JP2002089250A - 排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化装置

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JP2002089250A
JP2002089250A JP2000285930A JP2000285930A JP2002089250A JP 2002089250 A JP2002089250 A JP 2002089250A JP 2000285930 A JP2000285930 A JP 2000285930A JP 2000285930 A JP2000285930 A JP 2000285930A JP 2002089250 A JP2002089250 A JP 2002089250A
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air
fuel
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lean
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JP2000285930A
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Yasuki Tamura
保樹 田村
Takuya Okamoto
拓也 岡本
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 三元触媒の排気浄化効率の向上を図るべく空
燃比をリーン空燃比とリッチ空燃比とに強制変動させる
場合において、NOxの浄化効率を広い範囲において高
く維持し、燃費の向上を図ることも可能な排気浄化装置
を提供する。 【解決手段】 内燃機関の排気通路に設けられて炭酸塩
を形成する成分を含有する触媒と、所定の周期、振幅で
空燃比A/Fを強制的に変動させる空燃比強制変動手段
とを備えており、当該空燃比強制変動手段によって空燃
比A/Fが強制的に変動させられるとNOx浄化効率の
最適範囲が拡大する((b)の実線)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気浄化装置に係
り、詳しくは、触媒において排気浄化効率を高める技術
に関する。
【0002】
【関連する背景技術】排気浄化触媒として使用される三
元触媒は、酸化雰囲気(リーン空燃比雰囲気)において
HC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)を高効率で浄化
可能であり、一方還元雰囲気(リッチ空燃比雰囲気)に
おいてNOxを高効率で浄化可能である。このようなこ
とから、排気空燃比がリーン空燃比或いはリッチ空燃比
のどちらか一方に大きく偏っているような場合には、N
OxまたはHC、COのいずれか一方が十分浄化されず
に排出されてしまうという問題がある。
【0003】そこで、従来、例えば特公平7−3379
3号公報や特開平9−137742号公報に開示される
ように、内燃機関に供給する燃料と空気との比率である
空燃比(A/F)を強制的に変動させることにより排気
空燃比をリーン空燃比とリッチ空燃比との間で周期的に
変動させ、これにより酸化雰囲気と還元雰囲気とを交互
に発生させてNOx、HC、COを偏りなく浄化するこ
とが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
空燃比(A/F)を強制的に変動させる場合、通常の触
媒では高いNOx浄化効率(例えば、95%以上)の範
囲(以下、「最適範囲」という)が狭く、センサ等の部
品や制御のバラツキ等により当該最適範囲から外れ、N
Ox浄化効率が低下するおそれがある。
【0005】また、上記各公報に開示の技術において
は、HC、COとNOxとの浄化を均等に行う趣旨か
ら、基本的には目標平均空燃比を理論空燃比に設定して
いるが、燃費の向上を図るためには、できるだけリーン
空燃比の度合いを多くして目標平均空燃比をリーン空燃
比側に設定するのが望ましい。本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、触媒の排気浄化効率の向上を図るべく空燃比を
リーン空燃比とリッチ空燃比とに強制変動させる場合に
おいて、NOxの浄化効率を広い範囲において高く維持
し、燃費の向上を図ることも可能な排気浄化装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明では、内燃機関の排気通路に設
けられ、炭酸塩を形成する成分を含有する触媒と、所定
の周期、振幅で空燃比を強制的に変動させる空燃比強制
変動手段とを備えることを特徴としている。従って、炭
酸塩を形成する成分を含有する触媒を用いることで、N
Ox浄化効率の最適範囲を拡大し、高いNOx浄化効率を
維持することが可能となる。
【0007】また、NOx浄化効率の最適範囲がリーン
空燃比側まで拡大されることにより、請求項2の発明の
ように、目標平均空燃比をリーン空燃比側に設定して空
燃比を変動させ、燃費を向上させても、NOxの浄化効
率は低下しない。ここに、本発明の請求項1、2は次の
ような所見に基づきなされたものであり、以下当該請求
項1、2の作用について詳しく述べる。
【0008】炭酸塩を形成する成分(Ba、Ca等)が触
媒の担体にコーティングされると、この成分は貴金属
(Pt等)の存在によりリッチ空燃比雰囲気においてC
Oを取り込んで炭酸塩(BaCO3、CaCO3等)を形成
し、一方、リーン空燃比雰囲気においてCOを放出する
ことが知られている。その結果、図4(a)に実線で示
すように、従来のA/Fフィードバック制御において
も、NOxの浄化効率は炭酸塩を形成する成分を含有し
ない場合(破線)に比べて向上する。
【0009】そして、炭酸塩を形成する成分を含有した
触媒を用いて空燃比をリッチ空燃比とリーン空燃比とに
強制的に変動させると、空燃比をリッチ空燃比としたと
きにはCOが触媒に吸蔵される一方、空燃比をリーン空
燃比としたときには吸蔵されたCOが放出されるという
サイクルがさらに顕著になり、図4(b)に実線で示す
ように、リーン空燃比を含めた広い目標平均空燃比範囲
において炭酸塩を形成する成分を含有しない場合(破
線)よりもNOxが良好に浄化されることが実験により
確認された。即ち、炭酸塩を形成する成分を含有する触
媒を使用して、空燃比を強制的に変動させることによ
り、NOxの浄化効率が広い範囲で高く維持され、ある
程度のバラツキは許容されて常時最適範囲内に制御され
ることになるのである。
【0010】また、目標平均空燃比がリーン空燃比であ
ってもNOxの浄化効率は高く維持されているため、変
動範囲におけるリーン空燃比の度合いを多くして目標平
均空燃比をリーン空燃比に設定し、HC、COは勿論の
ことNOxの浄化効率を高く維持したまま燃費の向上を
図ることが可能である。請求項3の発明では、前記炭酸
塩を形成する成分がアルカリ金属またはアルカリ土類金
属であることを特徴としている。
【0011】つまり、炭酸塩を形成する成分がアルカリ
金属またはアルカリ土類金属(Ba、Ca等)で構成され
ると、アルカリ金属またはアルカリ土類金属はCOをリ
ッチ空燃比雰囲気で取り込み易くリーン空燃比雰囲気で
放出し易いことが実験により確認された。従って、アル
カリ金属またはアルカリ土類金属を炭酸塩を形成する成
分として採用することにより、NOxの浄化効率が広い
範囲で高く維持され、ある程度のバラツキは許容されて
常時最適範囲内に制御することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1を参照すると、車両に搭載さ
れた本発明に係る排気浄化装置の概略構成図が示されて
おり、以下同図に基づいて本発明に係る排気浄化装置の
構成を説明する。
【0013】同図に示すように、エンジン本体(以下、
単にエンジンという)1としては、例えば、燃料噴射モ
ードを切換えることで吸気行程での燃料噴射(吸気行程
噴射)とともに圧縮行程での燃料噴射(圧縮行程噴射)
を実施可能な筒内噴射型火花点火式ガソリンエンジンが
採用される。この筒内噴射型のエンジン1は、容易にし
て理論空燃比(ストイキオ)での運転やリッチ空燃比で
の運転(リッチ空燃比運転)の他、リーン空燃比での運
転(リーン空燃比運転)が実現可能である。
【0014】同図に示すように、エンジン1のシリンダ
ヘッド2には、各気筒毎に点火プラグ4とともに電磁式
の燃料噴射弁6が取り付けられており、これにより、燃
料を燃焼室内に直接噴射可能である。点火プラグ4には
高電圧を出力する点火コイル8が接続されている。ま
た、燃料噴射弁6には、燃料パイプ7を介して燃料タン
クを擁した燃料供給装置(図示せず)が接続されてい
る。より詳しくは、燃料供給装置には、低圧燃料ポンプ
と高圧燃料ポンプとが設けられており、これにより、燃
料タンク内の燃料を燃料噴射弁6に対し低燃圧或いは高
燃圧で供給し、該燃料を燃料噴射弁6から燃焼室内に向
けて所望の燃圧で噴射可能である。この際、燃料噴射量
は高圧燃料ポンプの燃料吐出圧Pinjと燃料噴射弁6の
開弁時間、即ち燃料噴射時間Tinjとから決定される。
【0015】シリンダヘッド2には、各気筒毎に略直立
方向に吸気ポートが形成されており、各吸気ポートと連
通するようにして吸気マニホールド10の一端がそれぞ
れ接続されている。また、シリンダヘッド2には、各気
筒毎に略水平方向に排気ポートが形成されており、各排
気ポートと連通するようにして排気マニホールド12の
一端がそれぞれ接続されている。
【0016】なお、当該筒内噴射型のエンジン1は既に
公知のものであるため、その構成の詳細については説明
を省略する。同図に示すように、吸気マニホールド10
には吸入空気量を調節する電磁式のスロットル弁14及
び当該スロットル弁14の開度θthを検出するスロット
ルポジションセンサ(TPS)16が設けられており、
さらに、スロットル弁14の上流には、吸入空気量を計
測するエアフローセンサ18が介装されている。エアフ
ローセンサ18としては、カルマン渦式エアフローセン
サが使用される。
【0017】一方、排気マニホールド12には排気管
(排気通路)20が接続されており、この排気管20に
は、排気浄化触媒装置として三元触媒30が介装されて
いる。この三元触媒30は、担体に活性貴金属として銅
(Cu),コバルト(Co),銀(Ag),白金(P
t)のいずれかを有するとともにアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属(Li(リチウム)、Na(ナトリウ
ム)、K(カリウム)、Rb(ルビジウム)、Cs(セシ
ウム)、Fr(フランシウム)、Be(ベリリウム)、M
g(マグネシウム)、Ca(カルシウム)、Sr(ストロ
ンチウム)、Ba(バリウム)、Ra(ラジウム))がコ
ーティングされており、還元剤吸蔵機能を有したストレ
ージ型三元触媒として構成されている。
【0018】つまり、アルカリ金属やアルカリ土類金属
(例えば、Ba、Ca)は、上述したように、排気空燃比
がリッチ空燃比である還元雰囲気中において還元剤であ
る一酸化炭素(CO)を炭酸塩(例えば、BaCO3、Ca
CO3)として吸蔵可能である一方、排気空燃比がリー
ン空燃比となり酸化雰囲気となると、COを放出する性
質を有しており、これにより、当該三元触媒30は酸化
雰囲気状態においても担体表面に十分にCOを有してN
Oxを還元除去可能である。即ち、COストレージ機能
を有した当該三元触媒30は、還元雰囲気でNOxを浄
化できるのは勿論のこと、吸蔵されたCOにより酸化雰
囲気中においてもHC、COの浄化のみならずNOxを
も良好に浄化可能である。
【0019】また、排気管20の三元触媒30下流に
は、O2センサ(酸素センサ)24が配設されている。
2センサ24は、酸素濃度に応じて出力電圧が変化す
るものであり、空燃比がリーン空燃比のときには低い電
圧値を示す一方、理論空燃比近傍で急増して空燃比がリ
ッチ空燃比のときには高い電圧値を示すようなセンサで
ある。
【0020】また、入出力装置、記憶装置(ROM、R
AM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)、
タイマカウンタ等を備えたECU(電子コントロールユ
ニット)40が設置されており、このECU40によ
り、エンジン1を含めた燃焼制御装置の総合的な制御が
行われる。ECU40の入力側には、上述したTPS1
6、エアフローセンサ18及びO 2センサ24等の各種
センサ類が接続されており、これらセンサ類からの検出
情報が入力する。
【0021】一方、ECU40の出力側には、上述の燃
料噴射弁6や点火コイル8等の各種出力デバイスが接続
されており、これら各種出力デバイスには各種センサ類
からの検出情報に基づき演算された燃料噴射量、燃料噴
射時期、点火時期等がそれぞれ出力され、これにより、
燃料噴射弁6から適正量の燃料が適正なタイミングで噴
射され、点火プラグ4により適正なタイミングで火花点
火が実施される。
【0022】以下、このように構成された本発明に係る
排気浄化装置の作用を説明する。本発明に係る排気浄化
装置では、三元触媒30の能力を十分発揮するために、
ECU40によって空燃比をリッチ空燃比とリーン空燃
比との間で強制的に交互に振るようにしている。つま
り、ここでは、図2に示すように、空燃比(A/F)を
一定期間(リーン時間)に亘りリーン空燃比(例えば値
16)とした後一定期間リッチ空燃比(例えば値14)
とするように変調させ、リーン空燃比とリッチ空燃比と
を周期的に繰り返すようにしている(空燃比強制変動手
段)。なお、変調波形は、ここでは方形波であるが三角
波であってもよい。
【0023】さらに、本発明に係る排気浄化装置では、
上述したように、三元触媒30がCOストレージ機能を
有することから、HC、COを確実に浄化し且つ燃費の
向上を図るべく、空燃比の変調度合をリーン空燃比寄り
に、即ち、図2に示すように目標平均空燃比をリーン空
燃比側に設定するようにしている。これにより、本発明
に係る排気浄化装置では、空燃比がリッチ空燃比で排気
空燃比がリッチ空燃比のときにはNOxが良好に浄化さ
れるとともに三元触媒30のCOストレージ機能により
COが炭酸塩として吸蔵され、空燃比がリーン空燃比で
排気空燃比がリーン空燃比のときにはHC、COが良好
且つ十分に浄化されるとともにリーン空燃比雰囲気であ
りながら上記吸蔵されたCOによってNOxが継続的に
浄化され続けることになり、リッチ空燃比に対しリーン
空燃比の度合いが多いながらも、全体として広い範囲で
NOxが良好に浄化可能とされ、燃費の向上を図りなが
ら三元触媒30の浄化効率を高く維持することが可能と
なる。
【0024】ところで、目標平均空燃比であるリーン空
燃比の値は運転状態に応じて予め実験等に基づいて設定
されており、ここでは、実際の平均空燃比(平均A/
F)が目標平均空燃比になるよう、O2センサ24の出
力に基づくフィードバック制御(F/B制御)を行いな
がら空燃比の変調制御を実施するようにしている。図3
を参照すると、本発明に係る空燃比の変調制御、即ちA
/F変調制御の制御ルーチンがフローチャートで示され
ており、以下当該フローチャートに基づき本発明に係る
変調制御の制御手順について説明する。
【0025】ステップS10では、先ず、O2センサ2
4が活性状態にあるか否かを判別する。判別結果が偽
(No)でO2センサ24が活性状態にない場合には当
該ルーチンを抜け、一方、判別結果が真(Yes)の場
合には、次にステップS12に進む。ステップS12で
は、次式(1)から現在の空燃比の変調度合い、即ち周期
Tに対するリーン空燃比の時間(リーン時間tl)の比
である空燃比デューティDを求め、当該デューティDが
所定値D1より小さいか否か(D<D1)を判別する。
【0026】 (空燃比デューティ)D=(リーン時間)tl/(周期)T …(1) なお、リーン空燃比の値とリッチ空燃比の値は上述した
所定のリーン空燃比(例えば値16)及び所定のリッチ
空燃比(例えば値14)にそれぞれ固定する必要はな
く、各運転条件に応じて最適な値とするようにしてもよ
い。また、周期Tについては、固定値(例えば1sec)
であってもよいし、運転状態(例えば、排気流量、吸気
流量、車速、触媒温度、排気管温度、エンジン回転速
度、正味平均有効圧、図示平均有効圧、体積効率、排気
マニホールド圧、冷却水温、潤滑油温の少なくともいず
れか一つ)に応じて変更するようにしてもよい。
【0027】目標平均空燃比を所定のリーン空燃比とす
るには、O2センサ24の出力値(出力S)が所定範囲
となるように空燃比の変調度合い、即ちデューティDを
設定すればよい。詳しくは、デューティ制御を行う場
合、吸気流量計、燃料噴射弁等には作動のバラツキがあ
り、出力Sの所定の上限値に対応するデューティD1と
出力Sの所定の下限値に対応するデューティD2とは当
該バラツキを考慮して実験により予め設定(マッチン
グ)されている。
【0028】ところで、上記吸気流量計、燃料噴射弁等
の誤差により、実際のリーン空燃比或いはリッチ空燃比
が所望の範囲から外れている場合があり、この場合、空
燃比の変調度合いを調整しても出力Sを所定範囲内とす
ることができない。そこで、ステップS12ではデュー
ティDが本制御の出力Sの上限に対応したデューティD
1より小さいか否か、即ち出力Sが所定範囲外となる可
能性があるほど空燃比の指令値がリッチになっている
(リッチmax)か否かを判別する。
【0029】ステップS12の判別結果が真(Yes)
でデューティDが所定値D1より小さいと判定された場
合には、次にステップS14に進む。ステップS14で
は、O2センサ24の出力Sが制御目標値S1の不感帯Δ
S1を含む許容上限値(S1+ΔS1)よりも小さいか否
か(S<S1+ΔS1)を判別する。
【0030】具体的には、所定値S1は上記出力Sの所
定の下限値と所定の上限値との間の値である。また、出
力SはO2センサ24の瞬時値が用いられるが、平滑化
処理を行った平均値を用いてもよい。この場合、例えば
空燃比の変調周期間の平均値を用いる。
【0031】通常ならば、上述したように出力Sの所定
の上限値に対応するデューティD1と出力Sの所定の下
限値に対応するデューティD2とはそれぞれ一対一対応
していることから、ステップS12の判別結果が真(Y
es)の場合には、空燃比の指令値が制御目標値S1に
対して過剰にリッチとなっており、出力Sは許容上限値
を越えるはずある。しかしながら、ステップS12の判
別結果が真(Yes)でありながらステップS14の判
別結果が真(Yes)で出力Sが許容上限値よりも小さ
い場合には、主として燃料噴射量、吸入空気量の実際値
と測定値との間に何らかの制御誤差が生じ、空燃比の指
令値に対して実際の空燃比がリーン空燃比寄りになって
いると考えられる。従って、ステップS14の判別結果
が真(Yes)の場合には、次にステップS16に進
む。
【0032】ステップS16では、空燃比の指令値を実
際の空燃比に合わせるべく、空燃比の指令値を次式(2)
により補正する。つまり、上記所定のリーン空燃比(例
えば値16)及び所定のリッチ空燃比(例えば値14)
の指令値を実際値との整合を図るべくリッチ側に補正す
る。即ち上下限A/Fリッチ化補正を行う。 (補正A/F)(n)=(補正A/F)(n-1)+G1 …(2) ここに、G1は補正ゲインであり、O2センサ24の出力
Sと制御目標値S1との偏差に応じて増減する。
【0033】そして、ステップS12乃至ステップS1
6は、空燃比の指令値と実際の空燃比とが整合するまで
繰り返し実行される。一方、ステップS14の判別結果
が偽(No)で出力Sが許容上限値以上と判定された場
合には、空燃比の指令値と実際の空燃比との整合はとれ
ていると考えられる。従って、この場合には、ステップ
S30に進み、出力Sが制御目標値S1となるように空
燃比の変調度合いを調整する。即ち、空燃比の変調度合
いを調節することで、図2に示すように平均A/Fが目
標平均空燃比となるよう当該平均A/Fをリーン空燃比
寄りに調整する。
【0034】変調度合いの調整方法としては、空燃比デ
ューティDを変える方法、酸化剤或いは還元剤の供給度
合い(即ち空燃比A/F)を変える方法等が考えられる
が、ここでは、空燃比デューティDを変える方法を採用
し、次式(3)に示すように、リーン空燃比の時間比率を
大きく、つまり空燃比デューティDを大きくすることに
より平均A/Fをリーン化して変調度合いを調整する。
【0035】D(n)=D(n-1)+G3 …(3) ここに、G3は補正ゲインであり、O2センサ24の出力
Sと制御目標値S1との偏差に応じて増減する。そし
て、このステップS30は、O2センサ24の出力Sが
制御目標値に到達するまで繰り返し実行される。
【0036】これにより、実際の平均A/Fがリーン空
燃比寄りに調整されて空燃比の変調度合いが適切なもの
とされ、燃費の向上を図りながらHC、COとともにN
Oxを良好に浄化して三元触媒30の浄化効率を高く維
持することが可能となる。上記ステップS12の判別結
果が偽(No)でデューティDが所定値D1以上と判定
された場合には、次にステップS18に進む。
【0037】ステップS18では、今度はデューティD
が所定値D2より大きいか否か(D>D2)を判別す
る。判別値である所定値D2は上述したように出力Sの
所定の下限値に対応したデューティD2であり、ここで
はデューティDが本制御の出力Sの所定の下限値に対応
したデューティD2より大きいか否か、即ち出力Sが所
定範囲外となる可能性があるほど空燃比の指令値がリー
ンになっている(リーンmax)か否かを判別する。
【0038】ステップS18の判別結果が真(Yes)
でデューティDが所定値D2より大きいと判定された場
合には、次にステップS20に進む。ステップS20で
は、O2センサ24の出力Sが制御目標値S1の不感帯Δ
S1を含む許容下限値(S1−ΔS1)よりも大きいか否
か(S>S1−ΔS1)を判別する。
【0039】通常ならば、上述したように出力Sの所定
の下限値に対してデューティD2は一対一対応している
ことから、ステップS18の判別結果が真(Yes)の
場合には、空燃比の指令値が制御目標値S1に対して過
剰にリーンとなっており、出力Sは許容下限値を下回る
はずある。しかしながら、ステップS18の判別結果が
真(Yes)でありながらステップS20の判別結果が
真(Yes)で出力Sが許容下限値よりも大きい場合に
は、上記同様、空燃比の指令値に対して実際の空燃比が
リッチ空燃比寄りになっていると考えられる。従って、
ステップS20の判別結果が真(Yes)の場合には、
次にステップS22に進む。
【0040】ステップS22では、空燃比の指令値を実
際の空燃比に合わせるべく、空燃比の指令値を次式(4)
により補正する。つまり、上記所定のリーン空燃比(例
えば値16)及び所定のリッチ空燃比(例えば値14)
の指令値を実際値との整合を図るべくリーン補正する。
即ち上下限A/Fリーン化補正を行う。 (補正A/F)(n)=(補正A/F)(n-1)−G2 …(4) ここに、G2は補正ゲインであり、O2センサ24の出力
Sと制御目標値S1との偏差に応じて増減する。
【0041】そして、上記ステップS12乃至ステップ
S16と同様、ステップS18乃至ステップS22は、
空燃比の指令値と実際の空燃比とが整合するまで繰り返
し実行される。一方、ステップS20の判別結果が偽
(No)で出力Sが許容下限値以下と判定された場合に
は、空燃比の指令値と実際の空燃比との整合はとれてい
ると考えられる。従って、この場合には、ステップS2
6に進み、出力Sが制御目標値S1となるように空燃比
の変調度合いを調整する。即ち、空燃比の変調度合いを
調節することで、図2に示すように平均A/Fが目標平
均空燃比となるよう当該平均A/Fをリッチ空燃比寄り
に調整する。
【0042】上記ステップS30と同様、ここでは、空
燃比デューティDを変える方法を採用し、次式(5)に示
すように、リッチ空燃比の時間比率を大きく、つまり空
燃比デューティDを小さくすることにより平均A/Fを
リッチ化して変調度合いを調整する。 D(n)=D(n-1)−G4 …(5) ここに、G4は補正ゲインであり、O2センサ24の出力
Sと制御目標値S1との偏差に応じて増減する。
【0043】そして、このステップS26は、O2セン
サ24の出力Sが制御目標値に到達するまで繰り返し実
行される。これにより、やはり実際の平均A/Fがリー
ン空燃比寄りに調整されて空燃比の変調度合いが適切な
ものとされ、燃費の向上を図りながら三元触媒30の浄
化効率を高く維持することが可能となる。
【0044】このように、ステップS26或いはステッ
プS30において空燃比デューティDが変更されると、
当該デューティDは所定値D1以上所定値D2以下の範囲
に入るようになる。従って、この場合には、ステップS
18の判別結果は偽(No)となり、次にステップS2
4以降に進む。ステップS24、S28では、O2セン
サ24の出力Sが制御目標値S1の不感帯ΔS1を含む範
囲内となっているか否かを判別する。
【0045】ステップS24或いはステップS28の判
別結果が真(Yes)の場合、即ち、デューティDが所
定値D1以上所定値D2以下の範囲内でありながら、O2
センサ24の出力Sが制御目標値S1の不感帯ΔS1を含
む範囲外になっているような場合には、それぞれステッ
プS26、ステップS30に進み、上述したように空燃
比の変調度合いを調整すべく平均A/Fリッチ化或いは
平均A/Fリーン化の操作を行う。即ち、ステップS2
6では空燃比デューティDを小さくし、ステップS30
では空燃比デューティDを大きくする。
【0046】これにより、実際の平均A/Fを常に良好
にリーン空燃比寄りに調整するようにでき、安定して燃
費の向上を図りながら三元触媒30の浄化効率を高く維
持することができる。なお、上記実施形態では、式(2)
乃至式(5)に基づいて上下限A/F及び平均A/Fをリ
ッチ化或いはリーン化したが、これらリッチ化及びリー
ン化の処理を比例制御、積分制御、微分制御の少なくと
もいずれか一つを用いて行うようにしてもよく、また、
現代制御理論を用いて行うようにしてもよい。
【0047】また、上記実施形態では、三元触媒30の
下流にO2センサ24を設け、このO2センサ24の出力
に基づいてF/B制御を行うようにしたが、三元触媒3
0の下流に、例えばA/Fセンサ等のガスセンサを取付
け、当該ガスセンサの出力がO2センサ24の出力に置
換して所定の下限値から所定の上限値に相当する範囲内
となるようにF/B制御を行うようにしてもよい。
【0048】また、上記実施形態では、排気通路に三元
触媒30のみ配設された場合を説明したが、本発明は、
排気通路に三元触媒が複数配設された場合にも適用可能
である。例えば、排気管後方に通常の三元触媒(後方触
媒)を配するとともにエンジン1の近傍に三元触媒(前
方触媒)を配し、それぞれの三元触媒の直下流にO2
ンサを設けるようにし、低温始動時のような後方触媒を
十分に活性できないような状況下では前方触媒下流のO
2センサの出力値を用いるようにし、一方後方触媒が十
分活性した後は当該後方触媒下流のO2センサの出力値
を用いるように切換えてもよい。なお、この切換えは運
転状態(例えば、冷却水温、始動後経過時間、後方触媒
温度、前方触媒温度、排気温度の少なくともいずれか一
つ)に基づいて行えばよく、O2センサの出力値を完全
に切換えることなく上記運転状態に応じて各O2センサ
の出力値にそれぞれ重み付けをするようにしてもよい。
【0049】また、上記実施形態においては、目標平均
空燃比をリーン空燃比に設定するようにしたが、目標平
均空燃比を理論空燃比に設定してもよく、或いは運転条
件に応じて最適な値に設定するようにしてもよく、これ
らの場合であっても、NOxの浄化効率の最適範囲が拡
大され、高い浄化効率が得られる。また、上記実施形態
では、三元触媒を使用しているが、三元触媒に限らず、
触媒は、NOxトラップ型三元触媒でもかまわないし、
酸化触媒、還元触媒、三元触媒等を複数組み合わせたも
のや三元触媒とNOxトラップとを組み合わせたもので
あってもかまわない。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1の排気浄化装置によれば、炭酸塩を形成する成分
を含有する触媒を用いるとともに空燃比を強制変動させ
ることにより、NOxの浄化効率の最適範囲を拡大し、
安定して高い浄化効率を得ることができる。
【0051】また、請求項2の排気浄化装置によれば、
目標平均空燃比をリーン空燃比に設定し、HC、COと
ともにNOxの浄化効率をも高く維持したままで、燃費
の向上を図ることができる。また、請求項3の排気浄化
装置によれば、炭酸塩を形成する成分はアルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属であるので、COをリッチ空燃比
雰囲気では取り込み易くリーン空燃比雰囲気では放出し
易くでき、故に最適範囲を確実に拡大することができ、
目標平均空燃比を確実にリーン空燃比側に設定するよう
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両に搭載された本発明に係る排気浄化装置の
概略構成図である。
【図2】空燃比(A/F)の変調波形を示すとともに目
標平均空燃比を示す図である。
【図3】O2センサの出力に応じた空燃比の変調制御、
即ちA/F変調制御の制御ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図4】従来のA/Fフィードバック制御(a)と本発
明に係る強制A/F変調制御(b)とにおいて、触媒が
炭酸塩を含有する場合(実線)と含有しない場合(破
線)についての目標平均空燃比とNOx浄化効率との関
係をそれぞれ示す実験結果である。
【符号の説明】
1 エンジン本体 4 点火プラグ 6 燃料噴射弁 10 吸気マニホールド 12 排気マニホールド 14 スロットル弁 16 スロットルポジションセンサ(TPS) 18 エアフローセンサ 20 排気管(排気通路) 24 O2センサ(酸素センサ) 30 三元触媒 40 ECU(電子コントロールユニット)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/04 305 B01D 53/36 101B 103B Fターム(参考) 3G091 AA12 AA24 AB03 BA01 CB02 DB10 DC01 EA30 EA34 FB10 FB12 GB01W GB02Y GB03Y GB05W GB06W HA08 HA37 3G301 HA01 HA04 JA02 JA25 LB04 MA01 NE15 PA01Z PA11Z PD03Z 4D048 AA06 AA13 AA18 AB05 AB07 BA01X BA02X BA14X BA15X BA30X BA34X BA35X BA37X BA41X DA01 DA02 DA03 DA08 DA20 EA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられ、炭酸塩
    を形成する成分を含有する触媒と、 所定の周期、振幅で空燃比を強制的に変動させる空燃比
    強制変動手段と、を備えたことを特徴とする排気浄化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記空燃比強制変動手段が、目標平均空
    燃比をリーン空燃比側に設定して空燃比を変動させるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記炭酸塩を形成する成分が、アルカリ
    金属またはアルカリ土類金属であることを特徴とする、
    請求項1または2記載の排気浄化装置。
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