JP2002089569A - ラジアル玉軸受およびその使用方法 - Google Patents
ラジアル玉軸受およびその使用方法Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/583—Details of specific parts of races
- F16C33/585—Details of specific parts of races of raceways, e.g. ribs to guide the rollers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
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- F16C2240/40—Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
- F16C2240/70—Diameters; Radii
- F16C2240/76—Osculation, i.e. relation between radii of balls and raceway groove
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- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
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- F16C33/6688—Lubricant compositions or properties, e.g. viscosity
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】トラクションオイルによる潤滑が行われるラジ
アル玉軸受の寿命を長くする。 【解決手段】回転輪である内輪1の溝半径比を51.5
%以上53.0%以下とする。固定輪である外輪2の溝
半径比を52.5%以上55.0%以下とする。内輪1
の溝半径比は、内輪1の軌道溝半径(ri)と玉3の直
径(Dw)との比(ri/Dw)である。外輪2の溝半
径比は、外輪2の軌道溝半径(re)と玉3の直径(D
w)との比(re/Dw)である。
アル玉軸受の寿命を長くする。 【解決手段】回転輪である内輪1の溝半径比を51.5
%以上53.0%以下とする。固定輪である外輪2の溝
半径比を52.5%以上55.0%以下とする。内輪1
の溝半径比は、内輪1の軌道溝半径(ri)と玉3の直
径(Dw)との比(ri/Dw)である。外輪2の溝半
径比は、外輪2の軌道溝半径(re)と玉3の直径(D
w)との比(re/Dw)である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の自
動変速機用軸受や無断変速機用軸受のように、トラクシ
ョンオイルによる潤滑を行って使用されるラジアル玉軸
受に関する。
動変速機用軸受や無断変速機用軸受のように、トラクシ
ョンオイルによる潤滑を行って使用されるラジアル玉軸
受に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の自動変速機は、トルクコンバー
ター、歯車機構、油圧機構、湿式クラッチ等を内蔵する
装置である。これらの機構を円滑に作動させて動力を伝
達するために、自動車の自動変速機用のラジアル玉軸受
は、トラクションオイル(トラクション係数が0.09
以上であり、粘度が40℃で30.8sct以上であっ
て、特殊な摩耗調整剤などを含む潤滑油)で潤滑されて
いる。
ター、歯車機構、油圧機構、湿式クラッチ等を内蔵する
装置である。これらの機構を円滑に作動させて動力を伝
達するために、自動車の自動変速機用のラジアル玉軸受
は、トラクションオイル(トラクション係数が0.09
以上であり、粘度が40℃で30.8sct以上であっ
て、特殊な摩耗調整剤などを含む潤滑油)で潤滑されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このラ
ジアル玉軸受は、自動変速機の作動中に、軌道輪の軌道
面と転動体の転動面との間に生じる接線力が増大するた
め、潤滑膜が破壊されやすくなり、軌道面や転動面に早
期剥離が生じる恐れがある。すなわち、トラクションオ
イルで潤滑されたラジアル玉軸受は、鉱油で潤滑された
ラジアル玉軸受よりも寿命が短くなるという問題点があ
る。
ジアル玉軸受は、自動変速機の作動中に、軌道輪の軌道
面と転動体の転動面との間に生じる接線力が増大するた
め、潤滑膜が破壊されやすくなり、軌道面や転動面に早
期剥離が生じる恐れがある。すなわち、トラクションオ
イルで潤滑されたラジアル玉軸受は、鉱油で潤滑された
ラジアル玉軸受よりも寿命が短くなるという問題点があ
る。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたものであり、トラクションオイルによ
る潤滑が行われるラジアル玉軸受の寿命を長くすること
を課題とする。
着目してなされたものであり、トラクションオイルによ
る潤滑が行われるラジアル玉軸受の寿命を長くすること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、回転側の軌道輪の溝半径比(溝半径/玉
の直径)が51.0%以上53.0%以下であり、固定
側の軌道輪の溝半径比が52.5%以上55.0%以下
であるラジアル玉軸受を提供する。本発明はまた、トラ
クションオイルによる潤滑を行い、軌道輪と玉との間に
生じる面圧Pと、接触楕円内で生じる軌道輪と玉との回
転速度差Vとの積の最大値PVmax が、回転側および固
定側の両軌道輪で14000×9.8N/mmsec 以上2
4000×9.8N/mmsec 以下となる条件で、ラジア
ル玉軸受を使用するラジアル玉軸受の使用方法を提供す
る。
に、本発明は、回転側の軌道輪の溝半径比(溝半径/玉
の直径)が51.0%以上53.0%以下であり、固定
側の軌道輪の溝半径比が52.5%以上55.0%以下
であるラジアル玉軸受を提供する。本発明はまた、トラ
クションオイルによる潤滑を行い、軌道輪と玉との間に
生じる面圧Pと、接触楕円内で生じる軌道輪と玉との回
転速度差Vとの積の最大値PVmax が、回転側および固
定側の両軌道輪で14000×9.8N/mmsec 以上2
4000×9.8N/mmsec 以下となる条件で、ラジア
ル玉軸受を使用するラジアル玉軸受の使用方法を提供す
る。
【0006】ここで、本発明のラジアル玉軸受の使用方
法は、以下に述べる知見に基づくものである。ラジアル
玉軸受は、通常、「JIS B1518」に規定されて
いるように、内外輪ともに溝半径比(溝半径/玉の直
径)を52%に設計してある。ただし、この設計では、
軸受の使用条件によっては、軌道輪と玉との間に生じる
面圧が高くなり過ぎて、フレーキングが発生し易くなる
場合がある。その場合には、溝半径比をより小さくし
て、軌道輪と転動体との接触楕円の面積を大きくするこ
とにより、面圧を小さくして、軸受寿命を長くすること
が行われている。
法は、以下に述べる知見に基づくものである。ラジアル
玉軸受は、通常、「JIS B1518」に規定されて
いるように、内外輪ともに溝半径比(溝半径/玉の直
径)を52%に設計してある。ただし、この設計では、
軸受の使用条件によっては、軌道輪と玉との間に生じる
面圧が高くなり過ぎて、フレーキングが発生し易くなる
場合がある。その場合には、溝半径比をより小さくし
て、軌道輪と転動体との接触楕円の面積を大きくするこ
とにより、面圧を小さくして、軸受寿命を長くすること
が行われている。
【0007】しかしながら、トラクションオイルで潤滑
されるラジアル玉軸受では、このように面圧を小さくす
る方法によって、期待通りの長い寿命を得ることは困難
であることが分かった。その理由は、潤滑油がトラクシ
ョンオイルの場合と鉱油の場合で剥離形態が異なること
に起因すると推測される。潤滑油が鉱油の場合には、図
2(a)に示すように、剥離の起点部の位置が軌道溝の
溝幅方向の中心にある。これに対して、トラクションオ
イルの場合には、図2(b)に示すように、剥離の起点
部が軌道溝の溝幅方向の中心から外れた位置にある。
されるラジアル玉軸受では、このように面圧を小さくす
る方法によって、期待通りの長い寿命を得ることは困難
であることが分かった。その理由は、潤滑油がトラクシ
ョンオイルの場合と鉱油の場合で剥離形態が異なること
に起因すると推測される。潤滑油が鉱油の場合には、図
2(a)に示すように、剥離の起点部の位置が軌道溝の
溝幅方向の中心にある。これに対して、トラクションオ
イルの場合には、図2(b)に示すように、剥離の起点
部が軌道溝の溝幅方向の中心から外れた位置にある。
【0008】本発明者等は、このような特殊な剥離形態
を生じるトラクションオイル潤滑のラジアル玉軸受で
は、軌道輪と玉との間に生じる面圧Pだけでなく、接触
楕円内で生じる軌道輪と玉との回転速度差Vも、軸受寿
命に何らかの影響を及ぼしていると考えて、実験を重ね
た。その結果、面圧Pと回転速度差Vとの積の最大値P
Vmax を、回転側および固定側の両軌道輪で14000
×9.8N/mmsec 以上24000×9.8N/mmsec
以下となる条件で使用することによって、寿命が長くな
ることを見出した。
を生じるトラクションオイル潤滑のラジアル玉軸受で
は、軌道輪と玉との間に生じる面圧Pだけでなく、接触
楕円内で生じる軌道輪と玉との回転速度差Vも、軸受寿
命に何らかの影響を及ぼしていると考えて、実験を重ね
た。その結果、面圧Pと回転速度差Vとの積の最大値P
Vmax を、回転側および固定側の両軌道輪で14000
×9.8N/mmsec 以上24000×9.8N/mmsec
以下となる条件で使用することによって、寿命が長くな
ることを見出した。
【0009】また、この使用条件は、回転側の軌道輪の
溝半径比faを51.5%以上53.0%以下とし、固
定側の軌道輪の溝半径比fbを52.5%以上55.0
%以下とすることによって達成されることを見出した。
これらの軌道輪の溝半径比fa,fbの限定により、両
溝半径比の比(fa/fb)は0.936%以上1.0
1%以下となる。
溝半径比faを51.5%以上53.0%以下とし、固
定側の軌道輪の溝半径比fbを52.5%以上55.0
%以下とすることによって達成されることを見出した。
これらの軌道輪の溝半径比fa,fbの限定により、両
溝半径比の比(fa/fb)は0.936%以上1.0
1%以下となる。
【0010】なお、面圧Pと回転速度差Vとの積の最大
値PVmax を指標値とした理由は、以下の通りである。
また、ここでは、内輪の軌道溝を例にとって説明する
が、同様の現象は外輪の軌道溝との玉との間にも生じ
る。図3に示すように、軌道溝(ここでは内輪1の軌道
溝11)に玉3を入れた状態で、軸受(軌道輪)の回転
軸O方向と垂直なA方向に玉3側から荷重を加えると、
軌道溝11と玉3との接触面は楕円状に弾性変形する。
符号13はこの状態での軌道溝11と玉3との接触面
(接触楕円)であり、符号11aは接触面から外れた位
置での軌道溝11の面であり、符号3aは弾性変形する
前の玉3の形状を示す。
値PVmax を指標値とした理由は、以下の通りである。
また、ここでは、内輪の軌道溝を例にとって説明する
が、同様の現象は外輪の軌道溝との玉との間にも生じ
る。図3に示すように、軌道溝(ここでは内輪1の軌道
溝11)に玉3を入れた状態で、軸受(軌道輪)の回転
軸O方向と垂直なA方向に玉3側から荷重を加えると、
軌道溝11と玉3との接触面は楕円状に弾性変形する。
符号13はこの状態での軌道溝11と玉3との接触面
(接触楕円)であり、符号11aは接触面から外れた位
置での軌道溝11の面であり、符号3aは弾性変形する
前の玉3の形状を示す。
【0011】この接触面13と軌道輪(ここでは内輪
1)の回転軸Oとの距離は、回転軸O方向で異なる。ま
た、この接触面13と玉3の自転軸Bとの距離も、自転
軸B方向で異なる。そのため、この接触楕円13内での
内輪1の回転速度(周速)V1および玉3の回転速度
(周速)V0 に、回転軸O方向および自転軸B方向で差
が生じ、その分布は図3(b)に示すようになる。
1)の回転軸Oとの距離は、回転軸O方向で異なる。ま
た、この接触面13と玉3の自転軸Bとの距離も、自転
軸B方向で異なる。そのため、この接触楕円13内での
内輪1の回転速度(周速)V1および玉3の回転速度
(周速)V0 に、回転軸O方向および自転軸B方向で差
が生じ、その分布は図3(b)に示すようになる。
【0012】その結果、軌道輪と玉との間には、図3
(c)に示すように、V1 =V0 である2本の線E上で
のみ純粋な転がり接触が生じ、それ以外の部分には微小
な滑りが生じる。そして、2本の線Eで挟まれている内
側部分13aと、2本の線Eの外側部分13bとで滑り
方向が互いに反対となる。このような滑りは「差動滑
り」と称されている。
(c)に示すように、V1 =V0 である2本の線E上で
のみ純粋な転がり接触が生じ、それ以外の部分には微小
な滑りが生じる。そして、2本の線Eで挟まれている内
側部分13aと、2本の線Eの外側部分13bとで滑り
方向が互いに反対となる。このような滑りは「差動滑
り」と称されている。
【0013】これらの速度差V=|V1 −V0 |は、回
転軸O方向(自転軸B方向)で異なる。また、面圧Pに
ついても、軸受の回転軸方向で面圧Pの値は異なる(軸
受の幅方向中心部で最も大きい)。そのため、面圧Pと
回転速度差Vとの積の最大値PVmax を指標値とした。
本発明はまた、本発明のラジアル玉軸受の使用方法にお
いて、ラジアル玉軸受は、回転側の軌道輪の溝半径比
(fa)と固定側の軌道輪の溝半径比(fb)との比
(fa/fb)が0.936以上1.01以下である方
法を提供する。
転軸O方向(自転軸B方向)で異なる。また、面圧Pに
ついても、軸受の回転軸方向で面圧Pの値は異なる(軸
受の幅方向中心部で最も大きい)。そのため、面圧Pと
回転速度差Vとの積の最大値PVmax を指標値とした。
本発明はまた、本発明のラジアル玉軸受の使用方法にお
いて、ラジアル玉軸受は、回転側の軌道輪の溝半径比
(fa)と固定側の軌道輪の溝半径比(fb)との比
(fa/fb)が0.936以上1.01以下である方
法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1に示すように、呼び番号6206のラジ
アル玉軸受(内径30mm、外径62mm、幅16m
m)用の内輪1、外輪2、玉3として、軌道溝半径r
i,reを各種値とした内輪1および外輪2と、直径
(Dw)9.525mmの玉3を用意した。これらの内
輪1および外輪2を組み合わせて、溝半径比(ri/D
w,re/Dw)が下記の表1に示す組合せとなる、2
0種類のラジアル玉軸受を組み立てた。全ての試験体
は、内輪および外輪の溝半径比以外の点では同じになっ
ている。
説明する。図1に示すように、呼び番号6206のラジ
アル玉軸受(内径30mm、外径62mm、幅16m
m)用の内輪1、外輪2、玉3として、軌道溝半径r
i,reを各種値とした内輪1および外輪2と、直径
(Dw)9.525mmの玉3を用意した。これらの内
輪1および外輪2を組み合わせて、溝半径比(ri/D
w,re/Dw)が下記の表1に示す組合せとなる、2
0種類のラジアル玉軸受を組み立てた。全ての試験体
は、内輪および外輪の溝半径比以外の点では同じになっ
ている。
【0015】なお、内輪1および外輪2はSUJ2製で
あり、内外輪で同一の熱処理が施されている。これによ
り、内輪1および外輪2の表面硬さはHRC58〜64
の範囲であり、残留オーステナイト量は0〜20体積%
であり、表面粗さは0.01〜0.04μmRaの範囲
内にある。これらの20種類のラジアル玉軸受につい
て、以下のようにしてPVmax を算出した。前述のよう
に、差動滑りに伴う速度差V=|V1 −V0 |と面圧P
は、軸受の回転軸方向で値が異なるため、先ず、回転軸
方向の各位置での速度差Vと面圧Pを算出する。各位置
での面圧Pは、ヘルツの接触理論に準じた式を用いて算
出した。各位置での速度差Vは、「日本機械学会論文集
(第3部)27巻178号(昭36−6)」に示す計算
式を基にして算出した。次に、各位置での面圧Pの算出
値と速度差Vとの積を算出し、この積の最大値をPVma
x とした。
あり、内外輪で同一の熱処理が施されている。これによ
り、内輪1および外輪2の表面硬さはHRC58〜64
の範囲であり、残留オーステナイト量は0〜20体積%
であり、表面粗さは0.01〜0.04μmRaの範囲
内にある。これらの20種類のラジアル玉軸受につい
て、以下のようにしてPVmax を算出した。前述のよう
に、差動滑りに伴う速度差V=|V1 −V0 |と面圧P
は、軸受の回転軸方向で値が異なるため、先ず、回転軸
方向の各位置での速度差Vと面圧Pを算出する。各位置
での面圧Pは、ヘルツの接触理論に準じた式を用いて算
出した。各位置での速度差Vは、「日本機械学会論文集
(第3部)27巻178号(昭36−6)」に示す計算
式を基にして算出した。次に、各位置での面圧Pの算出
値と速度差Vとの積を算出し、この積の最大値をPVma
x とした。
【0016】これらの試験用軸受を、各10体ずつ用意
し、日本精工(株)製の玉軸受寿命試験機に取付け、下
記の条件で回転させる寿命試験を行った。寿命の判定
は、軸受の振動値が初期振動値の2倍となった時点で試
験を中断して、軌道溝面に剥離が発生しているかどうか
を調べ、内外輪のいずれかに剥離が発生していれば寿命
とすることで行った。
し、日本精工(株)製の玉軸受寿命試験機に取付け、下
記の条件で回転させる寿命試験を行った。寿命の判定
は、軸受の振動値が初期振動値の2倍となった時点で試
験を中断して、軌道溝面に剥離が発生しているかどうか
を調べ、内外輪のいずれかに剥離が発生していれば寿命
とすることで行った。
【0017】また、この際に、内外輪のいずれに剥離が
生じているかと、剥離形態がA(剥離の起点部の位置が
軌道溝の溝幅方向の中心にある),B(剥離の起点部が
軌道溝の溝幅方向の中心から外れた位置にある)のいず
れであるかを調べた。なお、剥離形態Aのような剥離
は、例えばナフテン系鉱油(40℃での動粘度:28.
9cst、トラクション係数:0.06)を潤滑剤とし
て用いた場合に生じる剥離である。
生じているかと、剥離形態がA(剥離の起点部の位置が
軌道溝の溝幅方向の中心にある),B(剥離の起点部が
軌道溝の溝幅方向の中心から外れた位置にある)のいず
れであるかを調べた。なお、剥離形態Aのような剥離
は、例えばナフテン系鉱油(40℃での動粘度:28.
9cst、トラクション係数:0.06)を潤滑剤とし
て用いた場合に生じる剥離である。
【0018】次に、各種類毎に10体の試験軸受の結果
をワイブル分布のグラフ(累積破損確率−寿命)にプロ
ットし、このグラフから、短寿命側から10%の軸受に
剥離が発生するまでの総回転時間を求め、この時間を寿
命測定値(L10)とした。なお、試験打ち切り時間は6
00時間とした。この600時間は、内輪および外輪の
溝半径比が共に52%であるJIS標準品(比較例3)
の計算寿命の約10倍の値に相当する。 <寿命試験の条件> 荷重:Pr(ラジアル荷重)/C(基本動定格荷重)=
0.45 回転速度:3000回/分 雰囲気温度:110℃ 潤滑:トラクションオイルによるクリーン潤滑 回転輪:内輪 なお、トラクションオイルとしては、トラクション係数
が0.09であり、粘度が40℃で30.8cstであ
る潤滑油を用いた。
をワイブル分布のグラフ(累積破損確率−寿命)にプロ
ットし、このグラフから、短寿命側から10%の軸受に
剥離が発生するまでの総回転時間を求め、この時間を寿
命測定値(L10)とした。なお、試験打ち切り時間は6
00時間とした。この600時間は、内輪および外輪の
溝半径比が共に52%であるJIS標準品(比較例3)
の計算寿命の約10倍の値に相当する。 <寿命試験の条件> 荷重:Pr(ラジアル荷重)/C(基本動定格荷重)=
0.45 回転速度:3000回/分 雰囲気温度:110℃ 潤滑:トラクションオイルによるクリーン潤滑 回転輪:内輪 なお、トラクションオイルとしては、トラクション係数
が0.09であり、粘度が40℃で30.8cstであ
る潤滑油を用いた。
【0019】また、各種類毎に異なる基本動定格荷重を
基に、この条件における基本定格寿命(106 回転)を
計算寿命(Lcal )として算出した。この計算寿命に対
する寿命測定値(L10)の比(L10/Lcal )を算出し
た。これらの結果を下記の表1に併せて示す。
基に、この条件における基本定格寿命(106 回転)を
計算寿命(Lcal )として算出した。この計算寿命に対
する寿命測定値(L10)の比(L10/Lcal )を算出し
た。これらの結果を下記の表1に併せて示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1から分かるように、実施例1〜10で
は、内輪(回転側の軌道輪)の溝半径比を51.5%以
上53.0%以下とし、外輪(固定側の軌道輪)の溝半
径比を52.5%以上55.0%以下とすることによ
り、面圧Pと回転速度差Vとの積の最大値PVmax が、
内外輪ともに14000×9.8N/mmsec 以上240
00×9.8N/mmsec 以下となって、250時間以上
の長い寿命(計算寿命の5.52倍〜7.14倍の寿
命)が得られた。
は、内輪(回転側の軌道輪)の溝半径比を51.5%以
上53.0%以下とし、外輪(固定側の軌道輪)の溝半
径比を52.5%以上55.0%以下とすることによ
り、面圧Pと回転速度差Vとの積の最大値PVmax が、
内外輪ともに14000×9.8N/mmsec 以上240
00×9.8N/mmsec 以下となって、250時間以上
の長い寿命(計算寿命の5.52倍〜7.14倍の寿
命)が得られた。
【0022】また、実施例1〜10の剥離形態は全てA
であり、実施例1〜10の構成とすることにより、トラ
クションオイル潤滑の場合でも鉱油の場合と同様に、剥
離の起点部が軌道溝の溝幅方向の中心になることが分か
った。これに対して、比較例1〜10では、内輪および
/または外輪の溝半径比が本発明の範囲から外れている
ことにより、内輪および/または外輪がPVmax =14
000×9.8N/mmsec 〜24000×9.8N/mm
sec とならずに、寿命が44〜59時間と短かった。
であり、実施例1〜10の構成とすることにより、トラ
クションオイル潤滑の場合でも鉱油の場合と同様に、剥
離の起点部が軌道溝の溝幅方向の中心になることが分か
った。これに対して、比較例1〜10では、内輪および
/または外輪の溝半径比が本発明の範囲から外れている
ことにより、内輪および/または外輪がPVmax =14
000×9.8N/mmsec 〜24000×9.8N/mm
sec とならずに、寿命が44〜59時間と短かった。
【0023】剥離形態は、比較例1〜6ではトラクショ
ンオイルに特有のBであったが、比較例7〜10では鉱
油の場合と同様のAであった。比較例1〜6と比較例7
〜10との比較では、比較例7〜10の方が寿命が長か
った。これらの結果が生じた理由は、比較例7〜10は
内外輪ともに比較的溝半径比が小さく、PVmax が小さ
いことに起因すると考えられる。
ンオイルに特有のBであったが、比較例7〜10では鉱
油の場合と同様のAであった。比較例1〜6と比較例7
〜10との比較では、比較例7〜10の方が寿命が長か
った。これらの結果が生じた理由は、比較例7〜10は
内外輪ともに比較的溝半径比が小さく、PVmax が小さ
いことに起因すると考えられる。
【0024】比較例1,2,5,8では、実施例1〜1
0およびJIS標準品である比較例3よりも計算寿命は
長かったが、寿命測定値の計算寿命に対する比は0.7
以下と極端に小さかった。これらの結果は、従来の転が
り疲れ理論(基本動定格荷重が大きいと寿命が長くな
る)では説明できない。すなわち、トラクションオイル
潤滑下でのラジアル玉軸受の寿命については、内輪およ
び外輪の溝半径比を最適化することによって、従来の転
がり疲れ理論による計算寿命は短くなるが、実際に得ら
れる寿命は著しく長くなることが分かる。
0およびJIS標準品である比較例3よりも計算寿命は
長かったが、寿命測定値の計算寿命に対する比は0.7
以下と極端に小さかった。これらの結果は、従来の転が
り疲れ理論(基本動定格荷重が大きいと寿命が長くな
る)では説明できない。すなわち、トラクションオイル
潤滑下でのラジアル玉軸受の寿命については、内輪およ
び外輪の溝半径比を最適化することによって、従来の転
がり疲れ理論による計算寿命は短くなるが、実際に得ら
れる寿命は著しく長くなることが分かる。
【0025】表1には、実施例1〜10および比較例1
〜10の各軸受について、内輪(回転側の軌道輪)の溝
半径比(fa)と外輪(固定側の軌道輪)の溝半径比
(fb)との比(fa/fb)も記載されている。この
比(fa/fb)と寿命比(L10/Lcal )との関係を
図4にグラフで示す。このグラフから、実施例1〜10
では比(fa/fb)が0.936〜1.01の範囲
(図4の)にあり、寿命比(L10/Lcal )は5.0
以上と高いことが分かる。また、実施例1〜10のう
ち、比(fa/fb)が0.95〜1.00の範囲(図
4の)にあれば、寿命比(L10/Lcal )は6.0を
超える程高くなることが分かる。
〜10の各軸受について、内輪(回転側の軌道輪)の溝
半径比(fa)と外輪(固定側の軌道輪)の溝半径比
(fb)との比(fa/fb)も記載されている。この
比(fa/fb)と寿命比(L10/Lcal )との関係を
図4にグラフで示す。このグラフから、実施例1〜10
では比(fa/fb)が0.936〜1.01の範囲
(図4の)にあり、寿命比(L10/Lcal )は5.0
以上と高いことが分かる。また、実施例1〜10のう
ち、比(fa/fb)が0.95〜1.00の範囲(図
4の)にあれば、寿命比(L10/Lcal )は6.0を
超える程高くなることが分かる。
【0026】したがって、トラクションオイルによる潤
滑を行って使用されるラジアル玉軸受では、内輪(回転
側の軌道輪)の溝半径比を51.5%以上53.0%以
下とし、外輪(固定側の軌道輪)の溝半径比を52.5
%以上55.0%以下とするとともに、比(fa/f
b)を0.95以上1.00以下とすることにより、寿
命測定値の計算寿命に対する比をより大きくすることが
できる。
滑を行って使用されるラジアル玉軸受では、内輪(回転
側の軌道輪)の溝半径比を51.5%以上53.0%以
下とし、外輪(固定側の軌道輪)の溝半径比を52.5
%以上55.0%以下とするとともに、比(fa/f
b)を0.95以上1.00以下とすることにより、寿
命測定値の計算寿命に対する比をより大きくすることが
できる。
【0027】なお、比(fa/fb)が小さくなること
は、内輪(回転側の軌道輪)の接触面圧が低下して内輪
に滑りが生じ易くなり、その結果、内輪に剥離が生じ易
くなることを意味する。また、比(fa/fb)が大き
くなることは、外輪(固定側の軌道輪)の接触面圧が低
下して外輪に滑りが生じ易くなり、その結果、内輪に剥
離が生じ易くなることを意味する。そのため、内外輪両
方に剥離が生じ難くするための適正値として、比(fa
/fb)を0.936以上1.01以下とすることが好
ましく、0.95以上1.00以下とすることが更に好
ましい。
は、内輪(回転側の軌道輪)の接触面圧が低下して内輪
に滑りが生じ易くなり、その結果、内輪に剥離が生じ易
くなることを意味する。また、比(fa/fb)が大き
くなることは、外輪(固定側の軌道輪)の接触面圧が低
下して外輪に滑りが生じ易くなり、その結果、内輪に剥
離が生じ易くなることを意味する。そのため、内外輪両
方に剥離が生じ難くするための適正値として、比(fa
/fb)を0.936以上1.01以下とすることが好
ましく、0.95以上1.00以下とすることが更に好
ましい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トラクションオイルによる潤滑が行われるラジアル玉軸
受の寿命を長くすることができる。
トラクションオイルによる潤滑が行われるラジアル玉軸
受の寿命を長くすることができる。
【図1】内輪および外輪の溝半径比について説明する図
である。
である。
【図2】軌道輪の剥離形態を示す図であって、(a)は
潤滑油が鉱油の場合を示し、(b)は潤滑油がトラクシ
ョンオイルの場合を示す。
潤滑油が鉱油の場合を示し、(b)は潤滑油がトラクシ
ョンオイルの場合を示す。
【図3】軌道輪と玉との間に生じる差動滑りを説明する
図である。
図である。
【図4】実施形態で得られた、内外輪の溝半径比の比
(fa/fb)と寿命比(L10/Lcal )との関係を示
すグラフである。
(fa/fb)と寿命比(L10/Lcal )との関係を示
すグラフである。
1 内輪 2 外輪 3 玉 3a 弾性変形する前の玉の形状 11 軌道溝 11a 接触面から外れた位置での軌道溝の面 13 軌道輪と玉との接触面(接触楕円) 13a 2本の線Eの内側部分 13b 2本の線Eの外側部分 O 軌道輪の回転軸 B 玉の自転軸 V1 接触楕円内での内輪の回転速度(周速) V0 接触楕円内での玉の回転速度(周速) E 純粋な転がり接触が生じている位置を示す線
Claims (4)
- 【請求項1】 回転側の軌道輪の溝半径比(溝半径/玉
の直径)が51.5%以上53.0%以下であり、固定
側の軌道輪の溝半径比が52.5%以上55.0%以下
であるラジアル玉軸受。 - 【請求項2】 トラクションオイルによる潤滑を行い、
軌道輪と玉との間に生じる面圧Pと、接触楕円内で生じ
る軌道輪と玉との回転速度差Vとの積の最大値PVmax
が、回転側および固定側の両軌道輪で14000×9.
8N/mmsec以上24000×9.8N/mmsec 以下と
なる条件で、ラジアル玉軸受を使用するラジアル玉軸受
の使用方法。 - 【請求項3】 回転側の軌道輪の溝半径比(fa)と固
定側の軌道輪の溝半径比(fb)との比(fa/fb)
は0.936以上1.01以下である請求項1記載のラ
ジアル玉軸受。 - 【請求項4】 ラジアル玉軸受は、回転側の軌道輪の溝
半径比(fa)と固定側の軌道輪の溝半径比(fb)と
の比(fa/fb)が0.936以上1.01以下であ
る請求項2記載のラジアル玉軸受の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000279485A JP2002089569A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | ラジアル玉軸受およびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000279485A JP2002089569A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | ラジアル玉軸受およびその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002089569A true JP2002089569A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18764483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000279485A Pending JP2002089569A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | ラジアル玉軸受およびその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002089569A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005003198A (ja) * | 2003-05-20 | 2005-01-06 | Nsk Ltd | 転がり軸受、およびそれを用いたハイブリッド自動車または燃料電池自動車用トランスミッション |
JP2008215610A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-09-18 | Nsk Ltd | ラジアル玉軸受用保持器及びラジアル玉軸受 |
US9206490B2 (en) | 2011-12-08 | 2015-12-08 | Ntn Corporation | Bearing part, rolling bearing, and methods of manufacturing them |
CN105317830A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-02-10 | 胡月明 | 一种高精密轴承 |
US10087989B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-02 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10094422B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-09 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10107335B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-23 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10156259B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-12-18 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000279485A patent/JP2002089569A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005003198A (ja) * | 2003-05-20 | 2005-01-06 | Nsk Ltd | 転がり軸受、およびそれを用いたハイブリッド自動車または燃料電池自動車用トランスミッション |
JP4626183B2 (ja) * | 2003-05-20 | 2011-02-02 | 日本精工株式会社 | 転がり軸受、およびそれを用いたハイブリッド自動車または燃料電池自動車用トランスミッション |
JP2008215610A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-09-18 | Nsk Ltd | ラジアル玉軸受用保持器及びラジアル玉軸受 |
US9206490B2 (en) | 2011-12-08 | 2015-12-08 | Ntn Corporation | Bearing part, rolling bearing, and methods of manufacturing them |
US10087989B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-02 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
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