JP2002092782A - 渋滞状態判別装置、渋滞情報供給装置、渋滞状態判別システム、車載端末及び渋滞状態判別方法 - Google Patents

渋滞状態判別装置、渋滞情報供給装置、渋滞状態判別システム、車載端末及び渋滞状態判別方法

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JP2002092782A
JP2002092782A JP2000279894A JP2000279894A JP2002092782A JP 2002092782 A JP2002092782 A JP 2002092782A JP 2000279894 A JP2000279894 A JP 2000279894A JP 2000279894 A JP2000279894 A JP 2000279894A JP 2002092782 A JP2002092782 A JP 2002092782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路が渋滞しているのか否かを的確に判別す
ることができる渋滞状態判別装置を提供する。 【解決手段】 車両の現在位置から現在位置の近傍に位
置する道路に至るまでの距離に基づいて車両が道路を走
行していることを示す道路走行信号を生成し、道路走行
信号の存在下において車速が所定速度より小であるとき
に渋滞状態であると判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の現在位置情
報と道路情報とに基づいて道路の渋滞状態を予測する渋
滞状態予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路の渋滞状態を判別する従来のシステ
ムは、道路に沿ってセンサを予め設けておき、渋滞状態
判別センタがセンサ近傍を車両が通過したことを示す通
過情報を収集して解析することにより道路の渋滞状態を
判別していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来の渋
滞状態判別システムは、車両の通過情報に基づいて渋滞
であるか否かを判断するものであったので、車両が停止
していると判別した場合に、操作者が車両を路肩に停止
させているだけなのか、又は道路の渋滞により車両が停
止しているのかを判断することができないという問題が
生じた。また、道路上にセンサを設けない場合には、例
えば、車両に設けられたGPS等の位置検出装置により
自車位置情報を検出し、検出した自車位置情報を車両か
ら発することとして、発せられた自車位置情報を渋滞状
態判別センタが収集することにより道路が渋滞状態であ
るか否かを判別するようにすることも考えられるが、こ
の方法の場合には、自車位置情報により判断するもので
あるが故に、路肩に車両が停止しているだけなのか、道
路の渋滞により車両が停止しているのかを判断すること
が困難となり得る。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、道路が渋滞している
のか否かを的確に判別する渋滞状態判別装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による渋滞状態判
別装置は、車両の現在位置を示す車両位置情報を取得す
る車両位置情報取得手段と、道路情報を記憶する道路情
報記憶手段と、前記車両の速度を示す車速情報を取得す
る車速情報取得手段と、前記車両の現在位置から前記現
在位置の近傍に位置する道路に至るまでの距離に基づい
て前記車両が道路を走行していることを示す道路走行信
号を生成する道路走行信号生成手段と、前記道路走行信
号の存在下において車速が所定速度より小であるときに
渋滞状態であると判別する判別手段と、を有することを
特徴とする。
【0006】本発明による渋滞状態判別装置は、道路走
行信号の存在下において車速が所定速度より小であるか
否かを判断しているので、道路の渋滞状態を的確に判別
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面に基づいて説明する。図1に示す如き車載端末30
は、車両に搭載されており後述する各種のセンサが接続
されている。走行距離センサ11は車両の移動距離を検
出するためのものであり、GPS(global positioning
system)装置12は緯度及び経度情報から車両の現在
地を検出するためのものであり、地磁気センサ13は地
磁気(地球磁場)に基づいて車両の方位を検出するため
のものであり、角速度センサ14は車両の角速度を検出
するためのものであり、車速センサ15は、例えば車両
のドライブシャフトの回転角に比例して発せられる車速
パルスの数に基づいて車両の走行速度を検出するための
ものであり、振動センサ16は、車両が走行していると
きに車体を伝わる車両の振動を検出するためのものであ
る。これらのセンサ11〜16から発せられる出力信号
は、インターフェース回路群31に供給される。尚、上
述したGPS装置12には、衛星から発せられる電波を
受信するためのGPSアンテナ(図示せず)が接続され
ている。
【0008】インターフェース回路群31は、車載端末
30の入出力バス33に接続されている。入出力バス3
3は、中央処理装置(以下、CPUと称する)34にデ
ータ信号又はアドレス信号が入出力されるようになされ
ている。上述したセンサ11〜16からの出力情報は、
所定のタイミングで発せられるCPU34からの指令に
応じて読み出されて入出力バス33に供給される。
【0009】道路情報供給装置21は、記録媒体、例え
ばCD−ROMやDVDが記憶する道路情報を読み出す
装置である。読み出された道路情報は上述した入出力バ
ス33に供給される。また、入力装置32は入出力バス
33に接続されている。操作者の入力操作に応じて入力
装置32から発せられる各種の指令は、入出力バス33
を介してCPU34に供給される。入力装置32は、操
作者が入力操作をするためのキーボードからなる。
【0010】入出力バス33には、ROM(リード・オ
ンリー・メモリ)36及びRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)37も接続されている。ROM36は、後述
する渋滞情報を判別するプログラムや渋滞情報供給装置
60(図示せず)と通信をする為のプログラムを記憶す
る。一方、RAM37は、実行されたプログラムが用い
る変数の値を記憶する。
【0011】また、入出力バス33には、表示制御回路
39が接続されており、表示制御回路39には表示装置
40が接続されている。表示制御回路39は、入出力バ
ス33を介して供給される画像信号に応じて表示装置4
0を制御する。更に、入出力バス33には、送受信制御
回路42も接続されている。送受信制御回路42には、
受信回路44と送信回路46とが接続されている。受信
回路44及び送信回路46には送受分波器48が接続さ
れ、送受分波器48にはアンテナ50が接続されてい
る。アンテナ50が受信した電波は、入力情報信号とし
て送受分波器48、受信回路44及び送受信制御回路4
2を介して入出力バス33に供給される。また、送信信
号は入出力バス33から送受信制御回路42、送信回路
46及び送受分波器48を介して送信電波としてアンテ
ナ50から送信される。車載端末30から発せられる送
信信号は、通信回線、例えば携帯電話通信網を介して後
述する渋滞情報供給装置60に供給される。
【0012】上述した車載端末30から発せられた送信
電波は、図2に示す渋滞情報供給装置60のアンテナ6
2により受信される。アンテナ62は送受分波器64に
接続され、送受分波器64は受信回路66と送信回路6
8とに接続されている。受信回路66と送信回路68と
は送受信制御回路70に接続されており、送受信制御回
路70は入出力バス72に接続されている。車載端末3
0から発せられた送信電波は、入力情報信号として送受
分波器64、受信回路66及び送受信制御回路70を介
して入出力バス72に供給される。また、後述する如
く、渋滞情報供給装置60において生成した渋滞情報を
車載端末30に供給すべく、渋滞情報を載せた送信信号
は入出力バス72から送受信制御回路70、送信回路6
8及び送受分波器64を介して送信電波としてアンテナ
62から送信される。
【0013】入出力バス72は、中央処理装置(以下、
CPUと称する)74にデータ信号又はアドレス信号が
入出力されるようになされている。入出力バス72に
は、ROM(リード・オンリー・メモリ)76及びRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)78も接続されてい
る。ROM76は、後述する如き渋滞情報を判別するプ
ログラムや車載端末30(図示せず)と通信をする為の
プログラムを記憶する。RAM78は、実行されるプロ
グラムが用いる変数の値を記憶する。更に、入出力バス
72には、道路情報供給装置80も接続されている。道
路情報供給装置80は、記録媒体、例えばCD−RO
M、DVDやハードディスクが記憶する道路情報を読み
出す装置である。読み出された道路情報は上述した入出
力バス72に供給される。
【0014】上述した渋滞情報供給装置60は、渋滞情
報を供給するサービス業者の施設、例えば渋滞情報供給
センタに設けられており、渋滞情報供給装置60は、複
数の車載端末30から供給されたセンサ出力情報や判別
結果を収集及び解析した後、渋滞情報を生成し、車載端
末30の各々に渋滞情報を供給する。また、後述する如
く、車載端末30において渋滞状態であるか否かを判別
し、渋滞情報供給装置60に判別結果のみを供給する構
成としてもよい。更に、車載端末30において検出した
各種センサの出力情報を渋滞情報供給装置60に供給
し、渋滞情報供給装置60において渋滞状態であるか否
かを判別することとしてもよい。
【0015】車載端末30において渋滞状態であるか否
かを判別する構成とした場合には、走行距離センサ11
やGPS装置12から車両位置情報取得手段を構成し、
道路情報供給装置21から道路情報記憶手段を構成し、
GPS装置12や車速センサ15から車速情報取得手段
を構成し、CPU34、ROM36及びRAM37から
道路走行信号生成手段及び判別手段を構成する。また、
渋滞情報供給装置60において渋滞状態であるか否かを
判別する構成とした場合には、走行距離センサ11やG
PS装置12から車両位置情報取得手段を構成し、道路
情報供給装置80から道路情報記憶手段を構成し、GP
S装置12や車速センサ15から車速情報取得手段を構
成し、CPU74、ROM76及びRAM78から道路
走行信号生成手段及び判別手段を構成する。
【0016】以下の説明においては、車載端末30及び
渋滞情報供給装置60の双方は、予め起動されており、
車載端末30におけるCPU34や渋滞情報供給装置6
0におけるCPU74において使用される変数の初期化
等の起動処理を終えて定常動作しているものとする。ま
た、センサ11〜16から発せられる出力信号は、所定
のタイミングで車載端末30に供給されているものとす
る。
【0017】本発明の第1の実施例である渋滞状態であ
るか否かを判別するためのサブルーチンを図3〜図8に
示す。上述したセンサから発せられた出力信号を検出し
て渋滞状態であるか否かを判別した結果を渋滞情報供給
装置60に発信するサブルーチンを図3に示す。尚、こ
のサブルーチンは、車載端末30において渋滞状態であ
るか否かを判別し、その判別結果を渋滞情報供給装置6
0に発信する構成とした場合に、車載端末30において
所定のタイミングでメインルーチンから呼び出されて実
行される。
【0018】最初に、予め起動していたタイマーを停止
し(ステップS11)、このときのタイマー値を読み込
んで記憶し(ステップS12)、タイマーを再び起動す
る(ステップS13)。次に、走行距離センサ11やG
PS装置12から現在の車両位置である今回車両位置を
検出し(ステップS14)、車速センサ15から現在の
車両速度である今回車両速度を検出する(ステップS1
5)。尚、ステップS15において、車速センサ15か
ら今回車両速度を得ることとせずにステップS14にお
いて検出した車両位置の変化量を算出し車両速度を得る
こととしても良い。
【0019】次いで、ステップS14において得た今回
車両位置又はS15において得た今回車両速度から車両
が停止していた時間を算出し(ステップS16)、車両
が停止していた回数を算出する(ステップS17)。次
に、車両のハザードランプが点滅状態であるか又は消灯
状態であるかを検出し(ステップS18)、車両のパー
キングブレーキが作動しているか否かを検出する(ステ
ップS19)。上述した車両のハザードランプは、操作
者の操作により、車両が停止状態であるときには点滅状
態に設定され得、また、車両が運転状態であるときには
消灯状態に設定され得るが故に、ハザードランプの状態
を検出することにより車両が停止しているか否かを判断
することができるのである。また、車両のパーキングブ
レーキは、操作者の操作により、車両が停止状態である
ときには作動され得、また、車両が運転状態であるとき
には作動され得ないが故に、パーキングブレーキの作動
状態を検出することによっても車両が停止しているか否
かを判断することができるのである。
【0020】次に、後述する如き渋滞状態を判別するサ
ブルーチンを呼び出して実行し(ステップS20)、判
別結果を渋滞情報供給装置60に発信する(ステップS
21)。次いで、ステップS14において得た今回車両
位置を前回車両位置とし、ステップS15において得た
今回車両速度を前回車両速度として記憶し(ステップS
22)、本サブルーチンを終了する。
【0021】上述したステップS16において実行され
る車両の停止時間を算出するサブルーチンを図4(a)
及び(b)に示す。図4(a)のサブルーチンにおい
て、最初に、今回車両位置が前回車両位置と同じである
か否かを判断する(ステップS31)。今回車両位置が
前回車両位置と異なると判別した場合には、停止時間を
初期値、例えば0に設定し(ステップS32)、本サブ
ルーチンを終了する。ステップS31において今回車両
位置が前回車両位置と同じであると判別した場合には、
上述したステップS12で得たタイマー値を予め記憶し
ていた停止時間に加えて新たな停止時間として(ステッ
プS33)、本サブルーチンを終了する。
【0022】また、図4(b)のサブルーチンにおいて
は、最初に、今回車両速度と前回車両速度とがゼロであ
るか否かを判断する(ステップS36)。今回車両速度
と前回車両速度とがゼロでないと判別した場合には、停
止時間を初期値、例えば0に設定し(ステップS3
7)、本サブルーチンを終了する。ステップS36にお
いて今回車両速度と前回車両速度とがゼロであると判別
した場合には、上述したステップS12で得たタイマー
値を予め記憶していた停止時間に加えて新たな停止時間
として(ステップS38)、本サブルーチンを終了す
る。
【0023】上述した如き図4(a)及び(b)に示し
たサブルーチンを実行することにより車両位置や車両速
度から車両の停止時間を得ることができるのである。上
述したステップS17において実行される車両の停止回
数を算出するサブルーチンを図5(a)及び(b)に示
す。図5(a)のサブルーチンにおいて、最初に、今回
車両位置が前回車両位置と同じであるか否かを判断する
(ステップS41)。今回車両位置が前回車両位置と異
なると判別した場合には、停止回数を初期値、例えば0
に設定し(ステップS42)、本サブルーチンを終了す
る。ステップS41において今回車両位置が前回車両位
置と同じであると判別した場合には、予め記憶していた
停止回数に1を加えて新たな停止回数として(ステップ
S43)、本サブルーチンを終了する。
【0024】また、図5(b)のサブルーチンにおいて
は、最初に、今回車両速度と前回車両速度とがゼロであ
るか否かを判断する(ステップS46)。今回車両速度
と前回車両速度とがゼロでないと判別した場合には、停
止回数を初期値、例えば0に設定し(ステップS4
7)、本サブルーチンを終了する。ステップS46にお
いて今回車両速度と前回車両速度とがゼロであると判別
した場合には、予め記憶していた停止回数に1を加えて
新たな停止回数として(ステップS48)、本サブルー
チンを終了する。
【0025】上述した如き図5(a)及び(b)に示し
たサブルーチンを実行することにより車両位置や車両速
度から車両の停止回数を得ることができるのである。上
述したステップS20において実行される道路の渋滞状
態を判別するサブルーチンを図6に示す。このサブルー
チンは、車載端末30において実行されるものであり、
車両位置、車両速度、ハザードランプの状態、パーキン
グブレーキの作動状態、車両の停止時間及び車両の停止
回数に基づいて、道路が渋滞しているか否かを判別する
ものである。このサブルーチンで判別した結果が上述し
たステップS21において渋滞情報供給装置60に発信
されるのである。
【0026】最初に、ステップS14において得た車両
の現在位置に基づいて道路情報供給装置21が記憶する
道路情報を検索し、車両の現在位置から車両の現在位置
の近傍に位置する道路に至るまでの距離が所定距離、例
えば5mより短いか否かを判断する(ステップS5
1)。車両の現在位置から車両の現在位置の近傍に位置
する道路に至るまでの距離が所定距離より長いと判別し
た場合には、車両は道路以外に停止、例えば駐車場に駐
車していると判別し(ステップS52)、本サブルーチ
ンを終了する。ステップS51において、車両の現在位
置から車両の現在位置の近傍に位置する道路に至るまで
の距離が所定距離より短いと判別した場合には、ハザー
ドランプが点滅している状態であるか否かを判断する
(ステップS53)。ハザードランプが点滅している状
態であると判別した場合には、パーキングブレーキが作
動して車両にブレーキが掛けられた状態であるか否かを
判断する(ステップS54)。パーキングブレーキが作
動している状態であると判別した場合には、車両の停止
時間が所定時間、例えば1分間より長いか否かを判断す
る(ステップS55)。車両の停止時間が所定時間より
長いと判別した場合には、車両は道路の路肩に停止して
いると判別し(ステップS56)、本サブルーチンを終
了する。
【0027】上述したステップS53においてハザード
ランプが点滅した状態でないと判別した場合や、ステッ
プS54においてパーキングブレーキが作動した状態で
ないと判別した場合、又は車両の停止時間が所定時間よ
り短いと判別した場合は、道路が渋滞しているのか、又
は車両が道路上を滞りなく移動しているのかを判別する
必要が生じ、車両の平均速度が所定速度以下、例えば時
速10km以下であるか否かを判断する(ステップS5
7)。車両の平均速度が所定速度より大きいと判別した
場合には、車両は道路上を円滑に移動していると判別し
(ステップS58)、本サブルーチンを終了する。
【0028】また、上述したステップS57において車
両の平均速度が所定速度以下であると判別した場合に
は、車両の停止回数が所定回数以上、例えば過去1分間
における停止回数が3回以上であるか否かを判断する
(ステップS59)。車両の停止回数が所定回数未満で
あると判別した場合には、車両は道路上を移動している
と判別し(ステップS58)、本サブルーチンを終了す
る。一方、車両の停止回数が所定回数以上であると判別
した場合には、道路は渋滞状態であると判別し(ステッ
プS60)、本サブルーチンを終了する。
【0029】上述したステップS51において車両の現
在位置から車両の現在位置の近傍に位置する道路に至る
までの距離が所定距離より短いと判別したときには、車
両が道路上に位置し走行していると判別し、CPU34
は道路走行信号を生成するのである。上述した如く車両
位置、車両速度、ハザードランプの状態、パーキングブ
レーキの作動状態、車両の停止時間及び車両の停止回数
に基づいて、道路が渋滞しているか否かを判別するが故
に、操作者が車両を路肩に停止させているだけなのか、
又は道路の渋滞により車両が停止しているのかを的確に
判断することができるのである。
【0030】上述した実施例においては、車載端末30
において渋滞状態を判別し、その判別結果を渋滞情報供
給装置60に発信するものを示したが、渋滞情報供給装
置60において渋滞状態を判別する構成としてもよい。
この場合における車載端末30において実行されるサブ
ルーチンを図7に示す。最初に、走行距離センサ11や
GPS装置12から現在の車両位置である今回車両位置
を検出し(ステップS71)、車速センサ15から現在
の車両速度である今回車両速度を検出する(ステップS
72)。尚、ステップS72においては、車速センサ1
5から今回車両速度を得ることとせずにステップS71
において得られる車両位置の変化量を算出し車両速度を
得ることとしても良い。次いで、車両のハザードランプ
が点滅状態であるか又は消灯状態であるかを検出し(ス
テップS73)、車両のパーキングブレーキが作動して
いるか否かを検出する(ステップS74)。
【0031】次に、上述した処理において得られた今回
車両位置、今回車両速度、ハザードランプ状態及びパー
キングブレーキ状態を示す情報を渋滞情報供給装置60
に発信し(ステップS75)、本サブルーチンを終了す
る。渋滞情報供給装置60において渋滞状態を判別する
サブルーチンを図8に示す。
【0032】最初に、上述したステップS75において
車載端末30から発せられた今回車両位置、今回車両速
度、ハザードランプ状態及びパーキングブレーキ状態を
示す情報を受信する(ステップS81)。次いで、予め
起動していたタイマーを停止し(ステップS82)、こ
のときのタイマー値を読み込み記憶し(ステップS8
3)、タイマーを再び起動する(ステップS84)。
【0033】次に、ステップS81において得た今回車
両位置や今回車両速度から車両が停止していた時間を算
出し(ステップS85)、車両が停止していた回数を算
出する(ステップS86)。この後、図6に示した渋滞
状態を判別するサブルーチンを呼び出して実行し(ステ
ップS87)、ステップS81において得た今回車両位
置を前回車両位置とし、今回車両速度を前回車両速度と
して記憶し(ステップS88)、本サブルーチンを終了
する。
【0034】車載端末30において検出した車両位置、
車両速度、ハザードランプの状態及びパーキングブレー
キの作動状態を渋滞情報供給装置60に供給し、渋滞情
報供給装置60において渋滞状態であるか否かを判別す
ることとしても、車両位置、車両速度、ハザードランプ
の状態、パーキングブレーキの作動状態、車両の停止時
間及び車両の停止回数に基づいて、道路が渋滞している
か否かを判別するが故に、操作者が車両を路肩に停止さ
せているだけなのか、又は道路の渋滞により車両が停止
しているのかを的確に判断することができるのである。
【0035】上述した図6に示した渋滞状態を判別する
サブルーチンにおいては、車両のハザードランプが点滅
状態であるか否かや、パーキングブレーキが作動状態で
あるか否かをも判断して渋滞状態を判別したが、車両に
設けられた他の装置の動作状態を得て渋滞状態を判別す
ることとしてもよい。以下においては、本発明の第2の
実施例である渋滞状態であるか否かを判別するためのサ
ブルーチンを図9及び図10に示す。
【0036】最初に、車両の現在位置、現在速度、角速
度、加速度、シフトレバー位置、車両の振動及びエンジ
ンの運転状態を検出する(ステップS91)。車両の現
在位置は、GPS装置12から発せられる位置情報から
得ることでき、また、走行距離センサ11から発せられ
る走行距離情報に基づいて算出して得ることとしてもよ
い。車両の現在速度は、車速センサ15から得ることと
しても、上述した車両の現在位置の変化量を算出するこ
とにより得ることとしてもよい。また、車両の加速度
は、上述した車両の現在位置や現在速度の変化を算出す
ることにより得ることができる。車両の角加速度は、車
両に設けられている角速度センサ14から発せられる検
出信号が示す角速度の変化を算出することにより得るこ
とができる。シフトレバー位置は、車両のシフト装置に
設けられているレバー位置検出装置から発せられる検出
信号が示す位置情報から得ることができる。エンジンの
運転状態は、エンジンを始動するためのキースイッチの
位置やエンジンのクランク軸近傍に設けられたクランク
角センサから発せられるパルス信号を検出することによ
りエンジンが運転状態を得ることができる。
【0037】次に、上述した各パラメータに基づいて、
後述する如き係数算出サブルーチンを実行することによ
り係数k(1)〜k(6)を算出し(ステップS9
2)、係数の総和KSを算出する(ステップS93)。
ステップS93において算出した係数の総和KSの値が
所定値、例えば3より大きいか否かを判断する(ステッ
プS94)。係数の総和KSの値が所定値以下であると
判別した場合には、直ちに本サブルーチンを終了する。
一方、係数の総和KSの値が所定値より大きいと判別し
た場合には、ステップS91において得られた車両の現
在速度が所定速度より遅いか否かを判断する(ステップ
S95)。車両の現在速度が所定速度以上であると判別
した場合には、直ちに本サブルーチンを終了する。車両
の現在速度が所定速度より遅いと判別した場合には、道
路は渋滞状態であると判別し(ステップS96)、本サ
ブルーチンを終了する。
【0038】上述したステップS92において呼び出さ
れて実行される係数k(1)〜k(6)を算出するサブ
ルーチンを図10に示す。最初に、上述したステップS
91において得た車両の現在位置に基づいて道路情報を
検索し、車両の現在位置から車両の現在位置の近傍に位
置する道路に至るまでの距離xが所定距離以上、例えば
5m以上であるか否かを判断する(ステップS10
1)。車両の現在位置から車両の現在位置の近傍に位置
する道路に至るまでの距離xが所定距離以上であると判
別したときには、係数k(1)の値を5/xとし(ステ
ップS102)、車両の現在位置から現在位置の近傍に
位置する道路に至るまでの距離xが所定距離未満である
と判別した場合には係数k(1)の値を1とする(ステ
ップS103)。上述した如き関数としたことにより、
係数k(1)の値は、0より大きくかつ1以下の値とな
り、車両の現在位置が道路に近くなるに従ってk(1)
の値は1に近い値又は1となり、車両の現在位置が道路
から離れるに従ってk(1)の値は0に近い値となるの
である。
【0039】次に、ステップS91において得た車両の
角加速度の累積値waが所定値よりも小さいか否かを判
断する(ステップS104)。この車両の角加速度の累
積値waは、所定時間、例えば30秒間における車両の
角加速度を積算した値である。車両の角加速度の累積値
waが所定値より小さいと判別した場合には、係数k
(2)の値をwa/10とし(ステップS105)、車
両の角加速度の累積値waが所定値以上であると判別し
たときには、係数k(2)の値を1とする(ステップS
106)。角加速度の累積値waについての係数k
(2)を上述した如き関数としたことにより、係数k
(2)の値は、0より大きくかつ1以下の値となり、車
両が移動した軌跡の曲率半径が大きいとき、例えば軌跡
が直線に近いときや車両が停止しているときにはk
(2)の値は1に近い値となり、車両の移動軌跡の曲率
半径が小さくなるに従ってk(2)の値は0に近い値と
なるのである。
【0040】次いで、車両の加速度dv/dtが所定値
よりも小さいか否かを判断する(ステップS107)。
車両の加速度dv/dtが所定値よりも小さいと判別し
た場合には、係数k(3)の値を(dv/dt)/10
とし(ステップS108)、車両の加速度dv/dtが
所定値以上であると判別した場合には、係数k(3)の
値を1とする(ステップS109)。車両の加速度に関
する係数k(3)を上述した如き関数としたことによ
り、係数k(3)の値は、0より大きくかつ1以下の値
となり、車両の加速度が所定値より小さくなるに従って
k(3)の値は0に近い値となり、車両の加速度が所定
値より大きくなるに従ってk(3)の値は1に近い値と
なるのである。
【0041】次に、シフト装置のシフトレバーの位置が
パーキング位置に位置づけられているか否かを判断する
(ステップS110)。シフトレバーの位置がパーキン
グ位置に位置づけられていると判別した場合には、係数
k(4)の値を0とし(ステップS111)、シフトレ
バーの位置がパーキング位置に位置づけられていないと
判別した場合には、係数k(4)の値を1とする(ステ
ップS112)。シフトレバーの位置に関する係数k
(4)の値を上述した如きものしたことにより、シフト
レバーの位置がパーキング位置に位置づけられていると
きには係数k(4)の値は0となり、シフトレバーの位
置がパーキング位置に位置づけられていないときには
(4)の値は1となるのである。
【0042】更に、振動センサ16から発せられた出力
信号が示す出力値Bが所定値より小さいか否かを判断す
る(ステップS113)。出力値Bが所定値より小さい
と判別したときには、係数k(5)の値をB/10とし
(ステップS114)、出力値Bが所定値以上であると
判別したときには、係数k(5)の値を1とする(ステ
ップS115)。振動センサの出力値Bについての係数
k(5)を上述した如き関数としたことにより、係数k
(5)の値は、0より大きくかつ1以下の値となり、車
両の振動が少なくなるに従ってk(5)の値は1に近い
値となり、車両の振動が多くなるに従ってk(5)の値
は0に近い値となるのである。
【0043】次いで、車両のエンジンが停止しているか
否かを判断する(ステップS116)。車両のエンジン
が停止していると判別したときには、係数k(6)の値
を0とし(ステップS117)、車両のエンジンが停止
していないと判別したときには、係数k(6)の値を1
とし(ステップS118)、本サブルーチンを終了す
る。車両のエンジンの運転状態に関する係数k(6)を
上述した如きものとしたことにより、係数k(6)の値
は、0又は1の値となり、エンジンが運転状態でないと
きにはk(6)の値は0となり、エンジンが運転状態で
あるときにはk(6)の値は1となるのである。
【0044】上述した係数k(1)〜k(6)の各々の
値は、車両が停止している場合や低速で移動しているよ
うな場合には0又は0近傍の値となり得、車両が高速で
移動しているような場合には、1又は1近傍の値となり
得るのである。係数k(1)〜k(6)の値がこのよう
な範囲の値を示すこととしたことから、上述した図9に
示したフローチャートのステップS93において算出し
た係数の総和KSの値が所定値より大きいと判別したと
きには、車両が道路上に位置し走行していると判別する
ことができ、このときにはCPU34は道路走行信号を
生成するのである。
【0045】また、上述した第2の実施例においては、
係数の総和KSを算出して総和KSの値が所定値より大
きいか否かで渋滞か否かを判別したが、係数k(1)〜
k(6)の各々の値が係数の各々に対応する所定値より
大きいか否かを判別することにより渋滞か否かを判別す
ることとしてもよい。上述した第2の実施例における渋
滞状態を判別するサブルーチンは、第1の実施例と同様
に、車載端末30において実行することとしても、渋滞
情報供給装置60において実行することとしてもよい。
車載端末30において渋滞状態を判別する構成とした場
合には、図9に示したサブルーチンを終了した後、判別
結果を示す情報を渋滞情報供給装置60に発信するので
ある。また、渋滞情報供給装置60において渋滞状態を
判別する構成とした場合には、図9のステップS91に
おいて検出した各パラメータの値を渋滞情報供給装置6
0に発信し、渋滞情報供給装置60は、各パラメータの
値を受信して、係数k(1)〜k(6)を算出する処
理、係数の総和KSを算出する処理及び渋滞状態である
かの判別する処理を実行するのである。
【0046】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明による渋滞状
態判別装置によれば、道路走行信号が存在するときに車
速が所定速度より小であるか否かを判断する構成とした
ので、道路の渋滞状態を的確に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載端末30の構成を示すブロック図である。
【図2】渋滞情報供給装置60の構成を示すブロック図
である。
【図3】センサから発せられる出力信号を検出して渋滞
状態であるか否かを判別した結果を渋滞情報供給装置6
0に発信するサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図4】車両の停止時間を算出するサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図5】車両の停止回数を算出するサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図6】図3に示したフローチャートのステップS20
において実行される道路の渋滞状態を判別するサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図7】渋滞情報供給装置60において渋滞状態を判別
する構成とした場合に、車載端末30において実行され
るサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】渋滞情報供給装置60において渋滞状態を判別
するサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】センサから発せられる出力信号を検出して渋滞
状態であるか否かを判別した結果を渋滞情報供給装置6
0に発信するサブルーチンを示す本発明の第2の実施例
によるフローチャートである。
【図10】図9に示したフローチャートのステップS9
2において呼び出されて実行される係数算出のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 走行距離センサ(車両位置情報取得手段) 12 GPS装置(車両位置情報取得手段、車速情報取
得手段) 15 車速センサ(車速情報取得手段) 21 道路情報供給装置(道路情報記憶手段) 30 車載端末 34 CPU(道路走行信号生成手段、判別手段) 36 ROM(道路走行信号生成手段、判別手段) 37 RAM(道路走行信号生成手段、判別手段) 60 渋滞情報供給装置 74 CPU(道路走行信号生成手段、判別手段) 76 ROM(道路走行信号生成手段、判別手段) 78 RAM(道路走行信号生成手段、判別手段) 80 道路情報供給装置(道路情報記憶手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の現在位置を示す車両位置情報を取
    得する車両位置情報取得手段と、 道路情報を記憶する道路情報記憶手段と、 前記車両の速度を示す車速情報を取得する車速情報取得
    手段と、 前記車両の現在位置から前記現在位置の近傍に位置する
    道路に至るまでの距離に基づいて前記車両が道路を走行
    していることを示す道路走行信号を生成する道路走行信
    号生成手段と、 前記道路走行信号の存在下において車速が所定速度より
    小であるときに渋滞状態であると判別する判別手段と、
    を有することを特徴とする渋滞状態判別装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記道路走行信号の存
    在下において、車速が所定速度より小でありかつ前記車
    両のパーキングブレーキが作動していないときには、渋
    滞状態であると判別することを特徴とする請求項1記載
    の渋滞状態判別装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記道路走行信号の存
    在下において、車速が所定速度より小でありかつ前記車
    両の停止頻度が所定頻度より大であるときには、渋滞状
    態であると判別することを特徴とする請求項1記載の渋
    滞状態判別装置。
  4. 【請求項4】 車載端末と、前記車載端末からの端末情
    報に基づいて道路の渋滞状態を判別してこれを前記車載
    端末に供給する渋滞情報供給装置と、からなる渋滞状態
    判別システムであって、 前記車載端末は、車両の現在位置を示す車両位置情報を
    取得する車両位置情報取得手段と、前記車両の速度を示
    す車速情報を取得する車速情報取得手段と、前記車両位
    置情報と前記車速情報とを前記端末情報として発信する
    発信手段と、を有し、 前記渋滞情報供給装置は、 前記端末情報を受信する端末情報受信手段と、 道路情報を記憶する道路情報記憶手段と、 前記車両の現在位置から前記現在位置の近傍に位置する
    道路に至るまでの距離に基づいて前記車両が道路を走行
    していることを示す道路走行信号を生成する道路走行信
    号生成手段と、 前記道路走行信号の存在下において車速が所定速度より
    小であるときに渋滞状態であると判別する判別手段と、 該判別結果を渋滞情報として前記車載端末に供給する渋
    滞情報供給手段と、を有することを特徴とする渋滞状態
    判別システム。
  5. 【請求項5】 車両の現在位置を示す車両位置情報と、
    前記車両の速度を示す車速情報と、に基づいて道路の渋
    滞状態を判別してこれを車載端末に供給する渋滞情報供
    給装置であって、 道路情報を記憶する道路情報記憶手段と、 前記車両の現在位置から前記現在位置の近傍に位置する
    道路に至るまでの距離に基づいて前記車両が道路を走行
    していることを示す道路走行信号を生成する道路走行信
    号生成手段と、 前記道路走行信号の存在下において車速が所定速度より
    小であるときに渋滞状態であると判別する判別手段と、 該判別結果を渋滞情報として前記車載端末に供給する渋
    滞情報供給手段と、を有することを特徴とする渋滞情報
    供給装置。
  6. 【請求項6】 端末情報に基づいて渋滞状態を判別する
    渋滞状態判別装置に前記端末情報を発信する車載端末で
    あって、 前記車載端末は、車両の現在位置を示す車両位置情報を
    取得する車両位置情報取得手段と、前記車両の速度を示
    す車速情報を取得する車速情報取得手段と、前記車両位
    置情報と前記車速情報とを前記端末情報として発信する
    発信手段と、を有することを特徴とする車載端末。
  7. 【請求項7】 車載端末と、前記車載端末から発せられ
    る端末情報に基づいて道路の渋滞情報を生成してこれを
    前記車載端末に供給する渋滞情報供給装置と、からなる
    渋滞状態判別システムであって、 前記車載端末は、 車両の現在位置を示す車両位置情報を取得する車両位置
    情報取得手段と、 前記車両の速度を示す車速情報を取得する車速情報取得
    手段と、 道路情報を記憶する道路情報記憶手段と、 前記車両の現在位置から前記現在位置の近傍に位置する
    道路に至るまでの距離に基づいて前記車両が道路を走行
    していることを示す道路走行信号を生成する道路走行信
    号生成手段と、 前記道路走行信号の存在下において車両の速度が所定速
    度より小であるときに渋滞状態であると判別してこれを
    前記端末情報として発信する発信手段と、を有し、 前記渋滞情報供給装置は、 前記端末情報を受信する端末情報受信手段と、 前記端末情報に基づいて渋滞情報を生成しこれを前記車
    載端末に供給する渋滞情報供給手段と、を有することを
    特徴とする渋滞状態判別システム。
  8. 【請求項8】 車両の現在位置を示す車両位置情報と、
    前記車両の速度を示す車速情報と、に基づいて道路の渋
    滞状態を判別する端末情報から発せられる該判別情報に
    基づいて得られる渋滞情報を前記車載端末に供給する渋
    滞情報供給装置であって、 前記判別情報を受信する判別情報受信手段と、 前記判別情報に基づいて生成した情報を前記渋滞情報と
    して前記車載端末に供給する渋滞情報供給手段と、を有
    することを特徴とする渋滞情報供給装置。
  9. 【請求項9】 道路が渋滞状態であるか否かを判別しこ
    れを端末情報として渋滞情報供給装置に発信する車載端
    末であって、 車両の現在位置を示す車両位置情報を取得する車両位置
    情報取得手段と、 前記車両の速度を示す車速情報を取得する車速情報取得
    手段と、 道路情報を記憶する道路情報記憶手段と、 前記車両の現在位置から前記現在位置の近傍に位置する
    道路に至るまでの距離に基づいて前記車両が道路を走行
    していることを示す道路走行信号を生成する道路走行信
    号生成手段と、 前記道路走行信号の存在下において車両の速度が所定速
    度より小であるときに渋滞状態であると判別してこれを
    前記端末情報として発信する発信手段と、を有すること
    を特徴とする車載端末。
  10. 【請求項10】 車両の現在位置を示す車両位置情報を
    取得し、 前記車両の速度を示す車速情報を取得し、 前記車両の現在位置から前記現在位置の近傍に位置する
    道路に至るまでの距離に基づいて前記車両が道路を走行
    していることを示す道路走行信号を生成し、 前記道路走行信号の存在下において車速が所定速度より
    小であるときに渋滞状態であると判別することを特徴と
    する渋滞状態判別方法。
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