JP2002089764A - ホースの接続構造体 - Google Patents

ホースの接続構造体

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JP2002089764A
JP2002089764A JP2000282162A JP2000282162A JP2002089764A JP 2002089764 A JP2002089764 A JP 2002089764A JP 2000282162 A JP2000282162 A JP 2000282162A JP 2000282162 A JP2000282162 A JP 2000282162A JP 2002089764 A JP2002089764 A JP 2002089764A
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hose
bellows
bellows portion
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side engaging
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JP2000282162A
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English (en)
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Koji Ito
晃治 伊藤
Kenichi Mitsui
研一 三井
Naomi Nakajima
直巳 中島
Shinichi Bito
晋一 尾藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホース20の接続構造体は、経年変化によっ
てもシール性を低下させず、しかも接続作業を容易にす
る。 【解決手段】 ホース20の接続構造体は、通路25b
に接続される装着孔25aを有する取付ブロック24
と、抜止部材28とを備えている。抜止部材28は、蛇
腹部21に係合する抜止側係合部28bとを有し、上記
装着孔25aに挿入された蛇腹部21を上記抜止側係合
部28bを介して長手方向に圧縮することで、ホース2
0を上記通路25bにシールした状態にて装着孔25a
内に装着する。抜止側係合部28bは、蛇腹部21の周
方向でほぼ均等な間隔にて5カ所で蛇腹部21に係止す
るように設けられている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のラジエー
タ用のホースなどに使用されるホースの接続構造体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホースの接続構造体とし
て特開平11−153278号公報の技術が知られてい
る。図31は従来の公報にかかるホースの接続構造体を
示す断面図である。図31において、エンジンブロック
100の通路102には、ホース120が接続されてい
る。ホース120は、その外周部に蛇腹部121を備え
ており、蛇腹溝121aの1つが収納溝121bにな
り、収納溝121bにOリング122が収納されてい
る。ホース120をエンジンブロック100の通路10
2に接続するには、エンジンブロック100の収納凹所
104に、蛇腹部121を押し入れて、蛇腹部121を
圧縮した状態で、図32に示すように押えブロック12
4の装着孔124a,124aに抜止金具128を挿入
する。これにより、ホース120は、収納凹所104に
対して抜止めされる。この状態にて、蛇腹部121は圧
縮されるとともに径方向に拡張されてOリング122を
収納凹所の壁面に押しつけて、Oリング122が通路1
02とホース120との間をシールする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のホ
ースの接続構造体では、Oリング122が蛇腹部121
内で過剰に圧縮されるので、Oリング122や蛇腹部1
21の収納溝121bの付近が経年変化により劣化し、
シール性の低下を生じるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、経年変化によってもシール性を低下させ
ず、耐久性に優れ、しかも接続作業が容易であるホース
の接続構造体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた本発明は、蛇腹部を有
するホースを、他の通路に接続するホースの接続構造体
において、上記通路に接続された装着孔を有する取付ブ
ロックと、上記取付ブロックに支持されかつ上記蛇腹部
の一部の外周を囲むように設けられた抜止本体と、該抜
止本体に設けられかつ蛇腹部に係合する抜止側係合部と
を有し、上記装着孔に挿入された蛇腹部に上記抜止側係
合部を係合することで、ホースを上記通路にシールした
状態にて装着孔内に装着する抜止部材と、を備え、上記
抜止側係合部は、蛇腹部の周方向でほぼ均等な間隔にて
少なくとも3カ所以上で蛇腹部に係止するように設けら
れていること、を特徴とする。
【0006】第1の発明にかかるホースの接続構造体で
は、取付ブロックの装着孔にホースの蛇腹部を挿入し、
抜止部材の抜止側係合部を蛇腹部に係合するように、抜
止部材を取付ブロックに装着する。抜止側係合部は、蛇
腹部の周方向でほぼ均等な間隔にて少なくとも3カ所以
上で蛇腹部に係合するので、蛇腹部を偏って変形させる
ことがなく、経年変化によるシール性の低下を生じな
い。
【0007】ここで、上記抜止側係合部の好適な態様と
して、蛇腹溝に突入する爪や突起、蛇腹部の円弧に沿っ
た種々の形状をとることができ、また、蛇腹部に対する
係合箇所の数や接触面積を大きくすることが蛇腹部の偏
った変形を防止する作用の点から好ましく、例えば、蛇
腹部に押圧されることで蛇腹溝に沿って撓むようにアー
チ形状としてもよい。
【0008】また、抜止部材は、蛇腹部の外周を囲むよ
うに配置されればよく、取付ブロックの外周か、装着孔
内に配置されるなどその位置はいずれであってもよい。
【0009】さらに、上記抜止本体の好適な態様とし
て、環状に形成され、その環状の一部を開放または閉じ
るように連結可能である連結部を備える構成をとること
により、取付ブロックに対する装着性や蛇腹部に抜止側
係合部を係合する作業を簡単にすることができる。
【0010】第2の発明は、蛇腹部を有するホースを、
他の通路に接続するホースの接続構造体において、上記
通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、上記
取付ブロックに支持されかつ上記蛇腹部の外周を囲むよ
うに設けられた抜止本体と、該抜止本体に設けられかつ
蛇腹部の外形に倣った形状で蛇腹部に係合する抜止側係
合部とを備え、上記装着孔に挿入された蛇腹部に上記抜
止側係合部を係合することで、ホースを上記通路にシー
ルした状態にて装着孔内に装着する抜止部材と、を備え
たことを特徴とする。
【0011】第2の発明では、抜止部材の抜止側係合部
を蛇腹部の外形に倣った形状とすることで、蛇腹部との
接触面積を増大し、偏った変形をなくし、経年変化によ
るシール性の低下を低減している。ここで、上記抜止側
係合部は、蛇腹部の外周への装着性を考慮した上で大き
くすることが好ましいが、少なくとも、10〜40%を
接触支持するように構成することが好ましい。
【0012】なお、抜止部材を蛇腹部で係合する手段と
しては、抜止部材側に抜止側係合部を形成するほか、蛇
腹部にも、抜止側係合部に係合するホース側係合部を設
けてもよい。この場合において、汎用の蛇腹部が長手方
向に対して断面円形であるのに対して、ホース側係合部
の部分では、断面非円形に形成する。
【0013】第3の発明は、蛇腹部を有するホースを、
他の通路に接続するホースの接続構造体において、上記
通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、上記
取付ブロックに一体に形成され、上記蛇腹部の外周側か
ら該蛇腹部に係合することで、蛇腹部を抜止するブロッ
ク側係合部と、を備えたことを特徴とする。
【0014】第3の発明では、蛇腹部と係合する手段
を、取付ブロックに一体形成したブロック側係合部を設
ける。この態様では、第1、第2の発明と比べて、抜止
部材が不要であるから、部品点数を減らすことができ
る。ここで、ブロック側係合部の態様として、蛇腹部を
装着孔へ挿入する装着性を考慮した上で、蛇腹部の周方
向にて少なくとも3カ所以上で蛇腹部に係止するように
形成したり、蛇腹部の少なくとも一部の外形に倣う形状
とする構成をとることができる。
【0015】また、上記蛇腹部に、ブロック側係合部に
係合するホース側係合部を設けた場合に、ホース側係合
部は、蛇腹部を装着孔に挿入するときに上記ブロック側
係合部に当たらないで、所定角度回転することにより上
記抜止側係合部に係合する構成をとることにより、装着
作業性を向上させることができる。
【0016】第4の発明は、蛇腹部を有するホースを、
他の通路に接続するホースの接続構造体において、上記
通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、取付
ブロックの外周および蛇腹部にまたがって覆うソケット
本体と、該ソケット本体に形成され上記取付ブロックに
固定される固定手段と、上記ソケット本体に形成され蛇
腹部に係合するソケット側係合部とを有し、上記装着孔
に挿入された蛇腹部に上記ソケット側係合部を係合する
ことで、ホースを上記通路にシールした状態にて装着孔
内に装着するソケットと、を備えたことを特徴とする。
【0017】第4の発明では、蛇腹部を取付ブロックに
抜止めする手段として、取付ブロックの外周および蛇腹
部にまたがって覆うソケットを用いたものである。この
ソケットは、蛇腹部に予め取り付けてから取付ブロック
に装着したり、また、取付ブロックに装着してから蛇腹
部に挿入したりすることができ、装着作業性に優れてい
る。
【0018】また、ソケットの好適な態様として、ソケ
ット本体に蛇腹部が挿入される開口を有し、上記ソケッ
ト側係合部は、上記開口の中心から放射状に切り分けら
れたスリットで形成することができる。これにより、ソ
ケット側係合部が蛇腹部で弾性変形して、蛇腹部に容易
に係合することができる。さらに、ソケットの他の好適
な態様として、取付ブロックに対してネジまたは圧入す
る爪で固定手段を構成することができ、これによりソケ
ットと取付ブロックとの装着作業性を向上させることが
できる。また、ソケットは、上記取付ブロックおよび蛇
腹部に対して回り止めするための爪を備えることによ
り、取付ブロックおよび蛇腹部に対して確実に位置決め
し、高いシール性を維持することができる。
【0019】第5の発明は、蛇腹部を有するホースを、
他の通路に接続するホースの接続構造体において、上記
通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、上記
取付ブロックに支持されかつ上記蛇腹部の一部の外周を
囲むように設けられたリングと、リングから蛇腹部の外
周を取り囲むように延設されたアームと、アームの先端
に形成された抜止側係合部とを有し、上記装着孔に挿入
された蛇腹部に上記抜止側係合部に係合することで、ホ
ースを上記通路にシールした状態にて装着孔内に装着す
る抜止部材と、を備え、上記取付ブロックの装着孔に、
上記蛇腹部を回転することで上記抜止側係合部を倣わせ
て、上記アームで蛇腹部を締め付けるようにガイドする
ガイド傾斜面を設けたこと、を特徴とする。
【0020】第5の発明では、蛇腹部の外周に装着した
抜止手段を、取付ブロックの装着孔内で回転することに
より、抜止手段のガイド部をガイド傾斜面に倣わせてア
ームで蛇腹部に係合することにより、蛇腹部を取付ブロ
ックに抜止することができる。この発明では、蛇腹部を
回転するだけでよいから、装着作業性に優れている。
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態にかかる
ホースの接続構造体を用いた自動車エンジン周辺を示す
図である。図1において、エンジン10のエンジンブロ
ック10aの端部には、冷却水をラジエータ12に送る
ための冷却通路10bが形成されており、この冷却通路
10bにラジエータホース14が接続されている。ま
た、冷却通路10bには、ラジエータホース14に対し
て分岐したバイパス用のホース20が接続されている。
このホース20は、エンジン10の温度が低いときにラ
ジエータ12へ冷却水を流すのを避けるためにバイパス
するものである。
【0022】図2はエンジンブロック10aの冷却通路
10bとホース20とを接続している箇所を示す断面図
である。図2に示すように、上記冷却通路10bには、
ホース20がシール部材22、取付ブロック24及び抜
止部材28を用いて接続されている。
【0023】図3は図2のホース20を組み付ける前の
状態を示す図であり、この図3に基づいて各々の構成部
品を説明する。ホース20は、樹脂材料として、例え
ば、ナイロン12(PA12)またはポリフェニレンサ
ルファイド(PPS)を単層で用いて、あるいはPPS
を内層に、PA12を外層にして用いて、その端部側の
所定長さに蛇腹部21を備えている。蛇腹部21の端部
から延設された端部20aには、シール部材22が装着
されている。シール部材22は、ほぼ円筒形状であり、
内周部22aと、内周部22aの端部から外周側へ延設
されたシール端部22bと、シール端部22bの上端か
ら延設された外周部22cとを一体に形成するととも
に、ホース20の端部20aを嵌合する嵌合孔22dを
備えている。この嵌合孔22dに、ホース20の端部2
0aが圧入されると、シール部材22は、端部20aを
取り囲んで装着される。上記シール端部22bには、端
部側シール突起23a,23aが同心円状かつ環状に突
設され、さらに外周部22cには、外周側シール突起2
3bが環状に突設されている。
【0024】取付ブロック24は、円筒状のブロック本
体25と、このブロック本体25の端部から外周側へ形
成されたフランジ26とを備え、これらを樹脂により一
体成形している。ブロック本体25は、ホース20を挿
入するための装着孔25aと、この装着孔25aに接続
される通路25bとを備えており、この通路25bが冷
却通路10bに接続される。上記フランジ26は、取付
ブロック24をエンジンブロック10aに取り付けるた
めの部位であり、ボルト27を嵌挿するための貫通孔2
6a,26aを備えている。
【0025】図4は図2の4−4線に沿った断面図、図
5は図4の抜止部材28を組み付ける前の状態を示す説
明図である。ブロック本体25には、抜止部材28を取
り付けるための係止用スリット25cが4カ所形成され
ている。各係止用スリット25cは、同一形状であり、
抜止部材28の厚さよりやや大きい幅で扇状に貫通形成
されている。
【0026】図5に示すように、抜止部材28は、C形
状での環状体28aを備え、この環状体28aの内周部
にアーチ状の抜止側係合部28bを4カ所形成してい
る。抜止側係合部28bは、山形形状で、その頂部が弾
性変形して撓むように形成されるとともに、ブロック本
体25の係止用スリット25cに挿入可能に配置されて
いる。抜止部材28は、リング端28d,28dをもっ
て開口部28cの間隔を広げる矢印方向に力を加えたと
きに弾性で戻るスプリングとなっている。抜止部材28
は、樹脂による射出成形や金属プレートを打ち抜くこと
により製造することができる。
【0027】次に、ホース20をエンジン10の冷却通
路10bに接続する作業について説明する。図3におい
て、取付ブロック24をエンジンブロック10aに合わ
せて、貫通孔26a,26aにボルト27,27を貫通
させてボルト穴10c,10cで締結することにより取
付ブロック24をエンジンブロック10aに固定する。
【0028】次に、ホース20の端部20aに、シール
部材22を装着する。すなわち、シール部材22の嵌合
孔22dにホース20の端部20aを圧入することによ
り、端部20aにシール部材22を装着する。続いて、
ホース20を取付ブロック24の装着孔25aに挿入し
て、ホース20の蛇腹部21に矢印方向に力を加える。
このとき、ホース20の端部20aは、シール部材22
を介して底壁25eに当接していることから、蛇腹部2
1が圧縮される。このように蛇腹部21を圧縮しつつ、
蛇腹部21の蛇腹溝21aの1つを係止用スリット25
cに位置合わせする。
【0029】この状態にて、図5に示すように、抜止部
材28のリング端28dを持って、開口部28cを広げ
てブロック本体25の外周から、抜止部材28の4カ所
の抜止側係合部28bを係止用スリット25cにそれぞ
れ挿入する。これにより、各抜止側係合部28bは、蛇
腹溝21aの1つに挿入される。このとき、図4に示す
ように、各抜止側係合部28bの頂部は、蛇腹部21の
蛇腹溝21aの底に当たって弾性変形して、蛇腹部21
の底に倣う。
【0030】そして、蛇腹部21を圧縮している力を除
くと、蛇腹部21は、元に戻ろうとするが、取付ブロッ
ク24の底壁25eと抜止部材28との間で拘束されて
いるから、わずかに径方向に拡張した状態を維持する。
これにより、図6に示すように、シール部材22の端部
側シール突起23a,23aは底壁25eに密着し、外
周側シール突起23bが内周壁25dに密着したシール
状態になり、ホース20がエンジンブロック10aの冷
却通路10bに接続される。
【0031】上記シール部材22は、蛇腹部21の復元
力で押圧された状態で、底壁25eに密着するので、そ
の間に高いシール性を得ることができる。しかも、ホー
ス20は、経年変化により経たっても、ホース20内を
流れる流体圧が蛇腹部21を伸ばす方向に加わる。この
力は、端部側シール突起23a,23aを底壁25eに
押圧する力として作用するから、シール性の低下がな
い。
【0032】また、シール部材22の外周側シール突起
23bは、ホース20の内圧で拡径して内周壁25dに
密着するから、端部側シール突起23a,23aに加え
て二重のシール構造となり、より高いシール性を実現す
ることができる。
【0033】さらに、ホースの端部20aは、シール部
材22の嵌合孔22dに嵌合圧入されているので、その
間にも高いシール性を得ることができる。
【0034】図4に示すように、抜止部材28の4つの
抜止側係合部28bは、蛇腹部21に当接したときに弾
性変形して蛇腹溝21aの底で広い範囲にわたりかつほ
ぼ均等な周方向の間隔で蛇腹部21を支持し、偏った変
形をさせない。よって、経年変化に伴う蛇腹部21の変
形によるシール性の低下もなく、耐久性に優れている。
【0035】また、ホース20の接続作業も、取付ブロ
ック24を予めエンジンブロック10aに取り付けてお
けば、ホース20の蛇腹部21を装着孔25aに押し込
み、該取付ブロック24に抜止部材28を挿入する作業
だけで簡単に行なうことができる。しかも、従来の技術
で説明したように、エンジンブロック10aに収納凹所
を形成するなどのエンジンブロックに設計変更を必要と
せず、エンジンの設計の自由度を増すことができる。
【0036】図7は第2の実施の形態にかかるホース接
続構造体を説明する説明図であり、図7(A)は抜止部
材を取り付けた状態を示し、図7(B)は抜止部材を取
り付ける前の状態を示す。図7において、取付ブロック
24Bのブロック本体25Bには、5カ所の係止用スリ
ット25Bcが形成されている。一方、抜止部材40
は、抜止本体40aの内周側から5カ所突設された係止
爪40bを備えている。各係止爪40bは、各係止用ス
リット25Bcに挿入されるように形成されている。上
記構成により、ブロック本体25Bの装着孔25Baに
ホース20の蛇腹部21を挿入した状態にて、抜止部材
40は、ブロック本体25Bに外装するとともに、係止
爪40bを、係止用スリット25Bcを介して、蛇腹部
21の蛇腹溝21aに挿入することにより、蛇腹部21
を圧縮した状態で抜止めする。
【0037】この実施の形態によれば、抜止部材40を
広げてブロック本体25Bに外装すれば、蛇腹部21を
抜止めできるから、装着作業性も優れている。
【0038】図8は第3の実施の形態にかかるホース接
続構造体を説明する説明図であり、図8(A)は抜止部
材を取り付けた状態を示し、図8(B)は抜止部材を取
り付ける前の状態を示し、図8(C)は抜止部材の連結
部を示す。図8において、取付ブロック24Cのブロッ
ク本体25Cには、係止用スリット25Ccが5カ所形
成され、さらに、下端に沿って挿入溝25Cdが形成さ
れている。一方、上記抜止部材42は、環状体42aの
内周側に形成された係止爪42bと、環状体42aの一
端から延設された連結アーム42cと、連結アーム42
cの先端に形成された連結爪42dと、環状体42aの
端部に形成されかつ連結爪42dに係合する連結係合孔
42eとを備えている。図8(C)に示すように上記連
結係合孔42eは、上側が連結爪42dを挿入可能で、
下側が連結爪42dの基部を抜止めする段形状に形成さ
れている。上記構成により、連結爪42dを連結係合孔
42eから係脱した状態にて、ブロック本体25Cに、
抜止部材42を外装する。すなわち、連結アーム42c
の連結爪42dを連結係合孔42eに挿入して係合する
とともに連結アーム42cを挿入溝25Cdに挿入し、
さらに係止爪42bを係止用スリット25Ccにそれぞ
れ挿入する。これにより、抜止部材42は、ホース20
の蛇腹部21を取付ブロック24Cに抜止めする。
【0039】この実施の形態によれば、抜止部材42が
連結係合孔42eと連結爪42dとで連結していない開
口の広い状態でブロック本体25Cに装着できるので、
装着作業性に優れるとともに、連結アーム42cを介し
て連結したときに、ブロック本体25Cに確実に装着で
きる。
【0040】図9は第4の実施の形態にかかるホース接
続構造体を説明する説明図であり、図9(A)は抜止部
材を取り付けた状態を示し、図9(B)は抜止部材を取
り付ける前の状態を示す。図9において、取付ブロック
24Dのブロック本体25Dには、4カ所の係止用貫通
孔25Dcが形成されている。一方、抜止部材44は、
金属棒をコ字形に折曲形成した部材であり、その両側の
抜止側係合部44cを蛇腹溝21aの外形に倣った円弧
状に形成している。上記構成により、抜止部材44の先
端を上側の係止用貫通孔25Dcから挿入し、下側の係
止用貫通孔25Dcまで貫通させる。これにより、抜止
部材44は、円弧状の抜止側係合部44cで蛇腹溝21
aに沿って係合することによりホース20の蛇腹部21
を抜止めする。
【0041】この実施の形態によれば、抜止部材44の
抜止側係合部44cが蛇腹溝21aの外周に沿って両側
から大きな接触面積で支持するので、蛇腹部21の偏っ
た変形を防止することができる。
【0042】図10は第5の実施の形態にかかるホース
接続構造体を説明する説明図であり、図10(A)は抜
止部材を取り付けた状態を示し、図10(B)は抜止部
材を取り付ける前の状態を示す。図10において、取付
ブロック24Eのブロック本体25Eには、係止用スリ
ット25Ecが形成されている。係止用スリット25E
cは、ブロック本体25Eの両側端、および中央下端を
残して、下部で二股に形成されている。一方、抜止部材
46は、上部に半円状の抜止側係合部46aと、抜止側
係合部46aから二股に分岐したアーム46b,46b
とを有している。上記構成により、抜止部材46は、抜
止側係合部46aが蛇腹溝21aに倣って挿入されるこ
とにより、蛇腹部21を抜止めする。
【0043】この実施の形態によれば、抜止部材46を
係止用スリット25Ecへ挿入する際に、抜止部材46
を曲げたりする必要がなく、装着作業が容易である。
【0044】図11は第6の実施の形態にかかるホース
接続構造体を説明する説明図であり、図11(A)は抜
止部材で蛇腹部を取り付けた状態を示し、図11(B)
は抜止部材で蛇腹部を固定する前の状態を示す。図11
において、取付ブロック24Fのブロック本体25Fに
は、スリット25Fbが形成され、このスリット25F
bに抜止部材48が挿入されている。抜止部材48は、
板状部材であり、支持貫通穴48aを備えている。支持
貫通穴48aは、十字形状であり、4隅のコーナーが円
弧状に形成され、また、その上端および下端が抜止側係
合部48bになっている。一方、蛇腹部21Fには、抜
止部材48により抜止めされるホース側係合部21Fa
が形成されている。ホース側係合部21Faは、上部お
よび下部が他の蛇腹部21Fより突設された山形であ
り、その山の頂上に沿ってそれぞれ係合溝21Fbを備
えている。上記構成により、ブロック本体25Fのスリ
ット25Fbに抜止部材48を挿入する。この状態に
て、図11(B)に示すように、ホース20Fの蛇腹部
21Fをブロック本体25Fの装着孔25Faに挿入す
る。このとき、蛇腹部21Fが抜止部材48の支持貫通
穴48aを貫通した状態になる。そして、ホース20F
を90゜回転する。このとき、蛇腹部21Fも90゜回
転するから、蛇腹部21Fの係合溝21Fbに、抜止部
材48の抜止側係合部48bが挿入されて抜止される。
【0045】このように蛇腹部の抜止めおよび回り止め
は、蛇腹部21Fの一部の形状を変更することによって
も実施できる。
【0046】なお、上記蛇腹部21Fのホース側係合部
21Faは、蛇腹部の一般部と外形が異なっているが、
このような形状は、押出ブロー成形方法を用いて、金型
の成形面の形状をホース側係合部21Faの形状に倣っ
て変更することにより製造することができる。
【0047】図12は第7の実施の形態にかかる取付ブ
ロックを示す斜視図である。図12において、取付ブロ
ック24Gのブロック本体25Gには、開口25Gbに
沿って係合爪25Gcが形成されている。係合爪25G
cは、周方向に等間隔で8カ所突設され、かつ開口25
Gbから内側に向けてやや傾斜して突設されている。上
記構成により、蛇腹部の外周部で係合爪25Gcを押し
倒して蛇腹部を開口25Gbから圧入し、取付ブロック
24Gの底壁で圧縮した状態にて、蛇腹部に加えている
圧縮力を除くと、係合爪25Gcが蛇腹溝に係合して、
ホースが抜止される。この実施の形態によれば、取付ブ
ロック24Gだけでホースを抜止しているので、部品点
数を減らすことができる。
【0048】図13ないし図15は第8の実施の形態に
かかる説明図であり、図13はホースの接続構造体の半
断面図である。図13において、取付ブロック24Hの
ブロック本体25Hには、開口25Hbに沿ってブロッ
ク側係合部25Hcが形成されている。図14は取付ブ
ロック24Hの開口25Hbを示す図である。ブロック
側係合部25Hcは、周方向に120゜の間隔で3カ所
形成され、ブロック側係合部25Hcの間を挿入間隙2
5Hdとしている。図15は蛇腹部21Hの断面図であ
る。ホース20Hは、蛇腹部21Hの間の外周面に、ホ
ース側係合部20Haを備えている。該ホース側係合部
20Haは、周方向に120゜の間隔で3カ所形成され
ており、上記挿入間隙25Hdを介して挿入可能であ
る。上記構成において、上記ホース20Hのホース側係
合部20Haを挿入間隙25Hdに位置合わせし、ホー
ス20Hを装着孔25Haに挿入し、この状態からホー
ス20Hを所定角度回転する。これにより、ホース20
Hを取付ブロック24Hに対して、ブロック側係合部2
5Hcおよびホース側係合部20Haを介して抜止めす
ることができる。この実施の形態によれば、図12の実
施の形態と比べて、蛇腹部21Hでブロック側係合部2
5Hcを倒して圧入することなく、ブロック本体25H
内に装着することができるので、作業性を向上させるこ
とができる。
【0049】図16および図17は第9の実施の形態に
かかる説明図であり、図16はホースの接続構造体を示
す半断面図、図17は蛇腹部21Jの付近を示す側面図
である。図16において、取付ブロック24Jのブロッ
ク本体25Jには、係合爪25Jbが形成されている。
係合爪25Jbは、周方向に180゜の間隔で2カ所
(図示では1カ所)形成されている。図17に示すよう
に、ホース20Jは、2カ所の蛇腹部21Jの間に円筒
部20Jbを備え、円筒部20Jbの外周部にホース側
係合部20Jcが形成されている。ホース側係合部20
Jcは、ホース20Jの外面から突設されたL字形の突
条であり、導入部20Jdおよび係止部20Jeを備え
ている。導入部20Jdおよび係止部20Jeは、上記
係合爪25Jbを倣わせる通路である。上記構成によ
り、蛇腹部21Jを装着孔25Jaに挿入し、係合爪2
5Jbをホース側係合部20Jcの導入部20Jdにガ
イドさせ、さらに蛇腹部21Jをわずかに回転させた後
にその圧縮状態を解除する。これにより、係合爪25J
bが係止部20Jeに位置決めされて、蛇腹部21Jが
ブロック本体25Jに抜止される。この実施の形態によ
っても、第9の実施の形態と同様に、蛇腹部21Jを装
着孔25Jaに装着する作業が容易である。
【0050】図18および図21は第10の実施の形態
にかかる説明図であり、図18はホースの接続構造体を
示す半断面図、図19は取付ブロックを示す斜視図であ
る。図18および図19において、取付ブロック24K
のブロック本体25Kの外周部には、雄ネジ25Kbが
形成されている。また、ブロック本体25Kには、ホー
ス20の蛇腹部21を取り付けるためのソケット50が
装着されている。上記ソケット50は、その内周部に形
成された雌ネジ50aを、雄ネジ25Kbに螺着するこ
とによりブロック本体25Kに装着されている。図20
はソケット50を示す斜視図、図21はホース20に装
着したソケット50の周辺を示す斜視図である。上記ソ
ケット50は、円筒状のソケット本体51と、ソケット
本体51の一端側から円錐台状に形成されたソケット側
係合部52とを備えている。上記ソケット側係合部52
の開口52aには、スリット52bで切り分けられた係
合爪52cが形成されている。上記係合爪52cは、開
口52aの周方向に沿って所定間隔で8カ所に切り分け
られて、蛇腹部21の蛇腹溝21aに係合するように構
成されている。上記構成により、ソケット50の開口5
2aからホース20の端部を圧入する。このとき、係合
爪52cは、スリット52bにより切り分けられている
ので、開口52aを広げて、蛇腹部21を圧入しやすい
状態となるから、蛇腹部21がソケット50の奥まで挿
入され、そして、蛇腹部21の1つの蛇腹溝21aに係
合爪52cが係合する。続いて、ソケット50を雄ネジ
25Kbと雌ネジ50aとを介してブロック本体25K
の外周に装着する。上記構成により、ソケット50は、
係合爪52cで蛇腹部21を抜止めする。この実施の形
態によれば、ソケット50を蛇腹部21に予め取り付け
てから取付ブロック24Jに装着したり、また、ソケッ
ト50を取付ブロック24Jに装着した後に蛇腹部21
を装着することができ、装着作業性に優れている。
【0051】図22および図23は第11の実施の形態
にかかり、図22がソケットをブロック本体に組み付け
る前の断面図、図23がソケットの側面図である。本実
施の形態は、第10の実施の形態に比べて、ソケット5
0Lをブロック本体25Lに装着する構成に特徴を有し
ている。すなわち、ブロック本体25Lの外周端部に、
取付用爪25Lbが複数形成され、一方、ソケット50
Lの内周端部に、上記取付用爪25Lbに係合する環状
の取付用爪50Laが複数形成されている。また、ソケ
ット50Lの開口50Lbには、蛇腹部を抜止めするた
めの係合爪50Lcが8カ所突設されている。上記構成
により、ソケット50Lは、ブロック本体25Lに圧入
することにより、取付用爪25Lbと取付用爪50La
を介してブロック本体25Lに装着される。このよう
に、ソケットとブロック本体との取付構造として、ネジ
や圧入などの各種の構成をとることができる。
【0052】図24ないし図27は第12の実施の形態
にかかり、図24がホースの接続構造体を示す断面図、
図25が図24の25−25線に沿った断面図、図26
が取付ブロックの側面図、図27が図26の27−27
線に沿った断面図である。図26において、取付ブロッ
ク24Mのブロック本体25Mには、外周端部に沿って
係合爪25Mbが形成され、また、係合爪25Mbの先
端側に抜止環状部25Mcが形成されている。図27に
示すように、上記係合爪25Mbは、ほぼ全周にわたっ
て鋸歯状に突設されている。また、上記係合爪25Mb
および抜止環状部25Mcは、周方向に180゜かつ2
カ所で歯抜けおよび切欠きされた挿入部25Mdになっ
ている。図24に示すように、ブロック本体25Mに
は、ホース20を抜止めするためのソケット50Mが形
成されている。上記ソケット50Mは、円筒状のソケッ
ト本体51Mを備えている。ソケット本体51Mは、そ
の開口51Maにソケット側係合部51Mbを有し、内
周部に周り止め突起51Mcが形成されている。上記構
成により、ソケット50Mの周り止め突起51Mcを、
抜止環状部25Mcの挿入部25Mdに位置合わせし
て、ソケット本体51Mをブロック本体25Mに挿入す
る。続いて、ソケット50Mを回転することにより、回
り止め突起51Mcが係合爪25Mbを乗り越えさせ
て、ソケット50Mを回り止めするとともに抜止する。
この状態にて、ホース20をソケット50Mの開口51
Maから圧入して、ソケット側係合部51Mbで蛇腹部
21を抜止めする。この実施の形態によれば、ソケット
50Mは、回り止め突起51Mcや係合爪25Mbでブ
ロック本体25Mおよび蛇腹部21に対して確実に位置
決めされ、高いシール性を得ることができる。
【0053】図28ないし図30は第13の実施の形態
にかかり、図28がホースの接続構造体を示す断面図、
図29および図30がホースの取付状態を説明する説明
図である。図28および図29において、取付ブロック
24Nのブロック本体25Nの内周側には、縮径したガ
イド傾斜面25Naが形成されている。ガイド傾斜面2
5Naは、周方向に4カ所、等間隔に形成されている。
一方、ホース20Nの端部には、支持環状体60が固定
されている。支持環状体60は、ホース20Nの外周に
固定される固定リング61を備え、この固定リング61
にガイド部62aを有するアーム62が4本形成されて
いる。各アーム62は、ガイド部62aがガイド傾斜面
25Naを倣うことにより、その基端を支点に内周側に
撓むように構成されている。上記構成により、図30に
示すように、支持環状体60をホース20Nに予め固定
し、この状態にて、ホース20Nに固定した支持環状体
60を、ブロック本体25Nの開口25Nbに挿入す
る。そして、ホース20および支持環状体60を所定角
度回転する。これにより、図29に示すように、ガイド
部62aがガイド傾斜面25Naに倣うことによりアー
ム62が内周側に縮径され、アーム62の内周側が蛇腹
溝21aに入り込む。これにより、支持環状体60は、
蛇腹部21Nを抜止めする。この実施の形態によれば、
蛇腹部21の先端に支持環状体60を取り付けた状態に
て、ホース20を回転するだけで、ブロック本体25N
に装着することができ、装着作業性に優れている。
【0054】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0055】(1) 上記実施の形態では、シール部材
として、Oリングを用いた構成を説明したが、これに限
らず、各種のシール部材を用いることができ、例えば、
樹脂製の蛇腹部にエラストマなどを一体化したシール部
材を用いたり、断面非円形のシール部材を用いたり、そ
の構成は特に限定されない。
【0056】(2) 上記実施の形態では、装着孔内に
て抜止部材などにより蛇腹部を圧縮した状態で装着して
いるが、該圧縮は、特に必要とされるものではなく、蛇
腹部と通路とのシール性、つまりシール部材の位置や形
状を考慮して定めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるホースの接
続構造体を用いた自動車エンジン周辺を示す図である。
【図2】エンジンブロックの冷却通路とホースとを接続
している箇所を示す断面図である。
【図3】図2のホースを組み付ける前の状態を示す図で
ある。
【図4】図2の4−4線に沿った断面図である。
【図5】図4の抜止部材を組み付ける前の状態を示す説
明図である。
【図6】図2のシール部材の周辺を拡大して示す断面図
である。
【図7】第2の実施の形態にかかるホース接続構造体を
説明する説明図である。
【図8】第3の実施の形態にかかるホース接続構造体を
説明する説明図である。
【図9】第4の実施の形態にかかるホース接続構造体を
示す説明図である。
【図10】第5の実施の形態にかかるホース接続構造体
を説明する説明図である。
【図11】第6の実施の形態にかかるホース接続構造体
を説明する説明図である。
【図12】第7の実施の形態にかかる取付ブロックを示
す斜視図である。
【図13】第8の実施の形態にかかるホースの接続構造
体の半断面図である。
【図14】第8の実施の形態にかかる取付ブロックの開
口を示す図である。
【図15】第8の実施の形態にかかる蛇腹部の要部の断
面図である。
【図16】第9の実施の形態にかかるホースの接続構造
体を示す半断面図である。
【図17】第9の実施の形態にかかる蛇腹部を示す平面
図である。
【図18】第10の実施の形態にかかるホースの接続構
造体を示す半断面図である。
【図19】第10の実施の形態にかかる取付ブロックを
示す斜視図である。
【図20】第10の実施の形態にかかるソケットを示す
斜視図である。
【図21】第10の実施の形態にかかるソケットを取り
付けた蛇腹部を示す斜視図である。
【図22】第11の実施の形態にかかる取付ブロックお
よびソケットを示す断面図である。
【図23】第11の実施の形態にかかるソケットを示す
側面図である。
【図24】第12の実施の形態にかかるホースの接続構
造体を説明する説明図である。
【図25】図24の25−25線に沿った断面図であ
る。
【図26】第12の実施の形態にかかるブロック本体を
示す側面図である。
【図27】図26の27−27線に沿った断面図であ
る。
【図28】第13の実施の形態にかかるホースの接続構
造体を示す断面図である。
【図29】取付ブロックにホースを取り付けた状態を説
明する説明図である。
【図30】取付ブロックにホースを取り付ける直前の状
態を説明する説明図である。
【図31】従来の技術にかかるホースの接続構造体を示
す断面図である。
【図32】従来のホースの接続構造体の取付作業を説明
する説明図である。
【符号の説明】
10…エンジン 10a…エンジンブロック 10b…冷却通路 10c…ボルト穴 12…ラジエータ 14…ラジエータホース 20…ホース 20a…端部 20F…ホース 20H…ホース 20Ha…ホース側係合部 20J…ホース 20Jb…円筒部 20Jc…ホース側係合部 20Jd…導入部 20Je…係止部 20N…ホース 21…蛇腹部 21a…蛇腹溝 21F…蛇腹部 21H…蛇腹部 21J…蛇腹部 21N…蛇腹部 21Fa…ホース側係合部 21Fb…係合溝 22…シール部材 22a…内周部 22b…シール端部 22c…外周部 22d…嵌合孔 23a…端部側シール突起 23b…外周側シール突起 24…取付ブロック 24B…取付ブロック 24C…取付ブロック 24D…取付ブロック 24E…取付ブロック 24F…取付ブロック 24G…取付ブロック 24H…取付ブロック 24J…取付ブロック 24K…取付ブロック 24M…取付ブロック 24N…取付ブロック 25…ブロック本体 25B…ブロック本体 25C…ブロック本体 25D…ブロック本体 25E…ブロック本体 25F…ブロック本体 25G…ブロック本体 25H…ブロック本体 25J…ブロック本体 25K…ブロック本体 25L…ブロック本体 25M…ブロック本体 25N…ブロック本体 25a…装着孔 25b…通路 25c…係止用スリット 25d…内周壁 25e…底壁 25Ba…装着孔 25Bc…係止用スリット 25Cc…係止用スリット 25Cd…挿入溝 25Dc…係止用貫通孔 25Ec…係止用スリット 25Fa…装着孔 25Fb…スリット 25Gb…開口 25Gc…係合爪 25Ha…装着孔 25Hb…開口 25Hc…ブロック側係合部 25Ja…装着孔 25Hd…挿入間隙 25Jb…係合爪 25Kb…雄ネジ 25Lb…取付用爪 25Mb…係合爪 25Na…ガイド傾斜面 25Mc…抜止環状部 25Nb…開口 25Md…挿入部 26…フランジ 26a…貫通孔 27…ボルト 28…抜止部材 28a…環状体 28b…抜止側係合部 28c…開口部 28d…リング端 40…抜止部材 40a…抜止本体 40b…係止爪 42…抜止部材 42a…環状体 42b…係止爪 42c…連結アーム 42d…連結爪 42e…連結係合孔 44…抜止部材 44c…抜止側係合部 46…抜止部材 46a…抜止側係合部 46b…アーム 48…抜止部材 48a…支持貫通穴 48b…抜止側係合部 50…ソケット 50a…雌ネジ 50L…ソケット 50M…ソケット 50La…取付用爪 50Lb…開口 50Lc…係合爪 51…ソケット本体 51M…ソケット本体 51Ma…開口 51Mb…ソケット側係合部 51Mc…突起 52…ソケット側係合部 52a…開口 52b…スリット 52c…係合爪 60…支持環状体 61…固定リング 62…アーム 62a…ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 直巳 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 尾藤 晋一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3H017 CA03 3J106 AA06 AB09 BA02 BB01 BC04 BD01 BE11 BE22 BE29 CA02 CA06 EA10 EB01 EC01 EC07 ED11 EE01 EF01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛇腹部を有するホースを、他の通路に接
    続するホースの接続構造体において、 上記通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、 上記取付ブロックに支持されかつ上記蛇腹部の一部の外
    周を囲むように設けられた抜止本体と、該抜止本体に設
    けられかつ蛇腹部に係合する抜止側係合部とを有し、上
    記装着孔に挿入された蛇腹部に上記抜止側係合部を係合
    することで、ホースを上記通路にシールした状態にて装
    着孔内に装着する抜止部材と、 を備え、 上記抜止側係合部は、蛇腹部の周方向でほぼ均等な間隔
    にて少なくとも3カ所以上で蛇腹部に係止するように設
    けられていること、 を特徴とするホースの接続構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1のホースの接続構造体におい
    て、 上記抜止側係合部は、アーチ形状であり、蛇腹部に押圧
    されることで蛇腹溝に沿って撓むように形成されている
    ホースの接続構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1のホースの接続構造体におい
    て、 上記抜止側係合部は、蛇腹溝に突入する係止爪であるホ
    ースの接続構造体。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかのホ
    ースの接続構造体において、 上記抜止本体は、環状に形成され、その環状の一部を開
    放または閉じるように連結可能である連結部を備えてい
    るホースの接続構造体。
  5. 【請求項5】 蛇腹部を有するホースを、他の通路に接
    続するホースの接続構造体において、 上記通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、 上記取付ブロックに支持されかつ上記蛇腹部の外周を囲
    むように設けられた抜止本体と、該抜止本体に設けられ
    かつ蛇腹部の外形に倣った形状で蛇腹部に係合する抜止
    側係合部とを備え、上記装着孔に挿入された蛇腹部に、
    上記抜止側係合部を係合することで、ホースを上記通路
    にシールした状態にて装着孔内に装着する抜止部材と、 を備えたことを特徴とするホースの接続構造体。
  6. 【請求項6】 請求項5のホースの接続構造体におい
    て、 上記抜止側係合部は、蛇腹部の外周の少なくとも、10
    〜40%を接触支持するように形成したホースの接続構
    造体。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかのホ
    ースの接続構造体において、 上記蛇腹部は、上記抜止側係合部に係合しかつ蛇腹部の
    長手方向に対して断面非円形に形成されたホース側係合
    部を有するホースの接続構造体。
  8. 【請求項8】 蛇腹部を有するホースを、他の通路に接
    続するホースの接続構造体において、 上記通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、 上記取付ブロックに一体に形成され、上記該蛇腹部に係
    合することで、蛇腹部を抜止するブロック側係合部と、 を備えたことを特徴とするホースの接続構造体。
  9. 【請求項9】 請求項8のホースの接続構造体におい
    て、 上記ブロック側係合部は、蛇腹部の周方向にて少なくと
    も3カ所以上で蛇腹部に係合するように設けられている
    ホースの接続構造体。
  10. 【請求項10】 請求項9のホースの接続構造体におい
    て、 上記蛇腹部は、該蛇腹部を装着孔に挿入するときに上記
    ブロック側係合部に当たらないで、所定角度回転するこ
    とにより上記抜止側係合部に係合するホース側係合部を
    有するホースの接続構造体。
  11. 【請求項11】 蛇腹部を有するホースを、他の通路に
    接続するホースの接続構造体において、 上記通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、 取付ブロックの外周および蛇腹部にまたがって覆うソケ
    ット本体と、該ソケット本体に形成され上記取付ブロッ
    クに固定される固定手段と、上記ソケット本体に形成さ
    れ蛇腹部に係合するソケット側係合部とを有し、上記装
    着孔に挿入された蛇腹部に上記ソケット側係合部を係合
    することで、ホースを上記通路にシールした状態にて装
    着孔内に装着するソケットと、 を備えたことを特徴とするホースの接続構造体。
  12. 【請求項12】 請求項11のホースの接続構造体にお
    いて、 上記ソケット本体は、蛇腹部が挿入される開口を有し、
    上記ソケット側係合部は、上記開口の中心から放射状に
    切り分けられたスリットで形成されているホースの接続
    構造体。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12のホース
    の接続構造体において、 上記固定手段は、取付ブロックに対してネジまたは圧入
    する爪であるホースの接続構造体。
  14. 【請求項14】 請求項11ないし請求項13のいずれ
    かのホースの接続構造体において、 上記ソケットは、上記取付ブロックおよび蛇腹部に対し
    て回り止めするための爪を備えているホースの接続構造
    体。
  15. 【請求項15】 蛇腹部を有するホースを、他の通路に
    接続するホースの接続構造体において、 上記通路に接続された装着孔を有する取付ブロックと、 上記取付ブロックに支持されかつ上記蛇腹部の一部の外
    周を囲むように設けられたリングと、リングから蛇腹部
    の外周を取り囲むように延設されたアームと、アームの
    先端に形成されたガイド部とを有し、上記装着孔に挿入
    された蛇腹部を上記アームに係合することで、ホースを
    上記通路にシールした状態にて装着孔内に装着する抜止
    部材と、 を備え、 上記取付ブロックの装着孔に、上記蛇腹部を回転するこ
    とで上記ガイド部を倣わせ、かつ上記アームで蛇腹部を
    締め付けるようにガイドするガイド傾斜面を設けたこ
    と、 を特徴とするホースの接続構造体。
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