JP2002089931A - 加熱気化式加湿機およびその故障検知方法 - Google Patents

加熱気化式加湿機およびその故障検知方法

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JP2002089931A JP2000275748A JP2000275748A JP2002089931A JP 2002089931 A JP2002089931 A JP 2002089931A JP 2000275748 A JP2000275748 A JP 2000275748A JP 2000275748 A JP2000275748 A JP 2000275748A JP 2002089931 A JP2002089931 A JP 2002089931A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環ポンプの故障を的確に検知できる加熱気
化式加湿機およびその故障検知方法を提供する。 【解決手段】 常時一定量の水を収容する水槽7と、前
記水槽7内の水を加熱し温水とするヒーター6と、前記
温水の温度を測定する水温検知部11と、前記水槽7内
の水面に触れることなく設けられた気化エレメント8
と、前記水槽7内の水を汲み上げて前記気化エレメント
8に給水する循環ポンプ9と、前記気化エレメント8を
通して送風を外部に放出する送風ファン10とを備え、
前記温水温度が所定温度に達した後に前記循環ポンプ9
ならびに前記送風ファン10を動作させ、その後の温水
温度の変化を前記水温検知部11において検知し、その
結果により前記循環ポンプ9の故障を判定するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加熱気化式加湿
機およびその故障検知方法に関し、特に、循環ポンプの
故障検知に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加熱気化式加湿機は、気化エレメントへ
温水を給水し、その気化エレメントへ向け送風を行うこ
とにより気化加湿を行っていた。したがって、気化エレ
メントへ温水を給水しなければ加湿は行えず、加湿を行
うには確実に気化エレメントへ温水が供給されている必
要があった。このため、気化エレメントへ温水が給水さ
れているかを確認するのに、次に示すような方策を行っ
ていた。
【0003】従来の加熱気化式加湿機において、気化エ
レメントへの給水に循環ポンプを使用する方式のものに
は、通常は流量計が取付けられており、この流量計によ
り循環ポンプの故障を検知していた。
【0004】図4は、従来の加熱気化式加湿機の循環ポ
ンプ故障検知方法を実施する制御装置の構成図である。
図中、1はマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)であって、メモリ2,CPU3,入力回路4および
出力回路5を有しており、前記メモリ2に記憶されたプ
ログラムにより加湿機の制御を行う。
【0005】7は水槽であり、常時一定量の水を収容す
る。6は水槽7内の水を加熱し、温水とする為のヒータ
ーである。8は気化エレメントであり、温水を給水する
ことにより加湿を行う。9は循環ポンプであり、水槽7
内の温水を気化エレメント8へ供給し、循環させる。1
2は循環ポンプ9から気化エレメント8へ供給される温
水の流量を測定する流量計である。10は送風ファンで
あり、気化エレメント8に向けて送風をすることにより
加湿量を増加させる。
【0006】図5は、従来の加熱気化式加湿機の循環ポ
ンプ故障検知方法を示すフローチャートである。まず、
ステップS1により循環ポンプ故障検知工程が開始され
るとステップS2cに移行する。ステップS2cでは、
マイコン1の出力回路5からヒーター6,送風ファン1
0,循環ポンプ9をオンさせる信号が出力され、加熱気
化加湿を開始する。
【0007】次に、ステップS3cでは、循環ポンプ9
から気化エレメント8へ供給される温水の流量Aを流量
計12により測定し、測定結果をマイコン1の入力回路
4に対して出力する。ステップS4cでは、ステップS
3cでの測定された流量Aと予めメモリ2に記憶されて
いる規定流量BをCPU3で比較し、比較結果がA≧B
の場合には循環ポンプ9が正常に動作していると判定し
て、ステップS8へ移行し加湿制御を継続する。これに
対してCPU3での比較結果がA≧Bとならなかった場
合には循環ポンプ9が故障していると判定して、ステッ
プS9へ移行し加湿制御を停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の加熱気化式加湿機の循環ポンプ故障検知方法
においては、循環ポンプ9が故障しているかの確認を行
うのに、流量計12が必要となる為、コストが高くなる
という問題点があった。
【0009】この発明は、上記問題点を解消する為にな
されたもので、循環ポンプの故障を的確に検知すること
のできる加熱気化式加湿機およびその故障検知方法を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る加熱気
化式加湿機では、常時一定量の水を収容する水槽と、前
記水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水
の温度を測定する水温検知部と、前記水槽の水を気化す
るための気化エレメントと、前記水槽内の水を汲み上げ
て前記気化エレメントに給水する循環ポンプと、前記気
化エレメントを通して送風を外部に放出する送風ファン
とを備え、マイクロコンピュータにより制御を行うもの
において、前記水温検知部により検知された水槽の温水
温度と第1の記憶手段に記憶された所定温度とを比較し
て、温水温度が所定温度に達しているときに前記循環ポ
ンプならびに前記送風ファンを動作させる作動手段と、
前記水温検知部により検知された循環ポンプならびに前
記送風ファンの動作による前記温水温度の変化を第2の
記憶手段に記憶させた温度差と比較し前記循環ポンプの
故障を判定する判定手段とを前記マイクロコンピュータ
により構成したものである。
【0011】第2の発明に係る加熱気化式加湿機では、
常時一定量の水を収容する水槽と、前記水槽内の水を加
熱し温水とするヒーターと、前記温水の温度を測定する
水温検知部と、前記水槽の水を気化するための気化エレ
メントと、前記水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメ
ントに給水する循環ポンプと、前記気化エレメントを通
して送風を外部に放出する送風ファンとを備え、マイク
ロコンピュータにより制御を行うものにおいて、前記水
温検知部により検知された水槽の温水温度と第1の記憶
手段に記憶された所定温度とを比較して、温水温度が所
定温度に達していないときはヒーターを動作させ、温水
温度が所定温度に達するとヒーターを不動作とするとと
もに、前記循環ポンプならびに前記送風ファンを動作さ
せる作動手段と、前記水温検知部により検知された循環
ポンプならびに前記送風ファンの動作による前記温水温
度の変化を第2の記憶手段に記憶させた温度差と比較し
前記循環ポンプの故障を判定する判定手段とを前記マイ
クロコンピュータにより構成したものである。
【0012】第3の発明に係る加熱気化式加湿機では、
前記判定手段による循環ポンプの故障判定回数を計数
し、計数された故障判定回数が規定回数以上のとき循環
ポンプが故障状態であると決定づける決定手段を設けた
ものである。
【0013】第4の発明に係る加熱気化式加湿機の故障
検知方法では、常時一定量の水を収容する水槽と、前記
水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
温度を測定する水温検知部と、気化エレメントと、前記
水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに給水する
循環ポンプと、前記気化エレメントを通して送風を外部
に放出する送風ファンとを備えた加熱気化式加湿機の故
障を検知するにあたり、前記循環ポンプならびに前記送
風ファンの動作による温水温度の変化を前記水温検知部
において検知し、その結果により前記循環ポンプの故障
を判定するようにしたものである。
【0014】第5の発明に係る加熱気化式加湿機の故障
検知方法では、常時一定量の水を収容する水槽と、前記
水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
温度を測定する水温検知部と、気化エレメントと、前記
水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに給水する
循環ポンプと、前記気化エレメントを通して送風を外部
に放出する送風ファンとを備えた加熱気化式加湿機の故
障を検知するにあたり、前記温水温度が所定温度に達し
た後に前記循環ポンプならびに前記送風ファンを動作さ
せ、その後の温水温度の変化を前記水温検知部において
検知し、その結果により前記循環ポンプの故障を判定す
るようにしたものである。
【0015】第6の発明に係る加熱気化式加湿機の故障
検知方法では、常時一定量の水を収容する水槽と、前記
水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
温度を測定する水温検知部と、気化エレメントと、前記
水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに給水する
循環ポンプと、前記気化エレメントを通して送風を外部
に放出する送風ファンとを備えた加熱気化式加湿機の故
障を検知するにあたり、前記温水温度が所定温度に達し
た後に前記ヒーターを不動作とするとともに前記循環ポ
ンプならびに前記送風ファンを動作させ、その後の温水
温度の変化を前記水温検知部において検知し、その結果
により前記循環ポンプの故障を判定するようにしたもの
である。
【0016】第7の発明に係る加熱気化式加湿機の故障
検知方法では、常時一定量の水を収容する水槽と、前記
水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
温度を測定する水温検知部と、気化エレメントと、前記
水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに給水する
循環ポンプと、前記気化エレメントを通して送風を外部
に放出する送風ファンとを備えた加熱気化式加湿機の故
障を検知するにあたり、前記温水温度が所定温度に達し
ていないときは前記ヒーターを動作させ、前記温水温度
が所定温度に達すると前記ヒーターを不動作とするとと
もに前記循環ポンプならびに前記送風ファンを動作さ
せ、その後の温水温度の変化を前記水温検知部において
検知し、その結果により前記循環ポンプの故障を判定す
るようにしたものである。
【0017】第8の発明に係る加熱気化式加湿機の故障
検知方法では、前記温水温度の変化を前記水温検知部に
おいて複数回検知し、その結果により規定回数以上前記
循環ポンプが故障とみなされた場合、前記循環ポンプの
故障を決定するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態1を図1および図2に基づいて説明する。図1
は、この発明による実施の形態1における加熱気化式加
湿機の循環ポンプ故障検知方法を実施する制御装置の構
成図である。図中、1はマイコンであって、メモリ2,
CPU3,入力回路4および出力回路5を有しており、
前記メモリ2に記憶されたプログラムにより前記CPU
3の機能によって加湿機の制御を行う。7は水槽であ
り、常時一定量の水を収容する。6は水槽7内の水を加
熱し温水とする為のヒーターであり、11は水温検知部
である水温サーミスタで、ヒーター6により加熱された
温水の温度T1を測定し、測定結果をマイコン1の入力
回路4に対して出力する。また、マイコン1のメモリ2
には所定の温度T2が記憶されており、CPU3におい
て所定温度T2と入力回路4から読込まれた温水温度T
1とを比較する。
【0019】8は気化エレメントであり、温水を給水す
ることにより加湿を行う。9は循環ポンプであり、水槽
7内の温水を気化エレメント8へ供給し、循環させる。
10は送風ファンであり、気化エレメント8に向けて送
風をすることにより加湿量を増加させる。
【0020】次に、動作について説明する。図2は、実
施の形態1における加熱気化式加湿機の循環ポンプ故障
検知方法を示すフローチャートである。
【0021】まず、ステップS1から循環ポンプ故障検
知工程が開始されると、ステップS2に移行する。ステ
ップS2では、マイコン1の出力回路5からヒーター6
をオンさせる信号、および、送風ファン10,循環ポン
プ9をオフさせる信号が出力される。マイコン1のCP
U3は、ヒーター6をオンまたはオフさせる信号を出力
回路5に導出するとともに、送風ファン10,循環ポン
プ9をオフまたはオンさせる信号を出力回路5に導出す
る作動手段としての機能を有し、ステップS2への移行
に応じて、ヒーター6をオンさせる信号、および、送風
ファン10,循環ポンプ9をオフさせる信号を出力回路
5に導出するのである。
【0022】次に、ステップS3では、ステップS2に
おいて加熱された温水の温度T1を水温検知部11で測
定し、測定結果をマイコン1の入力回路4に対して出力
する。ステップS4では、ステップS3で測定された温
水温度T1と、予めメモリ2に記憶された所定温度T2
をCPU3で比較する。マイコン1におけるCPU3の
機能としての前記作動手段は、水温検知部11で検知さ
れた水槽7内の温水の温度T1と、メモリ2の記憶領域
で構成された第1の記憶手段に予め記憶された所定温度
T2とを比較するのである。この比較結果がT1≧T2
と判定された場合にはステップS5に移行する。逆に、
T1≧T2と判定されなかった場合はステップS3に移
行し、再度、温水温度T1の測定を行う。
【0023】ステップS5では、マイコン1の出力回路
5からヒーター6をオフさせ、送風ファン10,循環ポ
ンプ9をオンさせる信号が出力される。マイコン1にお
けるCPU3の機能としての前記作動手段は、水温検知
部11で検知された水槽7内の温水の温度T1が、メモ
リ2の記憶領域で構成された第1の記憶手段に予め記憶
された所定温度T2に達しているとして、ヒーター6を
オフさせ、送風ファン10,循環ポンプ9をオンさせる
信号を出力回路5に導出するのである。これにより、ス
テップS3〜S4で加熱された温水は循環ポンプ9によ
り気化エレメント8に供給され、気化エレメント8にお
いて送風ファン10より発生した風により気化熱を奪わ
れ水温は低下する。
【0024】ステップS6では、ステップS5で低下し
た温水温度T3を水温検知部11で測定し、測定結果を
マイコン1の入力回路4に対して出力する。ステップS
7では、ステップS6で測定された温水温度T3と所定
温度T2を比較し、予めメモリ2に記憶された温度差Δ
Tよりも温度差(T2−T3)が有るかどうかをCPU
3で判定する。このとき、(T2−T3)≧ΔTと判定
された場合、循環ポンプ9は正常に動作していると見な
し、ステップS8に移行して加湿制御を続行する。これ
に対して、(T2−T3)≧ΔTと判定されなかった場
合、循環ポンプ9は故障していると見なし、ステップS
9に移行して加湿制御を停止させる。マイコン1のCP
U3は、ステップS6で水温検知部11により検知され
た温水温度T2と、メモリ2の記憶領域で構成された第
1の記憶手段に予め記憶された所定温度T2とを比較
し、その温度差(T2−T3)がメモリ2の記憶領域で
構成された第2の記憶手段に予め記憶された温度差ΔT
以上であるかどうかを検出して、(T2−T3)≧ΔT
であれば、循環ポンプ9は正常に動作していると見な
し、ステップS8に移行して加湿制御を続行し、(T2
−T3)≧ΔTと判定されなかった場合、循環ポンプ9
は故障していると見なし、ステップS9に移行して加湿
制御を停止させる判定手段としての機能を有しているも
のである。
【0025】これにより、循環ポンプ9が故障し、気化
エレメント8へ給水が行われていない場合には確実に加
湿制御を停止させることができ、循環ポンプ9が正常に
動作し、気化エレメント8へ給水が行われている場合の
み加湿制御を行うことができる。
【0026】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図3について説明する。上述した実施の形態1での
説明では、温水温度T3と所定温度T2の比較結果が
(T2−T3)≧ΔTと判定されなかった場合、即座に
循環ポンプ9を故障としているが、これを複数回(T2
−T3)≧ΔTが判定されなかった後に、循環ポンプ9
の故障を判定しても良い。
【0027】この発明による実施の形態2の加熱気化式
加湿機の循環ポンプ故障検知方法を実施する構成図は、
前記メモリ2に記憶されたプログラム内容を除き、図1
で示した実施の形態1と同様であり、その説明は省略す
る。
【0028】次に、動作について説明する。図3は、実
施の形態2における加熱気化式加湿機の循環ポンプ故障
検知方法を示すフローチャートである。
【0029】まず、ステップS1から循環ポンプ故障検
知工程が開始されると、ステップS2に移行する。ステ
ップS2では、マイコン1の出力回路5からヒーター6
をオンさせる信号、および、送風ファン10,循環ポン
プ9をオフさせる信号が出力される。マイコン1のCP
U3は、ヒーター6をオンまたはオフさせる信号を出力
回路5に導出するとともに、送風ファン10,循環ポン
プ9をオフまたはオンさせる信号を出力回路5に導出す
る作動手段としての機能を有し、ステップS2への移行
に応じて、ヒーター6をオンさせる信号、および、送風
ファン10,循環ポンプ9をオフさせる信号を出力回路
5に導出するのである。
【0030】次に、ステップS3では、ステップS2に
おいて加熱された温水の温度T1を水温検知部11で測
定し、測定結果をマイコン1の入力回路4に対して出力
する。ステップS4では、ステップS3で測定された温
水温度T1と、予めメモリ2に記憶された所定温度T2
をCPU3で比較する。マイコン1におけるCPU3の
機能としての前記作動手段は、水温検知部11で検知さ
れた水槽7内の温水の温度T1と、メモリ2の記憶領域
で構成された第1の記憶手段に予め記憶された所定温度
T2とを比較するのである。この比較結果がT1≧T2
の場合にはステップS5に移行する。逆に、T1≧T2
と判定されなかった場合はステップS3に移行し、再
度、温水温度T1の測定を行う。
【0031】ステップS5ではマイコン1の出力回路5
よりヒーター6をオフさせ、送風ファン10,循環ポン
プ9をオンさせる信号が出力される。マイコン1におけ
るCPU3の機能としての前記作動手段は、水温検知部
11で検知された水槽7内の温水の温度T1が、メモリ
2の記憶領域で構成された第1の記憶手段に予め記憶さ
れた所定温度T2に達しているとして、ヒーター6をオ
フさせ、送風ファン10,循環ポンプ9をオンさせる信
号を出力回路5に導出するのである。これにより、ステ
ップS3〜S4で加熱された温水は循環ポンプ9により
気化エレメント8に供給され、気化エレメント8におい
て送風ファン10より発生した風により気化熱を奪われ
水温は低下する。
【0032】ステップS6では、ステップS5で低下し
た温水温度T3を水温検知部11で測定し、測定結果を
マイコン1の入力回路4に対して出力する。ステップS
7では、ステップS6で測定された温水温度T3と所定
温度T2を比較し、予めメモリ2に記憶された温度差Δ
Tよりも温度差(T2−T3)が有るかどうかをCPU
3で判定する。このとき、(T2−T3)≧ΔTと判定
された場合、循環ポンプ9は正常に動作していると見な
し、ステップS8に移行して加湿制御を続行する。
【0033】これに対して、(T2−T3)≧ΔTと判
定されなかった場合、循環ポンプ9の故障の疑いありと
して、ステップS7aにおいて、変数である比較カウン
タYに1をプラスする。ステップS7bにおいて、この
1をプラスされた比較カウンタ値Yとメモリ2に記憶さ
れている規定回数Xとが比較され、比較カウンタ値Yが
メモリ2に記憶されている規定回数Xよりも小さい場合
はステップS6へ戻り、再度、温水温度T3の測定を行
い、ステップS7により温水温度T3と所定温度T2と
の比較を行う。
【0034】これに対して、比較カウンタ値Yがメモリ
2に記憶されている規定回数Xよりも大きい場合には、
循環ポンプ9は故障していると見なし、ステップS9に
移行して加湿制御を停止させる。
【0035】マイコン1のCPU3は、メモリ2に記憶
されたプログラムにより動作し、ステップS6で水温検
知部11により検知された温水温度T2と、メモリ2の
記憶領域で構成された第1の記憶手段に予め記憶された
所定温度T2とを比較し、その温度差(T2−T3)が
メモリ2の記憶領域で構成された第2の記憶手段に予め
記憶された温度差ΔT以上であるかどうかを検出して、
(T2−T3)≧ΔTであれば、循環ポンプ9は正常に
動作していると見なし、ステップS8に移行して加湿制
御を続行し、(T2−T3)≧ΔTと判定されなかった
場合、循環ポンプ9は故障している疑いがあるとして、
比較カウンタ値Yに1を加算する判定手段としての機能
を有しているものである。そして、マイコン1のCPU
3は、比較カウンタ値Yと、メモリ2の記憶領域で構成
された規定回数記憶手段に記憶されている規定回数とを
比較し、比較カウンタ値Yが規定回数記憶手段に記憶さ
れている規定回数以上である場合には、循環ポンプ9は
故障状態にあると決定づける決定手段としての機能をも
有している。
【0036】これにより、確実に循環ポンプの故障を検
知することができ、循環ポンプ故障の誤判定を防ぐこと
ができる。
【0037】
【発明の効果】第1の発明によれば、マイクロコンピュ
ータによって、循環ポンプならびに送風ファンの動作に
よる温水温度の変化により循環ポンプの故障を判定する
ようにしたので、循環ポンプの故障を流量計を用いるこ
となく的確に検知できる加熱気化式加湿機を得ることが
できる。
【0038】第2の発明によれば、マイクロコンピュー
タによって、ヒーターの動作を制御するとともに、循環
ポンプならびに送風ファンの動作による温水温度の変化
により循環ポンプの故障を判定するようにしたので、循
環ポンプの故障を流量計を用いることなくより的確に検
知できる加熱気化式加湿機を得ることができる。
【0039】第3の発明によれば、第1または第2の発
明において、故障判定回数が規定回数以上のとき循環ポ
ンプが故障状態であると決定づけるようにしたので、循
環ポンプの故障を流量計を用いることなく更に的確に検
知できる加熱気化式加湿機を得ることができる。
【0040】第4の発明によれば、循環ポンプならびに
送風ファンの動作による温水温度の変化により循環ポン
プの故障を判定するようにしたので、循環ポンプの故障
を的確、かつ、容易に検知できる加熱気化式加湿機の故
障検知方法を得ることができる。
【0041】第5の発明によれば、温水温度の所定温度
到達後における循環ポンプならびに送風ファンの動作に
よる温水温度の変化により循環ポンプの故障を判定する
ようにしたので、循環ポンプの故障をより的確に、か
つ、容易に検知できる加熱気化式加湿機の故障検知方法
を得ることができる。
【0042】第6の発明によれば、温水温度の所定温度
到達後でヒーター不動作状態における循環ポンプならび
に送風ファンの動作による温水温度の変化により循環ポ
ンプの故障を判定するようにしたので、循環ポンプの故
障をより的確に、かつ、容易に検知できる加熱気化式加
湿機の故障検知方法を得ることができる。
【0043】第7の発明によれば、ヒーター動作による
温水温度の所定温度到達後でヒーター不動作状態におけ
る循環ポンプならびに送風ファンの動作による温水温度
の変化により循環ポンプの故障を判定するようにしたの
で、循環ポンプの故障をより的確に、かつ、容易に検知
できる加熱気化式加湿機の故障検知方法を得ることがで
きる。
【0044】第8の発明によれば、第4ないし第7の発
明のいずれかにおいて、故障判定回数が規定回数以上の
とき循環ポンプが故障状態であると決定するようにした
ので、循環ポンプの故障を更に的確に、かつ、容易に検
知できる加熱気化式加湿機の故障検知方法を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1の加熱気化式加
湿機の循環ポンプ故障検知方法を実施する構成図であ
る。
【図2】 この発明による実施の形態1の加熱気化式加
湿機の循環ポンプ故障検知方法を示すフローチャートで
ある。
【図3】 この発明による実施の形態2の加熱気化式加
湿機の循環ポンプ故障検知方法を示すフローチャートで
ある。
【図4】 従来の加熱気化式加湿機の循環ポンプ故障検
知方法を実施する構成図である。
【図5】 従来の加熱気化式加湿機の循環ポンプ故障検
知方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ、2 メモリ、3 CPU、
4 入力回路、5 出力回路、6 ヒーター、7 水
槽、8 気化エレメント、9 循環ポンプ、10送風フ
ァン、11 水温サーミスタ(水温検知部)、12 流
量計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 亘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L055 BA01 CA04 DA15 3L060 AA02 CC05 DD08 EE25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時一定量の水を収容する水槽と、前記
    水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
    温度を測定する水温検知部と、前記水槽の水を気化する
    ための気化エレメントと、前記水槽内の水を汲み上げて
    前記気化エレメントに給水する循環ポンプと、前記気化
    エレメントを通して送風を外部に放出する送風ファンと
    を備え、マイクロコンピュータにより制御を行うものに
    おいて、前記水温検知部により検知された水槽の温水温
    度と第1の記憶手段に記憶された所定温度とを比較し
    て、温水温度が所定温度に達しているときに前記循環ポ
    ンプならびに前記送風ファンを動作させる作動手段と、
    前記水温検知部により検知された循環ポンプならびに前
    記送風ファンの動作による前記温水温度の変化を第2の
    記憶手段に記憶させた温度差と比較し前記循環ポンプの
    故障を判定する判定手段とを前記マイクロコンピュータ
    により構成したことを特徴とする加熱気化式加湿機。
  2. 【請求項2】 常時一定量の水を収容する水槽と、前記
    水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
    温度を測定する水温検知部と、前記水槽の水を気化する
    ための気化エレメントと、前記水槽内の水を汲み上げて
    前記気化エレメントに給水する循環ポンプと、前記気化
    エレメントを通して送風を外部に放出する送風ファンと
    を備え、マイクロコンピュータにより制御を行うものに
    おいて、前記水温検知部により検知された水槽の温水温
    度と第1の記憶手段に記憶された所定温度とを比較し
    て、温水温度が所定温度に達していないときはヒーター
    を動作させ、温水温度が所定温度に達するとヒーターを
    不動作とするとともに、前記循環ポンプならびに前記送
    風ファンを動作させる作動手段と、前記水温検知部によ
    り検知された循環ポンプならびに前記送風ファンの動作
    による前記温水温度の変化を第2の記憶手段に記憶させ
    た温度差と比較し前記循環ポンプの故障を判定する判定
    手段とを前記マイクロコンピュータにより構成したこと
    を特徴とする加熱気化式加湿機。
  3. 【請求項3】 前記判定手段による循環ポンプの故障判
    定回数を計数し、計数された故障判定回数が規定回数以
    上のとき循環ポンプが故障状態であると決定づける決定
    手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の加熱気化式加湿機。
  4. 【請求項4】 常時一定量の水を収容する水槽と、前記
    水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
    温度を測定する水温検知部と、気化エレメントと、前記
    水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに給水する
    循環ポンプと、前記気化エレメントを通して送風を外部
    に放出する送風ファンとを備えた加熱気化式加湿機の故
    障を検知するにあたり、前記循環ポンプならびに前記送
    風ファンの動作による温水温度の変化を前記水温検知部
    において検知し、その結果により前記循環ポンプの故障
    を判定することを特徴とする加熱気化式加湿機の故障検
    知方法。
  5. 【請求項5】 常時一定量の水を収容する水槽と、前記
    水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
    温度を測定する水温検知部と、気化エレメントと、前記
    水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに給水する
    循環ポンプと、前記気化エレメントを通して送風を外部
    に放出する送風ファンとを備えた加熱気化式加湿機の故
    障を検知するにあたり、前記温水温度が所定温度に達し
    た後に前記循環ポンプならびに前記送風ファンを動作さ
    せ、その後の温水温度の変化を前記水温検知部において
    検知し、その結果により前記循環ポンプの故障を判定す
    ることを特徴とする加熱気化式加湿機の故障検知方法。
  6. 【請求項6】 常時一定量の水を収容する水槽と、前記
    水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
    温度を測定する水温検知部と、気化エレメントと、前記
    水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに給水する
    循環ポンプと、前記気化エレメントを通して送風を外部
    に放出する送風ファンとを備えた加熱気化式加湿機の故
    障を検知するにあたり、前記温水温度が所定温度に達し
    た後に前記ヒーターを不動作とするとともに前記循環ポ
    ンプならびに前記送風ファンを動作させ、その後の温水
    温度の変化を前記水温検知部において検知し、その結果
    により前記循環ポンプの故障を判定することを特徴とす
    る加熱気化式加湿機の故障検知方法。
  7. 【請求項7】 常時一定量の水を収容する水槽と、前記
    水槽内の水を加熱し温水とするヒーターと、前記温水の
    温度を測定する水温検知部と、気化エレメントと、前記
    水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに給水する
    循環ポンプと、前記気化エレメントを通して送風を外部
    に放出する送風ファンとを備えた加熱気化式加湿機の故
    障を検知するにあたり、前記温水温度が所定温度に達し
    ていないときは前記ヒーターを動作させ、前記温水温度
    が所定温度に達すると前記ヒーターを不動作とするとと
    もに前記循環ポンプならびに前記送風ファンを動作さ
    せ、その後の温水温度の変化を前記水温検知部において
    検知し、その結果により前記循環ポンプの故障を判定す
    ることを特徴とする加熱気化式加湿機の故障検知方法。
  8. 【請求項8】 前記温水温度の変化を前記水温検知部に
    おいて複数回検知し、その結果により規定回数以上前記
    循環ポンプが故障とみなされた場合、前記循環ポンプの
    故障を決定することを特徴とする請求項4ないし請求項
    7のいずれかに記載の加熱気化式加湿機の故障検知方
    法。
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