JP2002089448A - クランクケースヒータの制御装置 - Google Patents

クランクケースヒータの制御装置

Info

Publication number
JP2002089448A
JP2002089448A JP2000277991A JP2000277991A JP2002089448A JP 2002089448 A JP2002089448 A JP 2002089448A JP 2000277991 A JP2000277991 A JP 2000277991A JP 2000277991 A JP2000277991 A JP 2000277991A JP 2002089448 A JP2002089448 A JP 2002089448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
crankcase heater
time
crankcase
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000277991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002089448A5 (ja
JP3834197B2 (ja
Inventor
Shigenori Kawawaki
重徳 川脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP2000277991A priority Critical patent/JP3834197B2/ja
Publication of JP2002089448A publication Critical patent/JP2002089448A/ja
Publication of JP2002089448A5 publication Critical patent/JP2002089448A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3834197B2 publication Critical patent/JP3834197B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過剰な加熱を防ぎ、効率的な電気エネルギー
の使用を図ることができるクランクケースヒータの制御
装置を提供する。 【解決手段】 クランクケースヒータの温度を計測する
第1温度センサ11と、前記圧縮機周囲温度を計測する
第2温度センサ12と、前記クランクケースヒータの目
標温度および前記冷凍・空調機の運転スケジュールを設
定するための設定手段13と、前記圧縮機が運転中か否
かを判定する判定手段14と、前記第1と第2温度セン
サによる計測温度、前記設定手段による設定入力および
前記判定手段からの出力に基づいて分割されたクランク
ケースヒータへの通電をON/OFFさせる制御手段1
0とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧縮機を使用し
た冷凍・空調機におけるクランクケースヒータの制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機を使用した冷凍・空調機の場合、
停止中にクランクケース内のオイルに冷媒が溶け込むの
を防止するため、ヒーターによりクランクケース内の温
度を上げている。このヒーターの制御方法は、通常、圧
縮機が停止中、常に通電状態となっている。
【0003】図4は、例えば特開昭61−31684号
公報に開示された従来のクランクケースヒータの制御装
置を示す回路図である。図4において、1は電磁継電器
5の接点、2は電磁継電器6の接点、3,4はクランク
ケースヒータ、5,6は機械接点7,8によりON/O
FFされる電磁継電器である。
【0004】次に動作について説明する。冷凍・空調機
が長期間停止する場合については、片方の機械接点7の
みONし、電磁継電器5が通電されることなり、電磁接
触器5のb接点1がOFFされ、その結果、クランクケ
ースヒータ3はOFFし、片方のクランクケースヒータ
4のみONされることとなる。これにより、圧縮機の過
剰加熱を防ぐ。
【0005】他方、冷凍・空調機の停止期間が短い場合
については、機械接点7,8は共にOFFされ、電磁継
電器5,6は通電されないため、その結果、接点1,2
はONされた状態を継続することとなり、クランクケー
スヒータ3,4は共に通電される状態となる。これによ
り、液圧縮による圧縮機の事故を防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のクランクケース
ヒータの制御装置では、上記したように、長期停止期間
については、供給される電気エネルギーは短期停止に比
較して削減されるが、必要とする電気エネルギーに応じ
た制御が実施されていないため、過剰な加熱が実施され
ることとなり、無駄な電気エネルギーが消費されるとい
う問題があった。すなわち、クランクケースヒータの有
功活用を図るため、クランクケースヒータの本数を分割
することで、省エネルギーを実施していたが、加熱が不
要な際でも、少量とは言えいくらかの電力が必要となっ
ていたため、完全な省エネルギー効果を見出すことはで
きなかった。
【0007】この発明は上述した点に鑑みてなされたも
ので、過剰な加熱を防ぎ、効率的な電気エネルギーの使
用を図ることができるクランクケースヒータの制御装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクランク
ケースの制御装置は、圧縮機を使用した冷凍・空調機に
おける分割されたクランクケースヒータを制御するクラ
ンクケースヒータの制御装置において、前記クランクケ
ースヒータの温度を計測する第1温度センサと、前記圧
縮機周囲温度を計測する第2温度センサと、前記クラン
クケースヒータの目標温度および前記冷凍・空調機の運
転スケジュールを設定するための設定手段と、前記圧縮
機が運転中か否かを判定する判定手段と、前記第1と第
2温度センサによる計測温度、前記設定手段による設定
入力および前記判定手段からの出力に基づいて、 (1)現在の日時が休日でなく、前記圧縮機が運転中で
ない場合 (2)現在の日時が休日であり、現在時刻が前記第1及
び第2温度センサの計測温度に基づいて設定された通電
開始時刻を経過していない場合 (3)現在の日時が休日であり、現在時刻が設定された
通電開始時刻を経過し、クランクケースヒータの計測温
度が目標温度に到達して連続して設定時間を経過してい
ない場合 (4)現在の日時が休日であり、現在時刻が設定された
通電開始時刻を経過し、クランクケースヒータが目標温
度に到達して連続して設定時間を経過し、クランクケー
スヒータの計測温度が目標温度を越えていない場合 には、分割されたクランクケースヒータのすべてを通電
させ、 (5)現在の日時が休日であり、現在時刻が設定された
通電開始時刻を経過し、クランクケースヒータが目標温
度に到達して連続して設定時間を経過し、クランクケー
スヒータの計測温度が目標温度を越えている場合 には、分割されたクランクケースヒータのすべての通電
をOFFさせる制御手段とを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1と図2は、この発明の実施の
形態に係るクランクケースヒータの制御装置を示すブロ
ック図と回路図である。これらの図において、1〜8
は、図4に示す従来例と同一部分を示し、その説明は省
略する。新たな符号として、9は、冷凍・空調機の圧縮
機、10は、各入力値に応じてクランクケースヒータの
制御パターンを制御するクランクケースヒータ制御装置
であり、各入力値に応じてON/OFFされる電磁継電
器5,6が内蔵されている。
【0010】また、11は、クランクケースヒータの温
度を計測する第1温度センサで、センサ部はクランクケ
ース表面に接続され、出力端子はクランクケースヒータ
制御装置10に接続される。12は、圧縮機周囲温度を
計測する第2温度センサで、センサ部は冷媒回路の温度
影響を受けない圧縮機近辺に設置し、出力端子はクラン
クケースヒータ制御装置10に接続される。13は、ク
ランクケースヒータ制御装置10に冷凍・空調機の運転
スケジュールを設定するための設定装置で、パソコンで
代用し、クランクケースヒータとは、例えばRステップ
S−232方式等のシリアル伝送方式で接続される。
尚、設定装置13については、スケジュールの設定変更
時のみ接続される。14は、圧縮機が運転中か否かを判
断するための圧縮機ON信号(判定手段)である。
【0011】次に、上記構成に係る動作について、クラ
ンクケースヒータ制御装置10の動作を説明する図3に
示すフローチャートを参照して説明する。クランクケー
スヒータ制御装置10では、所与のタイミングで動作が
開始され(ステップS101)、まず、クランクケース
ヒータの目標温度TSを設定する。但し、本目標温度
は、設定装置13により特に変更されない場合は既定値
を用いる(ステップS102)。次に、第2温度センサ
12により圧縮機周囲温度T oを測定し(ステップS1
03)、第1温度センサ11によりクランク温度Tc
測定する(ステップS104)。
【0012】次に、現在の日時が設定装置13で設定さ
れたスケジュール上の休日であるか否かを判断し、休日
であればステップS106へ、休日でなければステップ
S109へ処理を進める。そして、現在の日時が休日で
あれば、現在の第1及び第2温度センサの計測温度及び
過去の実績値を基に今回必要とする通電時間を予測し、
予め設定装置13で設定した運転開始時刻までに加熱が
終了できるために必要な通電開始時刻AOを設定する
(ステップS106)。
【0013】次に、現在の時刻が通電開始時刻AOを既
に超えたか否かを判断し、現在時刻が通電開始時刻AO
を経過していないのであれば、処理をステップS108
へ移行する。他方、現在時刻が通電開始時刻AOを経過
していれば、処理をステップS110へ進め(ステップ
S109)、そして、油に溶け込んだ冷媒を十分に蒸発
する時間を確保するため、クランクケースヒータが目標
温度TSに到達して連続してn時間を経過したか否かを
判断する。尚、n時間については、予め設備に応じて設
定装置13で設定する。
【0014】そして、クランクケースヒータが目標温度
Sに到達して連続してn時間経過していなければ、処
理をステップS108へ移行させ、n時間経過したので
あれば、処理をステップS111へ進め(ステップS1
10)、クランクケースヒータの計測温度Tcが目標温
度Tsを越えていれば、電磁継電器5,6を共にONす
る。その結果、接点1,2はOFFされ、クランクケー
スヒータ3,4への通電はOFFされることとなる。
【0015】他方、ステップS105において、現在の
日時が休日でなければ、現在の圧縮機9が運転中か否か
を圧縮機ON信号14により判定し(ステップS10
7)、運転中と判定されれば、ステップS111へ処理
を進め、運転中でなければ、電磁継電器5,6をOFF
し、ステップS103へ処理を戻す。その結果、接点
1,2はONされ、クランクケースヒータ3,4は共に
通電される状態となり、これにより、液圧縮による圧縮
機の事故を防止する。
【0016】従って、上記実施の形態によれば、クラン
クケースヒータが必要に応じて制御されることとなるた
め、無駄な通電がなされない為、特に、冷凍・空調機の
停止時の電気エネルギーが削減でき、その結果、省コス
トを実現できることとなる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、圧縮
機のクランクケースヒータについて、第1及び第2温度
センサの計測温度等に基づいて適正なON/OFF期間
を決定することで、過剰な加熱を防ぎ、効率的な電気エ
ネルギーの使用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のクランクケースヒータの制御装置
を示す全体構成図である。
【図2】 この発明のクランクケースヒータの制御装置
に用いられる回路図である。
【図3】 クランクケースヒータ制御装置10の動作フ
ローチャートである。
【図4】 従来のクランクケースヒータの制御装置を示
した図である。
【符号の説明】
1,2 電磁継電器の接点、3,4 クランクケースヒ
ータ、5,6 電磁継電器、9 圧縮機、10 クラン
クケースヒータ制御装置、11 第1温度センサ、12
第2温度センサ、13 設定装置、14 圧縮機のO
N信号(判定手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機を使用した冷凍・空調機における
    分割されたクランクケースヒータを制御するクランクケ
    ースヒータの制御装置において、 前記クランクケースヒータの温度を計測する第1温度セ
    ンサと、 前記圧縮機周囲温度を計測する第2温度センサと、 前記クランクケースヒータの目標温度および前記冷凍・
    空調機の運転スケジュールを設定するための設定手段
    と、 前記圧縮機が運転中か否かを判定する判定手段と、 前記第1と第2温度センサによる計測温度、前記設定手
    段による設定入力および前記判定手段からの出力に基づ
    いて、 (1)現在の日時が休日でなく、前記圧縮機が運転中で
    ない場合 (2)現在の日時が休日であり、現在時刻が前記第1及
    び第2温度センサの計測温度に基づいて設定された通電
    開始時刻を経過していない場合 (3)現在の日時が休日であり、現在時刻が設定された
    通電開始時刻を経過し、クランクケースヒータの計測温
    度が目標温度に到達して連続して設定時間を経過してい
    ない場合 (4)現在の日時が休日であり、現在時刻が設定された
    通電開始時刻を経過し、クランクケースヒータが目標温
    度に到達して連続して設定時間を経過し、クランクケー
    スヒータの計測温度が目標温度を越えていない場合 には、分割されたクランクケースヒータのすべてを通電
    させ、 (5)現在の日時が休日であり、現在時刻が設定された
    通電開始時刻を経過し、クランクケースヒータが目標温
    度に到達して連続して設定時間を経過し、クランクケー
    スヒータの計測温度が目標温度を越えている場合 には、分割されたクランクケースヒータのすべての通電
    をOFFさせる制御手段とを備えたクランクケースヒー
    タの制御装置。
JP2000277991A 2000-09-13 2000-09-13 クランクケースヒータの制御装置 Expired - Fee Related JP3834197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000277991A JP3834197B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 クランクケースヒータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000277991A JP3834197B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 クランクケースヒータの制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002089448A true JP2002089448A (ja) 2002-03-27
JP2002089448A5 JP2002089448A5 (ja) 2004-11-25
JP3834197B2 JP3834197B2 (ja) 2006-10-18

Family

ID=18763223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000277991A Expired - Fee Related JP3834197B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 クランクケースヒータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3834197B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2463602A3 (en) * 2010-12-09 2016-06-29 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2463602A3 (en) * 2010-12-09 2016-06-29 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3834197B2 (ja) 2006-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007283790A (ja) 車載用ptcヒータの制御装置
JP2006290245A (ja) 車両用空調装置
JP2002089448A (ja) クランクケースヒータの制御装置
JP3607581B2 (ja) 空気調和機
KR0148171B1 (ko) 온도 센서의 통전제어수단을 구비한 공기조화기
JP2009196455A (ja) 車載リレーの制御装置
KR100634613B1 (ko) 차량의 에어컨 제어방법
JP3013278B2 (ja) 車載用冷凍冷蔵庫の制御装置
KR100427172B1 (ko) 냉장고의 제상 운전 제어 방법
JP2579564B2 (ja) 恒温機の庫内温度表示装置
JPH10270147A (ja) 車両用ヒータ
JP2003154924A (ja) ワイパーデアイサー装置及びワイパーデアイサーの作動方法
KR100857713B1 (ko) 차량용 공기조화기의 보조 난방장치 및 그 제어방법
JPS6032542Y2 (ja) 冷蔵庫の圧縮機用電動機制御回路
KR100471263B1 (ko) 디젤 엔진에서 히터 제어방법
JPH0634249A (ja) 電気冷蔵庫
JPH0681636A (ja) 触媒加熱制御装置
KR19980016273A (ko) 차량용 냉온장고
JPH06147659A (ja) 圧縮機保温装置
KR0152336B1 (ko) 리모키 시동 차량의 열선 자동 제어 장치
JPH0113015B2 (ja)
JPH01189462A (ja) 空気調和機の圧縮機保護制御装置
KR200293109Y1 (ko) 냉장고의 제상 제어장치
JP2003146188A (ja) ワイパ制御装置
JP2005351545A (ja) 冷凍冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031210

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees