されている場合は一致したと
判断し、登録点情報Bとして住所情報J7が記憶されて
いない場合は不一致と判断する。
【0100】また、目標点情報Aが住所情報Jであり、
登録点情報Bが位置情報Iである場合、変換部7は、照
合部3が1つの登録点情報Bを照合する度に登録点情報
Bを住所情報Jに変換して照合する。また、目標点情報
Aおよび登録点情報Bが共に位置情報Iである場合、照
合部3は、取得した目標点情報Aを変換部7で住所情報
Jに変換し、さらに、1つの登録点情報Bを照合する度
に、変換部7で登録点情報Bを住所情報Jに変換して照
合する。このように、変換部7が受け取る位置情報I
は、目標点情報Aまたは登録点情報Bのどちらでも良
い。
【0101】次に、第4の実施形態の第2実施例に係る
通知装置が有する図14に示したテーブル変換部22
を、本実施形態の記録部2内に設けた実施例について、
図22を参照して説明する。本実施例の変換部7は、テ
ーブル変換部22と地図部23とを組み合わせて変換処
理を行うため、前記第5の実施形態の第1実施例におけ
る位置情報の誤差を吸収できる情報の種類は、住所情報
Jだけでなく電話番号情報Tや個人ID情報Kでも誤差
を吸収することができる。
【0102】本実施例において、目標点情報Aが位置情
報Iであり、登録点情報Bが電話番号情報Tまたは個人
ID情報Kである場合、変換部7は、まず目標点情報A
としての位置情報Iを、前述のように地図部23を用い
て住所情報Jに変換する。次に、変換部7は、テーブル
変換部22を用いて住所情報Jを電話番号情報Tまたは
個人ID情報Kに変換して照合部3に返す。照合部3
は、変換部7から受け取った目標点情報A′としての電
話番号情報Tまたは個人ID情報Kと、記憶部2に登録
された登録点情報Bとを照合して、照合結果を通知部4
に送る。
【0103】また、目標点情報Aが電話番号情報Tまた
は個人ID情報Kであり、登録点情報Bが位置情報Iで
ある場合、照合部3は1つの登録点情報Bを照合する度
に、登録点情報Bを変換部7に送る。変換部7は、地図
部23を用いて登録点情報Bとしての位置情報Iを住所
情報Jに変換し、続いて、テーブル変換部22を用いて
住所情報Jを電話番号情報Tまたは個人ID情報Kに変
換して照合部3に返す。照合部3は、変換部7から受け
取った登録点情報B′としての電話番号情報Tまたは個
人ID情報Kと、目標点情報Aとを照合して、照合結果
を通知部4に送る。
【0104】なお、照合部3は、取得した目標点情報A
を変換部7およびテーブル変換部22を用いて住所情報
Jに変換し、続いて、1つの登録点情報Bを照合する度
に、登録点情報Bを変換部7で住所情報Jに変換しても
良い。
【0105】以上説明したように、本実施形態の通知装
置によれば、照合部3は、位置情報Iを変換部7で住所
情報Jに変換してから照合するため、位置情報Iの精度
の違いによる誤差を吸収して照合することができる。な
お、照合の結果、一致する場合だけ通知してもよいし、
一致、不一致にかかわらず照合結果を通知してもよい。
また、一致する場合の通知は、どの登録点情報Bが一致
したのかを併せて通知しても良い。さらに、第3の実施
形態の通知装置が有する課金部5を備えて、一致した場
合に課金する仕組みとしても良い。
【0106】〔第6の実施形態〕第6の実施形態の通知
装置は、第1〜第5の実施形態のいずれかの通知装置と
同様の構成であるが、本実施形態の照合部3は、取得部
1で取得した目標点情報Aが表す場所が記憶部2に登録
されている登録点情報Bが表す場所を中心とした一定の
範囲内にあるかを照合するものである。
【0107】本実施形態において、住所情報Jで照合す
る場合、日本では、目標点情報Aの「大字」までの範
囲、「番地」までの範囲、またはマンション等の集合住
宅の部屋番号「号」までの範囲などを照合の対象とす
る。また、道路名で住所が記述されている欧米などで
は、ストリート名までの範囲、東西南北の方位までの範
囲、または番地の上位桁までの範囲を照合の対象とす
る。
【0108】また、体系的に符号化された住所情報の場
合、符号の上位が広域の概念を表すものとしたとき上位
から数えて所定桁までの範囲、または符号の下位が広域
の概念を表すものとしたとき下位から数えて所定桁まで
の範囲を照合の対象とする。この体系的に符号化された
住所情報は、ある基準によって独自に決定されたもので
良く、例えば、郵便番号等を用いることができる。ま
た、電話番号Tで照合する場合、例えば、市内局番まで
の範囲を照合の対象とする。さらに、個人ID情報Kで
照合する場合、符号化のルールに世帯毎に一定の桁まで
値が同じである等のルールがあるとすると、世帯を表す
桁までの範囲を照合の対象とする。
【0109】また、位置情報Iで照合する場合、一定の
範囲を区画化し、各区画を番号で表し、その範囲内の位
置を座標値で表したものとすると、その区画番号までの
範囲または各座標値の上位から数えて何桁までの範囲を
照合の対象とする。また、位置情報Iを緯度・経度で表
したものとすると、緯度・経度の各々の上位から数えて
何桁までの範囲を照合の対象とする。
【0110】以下、本実施形態の通知装置が行う通知方
法について、図23に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、ステップS31では、取得部1が目標点
情報Aを取得したかを判別し、取得していなければステ
ップS31を繰り返し、取得していればステップS32
に進む。ステップS32では、取得した目標点情報Aと
記憶部2に記憶された登録点情報B1〜Bnを照合部3で
照合する。次に、ステップS33では、ステップS32
における照合結果から、目標点情報Aとある1つの登録
点情報Bとが全て一致しているかを判別して、全て一致
していればステップS35に進み、一致していなければ
ステップS34に進む。
【0111】ステップS35では、通知部4において記
憶部2の1レコードの登録点情報Bと目標点情報Aとが
全て一致していることを通知装置の所有者に通知して、
ステップS31に戻る。また、ステップS34では、目
標点情報Aが表す場所が登録点情報Bが表す場所を中心
とした一定の範囲内にあるかを判別し、一定の範囲にあ
るときはステップS37に進み、一定の範囲内にないと
きはステップS31に戻る。ステップS37では、一定
の範囲で一致していることを前記所有者に通知して、ス
テップS31に戻る。
【0112】なお、ステップS35で行う通知方法とス
テップS37で行う通知方法を、例えば、表示内容や音
声、発光、振動を異なる形態で行うことによって、所有
者は危機の度合いを容易に知ることができるため、より
親切な通知を行うことができる。
【0113】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、目標点情報Aが表す緊急車
両が向かっている目標地点が登録点情報Bが表す登録地
点の近くのときも通知することができる。また、目標点
情報Aが登録点情報Bほど詳しくなく、おおよその場所
しかわからない場合でも、念のための通知を行うことが
できる。なお、第3の実施形態の通知装置が有する課金
部5を備えて、全て一致した場合および/または一定の
範囲内で一致した場合に課金する仕組みとしても良い。
また、照合部3から課金部5への課金命令に課金金額を
含めることにより、全てが一致している場合と一定の範
囲内で一致している場合とで課金金額を変えて課金して
も良い。
【0114】〔第7の実施形態〕図24は、本発明の第
7の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図であ
る。同図において、図3(第1の実施形態)と重複する
部分には同一の符号を附して説明を省略する。図24に
示すように、第7の実施形態に係る通知装置は、第1の
実施形態の通知装置が有する構成要件に加えて地図作成
部10(地図作成手段)をさらに備えて構成されてお
り、記憶部2が内部に地図情報記憶手段に該当する地図
部23を有している。
【0115】照合部3は、照合終了時、記憶部2に記憶
された登録点情報Bおよび/または取得部1から取得し
た目標点情報Aを用いて、複数の位置情報Iを含む地図
作成命令MRを作成して地図作成部10に送る。地図作
成命令MRは、図20に示したように、位置情報Iの個
数を示す位置情報個数ICと、位置情報個数ICの個数
分の位置情報Iから成る位置情報群IGとから構成され
ている。
【0116】また、地図作成部10は、照合部3から地
図作成命令MRを受け取り、地図部23から地図情報M
を取り出した後、地図作成命令MRに示される複数の位
置情報Iの全てを含む最も拡大された縮尺で、位置情報
Iの全てを地図上に印として表した地図情報M′を作成
し、これを通知部4に送る。なお、地図作成部10が地
図部23から地図情報を取り出す仕組みとしては、図2
5に示すように、地図作成命令MRに示される位置情報
Iの最大値と最小値を特定して、最大値と最小値との間
の位置情報を含む地図情報Mを全て取り出しても良い
し、最大値から所定値をプラス方向に、最小値から所定
値をマイナス方向に範囲を広げて取り出しても良い。ま
た、地図部23が一定の範囲で区画化された地図情報を
記憶している場合、地図作成命令MRに示される位置情
報Iの最大値と最小値との間に含まれる区画を全て取り
出しても良い。
【0117】また、地図作成部10は、表示の向きを考
慮して、例えば目標点情報Aが上にくるように、作成し
た地図情報M′全体の向きを変え、表示に使う矩形部分
だけを切り出して通知部4に送っても良い。また、地図
情報M′を作成する際、取り出した地図情報Mが多い場
合は、属性Zに従って優先順位を付け、優先順位の高い
ものだけを用いて作成してもよい。
【0118】また、通知部4は、地図作成部10で作成
された地図情報M′を表示して通知装置の所有者に通知
するものである。地図情報M′は座標値および文字列か
ら構成されたベクトル地図でも、ビットマップ等のラス
タ地図でも、それらを圧縮したものでも良い。ベクトル
地図の地図情報M′はラスタ地図に比べて情報量が少な
いため、必要な情報を通知部4に早く送ることができ
る。また、ラスタ地図の地図情報M′を通知部4に送る
場合は、通知部4がベクトル地図を表示するための機能
を備えずに済む。また、地図情報M′が圧縮されたベク
トル地図またはラスタ地図である場合は、圧縮されてい
ない情報に比べて情報量が少ないため、必要な情報を通
知部4に早く送ることができる。
【0119】なお、通知部4は、地図情報M′と「!緊
急事態発生!」や「緊急車両出動中」の表示を一定時間
毎に交互に表示させても良い。また、図29に示すよう
に、登録点情報Bを表示しながら音声による案内内容を
変えても、発光手段等を用いてその点灯の仕方を変えて
も、また、振動手段等を用いて振動方法を変えても良
い。また、登録点情報Bと目標点情報Aとが一致したと
きだけ地図作成部10を動作させて、通知部4が地図情
報M′を表示するようにしてもよい。
【0120】以下、本実施形態の通知装置が行う通知方
法について、図27に示すフローチャートを参照して説
明する。なお、同図において、図8に示したフローチャ
ート中の同一処理内容のステップには同一の符号を附し
て説明を省略する。ステップS23で、照合部3が目標
点情報Aと登録点情報Bとを照合する。ステップS23
において、これらの情報が一致した場合は、一致した登
録点情報Bだけで地図作成命令MRを生成する。このと
きの地図作成命令MRの位置情報個数ICは「1」とな
る。
【0121】一方、ステップS23において、全ての登
録点情報Bが目標点情報Aと一致しなかった場合は、ス
テップS28に進む。ステップS28では、目標点情報
Aおよび全ての登録点情報Bから地図作成命令MRを生
成する。このとき、目標点情報Aを最初の位置情報I1
に設定し、登録点情報Bを2番目以降の位置情報I2
nに設定して地図作成命令MRが構成される。なお、
地図作成命令MRの最初の位置情報I1と2番目以降の
位置情報I2〜Inとを区別するために、位置情報I1
位置情報I2〜Inは別の色や別の形の印で表される。し
たがって、地図作成命令MRの位置情報個数ICは、
「目標点情報Aの数+登録点情報Bの数」となる。最後
に、ステップS29では、ステップS27またはステッ
プS28で生成された地図作成命令MRを地図作成部1
0に送って、ステップS21に戻る。
【0122】この後、地図作成部10は、照合部3から
送られた地図作成命令MRと地図部23から地図情報M
とから、最も拡大された縮尺で地図作成命令MRの全て
の位置情報Iを印で表した地図情報M′を通知部4に送
る。通知部4は、この地図情報M′を表示して所有者に
通知する。
【0123】登録点情報Bが目標点情報Aに一致したと
き、図26に示すように、地図情報M′としてはその登
録点情報B周辺が拡大して表示される。一方、全ての登
録点情報Bが目標点情報Aと一致しなかったときは、図
28に示すように、地図情報M′としては全ての登録点
情報Bおよび目標点情報Aが表示されるように縮小して
表示される。このため、通知部4は、一致または不一致
を視覚的に分かり易く所有者に通知することができる。
なお、不一致の場合は、目標点情報Aおよび登録点情報
Bの位置が分かり、かつ全ての登録点情報Bが表示され
るため、所有者は登録した登録地点が照合の対象になっ
ているかを確認することができる。
【0124】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、地図情報M′を表示する通
知装置の通知部4は、目標点情報Aおよび登録点情報B
を地図上に印として表すため、目標点情報Aが表す位置
および照合の対象となっている登録点情報Bが表す位置
を視覚的に分かり易く通知することができる。なお、第
3の実施形態の通知装置が有する課金部5を備えて、一
致した場合に課金する仕組みとしても良い。また、第4
の実施形態で説明した変換部7およびテーブル変換部2
2を備えて、目標点情報Aおよび登録点情報Bの種類を
変換部7で変換した後に照合しても良い。また、第5の
実施形態で説明した記憶部2の地図部23を用いて、目
標点情報Aと登録点情報Bとの誤差を吸収するようにし
ても良い。
【0125】また、照合部3は、目標点情報Aと登録点
情報Bとの照合の結果が不一致である場合、図29のよ
うに、地図作成部10に送る地図作成命令MRに目標点
情報Aを含ませなくても良い。このとき、他人の不幸に
ついては、自分以外の関係者に緊急車両が出動するよう
な事態が発生しているが、それが誰かまたはどこかにつ
いては分からないのでプライバシーを守ることができ
る。
【0126】〔第8の実施形態〕第7の実施形態の通知
装置では地図作成命令MRが位置情報Iを含むものであ
るが、第8の実施形態に係る通知装置においては、地図
作成命令MRが住所情報Jによって構成されている。図
30は、第8の実施形態における地図作成命令MRの構
成を示す説明図である。地図作成命令MRは、同図に示
すように、住所情報Jの個数を示す住所情報個数JC
と、住所情報個数JCの個数分の住所情報Jから成る住
所情報群JGとから構成されている。
【0127】本実施形態の照合部3は、目標点情報Aと
登録点情報Bとを照合した結果、これらの情報が一致し
た場合は、一致した登録点情報Bに対応する1つの住所
情報Jだけで地図作成命令MRを生成する。このときの
地図作成命令MRの住所情報個数JCは「1」となる。
また、照合の結果、全ての登録点情報Bが目標点情報A
と一致しなかった場合は、目標点情報Aおよび全ての登
録点情報Bに対応する住所情報Jから地図作成命令MR
が生成される。このとき、目標点情報Aを最初の住所情
報J1に設定し、登録点情報Bを2番目以降の住所情報
2〜Jnに設定して地図作成命令MRが構成される。し
たがって、地図作成命令MRの住所情報個数JCは、
「目標点情報の数+登録点情報の数」となる。
【0128】また、本実施形態の地図作成部10は、照
合部3から少なくとも1つの住所情報Jを含む地図作成
命令MRを受け取り、地図作成命令MRに含まれる住所
情報Jの各々に対応した住所形状JSを記憶部2の地図
部23が記憶している住所地図情報MJ(図21参照)
から取り出す。次に、取り出した住所形状JSに含まれ
る全ての位置情報Iから最大値と最小値を求め、最大値
と最小値との間の位置情報を含む地図情報Mを地図部2
3から取り出す。なお、地図作成部10は、最大値から
所定値をプラス方向に、最小値から所定値をマイナス方
向に範囲を広げて取り出しても良い。また、地図部23
が一定の範囲で区画化された地図情報を記憶している場
合、地図作成命令MRの複数の位置情報Iの最大値と最
小値との間に含まれる区画全てを取り出しても良い。
【0129】次に、地図作成部10は、取り出した地図
情報Mを最も拡大した縮尺で表せるように地図を作成
し、その上に地図作成命令MRの住所情報Jの各々に対
応する住所形状JSを、他の住所形状JSとは色または
太さ等の表現を変えて地図上に表して、これを地図情報
M′として通知部4に送る。通知部4は、地図作成部1
0から受け取った地図情報M′を表示して所有者に通知
する。図31は、住所形状JSを地図上に表した地図情
報M′のイメージを示す説明図である。
【0130】なお、照合部3から受け取った地図作成命
令MRの住所情報Jが地図部23の住所地図情報MJの
住所情報Jより粗い場合、地図作成部10は、地図作成
命令MRの住所情報Jと一部でも一致する住所情報Jを
持つ全ての住所地図情報MJの住所形状JSを、地図作
成命令MRに対応する住所形状JSとして地図情報M′
に表す。したがって、目標点情報Aが登録点情報Bほど
詳しくなく大体の場所しか分からない場合や目標点情報
Aと登録点情報Bとが一定の範囲内にある場合、照合部
3は、地図作成命令MRの住所情報J1を、登録点情報
Bほど詳しくない目標点情報Aそのものまたは目標点情
報Aの登録点情報Bと一致した部分で構成し、住所情報
2以降を、記憶部2の全ての登録点情報Bまたは一部
が目標点情報Aと一致した登録点情報Bで構成する。こ
のため、目標点情報Aが広範囲を示す形状で、登録点情
報Bが狭範囲、つまりほぼ点に近い形状で地図情報M′
が表現され、所有者にとって視覚的に分かり易い通知を
行うことができる。
【0131】図32は、照合時の状況、照合の結果、地
図作成命令の構成および地図情報の対応関係を示す説明
図である。同図において、ケース(a)は、目標点情報
Aが登録点情報Bよりも詳しくない場合で、照合の結
果、いずれかの登録点情報Bxが一致した場合である。
この場合、地図作成命令MRの構成は、1つ目の住所情
報J1が目標点情報Aそのものであり、2つ目以降の住
所情報Jの一部が登録点情報Bxである。このケース
(a)で作成される地図情報M′のイメージを図33に
示す。
【0132】また、ケース(b)は、目標点情報Aが登
録点情報Bよりも詳しくない場合で、照合の結果、全て
の登録点情報が不一致となった場合である。この場合、
地図作成命令MRの構成は、1つ目の住所情報J1が目
標点情報Aそのものであり、2つ目以降の住所情報Jが
記憶部2の全ての登録点情報B1〜Bnである。このケー
ス(b)で作成される地図情報M′のイメージを図34
に示す。
【0133】また、ケース(c)は、登録点情報Bを中
心とする範囲と目標点情報Aとが一致するかを照合する
場合で、照合の結果、いずれかの登録点情報Bxが一致
した場合である。この場合、地図作成命令MRの構成
は、1つ目の住所情報J1が目標点情報Aの内、照合に
使用した部分であり、2つ目以降の住所情報Jが登録点
情報Bxである。このケース(c)で作成される地図情
報M′のイメージを図33に示す。
【0134】さらに、ケース(d)は、登録点情報を中
心とする範囲と目標点情報Aとが一致するかを照合する
場合で、照合の結果、全ての登録点情報が不一致となっ
た場合である。この場合、地図作成命令MRの構成は、
1つ目の住所情報J1が目標点情報Aの内、照合に使用
した部分であり、2つ目以降の住所情報Jが記憶部2の
全ての登録点情報B1〜Bnである。このケース(d)で
作成される地図情報M′のイメージを図34に示す。
【0135】以下、ケース(b)の具体例を説明する。
登録点情報Bとして、「都道府県」、「市区町村」、
「大字」、「丁目」、「番地」、「号」までの住所情報
Jが登録されており、照合部3が受け取った目標点情報
Aは「都道府県」、「市区町村」、「大字」、「丁目」
までしかなかったとする。照合部3は、受け取った目標
点情報Aと登録点情報Bとの照合を、「都道府県」、
「市区町村」、「大字」、「丁目」までの範囲で行う。
ここで登録点情報Bの全てが不一致であると判断された
場合、地図作成部10に通知される地図作成命令MR
は、住所情報J1を取得した目標点情報Aそのもので構
成し、住所情報J2以降を全ての登録点情報Bで構成す
る。
【0136】地図作成部10は、受け取った地図作成命
令MRの住所情報J1については、「都道府県」、「市
区町村」、「大字」、「丁目」までしか記されていない
ので、「都道府県」、「市区町村」、「大字」、「丁
目」までが一致する住所情報Jを持つ住所形状JSを地
図部23の住所地図情報JMから取り出し、例えば、こ
の住所形状JSを全て赤色で表現する。また、受け取っ
た地図作成命令MRの住所情報J2〜Jnについては、
「都道府県」、「市区町村」、「大字」、「丁目」、
「番地」、「号」まで記されているので、「都道府
県」、「市区町村」、「大字」、「丁目」、「番地」、
「号」までが一致する住所情報Jを持つ住所形状JSを
地図部23の住所地図情報JMから取り出し、例えば、
この住所形状JSを全て青色で表現する。
【0137】取り出した全ての住所形状JSの位置情報
Iから最大値および最小値を求め、この範囲に含まれる
地図情報Mを地図部23から取り出す。取り出した全て
の地図情報Mが含まれる最大縮尺の地図を作成し、その
地図上に地図作成命令MRで示される住所情報Jに対応
する住所形状JSを赤色および青色で表現した地図情報
M′を作成し、これを通知部4に送る。この結果、図3
4に示すように、目標点情報Aが広範囲を示す形状で表
現され、登録点情報Bが狭範囲を示す形状で表現された
地図情報Mが表示されるため、視覚的に分かり易く通知
することができる。
【0138】なお、上記例では日本の場合を示したが、
欧米のように、道路名で住所が表される場合は、上記の
「丁目」を「道路名」というように読み替えることによ
り、同様に適用できる。また、上記実施形態では、住所
地図情報MJを、最も細かい分類の形状だけを記憶した
ものとして地図部23に示したが、最も細かい分類の形
状以外にも、大きな分類の形状を記憶してもよい。この
場合、その住所形状JSに対応する住所情報Jは、分類
の大きさに応じて、細かさを省いて記憶しておく。地図
作成部10は、受け取った住所情報Jと全て一致する住
所形状JSを、地図部23の住所地図情報MJから取り
出して地図を作成する。これは、例えば日本では、最も
細かい分類の形状が個人住宅の敷地を形状とする場合
に、大きな分類の形状が番地、大字、市区町村、都道府
県の形状とすることを意味する。
【0139】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、目標点情報Aおよび登録点
情報Bは地図上の形状として表されるので、目標点情報
Aおよび照合対象となっている登録点情報Bを視覚的に
分かり易く通知することができる。なお、なお、第3の
実施形態の通知装置が有する課金部5を備えて、一致し
た場合に課金する仕組みとしても良い。また、第4の実
施形態で説明した変換部7およびテーブル変換部22を
備えて、目標点情報Aおよび登録点情報Bの種類を変換
部7で変換した後に照合しても良い。
【0140】〔第9の実施形態〕図35は、本発明の第
9の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図であ
る。同図において、図3(第1の実施形態)と重複する
部分には同一の符号を附して説明を省略する。図35に
示すように、第9の実施形態の通知装置は、第1の実施
形態の通知装置と同様に、取得部1、記憶部2、照合部
3および通知部4を備えて構成されているが、第1の実
施形態と異なり、取得部1は複数の目標点情報Aを取得
可能である。
【0141】本実施形態の取得部1は、緊急車両が向か
っている事故発生点を第1の目標地点として第1目標点
情報A1を取得し、治療を行うために向かっている治療
地点を第2の目標地点として第2目標点情報A2を取得
する。また本実施形態の照合部3は、第1目標点情報A
1と記憶部2に記憶されている登録点情報Bとを照合し
て一致した場合、第1目標点情報が一致したという照合
結果と共に、取得した第2目標点情報A2を通知部4に
通知する。図36に、取得した第1目標点情報A1と記
憶部2に記憶された登録点情報Bとの照合および第2目
標点情報A2を示す。
【0142】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、通知装置の所有者は、登録
した地点において事件や事故が生じた場合、例えば、自
分の家や自分の家族に緊急車両が出動するような危機に
面している場合、怪我人の治療を行う病院等の行き先が
分かるため、早く家族の元に駆けつけることができる。
なお、取得部1は3つ以上の目標点情報Aを取得して、
第1目標点情報A1を登録点情報Bと照合し、第2目標
点情報A2以降を通知することで、複数の行き先を所有
者に通知しても良い。
【0143】また、第2目標点情報A2は、住所情報J
や電話番号情報T、個人ID情報K、位置情報Iでも良
い。第2目標点情報A2が住所情報J、電話番号情報
T、個人ID情報Kである場合、第4の実施形態で説明
した変換部7を用いて第2目標点情報A2を位置情報I
に変換して、地図上の点として表しても良い。また、通
知装置は実施形態で示した第7の実施形態で説明した地
図作成部10を備えていても良い。また、一致した登録
点情報Bについても通知するようにしてもよい。
【0144】〔第10の実施形態〕図37は、本発明の
第10の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図
である。同図において、図35(第9の実施形態)と重
複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。図
37に示すように、第10の実施形態に係る通知装置
は、第9の実施形態に係る通知装置が有する構成要件に
加えて、特許請求の範囲の現在位置検出手段に該当する
現在位置を検出する現在位置算出部8、経路探索手段に
該当する2地点間の経路を探索する経路探索部9をさら
に備えて構成されており、記憶部2が内部に地図部23
を有している。
【0145】また、照合部3は、取得部1によって取得
された第1目標点情報A1と記憶部2に記憶された登録
点情報Bとを、第1目標点情報A1および登録点情報B
の種類に応じて図示しない変換部7を適時用いながら照
合する。照合部3は、第1目標点情報A1と登録点情報
Bとが一致したとき、経路探索部9に第2目標点情報A
2を送る。経路探索部9は、照合部3から第2目標点情
報A2を受けると、現在位置検出部8に検出命令Gを出
力する。現在位置検出部8は、検出命令Gを受けると、
現在位置を検出して現在位置情報Hを経路探索部9に返
す。
【0146】経路探索部9は、現在位置検出部8から受
け取った現在位置情報Hを始点とし、照合部3から受け
取った第2目標点情報A2を終点として、地図情報Mの
他に道路や鉄道等の繋がりを整備した交通ネットワーク
を特に記憶している地図部23を用いて、始点および終
点の2地点間の経路を探索し、経路情報Lを通知部4に
送る。経路情報Lは、鉄道名や駅名を示したもの、道路
名や交差点名を示したもの、または地図上に探索した経
路を目立つように示したものである。通知部4は、経路
探索部9から受け取った経路情報Lを通知装置の所有者
に通知する。
【0147】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、現在位置から第2目標点情
報A2が表す目標地点までの経路を知ることができるた
め、例えば、治療を行うための病院などの行き先までの
経路が分かり、所有者は治療を行っている場所に急行す
ることができる。なお、本実施形態の経路探索部9は、
現在位置から第2目標点情報A2が表す目標地点までの
経路を探索しているが、現在位置から第1目標点情報A
1が表す目標地点A1までの経路を探索しても良い。
【0148】〔第11の実施形態〕図38は、本発明の
第11の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図
である。同図において、図3(第1の実施形態)と重複
する部分には同一の符号を附して説明を省略する。図3
8に示すように、第11の実施形態の通知装置は、第1
の実施形態の通知装置と同様に、取得部1、記憶部2、
照合部3および通知部4を備えて構成されているが、第
1の実施形態と異なり、記憶部2は登録点情報Bおよび
通知先情報Cを対にして記憶している。図39に、取得
した目標点情報A、記憶部2に記憶された登録点情報B
および登録点情報Bと対になった通知先情報Cを示す。
本実施形態では、1レコードが登録点情報Bと通知先情
報Cという2つのフィールドで構成されている。
【0149】本実施形態の照合部3は、取得部1で取得
した目標点情報Aと記憶部2に記憶されている登録点情
報Bまたは通知先情報Cとが一致するかを照合する。照
合の結果、これらの情報が一致したとき、照合部3は登
録点情報Bおよびこの登録点情報Bと対になっている通
知先情報Cを通知部4に送る。通知部4は、通知先情報
Cが示す通知先に目標点情報Aと登録点情報Bが一致し
たことを通知する。
【0150】本実施形態の通知装置を、ある地域の緊急
車両の事故発生点としての出動先を一括管理しているセ
ンタに備えておいても良い。例えば、記憶部2に登録点
情報Bとして自分の家や家族の勤務先等を登録し、通知
先情報Cとして、自宅の電話番号や携帯電話の電話番号
等を登録し、通知部4は電話回線を用いて通知を行う。
図40に、このときの一例を示す。同図において、符号
300は緊急車両を示し、符号100は特に緊急車両3
00の事故発生点としての出動先を一括管理する、通知
装置を備えたセンタであり、符号400は携帯電話等の
持ち運び可能な電話である。なお、センタ100として
は、消防署や警察署でも良いし、複数の消防署や警察署
の緊急車両の出動先を一括管理しているセンタでもよ
い。
【0151】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、通知装置を所有していなく
ても自分の家や家族が緊急車両が出動するような危機に
面していることを通知することができる。また、通知先
情報Cに、家族全員の連絡先や万一のときに連絡をつけ
ておきたい人の連絡先を登録しておけば、万一の時の通
知をもれなく行うことができる。
【0152】なお、通知装置は、上記実施形態で説明し
た変換部7、テーブル変換部22、地図部23を備えて
も良く、変換部7を用いて目標点情報A、登録点情報B
の種類を変換して照合しても良いし、目標点情報Aと登
録点情報Bの誤差を吸収するようにしても良い。また、
照合部3は、登録点情報Bを中心とした一定の範囲内に
あるかを照合し、目標点情報Aと全て一致している場合
や一定の範囲内にある場合は、異なる通知方法で通知し
ても良い。さらに、上記実施形態で説明した地図作成部
10を備えてもよく、地図によって通知しても良い。
【0153】また、緊急車両が向かっている事故発生点
としての第1目標点情報A1および治療を行うために向
かう治療地点としての第2目標点情報A2を取得部1が
取得して、照合部3において第1目標点情報A1と登録
点情報Bとを照合した結果一致していれば、第2目標点
情報A2を通知するようにしても良い。また、上記実施
形態で説明した現在位置検出部8経路探索部9を設け
て、通知先情報Cの現在位置から第2目標点情報A2ま
での経路情報Lを通知するようにしても良い。
【0154】また、記憶部2に登録点情報Bを昇順また
は降順に並べて登録しておけば、照合部3における照合
が速く行うことができる。この場合、照合部3は、登録
点情報Bが1つ一致した場合に照合処理を終えるのでな
く、登録点情報Bが一致してから一致しなくなるまで記
憶部2を照合するようにすることで、1つの登録点情報
Bが複数の通知先情報Cに対応している場合に正しく照
合することができる。また、登録点情報Bを最後まで照
合する必要がないので、速く照合を終わらせることもで
きる。
【0155】さらに、図39では1つの登録点情報Bに
1つの通知点情報Cが対応している例を示したが、1つ
の登録点情報Bに複数の通知先情報Cが対応しても、1
つの通知先情報Cに複数の登録点情報Bが対応するよう
に構成してもよい。
【0156】〔第12の実施形態〕図41は、本発明の
第12の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図
である。同図において、図38(第11の実施形態)と
重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。
図41に示すように、第12の実施形態に係る通知装置
は、第11の実施形態に係る通知装置が有する構成要件
に加えて、課金部5をさらに備えて構成されており、記
憶部2は登録点情報B、通知先情報Cおよび課金先情報
Dを対にして記憶している。図42に、取得した目標点
情報A,記憶部2に記憶された登録点情報B、通知先情
報Cおよび課金先情報Dを示す。ここでは、1レコード
が登録点情報B、通知先情報C、課金先情報Dという3
つのフィールドで構成されている。
【0157】本実施形態の照合部3は、取得部1で取得
した目標点情報Aと記憶部2に記憶されている登録点情
報Bまたは通知先情報Cとが一致するかを照合する。照
合の結果、これらの情報が一致したとき、照合部3は登
録点情報Bおよびこの登録点情報Bと対になっている通
知先情報Cを通知部4に送り、対になっている課金先情
報Dを課金部5に送る。本実施形態の課金部5は、照合
部3から送られた課金先情報Dが表す課金先に課金す
る。
【0158】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、目標点情報Aと一致した登
録点情報Bに対応する課金先情報Dが表す課金先にだけ
課金することができるため、緊急事態通知サービスの料
金体系として、サービス提供者は柔軟な料金体系でサー
ビスを提供することができる。なお、図42では1つの
登録点情報Bに1つの通知点情報Cおよび1つの課金先
情報Dが対応している例を示したが、1つの登録点情報
Bに複数の通知先情報Cおよび複数の課金先情報Dが対
応しても、1つの通知先情報Cや1つの課金先情報Dに
複数の登録点情報Bが対応するように構成してもよい。
【0159】〔第13の実施形態〕図43は、本発明の
第13の実施形態に係る通知装置を示すブロック構成図
である。同図において、図41(第12の実施形態)と
重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。
図43に示すように、第13の実施形態に係る通知装置
は、第12の実施形態に係る通知装置が有する構成要件
に加えて登録部6(登録手段)をさらに備えて構成され
ている。
【0160】登録部6は、使用者の要求に従って、記憶
部2に登録された登録点情報B、通知先情報Cまたは課
金先情報Dを、参照、追加または削除するものであり、
追加または削除の要求があった場合は、追加または削除
の対象となった登録点情報B、通知先情報C、課金先情
報Dの組み合わせの課金先情報Dを課金部5に伝える。
このとき、課金部5は受け取った課金先情報Dが表す課
金先に課金する。
【0161】以上説明したように、本実施形態の通知装
置によれば、登録部6を用いて照合、通知、課金に使用
される登録点情報B、通知先情報C、課金先情報Dの組
み合わせを随時変更することができるため、通知装置の
使い勝手を向上することができる。また、課金部5は、
登録部6から登録点情報B、通知先情報C、課金先情報
Dの追加または削除要求があった場合は、追加または削
除の対象となった登録点情報B、通知先情報C、課金先
情報Dの組み合わせの課金先情報Dが表す課金先に課金
することができるため、多様な料金体系のサービスを提
供することができる。
【0162】〔第14の実施形態〕第14の実施形態の
通知装置は、第1の実施形態の通知装置と同様の構成で
あるが、本実施形態の記憶部2は、登録点情報Bの他
に、登録点情報Bに対応した後述する照合度合情報Eを
記憶している。図44に、取得した目標点情報A、記憶
部2に記憶された登録点情報Bおよび照合度合情報Eを
示す。ここでは、1レコードが登録点情報Bと照合度合
情報Eという2つのフィールドで構成されている。照合
度合情報Eとは、照合部3での照合の際に、目標点情報
Aおよび登録点情報Bの何を有効にするかをONまたは
OFFで示したものである。
【0163】本実施形態の照合部3は、登録点情報Bと
目標点情報Aとを照合する際、照合度合情報Eに基づい
て目標点情報A、登録点情報Bの照合の範囲を変える。
また、本実施形態の通知部4は、照合度合情報Eに基づ
いて通知方法を変える。
【0164】以下、図45を参照して、照合度合情報E
の表し方および本実施形態の通知方法について説明す
る。図45に示した具体例は、照合が住所情報Jで行わ
れる一例である。同図において、照合時に使用される目
標点情報Aおよび登録点情報Bはそれぞれ25桁で表さ
れる。桁数1〜2は「都道府県」を表し、桁数3〜5は
「市区町村」を表し、桁数6〜8は「大字」を表し、桁
数9〜10は「丁目」を表し、桁数11〜15は「番
地」を表し、桁数16〜20は「号」を表し、桁数21
〜25は「部屋番号」を表している。例えば、図45の
a)に示した「141090839900100001
0100102」は、「神奈川県横浜市港北区綱島西9
9丁目100番地101号102号室」を示している。
【0165】照合度合情報Eも同じく25桁で構成さ
れ、照合に使用する目標点情報A、登録点情報Bの25
桁の内、照合を有効とする桁は「1」、無効とする桁は
「0」で表現される。例えば、図45のb)に示した
「111111111111111000000000
0」は、桁数1〜15が「1」、桁数16〜25が
「0」であるため、照合に有効となるのは、「都道府
県」、「市区町村」、「大字」、「丁目」および「番
地」である。
【0166】照合部3は、取得部1から取得した目標点
情報Aと、記憶部2に記憶された登録点情報Bとを照合
する際、照合度合情報Eが「1」の桁だけを照合し、一
致した場合は一致した登録点情報Bに対応する照合度合
情報Eを通知部4に送る。通知部4は、受け取った照合
度合情報Eに基づいて通知方法を変えて通知する。例え
ば、受け取った照合度合情報Eが全て「1」で構成され
ている場合は通知部4が「!緊急事態発生!」を表示
し、そうでない場合は「緊急車両出動中」を表示するこ
とで違いを表現する。
【0167】以上説明したように、本実施形態の通知装
置および通知方法によれば、照合度合情報Eに応じて目
標点情報Aおよび登録点情報Bのどの部分を有効として
照合のために利用するかを決定することができるため、
通知装置の利用者からの個別の要望によって複数の条件
で照合を行うことができ、より柔軟な照合を行うことが
できる。なお、上記実施形態で説明したように、一致し
た登録点情報Bも通知し、登録点情報Bを地図上に点で
表示しても良い。また、記憶部2は、登録点情報Bおよ
び照合度合情報E以外に、通知先情報Cや課金先情報D
を登録点情報Bに対応付けて記憶していても良い。さら
に、第16実施形態で示したように、登録点情報B、通
知先情報C、課金先情報Dに加え、照合度合情報Eも登
録できる登録部6を備えても良い。
【0168】以上説明した実施形態(第1〜第14の実
施形態)では、目標点情報Aが表す目標地点を緊急車両
が向かっている目標地点として説明したが、緊急車両に
限らず、特に緊急を要しない一般の乗用車やタクシー等
の自動車、また自動車に限らず、電車等に適用すること
もできる。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通知装
置、通知方法および記録媒体によれば、記憶手段が所望
の地点を特定可能な登録点情報を予め記憶しており、取
得手段(取得ステップ)において、車両が向かっている
目標地点を特定可能な目標点情報を取得し、照合手段
(照合ステップ)において、取得された目標点情報と記
憶手段に記憶されている登録点情報とを照合して、これ
らの情報の一致を判別し、通知手段(通知ステップ)に
おいて、照合手段(照合ステップ)で照合した照合結果
を通知している。
【0170】例えば、登録点情報にユーザの家や家族・
知人の居場所等を登録しておけば、救急車や消防車等の
車両が事故発生地点に向かって出動し、その目標地点が
ユーザの予め登録した登録地点と一致するとき、ユーザ
(通知装置の所有者)にはこの事実が通知されるため、
ユーザは家族や知人の元に緊急事態が生じたことをいち
早く知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通知装置の使われ方を示す説明図
である。
【図2】本発明に係る通知装置の使われ方を示す説明図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る通知装置を示す
ブロック構成図である。
【図4】第1の実施形態の通知装置が行う第1実施例の
通知方法を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態の通知装置が行う第2実施例の
通知方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る通知装置を示す
ブロック構成図である。
【図7】目標点情報Aおよび登録点情報B1〜Bnを示す
説明図である。
【図8】第2の実施形態の通知装置が行う通知方法を示
すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態の通知装置が行う他の通知方法
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る通知装置を示
すブロック構成図である。
【図11】第3の実施形態の通知装置が行う通知方法を
示すフローチャートである。
【図12】第3の実施形態の通知装置が行う他の通知方
法を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施形態に係る通知装置の第
1実施例を示すブロック構成図である。
【図14】本発明の第4の実施形態に係る通知装置の第
2実施例を示すブロック構成図である。
【図15】第4の実施形態のテーブル変換部22の構成
を示す説明図である。
【図16】本発明の第5の実施形態に係る通知装置を示
すブロック構成図である。
【図17】目標点情報Aおよび登録点情報Bを示す説明
図である。
【図18】地図情報Mの分類を示す説明図である。
【図19】地図情報Mの構成を示す説明図である。
【図20】位置情報個数ICおよび位置情報群IGから
構成される形状Sを示す説明図である。
【図21】地図情報Mに含まれている住所地図情報MJ
の構成を示す説明図である。
【図22】本発明の第5の実施形態に係る通知装置の他
の構成を示すブロック構成図である。
【図23】第6の実施形態の通知装置が行う通知方法を
示すフローチャートである。
【図24】本発明の第7の実施形態に係る通知装置を示
すブロック構成図である。
【図25】地図部23から地図情報Mを取り出す方法を
示す説明図である。
【図26】登録点情報Bが一致して照合が終わった場合
の地図情報M′を示す説明図である。
【図27】第7の実施形態の通知装置が行う通知方法を
示すフローチャートである。
【図28】全ての登録点情報Bが不一致で照合が終わっ
た場合の地図情報M′を示す説明図である。
【図29】登録点情報Bを点で表示した地図情報M′を
示す説明図である。
【図30】第8の実施形態における地図作成命令MRの
構成を示す説明図
【図31】住所形状JSを地図上に表した地図情報M′
のイメージを示す説明図である。
【図32】照合時の状況、照合の結果、地図作成命令の
構成および地図情報の対応関係を示す説明図である。
【図33】図32のケース(a)で作成された地図情報
M′のイメージを示す説明図である。
【図34】図32のケース(b)で作成された地図情報
M′のイメージを示す説明図である。
【図35】本発明の第9の実施形態に係る通知装置を示
すブロック構成図である。
【図36】取得した第1目標点情報A1と記憶部2に記
憶された登録点情報Bとの照合および第2目標点情報A
2を示す説明図である。
【図37】本発明の第10の実施形態に係る通知装置を
示すブロック構成図である。
【図38】本発明の第11の実施形態に係る通知装置を
示すブロック構成図である。
【図39】取得した目標点情報A、記憶部2に記憶され
た登録点情報Bおよび登録点情報Bと対になった通知先
情報Cを示す説明図である。
【図40】通知装置の使われ方を示す説明図である。
【図41】本発明の第12の実施形態に係る通知装置を
示すブロック構成図である。
【図42】取得した目標点情報A,記憶部2に記憶され
た登録点情報B、通知先情報Cおよび課金先情報Dを示
す説明図である。
【図43】本発明の第13の実施形態に係る通知装置を
示すブロック構成図である。
【図44】取得した目標点情報A、記憶部2に記憶され
た登録点情報Bおよび照合度合情報Eを示す説明図であ
る。
【図45】照合度合情報Eの表し方を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 取得部 2 記憶部 3 照合部 4 通知部 5 課金部 6 登録部 7 変換部 8 現在位置算出部 9 経路探索部 10 地図作成部 22 テーブル変換部 23 地図部 100,100a,100b 通知装置 200a,200b 局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AC02 AC09 AC14 AC16 5C087 AA09 AA10 AA16 AA19 AA40 AA51 BB12 BB20 BB73 BB74 DD03 DD14 DD23 DD24 EE05 EE17 FF01 FF02 FF17 FF23 GG07 GG08 GG18 GG21 GG23 GG66 GG70 5H180 BB05 EE08 EE10 FF22 5K067 BB36 DD20 EE02 EE14 FF03 FF23 FF25 FF26 HH22 HH23 JJ51

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が向かっている目標地点を特定可能
    な目標点情報を取得する取得手段と、 所望の地点を特定可能な登録点情報を予め記憶する記憶
    手段と、 前記取得手段で取得された目標点情報と前記記憶手段に
    記憶されている登録点情報とを照合して、これらの情報
    の一致を判別する照合手段と、 前記照合手段で照合した照合結果を通知する通知手段
    と、を備えたことを特徴とする通知装置。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、前記目標点情報と前記
    登録点情報とが一致したときに照合結果を通知すること
    を特徴とする請求項1記載の通知装置。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記目標点情報と一致
    した登録点情報を照合結果と共に通知することを特徴と
    する請求項1または2記載の通知装置。
  4. 【請求項4】 前記目標点情報と前記登録点情報とが一
    致したとき、所定先に課金する課金手段を備えたことを
    特徴とする請求項1、2または3記載の通知装置。
  5. 【請求項5】 前記照合手段で照合する目標点情報およ
    び登録点情報の種類がそれぞれ異なるとき、前記目標点
    情報または前記登録点情報の種類を変換する変換手段を
    備えたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の通知装置。
  6. 【請求項6】 前記目標点情報および前記登録点情報の
    少なくとも一方が所定地点の位置を表す位置情報である
    とき、 前記変換手段は、所定地点を表す位置情報と前記所定地
    点の住所を表す住所情報との対応関係を用いて、前記位
    置情報を住所情報に変換することを特徴とする請求項5
    記載の通知装置。
  7. 【請求項7】 前記照合手段は、前記取得手段で取得さ
    れた目標点情報の表す目標地点が前記記憶手段に記憶さ
    れている登録点情報の表す登録地点を中心とした所定範
    囲内にあるかを判別することを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5または6記載の通知装置。
  8. 【請求項8】 前記通知手段は、前記目標点情報と前記
    登録点情報とが一致したとき、および、前記目標地点が
    前記登録地点の所定範囲内にあるとき、それぞれ異なる
    方式で通知することを特徴とする請求項7記載の通知装
    置。
  9. 【請求項9】 前記照合手段は、前記取得手段で取得さ
    れた目標点情報と前記記憶手段に記憶されている登録点
    情報とを照合した結果に基づいて、少なくとも1つの位
    置情報または住所情報を含む地図作成命令を生成し、 前記記憶手段は、地図を表示するための地図情報を記憶
    する地図情報記憶手段を有し、 前記照合手段で生成された地図作成命令に含まれている
    位置情報または住所情報が示す位置を全て含む領域の地
    図情報を前記地図情報記憶手段から取り出して、前記位
    置情報または前記住所情報が示す位置を印として表した
    地図情報を作成する地図作成手段を備え、 前記通知手段は、前記地図作成手段が作成した地図情報
    を表示することを特徴とする請求項1、2、3、4、5
    または6記載の通知装置。
  10. 【請求項10】 前記照合手段は、 前記目標点情報と一致する登録点情報を位置情報として
    地図作成命令を生成し、 前記目標点情報と一致する登録点情報がない場合は、前
    記目標点情報および前記記憶手段に登録されている登録
    点情報を位置情報として地図作成命令を生成することを
    特徴とする請求項9記載の通知装置。
  11. 【請求項11】 前記照合手段で生成された地図作成命
    令に含まれている住所情報が前記地図情報に含まれてい
    る住所情報よりも粗い場合、 前記地図作成手段は、前記地図作成命令の住所情報と一
    部でも一致する住所情報の地図情報を取り出すことを特
    徴とする請求項9または10記載の通知装置。
  12. 【請求項12】 前記取得手段は、車両が向かっている
    目標地点を特定可能な目標点情報に続いて、第2の目標
    地点を特定可能な第2の目標点情報を取得し、 前記照合手段による照合の結果、前記目標点情報が前記
    記憶手段に記憶されている登録点情報と一致したとき、
    前記通知手段は、前記第2の目標点情報を通知すること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、10または11記載の通知装置。
  13. 【請求項13】 当該通知装置の現在位置を検出する現
    在位置検出手段と、 前記現在位置検出手段が検出した現在位置から前記目標
    地点または前記第2の目標地点までの経路を探索する経
    路探索手段と、を備え、 前記通知手段は、前記経路探索手段が探索した経路を通
    知することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11または12記載の通知装
    置。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段は、前記通知手段が通知
    を行う通知先を表す通知先情報を前記登録点情報に対応
    付けて記憶し、 前記通知手段は、前記照合手段によって前記目標点情報
    と一致した登録点情報、または登録地点を中心とした所
    定範囲内に前記目標点情報の表す目標地点がある登録点
    情報に対応する、通知先情報が表す通知先に通知するこ
    とを特徴とすることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9、10、11、12または13
    記載の通知装置。
  15. 【請求項15】 前記記憶手段は、前記課金手段が課金
    を行う先を表す課金先情報を前記登録点情報に対応付け
    て記憶し、 前記課金手段は、前記照合手段によって前記目標点情報
    一致した登録点情報、または登録地点を中心とした所定
    範囲内に前記目標点情報の表す目標地点がある登録点情
    報に対応する、課金先情報が表す課金先に課金すること
    を特徴とする請求項4、5、6、7、8、9、10、1
    1、12、13または14記載の通知装置。
  16. 【請求項16】 前記登録点情報、前記通知先情報また
    は前記課金先情報を参照したり、前記記録手段から削除
    したり、前記記録手段に追加するための登録手段を備え
    たことを特徴とする請求項14または15記載の通知装
    置。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段は、前記目標点情報と前
    記登録点情報との照合の際に、照合の範囲を決定する照
    合度合情報を記憶し、 前記照合手段は、前記照合度合情報に基づいて前記目標
    点情報と前記登録点情報とを照合し、 前記通知手段は、前記照合度合情報に応じて異なる方式
    で通知することを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、12、13、14、15または16記載の通知
    装置。
  18. 【請求項18】 所望の地点を特定可能な登録点情報を
    予め記憶する記憶手段を備えた通知装置を用いた通知方
    法であって、 車両が向かっている目標地点を特定可能な目標点情報を
    取得する取得ステップと、 前記取得ステップで取得された目標点情報と前記記憶手
    段に記憶されている登録点情報とを照合して、これらの
    情報の一致を判別する照合ステップと、 前記照合ステップで照合した照合結果を通知する通知ス
    テップと、を有することを特徴とする通知方法。
  19. 【請求項19】 前記通知ステップは、前記目標点情報
    と前記登録点情報とが一致したときに照合結果を通知す
    ることを特徴とする請求項18記載の通知方法。
  20. 【請求項20】 前記通知ステップは、前記目標点情報
    と一致した登録点情報を照合結果と共に通知することを
    特徴とする請求項18または19記載の通知方法。
  21. 【請求項21】 前記目標点情報と前記登録点情報とが
    一致したとき、 所定先に課金する課金ステップを有することを特徴とす
    る請求項18、19または20記載の通知方法。
  22. 【請求項22】 前記照合ステップで照合する目標点情
    報および登録点情報の種類がそれぞれ異なるとき、 前記目標点情報または前記登録点情報の種類を変換する
    変換ステップを有することを特徴とする請求項18、1
    9、20または21記載の通知方法。
  23. 【請求項23】 前記目標点情報および前記登録点情報
    の少なくとも一方が所定地点の位置を表す位置情報であ
    るとき、 前記変換ステップは、所定地点を表す位置情報と前記所
    定地点の住所を表す住所情報との対応関係を用いて、前
    記位置情報を住所情報に変換することを特徴とする請求
    項22記載の通知方法。
  24. 【請求項24】 前記照合ステップは、前記取得ステッ
    プで取得された目標点情報の表す目標地点が前記記憶手
    段に記憶されている登録点情報の表す登録地点を中心と
    した所定範囲内にあるかを判別することを特徴とする請
    求項18、19、20、21、22または23記載の通
    知方法。
  25. 【請求項25】 前記通知ステップは、前記目標点情報
    と前記登録点情報とが一致したとき、および、前記目標
    地点が前記登録地点の所定範囲内にあるとき、それぞれ
    異なる方式で通知することを特徴とする請求項24記載
    の通知方法。
  26. 【請求項26】 前記記憶手段は、地図を表示するため
    の地図情報を記憶する地図情報記憶手段を有し、 前記照合ステップは、前記取得ステップで取得された目
    標点情報と前記記憶手段に記憶されている登録点情報と
    を照合した結果に基づいて、少なくとも1つの位置情報
    または住所情報を含む地図作成命令を生成する地図作成
    命令生成ステップを有し、 前記地図作成命令生成ステップで生成された地図作成命
    令に含まれている位置情報または住所情報が示す位置を
    全て含む領域の地図情報を前記地図情報記憶手段から取
    り出して、前記位置情報または前記住所情報が示す位置
    を印として表した地図情報を作成する地図作成ステップ
    を備え、 前記通知ステップは、前記地図作成ステップが作成した
    地図情報を表示することを特徴とする請求項18、1
    9、20、21、22または23記載の通知方法。
  27. 【請求項27】 前記地図作成命令生成ステップは、 前記目標点情報と一致する登録点情報を位置情報として
    地図作成命令を生成し、 前記目標点情報と一致する登録点情報がない場合は、前
    記目標点情報および前記記憶手段に登録されている登録
    点情報を位置情報として地図作成命令を生成することを
    特徴とする請求項26記載の通知方法。
  28. 【請求項28】 前記地図作成命令生成ステップで生成
    された地図作成命令に含まれている住所情報が前記地図
    情報に含まれている住所情報よりも粗い場合、 前記地図作成ステップは、前記地図作成命令の住所情報
    と一部でも一致する住所情報の地図情報を取り出すこと
    を特徴とする請求項26または27記載の通知方法。
  29. 【請求項29】 前記取得ステップに続いて、第2の目
    標地点を特定可能な第2の目標点情報を取得する第2の
    取得ステップを有し、 前記照合ステップによる照合の結果、前記目標点情報が
    前記記憶手段に記憶されている登録点情報と一致したと
    き、前記通知ステップは、前記第2の目標点情報を通知
    することを特徴とする請求項18、19、20、21、
    22、23、24、25、26、27または28記載の
    通知方法。
  30. 【請求項30】 当該通知装置の現在位置を検出する現
    在位置検出ステップと、 前記現在位置検出ステップが検出した現在位置から前記
    目標地点または前記第2の目標地点までの経路を探索す
    る経路探索ステップと、を備え、 前記通知ステップは、前記経路探索ステップが探索した
    経路を通知することを特徴とする請求項18、19、2
    0、21、22、23、24、25、26、27、28
    または29記載の通知方法。
  31. 【請求項31】 前記記憶手段は、前記通知ステップが
    通知を行う通知先を表す通知先情報を前記登録点情報に
    対応付けて記憶し、 前記通知ステップは、前記照合ステップによって前記目
    標点情報と一致した登録点情報、または登録地点を中心
    とした所定範囲内に前記目標点情報の表す目標地点があ
    る登録点情報に対応する、通知先情報が表す通知先に通
    知することを特徴とすることを特徴とする請求項18、
    19、20、21、22、23、24、25、26、2
    7、28、29または30記載の通知方法。
  32. 【請求項32】 前記記憶手段は、前記課金ステップが
    課金を行う先を表す課金先情報を前記登録点情報に対応
    付けて記憶し、 前記課金ステップは、前記照合ステップによって前記目
    標点情報一致した登録点情報、または登録地点を中心と
    した所定範囲内に前記目標点情報の表す目標地点がある
    登録点情報に対応する、課金先情報が表す課金先に課金
    することを特徴とする請求項21、22、23、24、
    25、26、27、28、29、30または31記載の
    通知方法。
  33. 【請求項33】 前記記憶手段は、前記目標点情報と前
    記登録点情報との照合の際に、照合の範囲を決定する照
    合度合情報を記憶し、 前記照合ステップは、前記照合度合情報に基づいて前記
    目標点情報と前記登録点情報とを照合し、 前記通知ステップは、前記照合度合情報に応じて異なる
    方式で通知することを特徴とする請求項18、19、2
    0、21、22、23、29、30、31または32記
    載の通知方法。
  34. 【請求項34】 請求項18、19、20、21、2
    2、23、24、25、26、27、28、29、3
    0、31、32または33に記載の通知方法をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムとして記録したコン
    ピュータにより読み取り可能な記録媒体。
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