JP2002091239A - 報知方法および画像形成装置 - Google Patents
報知方法および画像形成装置Info
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Abstract
告,宣伝,案内,お知らせあるいはその他の、人に対す
る情報発信を行う。個人,店舗,企業,各種事業所など
様々な所で、しかも専用のディスプレイを用いることな
く、情報発信する。加えて、利用者が保存しうる詳細な
情報提示を行う。 【解決手段】 2次元ディスプレイ(60);プリンタ(PT
R);選択項目を表示する表示画面を表す表示画像デー
タ、および、選択項目の内容をあらわす報知画像デー
タ、を格納した可搬メモリ(5)、を装備したトナーボト
ル(4);可搬メモリ(5)の表示画像をディスプレイに表示
する表示制御手段(25,53);表示された選択項目を指定す
る入力手段(62);可搬メモリ(5)の、指定された選択項
目の報知画像データを、プリントアウトする制御手段(3
7, 25);を備える画像形成装置。
Description
る報知方法およびこれを実現する画像形成装置に関し、
特に、これに限定する意図ではないがデジタルプリンタ
およびデジタル複写機に関する。
電気的情報報知は、ネオン,電球アレイ,発光ダイオー
ドアレイ,CRT,液晶,プラズマディスプレイ等で行
われており、電球アレイあるいは発光ダイオードアレイ
でニュース速報を走らせ、それに広告文も走らせること
が行われている。一般に、広告,宣伝,案内,お知らせ
などに専用に設けられたディスプレイの広告などは、見
慣れたものであるので、意外性は低い。又設置場所が限
られる。
あるいは百貨店、ブックセンタ,文房具センタ,賃貸情
報を含む不動産センタ等が、広域又は地域通信網を利用
する広域又は周辺地域の物品販売の物品受け渡し,代金
清算,サービス取次ぎあるいは地域情報拠点として考え
られる。これらは、広告,宣伝拠点として価値も高いと
考えられる。しかし、店の内外に広告,宣伝用のディス
プレイをおくことは、設置空間を占有してしまうとか、
店のイメージダウンになる虞もある。
プレイを用いることなく、広告,宣伝,案内,お知らせ
あるいはその他の、人に対する情報発信を行うことを第
1の目的とし、個人,店舗,企業,各種事業所など様々
な所で、しかも専用のディスプレイを用いることなく、
情報発信を行うことを第2の目的とする。加えて、利用
者が保存しうる詳細な情報提示を行うことを第3の目的
とする。
した記憶手段(5)を、画像形成装置(PTR)の、交換物又は
再使用着脱物(4)に装備し、該物(4)を画像形成装置(PT
R)に装着するとき記憶手段(5)も画像形成装置(PTR)の制
御システム(40)に接続して、画像形成装置(PTR)のディ
スプレイ(60)に記憶手段(5)にあった画像データが表す
画像を表示する、報知方法。
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対
応事項を、参考までに付記した。
情報を書込み、その情報を画像形成装置(PTR)のディス
プレイ(60)に表示させることにより、情報提供者は交換
物又は再使用着脱物(4)の費用の一部あるいは全部を負
担するかわりに、商品情報などを提供しそれらの売り上
げを向上することが可能となる。コンビニストアなど不
特定多数によつて頻繁に使用される場所に置かれた画像
形成装置(PTR)において、このような効果が大きいと期
待できる。
報を得られるとともに、交換物又は再使用着脱物(4)の
費用例えばトナーの消耗品費を負担することなく画像形
成装置(PTR)を利用可能となるので、画像形成装置(PTR)
の利用経費を低減させることが可能となる。
えばトナー使用後の空になったトナーボトル、を回収
し、トナーを再充填し再利用する場合に、同時に記憶手
段(5)の情報を書き換える、もしくは、記憶手段(5)を交
換する又は記憶手段(5)付きの再使用着脱物(4)を交換す
ることにより、また新たな情報を利用者に提供すること
が可能となる。記憶手段(5)に読み書き可能なメモリを
用いると、何度でも使用できるので、環境に対しても有
利となる。
なくとも選択項目を表示するための表示画像データ、お
よび、選択項目の内容をあらわす報知画像データ、を格
納しておき、ディスプレイ(60)には表示画像データが表
す表示画面(図11)を表示し、表示画面上の選択項目
の指定があると、選択項目の内容をあらわす報知画像デ
ータをプリントアウトする(図10の(b))。
項目を表示する表示画面(図11)に基づいて、利用者
がさらに詳細な情報を欲した場合、記憶媒体(5)からさ
らに詳細な情報、すなわち選択項目の内容をあらわす報
知画像データ、を取り出し用紙にプリントアウトするこ
とが可能となるので、利用者はより詳細な情報を得てそ
れを保存することが可能となる。交換物又は再使用着脱
物(4)、例えばトナーボトル、が回収された後でも、利
用者の手元に情報(プリントアウト紙)を保管すること
が可能となる。ディスプレイ(60)が例えば小規模液晶パ
ネルで、A4画像の表示が難しかったり、精細な画像の
表示が難しくても、報知画像データをA4画像を精細に
表すものとして記憶媒体(5)に記憶しておくことによ
り、利用者には、精細なA4画像のプリントアウトを提
供できる。
タが表す画像の表示は、画像形成装置(PTR)の、指示入
力を待つ待機中(省エネ待機中)に行う。これによれば、
画像形成装置(PTR)の使用者の、本来の画像形成のため
の使用に不便を与えることがなく、しかも、画像形成装
置(PTR)を使用しようとして近づく者の目に最初に入る
ので、情報発信の意外性が高く、情報伝達効果が高い。
像剤容器(4)である。顕像剤容器は通常はトナーボトル
と呼ばれる。これによれば、トナーボトルに記憶媒体
(5)を装備してそれに広告などの情報を付加し、その情
報を画像形成装置(PTR)のディスプレイ(60)に表示させ
ることにより、情報提供者はトナーの消耗品費を負担す
るかわりに、商品情報などを提供しそれらの売り上げを
向上することが可能となる。
トナーの消耗品費を負担することなく画像形成装置を利
用可能となるので、経費を低減させることが可能とな
る。
ボトルを回収し、トナーを再充填し再利用する場合に、
同時に記憶媒体(5)の情報を書き換えることにより、ま
た新たな情報を利用者に提供することが可能となる。記
憶媒体(5)に読み書きメモリを用いれば、情報は書き換
えが可能であるため何度でも使用できるので、環境に対
しても有利となる。
された直後の電源オンの直後に、前記記憶手段(5)の表
示画像データをプリンタの画像メモリに書込む。これに
よれば、該表示画像データをその後任意の時点に、通常
の表示制御と同様にしてディスプレイ(60)に表示でき
る。
タが表す画像を用紙上にプリントアウトするプリンタ(P
TR);前記2次元ディスプレイ(60)に、少なくとも選択
項目を表示するための表示画面を表す表示画像データ、
および、選択項目の内容をあらわす報知画像データ、を
格納した可搬メモリ(5);該可搬メモリ(5)の表示画像デ
ータを読み出して、前記2次元ディスプレイ(60)に表示す
る表示制御手段(25,20,37,53);前記2次元ディスプレイ
(60)に表示された前記表示画面上の選択項目を指定する
ための入力手段(62);前記可搬メモリ(5)にあった、該
入力手段(62)が指定した選択項目の内容を表す報知画像
データを、前記プリンタ(PTR)でプリントアウトするプ
リント制御手段(37,20,25,16,17);を備える画像形成装
置。
の情報を書込み、その情報を画像形成装置(PTR)のディ
スプレイ(60)に表示させることにより、商品情報などを
提供しそれらの売り上げを向上することが可能となる。
コンビニストアなど不特定多数によつて頻繁に使用され
る場所に置かれた画像形成装置(PTR)において、このよ
うな効果が大きいと期待できる。
表示画面(図11)に基づいて、利用者がさらに詳細な
情報を欲した場合、可搬メモリ(5)からさらに詳細な情
報、すなわち選択項目の内容をあらわす報知画像デー
タ、を取り出し用紙にプリントアウトして持ち帰ること
が可能となるので、利用者はより詳細な情報を得て保管
することが可能となる。ディスプレイ(60)が例えば小規
模液晶パネルで、A4画像の表示が難しかったり、精細
な画像の表示が難しくても、報知画像データをA4画像
を精細に表すものとして記憶媒体(5)に記憶しておくこ
とにより、利用者には、精細なA4画像のプリントアウ
トを提供できる。
タに対して着脱可であって装着されているときには該プ
リンタの顕像手段に顕像剤を供給する顕像剤容器(4)、
に装着された、該容器(4)が前記プリンタ(PTR)に対して
装着されるとき該プリンタの制御システムにデータ伝達
関係に結合する記憶手段、である上記(5)の画像形成
装置。
る。これによれば、トナーボトルに記憶手段(5)を装備
してそれに広告などの情報を付加し、その情報を画像形
成装置(PTR)のディスプレイ(60)に表示させることによ
り、情報提供者はトナーの消耗品費を負担するかわり
に、商品情報などを提供しそれらの売り上げを向上する
ことが可能となる。一方、利用者は情報を得られるとと
もに、トナーの消耗品費を負担することなく画像形成装
置を利用可能となるので、経費を低減させることが可能
となる。さらに、トナー使用後の空になったトナーボト
ルを回収し、トナーを再充填し再利用する場合に、同時
に記憶手段(5)の情報を書き換えることにより、また新
たな情報を利用者に提供することが可能となる。記憶手
段(5)に読み書きメモリを用いれば、情報は書き換えが
可能であるため何度でも使用できるので、環境に対して
も有利となる。
リンタ(PTR)がトナー切れ状態からトナーあり状態に切
換ったときに、該可搬メモリ(5)の表示画像データを読
み出して前記画像メモリ(26)に書込む。これによれば、
該表示画像データをその後任意の時点に、ディスプレイ
(60)に対する通常の表示制御と同様にしてディスプレイ
(60)に表示できる。
は、報知画像データのプリントアウト実績データを、前
記可搬メモリ(5)に書込む。これによれば、利用者がど
のような報知画像データ(詳細情報)を得たのかとい
う、配布実績情報が可搬メモリ(5)に記録されるので、
トナーボトルが空になり回収された場合、情報提供者が
その実績データを分析することにより、利用者の指向を
把握することが可能となり、次に情報を提供するとき
に、利用者が興味をもっている情報を提供することが出
来るので、利用者にとってより一層有効な情報を提供す
ることが可能となる。一方、情報提供者にとっても利用
者の興味をもっている情報に的をしぼって提供すること
が可能となるので、より一層に有効的な広告が可能とな
り、商品などの売り上げを向上させることが可能とな
る。
いはオペレータのキー操作終了から設定時間(Td)が過ぎ
ると省エネルギ待機モードに切換る省エネ切換手段(49,
52,53)を含み、前記表示制御手段(25,20,37,53)は、省
エネルギ待機モードへの切換わりに応答して画像メモリ
(26)より可搬メモリ(5)にあつた表示画像データを読み
出して前記2次元ディスプレイ(60)に表示する。
画面が、画像形成をしようと画像形成装置に近づいた利
用者の最初に目にとまるので、表示画面の情報伝達効果
が高い。利用者が画像形成指示入力のために何等かの入
力操作をすると、省エネルギ待機モードが解除されて動
作モードに切換り、これにより2次元ディスプレイ(60)
は画像形成モードをあらわすものに切換り、前記表示画
面が消える。画像形成のための、利用者の入力操作ある
いは状態確認に不便を与えない。
指定する部分(54-57,61-63)と、操作画面を表示する表
示部(60)を備えた操作手段(OPB)と、原稿の画像データ
を光学的に読みとる原稿読取手段(SCR)と、各種操作モ
ードを登録し、また原稿読取手段で読みとった画像を保
持する画像保持手段(23,25,26,27)と、画像保持手段(2
3,25,26,27)に蓄積された画像を転写紙に作像して排紙
する出力手段(PTR)をもつ画像形成装置において、トナ
ーボトル(4)に装備した小型記憶手段(5)に特定の画像デ
ータをあらかじめ登録しておき、トナーボトル(4)が画
像形成装置にセットされた場合、内蔵された特定画像デ
ータを画像形成装置に転送し、前記画像保持手段(23,2
5,26,27)に保持し、前記操作手段(OPB)の表示部(60)に
表示させることを特徴とする画像形成装置。
ル(4)の小型記憶媒体(5)に広告などの情報を付加し、そ
の情報を画像形成装置の表示部(60)に表示させることに
より、情報提供者はトナーの消耗品費を負担するかわり
に、商品情報などを提供しそれらの売り上げを向上する
ことが可能となる。一方、利用者は情報を得られるとと
もに、トナーの消耗品費を負担することなく画像形成装
置を利用可能となるので、経費を低減させることが可能
となる。さらに、トナー使用後の空になったトナーボト
ル(4)を回収し、トナーを再充填し再利用する場合に、
同時に小型記憶媒体(5)の情報を書き換えることによ
り、また新たな情報を利用者に提供することが可能とな
る。また小型記憶媒体(5)の情報は書き換えが可能であ
るため何度でも使用できるので、環境に対しても有利と
なる。
いて、画像保持手段(23,25,26,27)に保持されたトナー
ボトル(4)からの特定画像データを前記操作手段(OPB,5
5,62)で操作を行うことにより、転写紙に特定画像を作
像し出力させることを特徴とする画像形成装置。
憶媒体(5)からの情報を表示部(60)に表示させ、利用者
がさらに詳細な情報を欲した場合、トナーボトル(4)の
小型記憶媒体(5)からさらに詳細な情報を取り出し印刷
することが可能となるので、利用者はより詳細な情報を
得ることが可能となる。また、転写紙に印字することに
より、トナーボトル(4)が回収された後でも、利用者の
手元に情報を保管することが可能となる。
いて、トナーボトル(4)の特定画像データをどのくらい
の枚数、印字したかをカウントするカウント手段(37のC
PU52)を持ち、カウント手段によってカウントされた特
定画像データ出力枚数をトナーボトル(4)に装備した小
型記憶手段(5)に転送し、保持することを特徴とする画
像形成装置。
のような詳細情報を得たのかという、カウント情報がト
ナーボトル(4)の小型記憶媒体(5)に記録されるので、ト
ナーボトル(4)が空になり回収された場合、情報提供者
がそのカウント情報を分析することにより、利用者の指
向を把握することが可能となり、次に情報を提供すると
きに、利用者が興味をもっている情報を提供することが
出来るので、利用者にとってより一層に有効的な情報を
提供することが可能となる。一方、情報提供者にとって
も利用者の興味をもっている情報に的をしぼって提供す
ることが可能となるので、より一層に有効的な広告が可
能となり、商品などの売り上げを向上させることが可能
となる。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
デジタル複合機能複写機の外観を示す。ADFは自動原
稿供給装置、PTRは、レーザ露光による電子写真方式
のフルカラーデジタルプリンタ、PBKは各種サイズの
転写紙(プリント用紙)などを保管し給紙する給紙バン
ク、STRは、画像を作像され定着されプリンタPTR
から排出される紙を区分するソータ、OPBは、操作モ
ード等を表示し、利用者が操作モード等の指示を入力す
る操作/表示ボードである。ADFの下方に、原稿載置
用のコンタクトガラス板があり、その直下には原稿の画
像を走査して電気信号(ビデオ信号)を発生する原稿ス
キャナ(SCR:図3)がある。
タル複写機に装着されるブラックBKトナー供給用の、
トナーボトル4の外観を示す。図2の(a)において、
4はトナーボトル本体であり、内部にはBKトナーが充
填されている。5は、小型記憶媒体であるフラッシュメ
モリであり、内部に広告画像データなどを記録してい
る。メモリ5の下面にはコネクタ端子が露出している。
メモリ5は、トナーボトル4の底のフレーム4bfに装
着され、このメモリ5に画像データを書込み、そしてそ
れから読み出しできる。
ホルダ3にセットする様子を示したものである。トナー
ホルダ3の、トナーボトル4の底を受ける起立壁には、
図2の(c)に示すように、ボトル4の底部分が嵌り込
む丸穴の中央に、トナーボトル4の底のメモリ5のコネ
クタ端子が当接する受端子6がある。トナーボトル4が
トナーホルダ3に装着されると、メモリ5のコネクタ端
子がトナーホルダ3の受端子6に接触し、両者間で電源
および信号をやりとりすることが可能となる。トナーホ
ルダ3にも、デジタル複写機の電気制御システムに接続
するコネクタピン7がもうけられている。
ナーホルダ4をデジタル複写機に装着する様子を示した
ものである。図1の(b)において、トナーボトル4が
トナーホルダ3に装着され、そしてこのトナーホルダ3
が複写機前面板の挿脱口2に差しこまれ、奥に押し込ま
れると、トナーホルダ3のコネクタピン7がデジタル複
写機の電気システムに備わったコネクタ受け導体に圧接
し、これによりメモリ5が複写機の電気システムと接続
される。具体的には、メモリ5は、図4に示す画像処理
装置(IPU)40の入出力ポート24に接続される。
トナーボトル4を装着すると、前カバー1は閉じられ
る。
ったときに複写機はBKトナーエンド報知をしてBKト
ナーエンド情報をレジスタに保持し、その状態でBKト
ナーありの検出に切換ると、トナーボトル4の交換があ
つたと見なして、メモリ5の表示画像データを読み出し
て、複写機内の画像メモリ26に書き込む。この表示画
像データが表す表示画面は、複写機が省エネルギ待機状
態に入ったときに、操作/表示ボードOPBの液晶パネ
ル60に表示される。又、電源ON立上時、またはコピ
ー処理中など、コピー操作が出来ないため利用者は待た
されるときにも同様に表示される。
を拡大して示す。操作/表示ボードOPBは、ケース,
液晶表示パネル(LCD)60,操作キー群54,5
5,57,62,63,表示LED(発光ダイオード)
56,58,59,61等によって構成されている。電
源キー54は、省エネモードから作動モードに、またそ
の逆への切換えを指示するための操作キーである。省エ
ネモードが設定されている時には作動モードであること
を表すための表示LED58は非点灯である。この状態
で電源キー54が一回押されると、省エネモードから作
動モードに切換り、作動モード表示LED58が点灯す
る。作動モードであるときに電源キー54が一回押され
ると、作動モードから省エネモードに切換り、作動モー
ド表示LED58が消灯する。表示LED59は、複写
機のコンセントが商用交流電源ラインに接続され、しか
も複写機のおおもとの電源スイッチが閉の間は常時点灯
している。つまり、複写機のおおもとの電源がオンであ
ると、省エネモードか作動モードかに係わらず、表示L
ED59は点灯している。
示すようにコピー操作のメニューが表示されている。電
源ON立上時、または省エネ時、またはコピー処理中な
どの時には、コピー操作が出来ないため利用者は待たさ
れる場合があるが、このような場合、画像メモリ26
の、メモリ5から読みこんだ表示画像データが表す表示
画面が、図7の(a)に示すように、操作/表示ボード
OPBの液晶パネル60に表示される。特定画像提供者
はこのようにしてデジタル複写機の利用者に情報を提供
することが可能となる。
像提供者は商品の宣伝などが可能となり商品の売り上げ
向上が期待できる。このため画像提供者が広告宣伝費用
としてトナーの費用を負担すればデジタル複写機利用者
は、トナーの経費を負担せずに使用することが出来る。
このようにして画像提供者は商品の宣伝ができ、デジタ
ル複写機利用者はトナーの経費を負担することなく、デ
ジタル複写機を利用できるので経費削減などが可能とな
る。さらに近年、環境問題などからトナーボトルは使用
後、回収されることが多くなってきているが、トナーボ
トル4も回収して再利用できる。空のトナーボトル4は
回収され、再度トナーを充填し使用することが出来る
が、トナーを充填すると同時に、トナーボトル4のメモ
リ5の特定画像データを書き換えることにより、常に新
たな情報を提供することが可能となる。この様子を図1
2に示す。図12において、8はボトル置き台、9はメ
モリ5のコネクタ端子に接触する受け端子であり、これ
らは、図示しないパソコンに接続されたハーネス10に
接続されている。該パソコンは、メモリ5のデータを読
み出し、またメモリ5に画像データを書込むことができ
る。
画像データは、デジタル複写機の操作/表示ボードOP
Bの液晶パネル60に表示されるが、液晶パネル60の
サイズおよびドット分解能の制約などにより、大量の情
報や詳細な情報を表示することは、難しい。そこで、メ
モリ5には、2系統の画像データを記録する。第1の組
は、液晶パネル60に表示するだけの表示画像データで
あり、第2組は、プリンタPTRでプリントアウトする
だけの、詳細情報を表す報知画像情報である。
に表示された広告などの特定画像、例えば図7の(a)
に示す第1の表示画面60adに関してデジタル複写機
の利用者がさらに詳細情報を知りたい場合に、該画面上
の入力ガイド60oiに従って、操作/表示ボードOP
Bのモード切換えキー55を押すことにより、例えば図
11の(a)に示す第2の表示画面を表示する。第2の
表示画面は、詳細情報を選択し出力要求するための入力
画面である。ここで利用者が、画面上の入力ガイド60
ogに従って、キー群62の中のテンキーで情報項目の
番号(例えば、2.料金の「2」)を入力し、スタート
キーを押すと、該情報項目の内容詳細を表す報知画像デ
ータがメモリ5から読み出され、IPU40を介してプ
リンタ(41,PTR)に与えられ、用紙にプリントア
ウトされる。
機の電気システムの概要を示す。図3はメインコントロ
ーラ37を中心に、複写機の制御装置を図示したもので
ある。メインコントローラ37は、複写機全体を制御す
る。メインコントローラ37には、オペレータに対する
表示と、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作
/表示ボードOPB,スキャナおよびADFの制御,原
稿画像を画像メモリに書き込む制御、および、画像メモ
リからの作像を行う制御等を行う、スキャナコントロー
ラ39,プリンタコントローラ43,画像処理装置(I
PU)40、ならびに、プリンタPTR内にあって荷
電,露光,現像,給紙,転写,定着ならびに転写紙搬送
を行う作像エンジンの制御を行うエンジンコントローラ
41、等の分散制御装置が接続されている。各分散制御
装置とメインコントローラ37は、必要に応じて機械の
状態,動作指令のやりとりを行っている。また、紙搬送
等に必要なメインモータ,各種クラッチも、メインコン
トロ−ラ37内の図示しないドライバに接続されてい
る。
の給紙をはじめとして、感光体16の荷電,レーザ書込
みユニットによる画像露光,現像,転写,定着および排
紙を行なう機構要素を駆動する電気回路および制御回
路、ならびに各種センサ等がある。メインコントロ−ラ
37は、所定のタイミングで給紙制御板上の判定回路お
よび検出回路が保持する検出デ−タを読込んで、給紙部
の状態を認識する。
画像及びプリント指示するコマンドを解析し、画像デー
タとして、印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷
モードをコマンドから解析し動作を決定している。その
画像及びコマンドをLAN及びパラレルI/Fを通じて
受信し動作するために、LANコントロール46とパラ
レルI/F45がある。
稿スキャナSCRのCCD11が発生するアナログ画像
信号は、A/Dコンバータ12にてデジタル信号すなわ
ち画像デ−タに変換される。画像デ−タには、シェーデ
ィング補正13がなされた後、画像処理部14にてMT
F補正,γ補正等がなされ、そして変倍処理15で、変
倍率に合せて拡大/縮小される。セレクタ16が、画像
デ−タの送り先を、書込みγ補正17または、画像メモ
リコントローラ25とする。書込みγ補正17を経由し
た画像デ−タは書き込みユニット18に送られる。画像
メモリコントローラ25とセレクタ16間は、双方向に
画像デ−タを入出力可能な構成となっている。図4には
特に明示していないが、IPU40は、スキャナSCR
から入力される画像データ以外にも外部画像入出力19
を介して外部から供給される画像データ(例えばファク
シミリ,パソコン,ワープロ等のデータ処理装置(ホス
ト)から出力されるデータ)も処理できるよう、複数の
データの入出力の選択を行う機能を有している。
5の設定や、画像スキャナ部,書き込み部18の制御を
行うCPU20、及び、そのプログラムやデータを格納
するROM21,RAM22を備えている。更にCPU
20は、メモリコントローラ25を介して、画像メモリ
26のデータの書き込み,読み出しを行なう。以下にお
いては、プリンタPTRの制御部41を単にプリンタ4
1ということもある。
プロセスコントローラとは、プリンタコントローラ43
のシステムコントローラおよびIPU40と、共通バス
を介して相互に通信を行う。IPU40は、その内部に
於いてパラレルバスとシリアルバスとのデータインター
フェースのためのデータフォーマット変換を行う。スキ
ャナSCRの読取り画像デ−タは、IPU40に転送さ
れ、IPU40が、光学系及びディジタル信号への量子
化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣化:スキャナ特
性による読取り画像デ−タの歪)を補正し、該画像デ−
タを、プリンタコントローラ43の増設仕様のメモリM
EM,画像メモリ26,フロッピデイスク,コンパクト
ディスク,ハードディスク27またはDVD28に書込
む。又は、IPU40の内部のプリンタ出力のための処
理系で出力画像データに変換してプリンタ41に与え
る。
−タをプリンタコントローラ43内のメモリMEM他の
記億媒体に蓄積して再利用するジョブと、メモリMEM
他の記億媒体に蓄積しないで、プリンタ41に作像出力
するジョブとがある。メモリMEMに蓄積する一例とし
ては、1枚の原稿を複数枚複写する場合、スキャナSC
Rを1回だけ動作させ、読取り画像デ−タをメモリME
Mに蓄積し、蓄積データを複数回読み出す使い方があ
る。メモリMEMを使わない例としては、1枚の原稿を
1枚だけ複写する場合、読取り画像デ−タをそのままプ
リンタ出力用に処理すれば良いので、メモリMEMへの
書込みを行う必要はない。読取り画像デ−タの比較的に
長期間の保存を意図するときには画像メモリ26,フロ
ッピデイスク,コンパクトディスク,ハードディスク2
7またはDVD28に書込む。パソコンなどのホストか
ら与えられる印刷データ(テキストデータすなわち文章
データ/イメージデータすなわちピクセルデータ)も同
様である。スラッシュ/は、「又は」を意味する。
U40に於いてCCDによる輝度データを面積階調に変
換するための画質処理を行う。画質処理後の面積階調に
変化された信号はプリンタ41に与えられ、プリンタ4
1内の画像メモリを介してプリンタ41内の書込み制御
に与えられる。書込み制御は、ドット配置に関する後処
理及びドットを再現するためのパルス制御を、レ−ザプ
リンタPTRの作像ユニット18に対して行い、転写紙
上に再生画像を形成する。
し時に付加的な処理、例えば画像方向の回転,画像の合
成等を行う場合は、IPU40からバスを経由してプリ
ンタコントローラ43内の画像メモリアクセス制御に送
られる。プリンタコントローラ43内ではシステムコン
トローラの制御に基づき画像データとメモリモジュ−ル
MEMのアクセス制御,外部パソコンのプリント用デー
タの展開(文字コ−ド/キャラクタビット変換),メモ
リ有効活用のための画像データの圧縮/伸張を行う。プ
リンタコントローラ43へ送られたデータは、データ圧
縮後MEMへ蓄積し、蓄積データを必要に応じて読み出
す。読み出しデータは伸張し、本来の画像データに戻し
プリンタコントローラ43からバス経由でIPU40へ
戻される。IPU40は、画質処理を行い、プリンタ4
1に出力する。すなわち、転写紙上に顕像(トナ−像)
を形成する。
ローラ37の、共通バスでのバス制御により、デジタル
複写機の複合機能を実現する。複合機能の1つであるF
AX送信機能は、スキャナSCRの読取り画像データを
IPU40にて画像処理を実施し、共通バスを経由して
FAX制御44へ転送する。
信機能およびプリンタ出力機能において、スキャナSC
R,IPU40,プリンタ41及びFAX制御44への
共通バス使用権の割り振りを、システムコントローラお
よびメインコントローラ37が、バス制御を介して制御
する。
スに対する画像データの入,出力を管理し、MEMへの
画像データの格納/読み出しと、主に外部のパソコンか
ら入力されるコードデータ(文章データ)の画像データ
(イメージデータ)への展開を制御するASIC(Appli
cation Specific IC)がある。このASICは、パソコ
ンから入力されたコードデータは、ラインバッファに格
納する。すなわち、ローカル領域でのデータの格納を行
い、ラインバッファに格納したコードデータは、プリン
タコントローラ43内のシステムコントローラからの展
開処理命令に基づき、ビデオ制御に於いて画像データに
展開する。展開された画像データもしくはパラレルバス
から入力された画像データは、MEMに格納される。こ
の場合、データ変換部に於いて格納対象となる画像デー
タを選択し、データ圧縮部においてメモリ使用効率を上
げるためにデータ圧縮を行い、ASIC内のメモリアク
セス制御部にてMEMのアドレスを管理しながらMEM
に画像データを格納する。MEMに格納された画像デー
タの読み出しは、メモリアクセス制御部にて読み出し先
アドレスを制御し、読み出された画像データをデータ伸
張部にて伸張する。伸張された画像データをパラレルバ
スへ転送する場合、パラレルデータI/Fを介してデー
タ転送を行う。
データを格納するROM,RAM,フォントデ−タやプ
ログラムを外部から供給するICカード38,操作部O
PBからのモ−ド指示の内容,設定内容,画像出力装置
の使用管理用の情報ならびに画像出力装置の使用実績お
よびその他の、長期間の保存が望まれる設定情報および
管理情報を記憶しておく不揮発性記憶装置であるNVR
AM、および、ROMおよびICカード38のプログラ
ム,操作部OPBからのモ−ド指示およびプリンタコン
トローラ43(ホスト)からのコマンドに応じて、コン
トローラ37全体およびバス制御を制御し、入力装置な
らびに出力装置の装置間のバス接続を制御するCPU5
2、を含む。
−ザプリンタであり、画像データをプリンタ41内の画
像メモリに取り込み、更に画像メモリから、書き込み制
御ユニット18へ、感光体を露光するLD(レ−ザダイ
オ−ド)の光放射変調情報として、出力するようになっ
ている。画像メモリ内には画像デ−タ読み書き制御回路
がある。
入力データセレクタ,画像合成,1次圧縮/伸長,出力
データセレクタ、および、2次圧縮/伸長を有してい
る。これらへの制御データの設定は、メインコントロー
ラ37(の指示に従ってCPU20)が行なう。
置からなる。1次記憶装置は、入力画像データの転送速
度に略同期してメモリーへのデータ書き込み、または画
像出力時のメモリーからのデータ読み出しが高速に行え
るように、例えばDRAM等の高速アクセスが可能なメ
モリーを使用している。また、1次記憶装置は、処理を
行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して
画像データの入出力を同時に実行可能な構成(メモリー
コントローラーとのインターフェース部)をとってい
る。各分割したエリアに画像データの入力,出力をそれ
ぞれ並列に実行可能にするために、メモリコントローラ
25とのインターフェースで、リード用とライト用の二
組のアドレス・データ線で接続されている。これにより
エリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より
画像を出力(リード)するという動作が可能である。
入力された画像の合成,ソーティングを行うためにデー
タを保存しておく大容量のメモリーである。1次,2次
記憶装置とも、高速アクセス可能な素子を使用すれば、
1次,2次の区別なくデータの処理が行え、制御も比較
的簡単になるが、DRAM等の素子は高価なため、2次
記憶装置にはアクセス速度はそれほど速くないが、安価
で、大容量の記録媒体を使用し、入出力データの処理を
一次記憶装置を介して行う構成になっている。
略を説明する: <1>画像入力(画像メモリ26への書込み)メモリー
コントローラ25の内部の入力データセレクタは複数の
データの内から、画像メモリ26(1次記憶装置)への
書き込みを行う画像データの選択を行う。選択された画
像データは、メモリーコントローラ25の内部の画像合
成がで、既に画像メモリに保存されているデータと合成
される。画像合成によって処理された画像データは、メ
モリーコントローラ25の内部の1次圧縮/伸長により
データ圧縮されて1次記憶装置に書き込まれる。
き込まれたデータは、必要に応じてメモリーコントロー
ラ25の内部の2次圧縮/伸長で更に圧縮を行った後
に、画像メモリ26の内部の2次記憶装置に保存され
る。 <2>画像出力(画像メモリ26からの読み出し)画像
出力時は、画像メモリ26の内部の1次記憶装置に記憶
されている画像データの読み出しを行う。出力対象とな
る画像が1次記憶装置に格納されている場合には、1次
圧縮/伸長で1次記憶装置の画像データの伸長を行い、
伸長後のデータ、もしくは伸長後のデータと入力データ
との画像合成を行った後のデータをメモリーコントロー
ラ25の内部の出力データセレクタで選択し、出力す
る。メモリーコントローラ25の内部の画像合成は、1
次記憶装置のデータと、入力データとの合成(画像デー
タの位相調整機能を有する),合成後のデータの出力先
の選択(画像出力,1次記憶装置へのライトバック,両
方の出力先への同時出力も可)等の処理を行う。
部の1次記憶装置に格納されていない場合には、2次記
憶装置に格納されている出力対象画像データをメモリー
コントローラ25の内部の2次圧縮/伸長で伸長を行
い、伸長後のデータを1次記憶装置に書き込んでから、
以下、上述の画像出力動作を行う。
クセス可能な構成となっている。このため画像メモリの
内容を加工することが可能であり、例えば画像の合成,
間引き、画像の切出し処理等が行える。加工には、メモ
リコントローラ25のレジスタにデータを書き込む事で
画像メモリの処理を行う事ができる。加工された画像は
再度画像メモリに保持される。また、画像メモリ26の
内容をCPU20が読みだし、I/Oポート24を経
て、画像データとして操作/表示部OPBに転送するこ
とが可能であり、更に、コネクタを介してI/Oポート
24に接続されたメモリ5の画像データを読み出して一
旦画像メモリ26に格納し、画像メモリ26から読み出
して操作/表示部OPBに表示し、あるいはプリンタP
TRでプリントアウトできる。一般に、操作/表示部O
PBの液晶タッチパネルの表示解像度は低い為、画像メ
モリ26の原画像は画像間引きが行われ操作/表示部O
PBの液晶パネル60に送られる。
納するためハードディスクが用いられる事もある。ハー
ドディスクを用いる事により、外部電源が不用で永久的
に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フ
ォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するために
は、このハードディスクが用いられのが一般的である。
CD−RW、そしてより容量の大きいDVDが接続可能
な構成になっている。外部記憶装置28はSCSIコン
トローラによってバスを制御され、画像の書き込み、読
み出しを実行する。書き込み、読み出しには本体の作像
やスキャナからの画像書き込みに対し処理速度の差を吸
収する為に、画像メモリに一旦記憶され処理される。つ
まり、外部記憶装置28へスキャナ画像を書き込む場合
必ず画像メモリ26を経由して書き込む事になる。また
画像記憶装置からのデータをプリンタPTRの書き込み
ユニット18に送る際は、画像メモリ26に一旦記憶
し、書き込みユニット18に送ることになる。このよう
に画像を記憶する装置の、画像メモリ26、メモリ5、
HD27、外部記憶装置28の画像、スキャナ画像、書
き込みユニットに送る画像の入出力は全てメモリコント
ローラ25によって画像パスを決められる。このように
メインコントローラ37(の指示に従いCPU20)が
画像データの入力、出力を決めることでCPU20に接
続されたメモリコントローラ25が画像の流れを切り替
えることが可能となる。
する制御系電力系統を示す。メインコントローラ37に
はパワーリレースイッチ49のオン/オフにより遮断可
能な動作電力ライン50と、これに依存せず通電し続け
る待機電力ライン51から動作電圧が供給されるように
なっている。動作電力ライン50は、メインコントロー
ラ37の、CPU52を主体とするコンピュ−タ要素を
除く、画像読取,画像形成の制御を行なう電気回路ブロ
ック(主にスキャナコントローラ,エンジンコントロー
ラとのI/F回路)に給電し、またスキャナコントロー
ラ39,エンジンコントローラ41に給電する。待機電
力ライン51は、CPU52を主体とするコンピュ−タ
要素(CPUバスに接続されるROM,RAM,バスS
W,I/Oポート),操作/表示ボードOPBのCPU
53を主体とするコンピュ−タ要素および入力読取回路
等、ならびに、プリンタコントローラ43およびFAX
コントローラ44に給電する。
キー54による省エネモードへの移行要求がCPU53
を介して与えられると、CPU52は、メインコントロ
ーラ37を省エネモードに設定してからパワーリレース
イッチ49をオフする。これにより、スキヤナSCR,
ADF,作像エンジンPTR、ならびに、スキャナコン
トローラ39,エンジンコントローラ41およびメイン
コントローラ37のスキャナ,エンジンI/F(インタ
−フェ−ス)は、制御系電源48からの電力供給が停止
され非通電状態(省エネモード)となる。なお、これに
連動して、電気モータ,ソレノイドなど、比較的に電力
消費が大きい各種負荷に給電する、図示しない高負荷系
電力ラインへの給電も遮断される。
を中心とするコンピュ−タシステム(CPU52,RO
M,RAM,バススイッチ,I/Oポート)および操作
/表示ボードOPBのCPU53を主体とするコンピュ
−タ要素および入力読取回路等には、待機電力ライン5
1を介して制御系電源48からの電源供給が継続される
ため、CPU52,53は、ROMに内蔵されるプログ
ラムに従い、省エネモードからの復帰要求をモニターで
きる。このときCPU52,53の処理すべきタスクは
復帰要求の検出だけであるため、CPU52,53の動
作クロック周波数を低減することにより、更なる省エネ
ルギー状態を実現できる。
応じた作動モードへの復帰要求,プリンタコントローラ
43を介した外部からの復帰要求あるいはFAXコント
ローラ44を介した外部からの復帰要求のいずれかに応
答して、CPU52がパワーリレースイッチ49をオン
する。これにより、省エネモードから作動モードに復帰
する。すなわち動作電力ライン50に制御系電源48か
らの電力供給が行われ、メインコントローラ37の回路
ブロック,スキャナコントローラ39,エンジンコント
ローラ41は通電状態となる。CPU52は図示しない
バススイッチをイネーブルにし、スキャナコントローラ
39,エンジンコントローラ41との通信を再開する。
の電気制御系を示す。この制御系の主体は、メインコン
トローラ37のCPU52とコミュニケーションし、操
作/表示ボードOPBの入力を読取り、ボード上の表示
を制御するCPU53,このCPU53の制御プログラ
ムが格納されているROM65,制御時にデータの一時
格納等を行うためのRAM66,液晶パネル60の描画
データを格納するVRAM68,このVRAM68に接
続され液晶パネル60の描画タイミング制御等を行う液
晶表示コントローラ(LCDC)67等がある。LCD
C67には、CFLの光源をバックライト70として有
する液晶パネル60が接続される。CPU53には更
に、CFLバックライト70を駆動するインバータ6
9,操作キー群54,55,57,62,63のキーマ
トリクス71,表示LED56,58,59,61のL
EDマトリクス72およびそれらのLEDを駆動するL
ED駆動装置73等が接続されている。また、CPU5
3が接続されたデータバスには、画像処理モード記憶用
の不揮発性RAM(NVRAM)64が接続されてい
る。
BのCPU53の、省エネモード/作動モード間の切換
え制御を示す。まず図8を参照すると、図示しないおお
もとの電源スイッチが閉じて制御系電源48が動作電圧
を与えると(ステップ1)、CPU53は、電源オン応
答の初期化処理(ステップ2)をしてから、入力読取
(ステップ3)を行う。なお、以下においては、カッコ
内にはステップと言う語を省略してステップ番号数字の
みを記す。おおもとの電源スイッチが閉じて制御系電源
48が動作電圧を発生した時には、メインコントローラ
37のCPU52も同様に初期化をして、パワーリレー
スイッチ49をオンにして作動モードを設定する。これ
に応答してCPU53は、作動モードであることを表す
LED58を点灯する。
64にある標準処理モードのコピー条件を読み出して液
晶パネル60に表示する。そしてこの表示情報を退避メ
モリにセーブして、画像メモリ26の第1の表示画面6
0ad(図7の(a))を表す表示画像データを読み出
して液晶パネル60に表示する(ステップ2A)。次の
状態読取(3A)では、メインコントローラ37のCP
U52からBKトナーの有無情報を得て、BKトナーボ
トル4の交換があったかを判定すると共に、メインコン
トローラ37のCPU52のコマンドも解読する。
容の一部を示す。ここでCPU53は、メインコントロ
ーラ37からBKトナー有無情報を受けて、BKトナー
なしであると、今回始めてBKトナー無しに変化したか
をチェックして(41,42)、そうであると、ここで
BKトナーなしを表す「1」をレジスタTFに書込み
(43)、液晶パネル60にトナー切れを表示する(4
4)。その後BKトナーありに切換ると、レジスタTF
およびCRをクリアし(45,46)、トナーボトル4
の交換があったことが考えられるので、メインコントロ
ーラ37およびIPU40を介して、メモリコントロー
ラ25に、メモリ5からの第1組の表示画像データ、例
えば図7の(a)に示す第1の表示画面60adを表す
ものと図11の(a)に示す情報項目入力用の第2の表
示画面を表すもの、の読み出しと画像メモリ26への登
録を指示する(45)。メモリコントローラ25がこれ
を実行する。
では、操作/表示ボードOPBに対するユーザの操作を
読み込む。次に、入力読取(3)の概要を示す。
/表示ボードOPBに入力操作をすると、CPU53
は、退避メモリにセーブしている表示情報(標準処理モ
ードのコピー条件)を液晶パネル60に更新表示して、
更にその表示内容をユーザの操作が指定したものに更新
する(4,5A)。次にこの入力操作の時間間隔をセー
ブするレジスタRTiに、そこまでの時間間隔(経過時
間)計測値Tiを書込んで(5)、新たにモード設定入
力間隔の計測を開始し(6)、この計測を行っているこ
とを示す情報1をレジスタFTiに書込む(7)。
53は、レジスタFPMのデータを参照して(8,
9)、それが1(前回モードを指定)であると、0(標
準処理モードを指定)に、0であると1に書き換えて、
液晶パネル60の表示(省エネモードから作動モードに
復帰した時に、前回の画像処理モードと標準処理モード
のいずれを復帰デフォルト画面とするかの指定、の表
示)も、それに対応して更新する(10,11)。これ
は、初期設定画面で、復帰デフォルト画面を通常のコピ
ー標準画面(標準処理モード画面)と前回モード設定画
面に切換可能とし、初期設定キー57を押下して、作動
モードに復帰時の画像処理モード画面の指定を切換える
ものである。
の押下等、画像処理モードの設定の完了とみなしうる入
力があるとCPU53は、レジスタFTiをクリアする
(12,13)。すなわち、レジスタFTiの、モード
入力の時間間隔データを0にクリアする。この0は、タ
イマTdのタイムオーバにより作動モードから省エネモ
ードに切換った時、画像処理モードの設定途中ではなか
ったことを意味する。レジスタFTiの1は、該設定途
中であった可能性が高いことを意味する。
ンタコントローラ43またはFAXコントローラ44か
らの画像処理要求に応じて画像処理が開始される時に
は、Td(例えば10sec)時限のタイマTdの計時動作
を停止し(14,15)、そして、そのとき液晶パネル
60に表示している動作モードを退避メモリにセーブし
て、画像メモリ26の第1の表示画面60adの表示画
像データを液晶パネル60に表示する(15A)。画像
処理が終了したときには該タイマTdの、新たなTd時
限の計時動作をスタートし(16,17)、退避メモリ
にセーブしている動作モードを、液晶パネル60に更新
表示する。
53は、液晶パネル60に表示中の画像処理モードを、
NVRAM64に前回モードとして書込み(18,1
9)、省エネモードへの切換えを、CPU52に指示す
る。CPU52はこれに応答してパワーリレースイッチ
49をオフにする(20)。すなわち、電力供給を、作
動モードから省エネモードに切換える。そしてCPU5
3は、「広告を表示」(20A)で、画像メモリ26に
登録した第1の表示画面60adを表す画像データの画
像メモリ26からの読み出しとLCDCへの転送をメモ
リコントローラ25に指示して、図7の(a)に示すよ
うに第1の表示画面60adを液晶パネル60に表示す
る。
は、現在省エネモード(LED58を消灯)であるかを
チエックして(22)、省エネモードでないと、つまり
作動モードであると、画像処理指示(要求)を待ってい
るレディ状態であるかをチエックして(23)、そうで
あるとユーザが省エネモードへの切換えを指示したとみ
なして、液晶パネル60に表示中の画像処理モードを、
NVRAM64に前回モードとして書込み(19)、省
エネモードへの切換えを、CPU52に指示する。CP
U52はこれに応答してパワーリレースイッチ49をオ
フにする(20)。
押下があった場合には、ユーザが作動モードへの復帰を
指示したとみなして、作動モードへの切換えをCPU5
2に指示しかつLED58を点灯して(24)、タイマ
Tdをスタートし(25)、レジスタFTiのデータを
チエックする(26)。レジスタFTiのデータが1
(前回の作動モードから省エネモードへの切換りが、ユ
ーザの画像処理条件入力作業中であった可能性が高い)
であると、レジスタFTiをクリアして(34)、画像
処理条件入力の時間間隔Ti(レジスタRTiのデー
タ)が、設定値Tp以上(これを画像処理モードの設定
にてこずっていたと見なす)かをチエックして(3
5)、そうであると、NVRAM28から、前回モード
の画像処理条件(コピーモード)を読み出して液晶パネ
ル60に表示し(28)、レジスタFNMには、前回モ
ードの画像処理条件を設定中であることを示す0を書込
む(29)。これはレジスタFNMを初期化することと
同義である。そして、前回モードを設定中であることを
示すLED56を点灯する(30)。このような処理が
あることにより、ユーザのコピー処理モード(画像処理
モード)を設定する操作時間(RTi)が設定時間(T
p)を経過した場合には、ユーザが複雑なモード設定を
していると見なし、作動モードから省エネモードに移行
してしまっても、その後の作動モードへの復帰時には、
先ず前回モード設定画面が、液晶パネル60に表示され
る。
スタFTiのデータが0のときには、前回の省エネモー
ドへの移行はユーザのモード設定を阻害していないと見
なす。この場合には、レジスタFPMのデータが1(初
期設定画面で、復帰デフォルト画面を前回モード設定画
面に指定している)であると、NVRAM28から、前
回モードのコピーモードを読み出して液晶パネル60に
表示し(28)、レジスタFNMには、前回モードのコ
ピーモードを設定中であることを示す0を書込み(2
9)、前回モードを設定中であることを示すLED56
を点灯する(30)。レジスタFPMのデータが0(初
期設定画面で、復帰デフォルト画面を標準処理モード設
定画面に指定している)であると、NVRAM28か
ら、標準処理モードのコピーモード(画像処理条件)を
読み出して液晶パネル60に表示し(31)、レジスタ
FNMには、標準処理モードのコピー条件を設定中であ
ることを示す1を書込み(32)、前回処理モードを設
定中であることを示すLED56を消灯する(33)。
このように、省エネモードから作動モードへの復帰時の
画面表示のデフォルトが初期設定キー57による初期設
定(8〜11:FPM)で指定されたものとなり、ユー
ザの選択自由度が高い。
らせるとCPU53は、現在が省エネモードであるかを
チエックして(36,37)、省エネモードであると、
「作動モードを設定」(24)以下の、前述の処理に進
む。
U53は、現在省エネモードであるときには、「広告詳
細の出力」(38B)に進む。
(38B)の内容を示す。ここでは先ず、画像メモリ2
6に登録した第2の表示画面を表す画像データの画像メ
モリ26からの読み出しとLCDCへの転送をメモリコ
ントローラ25に指示して、図11の(a)に示すよう
に第2の表示画面を液晶パネル60に表示する(5
1)。そしてテンキー入力とスタートキーの入力を待つ
(52,53)。それらの入力があると、テンキー入力
iに対応する情報項目iの報知画像データの、メモリ5
からの読み出しとプリントアウトをメインコントローラ
37のCPU52に指示する(54)。これに応答して
メインコントローラ37が、報知画像データのプリント
アウトを行う。CPU53は、カウントレジスタCR
の、情報項目i宛てのカウントデータを1インクレメン
トして、その結果をメモリ5に、情報項目iを表すデー
タを付加して書込む(57)。第2の表示画面を表示し
ているときにモード切換キー55の押下があると、液晶
パネル60の表示を第1の表示画面60adにもどす
(38C−20A)。
作モードであった場合には、CPU53は、レジスタF
NMのデータをチェックして(38,39)、それが1
(現在標準処理モードを設定中)であると、NVRAM
28から、前回モードのコピーモードを読み出して液晶
パネル60に表示し(28)、レジスタFNMには、前
回モードのコピーモードを設定中であることを示す0を
書込み(29)、前回モードを設定中であることを示す
LED56を点灯する(30)。レジスタFNMのデー
タが0(現在前回処理モードを設定中)であると、NV
RAM28から、標準処理モードのコピーモードを読み
出して液晶パネル60に表示し(31)、レジスタFN
Mには、標準処理モードのコピー条件を設定中であるこ
とを示す1を書込み(32)、前回処理モードを設定中
であることを示すLED56を消灯する(33)。
表示をモード切換キー55で切換える事が出来、モード
設定の操作性がアップする。また、初期設定画面で、復
帰デフォルト画面を標準処理モード設定画面に指定して
いる時(FPM=0)には、前ユーザが問題なくコピー
を終了し、その後省エネモードに切換り、そしてまた作
動モードに復帰した場合は、デフォルト画面表示(標準
処理モード設定画面)になるので、次のユーザが誤って
前ユーザの設定画面でコピーを行うという不具合も解消
される。
以上に説明した入力読取と入力対応処理の他に、置数キ
ーの押下の読込と入力数字データの生成,スタートキー
の押下の読込みと、スタート指示のCPU52への転
送,用紙サイズの切換え入力の読取りなど、通常の複写
機の操作/表示ボードの入出力制御を行う。これらの処
理を一括して、「その他の入力処理」(40)として図
9に示した。
表示画面のもう1つの例を示す。前述の実施例は、表示
画面が図7の(a)に示すアピール画面と、図11の
(a)に示す情報項目指定画面(プリント指示画面)の
2つであったが、図11の(b)の例は、表示画面を情
報項目指定画面1つにしたものである。この例は、イト
ーストアの店内に設置した複写機に表示するものであ
り、店内案内を兼用している。この表示画面が、前述の
ステップ2A,5A,15Aおよび20Aで液晶パネル
60に表示される。表示上の情報項目を指定するテンキ
ー入力iと、スタートキー入力があると、メモリ5から
No.iの報知画像データが読み出されてプリンタPT
Rでプリントアウトされる。
の外観を示す斜視図、(b)は複写機の前カバー1を開
いて、BKトナーボトル4を装着する一過程を示す斜視
図である。
ル4の拡大斜視図、(b)は該ボトル4を受けるトナー
ホルダ3の斜視図、(c)はトナーホルダ3の右側面図
である。
ステム図である。
図である。
すシステム図である。
ドOPBの拡大平面図、(b)は操作/表示ボードOP
Bの電気系統の構成を示すシステム図である。
ル60に表示される表示画面60adの一例を示す平面
図、(b)は、液晶パネル60に表示される動作モード
入力画面を示す平面図である。
および出力制御の一部を示すフローチャートである。
および出力制御の残部を示すフローチャートである。
の内容の一部を示すフローチャート、(b)は、図9に
示す「広告詳細の出力」(38B)の内容の一部を示す
フローチャートである。
晶パネル60に表示される第2の表示画面の一例を示す
平面図である。
トナーを充填する態様を模式的に示す正面図である。
ED
Claims (6)
- 【請求項1】画像データを格納した記憶手段を、画像形
成装置の、交換物又は再使用着脱物に装備し、該物を画
像形成装置に装着するとき該記憶手段も画像形成装置の
制御システムに接続して、画像形成装置のディスプレイ
に該記憶手段にあった画像データが表す画像を表示す
る、報知方法。 - 【請求項2】前記記憶手段には、少なくとも選択項目を
表示するための表示画像データ、および、選択項目の内
容を表す報知画像データ、を格納しておき、ディスプレ
イには該表示画像データが表す表示画像を表示し、表示
画像上の選択項目の指定があると選択項目の内容を表す
報知画像データをプリントアウトする、請求項1記載の
報知方法。 - 【請求項3】前記記憶手段にあった表示画像データが表
す画像の表示は、画像形成装置の、指示入力を待つ待機
中に行う、請求項1又は請求項2記載の報知方法。 - 【請求項4】前記交換物又は再使用着脱物は、顕像剤容
器である、請求項1,請求項2又は請求項3記載の報知
方法。 - 【請求項5】2次元ディスプレイ;画像データが表す画
像を用紙上にプリントアウトするプリンタ;前記2次元
ディスプレイに、少なくとも選択項目を表示するための
表示画面を表す表示画像データ、および、選択項目の内
容をあらわす報知画像データ、を格納した可搬メモリ;
該可搬メモリの表示画像データを読み出して、前記2次
元ディスプレイに表示する表示制御手段;前記2次元デ
ィスプレイに表示された前記表示画面上の選択項目を指
定するための入力手段;前記可搬メモリにあった、該入
力手段が指定した選択項目の内容を表す報知画像データ
を、前記プリンタでプリントアウトするプリント制御手
段;を備える画像形成装置。 - 【請求項6】前記可搬メモリは、前記プリンタに対して
着脱可であって装着されているときには該プリンタの顕
像手段に顕像剤を供給する顕像剤容器、に装着された、
該容器が前記プリンタに対して装着されるとき該プリン
タの制御システムにデータ伝達関係に結合する記憶手
段、である請求項5記載の画像形成装置。
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