JP2002133042A - 交通事故対策支援システム - Google Patents

交通事故対策支援システム

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JP2002133042A
JP2002133042A JP2000327421A JP2000327421A JP2002133042A JP 2002133042 A JP2002133042 A JP 2002133042A JP 2000327421 A JP2000327421 A JP 2000327421A JP 2000327421 A JP2000327421 A JP 2000327421A JP 2002133042 A JP2002133042 A JP 2002133042A
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JP
Japan
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traffic accident
countermeasure
accident
traffic
attempted
Prior art date
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Application number
JP2000327421A
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English (en)
Inventor
Kunimichi Takada
邦道 高田
Hirokazu Akaha
弘和 赤羽
Shigeki Nanbu
繁樹 南部
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Internat Ass Of Traffic & Safe
International Association Of Traffic & Safety Science
Original Assignee
Internat Ass Of Traffic & Safe
International Association Of Traffic & Safety Science
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交通事故が生じた地区や交通事故未遂の多発
地区について交通事故防止対策を行う際に、客観的且つ
全体的に費用対効果を予想することで必要となる対策を
適切に施すことができる交通事故対策支援システムを提
供する。 【解決手段】 少なくとも交通事故の発生位置及び交通
事故の内容を記憶する交通事故情報データベースD1
と、交通事故の内容に応じた対策を少なくとも1つ記憶
する交通事故対策データベースD4と、事故の対策を行
う対策位置を指定する端末装置16と、端末装置16で
指定された対策位置において発生した交通事故の内容に
基づいて交通事故対策データベースD4に記憶された対
策を選択するサーバ装置12とを備え、サーバ装置12
は対策に要する対策費と対策を施すことによって得られ
る効果との比が最も高い対策を対策位置に応じて選択す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通事故が生じた
地区や交通事故未遂の多発地区について交通事故防止対
策を行う際に用いられる交通事故対策支援システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】現代は車社会であると呼ばれるようにな
ってから久しいが、種々の原因によって毎年交通事故が
発生している。近年の自動車メーカは運転者が仮に交通
事故を起こしたとしても被害が最小限に止まるようエア
バックを装備したり、衝突した際に車体変形を抑える構
造とした車両の開発を盛んに行っている。自動車メーカ
は仮に事故が生じた場合でも安全性を確保するという観
点からかかる開発を行っているが、交通事故を生じさせ
ないという観点からの対策が最も重要である。
【0003】交通事故は交差点や横断歩道、又はカ−ブ
や坂の頂上付近等の地理的条件が悪い所で多く発生する
傾向がある。従来、このような交通事故を防止するため
に、ガ−ドレ−ル、コンクリート製の防護ブロック、中
央分離帯等の道路施設を設置したり、道路の状況や規制
情報等を知らせるための道路標識を設置したり、交通の
状況等を知らせるための電光表示盤等の付帯施設を設置
して交通事故を未然に防止する対策が行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、交通
事故防止のための対策は、例えば警察の事故対策の専門
家が過去に発生した交通事故の発生件数や発生状況から
対策を行う地区の優先順位及びその対策の種類を決定
し、その専門家の判断に従って対策を行っていたため専
門家の裁量に左右されるものであった。交通事故の対策
においては、施す対策の種類に応じて期待することがで
きる交通事故の減少数が異なるとともに、要する費用が
異なっている。
【0005】よって、費用を全く考慮せずに対策を施せ
ば確実に交通事故の発生率が低下すると考えられる。し
かしながら、対策を施すための費用には制限があるため
地区毎に適切な対策を施す必要があるが、従来は上述の
ように専門家の裁量によって対策が施されていたため、
要した費用に見合う交通事故防止の効果が得られている
か否かを客観的に且つ全体的に判断することは困難であ
った。
【0006】また、交通事故が発生した場合には、警察
がその状況を調査して事故が発生した原因を予測するこ
とができる。従って、実際に発生した交通事故に対して
は交通事故再発防止のための対策を施すことができる。
しかしながら、実際に交通事故は発生していないもの
の、交通事故未遂が多発している地区も存在する。交通
事故未遂の場合には、交通事故未遂の当事者が警察へ出
向いて状況を詳細に説明することは余り考えられない。
よって、交通事故未遂の場合には、交通事故防止対策を
する上で余り考慮されていないというのが現状である。
交通事故の発生数を減少させるためには、かかる交通事
故未遂においても適切な対策を施し、交通事故を未然に
防止する必要がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、交通事故が生じた地区や交通事故未遂の多発地
区について交通事故防止対策を行う際に、客観的且つ全
体的に費用対効果を予想することで必要となる対策を適
切に施すことができる交通事故対策支援システムを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下、この項に示す例で
は、理解の容易化のため、本発明の発明特定事項に実施
形態の図に示す代表的な参照符号を付して説明するが、
本発明の構成又は各発明特定事項は、これら参照符号に
よって拘束されるものに限定されない。上記課題を解決
するために、本発明の第1の観点による交通事故対策支
援システムは、少なくとも交通事故の発生位置及び交通
事故の内容を記憶する交通事故記憶手段(D1)と、前
記交通事故の内容に応じた対策を少なくとも1つ記憶す
る交通事故対策記憶手段(D4)と、事故の対策を行う
対策位置を指定する指定手段(16)と、前記指定手段
(16)で指定された対策位置において発生した交通事
故の内容に基づいて前記交通事故対策記憶手段(D4)
に記憶された対策を選択する選択手段(12)と、前記
選択手段(12)で選択された対策を表示する対策表示
手段(16)とを具備することを特徴としている。ま
た、本発明の第2の観点による交通事故対策支援システ
ムは、第1の観点による交通事故対策支援システムにお
いて、前記対策を施すことにより予想される交通事故の
減少数と、前記対策に要する費用とを記憶する費用対効
果記憶手段(D5)と、前記費用対効果記憶手段(D
5)を検索し、前記選択手段(12)により選択された
対策について交通事故の減少数と対策に要する費用とを
考慮して必要となる対策を判断する判断手段(12)と
を具備することを特徴としている。また、本発明の第3
の観点による交通事故対策支援システムは、第1の観点
又は第2の観点による交通事故対策支援システムにおい
て、少なくとも交通事故の発生位置及び交通事故の内容
を入力して前記交通事故記憶手段(D1)の内容を更新
する交通事故情報更新手段(12、14)を具備するこ
とを特徴としている。また、本発明の第4の観点による
交通事故対策支援システムは、第1の観点から第3の観
点の何れかによる交通事故対策支援システムにおいて、
前記交通事故記憶手段(D1)が、前記交通事故の発生
位置及び交通事故の内容に対応させて交通事故当事者に
関する当事者情報を記憶することを特徴としている。ま
た、本発明の第5の観点による交通事故対策支援システ
ムは、第1の観点から第4の観点の何れかによる交通事
故対策支援システムにおいて、少なくとも交通事故未遂
の発生位置及び交通事故未遂の内容を記憶する交通事故
未遂記憶手段(D2)と、前記交通事故記憶手段(D
1)と前記交通事故未遂記憶手段(D2)との記憶内容
に基づいて交通事故発生の危険性の高い要注意地区を分
類する要注意地区分類手段(12)とを具備することを
特徴としている。また、本発明の第6の観点による交通
事故対策支援システムは、第5の観点による交通事故対
策支援システムにおいて、少なくとも交通事故未遂の発
生位置及び交通事故未遂の内容を収集し、前記交通事故
未遂記憶手段(D2)の内容を更新する交通事故未遂情
報更新手段(12、14)を具備することを特徴として
いる。また、本発明の第7の観点による交通事故対策支
援システムは、第6の観点による交通事故対策支援シス
テムにおいて、ネットワーク(N)を介して通信を行う
通信手段(14)を備え、前記交通事故未遂情報更新手
段(12、14)は、前記ネットワーク(N)を介して
前記少なくとも交通事故未遂の発生位置及び交通事故未
遂の内容を収集することを特徴としている。また、本発
明の第8の観点による交通事故対策支援システムは、第
5の観点から第7の観点の何れかによる交通事故対策支
援システムにおいて、前記交通事故未遂記憶手段(D
2)が、前記交通事故未遂の発生位置及び交通事故未遂
の内容に対応させて交通事故未遂の当事者に関する未遂
当事者情報を記憶することを特徴としている。また、本
発明の第9の観点による交通事故対策支援システムは、
第4の観点又は第8の観点による交通事故対策支援シス
テムにおいて、前記判断手段(12)は、前記交通事故
当事者に関する当事者情報及び交通事故未遂の当事者に
関する未遂当事者情報の少なくとも一方を更に考慮して
必要となる対策を判断することを特徴としている。ま
た、本発明の第10の観点による交通事故対策支援シス
テムは、第1の観点から第9の観点の何れかによる交通
事故対策支援システムにおいて、地図情報を記憶する地
図情報記憶手段(D3)と、前記地図情報記憶手段(D
3)に記憶された地図情報と、前記交通事故の発生位
置、前記交通事故未遂の発生位置、及び前記要注意地区
の少なくとも1つとを合成した事故地図を生成する事故
地図生成手段(12)と、前記事故地図を表示する事故
地図表示手段(16)とを具備することを特徴としてい
る。また、本発明の第11の観点による交通事故対策支
援システムは、第2の観点から第10の観点の何れかに
よる交通事故対策支援システムにおいて、前記事故地図
生成手段(12)によって生成された事故地図及び前記
判断手段(12)によって判断された対策をネットワー
ク(N)を介して公開する公開手段(14)を具備する
ことを特徴としている。また、本発明の第12の観点に
よる交通事故対策支援システムは、第3の観点による交
通事故対策支援システムにおいて、ネットワーク(N)
を介して通信を行う通信手段(14)を備え、前記交通
事故情報更新手段(12、14)は、前記ネットワーク
(N)を介して前記少なくとも交通事故の発生位置及び
交通事故の内容を収集することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態による交通事故対策支援システムについて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施形態による交通事
故対策支援システムの全体構成を示すブロック図であ
る。図1に示したように、本発明の一実施形態による交
通事故対策支援システムは、インターネット等のネット
ワークNに交通事故対策支援装置10が接続され、例え
ば一般家庭20内に配置されたパーソナルコンピュータ
等のコンピュータ22と各種の通信処理を行うことがで
きる構成である。
【0010】このように、本実施形態による交通事故対
策支援システムは、ネットワークNを介して住民等の第
三者と情報の授受を行うことができる構成となっている
ため、交通事故事故未遂情報(以下、ヒヤリ情報と称す
る)や、交通事故当事者等による交通事故情報を広く収
集することができるとともに、得られたヒヤリ情報を考
慮した交通事故対策を施すことができる。また、不特定
多数の第三者と通信を行うことができるため、収集した
ヒヤリ情報を考慮して必要と判断した対策を第三者に対
して公開することができる。
【0011】次に、交通事故対策支援装置10の構成に
ついて詳細に説明する、交通事故対策支援装置10は、
イーサネット(登録商標)等のローカル・エリア・ネッ
トワーク(LocalArea Network)LNに、サーバ装置1
2、WWW(World Wide Web)サーバ装置14、端末装
置16、交通事故情報データベースD1、交通事故未遂
情報データベースD2、地図情報データベースD3、交
通事故対策データベースD4、費用対効果データベース
D5が接続されてなる。
【0012】まず、各データベースについて説明する。
交通事故情報データベースD1は、過去に生じた交通事
故に関する情報(交通事故情報)を記憶している。交通
事故情報データベースD1は少なくとも交通事故の発生
位置及び交通事故の内容を記憶し、より高精度で効果的
な対策を施すために交通事故の当事者(加害者及び被害
者の双方)に関する情報も記憶されている。これらの情
報は、例えば警察の調書から必要な情報を抽出して得
る。交通事故情報は、通常は警察等の調書から必要な情
報を抽出して得ることが多いが、後述のネットワークN
を介して交通事故当事者等から得るようにしても良い。
【0013】交通事故情報データベースD1に記憶され
る交通通事故の発生位置は、例えば「○○町××交差
点」等が記憶されており、交通事故の内容は、例えば
「正面衝突」等が記憶されている。更に交通事故の当事
者に関する情報は、例えば被害者は小学生であり、通学
途中で事故に遭遇したとの情報が記憶されている。この
当事者情報は対策が必要となる優先順を決定する際に考
慮される。更に、必要となる対策の精度を高めるため
に、路面状況(路面が乾いているか濡れているか、又は
凍結しているか等の情報)や交通事故発生日時等の情報
を記憶するようにしても良い。交通事故情報データベー
スD1に記憶された交通事故情報は、端末装置16を操
作するオペレータの指示に基づいてサーバ装置12が更
新する。
【0014】交通事故未遂情報データベースD2は、第
三者から得たヒヤリ情報を記憶する。ヒヤリ情報とは過
去に事故に遭遇しそうになってヒヤリとした際の状況を
示す情報である。ヒヤリ情報は少なくとも交通事故未遂
の発生位置及び交通事故未遂の内容を含み、より好まし
くは上記の交通事故情報と同様に、当事者に関する情
報、路面状況、交通事故未遂発生日時等の情報を含んで
も良い。
【0015】交通事故未遂情報データベースD2の内容
は、第三者からアンケートにより収集し、オペレータが
端末装置16から入力するようにしても良く、WWWサ
ーバ14を介して収集しても良い。オペレータが端末装
置16からヒヤリ情報を入力する場合には、端末装置1
6から送信されてくる指示に基づいてサーバ装置12が
交通事故未遂情報データベースD2の内容を更新する。
一方、WWWサーバ14によってヒヤリ情報を収集する
場合には、例えばWWWサーバ14内に実装された図示
しないCGI(Common Gateway Interface)サーバが交
通事故未遂情報データベースD2の内容を更新する。
【0016】地図情報データベースD3は、路線名、交
差点名、地形形状、人口、交通量等の情報を格納してい
る。交通事故対策データベースD4は、交通事故の内容
に応じた対策を少なくとも1つ記憶している。対策の具
体例を2,3挙げると、(1)中央帯にポールコーンを
設置する、(2)右折レーンを設置する、(3)信号機
を設置する等である。また、交通事故対策データベース
D4は、対策に要する工期等の情報も記憶した方が対策
に要する時間を知ることができるため好ましい。
【0017】費用対効果データベースD5は、ある対策
に要する費用とその対策を施した際の効果を記憶する。
例えば、上記(1)〜(3)の対策には、それぞれ1億
2千万円、5億円、7千5百万円の費用を要し、その対
策を施したことにより予想される交通事故の減少数が記
憶される。また、交通事故の減少数に基づいて、例えば
9億2千5百万円、6億3千5百万円、8億9千万円の
効果がそれぞれ得られるといった情報を得ることができ
る。この情報の算出方法は、例えばある対策を施した場
合には事故がそれぞれ85%、73%、30%減少して
その分の交通事故による損害額(例えば車の修理に要す
る費用、入院費、事故保険料等)の支払いを行う必要が
無くなったため、9億2千5百万円、6億3千5百万
円、8億9千万円の効果がそれぞれ得られるという具合
に算出される。
【0018】サーバ装置12は、前述した交通事故情報
データベースD1や交通事故未遂情報データベースD2
の内容を更新するとともに、交通事故情報データベース
D1に記憶された交通事故情報及び交通事故未遂情報デ
ータベースD2に記憶された交通事故未遂情報に基づい
て交通事故発生の危険性の高い要注意地区を分類する。
このとき、交通事故情報、交通事故未遂情報、又は分類
された要注意地区と地図情報データベースD3に記憶さ
れた地図情報とを合成した事故地図を表示すれば、要注
意地区を視覚的に把握することができる。更に、サーバ
装置12は上述した各データベースの内容に基づいて、
交通事故の対策に要する費用と得られる効果とを総合的
に判断して必要となる対策の優先順位を定める。
【0019】WWWサーバ14は、インターネット等の
ネットワークNに接続され、第三者から広く交通事故情
報やヒヤリ情報を収集するとともに、サーバ装置12に
よって生成された事故地図及びサーバ装置12によって
最終的に必要と判断された対策を広く公開する。端末装
置16は、オペレータによって操作され、オペレータの
指示に基づいてローカル・エリア・ネットワークLNを
介して各種の処理要求をサーバ装置12へ送信するとと
もに、サーバ装置12から出力される各種の処理結果を
CRT(Cathod Ray Tube)や液晶表示素子等の表示装
置に表示する。
【0020】以上、本発明の一実施形態による交通事故
対策支援システムの構成について説明したが、次に本発
明の一実施形態による交通事故対策支援システムの動作
について説明する。
【0021】〔交通事故情報作成時の動作〕交通事故情
報データベースD1内に記憶される交通事故情報を作成
する場合には、まずオペレータが交通事故の調書を用意
し、端末装置16を操作して交通事故情報を作成する上
で必要となる情報(例えば、交通事故の発生位置、交通
事故の内容、交通事故の当事者に関する情報、路面状
況、交通事故発生日時等)を入力する。オペレータによ
り端末装置16から入力された各種情報は、サーバ装置
12へ送信され、サーバ装置12においてこれらの情報
が所定のレコード形式に整えられて交通事故情報データ
ベースD1に記憶される。尚、ネットワークNを介して
交通事故当事者等から交通事故を収集する場合には、収
集した情報は一度交通事故情報データベースD1の一時
記憶領域に記憶され、その一時記憶領域に記憶されてい
る内容をオペレータが確認した後に、所定のレコード形
式に整えられて交通事故情報データベースD1に記憶さ
れる。
【0022】〔交通事故未遂情報(ヒヤリ情報)作成時
の動作〕まず、アンケートによりヒヤリ情報を得た場合
には、交通事故情報作成時の動作の同様の動作が行わ
れ、所定のレコード形式に整えられて交通事故未遂情報
データベースD2に記憶される。一方、ネットワークN
を介してヒヤリ情報を収集する場合には、ヒヤリ情報の
作成はWWWサーバ14が行う。WWWサーバ14はヒ
ヤリ情報を収集するためのホームページを備える。よっ
て、第三者がこのホームページにアクセスして、自己が
体験したヒヤリ情報を入力することによりWWWサーバ
14がヒヤリ情報を収集し、データ形式を所定のレコー
ド形式に整えて交通事故未遂情報データベースD2に記
憶させる。尚、本実施形態においては、WWWサーバ1
4内に設けられるホームページのURL(Uniform Reso
urce Locator)を"http://www.hiyari.com"と仮定して
説明する。
【0023】まず、第三者がコンピュータ22を操作し
てブラウザBR1を起動し、アドレスとして上記のUR
L("http://www.hiyari.com")を入力すると、図2に
示した表示がなされる。図2は、第三者がWWWサーバ
14へアクセスし、ヒヤリ体験を行った場所を特定する
際の検索画面の一例を示す図である。この画面には、地
名検索メニュー、報告・表示メニュー、及び登録メニュ
ーからなるメニュー画面Mが設けられている。メニュー
画面Mの地名検索メニューには、ヒヤリ体験をした地区
を住所から検索する検索ボタンB1、近接した駅名から
検索する検索ボタンB2、近くの建物から検索する検索
ボタンB3、及び場所名や地域名から検索する検索ボタ
ンB4が設けられ、更に検索結果を表示する表示窓R1
が設けられている。
【0024】また、上記メニュー画面M以外に、検索さ
れた地区の全体地図を表示し、表示された全体地図から
ヒヤリ体験をした地区を検索する表示窓W1が設けられ
るとともに、検索された地区の地図情報の詳細を表示す
るための表示窓W2が設けられる。更に、表示窓W2に
表示される地図情報の表示範囲の変更、拡大・縮小を行
うための操作ボタン群OP1が設けられている。
【0025】図2に示した表示がなされている状態で、
第三者はメニュー画面Mの地名検索メニュー中の検索ボ
タンB1〜B4の何れか又は表示窓W1からヒヤリ体験
をした地区を検索し、その地区の詳細を表示窓W2に表
示させる。第三者がヒヤリ体験をした場所の特定を行う
と、次に第三者はヒヤリ体験を入力するために、メニュ
ー画面M中の報告・表示メニューを選択する。図3は、
第三者がヒヤリ体験を入力する際の画面の一例を示す図
である。
【0026】この報告・表示メニューには、ヒヤリ体験
入力ボタンB11、事故情報入力ボタンB12、対策ボ
タンB13、及びヒヤリ体験の表示ボタンB14が設け
られている。これらのボタンの内、第三者がヒヤリ体験
入力ボタンB11を押下すると、図3に示した子ウィン
ドウCWが表示される。この子ウィンドウCWにはヒヤ
リ情報を入力するための複数の入力欄が設けられてい
る。尚、図2に示した地区の検索によりヒヤリ体験をし
た地区が特定されており、子ウィンドウCWでは、ヒヤ
リ情報の内、交通事故未遂の内容や当事者に関する情報
を入力する。図3に示した例では、例えば普通自動車を
交通手段として用いている点が当事者情報として入力さ
れ、交通事故未遂の内容として「走行帯を無視して信号
待ち走行をしないと対向車と接触する」が入力されてい
る。
【0027】尚、ヒヤリ体験の表示ボタンB14を押下
すると、過去に同一の地域であったヒヤリ体験のリスト
が表示窓R2内に表示され、そのリストから1つを選択
すると、その内容が子ウィンドウCW内の状況表示窓W
3に表示される。過去にあったヒヤリ情報であって、状
況表示窓W3に表示された状況と、今回自己が体験した
ヒヤリ体験の状況とが同一の場合には、子ウィンドウC
W内に設けられた賛成ボタンAを押下する。このような
機能を備えることにより、過去に生じたヒヤリ体験と同
一のヒヤリ体験が生じた頻度を把握することができる。
第三者により入力されたヒヤリ情報はネットワークNを
介してWWWサーバ14へ送信され、WWWサーバ14
が収集したヒヤリ情報のデータ形式を所定のレコード形
式に整えて交通事故未遂情報データベースD2に記憶さ
せる。尚、ネットワークNを介してヒヤリ情報を収集す
る場合には、収集したヒヤリ情報は一度交通事故未遂情
報データベースD2の一時記憶領域に記憶され、その一
時記憶領域に記憶されている内容をオペレータが確認し
た後に、所定のレコード形式に整えられて交通事故未遂
情報データベースD2に記憶される。また、アンケート
等により過去に交通事故未遂に遭遇した当事者からヒヤ
リ情報を得て、このヒヤリ情報に基づいてオペレータが
交通事故未遂情報として作成しても良い。
【0028】〔事故地図作成・表示時の動作〕次に、事
故地図を作成する際の動作について説明する。事故地図
はオペレータが端末装置16を操作してその旨及び事故
地図を作成する地区を指示することにより作成が開始さ
れる。オペレータが事故地図作成の指示を行って地区を
特定すると、事故地図作成の指示及び地区を指示する情
報がローカル・エリア・ネットワークLNを介してサー
バ装置12へ送信される。サーバ装置12は事故地図作
成の指示に基づき事故地図の作成を開始する。
【0029】事故地図作成にあたり、サーバ装置12は
端末装置16から指示された地区情報をキーとして交通
事故情報データベースD1と交通事故未遂情報データベ
ースD2とを検索し、指定された地区に関する事故情報
及び事故未遂情報を検索する。このとき、事故情報及び
事故未遂情報の検索結果に基づいて第三者からの指摘が
多い地区を問題箇所とする。次に、サーバ装置12は、
検索した事故情報及び事故未遂情報に基づいて、交通事
故が生ずる可能性の高い要注意地区を3つのカテゴリに
分類する。要注意地区の分類基準は以下の通りである。 第1のカテゴリ……事故多発地点であり、かつ問題箇所
である箇所 第2のカテゴリ……事故多発地点であるが問題箇所では
ない箇所 第3のカテゴリ……事故多発地点ではないが問題箇所で
ある箇所
【0030】以上のカテゴリに分類した後、サーバ装置
12は対策が必要な地区を判断する。この判断に際して
は、例えばある道路について上記3つのカテゴリに含ま
れる箇所が近接して複数箇所ある場合にはサーバ装置1
2はその道路を対策が必要な地区であると判断する。図
4は、事故地図を作成して対策が必要な箇所を判断する
様子を説明する図である。
【0031】図4(a)は、交通事故情報データベース
D1と地図情報データベースD3とに基づいてサーバ装
置12が作成した事故多発地点を示す図である。図4
(a)中において符号P1〜P7を付した地区が事故多
発地点である。また、図4(b)は、交通事故未遂情報
データベースD2と地図情報データベースD3とに基づ
いてサーバ装置12が作成したヒヤリ体験多発地点を示
す図である。図4(b)中において符号P11〜P17
を付した地区がヒヤリ体験多発地点である。
【0032】サーバ装置12は、図4(a)に示した事
故多発地点と図4(b)に示した事故未遂多発地点とに
基づいてこれらの地区を3つのカテゴリからなる要注意
地区に分類する。図4(c)はカテゴリに分類された要
注意地区の一例を示す図である。図4(a)に示した事
故多発地点P1、P4、P6と、図4(b)に示したヒ
ヤリ体験多発地点P12、P13、P15が重なり合う
ため、かかる地点(図4(c)において、符号P21、
P22、P23が付された地点は、第1のカテゴリに属
する要注意地区である。また、図4(c)において、符
号P31〜P34が付された地点は、第2のカテゴリに
属する要注意地区であり、符号P41〜P44が付され
た地点は、第3のカテゴリに属する要注意地区である。
【0033】このように、要注意地区を3つのカテゴリ
に分類すると、サーバ装置12は最終的に対策が必要と
なる地区を判断し、例えば図4(d)に示したようにそ
の地区を特定する。図4(d)において、符号K1、K
2が付された箇所がサーバ装置12によって対策が必要
と判断された地区である。尚、本実施形態においては、
サーバ装置12が対策が必要となる箇所を判断する場合
を例に挙げて説明しているが、図4(c)に示した要注
意地区を端末装置16に表示して、専門家が判断するよ
うにしても良い。
【0034】〔対策の選定時の動作〕以上説明した動作
により、対策が必要となる地区が特定されたので、次
に、その地区において最も効率的な対策を選定する際の
動作について説明する。まず、オペレータは端末装置1
6を操作して対策が必要となる地区内に対策位置を1箇
所指定する。例えば、図4(d)に示した例では、符号
K1が付された地区の内の1つの交差点を指定する。対
策位置が指定されると、サーバ装置12は、交通事故情
報データベースD1を検索し、指定された対策位置にお
いて過去に発生した交通事故の内容を得る。
【0035】交通事故の内容が得られると、サーバ装置
12は交通事故の内容に応じて交通事故対策データベー
スD4を検索し、交通事故の内容に応じて施すべき対策
の候補を選択する。ここで選択される対策は、例えば、
中央帯にポールコーンを設置する、右折レーンを設置す
る、信号機を設置する等である。尚、ここで選択された
対策をサーバ装置12がネットワークNを介して端末装
置16に送信し、その内容を表示させるようにしても良
い。
【0036】次に、サーバ装置12は、費用対効果デー
タベースD5を検索し、選択した対策を実施するために
必要となる対策費と、その対策を施すことにより予測さ
れる交通事故の減少数とを得る。ここで、費用対効果デ
ータベースD5を検索することにより、予測される交通
事故の減少数が分かるので、仮に交通事故が発生しない
場合の経済的な損失(例えば、保険料や入院費等の支払
いによるもの)を算出することもできる。
【0037】図5は、サーバ装置12が交通事故対策デ
ータベースD4及び費用対効果データベースD5を検索
して得られた対策を施すことにより得られる効果を示す
図表である。図5に示した例では、対策として中央帯に
ポールコーンを設置する、右折レーンを設置する、信号
機を設置するの3つの対策を施した場合に得られる効果
を示している。例えば、中央帯にポールコーンを設置す
る場合には、対策費として1億2千万円必要であり、こ
の対策を施すことにより9億2千5百万円の効果が得ら
れ、このときの費用対効果が7.71であることを示し
ている。
【0038】また、図5は、中央帯にポールコーンを設
置した場合には1993年4月3日(土曜日)に発生し
た正面衝突による交通事故に対しては、高い対策効果比
(費用対効果)が得られ、この対策を施さない事による
経済的損失額は2億5千万円であることも示している。
尚、費用対効果を算出する際には単に金額的な効果のみ
ではなく、例えば対策位置が学生の通学路に当たる場合
には他に優先させて対策が行われるように交通事故情報
及び交通事故未遂情報に含まれる当事者に関する情報を
考慮して効果が設定される。以上の処理によって、最も
対策効果比が高い対策が選択される。ここで選択される
対策は、必ずしも1つの対策のみではなく、複数の対策
を組み合わせたものも選択される。このようにして、地
区内に複数の対策位置を設定し、各々について対策効果
比を得る。
【0039】図6は、対策位置に応じて選択された対策
に要する対策費と対策を施すことにより得られる効果と
を示す図である。図6に示したように対策が必要となる
地区内の各対策位置における対策に要する対策費と対策
を施すことにより得られる効果とを求め、最も費用対効
果が高い対策位置を優先して対策を行うことにより、適
切な対策を優先して行うことができる。このようして、
対策が必要となる地区内における対策位置の優先順位が
決定される。以上説明した処理によって得られた結果
は、WWWサーバ14を介して第三者に公開される。
【0040】以上、本発明の一実施形態による交通事故
対策支援システムについて説明したが、本発明は上記実
施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可
能である。例えば、上記実施形態においては、各データ
ベース、サーバ装置12、及びWWWサーバ14がロー
カル・エリア・ネットワークLNを介して接続されてい
る場合を例に挙げて説明したが、これらはインターネッ
ト等の広域ネットワークを介して接続されて構成されて
もよく、1台のコンピュータで全てを構成されていても
良い。
【0041】また、上記実施形態においては、交通事故
の調書から必要な情報を抽出して交通事故情報を作成す
ることもネットワークNを介して交通事故当事者等から
情報を収集して交通事故情報を作成することもでき、ま
た交通事故未遂情報についても同様であったが、通常は
交通事故の調書から必要な情報を抽出して交通事故情報
を作成し、ネットワークNを介して収集したヒヤリ情報
に基づいて交通事故未遂情報を作成することが好まし
い。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、交通事故が生じた地区や交通事故未遂の多発地区に
ついて交通事故防止対策を行う際に、客観的且つ全体的
に費用対効果を予想することで必要となる対策を適切に
施すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による交通事故対策支援
システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 第三者がWWWサーバ14へアクセスし、ヒ
ヤリ体験を行った場所を特定する際の検索画面の一例を
示す図である。
【図3】 第三者がヒヤリ体験を入力する際の画面の一
例を示す図である。
【図4】 事故地図を作成して対策が必要な箇所を判断
する様子を説明する図である。
【図5】 サーバ装置12が交通事故対策データベース
D4及び費用対効果データベースD5を検索して得られ
た対策を施すことにより得られる効果を示す図表であ
る。
【図6】 対策位置に応じて選択された対策に要する対
策費と対策を施すことにより得られる効果とを示す図で
ある。
【符号の説明】
10 交通事故対策支援装置 12 サーバ装置(選択手段、判断手段、交通事故情
報更新手段、要注意地区分類手段、交通事故未遂情報更
新手段、事故地図生成手段) 14 WWWサーバ(交通事故未遂情報更新手段、通
信手段、公開手段) 16 端末装置(指定手段、対策表示手段、事故地図
表示手段) 22 コンピュータ D1 交通事故情報データベース(交通事故記憶手
段) D2 交通事故未遂情報データベース(交通事故未遂
記憶手段) D3 地図情報データベース(地図情報記憶手段) D4 交通事故対策データベース(交通事故対策記憶
手段) D5 費用対効果データベース(費用対効果記憶手
段) LN ローカル・エリア・ネットワーク N ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 21/00 G08B 21/00 U // G08G 1/00 G08G 1/00 J Fターム(参考) 5B049 CC00 EE05 FF01 GG02 5B075 KK07 ND06 ND20 5C086 AA60 BA22 DA33 DA40 EA41 FA17 FA18 5H180 EE15 FF22

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも交通事故の発生位置及び交通
    事故の内容を記憶する交通事故記憶手段と、 前記交通事故の内容に応じた対策を少なくとも1つ記憶
    する交通事故対策記憶手段と、 事故の対策を行う対策位置を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された対策位置において発生した交
    通事故の内容に基づいて前記交通事故対策記憶手段に記
    憶された対策を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された対策を表示する対策表示手段
    とを具備することを特徴とする交通事故対策支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記対策を施すことにより予想される交
    通事故の減少数と、前記対策に要する費用とを記憶する
    費用対効果記憶手段と、 前記費用対効果記憶手段を検索し、前記選択手段により
    選択された対策について交通事故の減少数と対策に要す
    る費用とを考慮して必要となる対策を判断する判断手段
    とを具備することを特徴とする請求項1記載の交通事故
    対策支援システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも交通事故の発生位置及び交通
    事故の内容を入力して前記交通事故記憶手段の内容を更
    新する交通事故情報更新手段を具備することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の交通事故対策支援システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記交通事故記憶手段は、前記交通事故
    の発生位置及び交通事故の内容に対応させて交通事故当
    事者に関する当事者情報を記憶することを特徴とする請
    求項1から請求項3の何れか一項に記載の交通事故対策
    支援システム。
  5. 【請求項5】 少なくとも交通事故未遂の発生位置及び
    交通事故未遂の内容を記憶する交通事故未遂記憶手段
    と、 前記交通事故記憶手段と前記交通事故未遂記憶手段との
    記憶内容に基づいて交通事故発生の危険性の高い要注意
    地区を分類する要注意地区分類手段とを具備することを
    特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の
    交通事故対策支援システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも交通事故未遂の発生位置及び
    交通事故未遂の内容を収集し、前記交通事故未遂記憶手
    段の内容を更新する交通事故未遂情報更新手段を具備す
    ることを特徴とする請求項5記載の交通事故対策支援シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して通信を行う通信手
    段を備え、 前記交通事故未遂情報更新手段は、前記ネットワークを
    介して前記少なくとも交通事故未遂の発生位置及び交通
    事故未遂の内容を収集することを特徴とする請求項6記
    載の交通事故対策支援システム。
  8. 【請求項8】 前記交通事故未遂記憶手段は、前記交通
    事故未遂の発生位置及び交通事故未遂の内容に対応させ
    て交通事故未遂の当事者に関する未遂当事者情報を記憶
    することを特徴とする請求項5から請求項7の何れか一
    項に記載の交通事故対策支援システム。
  9. 【請求項9】 前記判断手段は、前記交通事故当事者に
    関する当事者情報及び交通事故未遂の当事者に関する未
    遂当事者情報の少なくとも一方を更に考慮して必要とな
    る対策を判断することを特徴とする請求項4又は請求項
    8記載の交通事故対策支援システム。
  10. 【請求項10】 地図情報を記憶する地図情報記憶手段
    と、 前記地図情報記憶手段に記憶された地図情報と、前記交
    通事故の発生位置、前記交通事故未遂の発生位置、及び
    前記要注意地区の少なくとも1つとを合成した事故地図
    を生成する事故地図生成手段と、 前記事故地図を表示する事故地図表示手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に
    記載の交通事故対策支援システム。
  11. 【請求項11】 前記事故地図生成手段によって生成さ
    れた事故地図及び前記判断手段によって判断された対策
    をネットワークを介して公開する公開手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項2から請求項10の何れか一項に
    記載の交通事故対策支援システム。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して通信を行う通信
    手段を備え、 前記交通事故情報更新手段は、前記ネットワークを介し
    て前記少なくとも交通事故の発生位置及び交通事故の内
    容を収集することを特徴とする請求項3記載の交通事故
    対策支援システム。
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