JP2002091946A - 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム - Google Patents

画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム

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JP2002091946A
JP2002091946A JP2000277245A JP2000277245A JP2002091946A JP 2002091946 A JP2002091946 A JP 2002091946A JP 2000277245 A JP2000277245 A JP 2000277245A JP 2000277245 A JP2000277245 A JP 2000277245A JP 2002091946 A JP2002091946 A JP 2002091946A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造化記述言語によって記述された文書デー
タの物理ページへのレイアウト処理は、固定倍率による
ものであり、ユーザの好みに応じた適切なレイアウト結
果が得られるとは限らなかった。 【解決手段】 構造化記述言語で記述された文書データ
を物理ページにレイアウトする際に、前記文書データか
ら特定データとして最小文字サイズを検出し(S50
4)、該検出された特定データをレイアウトするための
変倍率を算出し(S505)、前記文書データに対し
て、物理ページへのレイアウトが可能となるように前記
変倍率に基づく変換を施す(S506)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造化記述言語で
記述された文書データを物理ページにレイアウトする画
像処理装置及びその方法、及び画像処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ及びインターネ
ットの急速な普及により、業種を問わず文書の電子化が
促進されつつある。一般に、電子化文書のデータ形式は
文書を編集するアプリケーションに依存するため、電子
化された文書を閲覧するためには該当文書のデータ形式
をサポートするアプリケーションを用意する必要があっ
た。
【0003】そこで、HTML(Hyper Text Markup Languag
e)やXML(eXtensible Markup Language)といった、特定
のアプリケーションに依存しない構造化記述言語によっ
て記述された文書が普及しつつある。一般に構造化記述
言語は、ブラウザによってディスプレイ上に表示するこ
とを前提に設計されており、表示する画面の幅や高さを
任意に変えたり、画面をスクロールさせたりすることが
可能であるため、「ページ」という概念は必要ない。
【0004】しかしながら、構造化記述言語をページ記
述言語として利用する場合には、ページへの割り付けを
行う必要がある。そこで、近年ページレイアウト可能な
構造化記述言語が開発されつつあり、出版用の組版ルー
ル等を用いることによって、ページ概念の無い構造化記
述言語をページレイアウト可能な構造化記述言語に変換
することも可能となった。このように、ページ概念の無
い構造化記述言語をページレイアウト可能な構造化記述
言語に変換する工程は、「フォーマッティング」と称さ
れる。
【0005】図9に、ページ概念のない構造化記述言語
で記述された文書のブラウザによる表示例を示す。一般
的なブラウザによれば同図に示すように、表示画面の大
きさを変えたり、スクロールバーを使って画面を縦横ス
クロールさせることができる。
【0006】これに対し、図10にフォーマッティング
後の構造化記述言語で記述された文書の表示例を示す。
同図によれば、フォーマッティング後の文書はページ単
位に表示または印刷することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフォーマッティングにおいては、構造化記述言語に
よって記述された文書データの物理ページへの割りつけ
は、固定倍率によるものであった。従って、ページの内
容によっては見えにくくなってしまったり、ユーザ好み
のレイアウトが得られるとは限らないといった問題が発
生していた。
【0008】本発明は上述した問題を解決するために成
されたものであり、構造化記述言語によって記述された
文書データを物理ページへレイアウトする際に、自由度
の高いレイアウトを実現する画像処理装置及びその方
法、及び画像処理システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を
備える。
【0010】即ち、構造化記述言語で記述された文書デ
ータを物理ページにレイアウトする画像処理装置であっ
て、前記文書データから特定データを検出し、該検出さ
れた特定データをレイアウトするための変倍率を算出す
る算出手段と、前記文書データに対して、物理ページへ
のレイアウトが可能となるように前記変倍率に基づく変
換を施す変換手段と、を有することを特徴とする。
【0011】例えば、前記特定データは、前記文書デー
タ中における最小文字サイズであることを特徴とする。
【0012】例えば、前記特定データは、前記文書デー
タ中における最大オブジェクト幅であることを特徴とす
る。
【0013】例えば、前記特定データは、前記文書デー
タ中における最頻出文字サイズであることを特徴とす
る。
【0014】例えば、前記算出手段は、前記特定データ
のサイズを所定サイズとするための変倍率を算出するこ
とを特徴とする。
【0015】更に、ユーザ指示に基づいてレイアウト方
式を選択する選択手段を備え、前記算出手段は、前記選
択手段における選択結果に基づいて前記変倍率の算出方
法を決定することを特徴とする。
【0016】例えば、前記算出手段は、前記選択手段に
おける選択結果に基づいて、前記特定データとして前記
文書データ中における最小文字サイズ、最大オブジェク
ト幅、最頻出文字サイズのうちいずれかを決定すること
を特徴とする。
【0017】例えば、前記構造化記述言語はHTMLで
あることを特徴とする。
【0018】例えば、前記構造化記述言語はXMLであ
ることを特徴とする。
【0019】更に、前記変換手段によって変換された文
書データを描画する描画手段を有することを特徴とす
る。
【0020】更に、前記描画手段によって描画されたデ
ータを記録媒体上に可視像化する画像形成手段を有する
ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】<第1実施形態>まず、本実施形態を適用
するに好適なレーザービームプリンタ(以下、単に「プ
リンタ」と記述する)の構成について、図1を参照して
説明する。尚、本実施形態が適用されるプリンタはレー
ザービーム方式に限られるものではなく、他のプリント
方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
【0023】図1は、本実施形態が適用されるプリンタ
の内部構造を示す断面図であり、不図示のデータ源から
の文字パターンの登録や定型書式(フォームデータ)な
どの登録が行える。同図において、1000はプリンタ
本体であり、外部に接続されているホストコンピュータ
から供給される文字情報(文字コード)やフォーム情報
あるいはマクロ命令などを入力して記憶するとともに、
それらの情報に従って対応する文字パターンやフォーム
パターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に像を
形成する。1012は操作のためのスイッチおよびLE
D表示器などが配されている操作パネル、1001はプ
リンタ1000全体の制御およびホストコンピュータか
ら供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニ
ットである。この制御ユニット1001は、主に文字情
報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレー
ザドライバ1002に出力する。 レーザドライバ10
02は半導体レーザ1003を駆動するための回路であ
り、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ100
3から発射されるレーザ光1004をオンオフ切り替え
する。
【0024】レーザ1004は回転多面鏡1005で左
右方向に振られ静電ドラム1006上を走査する。これ
により、静電ドラム1006上には文字パターンの静電
潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム1006周
囲の現像ユニット1007により現像された後、記録紙
に転送される。この記録紙にはカットシートを用い、カ
ットシート記録紙はプリンタ1000に装着した用紙カ
セット1008に収納され、給紙ローラ1009および
搬送ローラ1010と1011とにより装置内に取り込
まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0025】図2は、本実施形態におけるプリンタ制御
システムの構成を説明するブロック図である。ここで
は、図1に示したプリンタ1000を制御する例につい
て説明する。尚、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても、本発明を適用できること
は言うまでもない。
【0026】図2において、3000はホストコンピュ
ータであり、ROM内3のプログラム用ROMに記憶さ
れた文書処理プログラム等に基づいて文書データの取り
出しやデータ変換を実行するCPU1を備え、システム
バス4に接続される各デバイスをCPU1が総括的に制
御する。
【0027】ROM3内のプログラム用ROMには、C
PU1の制御プログラム等が記憶され、同じくフォント
用ROMには上記データ変換処理の際に使用するフォン
トデ−タ等が記憶され、同じくデ−タ用ROMは上記デ
ータ変換処理等を行う際に使用する各種デ−タが記憶さ
れる。
【0028】2はRAMであり、CPU1の主メモリや
ワークエリア等として機能する。5はキーボードコント
ローラ(KBC)であり、キーボード9や不図示のポイ
ンティングデバイスからのキー入力を制御する。6はC
RTコントローラ(CRTC)であり、CRTディスプ
レイ(CRT)10の表示を制御する。尚、本実施形態
においてキーボード9やCRTディスプレイ10は必ず
しも必要ではないが、ホストコンピュータのメンテナン
スや動作状況の確認のために、通常装備されている。
【0029】7はメモリコントローラ(MC)であり、
ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォント
データ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディス
ク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御す
る。8はネットワークコントローラ(NTC)であり、
所定の双方向性インタフェース(インタフェース)21
を介してプリンタ1000に接続され、プリンタ100
0との通信制御処理を実行する。
【0030】尚、CPU1は、例えばメモリコントロー
ラ7を制御することによって外部メモリ11に記憶され
た文書データを取り出したり、ネットワークコントロー
ラ8を制御することによって文書データを外部へ転送す
ることができる。
【0031】プリンタ1000において、12はプリン
タCPUであり、ROM13内のプログラム用ROMに
記憶された制御プログラム或いは外部メモリ14に記憶
された制御プログラム等に基づいて、システムバス15
に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制
御し、印刷部インタフェース16を介して接続される印
刷部(プリンタエンジン)17に、出力情報としての画
像信号を出力する。
【0032】ROM13内のプログラムROMには、後
述するフローチャートで示されるようなCPU12の制
御プログラムを記憶しても良い。同じくフォント用RO
Mには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデ
−タ等を記憶し、同じくデ−タ用ROMは、プリンタ1
000がハードディスク等の外部メモリ14を備えない
場合には、ホストコンピュ−タ3000上で利用される
情報等を記憶している。
【0033】CPU12は、入力部18を介してホスト
コンピュータ3000との通信処理を行うことによっ
て、プリンタ1000内の情報等をホストコンピュータ
3000に通知することが可能である。19はCPU1
2の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで
あり、図示しない増設ポートに接続されるオプションR
AMによってメモリ容量を拡張することができる。尚、
RAM19は出力情報展開領域、環境データ格納領域、
NVRAM等に用いられる。
【0034】上述したハードディスク(HD)、ICカ
−ド等の外部メモリ14は、メモリコントローラ(M
C)20によりアクセスが制御される。外部メモリ14
はオプションとして接続され、文書データ、フォントデ
−タ、フォ−ムデ−タ等を記憶する。18は操作パネル
であり、プリンタ1000に対する各種操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配されている。
【0035】尚、本実施形態における外部メモリ14は
1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォント
に加えてオプションフォントカード,言語系の異なるプ
リンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メ
モリを複数接続しても良い。更に不図示のNVRAMを
有し、操作パネル1012からのプリンタモード設定情
報を記憶するようにしても良い。
【0036】図3は、本実施形態におけるプリンタ10
00の機能構成を示すブロック図である。同図によれば
プリンタ1000は、大きく分けてフォーマッタ制御部
1100、プリンタインタフェース1200、出力制御
部1300、プリンタエンジン部1400によって構成
されている。
【0037】プリンタインターフェイス1200は、フ
ォーマッタ制御部1100と外部とにおけるデータの入
出力を制御するための手段である。
【0038】フォーマッタ制御部1100は、プロトコ
ル制御部1101、文書データ解析部1102、データ
描画部1103、ページメモリ1104、物理レイアウ
ト処理部1105により構成されている。一般的にフォ
ーマッタ制御部1100内のこれらの機能構成は、CP
UやROM,RAM等を備えたコンピュータシステムに
よって実現される。
【0039】プロトコル制御部1101は、ネットワー
クプロトコルを解析・送信することによって外部との通
信を行なう手段であり、例えば プロトコルとして HTTP
(Hyper Text Transfer Protocol)を使用した場合、URL
(Uniform Resource Locator)によって指示された文書の
取得や、Webサーバへの情報の送信を行なう。
【0040】文書データ解析部1102は、構造化記述
言語で記述された文書データを解析し、より処理しやす
い形式の中間コードに変換する。文書データ解析部11
02において生成された中間コードは、データ描画部1
103に渡されてビットマップデータに展開された後、
ページメモリ1104に逐次描画される。
【0041】物理レイアウト処理部1105において
は、構造化記述言語によって記述された文書データの物
理ページへの割り付け、即ちフォーマッティング処理を
行なう。具体的には、文書データ解析部1102におい
て解析された文書データがHTMLのようなページの概念が
ない文書データであった場合に、物理ページへの割り付
けが行われたデータを作成する。
【0042】出力制御部1300は、ページメモリ11
04の内容をビデオ信号に変換し、プリンタエンジン部
1400への画像転送を行なう。プリンタエンジン部1
400は、受け取ったビデオ信号を記録紙上に永久可視
画像形成するための印刷機構部である。
【0043】次に、上述した構成からなる本実施形態の
印刷システムにおける印刷制御手順を、図4乃至図6に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0044】図4は、プリンタ1000の動作開始から
終了までのメイン処理を示すフローチャートである。ま
ずステップS401で、プリンタインターフェイス12
00を介してネットワークからのデータを受け取る。次
にステップS402でプロトコルの解析を行なった後、
ステップS403においてフォーマッティング処理、即
ち物理ページへの割り付けを行ない、ステップS404
に進んで描画処理を行なう。その後、ステップS405
で文書データが終了したか否かを判断し、終了であれば
印刷動作を終了する。一方、文書データ終了でなけれ
ば、ステップS401に戻って上記処理を繰り返す。
【0045】図5は、図4のステップS403に示した
フォーマッティング処理、即ち物理レイアウト処理部1
105における物理ページへのレイアウト処理の詳細を
示すフローチャートである。
【0046】まず、ステップS501で文書データを先
頭から検索し、文字データを検出した時点でその文字サ
イズを算出し、ステップS502で該算出した文字サイ
ズを保存する。そして、ステップS503で全ての文書
データの検索が終了したか否かを判定し、終了するまで
ステップS501〜S502の処理を繰り返すことによ
り、文書中に使用されている文字サイズのリストが完成
する。
【0047】ステップS503で全ての文書データの検
索が終了した場合にはステップS504に進み、保存さ
れた文字サイズのリストから、最小の文字サイズminを
検出する。そしてステップS505において、検出され
た最小文字サイズminを8ポイントと見立てた場合の拡
大率を算出する。この拡大率が物理レイアウトの基準と
なるため、ステップS506ではこの拡大率を用いて、
文書の先頭から順次、物理ページへの割り付けを行な
う。
【0048】そしてステップS507において、全ての
文書データに対して物理ページへの割り付けが終了した
か否かを判断し、終了するまでステップS506の割り
付け処理を繰り返す。
【0049】ここで、上記図5に示すフォーマッティン
グ処理の具体例を示す。ステップS501〜S503に
よって、文書中に使用されている文字サイズとして例え
ば、6,8,10ポイントがリストされた場合、ステッ
プS504では最小文字サイズminとして6ポイントが
検出される。するとステップS505において、これを
8ポイントとするための拡大率が8/6倍として算出さ
れる。従って、リストされた他の8,10ポイントの文
字サイズはそれぞれ、8×(8/6),10×(8/
6)ポイントで物理ページに割り付けられる。尚、文字
のみでなくテーブルやボーダーライン等、他の図形(オ
ブジェクト)についてもこの拡大率(上記例では8/
6)を掛け合わせることによって、物理ページへ割り付
けられる。
【0050】図6は、図4のステップS404に示した
描画処理の詳細を示すフローチャートである。尚、この
描画処理は即ちデータ描画部1103における描画処理
であり、実際に印刷を行う処理である。
【0051】まずステップS601において、文書デー
タ解析部1102でページ終了タグが検出されたか否か
を判別する。ページ終了タグが検出されなければステッ
プS602に進み、次に解析したタグが文字印字または
図形描画等、ページメモリ1104への展開処理を必要
とするタグであるか否かを判別する。否であればステッ
プS605に進み、属性設定や印字位置制御等、解析し
たタグに従った処理を直ちに実行する。
【0052】一方、印字・描画等のタグであればステッ
プS603に進み、ビットマップへの展開処理が容易に
行える形式の中間コードを生成する。そしてステップS
604において、データ描画部1103でこの中間コー
ドを受けて、ページメモリ1104へのビットマップ展
開処理を行う。展開処理終了後は図4のステップS40
2に戻り、文書データのプロトコル解析処理を繰り返
す。
【0053】一方、ステップS601においてページ終
了タグが検出された場合はステップS606に進み、出
力制御部1300においてページメモリ1104の内容
をプリンタエンジン部1400に対するビデオ信号に変
換し、画像転送出力を行う。そしてステップS607に
おいてプリンタエンジン部1400では、受け取ったビ
デオ信号に基づいて記録紙上に永久可視画像を形成し、
印刷を行う。そしてステップS608において印刷が行
われた記録紙が排紙されると、1ページの印刷制御処理
が終了する。
【0054】ここで、本実施形態におけるフォーマッテ
ィング処理結果の具体例を示す。図11はHTMLによって
記述された入力文書データ例であり、この文書データ
は、本実施形態のフォーマッティング処理が施されるこ
とによって、図12に示すような、ページレイアウト可
能な構成に変換される。また、図12に示す文書データ
を実際に印刷した結果を、図15に示す。
【0055】この例によれば、図11に示される最小文
字("table 1")のサイズは4ポイントであるから、拡大
率は8/4=2倍として算出される。従って、図11に
おいて"<H1>"のタグで示されるタイトル文字("Sampl
e")のサイズが14ポイント、その他の文字("This docu
ment...web browser.")のサイズが規定値である6ポイ
ントであるとすると、図12によれば、タイトルの文字
サイズが28ポイント、その他の文字サイズが12ポイ
ント、そして最小文字サイズが8ポイントとして変換さ
れていることが分かる。また、テーブルオブジェクトに
ついてもこの拡大率(2倍)が適用されるため、テーブ
ルが2分割でページ内に割りつけられていることが分か
る。
【0056】以上説明した様に本実施形態によれば、構
造化記述言語をフォーマッティングする際に、その物理
レイアウトの基準値を最小文字サイズに基づいて設定す
ることによって、ページ内への適切な割り付けが可能と
なる。
【0057】尚、本実施形態における拡大率の算出は、
構造化記述言語内において検出された最小文字サイズmi
nを8ポイントに拡大する場合について説明したが、本
発明はこの例に限定されず、他のサイズに拡大するよう
に拡大率を算出する場合でも、同様に適用される。
【0058】また、算出された拡大率に基づいて文字サ
イズを決定する際に、単に拡大率を乗じるだけでなく、
更に適切なポイント数(システムにおいて通常使用され
るポイント数)へ切り上げ等の最適化処理を施しても良
い。
【0059】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0060】上述した第1実施形態においては、物理レ
イアウトの基準値として最小文サイズを参照する例につ
いて説明した。第2実施形態では、該基準値をオブジェ
クトの最大幅に基づいて設定することを特徴とする。こ
こで、オブジェクトとは文字以外の描画図形を指し、HT
ML文書ではテーブルやイメージ等がこれにあたる。
【0061】図7は、第2実施形態におけるフォーマッ
ティング処理を示すフローチャートである。尚、第2実
施形態におけるシステム構成、及び印刷動作のメイン処
理、描画処理については、上述した第1実施形態と同様
であるため、説明を省略する。
【0062】まずステップS701において文書データ
を先頭から検索し、文字以外のオブジェクトを検索す
る。例えばHTMLであれば、"<TABLE>"や"<IMG>"とい
うタグを検索すれば良い。
【0063】次にステップS702において、検出した
オブジェクトの幅を算出する。例えばオブジェクトがテ
ーブルであれば、該テーブルに指定された幅情報、もし
くはテーブル内に記述される文字サイズに基づいて幅が
算出できる。また、イメージであれば、データフォーマ
ットのヘッダに記述される画像情報に基づいて幅が算出
できる。
【0064】そしてステップS703において、全ての
文書データの検索が終了したか否かを判定し、終了する
までステップS701〜S702の処理を繰り返すこと
により、文書中に使用されているオブジェクトの幅のリ
ストが完成する。
【0065】ステップS703で全ての文書データの検
索が終了した場合にはステップS704に進み、保存さ
れたオブジェクト幅のリストから、最大のオブジェクト
幅maxを検出する。そしてステップS705において、
検出された最大オブジェクト幅maxをページ幅と比較す
る。ここでページ幅とは、記録紙内において物理的に印
字可能となる主捜査方向の長さを指す。
【0066】最大オブジェクト幅maxがページ幅以下で
あればステップS707に進み、縮小率を1に設定す
る。一方、最大オブジェクト幅maxがページ幅よりも大
きければステップS706に進み、最大オブジェクト幅
maxをページ幅とみなした場合の縮小率を算出する。こ
のようにして求められた縮小率が物理レイアウトの基準
となるため、ステップS708ではこの縮小率を用い
て、文書の先頭から順次、物理ページへの割り付けを行
なう。
【0067】そしてステップS709において、全ての
文書データに対して物理ページへの割り付けが終了した
か否かを判断し、終了するまでステップS708の割り
付け処理を繰り返す。
【0068】尚、文字以外のオブジェクトを備えない、
即ち全てが文字によって構成されている文書データにつ
いては、ステップS701においてオブジェクトが検出
されない。このような場合、図7のフローチャートには
特に示していないが、縮小率を1に設定して、物理ペー
ジへの割り付け処理を行なう。そのために例えば、ステ
ップS701でオブジェクトが検出されなかった場合、
オブジェクト最大幅maxを最小値(例えば0)に設定す
るステップを設ければ良い。
【0069】ここで、上記図7に示すフォーマッティン
グ処理の具体例を示す。ステップS701〜S703に
よって、文書中に使用されているオブジェクト幅として
例えば、2000,5000ドットがリストされた場
合、ステップS704では最大オブジェクトサイズmax
として5000ドットが検出される。一方、記録紙がA
4サイズ、プリンタ解像度が600dpiであれば、該記
録紙を縦に搬送する場合のページ幅は4720ドットで
ある。するとステップS705において最大オブジェク
トサイズmax(5000)がページ幅(4720)より
も大きいため、ステップS706で縮小率が4720/
5000として算出される。尚、オブジェクトのみでな
く文字についてもこの縮小率を掛け合わせることによっ
て、物理ページへ割り付けられる。
【0070】ここで、第2実施形態におけるフォーマッ
ティング処理結果の具体例を示す。上述した第1実施形
態で図11に示したHTMLの入力文書データについて、第
2実施形態のフォーマッティング処理を施すことによっ
て、図13に示すような変換結果が得られる。図13に
示す文書データを実際に印刷した結果は、図16に示す
ようになる。図13及び図16によれば、最大幅を有す
るオブジェクトであるテーブルがページ内に適切に割り
つけられ、文字サイズが第1実施形態に示した図15よ
りも小さくなっていることが分かる。
【0071】以上説明した様に第2実施形態によれば、
構造化記述言語をフォーマッティングする際に、その物
理レイアウトの基準値を最大オブジェクト幅に基づいて
設定することによって、ページ内への適切な割り付けが
可能となる。
【0072】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0073】第3実施形態においては、物理レイアウト
の基準値を最も使用頻度の高い文字サイズに基づいて設
定することを特徴とする。
【0074】図8は、第3実施形態におけるフォーマッ
ティング処理を示すフローチャートである。尚、第3実
施形態におけるシステム構成、及び印刷動作のメイン処
理、描画処理については、上述した第1実施形態と同様
であるため、説明を省略する。
【0075】まずステップS801において文書データ
を先頭から検索し、文字データを検出した時点でその文
字サイズを算出し、ステップS802で文字サイズ毎の
文字数をカウントして保存する。そして、ステップ80
3で全ての文書データの検索が終了したか否かを判定
し、終了するまでステップS801〜S802の処理を
繰り返すことにより、文書中に使用されている文字サイ
ズ及びその文字数のリストが完成する。
【0076】ステップS803で全ての文書データの検
索が終了した場合にはステップS804に進み、保存さ
れた文字サイズのリストから、最も文字数の多い、即ち
最頻出の文字サイズfreqを検出する。そしてステップS
805において、検出された最頻出文字サイズfreqを1
0ポイントと見立てた場合の拡大率を算出する。この拡
大率が物理レイアウトの基準となるため、ステップS8
06ではこの拡大率を用いて、文書の先頭から順次、物
理ページへの割り付けを行なう。
【0077】そしてステップS807において、全ての
文書データに対して物理ページへの割り付けが終了した
か否かを判断し、終了するまでステップS806の割り
付け処理を繰り返す。
【0078】ここで、上記図8に示すフォーマッティン
グ処理の具体例を示す。ステップS801〜S803に
よって、例えば文書中に使用されている文字サイズとし
て8ポイントが10文字、10ポイントが400文字、
20ポイントが8文字リストされた場合、ステップS8
04では最頻出文字サイズfreqとして10ポイントが検
出される。するとステップS805において、これを1
0ポイントとするための拡大率が10/10倍(=1
倍)として算出される。従って、リストされた他の8,
20ポイントの文字サイズもそれぞれ、8,20ポイン
トで物理ページに割り付けられる。尚、文字のみでなく
テーブルやボーダーライン等、他の図形(オブジェク
ト)についてもこの拡大率(上記例では1倍)を掛け合
わせることによって、物理ページへ割り付けられる。
【0079】ここで、第3実施形態におけるフォーマッ
ティング処理結果の具体例を示す。上述した第1実施形
態で図11に示したHTMLの入力文書データについて、第
3実施形態のフォーマッティング処理を施すことによっ
て、図14に示すような変換結果が得られる。図14に
示す文書データを実際に印刷した結果は、図17に示す
ようになる。
【0080】この例によれば、図11に示される最頻出
文字サイズ("This document...webbrowser.")は6ポイ
ントであるから、拡大率は10/6倍として算出され
る。従って、図11におけるタイトル文字("Sample")の
サイズが14ポイント、最小文字("table 1")のサイズ
が4ポイントであるから、図14によれば、最頻出文字
サイズが10ポイント、タイトルの文字サイズが14×
10/6=23.33(23)ポイント、最小文字サイ
ズが4×10/6=6.66(7)ポイントとして変換
されていることが分かる。また、最大幅を有するテーブ
ルオブジェクトについてもこの拡大率(10/6倍)が
適用され、かろうじてページ内に割りつけられているこ
とが分かる。
【0081】以上説明した様に第3実施形態によれば、
構造化記述言語をフォーマッティングする際に、その物
理レイアウトの基準値を最頻出文字サイズに基づいて設
定することによって、ページ内への適切な割り付けが可
能となる。
【0082】尚、本実施形態における拡大率の算出も第
1実施形態と同様に、検出された最頻出文字サイズfreq
を10ポイントに拡大する例に限定されず、他のサイズ
への拡大を想定しても同様に適用される。また、文字サ
イズの変換の際にも、拡大率を乗じるのみならず、適切
なポイント数への切り上げ等の最適化処理を施しても良
い。
【0083】<第4実施形態>以下、本発明に係る第4
実施形態について説明する。
【0084】第4実施形態においては、上述した第1乃
至第3実施形態に示したフォーマッティング処理のいず
れかを、任意に選択可能とすることを特徴とする。即
ち、第4実施形態におけるシステム構成、及び印刷動作
のメイン処理、描画処理については、上述した第1実施
形態と同様であるが、フォーマッティング処理における
物理レイアウトの基準値を、最小文字サイズ、最大オブ
ジェクト幅、又は最頻出文字サイズのいずれかに基づい
て設定することを特徴とする。
【0085】具体的には、プリンタ1000の操作パネ
ル1012において、ユーザがフォーマッティングの基
準値として上記3種類のいずれかを選択する、即ち、第
1乃至第3実施形態に対応するレイアウト方法のいずれ
かを選択できるように構成すれば良い。
【0086】また、選択した基準値に基づくフォーマッ
ティング結果を、ホストコンピュータに接続されたCR
T10においてページ単位にプレビューできるようにす
れば、更に操作性が向上する。
【0087】以上説明した様に第4実施形態によれば、
ユーザの所望するようなフォーマッティングが可能とな
る。例えば、図11に示すHTMLで記述された文書データ
について、図15乃至図17のいずれかの出力形態が選
択可能となる。
【0088】<他の実施形態>上述した第1及び第3実
施形態においては、文字サイズをポイント値として算出
する例について説明したが、例えば文字サイズがその他
の表現(例えば大/中/小)によって指定されている文
書であっても、予め各サイズ(大/中/小)の比率を保
持しておくことにより、本発明を適用することが可能で
ある。
【0089】また、上述した各実施形態においては、フ
ォーマッティング対象となる文書データとしてHTMLによ
って記述された文書を例として説明したが、本発明はこ
の例に限定されるものではなく、構造化記述言語であれ
ば、XMLやSGMLといった他の言語であっても良いことは
言うまでもない。
【0090】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0091】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0092】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、構
造化記述言語によって記述された文書データを物理ペー
ジへレイアウトする際に、自由度の高いレイアウトが実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるプリンタの側
断面図である。
【図2】本実施形態における印刷システムの構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施形態におけるプリンタの機能構成を示す
ブロック図である。
【図4】本実施形態における印刷処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】本実施形態におけるフォーマッティング処理を
示すフローチャートである。
【図6】本実施形態における描画処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】第2実施形態におけるフォーマッティング処理
を示すフローチャートである。
【図8】第3実施形態におけるフォーマッティング処理
を示すフローチャートである。
【図9】ページ概念のない構造化記述言語による文書デ
ータの表示例を示す図である。
【図10】図9に示す文書データのページレイアウト後
の表示例を示す図である。
【図11】HTMLで記述された文書データ例を示す図
である。
【図12】本実施形態におけるフォーマッティング後の
文書データ例を示す図である。
【図13】第2実施形態におけるフォーマッティング後
の文書データ例を示す図である。
【図14】第3実施形態におけるフォーマッティング後
の文書データ例を示す図である。
【図15】本実施形態におけるフォーマッティング後の
印刷例を示す図である。
【図16】第2実施形態におけるフォーマッティング後
の印刷例を示す図である。
【図17】第3実施形態におけるフォーマッティング後
の印刷例を示す図である。
【符号の説明】
1000 プリンタ 1012 操作パネル 1100 フォーマッタ制御部 1101 プロトコル制御部 1102 文書データ解析部 1103 データ描画部 1104 ページメモリ 1105 物理レイアウト処理部 1200 プリンタインタフェース 1300 出力制御部 1400 プリンタエンジン部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造化記述言語で記述された文書データ
    を物理ページにレイアウトする画像処理装置であって、 前記文書データから特定データを検出し、該検出された
    特定データをレイアウトするための変倍率を算出する算
    出手段と、 前記文書データに対して、物理ページへのレイアウトが
    可能となるように前記変倍率に基づく変換を施す変換手
    段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記特定データは、前記文書データ中に
    おける最小文字サイズであることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記特定データは、前記文書データ中に
    おける最大オブジェクト幅であることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記特定データは、前記文書データ中に
    おける最頻出文字サイズであることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記算出手段は、前記特定データのサイ
    ズを所定サイズとするための変倍率を算出することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、ユーザ指示に基づいてレイアウト
    方式を選択する選択手段を備え、前記算出手段は、前記
    選択手段における選択結果に基づいて前記変倍率の算出
    方法を決定することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記算出手段は、前記選択手段における
    選択結果に基づいて、前記文書データから検出すべき特
    定データの種類を決定することを特徴とする請求項6記
    載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記算出手段は、前記選択手段における
    選択結果に基づいて、前記特定データとして前記文書デ
    ータ中における最小文字サイズ、最大オブジェクト幅、
    最頻出文字サイズのうちいずれかを決定することを特徴
    とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記構造化記述言語はHTMLであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記構造化記述言語はXMLであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 更に、前記変換手段によって変換され
    た文書データを描画する描画手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 更に、前記描画手段によって描画され
    たデータを記録媒体上に可視像化する画像形成手段を有
    することを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 構造化記述言語で記述された文書デー
    タを物理ページにレイアウトする画像処理方法であっ
    て、 前記文書データから特定データを検出し、該検出された
    特定データをレイアウトするための変倍率を算出する算
    出ステップと、 前記文書データに対して、物理ページへのレイアウトが
    可能となるように前記変倍率に基づく変換を施す変換ス
    テップと、を有することを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 画像処理装置と画像形成装置とを接続
    し、構造化記述言語で記述された文書データを物理ペー
    ジにレイアウトして画像形成する画像処理システムであ
    って、 前記文書データから特定データを検出し、該検出された
    特定データをレイアウトするための変倍率を算出する算
    出手段と、 前記文書データに対して、物理ページへのレイアウトが
    可能となるように前記変倍率に基づく変換を施す変換手
    段と、を有することを特徴とする画像処理システム。
  15. 【請求項15】 構造化記述言語で記述された文書デー
    タを物理ページにレイアウトする画像処理を実現するプ
    ログラムであって、 前記文書データから特定データを検出し、該検出された
    特定データをレイアウトするための変倍率を算出する算
    出ステップのコードと、 前記文書データに対して、物理ページへのレイアウトが
    可能となるように前記変倍率に基づく変換を施す変換ス
    テップのコードと、を有することを特徴とするプログラ
    ム。
  16. 【請求項16】 構造化記述言語で記述された文書デー
    タを物理ページにレイアウトする画像処理プログラムを
    記録した記録媒体であって、該プログラムは、 前記文書データから特定データを検出し、該検出された
    特定データをレイアウトするための変倍率を算出する算
    出ステップのコードと、 前記文書データに対して、物理ページへのレイアウトが
    可能となるように前記変倍率に基づく変換を施す変換ス
    テップのコードと、を有することを特徴とする記録媒
    体。
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