JP2002089370A - 気化器の自動始動装置 - Google Patents

気化器の自動始動装置

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JP2002089370A
JP2002089370A JP2000288893A JP2000288893A JP2002089370A JP 2002089370 A JP2002089370 A JP 2002089370A JP 2000288893 A JP2000288893 A JP 2000288893A JP 2000288893 A JP2000288893 A JP 2000288893A JP 2002089370 A JP2002089370 A JP 2002089370A
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裕茂 秋山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの低温始動時でも,熱間始動時で
も,その時々に対応した適正開度にピストン弁及びニー
ドル弁を遅れなく開閉制御し得る気化器の自動始動装置
を提供する。 【解決手段】 バイパス路8に始動燃料ノズル18を開
口させ,バイパス路8を開閉するピストン弁33の一端
に,始動燃料ノズル31に挿入されるニードル弁34を
付設した,気化器の自動始動装置において,ステップモ
ータ36のロータ軸52とピストン弁33との間を,ロ
ータ軸52の回転を軸方向移動に変換してピストン弁3
3に伝達するねじ機構35を介して連結し,このステッ
プモータ36には,それを少なくともエンジン温度に関
する情報を得て制御する電子制御ユニット58を接続し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,エンジンの始動及
び暖機運転時,エンジンに供給する混合気のA/F及び
量を制御する気化器の自動始動装置に関し,特に,気化
器の吸気道に,スロットルバルブを迂回するバイパス路
を接続し,このバイパス路に,フロート室の燃料油面下
に連通する始動燃料ノズルを開口させ,バイパス路を開
閉するピストン弁の一端に,始動燃料ノズルに挿入され
るニードル弁を付設し,またピストン弁の他端に,それ
を開閉駆動するアクチュエータを連結したものゝ改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来,かゝる気化器の自動始動装置で
は,アクチュエータとして,エンジンの始動後,通電制
御される電気ヒータによって加熱されるサーモワックス
が広く使用されている(例えば特開平6−272621
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サーモワックスを備え
た従来の自動始動装置では,サーモワックスを加熱する
電気ヒータがエンジンの運転中,エンジン温度に対応し
て通電を制御されることによりサーモワックスを膨縮作
動して,ピストン弁及びニードル弁を,エンジンの始
動,暖機運転時には高開度に,暖機運転後は低開度もし
くは閉弁状態に制御している。
【0004】ところが,上記従来装置では,エンジン運
転停止後のエンジンの降温特性とサーモワックスの降温
特性とを一致させることが極めて困難であり,しかも電
気ヒータ及びサーモワックスには,特に,エンジン始動
時に大きな作動遅れがあるため,エンジンの熱間再始動
時には,ピストン弁及びニードル弁が必要以上に開弁し
ていて,A/Fが過濃な混合気をエンジンに供給してし
まい,始動性の低下,始動及び暖機運転時の排ガス中の
未燃成分の増加,燃費の悪化等を招くという欠点があ
る。
【0005】本発明は,上記欠点を解消した前記気化器
の自動始動装置を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,気化器本体の吸気道に,スロットルバル
ブを迂回するバイパス路を接続し,このバイパス路に,
フロート室の燃料油面下に連通する始動燃料ノズルを開
口させ,バイパス路を開閉するピストン弁の一端に,始
動燃料ノズルに挿入されるニードル弁を付設し,またピ
ストン弁の他端に,それを開閉駆動するアクチュエータ
を連結した,気化器の自動始動装置において,アクチュ
エータをステップモータで構成して,そのロータ軸とピ
ストン弁との間を,ロータ軸の回転を軸方向移動に変換
してピストン弁に伝達するねじ機構を介して連結し,こ
のステップモータには,それを少なくともエンジン温度
に関する情報を得て制御する電子制御ユニットを接続し
たことを第1の特徴とする。
【0007】この第1の特徴によれば,エンジンの始動
時には,電子制御ユニットがそのときのエンジン温度の
情報を得て即座にステップモータを作動するので,エン
ジンの低温始動時でも,熱間始動時でも,その時々に対
応した適正開度にピストン弁及びニードル弁を遅れなく
開閉制御することができ,したがってエンジンの始動性
及び,始動後の暖機運転性を常に良好に保つと共に,排
ガス中の未燃成分の減少及び燃費の改善をもたらすこと
ができる。
【0008】また本発明は,上記特徴に加えて,ピスト
ン弁,始動燃料ノズル及びステップモータを,気化器本
体とは別体のバルブハウジングに取り付けたことを第2
の特徴とする。
【0009】この第2の特徴によれば,バルブハウジン
グ,ピストン弁,ニードル弁,ねじ機構及びステップモ
ータからなるバイパスバルブの加工,組み立てを,気化
器本体側の加工組み立てと並行して行うことができ,生
産性の向上に寄与し得る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0011】図1は本発明の自動始動装置を備えた気化
器の横断面図,図2は図1中のバイパスバルブの拡大縦
断面図である。
【0012】先ず,図1において,気化器1は,吸気道
2を有する気化器本体1と,この気化器本体1に回動可
能に軸支されて吸気道2を開閉するスロットルバルブ3
と,気化器本体1の下部に一体に形成されたカップ状の
支持部1aの下端面に接合されて,それとの間にフロー
ト室4を画成するフロート室体5とを備える。吸気道2
は,一端がエアクリーナ(図示せず)に連なり,他端が
エンジンの吸気ポートに連なる。
【0013】フロート室4内には一定量の燃料が常時貯
留される。このフロート室4の中心線A上に配置される
主始動燃料ノズルは,従来普通のように,吸気道2の,
スロットルバルブ3より上流側に開口するが,図示を省
略されている。
【0014】この気化器1に自動始動装置7が設けられ
る。自動始動装置7は,スロットルバルブ3を迂回して
吸気道2に接続されるバイパス路8,このバイパス路8
を開閉するバイパスバルブ10,始動燃料ジェット11
aを有する燃料ジェット管11,始動空気ジェット12
aを有する空気ジェット管12及びエマルジョン燃料通
路20を主たる構成要素とする。
【0015】気化器本体1の下面には,下端面を開放し
た段付円筒状の取付け孔15を有するボス14がフロー
ト室4の中心部近傍に形成されており,その取付け孔1
5の小径部15aに空気ジェット管12の上端部が圧入
により固着され,その大径部15bに燃料ジェット管1
1の上端部が螺着される。空気ジェット管12の上端
は,ボス14の上部に設けられた通気孔16を介して大
気圧下のフロート室4の上部空間に連通しており,した
がって空気ジェット管12の始動空気ジェット12aの
出口は下向きとなる。一方,燃料ジェット管11の始動
燃料ジェット11aは,フロート室4内の燃料油面下に
沈むように配置される。
【0016】空気ジェット管12及び燃料ジェット管1
1は,燃料ジェット管11を内側にして同心配置される
と共に,始動空気ジェット12a及び始動燃料ジェット
11aは出口を互いに対向させて上下に配置される。こ
れら燃料ジェット管11及び空気ジェット管12の両者
間には,始動燃料ジェット11a及び始動空気ジェット
12aに連通する円筒状のミキシング室17が画成され
る。このミキシング室17と,後述する始動燃料ノズル
18との間を結ぶエマルジョン燃料通路20が気化器本
体1に穿設される。
【0017】バイパスバルブ10は,気化器1の一側に
合成樹脂製のバルブホルダ6を介して取り付けられる。
そして,吸気道2の下流側に連なるバイパス路8の下流
部分8bは,気化器本体1からバルブホルダ6に渡り穿
設され,その上流部分8aの中間部はゴム等の可撓性パ
イプ13で構成される。
【0018】図2に示すように,バイパスバルブ10は
バルブハウジング25を備える。このバルブハウジング
25は,バイパス路8の中間部に介入するよう,バルブ
ホルダ6に形成された取り付け孔26に上下一対のシー
ル部材27,28を介して嵌装されると共に,図示しな
いボルトによってバルブホルダ6に固着される。バルブ
ハウジング25は,合成樹脂製で円筒状をなしており,
その軸心部に有底の弁孔29と,その底面に開口するノ
ズル取り付け孔30が設けられ,両側壁には,上記一対
のシール部材27,28間に位置する入口孔32a及び
出口孔32bが設けられる。ノズル取り付け孔30に
は,前記エマルジョン燃料通路20に連通する始動燃料
ノズル18が装着され,入口孔32aはバイパス路8の
上流部分8aに,出口孔32bはその下流部分8bにそ
れぞれ連通される。
【0019】弁孔29には,入口孔32a及び出口孔3
2b,即ちバイパス路8を開閉すべくピストン弁33が
摺動可能に嵌装され,始動燃料ノズル18に挿入される
ニードル弁34がこのピストン弁33に付設される。
【0020】ピストン弁33には,これを開閉駆動する
ステップモータ36がねじ機構35を介して連結され,
そのステップモータ36はバルブハウジング25に取り
付けられる。これらの構造について次に説明する。
【0021】ピストン弁33には,その上端面に開口す
る有底円筒状のガイド孔37が設けられており,このガ
イド孔37に,中心部にねじ孔38を有する雌ねじ部材
39が摺動可能に嵌合される。またピストン弁33の上
端部には,ガイド孔37内方に張出す連結フランジ40
が形成され,ガイド孔37内でこの連結フランジ40と
当接する外向きの連結フランジ41が雌ねじ部材39に
形成され,これら連結フランジ40,41を相互に当接
方向に付勢する連結ばね42がガイド孔37に収容され
る。したがって,雌ねじ部材39及びピストン弁33
は,通常,連結ばね42の付勢力で連結フランジ40,
41が相互に当接状態に保持される。この連結ばね42
は,ニードル弁34の上端に係止したクリップ43をガ
イド孔37の底面に押しつけ,ニードル弁34をピスト
ン弁33の定位置に保持する機能をも備える。
【0022】雌ねじ部材39は,一側面に回り止め突起
44を突出せており,この回り止め突起44が,ガイド
孔37の内側面に形成された軸方向の回り止め溝45に
摺動可能に係合して,雌ねじ部材39の回転を阻止して
いる。
【0023】この雌ねじ部材39のねじ孔38には,ス
テップモータ36のロータ軸52aに一体に連設された
ねじ軸53が螺合され,このねじ軸53と雌ねじ部材3
9によってねじ機構35が構成される。
【0024】ステップモータ36は,上下一対のコイル
50,50′を備えたステータ51と,このステータ5
1に囲繞される,永久磁石からなるロータ52とからな
り,そのロータ52に固着されて上下に突出するロータ
軸52aは,ステータ51の上下両端に固設されるブラ
ケット板54,54′の軸受55,55′によって回転
自在に支承される。下部のブラケット板54′はステー
タ51より大径に形成されており,その外周部がボルト
56によってバルブハウジング25の上端に固着され
る。ロータ軸52aの,下部軸受55′から下方に突出
した端部に前記ねじ軸53が同軸一体に連設される。ス
テップモータ36はゴム製のブーツ57で覆われ,その
ブーツ57は,バルブハウジング25の外周に嵌め込ま
れる。
【0025】ステータ51には,コイル50,50′の
通電を制御する電子制御ユニット78が接続され,該ユ
ニット78には,エンジン温度Te,エンジン回転数N
e,スロットル弁開度θth,ブースト負圧Pb,吸気
温度Ti等のエンジンの運転条件に関する情報が入力さ
れる。
【0026】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0027】スロットルバルブ3を閉じ,ピストン弁3
3の開き状態でエンジンを作動すれば,エンジンの吸気
負圧がバイパス路8に作用するため,吸気道2の入口に
流入した空気は,スロットルバルブ3を迂回するように
バイパス路8を通り,それに伴い始動燃料ノズル18上
に発生する負圧により,先ず,フロート室4内の燃料が
始動燃料ジェット11aを通ってミキシング室17に吸
い上げられると共に,フロート室4内の空気も通気孔1
6及び始動空気ジェット12aを通ってミキシング室1
7に吸入され,該室17でこれら燃料及び空気がミキシ
ングされ,エマルジョン燃料となる。次にこのエマルジ
ョン燃料は,エマルジョン燃料通路20を経て始動燃料
ノズル18からバイパス上流部8aに噴出し,そこを通
過する空気と混合して混合気となり,エンジンに吸入さ
れる。このとき,混合気の流量はピストン弁33の開度
により,また混合気のA/Fはニードル弁34の開度に
よりそれぞれ決定される。
【0028】ところで,電子制御ユニット31は,上記
のように入力されるエンジン温度Te,エンジン回転数
Ne,スロットル弁開度θth,ブースト負圧Pb,吸
気温度Ti等に関する情報に基づいて,エンジン始動
時,ファーストアイドリング時,通常アイドリング時,
エンジンブレーキ時など,その運転条件に対応したピス
トン弁33及びニードル弁34の最適開度を得るべく,
ステータ51への通電量を演算し,それに基づいてステ
ータ51の通電を実行し,ロータ52を正転又は逆転さ
せる。ロータ52が回転すると,ロータ軸52aと一体
のねじ軸53が雌ねじ部材39のねじ孔38に対して回
転し,雌ねじ部材39は回転不能であるから,ピストン
弁33と共にその軸線に沿って昇降してバイパス路8を
開閉し,同時にニードル弁34も昇降して始動燃料ノズ
ル18の有効開口面積を調節することになる。したがっ
て,スロットルバルブ3をアイドル開度もしくは全閉に
した,エンジンのアイドリング時には,スロットルバル
ブ3を迂回するようにバイパス路8を通ってエンジンに
吸入される混合気の量及びA/Fは,エンジンの上記運
転条件に応じて適正に制御される。
【0029】特に,エンジンの始動時には,電子制御ユ
ニット78がそのときのエンジン温度の情報を得て即座
にステップモータ36を作動するので,エンジンの低温
始動時でも,熱間始動時でも,その時々に対応した適正
開度にピストン弁33及びニードル弁34を遅れなく開
閉制御するので,エンジンの始動性は勿論,始動後の暖
機運転性をも良好に保つことができ,また同時に排ガス
中の未燃成分の減少や燃費の改善をもたらすことができ
る。
【0030】またバイパスバルブ10は,気化器1とは
別体のバルブハウジング25を備えるので,気化器1側
の加工,組み立てと並行して,バイパスバルブ10の加
工,組み立てが可能であり,生産性の向上を図ることも
できる。
【0031】尚,雌ねじ部材39は,ピストン弁33の
ガイド孔37を摺動し得るので,ピストン弁33の全閉
状態において,若し,ステップモータ36の過剰作動に
より雌ねじ部材39に下降力が加わると,雌ねじ部材3
9は連結ばね42を縮めながら下降することができ,こ
れにより過度の閉弁力がピストン弁33に作用すること
を回避できる。
【0032】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可
能である。例えば,バルブホルダ6は,気化器本体1に
一体に成形することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,気化器本体の吸気道に,スロットルバルブを迂回す
るバイパス路を接続し,このバイパス路に,フロート室
の燃料油面下に連通する始動燃料ノズルを開口させ,バ
イパス路を開閉するピストン弁の一端に,始動燃料ノズ
ルに挿入されるニードル弁を付設し,またピストン弁の
他端に,それを開閉駆動するアクチュエータを連結し
た,気化器の自動始動装置において,アクチュエータを
ステップモータで構成して,そのロータ軸とピストン弁
との間を,ロータ軸の回転を軸方向移動に変換してピス
トン弁に伝達するねじ機構を介して連結し,このステッ
プモータには,それを少なくともエンジン温度に関する
情報を得て制御する電子制御ユニットを接続したので,
エンジンの低温始動時でも,熱間始動時でも,その時々
に対応した適正開度にピストン弁及びニードル弁を遅れ
なく開閉制御することができ,したがってエンジンの始
動性及び暖機運転性を常に良好に保つと共に,排ガス中
の未燃成分の減少や燃費の改善をもたらすことができ
る。
【0034】また本発明の第2の特徴によれば,ピスト
ン弁,始動燃料ノズル及びステップモータを,気化器本
体とは別体のバルブハウジングに取り付けたので,弁ハ
ウジング,ピストン弁,ニードル弁,ねじ機構及びステ
ップモータからなるバイパスバルブの加工,組み立て
を,気化器本体側の加工組み立てと並行して行うことが
でき,生産性の向上に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動始動装置を備えた気化器の横断面
図。
【図2】図1中のバイパスバルブの拡大縦断面図。
【符号の説明】
C・・・・・気化器 1・・・・・気化器本体 2・・・・・吸気道 3・・・・・スロットルバルブ 8・・・・・バイパス路 25・・・・バルブハウジング 29・・・・弁孔 33・・・・ピストン弁 34・・・・ニードル弁 35・・・・ねじ機構 36・・・・アクチュエータ(ステップモータ) 52a・・・ロータ軸 58・・・・電子制御ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化器本体(1)の吸気道(2)に,ス
    ロットルバルブ(3)を迂回するバイパス路(8)を接
    続し,このバイパス路(8)に,フロート室(4)の燃
    料油面下に連通する始動燃料ノズル(18)を開口さ
    せ,バイパス路(8)を開閉するピストン弁(33)の
    一端に,始動燃料ノズル(31)に挿入されるニードル
    弁(34)を付設し,またピストン弁(33)の他端
    に,それを開閉駆動するアクチュエータ(36)を連結
    した,気化器の自動始動装置において,アクチュエータ
    をステップモータ(36)で構成して,そのロータ軸
    (52)とピストン弁(33)との間を,ロータ軸(5
    2)の回転を軸方向移動に変換してピストン弁(33)
    に伝達するねじ機構(35)を介して連結し,このステ
    ップモータ(36)には,それを少なくともエンジン温
    度に関する情報を得て制御する電子制御ユニット(5
    8)を接続したことを特徴とする,気化器の自動始動装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の気化器の自動始動装置に
    おいて,ピストン弁(33),始動燃料ノズル(31)
    及びステップモータ(36)を,気化器本体(1)とは
    別体のバルブハウジング(25)に取り付けたことを特
    徴とする,気化器の自動始動装置。
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