JP2002090972A - フィルムリーダ - Google Patents

フィルムリーダ

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JP2002090972A
JP2002090972A JP2000276876A JP2000276876A JP2002090972A JP 2002090972 A JP2002090972 A JP 2002090972A JP 2000276876 A JP2000276876 A JP 2000276876A JP 2000276876 A JP2000276876 A JP 2000276876A JP 2002090972 A JP2002090972 A JP 2002090972A
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JP
Japan
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film
reader
film reader
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guide
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JP2000276876A
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English (en)
Inventor
Umehiko Honda
梅彦 本田
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Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム現像機において、フィルムを正常に
案内して、正常な搬送を可能にできるフィルムリーダの
提供。 【解決手段】 フィルムリーダの一方の長辺に沿って、
複数のスプロケットホール7を穿設し、先端の短辺6に
フィルムリーダの一方の長辺側から他方の長辺側に向っ
て傾斜角度が10度±5度の傾斜部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルム現像機に用
いられるフィルムリーダに関するものである。
【従来の技術】従来のフィルム現像機において、撮影済
みのフィルムの現像処理を行なうためにフィルムリーダ
が使用されている。
【0002】図5は、従来のフィルムリーダの平面図で
あって、不図示のパトローネから一部が出された状態に
なっているフィルム9の先端を接着シート8を用いてフ
ィルムリーダ101の後端側となる短辺105の中央に
貼付けてから、送り側の先端側となる短辺106からフ
ィルム現像機に送り込むことで、スプロケットホール1
07に噛合するスプロケットギアの駆動により、矢印方
向の搬送を行なうことで各処理槽中を搬送するようにし
ている。また、図示されないこれ以外のフィルムリーダ
であって、2本のフィルムを同時に処理するために用い
られるタイプのものはスプロケットホールが中央に位置
するように構成されている。
【0003】図5に図示のフィルムリーダは、処理能力
が少なくともよい機種において採用されており、図示の
ように片側にスプロケットホールが位置しており、これ
らに噛合するスプロケットギアも搬送ラックの片方に偏
移して位置している。一方、短辺106は図示のように
凹形状にすることで、方向転換を行なうターン部と、処
理槽間の渡りを行なう部分において、ジャムをなくせる
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルムリーダ
は、図5に図示のように、スプロケットホール107が
片方に位置していることから、フィルムリーダ101を
搬送ラックで搬送及び案内する間は、フィルムリーダの
左右の縁部はサイドフレームに設けられたガイド部材の
案内溝部に挿通した状態で案内されてることとなり、搬
送ラック間の中継部分において方向転換する搬送は上方
ガイドで案内するように構成されている。図6(a)
は、搬送ラック間の中継部分の方向転換を行なうように
案内する上方ガイドの外観斜視図であり、(b)は
(a)のX−X線矢視断面図である。
【0005】図6において、フィルムリーダ101の左
右の縁部はサイドフレーム21の案内溝部21aに夫々
挿通した状態で案内されて、上方ガイド25に向う。そ
の後に、上方ガイド25の案内面25aに沿うように方
向転換されて、隣りの上方ガイド26の案内面26aで
案内されるようにして搬送される。
【0006】このようにして案内するので、フィルムリ
ーダ101の左右の縁部のみが一時的に案内される状態
となるので、次の搬送ラックの上方ガイド26に渡ると
きにフィルムリーダの先端側の短辺106が図示のよう
に上方に向けて膨らんでしまう。このことから、正常な
搬送ができなくなる場合があった。
【0007】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
て成されたものであり、本発明の目的は、駆動されるス
プロケットギアから駆動力を得て、フィルムリーダの左
右の縁部を案内溝部に沿って案内する搬送ラックを備
え、上方ガイド部材において各処処理槽間における方向
転換を行なうときに、フィルムリーダの先端側の短辺が
上方ガイド部材により正常に案内して、搬送ラックによ
る正常な搬送を可能にしたフィルムリーダの提供であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、フィルム現像
機でフィルムを搬送案内するためのフィルムリーダであ
って、前記フィルムリーダの一方の長辺に沿って複数の
スプロケットホールを穿設し、先端の短辺側には、前記
一方の長辺側から他方の長辺側に向って10度±5度の
傾斜角度で傾斜部が形成されていることを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について添付の各図面を参照して述べる。
【0010】先ず、図1は、フィルムリーダの平面図で
ある。本図において、フィルムリーダ1は、図示のよう
な略長方形の可撓性のシート材2として形成されてお
り、矢印方向の搬送時において後端側となる短辺5の中
央にパトローネ10に入っている撮影済みのフィルム9
を取り出し、フィルム9の先頭部を接着シート8を用い
て固定することで先端側となる短辺6から後述の各処理
槽中に案内及び搬送するために使用される。
【0011】このように案内及び搬送するために、シー
ト材2の一方の長辺3に沿って後述するスプロケットギ
アに噛合することで搬送力を得るようにした複数のスプ
ロケットホール7が穿設されている。また、搬送すると
きに先端側となる短辺6は図示のように一方の長辺3か
ら他方の長辺4に向う傾斜角度θが10度±5度の傾斜
部として形成されている。
【0012】図2は、図1に図示のフィルムリーダ1が
用いられるフィルム現像機を写真処理装置50とともに
示した正面図である。
【0013】本図において、写真処理装置50は正面視
で露光部56と感光材料処理部61と不図示の乾燥部か
ら構成されており、図示のように左右に縦長でかつ前後
に偏平に構成されている。この露光部56は、暗室とし
て設けられており、この暗室の下方には左右のペーパー
カートリッジ51、52に夫々巻回状態で内蔵された印
画紙をカッター53、54で所定サイズに切断した後
に、中央の露光位置に搬送する機能を有したテーブル5
5が設けられており、テーブル上で吸着保持された印画
紙にフィルム9の画像を露光した後に、遮光状態で搬送
機構60で矢印方向に搬送し感光材料処理部61に送
り、不図示の乾燥部で乾燥した後に外部に排出するよう
に構成されている。
【0014】また、フィルム現像機は、図示のように左
のペーパーカートリッジ52の上方の空間部分を占める
ように配設されている。
【0015】このフィルム現像機は、図1に示したよう
にフィルムを固定した状態のフィルムリーダ1を遮光状
態でセットする2個のフィルムケース12、12を図示
のように装填可能にして、搬送路20の上流側で合流で
きるように構成されている。このフィルムケース12
は、フィルムリーダ1をセットした後に、内蔵されたス
プロケットによる駆動でパトローネ10からフィルムを
引き出すように構成されている。
【0016】このフィルムケース12から引き出され
た、フィルム9とフィルムリーダ1の一体物は、不図示
の搬送ラックにより下方に搬送されて、現像液を貯めた
最初の処理槽13に導入され、下方で方向転換が行なわ
れてから上方に向い、隣りの定着液を貯めた処理槽14
に方向転換されて導入される。そして、この処理槽14
での処理後に上方に搬送されると、その隣りの複数の安
定液を貯めた処理槽15に導入される。これらの処理槽
15での処理後に、上方の乾燥室16に搬送されて、図
示のように方向転換されて搬送される途中で乾燥が終了
する。この乾燥後に、乾燥室の出口に配置されたフィル
ムリーダカッター17によりフィルム9がフィルムリー
ダ1から切断される。
【0017】以上のように搬送路20を経由する途中
で、フィルムの現像に必要となる全ての処理が終了す
る。フィルムリーダカッター17により切断されたフィ
ルムリーダ1は接着シート8の残り部分を剥がして繰返
し使用される。
【0018】図3は、図2の処理槽14、15の間で方
向転換を行なう様子を示した正面図である。また、図4
は、図3のY−Y線矢視断面図である。
【0019】両図において、フィルムリーダ1を搬送路
20に沿うように搬送するためにフィルムリーダ1の左
右の縁部となる長辺3、4(図1を参照)は、不図示の
搬送ラックのサイドフレーム21に形成された案内溝部
21aに夫々挿通した状態で案内されて、上方ガイド2
5に向かい、上方ガイド25の案内面25aに沿うよう
に方向転換されて、隣りの上方ガイド26の案内面26
aで案内される。固定ローラ23、24は図示のように
互いに間隔を有して配設されており、搬送の障害になら
ないようにしている。
【0020】一方、スプロケットギア22は、サイドフ
レーム21に設けられた軸受22bで軸支される軸体2
2aに固定されており、この軸体22aに対する駆動を
行なうことで矢印方向に回動されることで、図1で示し
た複数のスプロケットホール7に噛合する搬送力を得る
ように構成されている。
【0021】以上のようにして搬送されるときに、フィ
ルムリーダ1の先端側となる短辺6は傾斜角度θが10
度±5度の傾斜部として形成されている。このことか
ら、上方ガイド25の案内面25aと上方ガイド26の
案内面26aの夫々に対して線接触に近い状態で案内さ
れることとなる。このようにして、図6で述べたような
フィルムリーダ1のふくらみをなくすことが確認でき
た。
【0022】すなわち、傾斜角度θで斜めにカットした
フィルムリーダ1によれば搬送ラック間の方向転換部分
で一度は上方にふくらむが、そのふくらみがフィルムリ
ーダ1が先に移動することで傾斜部の方に移動してい
き、次の搬送ラックに入る時にはフィルムリーダ1のふ
くらみを無くすことができる。これのように構成するこ
とにより、フィルムリーダ1は下流の搬送ラックの案内
溝部21aに確実に入るようになり搬送が安定するよう
になった。
【0023】以上のようにフィルムリーダ1の先端に傾
斜部を形成することにより、ラック間の渡りが安定し、
フィルムの現像処理の品質安定を実現できるようになっ
た。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動されるスプロケットギアから駆動力を得て、フィル
ムリーダの左右の縁部を案内溝部に沿って案内し、上方
ガイド部材において各処処理槽間における方向転換を行
なうときに、フィルムリーダを確実に案内して、正常な
搬送を可能にするフィルムリーダを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のフィルムリーダの平面図
である。
【図2】図1に図示のフィルムリーダ1が用いられるフ
ィルム現像機を写真処理装置50とともに示した正面図
である。
【図3】図2の処理槽14、15の間で方向転換を行な
う様子を示した正面図である。
【図4】図3のY−Y線矢視断面図である。
【図5】従来のフィルムリーダの平面図である。
【図6】(a)は、搬送ラック間の中継部分の方向転換
を行なうように案内する上方ガイドの外観斜視図であ
り、(b)は(a)のX−X線矢視断面図である。
【符号の説明】 1 フィルムリーダ 2 シート材 3 一方の長辺 4 他方の長辺 5 後端側の短辺 6 先端側の短辺 7 スプロケットホール 8 接着シート 9 フィルム 10 パトローネ 12 フィルムケース 25、26 上方ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム現像機でフィルムを搬送案内す
    るためのフィルムリーダであって、 前記フィルムリーダの一方の長辺に沿って複数のスプロ
    ケットホールを穿設し、先端の短辺側には、前記一方の
    長辺側から他方の長辺側に向って10度±5度の傾斜角
    度で傾斜部が形成されていることを特徴とするフィルム
    リーダ。
JP2000276876A 2000-09-12 2000-09-12 フィルムリーダ Withdrawn JP2002090972A (ja)

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Effective date: 20071204