JP2002090107A - ポジションセンサ - Google Patents
ポジションセンサInfo
- Publication number
- JP2002090107A JP2002090107A JP2000280138A JP2000280138A JP2002090107A JP 2002090107 A JP2002090107 A JP 2002090107A JP 2000280138 A JP2000280138 A JP 2000280138A JP 2000280138 A JP2000280138 A JP 2000280138A JP 2002090107 A JP2002090107 A JP 2002090107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- cavity
- position sensor
- frame
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、低コストのベルトを用いて操作部
材の移動を高精度に検出することができる、コストダウ
ンが可能なポジションセンサを提供すること。 【解決手段】 本発明のポジションセンサ1は、内部に
空洞部2を有する横長の筐体3と、空洞部2を構成する
上部壁4bに形成したスリット溝4cと、空洞部2内に
支持されてスリット溝4cに沿って移動操作可能な操作
部材7とを備え、筺体3の長手方向の両端部寄りの第
2、第3空洞部5a、6a内に第1、第2支柱12、2
1を配設し、第1支柱12には第1平歯車13を軸支
し、第2支柱21には第2平歯車23を軸支し、第1、
第2平歯車13、23には無端状のベルト24を帳架
し、このベルト24を操作部材7に係合し、この操作部
材7の移動操作をベルト24を介して伝達可能な多回転
可変抵抗器Tを空洞部2内に配設した。
材の移動を高精度に検出することができる、コストダウ
ンが可能なポジションセンサを提供すること。 【解決手段】 本発明のポジションセンサ1は、内部に
空洞部2を有する横長の筐体3と、空洞部2を構成する
上部壁4bに形成したスリット溝4cと、空洞部2内に
支持されてスリット溝4cに沿って移動操作可能な操作
部材7とを備え、筺体3の長手方向の両端部寄りの第
2、第3空洞部5a、6a内に第1、第2支柱12、2
1を配設し、第1支柱12には第1平歯車13を軸支
し、第2支柱21には第2平歯車23を軸支し、第1、
第2平歯車13、23には無端状のベルト24を帳架
し、このベルト24を操作部材7に係合し、この操作部
材7の移動操作をベルト24を介して伝達可能な多回転
可変抵抗器Tを空洞部2内に配設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポジションセンサに
係わり、特に乗用車等の座席シートの位置検出等に用い
られるポジションセンサに関する。
係わり、特に乗用車等の座席シートの位置検出等に用い
られるポジションセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用車の座席シートの位置検出等
に用いられていたポジションセンサ31は、図21に示
すように、ケース32の上面板33に直線状のスリット
孔34が形成され、図示左側の側板35には円形状の孔
36が設けられていた。また、多回転可変抵抗器37
は、枠38に回転自在に軸支された回転軸39と、枠3
9の下部に取り付けられた絶縁基板40と、この絶縁基
板40上に形成された抵抗体パターン41等と、この抵
抗体パターン41上を摺動可能な摺動子片42を取り付
け、回転軸39の回転によって軸方向の図示左右歩行に
往復移動可能な摺動子受け43とで構成されている。
に用いられていたポジションセンサ31は、図21に示
すように、ケース32の上面板33に直線状のスリット
孔34が形成され、図示左側の側板35には円形状の孔
36が設けられていた。また、多回転可変抵抗器37
は、枠38に回転自在に軸支された回転軸39と、枠3
9の下部に取り付けられた絶縁基板40と、この絶縁基
板40上に形成された抵抗体パターン41等と、この抵
抗体パターン41上を摺動可能な摺動子片42を取り付
け、回転軸39の回転によって軸方向の図示左右歩行に
往復移動可能な摺動子受け43とで構成されている。
【0003】前記回転軸39は、枠38の内部に位置す
る部分に螺旋状のネジ部44が形成され、枠38から図
示左方向に突出する突部45が形成されていた。また、
ネジ部44には摺動子受け43に形成したネジ山46が
噛み合い、回転軸39が回転すると、摺動子受け43が
図示左右方向に往復移動可能になっている。前記摺動子
受け43の移動に伴い、摺動子片42が抵抗体41上を
摺動して、多回転可変抵抗器37の抵抗値が変化するよ
うになっていた。
る部分に螺旋状のネジ部44が形成され、枠38から図
示左方向に突出する突部45が形成されていた。また、
ネジ部44には摺動子受け43に形成したネジ山46が
噛み合い、回転軸39が回転すると、摺動子受け43が
図示左右方向に往復移動可能になっている。前記摺動子
受け43の移動に伴い、摺動子片42が抵抗体41上を
摺動して、多回転可変抵抗器37の抵抗値が変化するよ
うになっていた。
【0004】また、回転軸39の図示左側には、ケース
32の側板35の孔36に回転自在に支持された円柱状
の回転部材47が配設され、この回転部材47に回転軸
39の突部45が圧入嵌合され、回転部材47が回転に
伴って回転軸39も回転可能になっている。また、回転
部材47の外周部には、凹部からなるカム溝48が螺旋
状に形成され、このカム溝48に操作部材49の下端部
が係合している。前記操作部材49は、ケース32のス
リット孔34に支持されて、スリット孔34内を図示左
右に移動可能になっている。
32の側板35の孔36に回転自在に支持された円柱状
の回転部材47が配設され、この回転部材47に回転軸
39の突部45が圧入嵌合され、回転部材47が回転に
伴って回転軸39も回転可能になっている。また、回転
部材47の外周部には、凹部からなるカム溝48が螺旋
状に形成され、このカム溝48に操作部材49の下端部
が係合している。前記操作部材49は、ケース32のス
リット孔34に支持されて、スリット孔34内を図示左
右に移動可能になっている。
【0005】そして、操作部材49を図示左右に移動さ
せることにより、回転部材47が回転し、この回転で回
転軸39が回転すると摺動子受け43が移動して、多回
転可変抵抗器37の抵抗値が変化するようになってい
る。このような従来のポジションセンサ31を、例えば
乗用車の座席のシート(図示せず)位置検出用として用
いる場合は、操作部材49を、シートに取り付けて、乗
用車に搭乗する人のシートの最適位置の時の抵抗値を制
御部材(図示せず)に記憶させ、この制御部材に記憶さ
せた人が搭乗するときは、多回転可変抵抗器37の抵抗
値が、制御部材に記憶させた値になるまで駆動部材(図
示せず)によって座席シートを移動させることにより、
搭乗する人の最適な位置にシートを移動させることがで
きるようになっていた。
せることにより、回転部材47が回転し、この回転で回
転軸39が回転すると摺動子受け43が移動して、多回
転可変抵抗器37の抵抗値が変化するようになってい
る。このような従来のポジションセンサ31を、例えば
乗用車の座席のシート(図示せず)位置検出用として用
いる場合は、操作部材49を、シートに取り付けて、乗
用車に搭乗する人のシートの最適位置の時の抵抗値を制
御部材(図示せず)に記憶させ、この制御部材に記憶さ
せた人が搭乗するときは、多回転可変抵抗器37の抵抗
値が、制御部材に記憶させた値になるまで駆動部材(図
示せず)によって座席シートを移動させることにより、
搭乗する人の最適な位置にシートを移動させることがで
きるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来のポジションセンサ31は、長尺状の回転部材4
7に螺旋状のカム溝48を形成していたので、螺旋状の
カム溝48の加工に時間が掛かりコストアップになる問
題があった。また、操作部材49を左右に移動させると
きに、カム溝48との間に若干の隙間があると、操作部
材49とカム溝48との間でバックラッシュが発生し
て、操作部材49の移動量を正確に検出できないことが
あった。
な従来のポジションセンサ31は、長尺状の回転部材4
7に螺旋状のカム溝48を形成していたので、螺旋状の
カム溝48の加工に時間が掛かりコストアップになる問
題があった。また、操作部材49を左右に移動させると
きに、カム溝48との間に若干の隙間があると、操作部
材49とカム溝48との間でバックラッシュが発生し
て、操作部材49の移動量を正確に検出できないことが
あった。
【0007】また、操作部材49とカム溝48との間の
バックラッシュをなくするために、操作部材49とカム
溝48との間の隙間をなくすると、操作部材49を移動
させるときに、操作部材49をスムーズに移動させるこ
とができなくなり、操作部材49の操作性が悪くなる問
題があった。本発明は前述したような問題点に鑑みてな
されたもので、低コストのベルトを用いて操作部材の移
動を高精度に検出することができる、コストダウンが可
能なポジションセンサを提供することを目的とする。
バックラッシュをなくするために、操作部材49とカム
溝48との間の隙間をなくすると、操作部材49を移動
させるときに、操作部材49をスムーズに移動させるこ
とができなくなり、操作部材49の操作性が悪くなる問
題があった。本発明は前述したような問題点に鑑みてな
されたもので、低コストのベルトを用いて操作部材の移
動を高精度に検出することができる、コストダウンが可
能なポジションセンサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明のポジションセンサは、
内部に空洞部を有する横長の筐体と、前記空洞部を構成
する上部壁に形成したスリット溝と、前記空洞部内に支
持されて前記スリット溝に沿って移動操作可能な操作部
材とを備え、前記筺体の長手方向の両端部寄りの前記空
洞部内に第1、第2支柱を配設し、前記第1支柱には第
1平歯車を軸支し、前記第2支柱には第2平歯車を軸支
し、前記第1、第2平歯車にはこのそれぞれの平歯車に
噛合する無端状のベルトを帳架し、このベルトを前記操
作部材に係合し、この操作部材の前記移動操作を前記ベ
ルトを介して伝達可能な多回転可変抵抗器を前記空洞部
内に配設した構成とした。
の第1の解決手段として本発明のポジションセンサは、
内部に空洞部を有する横長の筐体と、前記空洞部を構成
する上部壁に形成したスリット溝と、前記空洞部内に支
持されて前記スリット溝に沿って移動操作可能な操作部
材とを備え、前記筺体の長手方向の両端部寄りの前記空
洞部内に第1、第2支柱を配設し、前記第1支柱には第
1平歯車を軸支し、前記第2支柱には第2平歯車を軸支
し、前記第1、第2平歯車にはこのそれぞれの平歯車に
噛合する無端状のベルトを帳架し、このベルトを前記操
作部材に係合し、この操作部材の前記移動操作を前記ベ
ルトを介して伝達可能な多回転可変抵抗器を前記空洞部
内に配設した構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記筐体は、前記長手方向の中央部分に
配設した第1ケースと、この第1ケースの一端部側に配
設した第2ケースと、前記第1ケースの他端部側に配設
した第3ケースとを有し、前記空洞部は、前記第1ケー
スに形成した第1空洞部と、この第1空洞部に連接して
前記第2ケースに形成した第2空洞部と、前記第1空洞
部に連接して前記第3ケースに形成した第3空洞部とか
らなり、前記第1ケースに前記スリット溝を形成し、前
記第2空洞部に前記第1支柱を軸支し、前記第3空洞部
に前記第2支柱を軸支した構成とした。
決手段として、前記筐体は、前記長手方向の中央部分に
配設した第1ケースと、この第1ケースの一端部側に配
設した第2ケースと、前記第1ケースの他端部側に配設
した第3ケースとを有し、前記空洞部は、前記第1ケー
スに形成した第1空洞部と、この第1空洞部に連接して
前記第2ケースに形成した第2空洞部と、前記第1空洞
部に連接して前記第3ケースに形成した第3空洞部とか
らなり、前記第1ケースに前記スリット溝を形成し、前
記第2空洞部に前記第1支柱を軸支し、前記第3空洞部
に前記第2支柱を軸支した構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記筐体は、前記第1ケースに前記第
2、第3ケースをそれぞれスナップインして取り付けた
構成とした。
決手段として、前記筐体は、前記第1ケースに前記第
2、第3ケースをそれぞれスナップインして取り付けた
構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記第1支柱には、前記第1平歯車と共
に回転可能な第1はすば歯車を取り付け、前記多回転可
変抵抗器は、内部に回転自在の回転軸を軸支する枠体を
有し、この枠体から突出する前記回転軸の先端部に、前
記第1はすば歯車に噛み合い可能な第2はすば歯車を係
止し、前記操作部材の前記移動操作が前記ベルトから前
記第1、第2はすば歯車を介して前記回転軸に伝達され
て、前記枠体内部に配設した摺動子受けが前記回転軸に
沿って往復移動可能になっている構成とした。
決手段として、前記第1支柱には、前記第1平歯車と共
に回転可能な第1はすば歯車を取り付け、前記多回転可
変抵抗器は、内部に回転自在の回転軸を軸支する枠体を
有し、この枠体から突出する前記回転軸の先端部に、前
記第1はすば歯車に噛み合い可能な第2はすば歯車を係
止し、前記操作部材の前記移動操作が前記ベルトから前
記第1、第2はすば歯車を介して前記回転軸に伝達され
て、前記枠体内部に配設した摺動子受けが前記回転軸に
沿って往復移動可能になっている構成とした。
【0012】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として、前記回転軸は、前記枠体内部に位置する
部分の外周部に螺旋状のネジ部を形成し、このネジ部に
前記摺動子受けを係合させ、前記回転軸の回転に伴って
前記摺動子受けが往復移動するような構成とした。
決手段として、前記回転軸は、前記枠体内部に位置する
部分の外周部に螺旋状のネジ部を形成し、このネジ部に
前記摺動子受けを係合させ、前記回転軸の回転に伴って
前記摺動子受けが往復移動するような構成とした。
【0013】また、前記課題を解決するための第6の解
決手段として、前記第2ケースは、一端部側に前記枠体
を前記第2空洞部に挿入可能な挿入口を有し、前記第2
空洞部には、この第2空洞部に挿入された前記枠体を装
着可能な枠体装着部を有し、前記枠体を前記挿入口から
挿入して前記枠体装着部に装着すると、前記第2はすば
歯車が前記第1はすば歯車に噛み合って、前記第1はす
ば歯車の回転が前記第2はすば歯車をを介して前記回転
軸に伝達されるような構成とした。
決手段として、前記第2ケースは、一端部側に前記枠体
を前記第2空洞部に挿入可能な挿入口を有し、前記第2
空洞部には、この第2空洞部に挿入された前記枠体を装
着可能な枠体装着部を有し、前記枠体を前記挿入口から
挿入して前記枠体装着部に装着すると、前記第2はすば
歯車が前記第1はすば歯車に噛み合って、前記第1はす
ば歯車の回転が前記第2はすば歯車をを介して前記回転
軸に伝達されるような構成とした。
【0014】また、前記課題を解決するための第7の解
決手段として、前記第1及び/または前記2支柱に挿通
して装着したネジリコイルバネを有し、このネジリコイ
ルバネは、一端部を前記空洞部の内壁に当接させると共
に、他端部を前記ベルトの外周面に弾接させて、前記ベ
ルトに張力を付与するような構成とした。
決手段として、前記第1及び/または前記2支柱に挿通
して装着したネジリコイルバネを有し、このネジリコイ
ルバネは、一端部を前記空洞部の内壁に当接させると共
に、他端部を前記ベルトの外周面に弾接させて、前記ベ
ルトに張力を付与するような構成とした。
【0015】また、前記課題を解決するための第8の解
決手段として、前記多回転可変抵抗器は、前記枠体を前
記枠体装着部に装着した状態で前記枠体の後端部から前
記第2ケースの前記一端部側に突出する出力端子を設
け、この出力端子は、前記枠体内部に形成した回路パタ
ーンに電気的に接続されている構成とした。
決手段として、前記多回転可変抵抗器は、前記枠体を前
記枠体装着部に装着した状態で前記枠体の後端部から前
記第2ケースの前記一端部側に突出する出力端子を設
け、この出力端子は、前記枠体内部に形成した回路パタ
ーンに電気的に接続されている構成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のポジションセン
サの実施の形態について、図面に基づいて説明する。図
1は本発明のポジションセンサを示す要部断面図であ
り、図2は図1の上面図であり、図3は図1の左側面図
であり、図4は図1の右側面図であり、図5は本発明に
係わるネジリコイルバネの作用を説明する概略図であ
り、図6は本発明に係わる第1ケース4の正面図であ
り、図7は図6の要部断面図であり、図8〜図11は本
発明に係わる操作部材を示す図であり、図12〜図15
は本発明に係わる第2ケースを示す図であり、図16〜
図19は本発明に係わる第3ケースを示す図であり、図
20は本発明のポジションセンサを座席のシート位置設
定に用いた説明図である。
サの実施の形態について、図面に基づいて説明する。図
1は本発明のポジションセンサを示す要部断面図であ
り、図2は図1の上面図であり、図3は図1の左側面図
であり、図4は図1の右側面図であり、図5は本発明に
係わるネジリコイルバネの作用を説明する概略図であ
り、図6は本発明に係わる第1ケース4の正面図であ
り、図7は図6の要部断面図であり、図8〜図11は本
発明に係わる操作部材を示す図であり、図12〜図15
は本発明に係わる第2ケースを示す図であり、図16〜
図19は本発明に係わる第3ケースを示す図であり、図
20は本発明のポジションセンサを座席のシート位置設
定に用いた説明図である。
【0017】まず、本発明の1実施の形態のポジション
センサ1は、図1に示すように、内部に空洞部2を有す
る横長の筐体3が配設されている。この筐体3は、中央
部分に配設した第1ケース4と、この第1ケース4の図
示左側の一端部側に配設した第2ケース5と、第1ケー
ス4の図示右側の他端部側に配設した第3ケース6とか
らなり、第1ケース4に第2、第3ケース5、6をそれ
ぞれスナップインして取り付けて構成されている。前記
空洞部2は、第1ケース4に形成した第1空洞部4a
と、この第1空洞部4aに連接して第2ケース5に形成
した第2空洞部5aと、第1空洞部4aに連接して第3
ケース6に形成した第3空洞部6aとからなっている。
センサ1は、図1に示すように、内部に空洞部2を有す
る横長の筐体3が配設されている。この筐体3は、中央
部分に配設した第1ケース4と、この第1ケース4の図
示左側の一端部側に配設した第2ケース5と、第1ケー
ス4の図示右側の他端部側に配設した第3ケース6とか
らなり、第1ケース4に第2、第3ケース5、6をそれ
ぞれスナップインして取り付けて構成されている。前記
空洞部2は、第1ケース4に形成した第1空洞部4a
と、この第1空洞部4aに連接して第2ケース5に形成
した第2空洞部5aと、第1空洞部4aに連接して第3
ケース6に形成した第3空洞部6aとからなっている。
【0018】また、第1ケース4は、アルミニウム等の
金属からなり、図6に示すように横長の長尺に形成され
て、引き抜き加工等により内部に第1空洞部4aが長手
方向に貫通形成されている。また、図7に示す第1空洞
部4aを構成する上部壁4bが上方に湾曲して形成さ
れ、この上壁4bの中央部に、所定の幅寸法でスリット
溝4cが形成されている。また、第1ケース4は、図7
に示す左右の上部壁4bの内部に、所定の幅と深さ寸法
の上部ガイド溝4f、4fがそれぞれ形成されている。
また、下部壁4eの内部中央には、第1空洞部4a内に
突出する凸部4gが形成され、この凸部4gの先端部に
は、レール状の下部がイド溝4hが形成されている。ま
た、図6に示す第1ケース4の両端部寄りの側壁4dに
は、それぞれ矩形状のスナップ孔4jが貫通形成されて
いる。また、図6に示す凸部4gの所定位置には取り付
けネジ穴4kが形成されている。
金属からなり、図6に示すように横長の長尺に形成され
て、引き抜き加工等により内部に第1空洞部4aが長手
方向に貫通形成されている。また、図7に示す第1空洞
部4aを構成する上部壁4bが上方に湾曲して形成さ
れ、この上壁4bの中央部に、所定の幅寸法でスリット
溝4cが形成されている。また、第1ケース4は、図7
に示す左右の上部壁4bの内部に、所定の幅と深さ寸法
の上部ガイド溝4f、4fがそれぞれ形成されている。
また、下部壁4eの内部中央には、第1空洞部4a内に
突出する凸部4gが形成され、この凸部4gの先端部に
は、レール状の下部がイド溝4hが形成されている。ま
た、図6に示す第1ケース4の両端部寄りの側壁4dに
は、それぞれ矩形状のスナップ孔4jが貫通形成されて
いる。また、図6に示す凸部4gの所定位置には取り付
けネジ穴4kが形成されている。
【0019】前記第1ケース4の第1空洞部4a内に
は、図8〜図10に示すような操作部材7が位置して配
設されている。前記操作部材7は、図9に示すように、
下部には、第1ケース4の第1空洞部4a内に位置する
本体部7aと、この本体部7aから図示上方に突出し
て、第1ケース4のスリット溝4cに位置するレバー部
7bとで構成されている。また、図10に示す操作部材
7は、本体部7aの左右両肩部から上方に突出する一対
の上部ガイド部7c、7cが形成され、本体部7aの下
部中央には、下方に突出する下部ガイド部7dが形成さ
れている。
は、図8〜図10に示すような操作部材7が位置して配
設されている。前記操作部材7は、図9に示すように、
下部には、第1ケース4の第1空洞部4a内に位置する
本体部7aと、この本体部7aから図示上方に突出し
て、第1ケース4のスリット溝4cに位置するレバー部
7bとで構成されている。また、図10に示す操作部材
7は、本体部7aの左右両肩部から上方に突出する一対
の上部ガイド部7c、7cが形成され、本体部7aの下
部中央には、下方に突出する下部ガイド部7dが形成さ
れている。
【0020】そして、図4に示すように、操作部材7を
第1ケース4の第1空洞部4a内に位置させると、上部
ガイド部7cが、第1ケース4の上部ガイド溝4fに嵌
合し、下部ガイド部7dが、第1ケース4の下部ガイド
溝4hに嵌合し、レバー部7bがスリット溝4cに位置
するようになっている。前記第1ケース4の第1空洞部
4a内に位置する操作部材7は、図1に示すように、レ
バー部7bに横方向の荷重を加えることにより、矢印A
方向、または矢印B方向に移動可能になっている。
第1ケース4の第1空洞部4a内に位置させると、上部
ガイド部7cが、第1ケース4の上部ガイド溝4fに嵌
合し、下部ガイド部7dが、第1ケース4の下部ガイド
溝4hに嵌合し、レバー部7bがスリット溝4cに位置
するようになっている。前記第1ケース4の第1空洞部
4a内に位置する操作部材7は、図1に示すように、レ
バー部7bに横方向の荷重を加えることにより、矢印A
方向、または矢印B方向に移動可能になっている。
【0021】また、操作部材7は、図9に示す本体部7
a中央の下部に、ベルト係合部7eが形成されている。
このベルト係合溝7eは、第1、第2押圧部7f、7g
と、この第1、第2押圧部7f、7gに挟まれたベルト
狭持溝7hとで構成されている。前記ベルト狭持溝7h
の一方の面が凹凸状に形成されて、このベルト狭持溝7
hに後述するベルト24の歯山7a部分が係合可能にな
っている。
a中央の下部に、ベルト係合部7eが形成されている。
このベルト係合溝7eは、第1、第2押圧部7f、7g
と、この第1、第2押圧部7f、7gに挟まれたベルト
狭持溝7hとで構成されている。前記ベルト狭持溝7h
の一方の面が凹凸状に形成されて、このベルト狭持溝7
hに後述するベルト24の歯山7a部分が係合可能にな
っている。
【0022】また、図1に示す第1ケース4の一端部側
である左側にスナップインして取り付けられた第2ケー
ス5を、図12〜図15に基づいて説明する。前記第2
ケース5は、図13に示すように、横長の矩形状に形成
され、内部の第2空洞部5aは図示右側が解放されて所
定深さに形成されている。また第2ケース5は、図13
に示す一端部側である左側の一部に挿入口5bが形成さ
れて、内部の第2空洞部5aが解放されている。そし
て、挿入口5bから後述する多回転可変抵抗器Tが挿入
可能になっている。
である左側にスナップインして取り付けられた第2ケー
ス5を、図12〜図15に基づいて説明する。前記第2
ケース5は、図13に示すように、横長の矩形状に形成
され、内部の第2空洞部5aは図示右側が解放されて所
定深さに形成されている。また第2ケース5は、図13
に示す一端部側である左側の一部に挿入口5bが形成さ
れて、内部の第2空洞部5aが解放されている。そし
て、挿入口5bから後述する多回転可変抵抗器Tが挿入
可能になっている。
【0023】また、図12に示す第2空洞部5aの上部
壁5cには、上部孔5dを有する座グリ部5eが形成さ
れている。また、上部壁5cと対向する下部壁5fの外
面には、図示右側の他端部側から図示左側の一端部方向
に所定の長さの横溝5gが所定の深さで形成されてい
る。この横溝5gには、上部孔5dと対向する位置に下
部孔5hが形成されて、後述する第1支柱12が軸支可
能になっている。また、第2ケース5は、図15に示す
上下の側壁5j、5jから、第2空洞部5a内に突出す
る、後述する多回転可変抵抗器Tの枠体15を第2ケー
ス5に装着可能とする枠体装着部5k、5kが対向状態
で形成されている。
壁5cには、上部孔5dを有する座グリ部5eが形成さ
れている。また、上部壁5cと対向する下部壁5fの外
面には、図示右側の他端部側から図示左側の一端部方向
に所定の長さの横溝5gが所定の深さで形成されてい
る。この横溝5gには、上部孔5dと対向する位置に下
部孔5hが形成されて、後述する第1支柱12が軸支可
能になっている。また、第2ケース5は、図15に示す
上下の側壁5j、5jから、第2空洞部5a内に突出す
る、後述する多回転可変抵抗器Tの枠体15を第2ケー
ス5に装着可能とする枠体装着部5k、5kが対向状態
で形成されている。
【0024】また、第2ケース5は、図13に示す上下
の側壁5j、5jの図示右側端面から、一対のスナップ
脚8が図示右方向に延出形成されている。このスナップ
脚8は、先端部寄りの位置に係合爪8aが突出形成され
て、第1ケース4のスナップ孔4jに第2ケース5をス
ナップインして取付可能になっている。また、図15に
示す一対のスナップ脚8の左右には、それぞれガイド脚
9が形成されており、このガイド脚9が、第2ケース5
を第1ケース4にスナップインするときのガイド部材と
なるようになっている。また、スナップ脚8の根本から
係合爪8aまでの間、及びガイド脚9の側面が側壁4d
の内面に接して、横方向にガタなく取り付けられ、スナ
ップ孔4jと係合爪8aの係合によって上下方向にガタ
なく取り付けられる。
の側壁5j、5jの図示右側端面から、一対のスナップ
脚8が図示右方向に延出形成されている。このスナップ
脚8は、先端部寄りの位置に係合爪8aが突出形成され
て、第1ケース4のスナップ孔4jに第2ケース5をス
ナップインして取付可能になっている。また、図15に
示す一対のスナップ脚8の左右には、それぞれガイド脚
9が形成されており、このガイド脚9が、第2ケース5
を第1ケース4にスナップインするときのガイド部材と
なるようになっている。また、スナップ脚8の根本から
係合爪8aまでの間、及びガイド脚9の側面が側壁4d
の内面に接して、横方向にガタなく取り付けられ、スナ
ップ孔4jと係合爪8aの係合によって上下方向にガタ
なく取り付けられる。
【0025】また、図1に示す第1ケース4の他端部側
である右側にスナップインして取り付けられた第3ケー
ス5を、図16〜図19に基づいて説明する。前記第3
ケース5は、図19に示すように、横長の矩形状に形成
され、内部には図示左側が解放された所定深さの第3空
洞部6aが形成されている。また、図16に示す第3空
洞部6aの上部壁6bには、図示右側端面から所定の幅
寸法で空洞部6aに貫通して切り込みされたスリット溝
6cが形成されている。また、図19に示すスリット溝
6cの右側端部には、スリット溝6cの幅寸法より大き
い寸法の座グリ部6dが形成されている。
である右側にスナップインして取り付けられた第3ケー
ス5を、図16〜図19に基づいて説明する。前記第3
ケース5は、図19に示すように、横長の矩形状に形成
され、内部には図示左側が解放された所定深さの第3空
洞部6aが形成されている。また、図16に示す第3空
洞部6aの上部壁6bには、図示右側端面から所定の幅
寸法で空洞部6aに貫通して切り込みされたスリット溝
6cが形成されている。また、図19に示すスリット溝
6cの右側端部には、スリット溝6cの幅寸法より大き
い寸法の座グリ部6dが形成されている。
【0026】また、図16に示す第3空洞部6aの下部
壁6eには、図示左側端面から図示右側に向けて、横溝
6fが所定の長さと深さ寸法で形成されている。そし
て、図17に示す横溝6fには、左端面から所定寸法右
側の位置に下部孔6gが形成され、この下部孔6gと対
向する上部壁6bの位置に座グリ部6dが位置してい
る。
壁6eには、図示左側端面から図示右側に向けて、横溝
6fが所定の長さと深さ寸法で形成されている。そし
て、図17に示す横溝6fには、左端面から所定寸法右
側の位置に下部孔6gが形成され、この下部孔6gと対
向する上部壁6bの位置に座グリ部6dが位置してい
る。
【0027】また、図19に示す第3ケース6の上下の
側壁6h、6hの左側端面からは、一対のスナップ脚1
0が延出形成されている。このスナップ脚10は、図示
左側の先端部寄りの位置に、係合爪10aが突出形成さ
れて、第3ケース6を第1ケース4のスナップ孔4jに
スナップインして取付可能になっている。また、図18
に示す一対のスナップ脚10の左右には、それぞれガイ
ド脚11が形成されており、このガイド脚11が、第1
ケース4にスナップインするときのガイド部材となるよ
うになっている。また、スナップ脚10の根本から係合
爪10aまでの間、及びガイド脚11の側面が側壁4d
の内面に接して、横方向にガタなく取り付けられ、ま
た、スナップ孔4jと係合爪10aの係合によって上下
方向にガタなく取り付けられている。
側壁6h、6hの左側端面からは、一対のスナップ脚1
0が延出形成されている。このスナップ脚10は、図示
左側の先端部寄りの位置に、係合爪10aが突出形成さ
れて、第3ケース6を第1ケース4のスナップ孔4jに
スナップインして取付可能になっている。また、図18
に示す一対のスナップ脚10の左右には、それぞれガイ
ド脚11が形成されており、このガイド脚11が、第1
ケース4にスナップインするときのガイド部材となるよ
うになっている。また、スナップ脚10の根本から係合
爪10aまでの間、及びガイド脚11の側面が側壁4d
の内面に接して、横方向にガタなく取り付けられ、ま
た、スナップ孔4jと係合爪10aの係合によって上下
方向にガタなく取り付けられている。
【0028】前記第2ケース5には、図1に示すよう
に、上部と下部の孔5d、5hに、第1支柱12が挿通
されて軸支されており、第2空洞部5a内に位置する第
1支柱12には、第1平歯車13と第1はすば歯車14
とが一体的に軸支されていて、第2支柱12の先端部は
Eリングによって、第2ケース5に抜け止めされてる。
そのために、第1はすば歯車14は第1平歯車13と共
に回転可能になっている。また、第2ケース5の第2空
洞部5a内の枠体装着部5kと上部壁5cの間には、図
1に示すような多回転可変抵抗器Tが装着可能になって
いる。
に、上部と下部の孔5d、5hに、第1支柱12が挿通
されて軸支されており、第2空洞部5a内に位置する第
1支柱12には、第1平歯車13と第1はすば歯車14
とが一体的に軸支されていて、第2支柱12の先端部は
Eリングによって、第2ケース5に抜け止めされてる。
そのために、第1はすば歯車14は第1平歯車13と共
に回転可能になっている。また、第2ケース5の第2空
洞部5a内の枠体装着部5kと上部壁5cの間には、図
1に示すような多回転可変抵抗器Tが装着可能になって
いる。
【0029】前記多回転可変抵抗器Tは、形状が矩形状
の枠体15を有し、この枠体15は前側板15aと後側
板15bとで内部が遮蔽されて、内部に中空部15cが
形成されている。この中空部15cには回転軸16が配
設され、この回転軸16は、前側板15aと後側板15
bとに軸支されて回転自在になっている。また、回転軸
16は、枠体15内部の中空部15cに位置する部分の
外周部に、螺旋状のネジ部16aが形成され、このネジ
部16aに摺動子片17aを有する摺動子受け17が係
合しており、回転軸16の回転に伴って摺動子受け17
が枠体15内部を回転軸16に沿って往復移動可能にな
っている。
の枠体15を有し、この枠体15は前側板15aと後側
板15bとで内部が遮蔽されて、内部に中空部15cが
形成されている。この中空部15cには回転軸16が配
設され、この回転軸16は、前側板15aと後側板15
bとに軸支されて回転自在になっている。また、回転軸
16は、枠体15内部の中空部15cに位置する部分の
外周部に、螺旋状のネジ部16aが形成され、このネジ
部16aに摺動子片17aを有する摺動子受け17が係
合しており、回転軸16の回転に伴って摺動子受け17
が枠体15内部を回転軸16に沿って往復移動可能にな
っている。
【0030】また、摺動子片17aが対向する側には、
抵抗体パターン等からなる回路パターン(図示せず)が
形成された絶縁基板18が配設され、この絶縁基板18
には、前記回路パターに電気的に接続されて、カシメ等
により取り付けられた出力端子19が配設されている。
この出力端子19は、枠体15を第2ケース5の挿入口
5bから枠体装着部5kと上部壁5cの間に挿入して装
着すると、出力端子19が挿入口5b側に突出するよう
になっている。また、図1に示す枠体15の前側板15
aから、図示右方向に突出する回転軸16の先端部に
は、第2はすば歯車20が係止されており、多回転可変
抵抗器Tを枠体装着部5kと上部壁5cの間に装着する
と、第2はすば歯車20が第1はすば歯車14に噛み合
い可能になっている。
抵抗体パターン等からなる回路パターン(図示せず)が
形成された絶縁基板18が配設され、この絶縁基板18
には、前記回路パターに電気的に接続されて、カシメ等
により取り付けられた出力端子19が配設されている。
この出力端子19は、枠体15を第2ケース5の挿入口
5bから枠体装着部5kと上部壁5cの間に挿入して装
着すると、出力端子19が挿入口5b側に突出するよう
になっている。また、図1に示す枠体15の前側板15
aから、図示右方向に突出する回転軸16の先端部に
は、第2はすば歯車20が係止されており、多回転可変
抵抗器Tを枠体装着部5kと上部壁5cの間に装着する
と、第2はすば歯車20が第1はすば歯車14に噛み合
い可能になっている。
【0031】また、第3ケース6の上部壁6bのスリッ
ト溝6cと、下部壁6eの下部孔6gとには、図1に示
すように、第2支柱21が挿通されて軸支されている。
なお、座グリ部6dに第2支柱21の一端側の径大部が
はまり込み、図1に示す矢印A、あるいはB方向に移動
不能で、また、他端にはCリングが取り付けられて第3
ケース6に第2支柱21が抜け止めされて取り付けられ
ている。そして、第3ケース6の第3空洞部6a内に位
置する第2支柱21には、ネジリコイルバネ22が挿通
されて装着され、このネジリコイルバネ22は、図5に
示すように、一端部22aを空洞部2である第3空洞部
6aの側壁6hの内壁に当接させると共に、他端部22
bを後述するベルト24の外周面に弾接させるようにな
っている。
ト溝6cと、下部壁6eの下部孔6gとには、図1に示
すように、第2支柱21が挿通されて軸支されている。
なお、座グリ部6dに第2支柱21の一端側の径大部が
はまり込み、図1に示す矢印A、あるいはB方向に移動
不能で、また、他端にはCリングが取り付けられて第3
ケース6に第2支柱21が抜け止めされて取り付けられ
ている。そして、第3ケース6の第3空洞部6a内に位
置する第2支柱21には、ネジリコイルバネ22が挿通
されて装着され、このネジリコイルバネ22は、図5に
示すように、一端部22aを空洞部2である第3空洞部
6aの側壁6hの内壁に当接させると共に、他端部22
bを後述するベルト24の外周面に弾接させるようにな
っている。
【0032】また、図1に示すネジリコイルバネ22の
下部には、第2支柱21に軸支されて回転自在の第2平
歯車23が配設されている。そして、第1平歯車13と
第2平歯車23とには、図5に示すような、内周部に複
数の歯山24aが形成された無端状のベルト24が帳架
されている。前記ベルト24は、操作部材7のベルト狭
持溝7hに挿入されて操作部材7に係合している。ま
た、第1、第2平歯車13、23に帳架したベルト24
は、第2平歯車23近傍の外周面に、ネジリコイルバネ
22の他端部22bが弾接するようになっている。そし
て、ネジリコイルバネ22の他端部22bが弾接した部
分のベルト24は、2点鎖線で示すように内側に撓ん
で、ベルト24に張力を付与するようになっている。そ
のために、ベルト24のたるみが取り除かれて、ベルト
24と第1、第2平車13、23との間に発生するバッ
クラッシュを防止できる。
下部には、第2支柱21に軸支されて回転自在の第2平
歯車23が配設されている。そして、第1平歯車13と
第2平歯車23とには、図5に示すような、内周部に複
数の歯山24aが形成された無端状のベルト24が帳架
されている。前記ベルト24は、操作部材7のベルト狭
持溝7hに挿入されて操作部材7に係合している。ま
た、第1、第2平歯車13、23に帳架したベルト24
は、第2平歯車23近傍の外周面に、ネジリコイルバネ
22の他端部22bが弾接するようになっている。そし
て、ネジリコイルバネ22の他端部22bが弾接した部
分のベルト24は、2点鎖線で示すように内側に撓ん
で、ベルト24に張力を付与するようになっている。そ
のために、ベルト24のたるみが取り除かれて、ベルト
24と第1、第2平車13、23との間に発生するバッ
クラッシュを防止できる。
【0033】このような本発明のポジションセンサ1の
動作は、操作部材7を例えば矢印A方向に移動させる
と、ベルト24を介して第1、第2平歯車13、23が
回転する。すると、第1平歯車13と共に第1はすば歯
車14が回転し、この第1はすば歯車14の回転が第2
はすば歯車20を介して回転軸16に伝達されて回転軸
16が回転する。この回転軸16の回転に伴って、ネジ
部16aに係合する摺動子受け17が回転軸16に沿っ
て、図示左方向に移動する。
動作は、操作部材7を例えば矢印A方向に移動させる
と、ベルト24を介して第1、第2平歯車13、23が
回転する。すると、第1平歯車13と共に第1はすば歯
車14が回転し、この第1はすば歯車14の回転が第2
はすば歯車20を介して回転軸16に伝達されて回転軸
16が回転する。この回転軸16の回転に伴って、ネジ
部16aに係合する摺動子受け17が回転軸16に沿っ
て、図示左方向に移動する。
【0034】前記摺動子受け17が移動することにより
摺動子片17aが、絶縁基板18の抵抗体パターン等か
らなる回路パターン(図示せず)上を直線摺動して、多
回転可変抵抗器Tの抵抗値が変化する。この抵抗値の変
化を検出することによって、操作部材7の移動量が検出
可能になっている。また、操作部材7を矢印B方向に移
動させると、摺動子受け17は右方向に移動するように
なっている。
摺動子片17aが、絶縁基板18の抵抗体パターン等か
らなる回路パターン(図示せず)上を直線摺動して、多
回転可変抵抗器Tの抵抗値が変化する。この抵抗値の変
化を検出することによって、操作部材7の移動量が検出
可能になっている。また、操作部材7を矢印B方向に移
動させると、摺動子受け17は右方向に移動するように
なっている。
【0035】前述したような本発明のポジションセンサ
1の用途を、例えば乗用車の座席のシートの位置設定に
用いたもので説明すると、図20に示すように、座席2
5のシート部26には、本発明のポジションセンサ1の
操作部材7が直接的、あるいは間接的に連結されてい
る。また、シート26は、駆動部材27によって、矢印
C、Dの前後方向に移動可能になっている。
1の用途を、例えば乗用車の座席のシートの位置設定に
用いたもので説明すると、図20に示すように、座席2
5のシート部26には、本発明のポジションセンサ1の
操作部材7が直接的、あるいは間接的に連結されてい
る。また、シート26は、駆動部材27によって、矢印
C、Dの前後方向に移動可能になっている。
【0036】また、ポジションセンサ1の出力端子19
には、検知部材28が接続され、この検知部材28と駆
動部材27とは、制御部材29に接続されている。また
制御部材29には、操作部30が接続されている。前記
操作部30は、例えば複数のキー、または1つのキーが
配設されて、この複数のキー、または1つのキーを傾倒
操作することにより、制御部材29からの指令で駆動部
材27が作動し、シート26を矢印C、または矢印D方
向に移動させるようになっている。
には、検知部材28が接続され、この検知部材28と駆
動部材27とは、制御部材29に接続されている。また
制御部材29には、操作部30が接続されている。前記
操作部30は、例えば複数のキー、または1つのキーが
配設されて、この複数のキー、または1つのキーを傾倒
操作することにより、制御部材29からの指令で駆動部
材27が作動し、シート26を矢印C、または矢印D方
向に移動させるようになっている。
【0037】このシート26の移動に伴って、ポジショ
ンセンサ1の操作部材7も移動し、この操作部材7の移
動によるポジションセンサ1の抵抗値の変化が検知部材
28に送られ、また、検知部材28からの出力値が制御
部材27に送られる。そして、ポジションセンサ1から
の抵抗値変化が検出部材28に送られると、検知部材2
8から抵抗値変化に対応した所定の出力値が制御部材2
9に送られる。 この出力値が、制御部材27内に予め
メモリーした値と同じになった時点で、制御部材29か
ら駆動部材27に停止指令が出されて、駆動部材27の
駆動、及びシート26の移動が停止して、シート26を
所望の位置に位置合わせして停止させることができる。
ンセンサ1の操作部材7も移動し、この操作部材7の移
動によるポジションセンサ1の抵抗値の変化が検知部材
28に送られ、また、検知部材28からの出力値が制御
部材27に送られる。そして、ポジションセンサ1から
の抵抗値変化が検出部材28に送られると、検知部材2
8から抵抗値変化に対応した所定の出力値が制御部材2
9に送られる。 この出力値が、制御部材27内に予め
メモリーした値と同じになった時点で、制御部材29か
ら駆動部材27に停止指令が出されて、駆動部材27の
駆動、及びシート26の移動が停止して、シート26を
所望の位置に位置合わせして停止させることができる。
【0038】本発明のポジションセンサ1の実施の形態
の説明では、筺体3を第1ケース4、第2ケース5、第
3ケース6に分割したもので説明したが、筺体3は分割
しないで一体形成したものでも良い。即ち、図示は省略
するが、内部に空洞部を有する筐体と、前記空洞部を構
成する上壁に形成したスリット溝と、前記空洞部内に支
持されて前記スリット溝に沿って移動可能な操作部材と
を備え、前記筺体の長手方向の両端部寄りの前記空洞部
内に第1、第2支柱を配設し、前記第1支柱には第1平
歯車を軸支し、前記第2支柱には第2平歯車を軸支し、
前記第1、第2平歯車には無端状のベルトを張架し、こ
のベルトを前記操作部材に係合し、この操作部材の移動
操作を前記ベルトを介して伝達可能な多回転可変抵抗器
を前記空洞部内に配設したものでも良い。
の説明では、筺体3を第1ケース4、第2ケース5、第
3ケース6に分割したもので説明したが、筺体3は分割
しないで一体形成したものでも良い。即ち、図示は省略
するが、内部に空洞部を有する筐体と、前記空洞部を構
成する上壁に形成したスリット溝と、前記空洞部内に支
持されて前記スリット溝に沿って移動可能な操作部材と
を備え、前記筺体の長手方向の両端部寄りの前記空洞部
内に第1、第2支柱を配設し、前記第1支柱には第1平
歯車を軸支し、前記第2支柱には第2平歯車を軸支し、
前記第1、第2平歯車には無端状のベルトを張架し、こ
のベルトを前記操作部材に係合し、この操作部材の移動
操作を前記ベルトを介して伝達可能な多回転可変抵抗器
を前記空洞部内に配設したものでも良い。
【0039】また、本発明においては、ネジリコイルバ
ネ22を第2支柱21だけに挿通させたもので説明した
が、第1支柱12に挿通させたものでも良い。または、
第1、第2支柱12、21の両方に挿通させたものでも
良い。即ち、第1及び/または2支柱12、21に挿通
して装着したネジリコイルバネ22を有し、このネジリ
コイルバネ22は、一端部22aを空洞部2の内壁に当
接させると共に、他端部22bをベルト24の外周面に
弾接させて、ベルト24に張力を付与するようにしたも
のでも良い。
ネ22を第2支柱21だけに挿通させたもので説明した
が、第1支柱12に挿通させたものでも良い。または、
第1、第2支柱12、21の両方に挿通させたものでも
良い。即ち、第1及び/または2支柱12、21に挿通
して装着したネジリコイルバネ22を有し、このネジリ
コイルバネ22は、一端部22aを空洞部2の内壁に当
接させると共に、他端部22bをベルト24の外周面に
弾接させて、ベルト24に張力を付与するようにしたも
のでも良い。
【0040】
【発明の効果】本発明のポジションセンサは、無端状の
ベルトを操作部材に係合し、この操作部材の移動操作を
前記ベルトを介して伝達可能な多回転可変抵抗器を前記
空洞部内に配設したので、操作部材を長ストロークで移
動させることができると共に、低コストのベルトを用い
ることによりコストダウンが可能なポジションセンサを
提供できる。
ベルトを操作部材に係合し、この操作部材の移動操作を
前記ベルトを介して伝達可能な多回転可変抵抗器を前記
空洞部内に配設したので、操作部材を長ストロークで移
動させることができると共に、低コストのベルトを用い
ることによりコストダウンが可能なポジションセンサを
提供できる。
【0041】また、筐体は、中央部分に配設した第1ケ
ースと、この第1ケースの一端部側に配設した第2ケー
スと、第1ケースの他端部側に配設した第3ケースとを
有し、第1ケースにスリット溝を形成し、第2ケースの
第2空洞部に第1支柱を軸支し、第3ケースの第3空洞
部に第2支柱を軸支したので、筺体を第1、第2、第3
ケースに分割することにより、長尺のポジションセンサ
を提供できる。また、筺体を分割することにより、強度
の必要な部分だけを剛性の高い材質で形成し、その他の
部分を剛性の低い材質で形成することができ、コストダ
ウンが可能である。また、第2ケースに第1支柱を軸支
し、第3ケースに第2支柱を軸支した状態で第1ケース
に取り付けることができ、組立性が良い。
ースと、この第1ケースの一端部側に配設した第2ケー
スと、第1ケースの他端部側に配設した第3ケースとを
有し、第1ケースにスリット溝を形成し、第2ケースの
第2空洞部に第1支柱を軸支し、第3ケースの第3空洞
部に第2支柱を軸支したので、筺体を第1、第2、第3
ケースに分割することにより、長尺のポジションセンサ
を提供できる。また、筺体を分割することにより、強度
の必要な部分だけを剛性の高い材質で形成し、その他の
部分を剛性の低い材質で形成することができ、コストダ
ウンが可能である。また、第2ケースに第1支柱を軸支
し、第3ケースに第2支柱を軸支した状態で第1ケース
に取り付けることができ、組立性が良い。
【0042】また、筐体は、前記第1ケースに前記第
2、第3ケースをそれぞれスナップインして取り付けた
ので、接着剤等が必要なく、更に組立性の良いポジショ
ンセンサを提供できる。
2、第3ケースをそれぞれスナップインして取り付けた
ので、接着剤等が必要なく、更に組立性の良いポジショ
ンセンサを提供できる。
【0043】また、多回転可変抵抗器は、内部に回転自
在の回転軸を軸支する枠体を有し、この枠体から突出す
る回転軸の先端部に、第1はすば歯車に噛み合い可能な
第2はすば歯車を係止し、操作部材の移動操作がベルト
から第1、第2はすば歯車を介して回転軸に伝達され
て、枠体内部に配設した摺動子受けが回転軸に沿って往
復移動可能になっているので、操作部材の移動距離を長
ストロークにすることができ、本発明のポジションセン
サの用途を広げることができる。
在の回転軸を軸支する枠体を有し、この枠体から突出す
る回転軸の先端部に、第1はすば歯車に噛み合い可能な
第2はすば歯車を係止し、操作部材の移動操作がベルト
から第1、第2はすば歯車を介して回転軸に伝達され
て、枠体内部に配設した摺動子受けが回転軸に沿って往
復移動可能になっているので、操作部材の移動距離を長
ストロークにすることができ、本発明のポジションセン
サの用途を広げることができる。
【0044】また、回転軸は、枠体内部に位置する部分
の外周部に螺旋状のネジ部を形成し、このネジ部に摺動
子受けを係合させ、回転軸の回転に伴って摺動子受けが
往復移動するようにしたので、操作部材の移動量を低コ
ストの可変抵抗器で検出することができ、低コストのポ
ジションセンサを提供できる。
の外周部に螺旋状のネジ部を形成し、このネジ部に摺動
子受けを係合させ、回転軸の回転に伴って摺動子受けが
往復移動するようにしたので、操作部材の移動量を低コ
ストの可変抵抗器で検出することができ、低コストのポ
ジションセンサを提供できる。
【0045】また、枠体を第2ケースの挿入口から挿入
して枠体装着部に装着すると、第2はすば歯車が第1は
すば歯車に噛み合って、第1はすば歯車の回転が第2は
すば歯車をを介して回転軸に伝達されるようになってい
るので、組立性の良いポジションセンサを提供できる。
して枠体装着部に装着すると、第2はすば歯車が第1は
すば歯車に噛み合って、第1はすば歯車の回転が第2は
すば歯車をを介して回転軸に伝達されるようになってい
るので、組立性の良いポジションセンサを提供できる。
【0046】また、第1及び/または2支柱に挿通して
装着したネジリコイルバネを有し、このネジリコイルバ
ネは、一端部を空洞部の内壁に当接させると共に、他端
部をベルトの外周面に弾接させて、ベルトに張力を付与
するようにしたので、長時間使用していてベルトに弛み
が発生しても、この弛みをネジリコイルバネで取ること
ができる。そのために、操作部材の移動操作を摺動子受
けにバックラッシュなく伝達することができ、高精度の
ポジションセンサを提供できる。
装着したネジリコイルバネを有し、このネジリコイルバ
ネは、一端部を空洞部の内壁に当接させると共に、他端
部をベルトの外周面に弾接させて、ベルトに張力を付与
するようにしたので、長時間使用していてベルトに弛み
が発生しても、この弛みをネジリコイルバネで取ること
ができる。そのために、操作部材の移動操作を摺動子受
けにバックラッシュなく伝達することができ、高精度の
ポジションセンサを提供できる。
【0047】また、多回転可変抵抗器は、枠体を枠体装
着部に装着した状態で枠体の後端部から第2ケースの一
端部側に突出する出力端子を設け、この出力端子は、枠
体内部に形成した回路パターンに電気的に接続している
ので、出力端子にコネクタ等を嵌合させることにり、抵
抗値に変化を容易に取り出し可能なポジションセンサを
提供できる。
着部に装着した状態で枠体の後端部から第2ケースの一
端部側に突出する出力端子を設け、この出力端子は、枠
体内部に形成した回路パターンに電気的に接続している
ので、出力端子にコネクタ等を嵌合させることにり、抵
抗値に変化を容易に取り出し可能なポジションセンサを
提供できる。
【図1】本発明のポジションセンサを示す要部断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】本発明に係わるネジリコイルバネの作用を説明
する概略図である。
する概略図である。
【図6】本発明に係わる第1ケース4の正面図である。
【図7】図6の側面図の要部断面図である。
【図8】本発明に係わる操作部材を示す図である。
【図9】本発明に係わる操作部材を示す図である。
【図10】本発明に係わる操作部材を示す図である。
【図11】本発明に係わる操作部材を示す図である。
【図12】本発明に係わる第2ケースを示す図である。
【図13】本発明に係わる第2ケースを示す図である。
【図14】本発明に係わる第2ケースを示す図である。
【図15】本発明に係わる第2ケースを示す図である。
【図16】本発明に係わる第3ケースを示す図である。
【図17】本発明に係わる第3ケースを示す図である。
【図18】本発明に係わる第3ケースを示す図である。
【図19】本発明に係わる第3ケースを示す図である。
【図20】本発明のポジションセンサを座席のシート位
置設定に用いた説明図である。
置設定に用いた説明図である。
【図21】従来のポジションセンサの要部断面図であ
る。
る。
1 ポジションセンサ 2 空洞部 3 筺体 4 第1ケース 5 第2ケース 6 第3ケース 7 操作部材 8 スナップ脚 9 ガイド脚 10 スナップ脚 11 ガイド脚 12 第1支柱 13 第1平歯車 14 第1はすば歯車 15 枠体 16 回転軸 17 摺動子受け 18 絶縁基板 19 出力端子 20 第2はすば歯車 21 第2支柱 22 ネジリコイルバネ 23 第2平歯車 24 ベルト
Claims (8)
- 【請求項1】 内部に空洞部を有する横長の筐体と、前
記空洞部を構成する上部壁に形成したスリット溝と、前
記空洞部内に支持されて前記スリット溝に沿って移動操
作可能な操作部材とを備え、前記筺体の長手方向の両端
部寄りの前記空洞部内に第1、第2支柱を配設し、前記
第1支柱には第1平歯車を軸支し、前記第2支柱には第
2平歯車を軸支し、前記第1、第2平歯車にはこのそれ
ぞれの平歯車に噛合する無端状のベルトを帳架し、この
ベルトを前記操作部材に係合し、この操作部材の前記移
動操作を前記ベルトを介して伝達可能な多回転可変抵抗
器を前記空洞部内に配設したことを特徴とするポジショ
ンセンサ。 - 【請求項2】 前記筐体は、前記長手方向の中央部分に
配設した第1ケースと、この第1ケースの一端部側に配
設した第2ケースと、前記第1ケースの他端部側に配設
した第3ケースとを有し、前記空洞部は、前記第1ケー
スに形成した第1空洞部と、この第1空洞部に連接して
前記第2ケースに形成した第2空洞部と、前記第1空洞
部に連接して前記第3ケースに形成した第3空洞部とか
らなり、前記第1ケースに前記スリット溝を形成し、前
記第2空洞部に前記第1支柱を軸支し、前記第3空洞部
に前記第2支柱を軸支したことを特徴とする請求項1記
載のポジションセンサ。 - 【請求項3】 前記筐体は、前記第1ケースに前記第
2、第3ケースをそれぞれスナップインして取り付けた
ことを特徴とする請求項2記載のポジションセンサ。 - 【請求項4】 前記第1支柱には、前記第1平歯車と共
に回転可能な第1はすば歯車を取り付け、前記多回転可
変抵抗器は、内部に回転自在の回転軸を軸支する枠体を
有し、この枠体から突出する前記回転軸の先端部に、前
記第1はすば歯車に噛み合い可能な第2はすば歯車を係
止し、前記操作部材の前記移動操作が前記ベルトから前
記第1、第2はすば歯車を介して前記回転軸に伝達され
て、前記枠体内部に配設した摺動子受けが前記回転軸に
沿って往復移動可能になっていることを特徴とする請求
項1、2、または3記載のポジションセンサ。 - 【請求項5】 前記回転軸は、前記枠体内部に位置する
部分の外周部に螺旋状のネジ部を形成し、このネジ部に
前記摺動子受けを係合させ、前記回転軸の回転に伴って
前記摺動子受けが往復移動するようにしたことを特徴と
する請求項4記載のポジションセンサ。 - 【請求項6】 前記第2ケースは、一端部側に前記枠体
を前記第2空洞部に挿入可能な挿入口を有し、前記第2
空洞部には、この第2空洞部に挿入された前記枠体を装
着可能な枠体装着部を有し、前記枠体を前記挿入口から
挿入して前記枠体装着部に装着すると、前記第2はすば
歯車が前記第1はすば歯車に噛み合って、前記第1はす
ば歯車の回転が前記第2はすば歯車をを介して前記回転
軸に伝達されるようにしたことを特徴とする請求項4、
または5記載のポジションセンサ。 - 【請求項7】 前記第1及び/または前記2支柱に挿通
して装着したネジリコイルバネを有し、このネジリコイ
ルバネは、一端部を前記空洞部の内壁に当接させると共
に、他端部を前記ベルトの外周面に弾接させて、前記ベ
ルトに張力を付与するようにしたことを特徴とする請求
項1ないし6記載のポジションセンサ。 - 【請求項8】 前記多回転可変抵抗器は、前記枠体を前
記枠体装着部に装着した状態で前記枠体の後端部から前
記第2ケースの前記一端部側に突出する出力端子を設
け、この出力端子は、前記枠体内部に形成した回路パタ
ーンに電気的に接続されていることを特徴とする請求項
6、または7記載のポジションセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280138A JP2002090107A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | ポジションセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280138A JP2002090107A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | ポジションセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002090107A true JP2002090107A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18765033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000280138A Withdrawn JP2002090107A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | ポジションセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002090107A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017503345A (ja) * | 2013-12-18 | 2017-01-26 | 江▲蘇▼多▲維▼科技有限公司Multidimension Technology Co., Ltd. | 非接触型リニアポテンショメータ |
JP2021151912A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 自動倉庫システム |
-
2000
- 2000-09-11 JP JP2000280138A patent/JP2002090107A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017503345A (ja) * | 2013-12-18 | 2017-01-26 | 江▲蘇▼多▲維▼科技有限公司Multidimension Technology Co., Ltd. | 非接触型リニアポテンショメータ |
JP2021151912A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 自動倉庫システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3495259B2 (ja) | 車両用レバースイッチの構造 | |
JP4066037B2 (ja) | 操作パネルの回転スイッチ機構 | |
KR102165848B1 (ko) | 리모트 쉬프트 레버 스위칭 유니트 | |
JP2004281291A (ja) | 電子機器およびそれに用いられる押し釦 | |
EP1146530A1 (en) | Multidirectional input device | |
JP2011192394A (ja) | レバー操作装置 | |
KR101363189B1 (ko) | 차량 변속 유니트 및 이의 제어 방법 | |
JP3765550B2 (ja) | 車載用ノブスイッチ装置 | |
JP5809999B2 (ja) | 車載用レバースイッチ装置 | |
US6796202B2 (en) | Switch operating mechanism | |
JP2002090107A (ja) | ポジションセンサ | |
JP2008192559A (ja) | 車載用ノブスイッチ | |
JP2004055392A (ja) | 多方向入力装置 | |
JP4502538B2 (ja) | 車両のステアリングロック装置 | |
JP2011103116A (ja) | 操作感触可変入力装置 | |
US6670945B1 (en) | Volume integral type multi-directional input apparatus | |
JPH1153997A (ja) | 車両用レバースイッチの構造 | |
JP2015220065A (ja) | 電子機器 | |
US10941854B2 (en) | Operating device | |
JP2011192392A (ja) | レバー操作装置 | |
JP3832842B2 (ja) | 車両用レバースイッチの構造 | |
JP3313967B2 (ja) | 検出装置 | |
JP2003045287A (ja) | 車載用スイッチ装置 | |
JP4395857B2 (ja) | ボリューム一体型多方向入力装置 | |
JP3819677B2 (ja) | 入力装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041102 |