JP2002090892A - 換気制御方法 - Google Patents

換気制御方法

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JP2002090892A JP2000282018A JP2000282018A JP2002090892A JP 2002090892 A JP2002090892 A JP 2002090892A JP 2000282018 A JP2000282018 A JP 2000282018A JP 2000282018 A JP2000282018 A JP 2000282018A JP 2002090892 A JP2002090892 A JP 2002090892A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ふたつの筐体の連結体における換気ファンの運
転方法を改善して、騒音や電力消費の問題と、ガスの流
入の問題を一挙に解決し得る技術を提案すること。 【解決手段】発熱源と、この発熱源のための第1の換気
手段とを備えた第1筐体と、外気を折り込むための第2
の換気手段を備えた第2筐体とを備え、第2筐体内の気
体が第1筐体内へ流通可能に構成されて成る連結筐体に
おいて、第1の換気手段は、発熱源が非作動中には換気
能力を低下させ、発熱源が非作動中であっても第2の換
気手段が作動中には換気能力を増加させるように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、感光材料
へ写真画像を露光する露光ユニットを内蔵した第1筐体
と、露光済みの感光材料を現像・乾燥処理する現像ユニ
ットを内蔵した第2筐体とが連結されてなる写真処理装
置のように、発熱源と、この発熱源による発生熱を換気
して冷却するための第1の換気手段とを備えた第1筐体
と、外気を取り込むための第2の換気手段を備えた第2
筐体とを備え、第1筐体と第2筐体とを連通する孔を通
じて、前記第2筐体内の気体の少なくとも一部が、第1
筐体内へ流通してしまうような構成の連結筐体における
換気制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料へ写真画像を露光する露光部を
内蔵した第1筐体と、露光済みの感光材料を現像・乾燥
処理する現像部を内蔵した第2筐体とが連結されてなる
写真処理装置においては、第1筐体から第2筐体へ露光
済みの感光材料を送り込むための連通孔が設けられてい
る。そして、露光部には、現像済フィルム等の画像を感
光材料としての印画紙に露光するための露光エンジンや
基板、モータ等の電気部品を備えている。この露光エン
ジンや基板、モータ等の電気部品は発熱するため第1筐
体内における発熱源となっている。そのため、前記露光
エンジン等で発生した熱を換気して冷却するための吸気
用の換気ファンが第1筐体の側壁パネル等に設けられて
いる。この換気ファンは吸気効率の点やメンテナンスの
観点から第1筐体の前面パネルに配設されることが多
い。
【0003】また、第2筐体には、現像部と乾燥部とプ
リント排出部を備えている。現像部には、前記露光部に
おいて画像が露光された印画紙を現像処理するための各
種現像処理液を備えているので、これらの薬液が例えば
40℃程度に温度調節されることによって蒸発したガス
が、連通孔から第1筐体内へ流入すると露光部の印画紙
や機器に悪影響を及ぼす問題がある。この連通孔が設け
られているために、前記第2筐体内の気体の少なくとも
一部が、第1筐体内へ流通してしまうような構成の連結
筐体となっているのである。また、前記乾燥部には、現
像処理済みの感光紙を乾燥させるために外気を吸引する
ための乾燥ファンを備えている。
【0004】第1筐体に備えられた換気ファンと、第2
筐体に備えられた乾燥ファンの関係を図4の(A)、
(B)を参照して説明する。図4において、第1筐体は
露光部、第2筐体は現像部と乾燥部とを備えているが、
細部は省略して模式的に図示して説明する。図4の
(A)は、第2筐体30に備えられた乾燥ファン34が
作動中で、第1筐体20に備えられた換気ファン24が
停止中の状態を示し、現像部で発生するガスを排気する
ためのガス抜きファンが運転しているにもかかわらず、
第2筐体30から内部の気体の一部が連通孔26、36
を通って第1筐体20へ流入しようとしている状態を示
している。乾燥部には排気スリットが設けられている図
4の(B)は、第2筐体30に備えられた乾燥ファン3
4も、第1筐体20に備えられた換気ファン24も作動
中の状態を示し、第2筐体30から第1筐体20へ流入
しない状態を示している。
【0005】図4の(B)に示したように、一般的に
は、前記第1筐体20の換気ファン24も、第2筐体3
0の乾燥ファン34も連続運転しているので、乾燥部か
ら現像部への気体の流れが発生しても、換気ファン24
の運転と、ガス抜きファンの運転とによって、現像部に
おいて発生したガスは前記連通孔26、36を通って第
1筐体20内へ流入することは防止されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の一
般的な写真処理装置のように、換気ファンや乾燥ファン
を連続運転したのでは、これらのファンの運転音が気に
なるという問題や、これらのファンの運転のための電力
消費が無駄になるという問題等がある。特に換気ファン
は第1筐体の前面パネルに設けられていることが多いの
で、その運転音はオペレータにとって耳障りな騒音とな
る。しかし、露光エンジンが停止中に換気ファンを停止
させると、確かにファンの運転音が抑制されるとともに
電力消費も抑制されるが、乾燥ファンが運転されている
場合には、図4の(A)に示したように、第2筐体30
の内圧が第1筐体20の内圧より高くなり、第2筐体の
内部で発生したガスが第1筐体の内部へ流入しやすくな
るという問題が発生する。このように、換気ファンを連
続運転すれば騒音や電力消費の問題が発生し、換気ファ
ンを露光ユニットに連動させて停止すると騒音や電力消
費の問題は改善できるがガスの流入が発生する危険性が
高くなるという新たな問題が発生するので、換気ファン
の制御には種々の問題があった。
【0007】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、換気ファンの運転方法
を改善して、騒音や電力消費の問題と、ガスの流入の問
題を一挙に解決し得る技術を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発熱
源と、この発熱源による発生熱を換気して冷却するため
の第1の換気手段とを備えた第1筐体と、外気を取り込
むための第2の換気手段を備えた第2筐体とを備え、前
記第2筐体内の気体の少なくとも一部が、第1筐体内へ
流通可能に構成されて成る連結筐体における換気制御方
法であって、前記第1の換気手段は、前記発熱源が非作
動中には換気能力を低下させ、前記発熱源が非作動中で
あっても前記第2の換気手段が作動中には換気能力を増
加させるように制御することによって、第1の換気手段
の効率的な運転と、第2筐体から第1筐体への気体の流
入防止とを両立させたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2の発明では、連結筐体は、感光材
料へ写真画像を露光する露光部を内蔵した第1筐体と、
露光済みの感光材料を現像・乾燥処理する現像部を内蔵
した第2筐体とから構成され、第1の換気手段は、発熱
源となる露光部による発生熱を換気して冷却するために
外気を吸引する換気ファンとされ、第2の換気手段は、
第2筐体内における乾燥処理のために外気を吸引する乾
燥ファンとされ、前記第1の換気手段は、前記露光部が
非作動中には停止させ、前記露光部が非作動中であって
も前記第2の換気手段が作動中には作動させるように制
御することによって、第1の換気手段の静音化および消
費電力を抑制することと、現像処理によって第2筐体内
で発生したガスが第1筐体へ流入することを防止するこ
とと、を両立させたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した写真処
理装置の全体構成と内部の一部を示した一部切欠き正面
図である。図1に示した写真処理装置Aは、別途フィル
ム現像装置(図示せず)にて現像された現像済の写真フ
ィルムの各コマから画像データを読み取るスキャナ部1
と、読み取った画像データに基づき設定されたプリント
データを感光材料としての印画紙に露光する露光部2
と、画像が露光された印画紙を現像する現像部3と、現
像済みの印画紙を乾燥処理する乾燥部4と、乾燥処理後
の印画紙を順次排出するプリント排出部5と、画像処理
部6とから構成されている。
【0011】前記露光部2の第1筐体20の内部には露
光機構21が遮光状態で配設されている。露光機構21
には、現像済フィルム等の画像を印画紙にデジタル露光
するためのレーザー露光方式の露光エンジン22を備え
ている。この露光エンジン22は作動中には発熱するた
めに第1筐体20の内部空間の温度を上昇させる発熱源
となっている。そのため、第1筐体20内に外気を導入
してこれらの発熱源を冷却するための換気ファン24が
第1筐体20の前面パネル25に配設されている。この
換気ファン24は後述する制御回路によって運転停止が
制御されている。
【0012】露光部2において露光された印画紙Pは、
第1筐体の側面に開設された送り出し孔26から、現像
部3の第2筐体の側面に開設された受け入れ孔36へ送
り込まれる。
【0013】第2筐体30には、現像部3と乾燥部4と
プリント排出部5が配設されている。現像部3には、前
記露光部2において画像が露光された印画紙を現像処理
するための各種現像処理液を備えている。そして、これ
らの薬液は例えば40℃程度に温度調節されて現像処理
に供される。また、前記乾燥部4には、現像処理済みの
印画紙を乾燥させるために外気を吸引する乾燥ファン3
4を備えている。また、ガス抜きファン(図示せず)が
背面に配設されている。そして、乾燥処理済みの印画紙
はプリント排出部5から順次排出されるのである。
【0014】前記スキャナ部1は、現像済みの写真フィ
ルムをスキャナユニット11にセットすることにより、
光源ユニット12からの光を写真フィルムに照射して各
コマの画像を順次読み取って画像データを画像処理部6
に出力する。画像処理部6は、スキャナ部1からの画像
データを受付け、画像処理を施し、プリントデータを作
成する機能を有しており、画像処理ソフトウエアがイン
ストールされたコンピュータ61と、フルキーボード
(図示せず)と、マウス(図示せず)と、ディスプレイ
装置64とを備えている。なお、スキャナ部1、露光部
2及び現像部3を操作するための専用キーボード(図示
せず)が、前記フルキーボードの載置時に障害とならな
いように、操作卓の上面に凹部を設け、その凹部内に埋
め込んで配置されている。
【0015】ディスプレイ装置64は、前記画像処理部
6にて加工された画像データを表示するものであり、複
数コマの画像データを一覧表示したり、各コマの画像デ
ータを個別に順次表示したりする機能を有している。こ
のようにして、フルキーボードによって入力された操作
情報に従って加工された画像データがディスプレイ装置
64に表示され、また、操作情報の変更は随時ディスプ
レイ装置64に反映される。そして、操作情報が決定さ
れると、決定された操作情報に従って加工された画像デ
ータがプリントデータとして前記露光部2に出力され
る。操作情報とは、画像データを補正するための補正デ
ータを含んだものである。
【0016】前記露光部2は、画像処理部6で作成され
たプリントデータを印画紙に露光する機能を有してお
り、以下にその詳細を図1を参照しつつ説明する。この
露光部2に遮光状態で配設された露光機構21には、2
つのペーパーマガジン27A,27Bから供給される印
画紙Pを所定の長さにカットするカット機構28と、カ
ットされて搬送されてきた印画紙Pにスキャナ部1にて
入力された画像データをライン露光するレーザー露光方
式の露光エンジン22と、印画紙を順次搬送する搬送機
構29とを備えている。
【0017】前記露光エンジン22に対して印画紙Pを
1ドットラインずつ移送させることで、印画紙Pにプリ
ントデータがライン露光されるように構成されている。
このようにして、プリントデータが露光された印画紙P
は、送り出し孔26から受け入れ孔36を通って現像部
3へ送られて現像処理される。
【0018】次に、現像部3と乾燥部4とプリント排出
部5の詳細を図1を参照しつつ説明する。現像部3は、
複数の処理液槽31内に、現像液、漂白液、定着液、安
定化液等の各種処理液を個別に充填すると共に、これら
各処理液槽31内には、印画紙Pの搬送を行うための搬
送機構32を搭載し、これら各処理液槽31にそれぞれ
連通するサブタンク(図示せず)には、各処理液槽31
内の処理液の温度を所定温度に昇温させるためのヒータ
(図示せず)及び処理液を循環させる循環ポンプ等を設
けている。
【0019】そして、露光済みの印画紙を、現像部3の
処理液槽31内に充填した現像液や定着液等の各種処理
液に侵漬させて、搬送機構32により搬送しながら現像
・漂白・定着・安定等の各処理を順次行った後、この印
画紙Pを、乾燥部4に送り込んで乾燥空気により乾燥
し、続いてプリント排出部5から排出するのである。
【0020】なお、現像部3と乾燥部4とが作動中には
前記乾燥ファン34は作動するように制御されている。
この乾燥ファン34が作動すると、図4の(A)に示し
たように、外気が第2筐体30内に吸引されるために、
筐体の内圧が上昇する。従って、筐体内部の気体は、筐
体の側面に形成された複数の排気スリット(図示せず)
から排出されるとともに、前記受け入れ孔36からも排
出されようとする。なお、筐体内部から外部へ排出され
る気体には、前記処理液槽31から蒸発したガスも含ま
れているので、稼働中は前記ガス抜きファンが運転され
ることによって外部へ排気されるように構成されている
が、これらのガスの一部が第1筐体20内へ流入する
と、第1筐体20内の印画紙や機器類に悪影響を及ぼす
問題がある。
【0021】そこで、本発明においては、図3に示した
ように制御回路27を設け、この制御回路27による前
記換気ファン24の作動/停止を図2に示した運転条件
に基づいて制御するようにした。このような制御を行う
ために、換気ファンの作動/停止を制御する制御回路2
7には露光エンジン22の作動情報だけでなく、乾燥フ
ァン34の作動情報も入力するように構成した。従っ
て、制御回路27は、露光エンジン22の作動情報と乾
燥ファン34の作動情報とに基づいて、図2に示したよ
うな判断条件に従って換気ファン24の作動/停止を判
断するのである。
【0022】即ち、露光エンジン22が作動中には第1
筐体20の内部を換気するために、乾燥ファン34の作
動/停止に係わらず、換気ファン24は作動させる。し
かし、露光エンジン22が非作動中、即ち停止中であっ
ても、乾燥ファン34が作動中であればガスの流入を防
止するために換気ファン24を作動させて第1筐体20
の内圧を上昇させるように制御するのである。従って、
換気ファン24は、露光エンジンが非作動中、即ち停止
中であっても、乾燥ファン34が作動している場合には
強制的に作動させるのである。そのため、図4の(A)
に示したように、現像部3において発生したガスの一部
が前記送り出し孔26を通って第1筐体20内へ流入し
ようとしても、図4の(B)に示したように、換気ファ
ン24によって第1筐体20の内圧が高められているの
で、現像部3からのガスを第2筐体30内へ押し戻すこ
とができる。従って、現像部3で発生したガスが第1筐
体20内へ流入することは防止されるのである。また、
換気ファンを停止する代わりに換気能力を低下させるこ
とによって騒音の抑制と消費電力量の抑制を図ってもよ
い。
【0023】さらに、露光エンジン22が作動していな
いときであって、且つ乾燥ファン34も作動していない
時には、換気ファン24を停止させるので、換気ファン
24の作動による騒音の抑制という課題と、消費電力量
の抑制という課題とを、最適な形で解決することができ
るのである。
【0024】なお、前記露光エンジン22は特許請求の
範囲に記載された発熱源に対応し、前記換気ファン24
は特許請求の範囲に記載された第1の換気手段に対応
し、前記乾燥ファン34は特許請求の範囲に記載された
第2の換気手段に対応し、前記送り出し孔26と受け入
れ孔36によって特許請求の範囲に記載されたように第
2筐体から第1筐体へ流通可能に構成されている。
【0025】なお、露光機構21に用いるデジタル露光
の方式としては、前述したレーザー露光方式に限らず、
PLZTシャッター方式や蛍光ビーム方式や液晶シャッ
ター方式のものを用いてもよい。更には、デジタル露光
方式に限らず、光源からの光を写真フィルムに照射して
透過した光を印画紙上に結像させる構成のアナログ露光
方式を採用することもできる。
【0026】そして、画像データを入力する手段として
は、前記スキャナ部1に代えて、ネットワーク、磁気記
憶媒体、光学的記憶媒体、または光磁気記憶媒体等を使
用することもできる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明では、発熱源と、この発
熱源による発生熱を換気して冷却するための第1の換気
手段とを備えた第1筐体と、外気を取り入れるための第
2の換気手段を備えた第2筐体とを備え、前記第2筐体
内の気体の少なくとも一部が、第1筐体内へ流通可能に
構成されて成る連結筐体において、前記第1の換気手段
は、前記発熱源が停止中には換気能力を低下させ、前記
発熱源が停止中であっても前記第2の換気手段が作動中
には換気能力を増加させるように制御することによっ
て、第1の換気手段の効率的な運転と、第2筐体から第
1筐体への気体の流入防止とを両立させたので、連結筐
体の換気制御方法として最適な方法を提供できるのであ
る。
【0028】請求項2の発明では、連結筐体は、感光材
料へ写真画像を露光する露光部を内蔵した第1筐体と、
露光済みの感光材料を現像・乾燥処理する現像部を内蔵
した第2筐体とから構成され、第1の換気手段は、発熱
源となる露光部による発生熱を換気して冷却するために
外気を吸引する換気ファンとされ、第2の換気手段は、
第2筐体内における乾燥処理のために外気を吸引する乾
燥ファンとされ、前記第1の換気手段は、前記露光部が
停止中には停止させ、前記露光部が停止中であっても前
記第2の換気手段が作動中には作動させるように制御す
ることによって、第1の換気手段の静音化および消費電
力を抑制することと、現像処理によって第2筐体内で発
生したガスが第1筐体へ流入することを防止することと
を両立させることが可能となったので、連結筐体の換気
制御方法として最適な方法を提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した写真処理装置の全体の構成
を説明するために一部を切欠いた正面図である。
【図2】 同写真処理装置の換気ファンの制御条件を示
した図である。
【図3】 同写真処理装置の換気ファンの制御ブロック
図である。
【図4】 筐体内の気体の流れを説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
A 写真処理装置 2 露光部 3 現像部 4 乾燥部 20 第1筐体 22 露光エンジン、発熱源 24 換気ファン、第1の換気手段 30 第2筐体 34 乾燥ファン、第2の換気手段 P 印画紙、感光材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱源と、この発熱源による発生熱を換気
    して冷却するための第1の換気手段とを備えた第1筐体
    と、外気を取り込むための第2の換気手段を備えた第2
    筐体とを備え、前記第2筐体内の気体の少なくとも一部
    が、第1筐体内へ流通可能に構成されて成る連結筐体に
    おける換気制御方法であって、前記第1の換気手段は、
    前記発熱源が非作動中には換気能力を低下させ、前記発
    熱源が非作動中であっても前記第2の換気手段が作動中
    には換気能力を増加させるように制御することによっ
    て、第1の換気手段の効率的な運転と、第2筐体から第
    1筐体への気体の流入防止とを両立させたことを特徴と
    する連結筐体における換気制御方法。
  2. 【請求項2】連結筐体は、感光材料へ写真画像を露光す
    る露光部を内蔵した第1筐体と、露光済みの感光材料を
    現像・乾燥処理する現像ユニットを内蔵した第2筐体と
    から構成され、第1の換気手段は、発熱源となる露光部
    による発生熱を換気して冷却するために外気を吸引する
    換気ファンとされ、第2の換気手段は、第2筐体内にお
    ける乾燥処理のために外気を吸引する乾燥ファンとさ
    れ、前記第1の換気手段は、前記露光部が非作動中には
    停止させ、前記露光部が非作動中であっても前記第2の
    換気手段が作動中には作動させるように制御することに
    よって、第1の換気手段の静音化および消費電力を抑制
    することと、現像処理によって第2筐体内で発生したガ
    スが第1筐体へ流入することを防止することと、を両立
    させたことを特徴とする請求項1に記載の連結筐体にお
    ける換気制御方法。
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