JP2000065069A - 玉軸受 - Google Patents
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Abstract
道輪の早期はくりを良好に防止して玉軸受の長寿命化を
図ると共に、軸受コストの低減を図る。 【解決手段】 固定側軌道輪と回転側軌道輪との間に複
数の玉が配設され、滑り率が5%、40°C条件下でト
ラクション係数が0.07以上である潤滑油環境下にて
使用される玉軸受において、少なくとも回転側軌道輪の
溝半径を、玉直径をDwとした場合に0.53Dw以上
0.58Dw以下とし、且つ、軌道輪の硬さをHRC5
8以上HRC64以下とする。
Description
に自動変速機用潤滑油(Automatic TransmissionFlui
d:以下、ATFと略称する。)等のようなトラクショ
ン係数が高い潤滑油を媒体とした使用条件下、例えば、
自動車の変速機部などに使用される玉軸受に関する。
荷重及び定格寿命の計算方法に示されているように、深
みぞ玉軸受、アンギュラ玉軸受では、その基本動ラジア
ル定格荷重の計算において、玉の直径をDwとした場合
に内輪の溝半径が0.52Dwの値を越えず、且つ、外
輪の溝半径が0.53Dwを越えないことが規定されて
いる。
きくすると動定格荷重が減少し、転がり計算寿命が低下
することが考えられるためである。従って、軌道輪の溝
半径をできるだけ小さくすることにより、軌道面の接触
面圧を小さくして軸受の長寿命化を図るのが従来からの
考え方である。
ル油、タービン油をはじめとした流動性に優れた潤滑油
が使用されているが、一方で、歯車等の軸受周辺部品の
潤滑油との共通化を図るべく、ギヤ油、マシン油等も使
用されている。
で用いられるが、例えば、歯車を案内する部位等に装着
されて転がり負荷荷重を支えるラジアル玉軸受では、潤
滑油として軸受の転がり特性に適しない、摩擦係数が高
くなるATF等の潤滑油を使用した場合等においては、
すべりを生じやすくなり、摩擦係数の増加や温度上昇に
よって短時間にて軌道輪にはくりが生じることが確認さ
れている。
油圧機構、湿式クラッチなどを内蔵する自動変速機に用
いられる潤滑油であり、自動変速機の機構を円滑に作動
させるために、熱媒体や摩擦材の潤滑、適正な摩擦特性
の維持などの多くの機能を有することが求められる。
において使用される転がり軸受において、例えばラジア
ル玉軸受の場合、回転輪である内輪の差動すべりが大き
くなり、Pv値(接触面圧と速度の積)が最も高くなる
位置が軌道輪中心(図3参照)ではなく、接触楕円内の
少し外れた二箇所(図4参照)となり、接線力が増加す
るため、J1SB1518によって規定されている転が
り計算寿命より短時間にてはくりを生じることを確認し
た。
軸受寿命の向上を図る技術としては、例えば実開平5−
86026号公報に示すように、外側軌道輪及び内側軌
道輪の内の少なくとも一方の軌道輪を硬度がHRC65
以上の粉末高速度鋼で形成すると共に、該軌道輪の溝半
径Rと転動体半径rとの比率ρ(R/r)を、軸受鋼で
形成した軌道輪の溝半径R0 と転動体半径r0 との比率
ρ0 (R0 /r0 )で除した値(ρ/ρ0 )を1.0〜
1.12とすることにより、トルクや微小すべりを低減
して軸受の温度上昇を抑制し、これにより、軸受寿命の
向上を図るようにしたものが知られている。
ように、内輪(回転輪)の溝半径を外輪の溝半径より大
きくした総玉軸受とすることにより、高温時・高速時に
おける玉のすべりを低減すると共に熱影響を少なくし、
回転トルクを小さくして、転がり寿命を長くするように
したものが知られている。
5−86026号公報に開示された技術においては、外
側軌道輪及び内側軌道輪の内の少なくとも一方の軌道輪
を硬度がHRC65以上の粉末高速度鋼で形成している
ため軸受コストが高くなり、しかも、トラクション係数
が高いATF使用環境下において使用される軸受ではな
く、工作機械にて使用される流動性が高いスピンドル油
での環境を想定しているため、単純に軌道輪の溝半径を
変えても、ATF使用環境下では軸受の温度上昇を低減
させるのみで、耐はくり対策としては期待できない。
された技術では、内輪(回転輪)の溝半径を玉直径Dw
の61±2%、外輪(固定輪)の溝半径を玉直径Dwの
56±2%としているため、総玉軸の場合では転動体の
数が多いため接触面圧が小さくなるものの、一般的な深
みぞ玉軸受の場合には、例えばP(動等価荷重)/C
(JIS動定格荷重)=0.5として回転輪の溝半径を
玉直径Dwの59%とすると、接触面圧Pmax が450
kgf/mm2 以上となって転がり軌道面に塑性変形が
生じてしまい、軸受としての機能を満たすことが困難と
なる。
されたものであり、トラクション係数が高い潤滑油環境
下での軌道輪の早期はくりを良好に防止して長寿命化を
図ることができると共に、コスト低減を図ることができ
る玉軸受を提供することを目的とする。
めに、本発明に係る玉軸受は、固定側軌道輪と回転側軌
道輪との間に複数の玉が配設され、滑り率が5%、40
°C条件下でトラクション係数が0.07以上である潤
滑油環境下にて使用される玉軸受において、少なくとも
回転側軌道輪の溝半径を、玉直径をDwとした場合に
0.53Dw以上0.58Dw以下とし、且つ、軌道輪
の硬さをHRC58以上HRC64以下としたことを特
徴とする。この場合、回転側軌道輪の溝半径を固定側軌
道輪の溝半径より大きくするのが好ましい。
を図を参照して説明する。図1は片もち型寿命試験機の
概略図、図2は軌道輪の溝半径と軸受寿命との関係を示
すグラフ図、図3は軌道輪中心にはくりが生じた状態を
示す図、図4は軌道輪の接触楕円内の少し外れた二箇所
の位置にはくりが生じた状態を示す図である。
アル玉軸受諸元の一覧を示す。寿命試験に用いたラジア
ル玉軸受は、外径φ62mm、内径φ30mm、幅16
mmの6206深みぞ玉軸受である。実施形態例及び比
較例の軸受において、それぞれ軌道輪の溝半径を変えて
軸受を組立て、軸受すきまは普通すきまとした。ここ
で、実施形態例については内輪、外輪共に軌道輪の溝半
径(溝R)を玉直径Dwの53%以上58%以下とし、
比較例については内輪、外輪共に軌道輪の溝半径(溝
R)を玉直径Dwの50.5%以上60%以下とした。
例及び比較例共にSUJ2である。また、実施形態例及
び比較例共に内輪、外輪に同一の加工、熱処理を行うと
共に、残留オーステナィト量を0〜20%、軌道輪の表
面粗さを0.01〜0.04μmRa、玉(転動体)の
表面硬さをHRC63、玉の表面粗さを0.003〜
0.010μmRaとし、実施形態例の軌道輪の表面硬
さについてはHRC58以上HRC64以下とし、比較
例の軌道輪の表面硬さについてはHRC56以上HRC
62以下とした。
る。実施形態例1〜10、比較例1〜6の各ラジアル玉
軸受を、図1に示す片もち型寿命試験機にセットし、試
験温度100°C、試験荷重Fr=980kgf(JI
S規格でのP/C=0.5相当)、試験回転数n=33
00rpmの内輪回転、試験回数を各n=10にて寿命
試験を行った。
油(滑り率5%、40°C条件下でトラクション係数μ
=0.06)及び市販合成トラクション油(滑り率5
%、40°C条件下でトラクション係数μ=0.09)
の2種類を用意し、この試験ではまず市販合成トラクシ
ョン油を用いた。なお、図1において符号1はラジアル
玉軸受、2は外輪(固定側)、3は内輪(回転側)、4
は玉、5はシャフト、6はハウジング、7は負荷レバ
ー、8は油浴槽、9はフィルターである。
振動値の5倍となった時点で試験を中断してはくり(フ
レーキング)を確認した。試験打ち切り時間は、JIS
B1518による転がり軸受の計算寿命がLcal52
%(軌道輪の溝半径を玉直径の52%とした場合の計算
寿命)=40時間であるため、その5倍の200時間と
した。
ション特性の関係として、「潤滑、第33巻、第11号
(1988)p811〜815:(社)日本トライボロ
ジー学会編集、(株)養賢堂発行」に示されているよう
に、2円筒試験機を用い、周速4.1m/s、すべり率
5%での最大トラクション係数μ(40°C条件下)
を、表2の各トラクション油の特性として表している。
ョン油を用いた場合の軸受寿命試験の結果を表3及び図
2に示す。なお、図2は内外輪の溝半径を同一とした実
施形態例1〜6、比較例1〜4についての溝半径と寿命
比(L10寿命/計算寿命Lcal52%)との関係を
示す。
3については、L10寿命がそれぞれ176時間、18
7時間、198時間と計算寿命より4倍以上長寿命とな
っているのが判る。はくりの発生は外輪に集中し、はく
り個数はそれぞれ5/10個、3/10個、2/10個
であり、はくり位置は図3のAタイプ(軌道輪中心)で
あった。このはくり寿命の延長効果は内輪の溝半径を玉
直径の53〜55%としたことにより、差動すべりがJ
ISB1518の規格(玉直径の52%)に比べて低下
し、一方、外輪の接触面圧が上昇して外輪にはくり発生
が集中した。
ぞれL10寿命が181時間、159時間、154時間
と計算寿命より長寿命となっているのが判る。はくり発
生は内輪に集中し、はくり個数はそれぞれ2/10個、
4/10個、5/10個であり、はくりの位置は図3の
Aタイプであり、最犬接触面圧位置にてはくりが発生し
ている。これは、内輪の溝半径が56%、57%、58
%と大きくなったため、接触面圧が高くなったことによ
る。
径を玉直径の53%として、軌道輪の表面硬さをHRC
58〜64まで違えた試験であるが、表面硬さの上昇と
ともにL10寿命もそれぞれ140時間、199時間、
200時間となって計算寿命より大幅に長寿命となって
いるのが判る。
輪)の溝半径を玉直径の55%、外輪(固定輪)の溝半
径を玉直径の52%とすることにより、外輪に発生する
最大接触面圧の低下したため、200時間に達してもは
くり発生しなかった。
の溝半径が玉直径の50.5%、52%であるため、差
動すべり値が外輪に比べて高くなり、内輪にはくり発生
が集中してL10寿命はそれぞれ30時間、33時間と
計算寿命以下であった。また、はくり個数は共に10/
10個であり、また、はくりの位置は図4のBタイプで
あった。
半径が玉直径の59%、60%と大きいため内輪軌道輪
に作用する差動すべりは小さくなるが、接触面圧が上昇
するため内輪はくりが10/10個と多発し、L10寿
命は20時間、11時間と計算寿命の1/2以下となっ
た。
べて寿命は長いものの、軌道輪の表面硬さがHRC56
と低いため、L10寿命が67、54時間と、実施形態
例と比べて短い結果となった。
深みぞ玉軸受を例に採ったが、これに代えて、アンギュ
ラ玉軸受、自動調心玉軸受、スラスト玉軸受についても
同様の作用効果を得ることができる。
通常熱処理したものを用いたが、寸法安定化処理を施す
ことにより、軸受性能をより向上させることができ、ま
た、軸受鋼に代えて肌焼鋼を用いても同様の作用効果を
得ることができる。
テン系鉱油を用いた場合の軸受寿命試験の結果を示す。
寿命試験には実施形態例1,5,10の軸受と、比較例
1,3,5の軸受を使用し、試験方法及び条件について
は市販合成トラクション油を用いた場合と同一とした。
5,10については、200時間に至っても軌道輪には
くりが生じなかった。これに対し、比較例3について
は、内輪の接触面圧が高くなって内輪にはくりが発生し
た。また、L10寿命は64時間であり、市販合成トラ
クション油を用いた場合のL10寿命と比較してほぼ3
倍程度寿命が長くなった。
HRC56と低いため、軌道表面近傍が塑性変形しやす
くなり、L10寿命が118時間であった。また、市販
合成トラクション油を用いた場合のL10寿命と比較し
約2倍程度寿命が長くなった。これは、トラクション係
数が低いナフテン系鉱油を使用したことによって接線力
が低下したことが考えられ、転がり疲労における相当応
力の減少が作用したものである。
至ってもはくりが生じなかった。これは、トラクション
係数が0.06以下の低い値であれば、早期はくりが発
生しないためである。
件下では寸法安定化処理を施した軸受を用いることが望
ましい。
によれば、トラクション係数が高い潤滑油を媒体とした
使用条件下で玉軸受に作用するすべりを低減する一方で
最大接触面圧を低くすることができる軌道輪の溝半径を
設定しているので、早期はくりを良好に防止することが
でき、この結果、トラクション係数が高い潤滑油環境下
での玉軸受の長寿命化を図ることができるという効果が
得られる。
価な粉末高速度鋼で形成する必要がないため、玉軸受の
コスト低減を図ることができるという効果が得られる。
フ図である。
る。
にはくりが生じた状態を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定側軌道輪と回転側軌道輪との間に複
数の玉が配設され、滑り率が5%、40°C条件下でト
ラクション係数が0.07以上である潤滑油環境下にて
使用される玉軸受において、少なくとも回転側軌道輪の
溝半径を、玉直径をDwとした場合に0.53Dw以上
0.58Dw以下とし、且つ、軌道輪の硬さをHRC5
8以上HRC64以下としたことを特徴とする玉軸受。
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JP10239142A JP2000065069A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 玉軸受 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10239142A Pending JP2000065069A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 玉軸受 |
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