JP2002092135A - サービス提供システム - Google Patents

サービス提供システム

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JP2002092135A
JP2002092135A JP2000278140A JP2000278140A JP2002092135A JP 2002092135 A JP2002092135 A JP 2002092135A JP 2000278140 A JP2000278140 A JP 2000278140A JP 2000278140 A JP2000278140 A JP 2000278140A JP 2002092135 A JP2002092135 A JP 2002092135A
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service
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JP2000278140A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Shimohata
光夫 下畑
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用コードの発行を行うことで利用者の利用
条件に応じた課金や表示が可能なサービス提供システム
を提供する。 【解決手段】 複数の端末装置とサービス提供装置がネ
ットワークを介して接続され、複数の端末装置は、各種
情報を表示する専用ビューアを有し、サービス提供装置
は、処理対象データに対し予め定められたサービスのす
べてまたは一部のサービスを実行するサービス提供手段
と、サービス提供手段がサービスを実行したデータを専
用ビューアのみが表示可能な形式に変換して処理済デー
タを生成する専用フォーマット処理手段と、端末装置か
ら送信された利用したいサービスを特定した利用条件に
基づき利用コードを生成する利用コード生成部を有し、
専用ビューアは、サービス提供装置から送信された処理
済データの中からサービス提供装置から送信された利用
コードに設定されている利用条件に一致するサービスを
実行した情報のみを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークで接続
されたサーバとビューア間において、サーバがビューア
に対して各種サービスを提供するサービス提供システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの人が利用する処理で、かつ計算コ
スト等がかかる場合、ネットワークを利用してサーバ・
クライアントシステムを構築して処理の効率化を図るこ
とが多い。例えば、データベースサーバや検索サーバ、
翻訳サーバ等があげられるが、これらのシステムを利用
する場合は、通常、有料でありサービス利用料金をクラ
イアント側に課す。また、サービスを行うサービスサー
バとクライアントとの接続形態は、FTP(File Trans
fer Protocol)、HTTP(HyperText TransferProtoc
ol)等が利用される場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
おいて、システム利用に関するサービス利用料金を徴収
する際、接続形態がFTP、HTTPの場合は、クライ
アントはサービスを受ける間、サービスサーバへ接続し
ていなければならない。ネットワークがLANのように
常時接続されていればよいが、ダイヤルアップ接続のよ
うな断続的な接続形態の場合は、サービスサーバが処理
を終えるまで接続をしているとは限らないので、利用者
にとって不便である。
【0004】また、HTTPを利用し、HTML(Hype
rText Markup Language)でサービス結果を出力する場
合、HTML自体の表現能力はあまり高くないため、出
力方法に制限がある。
【0005】このような点から、本発明は、サービスサ
ーバとクライアントの接続形態がダイヤルアップ等の断
続的接続方式であっても、サービスサーバが提供するサ
ービスを効率的に利用できるサービス提供システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】係る課題を解決するた
め、第1の発明は、複数の端末装置とサービス提供装置
がネットワークを介して接続されたサービス提供システ
ムにおいて、複数の端末装置は、サービス提供装置から
送信される各種情報を表示する専用ビューアを有し、サ
ービス提供装置は、端末装置から送信された処理対象デ
ータに対し、予め定められたサービスのすべてまたは一
部のサービスを実行するサービス提供手段と、サービス
提供手段がサービスを実行したデータを専用ビューアの
みが表示可能な形式に変換して処理済データを生成する
専用フォーマット処理手段を有し、専用ビューアは、サ
ービス提供装置から送信された処理済データの中から一
部のサービスを実行した情報を表示することを特徴とす
る。ここで、上記サービス提供手段には、翻訳サービス
や文書要約サービス等種々のサービスを適用することが
できる。
【0007】第2の発明は、複数の端末装置とサービス
提供装置がネットワークを介して接続されたサービス提
供システムにおいて、複数の端末装置は、サービス提供
装置から送信される各種情報を表示する専用ビューアを
有し、サービス提供装置は、端末装置から送信された処
理対象データに対し、予め定められたサービスのすべて
または一部のサービスを実行するサービス提供手段と、
サービス提供手段がサービスを実行したデータを専用ビ
ューアのみが表示可能な形式に変換して処理済データを
生成する専用フォーマット処理手段と、端末装置から送
信された利用したいサービスを特定した利用条件に基づ
き利用条件の内容が設定された利用コードを生成する利
用コード生成手段を有し、専用ビューアは、サービス提
供装置から送信された処理済データの中からサービス提
供装置から送信された利用コードに設定されている利用
条件に一致するサービスを実行した情報のみを表示する
ことを特徴とする。第2の発明においても、サービス提
供手段には翻訳サービスや文書要約サービス等種々のサ
ービスを適用することができる。
【0008】第3の発明は、請求項2に記載されたサー
ビス提供システムにおいて、専用ビューアは、サービス
提供装置から送信された処理済データの中から一部のサ
ービスを実行した情報を表示することを特徴とする。
【0009】第4の発明は、請求項1〜3に記載された
サービス提供システムにおいて、サービス提供装置は、
専用フォーマット処理手段が生成した処理済データに広
告情報を付与する広告情報処理手段を更に有することを
特徴とする。
【0010】第5の発明は、請求項1〜4に記載された
サービス提供システムにおいて、専用ビューアは、サー
ビス提供装置から送信された処理済データに付与された
広告情報を表示することを特徴とする。
【0011】第6の発明は、請求項2〜5に記載された
サービス提供システムにおいて、サービス提供手段は、
端末装置から送信された処理対象データに前記利用コー
ドが付与されていた場合は、利用コードに設定されてい
る利用条件に一致するサービスを処理対象データに実行
することを特徴とする。
【0012】第7の発明は、請求項1〜6に記載された
サービス提供システムにおいて、複数の端末装置とサー
ビス提供装置は断続的接続方式でネットワークを介して
接続されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 第1の実施形態に係るサービス提供システムは、利用コ
ードを入手する前にサービスサーバへ翻訳依頼を行うも
のである。
【0014】(A−1)第1の実施形態の構成 以下、第1実施形態に係るサービス提供システムについ
て、図1を用いて詳細に説明する。
【0015】サービス提供システムは、サービスサーバ
10とクライアント20がネットワークを介して接続さ
れている。クライアント20は複数存在してもよく、そ
れぞれがサービスサーバ10と接続されるものとする。
サービスサーバ10とクライアント20との接続形態
は、FTPなどの接続を維持するタイプでも、ダイアル
アップ接続のような断続的接続のタイプでもよい。
【0016】サービスサーバ10は、クライアント20
から利用コードが付与されていない処理対象データを受
信すると、処理対象データに対しサービスサーバ10が
提供するすべてまたは一部のサービスを施して処理済デ
ータを作成し、クライアント10に返送する。サービス
サーバ10には種々のサービスを適用することが可能で
あるが、第1実施形態においては、翻訳サービスを提供
するものとして説明する。
【0017】クライアント20はサービスの利用者が使
用するツールであり、専用ビューア1とメーラー(図示
せず)を有している。メーラーは、翻訳を依頼するデー
タが記載されている処理対象データと利用条件情報をサ
ービスサーバ10へ送信する。利用条件情報は、利用し
たいサービスの利用頻度や利用形態等の情報を特定した
利用条件と、支払方法を特定した支払情報から成る。
【0018】サービスサーバ10から送信される情報
は、翻訳結果である処理済データと、クライアント20
の利用者の利用条件を特定した利用コードであり、メー
ラーはこれらの情報を受信する。
【0019】専用ビューア1は、サービスサーバ10か
ら送信される専用フォーマットで記述された情報を読み
込むことができる。専用ビューア1は、インターネット
でのダウンロードやCD−ROMなどにより入手するも
のとする。
【0020】サービスサーバ10は、翻訳処理部2と専
用フォーマット処理部3と広告情報付与処理部4と利用
コード生成部5と課金処理部6と翻訳辞書DB11と広
告情報DB12から成る。
【0021】翻訳辞書DB11は、翻訳処理部2が翻訳
の際に利用する辞書を格納するものであり、複数のレベ
ルの辞書や複数の分野の辞書を格納している。
【0022】翻訳処理部2はクライアント20から受信
した処理対象データに対し、翻訳辞書DB11に格納さ
れているすべてまたは一部の辞書を用いて辞書毎の翻訳
結果を作成する。翻訳処理方法は従来から知られている
ルールベース翻訳や用例ベース翻訳等、任意の方法で実
行するものとする。
【0023】専用フォーマット処理部3は、翻訳処理部
2で翻訳処理を終えた翻訳結果を専用フォーマットでエ
ンコードし、処理済データを作成する。専用フォーマッ
トの方式はサービスの提供者が独自に予め設定するもの
であり、サービスサーバ10を利用するクライアント2
0の専用ビューア1が読み込むことが可能なフォーマッ
トである。この専用ファーマットの方式は問わないが、
公開されておらず第三者がこのフォーマットのデータを
解読して利用することは困難であるとする。また、暗号
化などにより、解読が非常に困難であることが知られて
いるのなら、独自フォーマットでなく公開フォーマット
でもよい。
【0024】広告情報DB12は、広告情報付与処理部
4が利用する広告情報を格納するものである。広告情報
は予めサービスサーバ10の管理者により広告情報DB
12に登録される。
【0025】広告情報付与処理部4は、専用フォーマッ
ト処理部3でエンコードを施した処理済データに広告情
報DB12に登録されている広告情報を付与するもので
ある。混入する広告情報は、処理対象データの内容と無
関係な広告情報でも関係のある広告情報であってもよ
い。また、広告情報は必ずしも処理済データに付与しな
くともよい。処理対象データと関係のある広告情報を付
与する方法は特に問わないが、例えば、特開平5−54
037号に記載されている方法を用いることができる。
すなわち、予めサービスサーバ10の管理者が広告情報
をカテゴリ毎に分類し、そのカテゴリ毎に基本例文を設
定する。そして、処理対象データに含まれる基本例文の
出現頻度に基づいて処理対象データのカテゴリを決定
し、そのカテゴリに該当する広告情報を処理済データに
付与する。
【0026】利用コード生成部5は、クライアント20
から受信した利用条件情報の利用条件に応じて利用コー
ドを発行するものである。利用コードは、利用条件の情
報を有している。例えば、3桁目が利用期間で3の倍数
なら2000年3月まで利用するなどのように、利用コ
ードの各々の桁に各情報を割当てるように生成する。こ
の利用コードは、クライアント20の専用ビューア1に
表示される情報を制御するものである。また、利用コー
ド生成部5は利用条件情報の利用条件に基づいて課金額
の決定を行う。
【0027】課金処理部6は、利用条件情報の支払情報
と利用コード生成部5で決定した課金額に基づいて課金
処理を行うものである。課金処理部6は図示しないクレ
ジット会社や銀行等の決済機関とネットワークを介して
接続しており、これらの決済機関と情報のやり取りをし
て課金処理を行う。課金処理の方法は特に問わないが、
例えば、課金処理部6と決済機関の処理は特開平10−
240823号公報に決済処理部と決済処理機関の処理
として記載されている方法を用いることができる。
【0028】(A−2)第1の実施形態の動作 まず、クライアント20がサービスサーバ10から利用
コードを得るための処理について図2を用いて説明す
る。
【0029】(S1)クライアント20の利用者は、利
用条件と支払情報を特定した利用条件情報を電子メール
を用いてサービスサーバ10へ送信する。サービスサー
バ10の電子メールアドレスは予め入手しているものと
する。利用条件の項目を以下に示す。 1.利用期間(利用開始日時、利用終了日時) 2.表示期間(表示開始日時、表示終了日時) 3.利用分野(政治、経済、コンピュータ、映画) 4.辞書レベル(大、中、小) 5.処理済ファイル形式(テキスト、word、HTM
L) これらの利用条件に対し、利用者は必要なものをそれぞ
れ選択する。
【0030】ここで、1の利用期間は、サービスサーバ
10のサービスを利用できる期間を示すものであり、設
定した利用期間を過ぎてからサービスサーバ10に処理
対象データを送信してもサービスサーバ10の翻訳処理
部2は翻訳を行わない。2の表示期間は、サービスサー
バ10から受信した処理済データをクライアント20の
専用ビューア1が表示する期間を示すものであり、表示
期間を過ぎると専用ビューア1で表示させようとしても
表示されない。3の利用分野は、処理対象データの分野
を示す。4の辞書レベルは、翻訳に使用する辞書の性能
を示すものであり、大が一番性能が良いものである。5
の処理済ファイル形式は処理済ファイルとして受信する
ファイルの形式を示すものである。3から5の条件は複
数選択することができる。
【0031】支払情報は、料金の支払方法を特定するも
のであり、クレジットカードの番号や銀行の口座番号を
記載するものとする。
【0032】(S2)サービスサーバ10は利用条件情
報を受信し、利用コード生成部5に送る。(S3)利用
コード生成部5は、利用者が特定した利用条件情報に応
じた課金額を決定する。(S4)その後、利用コード生
成部5は、課金額を電子メールを用いてクライアント1
0に送信する。クライアント20の電子メールアドレス
は予め入手しているものとする。
【0033】(S5)利用者は課金額を確認後、(S
6)その課金額でサービスを受ける場合は、課金額を承
諾する旨をサービスサーバ10へ通知する。(S7)ク
ライアント20から課金額の了承が得られた場合は、サ
ービスサーバ10の利用コード生成部5は課金額を課金
処理部6に出力する。(S8)課金処理部6は、支払情
報と課金額を元に支払情報に記載されたクレジット会社
や銀行等のホストコンピュータに情報を送信する。ま
た、課金処理部6は、クレジット会社や銀行等から課金
の成立または不成立の情報を得て、課金の成否を利用コ
ード生成部5に出力する。(S9、S10)利用コード
生成部5は課金が成立した場合は、利用コードを生成
し、電子メールを用いてクライアント20に送付する。
(S11)また、課金が成立しない場合は、課金が不成
立であり利用コードを発行できないことを、電子メール
を用いてクライアント20へ通知する。
【0034】次に、クライアント20の利用者がサービ
スサーバ10へ翻訳依頼を行う処理について図3を用い
て説明する。ここでは、利用者は利用コードを未入手で
あるとする。
【0035】(S100)まず、クライアント20は専
用ビューア1を入手する。上述した通り、インターネッ
トでのダウンロードやCD−ROMなどにより入手す
る。
【0036】(S101)クライアント20の利用者は
翻訳を行いたい文書を作成し、電子メールの添付ファイ
ルとしてサービスサーバ10に送信する。ここでは、テ
キストファイルで文書を作成したとする。電子メールへ
のファイルの添付形式はBASE64等任意のものでよ
い。
【0037】(S102)クライアント20から処理対
象データを受信したサービスサーバ10は、電子メール
に添付されているテキストファイルを取り出し、翻訳処
理部2に送る。
【0038】(S103)翻訳処理部2はテキストファ
イルの内容に対し翻訳を実行する。ここでは、利用コー
ドが処理対象データに付与されていないため、翻訳処理
部2は、翻訳辞書DB11に格納されている複数の辞書
を各々用いて翻訳し、複数の翻訳結果を作成する。翻訳
辞書DB11が辞書をレベル毎に大・中・小と3つ有し
ているとすると3つの翻訳結果を作成する。また、処理
対象データはテキストファイルであったため、翻訳結果
もテキストファイルとする。翻訳結果は翻訳処理部2か
ら専用フォーマット処理部3に送られる。
【0039】(S104)専用フォーマット処理部3
は、複数の翻訳結果を専用のフォーマットに変換した
後、フォーマットを行った処理済データを広告情報付与
処理部4に送る。(S105)広告情報付与処理部4は
専用のフォーマットに変換された処理済データに広告情
報を混入する。
【0040】(S106)広告情報が付与された処理済
データは広告情報付与処理部4から専用フォーマット処
理部3に送られ、専用フォーマット処理部3は処理済デ
ータを電子メールの添付ファイルとしてクライアント2
0に送信する。
【0041】(S107)クライアント10は処理済デ
ータを受信し、(S108)処理済データを受信したク
ライアント10の利用者は、受信した処理済データを表
示させる。利用者が利用コードを入手していないため、
複数の辞書を用いて翻訳した処理済データ(辞書レベル
大・中・小の3つのデータ)のうち一部の処理済データ
(情報)のみ表示する。例えば、専用ビューア1に表示
される情報は、最低限のレベル(例えば、辞書レベル
小)の情報と広告情報が表示される。広告情報は利用コ
ードに関係なく表示されるが、利用者が広告を表示しな
いように設定することも可能である。この場合は、利用
コードに広告を表示させないという情報を設定すればよ
い。(S109、S110)ここで、クライアント20
の利用者がさらに高度な辞書を用いて翻訳を行った結果
を希望する場合は、サービスサーバ10に対し利用コー
ドの生成を請求する。
【0042】利用コードを請求してから入手するまでの
処理は図2に示した方法を用いる。ここでは、利用条件
のうち、辞書レベル:大、処理済ファイル形式:テキス
ト、利用期間2000/1/1〜2000/6/1を選
択し、これらの情報が利用できる利用コードを入手した
とする。(S111)この利用コードを先程サービスサ
ーバ10から得た処理済データを専用ビューア1に表示
させる際に入力すると、利用コードに設定されている利
用条件に一致するサービスを実行した情報を表示させる
ことができる。すなわち、利用期間内であれば、辞書レ
ベル大を用いて翻訳したテキストファイルが表示させ
る。利用期間内でなければ、辞書レベル大の翻訳結果は
表示されない。
【0043】このように、一度処理済データを受信して
いるので再度、サービスサーバ10へ翻訳依頼を送信せ
ずに、利用コードを入力するだけでレベルの高い翻訳結
果を表示させることができる。
【0044】(A−3)第1実施形態の変形例 第1実施形態では、一旦、最低レベルの翻訳結果を表示
してから利用コードの請求を行ったが、最低レベルの翻
訳結果を表示する前に、利用コードを請求してもよい。
また、処理済データを受信するのみで最低レベルの翻訳
結果を表示しない構成でもよい。
【0045】翻訳依頼をテキストファイルで行った場合
は、翻訳処理部2はテキストファイルで翻訳結果を作成
したとしたが、翻訳処理部2はテキストファイルのみで
なく、サービスサーバ10が予め定めた形式(Word
やHTML等)の複数の翻訳結果を作成し、クライアン
ト20へ送付するようにしてもよい。この場合は、利用
コードで特定されたファイル形式(例えば、テキストフ
ァイル)以外のファイル(WordやHTML等)は表
示されない。
【0046】(B)第2の実施形態 第2の実施形態に係るサービス提供システムは、サービ
スサーバへ翻訳依頼を行う際に利用コードを添付するも
のである。
【0047】(B−1)第2の実施形態の構成 第2実施形態に係るサービス提供システムの構成は図1
とほぼ同一なため、図1の構成要素に異なる番号を付与
し、異なる構成要素について説明する。
【0048】サービスサーバ10は、クライアント20
から利用コードが付与された処理対象データを受信する
と、処理対象データに対し利用コードに基づいたサービ
スを施して処理済データを作成しクライアント10に返
送する。第2実施形態においても、サービスサーバ20
に適用するサービスは翻訳サービスであるとする。
【0049】クライアント20は、利用コードが付与さ
れた処理対象データを作成し、サービスサーバ10へ送
信する。処理対象データに利用コードを添付する方法は
問わないが、電子メールのサブジェクトや添付ファイル
中に記載するものとする。
【0050】サービスサーバ10の翻訳処理部7は、ク
ライアント20から受信した処理対象データに対し、付
与されている利用コードに設定されている情報に基づい
て翻訳処理を実行する。
【0051】専用フォーマット処理部8は、第1実施形
態の処理に加え、処理済データに利用コードを付与す
る。
【0052】(B−2)第2の実施形態の動作 クライアント20がサービスサーバ10から利用コード
を得るための処理は第1実施形態と同一である。クライ
アント20の利用者がサービスサーバ10へ翻訳依頼を
行う処理について図4を用いて説明する。
【0053】ここでは、利用者は利用コードを既に入手
済みであるとし、利用コードには、辞書レベル:中、処
理済ファイル形式:Wordが設定されているとする。
翻訳辞書DB11は辞書をレベル毎に大・中・小と3つ
有しているとする。
【0054】(S200)まず、第1実施形態と同様に
クライアント20は専用ビューア1を入手する。(S2
01)クライアント20の利用者は翻訳を行いたい文書
を作成し、電子メールの添付ファイルとしてサービスサ
ーバ10に送信する。送信する際、利用コードを電子メ
ールのサブジェクトやファイル中に記載する。ここで
は、利用コードに設定しているファイル形式と同じwo
rdで文書を作成したとする。
【0055】(S202)クライアント20から利用コ
ードが付与された処理対象データを受信したサービスサ
ーバ10は、電子メールに添付されているwordファ
イルを取り出し、翻訳処理部7に送る。ここで、利用コ
ードが、電子メールのサブジェクトに記載されている場
合は、サブジェクトの利用コードをWordファイルと
共に翻訳処理部7に送る。
【0056】(S203)翻訳処理部7は利用コードが
付与されているため、第1実施形態のようにすべてまた
は一部の辞書を用いて翻訳を処理対象データに実行する
ことなく、利用コードに基づいた翻訳を実行する。すな
わち、辞書レベル:中、ファイル形式:Wordを適用
し、Wordファイルの内容に対し翻訳を実行し、Wr
od形式の翻訳結果を作成する。翻訳処理部7は翻訳結
果と利用コードを専用フォーマット処理部8に送る。
【0057】(S204)専用フォーマット処理部8
は、翻訳結果を専用のフォーマットに変換した後、フォ
ーマットを行った処理済データに利用コードを付与し、
広告情報付与処理部4に送る。(S205)広告情報付
与処理部4は専用のフォーマットに変換された処理済デ
ータに広告情報を混入する。
【0058】(S206)広告情報が付与された処理済
データは広告情報付与処理部4から専用フォーマット処
理部8に送られ、専用フォーマット処理部8は処理済デ
ータを電子メールの添付ファイルとしてクライアント2
0に送信する。(S207)クライアント20は処理済
データを受信する。
【0059】(S208)処理済データを受信したクラ
イアント10の利用者は、受信した処理済データを表示
させる。この表示の際は、利用者が有している利用コー
ドを入力し、処理済データに付与されている利用コード
と一致する場合は、利用コードに設定されている利用条
件に基づいた表示が行われる。ここでは、辞書レベル:
中を用いて翻訳した結果がWord形式で表示される。
【0060】(B−3)第2実施形態の変形例 専用ビューア1に処理済データを表示する際は、利用者
が利用コードを入力するようにしたが、専用ビューア1
に予め利用コードを設定しておき、処理済データの利用
コードと専用ビューア1の利用コードが一致した場合に
表示させるようにしてもよい。
【0061】(C)他の実施形態 以上、本発明に係るサービス提供システムの好適な実施
形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定
されるものではなく、第1実施形態と第2実施形態を組
み合わせて実施することが可能である。 (1)利用条件は、1から6に限定されるものではなく
種々の条件を設定することが可能である。 (2)翻訳依頼を行う文書をテキストファイルとWor
dファイルで作成したが、これに限定されるものではな
く、HTMLのファイル等、種々の形式を適用すること
ができる。 (3)サービスサーバが行うサービスを翻訳処理とした
が、他には、ニュース配信、要約作成処理、検索処理等
を適用することができる。 (4)クライアントの構成を、専用ビューアとメーラと
したが、専用ビューアに電子メール送受信機能を持た
せ、各種データのやり取りを専用ビューアを用いて実行
してもよい。このような構成によると、利用者は専用ビ
ューアのみで一連の作業が完結するという利点が生じ
る。 (5)サービスサーバの構成要素を翻訳処理部、専用フ
ォーマット処理部、広告情報付与処理部、利用コード生
成部、課金処理部としたが、これらの構成要素はすべて
サービスサーバ内に存在しなくともよく、それぞれ別の
装置で実現されて必要に応じて通信を行い処理を実行す
る形態でもよい。 (6)サービスサーバとクライアントとのデータのやり
取りは電子メールを用いたが、これに限定されず、FT
P、HTTP等を用いることができる。
【0062】
【発明の効果】上述の実施形態によれば、クライアント
20は、処理済データをファイルとして受信するため、
利用者はサービスサーバ10が提供するサービスをネッ
トワークを通じて非同期に利用することができ、ネット
ワークを切断した状態でも処理済データを利用すること
もできる。また、サービスに伴う処理のほとんどをサー
ビスサーバ10側で実行するため、利用者の端末コスト
は少量で済む。利用コードは利用者の利用条件に基づい
て発行されるため、利用者の利用条件に応じた柔軟な課
金が可能である。また、専用ビューア1を用いて表示を
行うため、従来のHTMLではJavaScriptや
VBSscriptなどを用いても表示能力に限界があ
ったが、様々は拡張表示や簡易編集ができ柔軟な表示を
行うことができる。また、専用ビューア1の動作は利用
コードで制御されるため、複数の利用者、マシンの利用
状況を一つの利用コードで規定することができる。した
がって、部署単位で使用する利用コードを発行すること
も可能であるし、個人が様々な端末で利用する場合も単
独の利用コードでサービスを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、2の実施形態に係るサービス提
供システムを示すブロック図である。
【図2】クライアント20がサービスサーバ10から利
用コードを得るための処理を示す図である。
【図3】クライアント20の利用者がサービスサーバ1
0へ翻訳依頼を行う処理を示す図である。(その1)
【図4】クライアント20の利用者がサービスサーバ1
0へ翻訳依頼を行う処理を示す図である。(その2)
【符号の説明】
10:サービスサーバ、20:クライアント、2、7:
翻訳処理部、3、8:専用フォーマット処理部、4:広
告情報付与処理部、5:利用コード生成部、6:課金処
理部、11:翻訳辞書DB、12:広告情報DB。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540S 17/28 17/28 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置とサービス提供装置がネ
    ットワークを介して接続されたサービス提供システムに
    おいて、 前記複数の端末装置は、前記サービス提供装置から送信
    される各種情報を表示する専用ビューアを有し、 前記サービス提供装置は、 前記端末装置から送信された処理対象データに対し、予
    め定められたサービスのすべてまたは一部のサービスを
    実行するサービス提供手段と、 前記サービス提供手段がサービスを実行したデータを前
    記専用ビューアのみが表示可能な形式に変換して処理済
    データを生成する専用フォーマット処理手段を有し、 前記専用ビューアは、 前記サービス提供装置から送信された前記処理済データ
    の中から一部のサービスを実行した情報を表示すること
    を特徴とするサービス提供システム。
  2. 【請求項2】 複数の端末装置とサービス提供装置がネ
    ットワークを介して接続されたサービス提供システムに
    おいて、 前記複数の端末装置は、前記サービス提供装置から送信
    される各種情報を表示する専用ビューアを有し、 前記サービス提供装置は、 前記端末装置から送信された処理対象データに対し、予
    め定められたサービスのすべてまたは一部のサービスを
    実行するサービス提供手段と、 前記サービス提供手段がサービスを実行したデータを前
    記専用ビューアのみが表示可能な形式に変換して処理済
    データを生成する専用フォーマット処理手段と、 前記端末装置から送信された利用したいサービスを特定
    した利用条件に基づき該利用条件の内容が設定された利
    用コードを生成する利用コード生成手段を有し、 前記専用ビューアは、 前記サービス提供装置から送信された前記処理済データ
    の中から前記サービス提供装置から送信された利用コー
    ドに設定されている利用条件に一致するサービスを実行
    した情報のみを表示することを特徴とするサービス提供
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたサービス提供シス
    テムにおいて、 前記専用ビューアは、前記サービス提供装置から送信さ
    れた前記処理済データの中から一部のサービスを実行し
    た情報を表示することを特徴とするサービス提供システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載されたサービス提供
    システムにおいて、 前記サービス提供装置は、前記専用フォーマット処理手
    段が生成した処理済データに広告情報を付与する広告情
    報処理手段を更に有することを特徴とするサービス提供
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載されたサービス提供
    システムにおいて、 前記専用ビューアは、前記サービス提供装置から送信さ
    れた前記処理済データに付与された広告情報を表示する
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5に記載されたサービス提供
    システムにおいて、 前記サービス提供手段は、前記端末装置から送信された
    処理対象データに前記利用コードが付与されていた場合
    は、該利用コードに設定されている利用条件に一致する
    サービスを該処理対象データに実行することを特徴とす
    るサービス提供システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載されたサービス提供
    システムにおいて、 前記複数の端末装置と前記サービス提供装置は断続的接
    続方式でネットワークを介して接続されることを特徴と
    するサービス提供システム。
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