JP2002089785A - 熱応動式スチームトラップ - Google Patents
熱応動式スチームトラップInfo
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- JP2002089785A JP2002089785A JP2000279509A JP2000279509A JP2002089785A JP 2002089785 A JP2002089785 A JP 2002089785A JP 2000279509 A JP2000279509 A JP 2000279509A JP 2000279509 A JP2000279509 A JP 2000279509A JP 2002089785 A JP2002089785 A JP 2002089785A
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Abstract
動式スチームトラップを提供する。 【解決手段】 入口2と出口3を形成した本体1に蓋部
材5を取付けて内部に入口2と出口3が開口する弁室4
を形成する。注入口9を有する上壁部材10と、注入口
9を密封する栓部材11と、上壁部材10との間に収容
室12を形成するダイヤフラム部材13と、収容室12
に密封される膨脹媒体14と、ダイヤフラム部材13に
固着され弁座部材7に離着座して弁孔6を開閉する弁部
材15と、ダイヤフラム部材13の外周縁を上壁部材1
0との間に挟んで固着する下壁部材16とから成る温度
制御機素8を取付部材17内に配置する。温度制御機素
8は一端を蓋部材5に固定し他端を温度制御機素8に固
定した弾性部材としてのコイルスプリング18の付勢力
によって取付部材17の段部19に下壁部材16の外周
下面を当接保持する。
Description
や蒸気配管で発生する復水を自動的に排出するスチーム
トラップに関し、特に、加熱されて膨脹し冷却されて収
縮する媒体を含む温度制御機素を用いて、所望温度以下
の流体を系外へ排出する熱応動式スチームトラップに関
するものである。
トラップは、例えば特許第2879525号に示されて
いる。当該公報から理解されるように、入口と出口を形
成した本体に蓋部材を取付けて内部に入口と出口が開口
する弁室を形成し、壁部材とダイヤフラム部材と両部材
の間に収容した膨張媒体とから成る温度制御機素を弁室
内の所定位置に保持し、膨張媒体の膨張収縮によるダイ
ヤフラム部材の変位によって出口の弁室側開口端を開閉
するものにおいて、蓋部材と温度制御機素の間に弾性部
材を配置して、弾性部材の付勢力によって温度制御機素
を弁室内の所定位置に保持するものである。膨脹媒体
は、水、水より沸点の低い液体、あるいはそれらの混合
物で形成される。
の高温流体が流入してくると、膨脹媒体が膨脹してダイ
ヤフラム部材が入口側の流体圧力に抗して閉弁方向に変
位して出口の弁室側開口端を閉止する。これによって、
蒸気の排出を防止する。所定温度以下の低温流体が流入
してくると、膨脹媒体が収縮してダイヤフラムが入口側
の流体圧力によって開弁方向に変位して導出路を開口す
る。これによって、復水や空気を系外へ排出する。
プが設置された蓋の上方空間が狭い場合、温度制御機素
を点検や交換のために本体から取出し難く、温度制御機
素の点検交換に時間が掛かる問題があった。従って、本
発明の技術的課題は、温度制御機素を本体から簡単に取
出せる熱応動式スチームトラップを提供することであ
る。
するために講じた本発明の技術的手段は、入口と出口を
形成した本体に蓋部材を取付けて内部に入口と出口が開
口する弁室を形成し、壁部材とダイヤフラム部材と両部
材の間に収容した膨張媒体とから成る温度制御機素を弁
室内の所定位置に保持し、膨張媒体の膨張収縮によるダ
イヤフラム部材の変位によって出口の弁室側開口端を開
閉するものにおいて、一端を蓋部材に固定し他端を温度
制御機素に固定した弾性部材の付勢力によって温度制御
機素を弁室内の所定位置に保持することを特徴とする熱
応動式スチームトラップにある。
プは、一端を蓋部材に固定し他端を温度制御機素に固定
した弾性部材の付勢力によって温度制御機素を弁室内の
所定位置に保持するものであるので、蓋部材を本体から
取外すことにより、蓋部材と一体に弾性部材と温度制御
機素を本体から取出すことができる。
明する(図1参照)。本体1には同一軸上に入口2と出
口3が形成され、この入口2及び出口3と連通する弁室
4が本体1にねじ結合された蓋部材5によって形成され
る。出口3の弁室4側開口端に、弁室4と出口3とを連
通する弁孔6が形成された弁座部材7がねじ結合されて
いる。
置される。温度制御機素8は、注入口9を有する上壁部
材10と、注入口9を密封する栓部材11と、上壁部材
10との間に収容室12を形成するダイヤフラム部材1
3と、収容室12に密封される膨脹媒体14と、ダイヤ
フラム部材13に固着され弁座部材7に離着座して弁孔
6を開閉する弁部材15と、ダイヤフラム部材13の外
周縁を上壁部材10との間に挟んで固着する下壁部材1
6と、から形成される。膨脹媒体14は、水、水より沸
点の低い液体、あるいはそれらの混合物で形成される。
の間に挟んで固定された有底円筒形状の取付部材17内
に収容され、一端を蓋部材5に固定し他端を温度制御機
素8に固定した弾性部材としてのコイルスプリング18
の付勢力によって取付部材17の段部19に下壁部材1
6の外周下面が当接保持される。コイルスプリング18
は一端のコイル径が蓋部材5の内径よりも大きく形成さ
れ、一端を蓋部材5の内壁に嵌め込むことにより固定さ
れ、他端のコイル径が栓部材11の直径よりも小さく形
成され、他端を栓部材11に嵌め込むことにより固定さ
れる。コイルスプリング18と蓋部材5及び温度制御機
素8との固定は溶接等のその他の固定手段によって固定
しても良い。取付部材17には、底壁に流体通過孔20
と周壁に3つの流体通過窓21が開けられている。
動時、弁室4内は低温であり、膨脹媒体14は収縮し、
ダイヤフラム部材13が上方に変位し、弁部材15が弁
座部材7から離座して弁孔6を開口している。これによ
って入口2から流入する低温の復水や空気を弁孔6から
出口3へ排出する。低温流体の排出によって入口2から
流入する流体温度が上昇し、弁室4内が所定温度以上に
なると、膨脹媒体14は膨脹し、ダイヤフラム部材13
が下方に変位し、弁部材15が弁座部材7に着座して弁
孔6を閉止する。これによって蒸気の漏出を防止する。
放熱によって弁室4内が所定温度以下になると、膨脹媒
体14は収縮し、ダイヤフラム部材13が上方に変位
し、弁部材15が弁座部材7から離座して弁孔6を開口
する。
1から取出す場合は、蓋部材5を本体1から取外すこと
により、蓋部材5及びコイルスプリング18と一体に取
出すことができる。
固定し他端を温度制御機素に固定した弾性部材の付勢力
によって温度制御機素を弁室内の所定位置に保持するも
のであるので、蓋部材を本体から取外すことにより、蓋
部材と一体に弾性部材と温度制御機素を本体から取出す
ことができ、温度制御機素を本体から簡単に取出せると
言う優れた効果を生じる。
断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 入口と出口を形成した本体に蓋部材を取
付けて内部に入口と出口が開口する弁室を形成し、壁部
材とダイヤフラム部材と両部材の間に収容した膨張媒体
とから成る温度制御機素を弁室内の所定位置に保持し、
膨張媒体の膨張収縮によるダイヤフラム部材の変位によ
って出口の弁室側開口端を開閉するものにおいて、一端
を蓋部材に固定し他端を温度制御機素に固定した弾性部
材の付勢力によって温度制御機素を弁室内の所定位置に
保持することを特徴とする熱応動式スチームトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000279509A JP4515613B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 熱応動式スチームトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000279509A JP4515613B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 熱応動式スチームトラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002089785A true JP2002089785A (ja) | 2002-03-27 |
JP4515613B2 JP4515613B2 (ja) | 2010-08-04 |
Family
ID=18764507
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000279509A Expired - Fee Related JP4515613B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 熱応動式スチームトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4515613B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018131244A1 (ja) | 2017-01-16 | 2018-07-19 | 株式会社テイエルブイ | 弁装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03149499A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Fushiman Kk | スチームトラップ |
JPH112395A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Tlv Co Ltd | 熱応動式スチ―ムトラップ |
JPH1163389A (ja) * | 1997-08-13 | 1999-03-05 | Tlv Co Ltd | 熱応動式スチ―ムトラップ |
-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000279509A patent/JP4515613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03149499A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Fushiman Kk | スチームトラップ |
JPH112395A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Tlv Co Ltd | 熱応動式スチ―ムトラップ |
JPH1163389A (ja) * | 1997-08-13 | 1999-03-05 | Tlv Co Ltd | 熱応動式スチ―ムトラップ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018131244A1 (ja) | 2017-01-16 | 2018-07-19 | 株式会社テイエルブイ | 弁装置 |
US11015718B2 (en) | 2017-01-16 | 2021-05-25 | Tlv Co., Ltd. | Valve device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4515613B2 (ja) | 2010-08-04 |
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